こんばんは。
11時になりました。
この時間は台風関連の情報をお伝えします。
大型で強い台風11号は、四国や中国地方それに紀伊半島の一部を暴風域に巻き込みながら高知県の南の海上を北上し、四国にかなり接近していて、あすの明け方にかけて上陸するおそれがあります。
四国では非常に激しい雨が降り続き、徳島県では猛烈な雨が降っていて、気象庁は、暴風や土砂災害、川の氾濫、高波に厳重に警戒するとともに、高潮にも警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと午後10時までの1時間にレーダーによる解析で、徳島県上勝町付近でおよそ120ミリ、徳島県三好市付近でおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見られ災害の危険が迫っていることから気象庁は記録的短時間大雨情報を発表して安全を確保するよう呼びかけています。
徳島市は土砂災害の危険性が高まったとして、午後10時、佐古地区や新町地区など市内中心部を含む1万9181世帯4万3823人に避難勧告を出しました。
また四国電力によりますと、徳島県内の各地で配電線が切れるなどし午後9時現在、合わせて2300戸余りが停電となっています。
四国電力では台風11号による影響とみて原因を調べるとともに、復旧を急いでいます。
では高知県室戸市から中継です。
高知県室戸市の室津漁港です。
四国の東南端、室戸岬から北へ5キロほどのところにある港です。
一度、小康状態になっていた雨風、ともに戻ってきました。
30分ほど前から粒の大きな雨が降り始め10分ほど前からは、風も強くなっています。
ですがこの風、1時間前と風向きが変わりました。
北から吹いていた風が西からの風に変わっています。
雨は画面手前から奥のほうへと吹き流されています。
風が弱くなったことで1時間ほど前には様子を見に来た人の姿もありましたが非常に危険です。
依然、暴風域の中このあとも風が強まる可能性があります。
厳重な警戒が必要です。
以上、室戸市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は、きょう午後11時には高知県室戸岬付近の海上を1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は960hPa、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側190キロ以内と北西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と、近畿、中国地方それに三重県の一部が台風の暴風域に入っています。
台風を取り巻く発達した雨雲が四国や紀伊半島にかかり、徳島県が上勝町に設置した雨量計では、午後10時までの1時間に118ミリの猛烈な雨を観測したほか、徳島県三好市付近では、レーダーによる解析で午後10時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
先ほど10時50分までの1時間に降った降水量です。
赤い部分は50ミリ以上降った所です。
高知県の馬路村魚梁瀬では86ミリ、徳島県の上勝町福原旭では50ミリなどと非常に激しい雨、高知県では猛烈な雨が観測されています。
四国ではここ数時間、非常に激しい雨が降り続いていて午後10時までの1時間には今もお伝えしましたが高知県馬路村魚梁瀬で63ミリ、徳島県上勝町福原旭で57ミリの非常に激しい雨を、奈良県下北山村で34.5ミリ、和歌山県古座川町の西川で31.5ミリ、三重県大台町で30ミリの激しい雨をそれぞれ観測しました。
四国や近畿では風が非常に強まり、徳島県美波町で午後9時過ぎに39.6メートル、和歌山県の南紀白浜空港で午後10時に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県ではきょうの降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超えています。
これまでに降った雨で、神奈川県埼玉県、東京の多摩地方、山梨県、奈良県、和歌山県、高知県それに徳島県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と三重県では川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
台風は強い勢力を維持したまま、比較的遅い速度で北上を続け今夜遅くからあす明け方にかけて四国などに最も接近し上陸する見込みです。
西日本や東日本の太平洋側ではあすにかけて広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では猛烈な風が吹くところがある見込みです。
あすにかけての最大風速は四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸ではあすにかけて広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
あすにかけては西日本と東日本の太平洋側を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの夕方までに降る雨の量は四国と近畿それに東海で600ミリ、中国地方と関東甲信で300ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後もさらに雨が続き、あすの夕方からあさっての夕方までの雨量は、いずれも多いところで東海で200ミリから300ミリ、近畿で100ミリから150ミリと予想されています。
またこの時期は1年で最も潮位が高い大潮にあたり台風の進路にあたる四国などでは接近と満潮の時間が重なるあすの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は暴風や土砂災害、川の氾濫、それに高波に厳重に警戒し、高潮にも警戒するよう呼びかけるとともに落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
台風の影響で、各地で被害が出ています。
NHKが各地の放送局を通じて午後10時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や兵庫県など11の府と県で合わせて17人がけがをしました。
きょう昼過ぎ兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は現場の状況から男性が台風に備え窓の補強をしていた際、水路に転落したものとみて調べています。
激しい雨は台風から遠く離れた東日本でも。
台風周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で発達した雨雲がかかりました。
埼玉県桶川市では、けさ、用水路に人が流されるのを近くの中学校の教員が目撃し消防に通報しました。
ここで新しい情報です。
気象庁は先ほど、台風11号が午後11時ごろ高知県室戸市付近に上陸したと発表しました。
気象庁は先ほど台風11号が午後11時ごろ、高知県室戸市付近に上陸したと発表しました。
それでは、その高知県室戸市から中継でお伝えします。
気象庁は先ほど台風11号が午後11時ごろ高知県室戸市付近に上陸したと発表しました。
画面の映像は現在の室戸市の中継の映像です。
台風11号が上陸したとみられる高知県室戸市です。
四国の東南端室戸岬から北へ5キロほどのところにある港です。
今、雨は風に舞っている状態、粒は大きくはありません。
雨は風に流されて西から東のほうへと流れています。
風は強くはありません。
この1時間ほどは風雨ともに強まったり弱まったりを繰り返しています。
ですがきょう昼から私ここにいるんですがずっと体感しているかぎりはこの1時間かなり弱まっています。
台風は中心に近づいたからでしょうか、少し不気味な感じもしました。
ですがこのあとも、厳重な警戒が必要です。
風が強まるおそれがあります。
以上、室戸市から中継でお伝えしました。
気象庁は先ほど、台風11号が午後11時ごろ高知県室戸市付近に上陸したと発表しました。
テレビの画面の映像、高知県の室戸市の現在の海岸付近の映像です。
気象庁は先ほど、台風11号が午後11時ごろ高知県室戸市付近に上陸したと発表しました。
強い雨や風に厳重に警戒をしてください。
画面が切り替わりました。
こちらは徳島県の海陽町の現在の映像です。
室戸市のやや東側にあたります。
徳島県の海陽町の現在の映像です。
激しい風で横殴りの雨が吹きつけています。
港の中の船が大きく揺られています。
大変危険な状況となっています。
お伝えしていますように、強い台風11号は高知県の南の海上を北上し、先ほど午後11時ごろに高知県室戸市付近に上陸しました。
四国では非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では猛烈な雨が降っていて土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水のほか、暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
気象庁の発表によりますと強い台風11号は先ほど午後11時ごろに高知県室戸市付近に上陸しました。
午後11時には1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。
きょう午後11時には高知県室戸岬付近の海上を1時間に20キロの速さで北へ進んでいるとみられます。
中心の気圧は960hPa、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心の南東側190キロ以内と北西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と、近畿、中国地方、それに三重県の一部が台風の暴風域に入っています。
台風を取り巻く発達した雨雲が四国や紀伊半島にかかり徳島県が上勝町に設置した雨量計では午後10時までの1時間に118ミリの猛烈な雨を観測したほか、徳島県三好市付近ではレーダーによる解析で午後10時までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
また四国では、ここ数時間非常に激しい雨が降り続いていて、午後11時までの1時間には、高知県馬路村魚梁瀬で87ミリの猛烈な雨が、徳島県上勝町福原旭で49.5ミリの激しい雨を観測しました。
四国や近畿では風が非常に強まり、和歌山県の南紀白浜空港で、午後10時20分に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県や奈良県では、きょうの降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超えています。
これまでに降った雨で、神奈川県、埼玉県、東京の多摩地方、山梨県、奈良県、和歌山県高知県、徳島県、それに香川県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と三重県では川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあります。
台風は強い勢力を維持したまま比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
西日本や東日本の太平洋側では、あすにかけて広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では猛烈な風が吹くところがある見込みです。
あすにかけての最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、あすにかけて広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
あすにかけては西日本と東日本の太平洋側を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後もさらに雨が続き、あすの夜遅くからあさっての夜遅くまでの雨量は東海の多いところで200ミリから300ミリと予想されています。
またこの時期は1年で最も潮位が高い大潮にあたり台風の進路にあたる四国などでは接近と満潮の時間が重なるあすの朝にかけて高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫低い土地の浸水のほか暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
では続いて四国地方の状況について松山からお伝えします。
お伝えします。
強い台風11号は先ほど午後11時ごろに高知県室戸市付近に上陸し、徳島県内では山間部の広い範囲で局地的に猛烈な雨が降っています。
気象台は土砂災害や河川の氾濫、暴風、高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
台風11号の北上で四国4県の広い範囲が暴風域に入っていて徳島県が上勝町の殿川内に設置した雨量計で、午後10時までの1時間に118ミリの猛烈な雨を観測しました。
またレーダーによる観測で午後10時までの1時間に徳島県三好市付近でおよそ110ミリの雨量が解析されました。
気象台は記録的短時間大雨情報を出して土砂災害や河川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
また高松市と徳島県鳴門市では強風にあおられて転倒した2人がけがをしました。
高知県田野町では今夜10時ごろ住宅3棟が床下まで水につかりました。
一方、今夜7時ごろから高知県東部の室戸市、安田町それに馬路村の合わせて259世帯が停電しています。
この台風の影響で四国では多くの市町村に避難指示や避難勧告が出ています。
四国で避難指示が出ているのは、徳島県の阿南市の1万2099世帯3万379人、高知県の馬路村の43世帯88人と安芸市の沿岸部の6世帯13人です。
また避難勧告は、高知県が香南市の全域の1万4613世帯3万4073人、香美市の全域の1万2903世帯2万7056人、室戸市の全域の7842世帯1万4664人、大豊町の全域の2431世帯4264人、馬路村の避難指示が出ている地域以外の413世帯859人、大川村の全域の227世帯415人、北川村の一部の42世帯105人、芸西村の一部の32世帯66人、奈半利町の一部の15世帯32人となっています。
徳島県は、徳島市の一部の1万9181世帯4万3823人、美馬市の全域の1万2870世帯3万1043人那賀町の全域の4023世帯9228人、勝浦町の全域の2176世帯5585人、吉野川市の一部の2433世帯5729人、小松島市の一部の1241世帯2879人、つるぎ町の一部の1529世帯2765人、三好市の一部の1558世帯2921人、東みよし町の一部の421世帯760人、神山町の一部の28世帯80人、佐那河内村の一部の2世帯5人、香川県は、高松市の沿岸部の2万9095世帯6万104人、坂出市の一部の3402世帯8848人、三木町の一部の1301世帯3009人直島の沿岸部の380世帯900人となっています。
愛媛県は新居浜市の一部の212世帯437人となっています。
松山からお伝えしました。
続いて近畿地方の状況について大阪からお伝えします。
NHK和歌山放送局前です。
先ほど11時を回ってから雨風ともに強くなってきました。
なま暖かいような風が吹き始めています。
ふだんに比べて人通りは全くありません。
時折自動車が走っているだけです。
和歌山県の一部が現在暴風域に入っていて台風はかなり接近しているとみられます。
田辺市本宮町では山あいを流れるおおとうがわから水があふれ出し県道が10cmほど冠水しているということです。
気象台と県では、田辺市と新宮市に土砂災害警戒情報を出して厳重な警戒を迎えています。
以上、NHK和歌山放送局前から中継でお伝えしました。
近畿地方は台風の暴風域に、和歌山県と大阪府、兵庫県、奈良県が入っています。
和歌山県の南紀白浜空港では午後10時半前に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
和歌山県が田辺市に設置した雨量計では午後10時までの1時間に50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
和歌山県では川の水位が上昇し氾濫する危険性が高まっている地域があります。
また奈良県上北山村ではきのうの降り始めからの雨量が500ミリに達し平年の7月1か月分の雨量を超えています。
奈良県と和歌山県では土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
あすにかけて近畿の南部では1時間に80ミリの猛烈な雨が中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすの夕方までに降る雨の量は、いずれも多いところで南部で600ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
1年で最も潮位が高くなる夏の大潮の時期にあたり、兵庫県南部や和歌山県を中心に台風の接近と満潮の時刻が重なるあすの朝にかけて高潮による浸水のおそれがあります。
気象台は警戒を呼びかけています。
この台風によるとみられる被害の情報です。
兵庫県南あわじ市阿那賀の水路で、きょう午後0時半ごろ、71歳の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかりその後死亡が確認されました。
男性は家族に台風に備えると話して、けさ外出したままだったということで、警察は台風の接近に備えて窓の補強作業をしている最中に、何らかの理由で水路に転落したとみて調べています。
各地に避難指示や避難勧告が出ています。
奈良県十津川村は午後9時20分にたきがわ地区の12世帯26人とかぜや地区の7世帯10人に出していた避難勧告を切り替えて避難指示を出しました。
避難勧告が出ているのは和歌山県では田辺市の一部の3249世帯6094人、古座川町全域の1553世帯2952人、新宮市の一部841世帯1437人、美浜町の一部の626世帯1179人、橋本市の一部の158世帯429人、由良町の一部の6世帯14人奈良県では五條市の一部187世帯323人、十津川村のたにがいと地区とぬたのはら地区の合わせて20世帯40人です。
以上、近畿地方の状況でした。
続いて中国地方の状況について広島からお伝えします。
広島です。
気象台によりますと中国地方では、岡山県と広島県の一部が暴風域に入りました。
それでは岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
潮位が上がり波が岸まで押し寄せている様子が分かります。
また風も次第に強まっています。
岡山県は南部の一部の地域が風速25メートル以上の暴風域に入りました。
岡山県によりますと、岡山市、瀬戸内市、玉野市、備前市、倉敷市児島、倉敷市玉島の合わせて6か所で潮位が警戒潮位を超えています。
県内の沿岸部では、まもなく満潮時刻を迎えることから気象台では高潮に警戒するとともに、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒を呼びかけています。
台風11号の接近に伴って、備前市全域と瀬戸内市と玉野市の一部の合わせて2万9100世帯余りに避難勧告が出されています。
午後11時現在で避難勧告が出されているのは備前市全域の1万5901世帯玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
このほか避難準備情報が玉野市の一部の1万7044世帯、倉敷市沿岸部の2万5207世帯、瀬戸内市の一部の1万2906世帯、笠岡市沿岸部の6810世帯に出ています。
このほか岡山市南区と東区の一部、それに浅口市の沿岸部、新庄村の全域の合わせて5194世帯にも避難準備情報が出ています。
岡山でした。
広島県内では、合わせて63万人余りを対象に避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ、午後10時現在で呉市や東広島市など19の市や町で合わせて278人が地区の集会所などに自主的に避難をしているということです。
また県内では、広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市それに三次市に避難準備情報が出ています。
対象となるのは、広島市安佐南区が4718世帯1万877人、広島市安佐北区が2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域およそ20万1700世帯、およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三次市が市内の全域2万3681世帯5万4900人となっています。
台風の接近に伴って広島市では、最大瞬間風速で20メートルを超える強風が観測されていて、きょう午後1時過ぎには、広島県庁の敷地に植えてあった、およそ10メートルのユーカリの木が倒れました。
ユーカリの木は、近くに止めてあった乗用車に倒れかかり、後部座席の周辺が壊れましたが当時、車には誰も乗っておらず、けがをした人はいませんでした。
中国地方の状況について広島からお伝えしました。
では台風11号の進路や雨や風の見通しについて気象情報担当の斉田さんです。
台風11号は動きが遅く、中心付近の活発な雨雲が四国や紀伊半島にかかり続けています。
また少し東に離れたところでも雨雲が線状に発達しています。
この1時間に降った雨の量をご覧ください。
四国や紀伊半島、それに静岡県や関東の山沿いでも一部雨足が強まっています。
特に高知県や徳島県では1時間に50ミリ以上、非常に激しい雨が観測されているところがあります。
周辺では浸水しているおそれもありますので警戒してください。
またこれまでの雨で地盤が緩んでいるところもあります。
赤や紫色のところは、特にこれまで降った雨が地盤にしみ込んでいて土砂災害の危険性が高くなっている地域です。
この時間も同じようなところで雨足が強まっていて土砂災害の危険性が非常に高くなっています。
このあと予想される雨の量です。
あす夜遅くにかけて多いところでさらに近畿地方、500ミリ四国や東海で400ミリ、中国地方は300ミリ、関東甲信も250ミリの大雨が予想されています。
では、どこで雨足が強まりそうなのか予想を見ていきましょう。
午前1時の段階でも徳島県付近活発な雨雲が予想されています。
また静岡県の山沿いでも、このあとさらに雨足が強まることが予想されています。
動かして見ていきましょう。
台風の動きが遅いため、四国や近畿、中国地方、同じようなところで断続的に雨足が強まりそうです。
このあと日中になると雨の中心は日本海側へと移りますが、湿った空気が南から流れ込みますので、太平洋側でも局地的には激しい雨の降る所がありそうです。
では台風11号の情報です。
先ほど午後11時に高知県室戸市付近に上陸しました。
四国の広い範囲と紀伊半島、それに中国地方の一部が暴風域に入っているものとみられます。
中心の気圧は960hPa、中心付近の最大風速は35メートルで強い勢力を保っています。
1時間に20キロと比較的遅い速度で北上しています。
このあとも速度はあまり上がらない予想です。
四国や中国地方を北上しあすの昼ごろには日本海付近へと進むことが予想されています。
ただ日本海に進んだあともまだ動きは遅く影響は長引きそうです。
予想される最大瞬間風速は四国で50メートル、近畿や中国地方で45メートルです。
40メートル以上の風が吹きますと最大瞬間風速では屋外での行動、極めて危険です。
看板などが外れるおそれもあります。
また50メートルくらいになりますと多くの木が倒れたり電柱などが倒れるほどの突風ですから、厳重な警戒が必要です。
では風の予想です。
台風の中心付近、そして東側で特に南風が強まる予想です。
動かして見ていきましょう。
台風が北上するにつれて四国や近畿、中国地方で特に風が強まりそうです。
日中、台風が日本海に抜けたあとは中国地方、吹き返しの北風が強まることが予想されています。
台風の進路にあたる地域では、高潮にも警戒が必要です。
このあとの満潮時刻です。
高松ではまもなく0時4分の予想です。
そのほかも、あすの朝から昼前にかけて満潮時刻を迎えます。
高潮による浸水にも警戒してください。
今回はすでに広い範囲、大雨となっていて土砂災害の危険性が高まっています。
小石が落ちてきたり、亀裂が入るなど、ふだんと違う状況を感じた場合は速やかに崖から離れて避難するようにしてください。
ただ夜の外出、外への避難はかえって危険な場合もあります。
家の周りが浸水している状況のときは、無理に外出せずに建物2階や、崖から離れた場所など少しでも安全な場所に身を置くようにしてください。
また風が強まってきます。
停電が発生するおそれがあります。
明かりはもちろんですが、最新の情報を確認するためにスマートフォンや携帯電話なども充電して、いつでも確認できる状態でいることが大切です。
お伝えしていますように強い台風11号は高知県の南の海上を北上し午後11時ごろに、高知県室戸市付近に上陸しました。
その高知県室戸市から中継です。
台風11号が上陸したとみられる高知県室戸市です。
台風の中心が近いからでしょうか、風向きが安定しません。
先ほどは西から東へ雨粒が吹き流されるとお伝えしましたが津波が今度は北から流されたり、南から流されたりと、雨は舞っています。
ですが風の強さはそれほど強くありません。
夕方から夜の初めごろにかけては、漁船が係留されている港の中も、白く波が立ほどの強い風が吹いていましたがその濁りは消えています。
今は街灯に照らされた漁船が少し反射してぼんやりと見えるくらいになっています。
このあとも風は強まるおそれがあります、依然、暴風域の中です。
厳重な警戒が必要です。
室戸市から中継でお伝えしました。
こちらの映像は徳島県の海陽町の現在の映像です。
激しい風、そして横殴りの雨です。
港の中の船も大きく揺れています。
海岸付近では高波や高潮にも警戒が必要です。
このあとも強い雨と風に厳重な警戒が必要となっています。
その徳島県ですが吉野川市は市内を流れる川田川の水位が氾濫危険水位を超えたため、午後10時55分、新たに411世帯1023人に避難勧告を出しました。
徳島県吉野川市は市内を流れる川田川の水位が氾濫危険水位を超えたため午後10時55分、新たに411世帯1023人に避難勧告を出しました。
そして香川県高松市は、土砂災害が発生するおそれがあるとして市内の山沿いの塩江町や東植田町など、6つの地区の合わせて1万5474世帯3万7707人に避難勧告を出しました。
高松市は土砂災害が発生するおそれがあるとして、市内の山沿いの塩江町や東植田町など6つの地区の合わせて1万5474世帯、3万7707人に避難勧告を出しました。
徳島県の徳島市と小松島市それに勝浦町を流れる勝浦川で水位が上昇し、午後10時50分ごろ勝浦町横瀬の観測所で住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
水位はさらに上昇する見込みで、徳島県と気象台は、堤防がないか低い箇所では氾濫のおそれがあるとして市町村からの避難情報に注意するよう呼びかけています。
徳島市と小松島市それに勝浦町を流れる勝浦川で、氾濫危険水位に達しました。
水位はさらに上昇する見込みで、徳島県と気象台は堤防がないか低い箇所では氾濫のおそれがあるとして、市町村からの避難情報に注意するよう呼びかけています。
各地に避難勧告が出ています。
また水位が上がっている情報もお伝えしています。
周囲の状況に注意して早めに避難をするか、避難が難しい場合には建物の上の階や、また土砂災害が心配されるところでは斜面から離れた部屋に移るなどして安全を確保してください。
台風の影響で各地で被害が出ています。
NHKが各地の放送局を通じて午後10時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や兵庫県など11の府と県で合わせて17人がけがをしました。
きょう昼過ぎ兵庫県南あわじ市で、71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は現場の状況から男性が台風に備え窓の補強をしていた際、水路に転落したものとみて調べています。
激しい雨は台風から遠く離れた東日本でも。
台風周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で発達した雨雲がかかりました。
埼玉県桶川市ではけさ、用水路に人が流されるのを近くの中学校の教員が目撃し消防に通報しました。
当時、用水路は増水して道路まで水につかり、境目が分からない状態だったということです。
茨城県大子町では、住宅の床上や床下が水につかる被害が相次ぎました。
高知県や徳島県など3つの県では合わせて192人に避難指示が出されたほか、避難勧告も四国を中心に8つの県で32万人余りに出ています。
このほか14の府と県で合わせて90万世帯207万人余りに避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し早めの避難を呼びかけています。
一方、栃木県や埼玉県、それに茨城県など5つの県では住宅の被害も出ていて、合わせて50棟が床上や床下浸水となっています。
また、徳島県や愛知県など8つの県の6500世帯余りで停電が起きています。
続いて交通機関への影響です。
鉄道は各地で運休が相次ぎJR松山駅でも足止めされた人が出ました。
。
影響は関西や首都圏など広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと中央線は大雨の影響で東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で午後9時半過ぎから運転を見合わせています。
あすの山陽新幹線の運行についてJR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、神奈川県の西湘バイパス瀬戸中央自動車道で、通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きょうの国内の空の便は四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
影響はあすも続き、航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
あすの欠航が決まっているのはスカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する26便などとなっています。
それでは徳島県美波町から中継でお伝えします。
徳島県南部、暴風域に入っている美波町由岐地区です。
雨風ともに強い状態が続いています。
およそ5時間前、午後7時くらいに一気に勢いを増してから依然として弱まる気配はありません。
大粒の雨が横殴りに降り続けています。
風で下から巻き上げられて上下横からも雨が降るといった状態です。
風は北から東寄りの風へと向きを変えながら強く吹きつけています。
時折ごーっと音を立てて突発的に強い風が吹くんですがその間隔もここ30分で短くなってきました。
また先ほど美波町では大雨、洪水暴風、波浪の警報に加えて高潮の警報も出されました。
湾内に立つ白波の割合も増えています。
まだまだ厳重な警戒が必要です。
徳島県南部、美波町由岐地区から中継でした。
大雨が降り続いている徳島県では3つの川で洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達しています。
このうち徳島市と小松島市、それに勝浦町を流れる勝浦川で水位が上昇し、午後10時50分ごろ、勝浦町横瀬の観測所で住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
水位はさらに上昇する見込みで、徳島県と気象台は堤防がないか低い箇所では氾濫のおそれがあるとして、市町村からの避難情報に注意するよう呼びかけています。
また川田川は水位が上昇して、吉野川市にある観測所で午後10時20分ごろ洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位を超えました。
さらに園瀬川も徳島市にある観測所で午後10時に氾濫危険水位に達しています。
このほか、徳島県のつるぎ町を流れる貞光川は、水位が上昇して、つるぎ町にある観測所で午後10時20分に、住民の避難などの目安となる避難判断水位に達しました。
水位はさらに上がるおそれがあり、徳島県が氾濫警戒情報を出して警戒を呼びかけています。
香川県の情報です。
香川県東かがわ市は土砂災害が発生するおそれがあるとして、市内の山沿いの五名地区の、146世帯299人に避難勧告を出しました。
香川県東かがわ市は土砂災害が発生するおそれがあるとして、市内の山沿いの五名地区の146世帯299人に避難勧告を出しました。
お伝えしていますように強い台風11号は高知県の南の海上を北上し、午後11時ごろに高知県室戸市付近に上陸しました。
四国では非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水のほか暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
7月17日金曜日午前0時を過ぎました。
台風情報を続けます。
強い台風11号は、昨夜11時ごろ、高知県室戸市付近に上陸し、その後も北上を続けています。
四国の広い範囲で非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では、猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水のほか、暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
ではこの時間に入っている最新の情報です。
徳島県阿南市は、きのう午後10時40分、市内で土砂災害のおそれがある地域の合わせて1万2099世帯3万379人に避難指示を出しました。
また高松市は土砂災害が発生するおそれがあるとして、市内の山沿いの塩江町や、東植田町など、6つの地区の、合わせて1万5474世帯3万7707人に避難勧告を出しました。
大雨が降り続いている徳島県では、3つの川で洪水が起きる危険性がある、氾濫危険水位に達しています。
このうち徳島県の徳島市と、小松島市、それに勝浦町を流れる勝浦川は、水位が上昇し、午後10時50分ごろ、きのうの午後10時50分ごろ、勝浦町横瀬の観測所で氾濫危険水位に達しました。
水位はさらに上昇する見込みで、市町村からの避難情報に注意するよう呼びかけています。
では高知県の室戸市から中継です。
台風11号が上陸したと見られる、高知県室戸市室津漁港です。
この30分ほどで、再び雨風、強くなってきました。
風がうねるように吹いて、音を立てています。
きのう、ここから2キロほど南、室戸岬寄りの公民館に作られた避難所を取材しました。
いつもの台風に比べて避難してくる人数が倍になったといいます。
避難した人は、風が強く、ゆっくりとしたスピードの台風なので、被害が心配になって避難してきたと話していました。
再び風が強い状態が続いています。
このあとも警戒が必要です。
高知県の室戸市からお伝えしました。
次に徳島県美波町から中継です。
徳島県南部、暴風域に入っている、美波町ゆき地区です。
雨、風ともに強い状態です。
きのうの夕方以降、勢いを増してから、依然として弱まる気配はありません。
横殴りで大粒の雨が降っています。
風で下から巻き上げられて、上下左右からも雨が来るといった状態が続いています。
風は北から東寄りの風と、向きを変えながら強く吹き続けています。
時折ごーっと音を立てて突発的に強い風が吹いています。
その間隔はここ1時間で短くなってきました。
また先ほど、美波町では大雨、洪水、暴風、波浪の警報に加えて、高潮の警報も出されています。
湾内の白波も高くなってきています。
引き続き厳重な警戒が必要です。
徳島県南部、美波町由岐地区から中継でした。
続いて和歌山市内にあるNHK和歌山放送局の前から中継でお伝えします。
和歌山市にあるNHK和歌山放送局前です。
強い雨が降っています。
道路のところどころに水たまりが出来ています。
きのう午後8時20分、和歌山市の友が島灯台では、20.4メートルの最大瞬間風速を観測しています。
現在、和歌山県の広い範囲が暴風域に入り、台風はかなり接近していると見られます。
田辺市の本宮では、この24時間に降った雨の量が、300ミリを超えていて、山あいを流れる大塔川では水があふれ出し、県道が10センチほど冠水しているということです。
気象台と県では、田辺市と新宮市に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
以上、NHK和歌山放送局前からお伝えしました。
三重県によりますと、伊賀市を流れる木津川のいなこ観測所で、きのうの午後4時に、氾濫危険水位を超えたほか、きのうの午後10時20分に熊野市を流れるいたや川でも川の水が堤防を越えてあふれ出すおそれがある氾濫危険水位を超えたということです。
三重県などは、周辺の住民に対し、河川の氾濫や低い土地の浸水などに警戒を呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、強い台風11号は、昨夜11時ごろに、高知県室戸市付近に上陸したあと、きょうの午前0時には、徳島市の南西70キロを1時間に20キロの速さで北へ進んでいると見られます。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側190キロ以内と、北西側150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と近畿、中国地方、それに三重県の一部が台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかり、四国では、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では猛烈な雨が降っています。
昨夜11時までの1時間には、高知県馬路村魚梁瀬で87ミリの猛烈な雨が降ったほか、昨夜11時半までの1時間には、徳島県那賀町の木頭出原で、76.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また自治体の雨量計では、昨夜11時までの1時間に、徳島県上勝町で92ミリの猛烈な雨を、愛媛県西条市で、70ミリの非常に激しい雨をそれぞれ観測しました。
四国や近畿では、非常に強い風が吹いていて、徳島県阿南市蒲生田で、昨夜11時31分に、39.9メートル、和歌山県の南紀白浜空港で昨夜10時20分に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で600ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、奈良県、和歌山県、山梨県、神奈川県、埼玉県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と三重県では、川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
台風は強い勢力を維持したまま、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
きょうの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後もさらに雨が降り続き、きょうの夜遅くからあすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また西日本や東日本の太平洋側では、広い範囲で、非常に強い風が吹き、特に西日本では、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸ではきょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
またこの時期は、一年で最も潮位が高い大潮にあたり、台風の進路に当たる四国などでは、接近と満潮の時間が重なるきょうの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒して、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
香川県のあやがわ町は、土砂災害のおそれが高まったとして、にしぶん地区などに、山沿いの3つの地区合わせて850世帯1925人に、避難勧告を出しました。
それでは各地の様子です。
徳島県海陽町の今の様子です。
斜めに雨が強く降っています。
風も強く、ごーっという音が聞こえています。
海岸では、高波や高潮にも警戒が必要です。
続いてこちらは、高松港の今の様子です。
路面に大きな水たまりが出来て、風で押し流されている、風の向きもこれで分かります。
かたかたと金属が触れ合うような音も聞こえています。
高松港では午前0時4分ごろ満潮、先ほど、今から数分前、午前0時4分ごろ満潮を迎えました。
高松港も風が強く、横殴りの雨が降り続いています。
かわってこちらは和歌山県の田辺市の現在の様子です。
暗い中、風が先ほどよりも大きな音が聞こえています。
手前から向こう側に向かって風が吹いて、雨がそれで流れて、横殴りに流れて打ちつけるような様子がよく見て取れます。
和歌山県の田辺市の現在の様子です。
では、各地の被害の状況をお伝えします。
NHKが各地の放送局を通じて、昨夜11時現在でまとめたところ、山口県や兵庫県など、11の府と県で、合わせて19人がけがをしました。
昨夜昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で、71歳の男性が、水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
激しい雨は、台風から離れた東日本でも。
台風周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で、発達した雨雲がかかりました。
埼玉県桶川市では、昨夜、用水路に人が流されているのを、近くの中学校の教員が目撃し、消防に通報しました。
当時、用水路は増水して道路まで水につかり、境目が分からない状態だったということです。
茨城県大子町では、住宅の床上や床下が水につかる被害が相次ぎました。
また徳島県内では、勝浦川と園瀬川が住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達し、川田川が氾濫危険水位を危険水位を超えました。
水位はさらに上がるおそれがあり、徳島県が氾濫警戒情報を出して、警戒を呼びかけています。
高知県や徳島県など、4つの県では、合わせて3万人余りに避難指示が出されたほか、避難勧告も四国を中心に9つの県で、38万人余りに出ています。
このほか14の府と県で、合わせて91万世帯210万人余りに避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、栃木県や埼玉県、それに茨城県など、8つの県では、住宅の被害も出ていて、合わせて51棟が床上や床下浸水となっています。
また徳島県や愛知県など、10の県の1万1000世帯余りで停電が起きています。
四国電力によりますと、徳島県内の各地で、配電線が切れるなどして、昨夜11時現在、合わせて5305世帯が停電しています。
四国電力は、台風11号の影響と見て、原因を調べるとともに、復旧を急いでいます。
続いて交通機関への影響です。
鉄道は各地で運休が続き、JR松山駅でも足止めされた人が出ました。
影響は関西や首都圏など、広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと、中央線は大雨の影響で、東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で、きのうの午後9時半過ぎから運転を見合わせています。
きょうの山陽新幹線の運行について、JR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で、上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で通行止めになっている区間があります。
次に、空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は、四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
きょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など、26便などとなっています。
続いて四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
強い台風11号は、昨夜11時ごろに高知県室戸市付近に上陸し、徳島県内では山間部の各地で、猛烈な雨が降っています。
愛媛県新居浜市から中継でお伝えします。
新居浜市の中心部です。
台風の接近に伴い、風が強くなってきました。
街路樹が大きく揺れています。
今、雨は弱まっていますが、外を歩いている人の姿はほとんど見られません。
新居浜市では土砂災害の危険性があるとして、きのう午後6時に市内の28の地区の212世帯437人に避難勧告を出しました。
今回の台風11号で、県内に避難勧告が出るのは初めてです。
また新居浜市はきのう夕方、水防本部を設置しました。
これから朝にかけては、防災担当の職員らが待機し、特に高潮警報が出ている沿岸部の警戒に当たるということです。
今後、ますます雨、風ともに強まってくるおそれがあり、十分な警戒が必要です。
以上、新居浜市からお伝えしました。
徳島県が上勝町の殿川内に設置した雨量計で、午後10時までの1時間に118ミリの猛烈な雨を観測しました。
午前0時までの1時間には、徳島県那賀町木頭出原で71.5ミリ、香川県東かがわ市引田で51ミリの非常に激しい雨を観測しています。
このあとも太平洋側では、1時間に120ミリ、瀬戸内側でも80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
また四国のほぼ全域が、台風の暴風域に入っています。
台風による被害が四国各地で出ています。
大潮の時期と重なっている高松市の高松港では、海水が一部の岸壁を越えて、そばを通る国道まで流れ込んできています。
気象台は高潮警報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
高松市と徳島県鳴門市では、強風にあおられて、転倒した2人がけがをしました。
高知県田野町では、昨夜10時ごろ、住宅3棟が床下まで水につかる被害が出ています。
四国電力によりますと、昨夜11時現在、徳島県は勝浦町や美馬市などの5305世帯で、高知県は室戸市などの291世帯で、停電しているということです。
四国電力では原因を調査するとともに、復旧作業に当たっています。
この台風の影響で、四国では、多くの市町村に避難指示や避難勧告が出ています。
四国で避難指示が出ているのは、徳島県の阿南市の1万2099世帯3万379人。
三好市の99世帯186人、高知県の馬路村の43世帯88人と、安芸市の沿岸部の6世帯13人です。
また、避難勧告は高知県が香南市の全域の1万4613世帯3万4073人、香美市の全域の1万2903世帯2万7056人、室戸市の全域の7842世帯1万4664人、大豊町の全域の2431世帯4264人、馬路村の避難指示が出ている地域以外の413世帯859人、大川村の全域の227世帯415人、北川村の一部の42世帯105人、芸西村の一部の32世帯66人、奈半利町の一部の15世帯32人となっています。
徳島県は徳島市の一部の1万9181世帯4万3823人、美馬市の全域の1万2870世帯3万1043人、那賀町の全域の4023世帯9228人、勝浦町の全域の2176世帯5585人、吉野川市の一部の2844世帯6752人、石井町の一部の1364世帯3519人、小松島市の一部の1241世帯2879人、つるぎ町の一部の1529世帯2765人、三好市の一部の1459世帯2735人、東みよし町の一部の421世帯760人、神山町の一部の28世帯80人、佐那河内村の一部の2世帯5人、香川県は高松市の沿岸部の4万4569世帯9万7811人、坂出市の一部の3402世帯8848人、さぬき市の一部の2345世帯5835人、三木町の一部の1301世帯3009人、綾川町の一部の850世帯1925人、直島町の沿岸部の380世帯900人、東かがわ市の一部の157世帯325人となっています。
愛媛県は、新居浜市の一部の212世帯437人となっています。
松山からお伝えしました。
続いて近畿地方の状況について、大阪からお伝えします。
こちらは台風の暴風域に入っている兵庫県南あわじ市の現在の様子です。
画面右側にあります街路樹が風によって、大きく揺さぶられています。
そして、画面の左側にあります駐車場ですが、こちらは路面を雨が勢いよく洗い流しています。
水たまりも出来て、冠水しているようです。
続いて同じく台風の暴風域に入っている和歌山県白浜町の現在の様子です。
高台から海の方角を眺めています。
画面左側が海です。
カメラが風にあおられて揺れています。
南紀白浜空港では37.6メートルの最大瞬間風速も観測しています。
近畿地方は台風の暴風域に和歌山県と大阪府、兵庫県、奈良県が入っています。
和歌山県の南紀白浜空港では、昨夜10時半前に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
和歌山県が新宮市に設置した雨量計では、昨夜11時までの1時間に、42ミリの激しい雨を観測しました。
和歌山県では川の水位が上昇し、氾濫する危険性が高まっている地域があります。
また、奈良県下北村山ではおとといの降り始めからの雨量が530ミリに達し、平年の7月1か月分の雨量を超える大雨となっています。
奈良県と和歌山県では、土砂災害の危険性が非常に高くなり、土砂災害警戒情報が出されている地域があります。
これから近畿の南部では1時間に80ミリの猛烈な雨が、中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
きょう夕方までに降る雨の量は、いずれも多い所で、南部で600ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
風もさらに強まり、南部と中部を中心に、猛烈な風が吹いて、海上は猛烈なしけとなる見込みです。
さらにこの時期は一年で最も潮位が高くなる夏の大潮の時期に当たり、兵庫県南部や和歌山県を中心に、台風の接近と、満潮の時刻が重なる朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、暴風、高波、高潮などに警戒するよう呼びかけています。
この台風によると見られる被害の情報です。
兵庫県南あわじ市あな川の水路で、0時半ごろ、71歳の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
男性は家族に台風に備えると話して、けさ外出したままだったということで、警察は台風の接近に備えて窓の補強作業をしている最中に、なんらかの理由で水路に転落したと見て調べています。
また各地で避難指示や避難勧告が出ています。
避難指示が出ているのは、奈良県十津川村の滝川地区の12世帯26人とかぜや地区の7世帯12人です。
避難勧告が出ているのは、和歌山県田辺市の一部の3249世帯6094人、和歌山県古座川町全域の1553世帯2952人、和歌山県美浜町の一部の626世帯1179人、和歌山県橋本市の一部の158世帯429人、和歌山県新宮市熊野川町の841世帯1437人、奈良県十津川村のたにがいと地区とぬたのはら地区の合わせて20世帯40人、奈良県五條市おうとう町の187世帯323人です。
今入ってきた情報です。
台風11号の接近に伴い、近くのため池が決壊するおそれがあるとして、和歌山県由良町はおおびき地区の一部の6世帯14人に出していた避難勧告を、午前0時、避難指示に切り替えました。
由良町によりますと、住民たちはすでに全員が避難しているということです。
以上、近畿地方の状況でした。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県と広島県の一部が台風に暴風域に入っています。
岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
横殴りの雨が降っています。
潮位は1時間ほど前よりも上がったように見えます。
波が岩壁の上まで押し寄せることもあります。
岡山県は、南部の一部の地域が風速25メートル以上の暴風域に入っています。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が強風で飛ばされ、近くの電線に引っ掛かり、撤去作業を行っているということです。
けが人はいないということです。
また、岡山市、瀬戸内市、玉野市、備前市、倉敷市児島、倉敷市玉島の合わせて6か所で、潮位が警戒潮位を超えています。
県内の沿岸部は、先ほど、満潮の時刻を迎えたところで、気象台では、高潮に警戒するとともに、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒を呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に、避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
また、避難準備情報が玉野市の一部の1万7044世帯、倉敷市沿岸部の2万5207世帯、瀬戸内市の一部の1万2906世帯、笠岡市沿岸部の6810世帯、美作市は全域の1万2428世帯に出ています。
また岡山市南区と東区の一部、それに浅口市の沿岸部、新庄村の全域の合わせて5194世帯にも避難準備情報が出ています。
岡山でした。
台風11号の影響で、広島県内では、呉市や東広島市などで、300人余りが自主避難をしているほか、去年8月の土砂災害で大きな被害が出た広島市の一部と福山市や庄原市、それに三次市の合わせて63万人余りを対象に、避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ、昨夜11時現在で、呉市や東広島市など20の市や町で、合わせて304人が地区の集会所などに自主的に避難をしているということです。
また去年8月の土砂災害で大きな被害が出た、広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市、それに三次市に、避難準備情報が出ています。
対象となるのは、広島市安佐南区が4718世帯1万877人、広島市安佐北区が2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域およそ20万1700世帯およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三次市が市内の全域2万3681世帯5万4900人となっています。
広島からお伝えしました。
三重県の紀宝町を流れるおのだに川は、きのうの午後11時50分に、たかおか観測所で洪水が起きる危険性があると、氾濫危険水位を超えました。
三重県の紀宝町は、おのだに川の推移が上昇を続けているため、昨夜11時40分、たかおか地区の一部110世帯205人に出していた避難勧告を、避難指示に切り替えました。
これでたかおか地区は地区全域の118世帯216人に、避難指示が出されたことになります。
またきほう町は昨夜11時半、新たにふなだ地区の183世帯358人にも、避難勧告を出しました。
三重県によりますと、このほか、伊賀市を流れる木津川のいなこ観測所で、きのう午後4時に氾濫危険水位を超えたほか、昨夜10時20分に、熊野市を流れる板屋川でも川の水が堤防を越えてあふれ出すおそれがある、氾濫危険水位を超えたということです。
また、和歌山県によりますと、熊野川はきのう午後11時50分ごろ、新宮市熊野川町のひたり水位観測所で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達しました。
今後、水位はさらに上昇する見込みで、県と和歌山地方気象台は、きょう午前0時に氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけています。
では台風11号の進路や雨や風の見通しにつきまして、気象情報担当の斉田さんです。
台風11号の雲、ゆっくりと北上しています。
この時間、台風の目がはっきりしなくなってきましたが、中心付近、依然として雨雲が発達している状態です。
ではレーダーの雨雲の様子、ご覧ください。
四国や紀伊半島、赤や黄色、活発な雨雲が広い範囲に広がっています。
先ほどまで静岡県付近にかかっていた活発な雨雲、次第に東へと移動して、現在は関東地方、神奈川県などでも雨足が強まっている状態です。
ではこの1時間に降った雨の量です。
四国や紀伊半島では、1時間に30ミリ以上、激しい雨の降っている所が多くなっています。
徳島県、和歌山県では1時間に50ミリ以上、非常に激しい雨が降っています。
関東地方、30ミリ未満の雨ですが、雨雲が東に次第に移動しているためで、一時的に急に雨足が強まっている所が多くなっています。
またこれまでの雨で、地盤が緩んでいる所が多くなっています。
こちらはこれまでに降った雨が地盤にどれくらい雨が含んでイルカを表しています。
赤や紫色の地域が特に土砂災害の危険が高まっているところですが、現在も同じ場所に活発な雨雲がかかり、雨足が強まっている状態です。
土砂災害には厳重に警戒してください。
このあとも雨の量が多くなりそうです。
17日夜遅くにかけての予想される雨量、多い所で近畿地方で500ミリ、四国や東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信では250ミリと予想されています。
では、雨の予想を詳しく見ていきましょう。
午前1時現在、四国や近畿、そして静岡県や関東周辺、引き続き活発な雨雲の流れ込みが続く見込みです。
このあとの予想、見ていきますと、台風の動きが遅いため、朝にかけても同じような所で、断続的に雨足が強まるおそれがあります。
さらにこのあとです。
日中になると、日本海側が雨足の強まる中心となりますが湿った空気が南から流れ込みますので、太平洋側でも断続的に雨足が強まる所がありそうです。
では台風11号の情報です。
午前0時現在の推定位置です。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで、強い勢力を保っているものと見られます。
この時間、四国の広い範囲や紀伊半島、それに中国地方が風速25メートル以上、暴風域に入っているものと見られます。
1時間に20キロと、比較的遅い速度で北上しています。
このあとも速度はあまり上がらない見込みです。
四国や中国地方を北上し、あすの昼ごろには、日本海へと進む見込みです。
日本海へ進んだあとも動きが遅く、台風の影響は長引きそうです。
予想される最大瞬間風速です。
四国で50メートル、近畿や中国地方で45メートルの予想です。
最大瞬間風速が40メートル以上になりますと、このような影響が出てきます。
屋外の行動は極めて危険です。
看板などが落下するおそれがあります。
また50メートルくらいになりますと、多くの木や電柱などが倒れるおそれがあります。
このあとさらに雨足、風も強まっている所がありますので、厳重な警戒が必要です。
では風がどの辺りで強まるのか、予想を見ていきましょう。
台風の中心付近や東側で特に南風が強まる予想です。
動かして見ていきましょう。
四国や近畿、中国地方で南風が強まるでしょう。
日中、台風が日本海側へ進んだあとも、吹き返しの北風が、中国地方で強まりそうです。
では、台風が近くを通る西日本では、高潮にも警戒が必要です。
今、高松ではほぼ満潮時刻を迎えています。
そのほかも朝から昼前にかけて、広い範囲、満潮時刻を迎える時間帯を中心に、高潮による浸水に警戒が必要です。
夜になって、浸水している場合などは、外に避難するのはかえって危険な場合もあります。
建物の2階以上や、崖から離れた側の部屋にいるなど、少しでも安全な場所に身を置くようにしてください。
また停電が発生していますが、このあとさらに拡大することも予想されます。
懐中電灯など、明かりを用意して、また最新の情報を確認するためにも、携帯電話など、充電しておくようにしてください。
気象情報担当、斉田さんでした。
強い台風11号は、昨夜11時ごろ、高知県室戸市付近に上陸し、四国のほぼ全域を暴風域に巻き込みながら、北上しています。
四国や紀伊半島を中心に、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では、猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
では高知県室戸市から中継でお伝えします。
台風11号が上陸した高知県室戸市室津漁港です。
上陸が伝えられて以来、雨も風も強くなる一方です。
音を立てて吹く風は風向きが定まりません。
風が回るように吹いていて、雨がさまざまな方向から吹きつけてきます。
画面の下、非常に見づらくなっていますが、ここには漁港があります。
港の中の海面が波立つようになってきました。
高知県室戸市、今も暴風域の中に入っています。
引き続き厳重な警戒が必要です。
高知県室戸市からお伝えしました。
続いて、徳島県美波町から中継です。
徳島県南部、暴風域に入っている美波町由岐地区です。
雨風ともに強い状態です。
雨はいったん小康状態になった時間もあったんですが、日付が変わってここ10分ほどで、再び雨足が強くなりました。
粒も大きくなっています。
その大粒の雨が、横殴りに降り続けています。
風向きも変わりました。
北から東寄りの風が先ほどまで吹いていましたが、今は南から強い風が吹いています。
ごーっと音を立てて、突発的に吹く強い風が増えています。
役場によりますと、風の影響で物が飛んできて、民家の窓ガラスが割れるといった被害の情報も入ってきているということで、引き続き警戒が必要な状況です。
徳島県南部、美波町由岐地区から中継でした。
次は和歌山市内にありますNHK和歌山放送局の前から中継でお伝えします。
和歌山市にあるNHK和歌山放送局前です。
10分ほど前まで生暖かい風が吹いていたんですが、10分ほど前から少し涼しい風に変わってきました。
強い雨は降り続いています。
道路の水たまりが大きく深くなっています。
現在、和歌山県の広い範囲が暴風域に入り、台風はかなり接近していると見られます。
県の南部を中心に、激しい雨が降っていて、小瀬川町の西川では、午前0時までの1時間に43ミリの雨を観測しました。
また古座川町と熊野川、新宮市の熊野川町で洪水が起きる危険性がある、氾濫危険水位に達し、今後水位は上昇する見込みだということです。
…と県では古座川町と新宮市、田辺市に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
また強い風が吹いてきました。
以上、和歌山市のNHK和歌山放送局前からお伝えしました。
それではそのほか、各地の様子です。
こちらは徳島県海陽町の現在の映像です。
強い風が吹いています。
海面が、海面が大きくうねっているのが分かります。
音も聞こえています。
雨がカメラに強く打ちつけてきています。
海岸では、高波や高潮にも警戒してください。
徳島・海陽町の現在の映像です。
続いて、こちらは、高松港の今の様子です。
依然として道路の上、大きな水たまりのようなものが出来ています。
風が強く吹きつけています。
高松港は0時4分、満潮を迎えました。
ほぼ満潮の状態です。
船や港の様子を見に行こうと海岸に近づくのは大変危険です。
また風の中、外出したりするのも大変危険です。
強い風が吹きつけています。
高松港の現在の映像です。
かわってこちらは、岡山県の宇野港の今の様子です。
波が岸壁を越えて、岩壁の上に上がっています、白波が見えています。
高潮の危険が高くなった場合は、頑丈な建物の上の階などに避難することが必要です。
海岸では高波、高潮にも厳重に警戒してください。
岡山県の宇野港、強い風、そして波が高くなっています。
各地の様子をお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、強い台風11号は、昨夜11時ごろに、高知県室戸市付近に上陸したあと、きょう午前0時には、徳島市の南西70キロを、1時間に20キロの速さで、北へ進んでいると見られます。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側190キロ以内と北西側150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と近畿、中国地方、それに三重県の一部が、台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかり、四国では非常に激しい雨が降り続き、徳島県や高知県では猛烈な雨が降っています。
昨夜11時までの1時間には、高知県馬路村魚梁瀬で87ミリの猛烈な雨が降ったほか、昨夜11時半までの1時間には、徳島県那賀町きとういずはらで、76.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また自治体の雨量計では、昨夜11時までの1時間に、徳島県上勝町で92ミリの猛烈な雨を、愛媛県の西条市で70ミリの非常に激しい雨をそれぞれ観測しました。
四国や近畿では、非常に強い風が吹いていて、徳島県阿南市かもだで、昨夜11時31分に39.9メートル、和歌山県の南紀白浜空港で昨夜10時20分に37.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で600ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、奈良県、和歌山県、山梨県、神奈川県、埼玉県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と三重県では、川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
台風は強い勢力を維持したまま、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
こんばんは。
1時になりました。
引き続き台風関連の情報をお伝えします。
大型で強い台風11号は、昨夜、高知県室戸市付近に上陸し、四国のほぼ全域を暴風域に巻き込みながら、北上しています。
四国や紀伊半島を中心に、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や愛媛県などでは猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
ではこの時間に入っている最新の情報です。
昨夜、兵庫県しそう市で85歳の男性が、川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
また、NHKが各地の放送局を通じて、きょう午前0時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や京都府など、12の府と県で、合わせて25人がけがをしました。
台風の接近に伴って、四国や中国地方の沿岸では、潮位が上がっている所があります。
きょうの朝にかけて満潮の時間を迎えることから、気象庁は各地に高潮警報を出して、海岸や河口付近の浸水に警戒するよう呼びかけています。
では、香川県小豆島から中継です。
…激しさを増し、外は立っていられないほどの大荒れとなっています。
地元ではきのうの間に港の防潮堤の扉を閉めるなど、高潮対策を取ってきました。
とのしょう港の満潮の時刻は先ほど午前0時ごろで、海水が僅かに岩壁を乗り越えましたが、防潮堤までは届かず、今のところ、大きな被害にはなっていません。
ただ、このあとさらに台風が近づく見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。
香川県小豆島の土庄港でした。
続いて高知県室戸市から中継です。
台風11号が上陸した高知県室戸市室津漁港です。
雨と風で視界が非常に悪くなっています。
カメラの位置から漁港まで2、30メートルほどなんですが、はっきりと見えません。
今、漁船もかすんで見えています。
岸壁を見てみますと、雨が打ちつけているんですが、この雨、さまざまな方向から吹きつけています。
この1時間ほど、風向きが定まりません。
風が回るように吹いていて、雨が舞い上げられるように降っています。
非常に雨と風、強い状態が続いています。
高知県室戸市から中継でお伝えしました。
続いては和歌山市内にある、NHK和歌山放送局の前から中継でお伝えします。
和歌山市にあるNHK和歌山放送局前です。
時折、強い風が吹いてきます。
その風もきのうからきょうにかけて、むっとするような生暖かい風から、かなり涼しく感じる風へと変わってきました。
そして雨もずっと強く降っています。
時折通る自動車も、かなり高い水しぶきを上げて走っています。
現在、和歌山県の広い範囲が、暴風域に入っています。
県の南部を中心に激しい雨が降っていて、古座川町の西川では午前0時までの1時間に43ミリの雨を観測しました。
また県によりますと、熊野川は、新宮市の熊野川町で洪水が起きる危険性がある、氾濫危険水位に達し、今後、水位はさらに上昇する見込みだということです。
気象台と県では、古座川町と新宮市、田辺市に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
以上、和歌山市のNHK和歌山放送局前からお伝えしました。
ここで新しい情報です。
埼玉県の、関東地方の情報です。
大雨のため、利根川水系で埼玉県内を流れるもとあら川で水位が上昇し、昨夜11時半に、越谷市三宮の観測所で、住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
利根川水系で埼玉県内を流れるもとあら川で水位が上昇し、昨夜11時半に越谷市三宮の観測所で、住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は昨夜11時ごろに、高知県室戸市付近に上陸したあと、きょう午前1時には、香川県観音寺市の南南東40キロを1時間に20キロの速さで、北へ進んでいると見られます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側190キロ以内と北西側150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と、近畿、中国地方の一部が、台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかり、四国では非常に激しい雨が降り続き、徳島県や愛媛県、それに高知県では、猛烈な雨が降っています。
気象庁のレーダーによる解析で、愛媛県の新居浜市付近と四国中央市付近では午後0時半までの1時間に、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
また午前0時までの1時間には、徳島県が設置した雨量計で那賀町で88ミリ、上勝町で85ミリの猛烈な雨を観測したほか、昨夜11時までの1時間には、高知県馬路村魚梁瀬で87ミリの猛烈な雨を観測しました。
さらに自治体の雨量計では、午前0時までの1時間に、愛媛県西条市で59ミリ、高知県香美市で57ミリ、和歌山県古座川町で51ミリの非常に激しい雨を観測しました。
四国や近畿では非常に強い風が吹いていて、高知県の室戸岬で午前0時7分に39.7メートル、和歌山県南紀白浜空港で32.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、山梨県、神奈川県、埼玉県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と和歌山県、三重県、それに埼玉県では、川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
きょうの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、そのあともさらに雨が降り続き、きょうの夜遅くからあすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また西日本や東日本の太平洋側では広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸ではきょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また、この時期は、一年で最も潮位が高い大潮に当たり、台風の進路に当たる四国などでは、接近と満潮の時間が重なるきょうの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
それでは各地の現在の状況です。
こちらは岡山県の宇野港の現在の映像です。
港の映像です。
岸壁のかなり高い所まで水位が上がっています。
そして岩壁が切れている所、低くなっている部分は、白波が立って、波が陸地側に打ち寄せています。
強い風が吹いています。
海岸付近は、大変危険な状況です。
高波や高潮に警戒が必要です。
岡山県の宇野港の現在の様子です。
続いてこちらは、三重県の尾鷲市の映像です。
三重県の尾鷲市、強い風が吹いています。
雨がその風で横殴りに吹きつけています。
道路にたたきつけるように吹いています。
海岸付近、水面の状況も僅かに見えますが、海岸付近は大変危険な状況です。
三重県の尾鷲市、大変強い風が吹いています。
現在の様子です。
では各地の被害の状況です。
NHKが各地の放送局を通じてきょう午前0時現在でまとめたところ、山口県や兵庫県など12の府と県で、合わせて25人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で、71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て、調べています。
また、昨夜、兵庫県宍粟市で85歳の男性が、川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
現在、外は強い雨と風で大変危険な状況です。
様子を見に行くのはやめてください。
激しい雨は台風から離れた東日本でも、台風周辺の湿った空気が流れ込んだ影響で発達した雨雲がかかりました。
埼玉県桶川市ではきのう、用水路に人が流されるのを近くの中学校の教員が目撃し、消防に通報しました。
当時、用水路は増水して、道路まで水につかり、境目が分からない状態だったということです。
また、大阪・西淀川区の路上では、きのう、88歳の男性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをしたということです。
また徳島県内では、勝浦川と園瀬川が住民の避難の判断基準となる、氾濫危険水位に達し、川田川が氾濫危険水位を超えました。
水位はさらに上がるおそれがあり、徳島県が氾濫警戒情報を出して、警戒を呼びかけています。
徳島県や高知県など4つの県では、合わせて3万人余りに避難指示が出されています。
昨夜11時45分には、高知県北川村が33世帯79人に避難指示を出しました。
避難勧告も、四国を中心に9つの県で、およそ40万人に出ています。
このほか14の府と県で、合わせて90万世帯207万に余りに避難準備情報が出され、避難に時間がかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では、住宅合わせて11棟が、一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など8つの県では、床上や床下浸水となっています。
また徳島県や香川県など11の県の1万500世帯余りで停電が起きています。
新しい情報です。
徳島県那賀町は町内全域に避難勧告を出していますが、このうち、わじき地区の1039世帯2563人、そしてきとうかわぎり地区の101世帯202人、木頭出原地区の114世帯202人の合わせて1254世帯2967人に対しては、午前0時に避難指示に切り替えました。
徳島県那賀町は町内全域に避難勧告を出していますが、わじき地区の1039世帯、きとうかわぎり地区の101世帯、木頭出原地区の114世帯、合わせて1552世帯に対しては、午前0時に避難指示に切り替えました。
徳島市の情報です。
徳島市は台風による大雨で、川の氾濫などの危険性が高まったとして、午前0時40分、新たにろんでん町とおおばら町、それにおおまつ町とさいか町の1329世帯3148人に避難勧告を出しました。
徳島市では昨夜、さこ地区やひがし地区などに避難勧告が出されていて、避難勧告は合わせて2万5010世帯4万…人に達しています。
新たに徳島市ではろんでん町とおおばら町、それにおおまつ町とさいか町の1329世帯に新たに避難勧告を出しました。
では続いて交通機関への影響です。
鉄道は各地で運休が相次ぎ、JR松山駅でも、足止めされた人が出ました。
影響は、関西や首都圏など、広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと、中央線は大雨の影響で、東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線できのう午後9時半過ぎから運転を見合わせています。
きょうの山陽新幹線の運行について、JR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで、検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東明高速道路が、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で、上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で、通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は、四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
ーきょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など26便などとなっています。
それでは四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
台風11号は高知県室戸市付近に上陸し、四国では午前0時半までの1時間に、愛媛県新居浜市付近と四国中央市付近でおよそ100ミリの雨量が解析されました。
高松港と愛媛県今治市から中継でお伝えします。
高松港の現在の様子です。
瀬戸内海を渡るフェリーの船着き場。
うねるような波とともに、海水が岸壁を越えて、国道まで流れ込んできています。
大粒の雨と強風で、路面に広がる水面が波打つように見えます。
画面の右側が海ですが、海側から雨、風が吹きつけてきています。
きのう夕方には、防潮扉が閉じられ、土のうを積む作業が行われました。
しかし、現在はすでに道路まで冠水しています。
高松港の満潮は、先ほど0時4分でした。
1時間余りが過ぎましたが、この時間も、水位の高い状況が続いています。
今は一年で最も潮位が高い大潮の時期に当たり、気象台は高潮警報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
高松港でした。
きのうの午後6時47分の電車を最後に、運転を見合わせてきた、JR今治駅です。
駅構内の照明も、午前0時45分にすべて消えました。
辺りは暗くなり、人通りは全くありません。
タクシーが1台止まっています。
日付が変わってから、少しずつ雨粒が大きくなってきました。
さらに木の枝や葉が、大きく揺れる回数が増えています。
画面の奥が北の方角です。
時折強く吹く左からの風、つまり西風で、枝が1メートルから2メートル、上下にしなることがあります。
今治市水防本部によりますと、午前1時現在、5世帯7人の方が自主的に避難しているということです。
JR今治駅でした。
気象台のレーダーによる観測で、午前0時半までの1時間に、愛媛県新居浜市付近と四国中央市付近でおよそ100ミリの雨量が解析され、気象台は記録的短時間大雨情報を出しました。
徳島県が上勝町の殿川内に設置した雨量計で、昨夜午後10時までの1時間に118ミリの猛烈な雨を観測しました。
午前0時半までの1時間には、徳島県那賀町木頭出原で52.5ミリ、愛媛県石鎚山で34.5ミリの激しい雨を観測しています。
このあとも四国では、猛烈な雨が降るおそれがあり、あす午前0時までに降る雨の量は太平洋側、瀬戸内側ともに400ミリと予想されています。
また、四国のほぼ全域が台風の暴風域に入っています。
台風による被害が四国各地で出ています。
高松市と徳島県なると市では、強風にあおられて転倒した2人がけがをしました。
高知県田野町では昨夜10時ごろ、住宅3棟が床下まで水につかる被害が出ています。
四国電力によりますと、午前0時現在、徳島県は勝浦町や美馬市などの2万3391世帯で、高知県は室戸市などの291世帯で停電しているということです。
去年8月の台風で広い範囲で浸水被害が出た、徳島県阿南市かもだに地区では土砂災害のおそれがあるとして、一部に避難指示が出ています。
住民によりますと、去年、2階まで浸水したかもだに中学校のグラウンドが、午前0時ごろから浸水し始めているということです。
松山からお伝えしました。
四国地方の状況でした。
続いて近畿地方の状況について、大阪からお伝えします。
こちらは国土交通省が、和歌山県新宮市に設置したカメラによる映像です。
市内を流れる熊野川が映っています。
和歌山県によりますと、熊野川はきのう午後11時50分ごろ、新宮市熊野川町の日足水位観測所で洪水が起きる危険性がある、氾濫危険水位に達しました。
水位はさらに上昇する見込みで、和歌山県は堤防の低い箇所などでは、氾濫するおそれがあるとして、高い場所に避難するなど、安全を確保するよう呼びかけています。
続いて暴風域に入っている兵庫県南あわじ市の現在の様子です。
画面右側にあります街路樹や街頭が風にあおられて揺さぶられています。
そして画面左側の駐車場は、横向きにたたきつける雨で洗い流されています。
近畿地方は台風の暴風域に和歌山県と大阪府、兵庫県、奈良県が入っています。
午前0時過ぎには和歌山県の南紀白浜空港で32.9メートルを観測しました。
午前0時半までの1時間に、和歌山県古座川町の西川で50.5ミリ、和歌山県が新宮市に設置した雨量計では、午前0時までの1時間に54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
奈良県上北山村では、降り始めからの雨量が560ミリに達し、平年の7月1か月分の雨量を超えています。
和歌山県では土砂災害と川が氾濫する危険性が非常に高まっている地域があります。
奈良県でも土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
これから近畿の南部では、1時間に80ミリの猛烈な雨が、中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす午前0時までに降る雨の量は、いずれも多い所で、南部で500ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
また、一年で最も潮位が高くなる夏の大潮の時期に当たり、兵庫県南部や和歌山県を中心に、朝にかけて高潮による浸水のおそれがあります。
気象台は警戒を呼びかけています。
この台風によると見られる被害の情報です。
兵庫県南あわじ市阿那賀の水路で、きのう午後0時半ごろ、71歳の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は台風の接近に備えて、窓の補強作業をしている最中になんらかの理由で水路に転落したと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
各地に避難指示や避難勧告が出ています。
避難指示が出ているのは、奈良県十津川村のたきがわ地区の12世帯26人と、かぜや地区の7世帯12人。
和歌山県由良町のおおびき地区の一部の6世帯14人です。
避難勧告が出ているのは、和歌山県田辺市の一部の3249世帯6094人、和歌山県古座川町の全域の1553世帯2952人、和歌山県美浜町の一部の626世帯1179人、和歌山県橋本市の一部の158世帯429人、和歌山県新宮市熊野川町の841世帯1437人、和歌山県白浜町の一部の316世帯634人、奈良県戸津川村の20世帯40人、奈良県五條市おうとう町の187世帯323人です。
以上、近畿地方の状況でした。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県南部と広島県の一部が現在、台風の暴風域に入っています。
まずは岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
依然として強く風が吹いています。
横殴りの雨が地面をたたきつけるように降っています。
潮位は現在も高く、波が岩壁の上に押し寄せるときもあり、白波が立っています。
岡山県は、南部が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市で午前0時18分に26.8メートル、玉野市で午前0時10分に24.3メートルの最大瞬間風速を観測しました。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が強風で飛ばされ、近くの電線に引っ掛かり、撤去作業を行っているということです。
けが人はいないということです。
また、岡山市、瀬戸内市、玉野市、備前市、倉敷市児島倉敷市玉島の合わせて6か所で、潮位が警戒潮位を超えています。
県内の沿岸部は、先ほど満潮の時刻を迎えたところで、気象台では、高潮に警戒するとともに、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒を呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に、避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
また、避難準備情報は、岡山市や倉敷市など、8の自治体で合わせておよそ8万世帯に出されています。
岡山でした。
台風11号の影響で、広島県内では、呉市や東広島市などで330人余りが自主避難をしているほか、去年8月の土砂災害で大きな被害が出た広島市の一部と、福山市や庄原市、それに三好市の合わせて63万人余りを対象に避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ、午前0時現在で、呉市や東広島市など20の市や町で、合わせて338人が地区の集会所などに自主的に避難をしているということです。
また県内では、広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市、それに三次市に避難準備情報が出ています。
対象となるのは、広島市安佐南区が4718世帯1万877人、広島市安佐北区が2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域およそ20万1700世帯およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三次市が市内の全域2万3681世帯5万4900人となっています。
中国地方の状況、広島からお伝えしました。
それでは台風11号の進路や雨や風の見通しについて、気象情報担当の斉田さんです。
台風11号に伴う渦状の雲、ゆっくりと北上しています。
この時間、台風の目ははっきりしなくなってきましたが、中心付近は依然として、活発な雨雲が広がっています。
現在のレーダーの雨雲の様子、ご覧ください。
四国の東部から紀伊半島にかけて、赤や黄色、活発な雨雲が広い範囲に広がっています。
またこの時間では香川県周辺も活発な雨雲がかかってきました。
また静岡県の山沿いや関東北部の山沿いでも、雨足が強まっています。
この1時間に降った雨の量です。
四国や紀伊半島付近、激しい雨の降っている所が多くなっています。
特に愛媛県や和歌山県、徳島県では1時間に50ミリ前後の雨が降っている状態です。
これまでの大雨で、すでに地盤が緩んでいる所が多くなっています。
こちらはこれまでに降った雨で、地盤にどれくらい水分を含んでいるかを表しています。
注目して見てみますと、特に四国や紀伊半島、それに関東の山沿いでも紫色の表示があります。
このあと、少しの雨でも土砂災害の危険がありますが、このあとも同じ場所で断続的に雨足が強まることが予想されます。
では予想される雨量です。
今夜遅くにかけて、多い所、近畿地方で500ミリ、四国や東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信でも250ミリの大雨が予想されています。
ではどこで雨足が強まりそうなのか、雨の予想、詳しく見ていきましょう。
午前2時の予想ですが、四国や紀伊半島、それに静岡県周辺など、これまで大雨になっている所で依然として活発な雨雲がかかる予想です。
このあとの予想を見ていきましょう。
台風の動きが遅いために、同じような場所で、断続的に雨足が強まることが予想されています。
このあと日中になりますと、日本海側を中心に、雨足が強まる予想ですが、南から湿った空気が流れ込むため、太平洋側でも、断続的に雨足の強まる所がありそうです。
では台風11号の情報です。
午前1時現在の推定位置です。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、先ほどよりもやや気圧は高くなりましたが、中心付近の最大風速は35メートルで、依然として強い勢力を保っています。
この時間、四国のほぼ全域と近畿、それに中国地方の一部が、暴風域に入っているものと見られます。
速度は変わらず、1時間に20キロの速度で北上しています。
このあとも速度はあまり上がらない見込みです。
およそ半日かけて、四国や中国地方を北上する予想です。
日本海に進んだあとも動きは遅く、台風の影響は長引きそうです。
予想される最大瞬間風速です。
四国で50メートル、近畿や中国地方で45メートルと予想されています。
最大瞬間風速が40メートルを超えますと、屋外の行動、極めて危険です。
看板などが落下するおそれがあります。
また50メートルになりますと、多くの木や電柱なども倒れるおそれがありますので、暴風域に入っている間は、外出は控えてください。
では、風の予想を詳しく見ていきましょう。
台風の中心の東側、進行方向の東側で、特に南風が強まる予想です。
動かして見ていきましょう。
このあと、近畿地方、南風が強まりそうです。
また中国地方では、吹き返しの北風が強まることが予想されています。
また高潮にも警戒が必要です。
すでに高松港で、浸水が起こっていますが、このあと、朝から昼前にかけて、各地で満潮時刻を迎えます。
大潮の時期というのは、潮位の変動が大きいために、満潮時刻が近づくと、急に水位が上がることが予想されます。
高潮に厳重な警戒が必要です。
また各地で避難指示や避難勧告が出ていますが、避難所に行くことだけが避難ではありません。
周りが浸水していて危険な状態のときは、建物の2階以上や、崖から離れた場所など、少しでも安全な場所に身を置くということも大切です。
また風が強まって、このあと停電が発生することも予想されます。
懐中電灯などであかりを確保するのも大事ですし、最新の情報を得るためにも、携帯電話など充電しておくようにしてください。
斉田さんでした。
ここでJRの中央線の情報です。
JR東日本は大雨の影響で、山梨県内で止まっていた中央線の2本の普通列車について運転再開のメドが立たないことから、乗客合わせておよそ80人を列車内に宿泊させることを決めました。
JR東日本は大雨の影響で、山梨県内で止まっていた中央線の2本の普通列車について、運転再開のメドが立たないことから、乗客合わせておよそ80人を列車内に宿泊させることを決めました。
では次は高潮警報に関する情報です。
四国や中国地方の沿岸では、潮位が上がっている所があります。
きょうの朝にかけて、満潮の時間を迎えることから、気象庁は、各地に高潮警報を出して、海岸や河口付近の浸水に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、午前0時過ぎに満潮の時刻を迎えた高松港では、午前0時現在で、ふだんより潮位が50センチ以上高い、およそ2メートルになっています。
NHKが高松港に設置しているカメラでは、海岸付近の道路が水につかっている様子が確認できます。
また岡山県玉野市でも、午前0時現在で、ふだんより潮位が40センチ以上高くなっています。
この時期は一年で最も潮位が高い大潮に当たり、四国の太平洋側や瀬戸内海では満潮の時間が重なる時間帯にかけて、高潮による浸水の被害に警戒が必要です。
各地の満潮時刻は次のとおりです。
香川県の高松港では、午前0時4分ごろと、午前11時8分ごろ、多度津町では、午前0時10分ごろと、午前11時39分ごろ、徳島県の美波町日和佐では午前6時6分ごろ、小松島港では午前6時19分ごろ、高知県の土佐清水市では午前6時16分ごろ、高知港では午前6時10分ごろ、愛媛県の新居浜市では昨夜11時47分ごろと、午前11時26分ごろ、松山港では午前9時32分ごろです。
広島県の広島港では午前10時13分ごろ、竹原市では午前10時31分ごろ、岡山県の倉敷市水島では、午前0時10分ごろと午前11時34分ごろ、玉野市宇野港では午前0時5分ごろと、午前11時14分ごろ、兵庫県の神戸港では午前7時6分ごろ、姫路港では午前0時29分ごろと、午前10時9分ごろ、淡路島洲本市では午前6時39分ごろとなっています。
それでは香川県の小豆島から中継でお伝えします。
香川県小豆島の土庄港です。
雨と風は時間を追うごとに激しさを増し、外は立っていられないほどの大荒れとなっています。
地元ではきのうの間に港の防潮堤の扉を閉めるなど、高潮対策を取ってきました。
土庄港の満潮の時刻は先ほど午前0時ごろで、海水が僅かに岸壁を乗り越えましたが、防潮堤までは届かず、今のところ、大きな被害にはなっていません。
ただこのあと、かなり台風が近づく見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。
香川県の小豆島の土庄港でした。
続いて高知県室戸市から中継です。
台風11号が上陸した高知県室戸市室津漁港です。
この時間は特に風の強さを感じます。
雨は数分前から弱まっていますが、風が音を立てて吹いています。
きのう、ここから内陸に2キロほどの所に開かれた避難所を取材しました。
避難してきた人は、心配で眠れそうにないと話していました。
先ほど1時過ぎに避難所に詰めている市の職員に改めて聞きました。
この時間もまだ起きている人が数人いるということです。
緊張した様子がうかがえます。
今も風がうなるように吹いています。
引き続き厳重な警戒が必要です。
高知県室戸市からお伝えしました。
では、和歌山市内にあるNHK和歌山放送局の前から中継でお伝えします。
和歌山市にあるNHK和歌山放送局前です。
道路沿いの木々が風で揺れています。
先ほど、道路を歩いていた人も、風で傘が差しにくそうでした。
強い雨が降り続いています。
現在、和歌山県の広い範囲が暴風域に入っています。
県の南部を中心に、非常に激しい雨が降っていて、古座川町の西川では、午前1時までの1時間に、51ミリの雨を観測しました。
降り始めからの雨の量が400ミリを超えた所もあります。
また県によりますと、熊野川は新宮市の熊野川町で洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達し、今後、水位はさらに上昇する見込みだということです。
気象台と県では、古座川町と新宮市、田辺市に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
和歌山市のNHK和歌山放送局前からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は、昨夜11時ごろに高知県室戸市付近に上陸したあと、きょう午前1時には、香川県観音寺市の南南東40キロを、1時間に20キロの速さで北へ進んでいると見られます。
中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側190キロ以内と、北西側150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と近畿、中国地方の一部が台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には台風本体の発達した雨雲がかかっていて、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や愛媛県などでは、猛烈な雨が降っています。
愛媛県が西条市に設置した雨量計では、午前1時までの1時間に82ミリの猛烈な雨を観測しました。
気象庁のレーダーによる解析では、愛媛県の新居浜市付近と四国中央市付近では、午前0時半までの1時間に、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
また午前0時までの1時間には、徳島県が設置した雨量計で、那賀町で88ミリ、上勝町で85ミリの猛烈な雨を観測しました。
さらに、午前1時までの1時間には、和歌山県古座川町の西川で51ミリの非常に激しい雨を、三重県大台町で40.5ミリ、香川県小豆島町内海で35.5ミリの激しい雨を観測しました。
四国や近畿では非常に強い風が吹いていて、高知県の室戸岬では、午前0時7分に39.7メートル、和歌山県南紀白浜空港では午前0時47分に34メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県ではきのうの降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、山梨県、神奈川県、埼玉県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また、徳島県と和歌山県、三重県、それに埼玉県では、川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
きょうの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、そのあともさらに雨が降り続き、きょうの夜遅くから、あすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また西日本や東日本の太平洋側では、広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、きょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では、波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
またこの時期は、1年で最も潮位が高い大潮に当たり、台風の進路に当たる四国などでは、接近と満潮の時間が重なるきょうの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
時刻は2時になりました。
台風11号の情報をお伝えします。
大型で強い台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、四国や近畿、中国地方を暴風域に巻き込みながら北上しています。
四国や紀伊半島を中心に、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や愛媛県では、猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
ではこの時間に入っている最新の情報です。
新たな避難指示と避難勧告です。
徳島県阿南市は、水害の危険性が高まったとして、午前1時35分、加茂谷地区ともちい地区の合わせて780世帯2153人に出していた避難勧告を避難指示に切り替えました。
これで阿南市には1万2879世帯3万2532人に避難指示が出されています。
三重県きほう町は、相野谷川の水位が上昇を続けているため、午前1時、新たにいない地区の75世帯162人に避難勧告を出しました。
香川県小豆島から中継です。
香川県小豆島の土庄港です。
雨と風は激しいままで、外は立っていられないほどの大荒れが続いています。
地元ではきのうの間に港の防潮堤の扉を閉めるなど、高潮対策を取ってきました。
土庄港では2時間ほど前の午前0時ごろに、満潮の時刻になり、海水が僅かに岸壁を乗り越えましたが、防潮堤までは届いておらず、今のところ、大きな被害にはなっていません。
ただこのあとも台風が近づく見込みで、土砂災害などに警戒が必要です。
香川県小豆島の土庄港でした。
岡山県倉敷市から中継です。
岡山県倉敷市のJR倉敷駅前です。
私は今、駅前のビルの影に止めた車の中にいます。
横殴りの雨が降っていて、風で街路樹の枝が大きく揺れているのが見えます。
先ほどまで私たちの車の20メートルほど先で、警察官たちが風で倒れた看板の撤去作業を行っていました。
道路脇の水たまりには、雨が勢いよく打ちつけています。
岡山県南部は、風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市で午前0時18分に26.8メートル、玉野市で午前0時24分24.4メートル、倉敷市でも午前0時54分に20.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
消防などによりますと、倉敷市内の空き家で、瓦が数枚落ちたということですが、けが人はいないということです。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
続いて和歌山市から中継でお伝えします。
和歌山市のJR和歌山駅です。
時折強い風が吹いています。
風で強い雨が横に流されています。
現在、和歌山県の広い範囲が暴風域に入っています。
県の南部を中心に、激しい雨が降っていて、古座川町の西川では、午前1時半までの1時間に43.5ミリの雨を観測しました。
降り始めからの雨の量が400ミリを超えた所もあります。
また県によりますと、熊野川は新宮市の熊野川町で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達し、今後、水位はさらに上昇する見込みだということです。
気象台と県では、古座川町、新宮市、田辺市、そしてかつらぎ町に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
和歌山市のJR和歌山駅前からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、午前2時には、香川県観音寺市付近を1時間に20キロの速さで、北北西へ進んでいると見られます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と近畿、中国地方の一部が台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかっていて、非常に激しい雨が降り続き、徳島県や愛媛県などでは、猛烈な雨が降っています。
愛媛県が西条市に設置した雨量計では、午前1時までの1時間に、82ミリの猛烈な雨を観測しました。
気象庁のレーダーによる解析では、愛媛県の新居浜市付近と四国中央市付近では、午前0時半までの1時間に、およそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
また午前0時までの1時間には、徳島県が設置した雨量計で、那賀町で88ミリ、上勝町で85ミリの猛烈な雨を観測しました。
さらに、午前1時までの1時間には、和歌山県古座川町の西川で、51ミリの非常に激しい雨を、三重県大台町で40.5ミリ、香川県小豆島町の内海で35.5ミリの激しい雨を観測しました。
四国や近畿では、非常に強い風が吹いていて、高知県の室戸岬では、午前0時7分に39.7メートル、和歌山県南紀白浜空港では、午前0時47分に34メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県では、きのうの降り始めからの雨量が多い所で700ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、山梨県、神奈川県、埼玉県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また徳島県と和歌山県、三重県、それに埼玉県では、川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは、西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
きょうの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後もさらに雨が降り続き、きょうの夜遅くからあすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また西日本や西日本の太平洋側では、広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は、30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、きょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では、波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
またこの時期は一年で最も潮位が高い大潮に当たり、台風の進路に当たる四国などでは、接近と満潮の時間が重なるきょうの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
それでは各地の今の様子です。
こちらは高松港です。
高松港と瀬戸内海の島々を結ぶフェリー乗り場の周り、道路が冠水しているようです。
水たまりが道路のあちこちに出来ています。
そこに風が吹き抜けますと、水たまりの表面が波を打つように見えています。
海岸では高潮や高波に警戒してください。
高潮の危険性が高い場合は、頑丈な建物の上の階に避難をするようにしてください。
かわってこちらは徳島市を流れる吉野川の今の様子です。
ごーっという音とともに、強い風が吹いて、カメラが揺れています。
こちらでも道路を雨が打ちつけている様子が見えます。
道路の脇の照明を見ますと、照明の所、白く濁るようにして雨が降っている様子が分かります。
そこを走ってくる車があります。
雨が強くなっていますと、見通しが悪くなります。
車の運転、十分に気をつけてください。
道路が冠水している所は、車が進めなくおそれもありますので、そういった所、無理に走らないようにしてください。
こちらは、三重県尾鷲市の現在の様子です。
画面の下の真ん中の辺り、オレンジ色の照明に照らされた辺り、地面がほとんど全面にわたって水をかぶっているように見えます。
風が吹きますと、その地面の上の水たまり、こちらも波打つようにして見えています。
三重県紀宝町は、相野谷川の水位が上昇していることから、午前1時20分、おおさと地区の309世帯636人に出していた避難勧告を、避難指示に切り替えました。
では各地の被害の状況です。
NHKが各地の放送局を通じて、午前1時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など、12の府と県で合わせて27人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
また、昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が、川沿いのがけの斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
埼玉県桶川市では、きのう、用水路に人が流されるのを、近くの中学校の教員が目撃し、消防に通報しました。
当時、用水路は増水して、道路まで水につかり、境目が分からない状態だったということです。
また大阪・西淀川区の路上では、きのう、88歳の女性が、強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
徳島県内では、勝浦川と園瀬川が住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達し、川田川が氾濫危険水位を超えました。
水位はさらに上がるおそれがあり、徳島県が氾濫警戒情報を出して、警戒を呼びかけています。
徳島県や三重県など、4つの県では、合わせて3万4000人余りに避難指示が出されています。
昨夜11時45分には、高知県北川村が33世帯79人に避難指示を出しました。
避難勧告も四国を中心に、9つの県でおよそ41万人に出ています。
このほか、14の府と県で、合わせて90万1000世帯、およそ207万人に避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では、住宅合わせて13棟が一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など8つの県では、少なくとも48棟が床上や床下浸水しました。
また徳島県や香川県など10の県のおよそ1万3000世帯で停電しています。
新しい情報です。
和歌山県と和歌山地方気象台は、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、県と気象台が、きょう午前0時に氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
和歌山県と和歌山地方気象台は、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、県と気象台がきょう午前0時に氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
続いて交通機関への影響です。
鉄道は、各地で運休が相次ぎ、JR松山駅でも、足止めされた人が出ました。
影響は、関西や首都圏など、広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと、中央線は、東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で、昨夜9時半過ぎから、運転を見合わせています。
この影響で、山梨県内で止まっていた2本の普通列車について、運転再開のメドが立たないことから、乗客合わせておよそ80人に、列車内で泊まってもらうことを決めました。
きょうの山陽新幹線の運行について、JR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で、上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で、通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は、四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
きょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など26便などとなっています。
続いて四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、四国では徳島県や愛媛県で猛烈な雨が降っています。
徳島県美波町と、愛媛県新居浜市から中継でお伝えします。
徳島県南部、暴風域に入っている美波町由岐地区です。
きのうの夕方から、雨、風ともに強い状態が続いています。
日付が変わってからは、さらに雨足が強まり、粒は大きくなったように感じます。
大粒の雨が、横殴りに降っています。
風向きは時間がたつごとに変わり、今は南から吹いています。
ごーっと音を立てて突発的に吹く強い風も、短い間隔で続いています。
雨風ともに、依然として弱まる気配はありません。
役場によりますと、町内の公民館など13か所に避難所を開設していて、18世帯23人の住民が避難をしているということです。
また風の影響で、物が飛んできて、民家の窓ガラスが割れるといった被害も出ているということで、引き続き、厳重な警戒が必要です。
徳島県南部、美波町由岐地区から中継でした。
愛媛県新居浜市の中心部です。
台風の接近に伴い、雨、風ともに激しくなってきました。
街路樹が大きく揺れています。
気象台によりますと、レーダーによる観測で、午前0時半までの1時間に、新居浜市付近と四国中央市付近で、およそ100ミリの雨量が解析されました。
また気象台と愛媛県は、これまでの雨で、土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、午前0時15分に、新居浜市と四国中央市に土砂災害警戒情報を出しました。
気象台と県は、崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に注意するよう呼びかけています。
また、新居浜市は、きのう夕方、水防本部を設置しました。
これから朝にかけては、防災担当の職員らが待機し、特に高潮警報が出ている沿岸部の警戒に当たるということです。
今後、ますます雨、風ともに強まるおそれがあり、十分な警戒が必要です。
以上、愛媛県新居浜市からお伝えしました。
愛媛県が西条市に設置した雨量計では、午前1時までの1時間に82ミリの猛烈な雨を観測しました。
また気象台のレーダーによる観測で、午前0時半までの1時間に、愛媛県新居浜市付近と四国中央市付近でおよそ100ミリの雨量が解析され、気象台は、記録的短時間大雨情報を出しました。
午前1時40分までの1時間には、愛媛県石鎚山で72.5ミリ、香川県小豆島町の内海で42ミリの雨量を観測しています。
また高知県や徳島県の山間部では、この24時間に降った雨量が500ミリ前後となっています。
このあとも四国では猛烈な雨が降るおそれがあり、あす午前0時までに降る雨の量は、太平洋側、瀬戸内側ともに400ミリと予想されています。
また四国のほぼ全域が台風の暴風域に入っています。
台風による被害が四国各地で出ています。
徳島県阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが近くの中学校を撮影した写真です。
この中学校は去年8月の台風で2階まで浸水した加茂谷中学校で、グラウンドが午前0時ごろから浸水し始めているということです。
写真からは照明に照らされたグラウンドの水面が光っているのが分かります。
阿南市によると、午前1時現在、浸水は高さ1メートルほどになっているということです。
高松市と徳島県鳴門市では、強風にあおられて転倒した2人がけがをしました。
高知県田野町では、昨夜10時ごろ、住宅3棟が床下まで水につかる被害が出ています。
四国電力によりますと、きょう午前0時現在、4県の合わせて2万6000世帯余りで停電しています。
県別では、徳島県で2万3391世帯、香川県で2005世帯、高知県で484世帯、愛媛県で471世帯となっています。
松山からお伝えしました。
続いて、近畿地方の状況について、大阪からお伝えします。
こちらは国土交通省が和歌山県新宮市に設置したカメラです。
熊野川の水面が映っています。
和歌山県と和歌山地方気象台は先ほど、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、県と気象台がきょう午前0時に、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
決して近づかないようにしてください。
安全な場所に避難をしてください。
続いて、暴風域に入っている和歌山市の現在の様子です。
こちらは国道42号線です。
街路樹が時折、大きく揺さぶられています。
雨や風は、画面の左上の方向、南の方角から吹きつけています。
雨と風が強い状態が長く続いています。
引き続き、警戒を続けてください。
近畿地方は台風の暴風域に、和歌山県と大阪府、兵庫県が入っています。
午前1時前には和歌山県の南紀白浜空港で34メートルの最大瞬間風速を観測しました。
午前1時までの1時間に、和歌山県が田辺市に設置した雨量計で、59ミリの非常に激しい雨を観測しました。
奈良県上北山村では降り始めからの雨量が580ミリに達し、平年の7月1か月分の雨量の1.5倍を超える大雨となっています。
和歌山県では、土砂災害と川が氾濫する危険性が非常に高まっている地域があります。
奈良県でも土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
これから近畿の南部では、1時間に80ミリの猛烈な雨が、中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす午前0時までに降る雨の量は、いずれも多い所で南部で500ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
この時期は一年で最も潮位が高くなる夏の大潮の時期に当たり、兵庫県南部や和歌山県を中心に、朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象台は警戒をよびかけています。
この台風によると見られる被害の情報です。
兵庫県南あわじ市阿那賀の水路で、きのう午後0時半ごろ、71歳の男性が、頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は台風の接近に備えで窓の補強作業をしている最中に、なんらかの理由で水路に転落したと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が、川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
各地に避難指示や避難勧告が出ています。
避難指示が出ているのは、奈良県十津川村の滝川地区と風谷地区の合わせて19世帯38人、和歌山県由良町の大引地区の一部の6世帯14人です。
避難勧告が出ているのは、和歌山県田辺市の一部の3249世帯6094人、和歌山県古座川町全域の1553世帯2952人、和歌山県美浜町の一部の626世帯1179人、和歌山県橋本市の一部の158世帯429人、和歌山県新宮市熊野川町の841世帯1437人、和歌山県白浜町の一部の316世帯634人、和歌山県かつらぎ町の佐野地区の一部の17世帯51人、奈良県十津川村の20世帯40人、奈良県五條市大塔町の187世帯323人です。
以上、近畿地方の状況でした。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県と広島県が、台風の暴風域に入っています。
まず岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
依然として風の強い状態が続いています。
その風が雨を吹き上げて、また海水を横に飛ばしています。
潮位は現在も高く、波が岸壁の上に押し寄せるときもあります。
岡山県はほぼ全域が、風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市で午前0時18分に26.8メートル、玉野市で午前1時49分に24.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が強風で飛ばされ、近くの電線に引っ掛かり、撤去作業を行っているということです。
けが人はいないということです。
また、岡山市、瀬戸内市、玉野市、備前市、倉敷市児島、倉敷市玉島の合わせて6か所で、警戒潮位を越えています。
県内の沿岸部は、先ほど満潮の時刻を迎えたところで、気象台では、高潮に警戒するとともに、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒を呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に、避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
また、避難準備情報は、岡山市や倉敷市など、8つの市と村で合わせておよそ8万世帯に出されています。
岡山でした。
台風11号の影響で、広島県内では、呉市や東広島市などで、360人余りが自主避難をしているほか、去年8月の土砂災害で大きな被害が出た広島市の一部と、福山市や庄原市、それに三次市の合わせて63万人余りを対象に、避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ、午前1時現在で、呉市や東広島市など、20の市や町で、合わせて366人が地区の集会所などに、自主的に避難をしているということです。
また県内では、広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市、それに三次市に避難準備情報が出ています。
対象となるのは、広島市安佐南区が4718世帯1万877人、広島市安佐北区が2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域およそ20万1700世帯およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三次市が市内の全域2万3681世帯5万4900人となっています。
中国地方の状況、広島からでした。
和歌山県と和歌山地方気象台は、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、県と気象台がきょう午前0時に、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
和歌山県と和歌山地方気象台は、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、県と気象台がきょう午前0時に、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
自治体の出す避難情報に従って、避難をしてください。
ただし周りがすでに浸水している場合、外に出るのは危険な場合がありますので、建物の上の階など、なるべく高い所で身を守ってください。
和歌山県かつらぎ町は、近くの川の水位が上昇したとして、さや地区の一部の合わせて17世帯51人に、午前1時半、避難勧告を出しました。
和歌山県かつらぎ町は、近くの川の水位が上昇したとして、さや地区の一部の合わせて17世帯51人に、午前1時半、避難勧告を出しました。
では台風11号による大雨や暴風の詳しい見通しについて、気象情報担当の斉田さんです。
台風11号に伴う雲、ゆっくりと北上しています。
台風の目は分からなくなってきましたが、中心付近には依然として、活発な雨雲があります。
レーダーの雨雲の様子、ご覧ください。
四国から紀伊半島にかけて、広い範囲、赤や黄色、活発な雨雲が広がっています。
同じ場所で長く雨足が強まっている状態です。
また愛媛県付近、特に活発な雨雲がかかってきています。
この1時間に降っている雨の量を見てみますと、四国や紀伊半島、激しい雨の降っている所が多く、愛媛県では70ミリを超える、非常に激しい雨が降っている所があります。
各地で雨の量が多くなっています。
2時までの24時間の雨量を見てみますと、300ミリを超えている所が多くなってきました。
高知県や奈良県では、500ミリを超えている所もあります。
すでに川が氾濫している所も出てきていますが、このあと、雨が弱まったとしても、上流で降った雨が流れてきて、新たに氾濫するおそれもあります。
また広い範囲、地盤が緩んでいますので、土砂災害には厳重な警戒が必要です。
ではこのあとの雨の予想雨量です。
夜遅くにかけて、24時間で近畿地方では500ミリ、四国や東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信でも250ミリと予想されています。
では雨の予想を詳しく見ていきましょう。
午前3時の段階ですが、四国や紀伊半島、そして静岡県周辺でも、活発な雨雲が予想されています。
このあと動かして見ていきますと、台風の動きが遅いために、朝にかけても同じような所で、断続的に雨足が強まる予想です。
このあと日中になりますと、雨の強い範囲、日本海側が中心になりますが、南から湿った空気の流れ込みが続きますので、太平洋側でも、断続的に雨足が強まる所がありそうです。
では台風11号の情報です。
午前2時現在の推定位置です。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、少し気圧は高くなりましたが、中心付近の最大風速は35メートルと、依然として強い勢力となっています。
暴風域の範囲もやや狭くなりましたが、この時間もまだ四国のほぼ全域と、中国地方、それに近畿地方の一部が暴風域に入っているものと見られます。
1時間に20キロの速度で、北北西へと進んでいます。
このあとも速度はあまり上がらない見込みです。
このあと、中国地方を北上し、午後になって日本海へ抜ける見込みです。
日本海に進んだあとも、台風の動きは遅く、影響は長引く見込みです。
予想される最大瞬間風速です。
四国では50メートル、近畿と中国地方は45メートルと予想されています。
最大瞬間風速が40メートル以上に達しますと、屋外での行動は極めて危険です。
看板が外れて、飛ばされることもあります。
50メートルぐらいになりますと、多くの木や電柱が倒れるおそれもあります。
暴風域に入っている間は、外への外出は控えてください。
では風の予想を詳しく見ていきましょう。
台風の中心の東側で、特に南風が強まる予想です。
このあと見ていきますと、近畿地方や中国地方、特に風が強まりそうです。
台風が日本海へと達したあとも、中国地方では、吹き返しの北風、強い状態が続きそうです。
また高潮による浸水にも警戒が必要です。
このあと朝にかけては各地、満潮時刻を迎える所が多い予想です。
大潮の時期というのは、潮位の変動が大きく、満潮時刻が近くなると、急に水位が上がることが予想されます。
海岸付近では、高潮にも警戒が必要です。
また先ほどから避難勧告や避難指示が出ていますが、避難所に行くことだけが避難ではありません。
家の周りが浸水していて危険な状態のときは、建物の2階以上や、崖から離れた場所など、少しでも安全な場所に身を置くようにしてください。
またこのあと、停電が新たに発生することも予想されます。
懐中電灯などで、明かりを確保して、最新の情報を得るために、携帯電話など、充電しておくようにしてください。
では各地の今の様子です。
香川県小豆島から中継です。
香川県小豆島の土庄港です。
雨と風は再び激しさを増していて、外は立っていられないほどの大荒れが続いています。
時折、屋内にいても、小さな揺れを感じるほどの強い風が吹いています。
土庄港では2時間半ほど前に満潮の時刻になり、海水が僅かに岩壁を乗り越えていましたが、防潮堤までは届いておらず、今のところ、大きな被害にはなっていません。
ただこのあとも土砂災害などに警戒が必要です。
香川県小豆島の土庄港でした。
岡山県倉敷市から中継です。
岡山県倉敷市のJR倉敷駅前です。
私は今、駅前のビルの陰に止めた車の中にいます。
横殴りの雨が降っていて、風で街路樹の枝が大きく揺れているのが見えます。
人通りはほとんど見られません。
先ほどまで私たちの車の20メートルほど先で、警察官たちが風で倒れた看板の撤去作業を行っていました。
道路脇の水たまりには、雨が勢いよく打ちつけています。
岡山県南部は、風速25メートル以上の暴風域に入っていて、倉敷市でも午前0時54分に、20.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
消防などによりますと、倉敷市内の空き家で瓦が数枚落ちたということですが、けが人はいないということです。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
続いてJR和歌山駅前から中継でお伝えします。
和歌山市のJR和歌山駅前です。
土砂降りの強い雨が降っています。
道路に出来た水たまりの水が、強い風で流されています。
現在、和歌山県の一部が暴風域に入っています。
南部を中心に激しい雨が降っていて、田辺市の本宮では、午前2時までの1時間に35ミリの雨を観測しました。
降り始めからの雨の量は400ミリを超えています。
また気象台は、午前2時、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
気象台と県では、田辺市や新宮市など、14の市と町に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
和歌山市のJR和歌山駅からお伝えしました。
三重県紀宝町は、相野谷川の水位が上昇していることから、午前1時50分、船田地区の183世帯358人に出していた避難勧告を避難指示に切り替えました。
これで紀宝町では、おおざと地区の309世帯636人と高岡地区の全域の18世帯216人と合わせて610世帯1210人に、避難指示が出されています。
また、徳島県南部の那賀町から阿南市へと流れる那賀川は水位が上昇し、午前2時に阿南市にある2つの観測所で、住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
国の河川事務所と気象台は、午前0時45分に氾濫警戒情報を出して、流域の住民に警戒を呼びかけています。
このあともお近くの気象台、そして地元の市町村の出す情報に注意をして、避難を心がけてください。
3時になりました。
引き続き台風関連の情報をお伝えします。
大型で強い台風11号は、昨夜高知県に上陸し、四国や近畿、中国地方を暴風域に巻き込みながら北上しています。
四国や紀伊半島を中心に、非常に激しい雨が降り続き、愛媛県では、猛烈な雨が降っていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
それではこの時間に入っている最新の情報です。
現地で取材している渡邊記者と電話がつながっています。
渡邊さん。
私は今、和歌山県新宮市の高台のビルの3階にある南紀新宮報道室に30分ほど前から雨足が強くなっています。
和歌山地方気象台は、きょう午前2時、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
県と和歌山地方気象台は、洪水が起きる可能性がある、氾濫危険水位に達したとして、きょう午前0時に、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
和歌山県によりますと、氾濫の影響で、川沿いにある国道168号線が冠水し、午前0時半から国道およそ1キロにわたって、通行止めにしているということです。
新宮市によりますと、熊野川が氾濫した影響で、付近では住宅など3棟が浸水しているということです。
国道の冠水、それから住宅2棟の浸水などの被害が出ているとの情報が入っているということですが、そのほかに今、確認できてつたえられることはありますでしょうか。
現在では、周囲が暗いということもあって、入っている情報はこれまでになります。
このあとも安全を確認しながら、取材を続けてください。
和歌山県新宮市の現在の状況、熊野川が氾濫しているということで、2棟の住宅が浸水しているという情報が入っているということです。
また国道が冠水しているという情報も入っているということです。
渡邊記者がお伝えしました。
新しい情報です。
去年8月の台風で、広い範囲で浸水被害が出た、徳島県阿南市では、中学校のグラウンドが浸水し始めているということです。
阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが、午前1時20分ごろ、近くの中学校を撮影した写真と映像です。
写真からは、照明に照らされたグラウンドの水面が光り、サッカーのゴールと見られる設備が、半分ほどまで泥水につかっているのが分かります。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドは、午前1時半の時点で、1メートル70センチほどの深さまで浸水しているということです。
一方、和歌山県によりますと、古座川町の七川ダムでは、大雨の影響で満水となることが予測されるため、午前3時ごろから放流の量を3倍に増やすと発表しました。
和歌山県は、古座川のダムの下流の地区では、放流によって、大規模な氾濫が発生するおそれがあるとして、川から離れ、厳重に警戒するよう呼びかけています。
また和歌山県すさみ町は、土砂災害のおそれが高まったとして、午前2時20分、町内全域の2279世帯4398人に避難勧告を出しました。
それでは、愛媛県新居浜市からの中継です。
愛媛県新居浜市の中心部です。
台風の接近に伴い、風が激しくなってきました。
街路樹が大きく揺れ、時折、横殴りの雨が吹きつけてきます。
気象台と愛媛県は、これまでの雨で土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、午前0時15分に、新居浜市と四国中央市に、土砂災害警戒情報を出しました。
気象台と県は、崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に注意するよう呼びかけています。
また新居浜市は、きのう夕方、水防本部を設置しました。
防災担当の職員らが終夜で待機し、特に高潮警報が出ている沿岸部の警戒に当たっています。
今後、雨、風ともに強まるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。
以上、新居浜市からお伝えしました。
続いて、中国地方、岡山県倉敷市から中継です。
岡山県倉敷市のJR倉敷駅前です。
私は今、駅前のビルの陰に止めた車の中にいます。
1時間ほど前に比べて、一段と雨足が強まっていて、雨が窓ガラスをたたく音が響いています。
道路脇の水たまりには、雨が勢いよく打ちつけています。
人通りはほとんど見られません。
風も強くなっていて、風で街路樹の枝が大きく揺れているのが見えます。
先ほど、私たちの目の前で、風にあおられた傘が飛ばされていました。
1時間ほど前には、私たちの車の20メートルほど先で、警察官たちが風で倒れた看板の撤去作業を行っていました。
岡山県南部は、風速25メートル以上の暴風域に入っていて、倉敷市でも午前0時54分に、20.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
消防などによりますと、倉敷市内の空き家で、瓦が数枚落ちたということですが、けが人はいないということです。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は昨夜高知県に上陸し、午前3時には、香川県観音寺市付近を1時間に20キロの速さで、北北西へ進んでいると見られます。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径150キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と、近畿と中国地方の一部が、台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかっていて、非常に激しい雨が降り続き、愛媛県では猛烈な雨が降っています。
午前2時までの1時間には、愛媛県の石鎚山で83.5ミリの猛烈な雨を観測したほか、香川県小豆島町の内海で40ミリ、三重県大台町で35.5ミリなどの激しい雨を観測しました。
また自治体の雨量計では、午前2時までの1時間に、和歌山県新宮市で60ミリ、三重県熊野市で55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
四国や近畿では非常に強い風が吹いていて、和歌山県日高川町では、午前1時11分に31.2メートル、徳島市では午前2時29分に30メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県では、きのうの降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県、高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、山梨県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、和歌山県を流れる熊野川では、新宮市熊野川町の日足地区で氾濫が発生しました。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
きょうの夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後もさらに雨が降り続き、きょうの夜遅くからあすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また、西日本や東日本の太平洋側では、広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、きょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では、波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
またこの時期は一年で最も潮位が高い大潮に当たり、台風の進路に当たる四国などでは、接近と満潮の時間が重なるきょうの朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
新しい情報です。
和歌山県新宮市によりますと、熊野川が氾濫した影響で、市内の熊野川町日足地区で、住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
和歌山県新宮市によりますと、熊野川が氾濫した影響で、市内の熊野川町日足地区で、住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
それでは各地の様子です。
こちらは徳島市内を流れる吉野川の現在の様子です。
激しい風で、ごーっという音が聞こえています。
そして街灯、白い光のすぐ下、雨が横殴りに、激しい風とともに降り続けているのが確認できます。
徳島県内、避難指示や避難勧告が出ています。
避難が難しい場合には、建物の上の階や斜面から離れた部屋に移るなどして、安全を確保してください。
徳島市内を流れる吉野川の現在の様子です。
こちらはJR岡山駅前の現在の様子です。
激しい雨が打ちつける音が聞こえています。
そして、風でカメラも小刻みに揺れ続けています。
激しい雨、そして風が、中国地方でも及んでいます。
JR岡山駅前の現在の様子です。
こちらは、三重県尾鷲市の現在の様子です。
三重県尾鷲市です。
暴風域には入っていませんが、紀伊半島の東側の尾鷲市、激しい風です。
そして明かりがともっている辺りを見ますと、雨も降り続けています。
風で路面に模様を描くように激しく雨も降り続けています。
三重県の尾鷲市の今の様子です。
それでは各地の被害の状況をお伝えします。
徳島県阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが、午前1時20分ごろ、近くの中学校を撮影した映像です。
照明に照らされたグラウンドの水面が光り、サッカーのゴールと見られる設備が、半分ほどまで泥水につかっているのが分かります。
一面、水浸しの状況です。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドは、午前1時半の時点で、1メートル70センチほどの深さまで浸水しているということです。
NHKが各地の放送局を通じて午前2時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など、13の府と県で、合わせて28人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で、71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
埼玉県桶川市ではきのう、用水路に人が流されるのを、近くの中学校の教員が目撃し、消防に通報しました。
当時、用水路は増水して、道路まで水につかり、境目が分からない状態だったということです。
また、大阪・西淀川区の路上では、きのう、88歳の女性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
また、和歌山県と気象庁は、午前2時ごろ、新宮市熊野川町の日足地区で熊野川が氾濫したと発表しました。
この地区では、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達したとして、氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけていました。
徳島県や三重県など、4つの県では、合わせて3万5000人余りに避難指示が出されています。
避難勧告も四国を中心に、9つの県でおよそ42万人余りに出ています。
このほか、14の府と県で、合わせて90万世帯206万人余りに避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では、住宅合わせて13棟が、一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など8つの県では、少なくとも48棟が床上や床下浸水しました。
また、徳島県や香川県など、11の県のおよそ2万6000世帯で停電しています。
四国や中国地方の沿岸では、潮位が上がっている所があります。
きょうの朝にかけて満潮の時間を迎えることから、気象庁は、各地に高潮警報を出して、海岸や河口付近の浸水に警戒するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、午前0時過ぎに満潮の時刻を迎えた高松港では、午前0時現在で、ふだんより潮位が50センチ以上高い、およそ2メートルになっています。
NHKが高松港に設置しているカメラでは、海岸付近の道路が水につかっている様子が確認できます。
また、岡山県玉野市でも午前0時現在で、ふだんより潮位が40センチ以上高くなっています。
この時期は、1年で最も潮位が高い大潮に当たり、四国の太平洋側や瀬戸内海では、満潮の時間が重なる時間帯にかけて、高潮による浸水の被害に警戒が必要です。
各地の満潮時刻は次のとおりです。
香川県の高松港では、午前0時4分ごろと午前11時8分ごろ、多度津町では、午前0時10分ごろと、午前11時39分ごろ、徳島県の美波町日和佐では午前6時6分ごろ、小松島港では、午前6時19分ごろ、高知県の土佐清水市では、午前6時16分ごろ、高知港では午前6時10分ごろ、愛媛県の新居浜市では、昨夜11時47分ごろと午前11時26分ごろ、松山港では午前9時32分ごろです。
広島県の広島港では午前10時13分ごろ、竹原市では午前10時31分ごろ、岡山県の倉敷市水島では午前0時10分ごろと、午前11時34分ごろ、玉野市宇野港では午前0時5分ごろと、午前11時14分ごろ、兵庫県の神戸港では午前7時6分ごろ、姫路港では、午前0時29分ごろと午前10時9分ごろ、淡路島洲本市では、午前6時39分ごろとなっています。
続いて交通機関への影響です。
鉄道は各地で運休が相次ぎ、JR松山駅でも、足止めされた人が出ました。
影響は関西や首都圏など、広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと、中央線は東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で、昨夜9時半過ぎから運転を見合わせています。
この影響で、山梨県内で止まっていた2本の普通列車について、運転再開のメドが立たないことから、乗客合わせておよそ80人に、列車内で泊まってもらうことを決めました。
きょうの山陽新幹線の運行について、JR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで、検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で、上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、圏央道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は、四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
きょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など26便などとなっています。
それでは、四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
台風11号は、高知県に上陸し、四国を北上していて、愛媛県では非常に激しい雨が降っています。
愛媛県今治市と香川県土庄町から中継でお伝えします。
愛媛県東部、今治市のJR今治駅前です。
この2時間ほどで、雨の量が一気に増え、粒も大きくなりました。
強い風が吹いてきます。
駅前にある木の枝が、大きく揺れています。
カメラで見ている画面奥が北東の方角、風は左側、つまり北西の風が吹いてきます。
枝は元の位置に戻ろうとしますが、強い風を受け、安定しません。
枝が大きくしなるときは、人は両足で踏ん張らないと耐えることができません。
今治市水防本部によりますと、昨夜11時から午前0時15分まで、海岸沿いの市道150メートルが、波をかぶって危険だとして通行止めになりました。
ただ、今は解除されています。
愛媛県内、きょうの午前中にかけて満潮の時間を迎えます。
海沿いの通行には、厳重な警戒が必要です。
今治市JR今治駅前でした。
瀬戸内海の小豆島です。
街灯に照らされた雨の降り方の様子、そして木々の揺れ方を見ますと、雨、風ともに依然として激しい状況が続いています。
小豆島では先ほど午前0時17分に、25.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また雨も午前2時までの1時間に、40ミリの激しい雨が降りました。
高松や岡山などを結ぶフェリーや高速艇が発着する土庄港です。
道路上にたまった水が波打つようにひがしからのあめと風が打ちつけています。
地元ではきのうの間に港の防潮堤の扉を閉めるなど、高潮対策を取ってきました。
土庄港の満潮の時刻は午前0時過ぎでしたけれども、海水が僅かに岸壁を乗り越えましたが、防潮堤までは届かず、これまで大きな被害にはなっていません。
香川県沿岸の高潮警報、先ほど解除になりましたが、このあとも土砂災害などには引き続き警戒が必要です。
香川県小豆島の土庄港でした。
台風による被害が四国各地で出ています。
徳島県阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが、午前1時20分ころ、近くの中学校を撮影した映像です。
この中学校は、去年8月の台風で2階まで浸水した加茂谷中学校で、グラウンドが午前0時ごろから浸水し始めているということです。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドはごぜん1時半の時点で1メートル70センチほど浸水しているということです。
愛媛県今治市で、きのう午後、自転車の後ろの荷台に乗っていた4歳の女の子が、風にあおられて自転車ごと転倒し、頭に軽いけがをしたほか、高松市と徳島県鳴門市では、強風にあおられて転倒した2人がけがをしました。
四国電力によりますと、台風の影響で、四国ではきょう午前2時現在、4県の合わせて2万2000世帯余りで停電しています。
県別では徳島県で1万7056世帯、香川県で4303世帯、高知県で896世帯、愛媛県で365世帯となっています。
大雨が降り続いている徳島県では、那珂川の水位が上昇し、午前2時に、阿南市にある2つの観測所で、住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しました。
また、徳島市と小松島市、それに勝浦町を流れる勝浦川でも水位が上昇し、昨夜10時50分ごろ、勝浦町よこせの観測所で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達しました。
さらに園瀬側も徳島市にある観測所で昨夜10時に氾濫危険水位に達しています。
松山からお伝えしました。
四国地方の状況でした。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県と広島県のほぼ全域が現在、台風の暴風域に入っています。
まずは岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
依然として風が強く吹き、雨も横殴りに降っています。
潮位は現在も高く、波が岸壁の上に押し寄せるときもあります。
岡山県は全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、玉野市で午前2時37分に27.8メートル、岡山市で午前2時45分に26.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また風も強まっていて、瀬戸内市では午前3時までの1時間に、31.5ミリの激しい雨が降っています。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が強風で飛ばされたほか、きょう午前1時半ごろ、玉野市宇野にある旧国道フェリーの社屋の屋根が飛ばされたということです。
いずれもけが人はいないということです。
気象台では、高潮に注意するとともに、土砂災害や浸水害、河川の増水や氾濫、暴風や高波に警戒を呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に、避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
また、避難準備情報は、岡山市や倉敷市など8つの市と村で合わせておよそ8万世帯に出されています。
岡山でした。
台風11号による影響で、中国地方では、山口県で2人が骨折する大けがをするなど、山口県と広島県で合わせて5人がけがをしました。
きのう午後2時ごろ、山口県宇部市の高校のグラウンドで、2年生のサッカー部の男子生徒が強風で倒れてきた鉄製のゴールポストに足を挟まれ、右足の骨を折る大けがをしました。
下関地方気象台によりますと、台風11号の接近に伴い、当時、宇部市では13.9メートルの最大瞬間風速を観測していました。
山口県ではきのう午後6時過ぎにも、周防大島町で歩いていた88歳の女性が強風にあおられて路上で転倒し、手首の骨を折る大けがをしたほか、顔にも軽いけがをしたということです。
また下関市では80代の男女2人が強風にあおられ転倒し、頭や指に軽いけがをしました。
一方、広島県では、きのう午後2時過ぎ、東広島市の中古車販売店で、タイヤを積んでいた棚が倒れ、通りかかった19歳の女性に当たり、軽いけがをするなど、台風11号による影響で、中国地方では、山口県と広島県で、合わせて5人がけがをしました。
広島からお伝えしました。
続いて近畿地方の状況について、大阪からお伝えします。
こちらは国土交通省が熊野川の河口に近い和歌山県新宮市に設置したカメラの映像です。
熊野川の水面が映っています。
和歌山県と和歌山地方気象台は、きょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
新宮市によりますと、熊野川が氾濫した影響で市内の熊野川町日足地区で、住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
一方、和歌山県によりますと、古座川町の七川ダムでは大雨の影響で満水となることが予測されるため、午前3時ごろから放流の量を3倍に増やすと発表しました。
県は古座川のダム下流の地区では、放流によって、大規模な氾濫が発生するおそれがあるとして、川から離れ、厳重に警戒するよう呼びかけています。
近畿地方は台風の暴風域に、和歌山県と大阪府、兵庫県が入っています。
午前1時前には、和歌山県の南紀白浜空港で、34メートルの最大瞬間風速を観測しました。
午前3時までの1時間に、和歌山県が新宮市に設置した雨量計で53ミリ、奈良県が上北山村に設置した雨量計で54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
上北山村では降り始めからの雨量が620ミリに達し、平年の7月1か月分の雨量の1.5倍を超える大雨となっています。
和歌山県では熊野川が氾濫するなど、各地で川の水位が上昇しているほか、土砂災害の危険性が非常に高まっている地域があります。
奈良県でも土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
これから近畿の南部では、1時間に80ミリの猛烈な雨が、中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす午前0時までに降る雨の量はいずれも多い所で、南部で500ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
南部と中部を中心に猛烈な風が吹いて、海上は猛烈なしけとなる見込みです。
兵庫県南部や和歌山県を中心に、朝にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象台は、警戒を呼びかけています。
この台風によると見られる被害の情報です。
兵庫県南あわじ市阿那賀の水路で、きのう午後0時半ごろ、71歳の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、台風の接近に備えて、窓の補強作業をしている最中に、なんらかの理由で水路に転落したと見て、調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て、調べています。
兵庫県伊丹市ではきのう午後4時半ごろ、73歳の女性が、自宅近くで強風にあおられて転倒し、左足を骨折しました。
各地に避難指示や避難勧告が出ています。
避難指示が出ているのは、奈良県十津川村の滝川地区と風谷地区の合わせて19世帯38人、和歌山県由良町の大引地区の一部の6世帯14人です。
避難勧告が出ているのは、和歌山県では田辺市の一部と古座川町全域、美浜町の一部、橋本市の一部、新宮市熊野川町、白浜町の一部、かつらぎ町の一部、すさみ町の全域、高野町の一部、奈良県では十津川村の一部、五條市大塔町です。
以上、近畿地方の情報でした。
続いて、中部地方の状況について、名古屋からお伝えします。
お伝えします。
台風11号の影響で、東海、北陸地方は三重県を中心に、降り続いています。
このあとも猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、それに高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。
それでは、NHK津放送局前から現在の状況をお伝えします。
津市内はこの3時間ほど雨が小降りになっています。
ただ、風が強まってきています。
風にあおられて、この雨が舞うように降っています。
傘を差すのは厳しい状況、危険な状況となっています。
上空では、ごーごーっという、風がうなるような音が響いています。
台風本体の雨雲が三重県にかかってから12時間近くがたちました。
このあとも昼前にかけて、長時間雨が降り続く見込みです。
三重県南部では、一部の河川で、氾濫危険水位に達しています。
避難指示や避難勧告が出されています。
このあとも河川の増水や氾濫、それに土砂災害に厳重な警戒が必要です。
津からお伝えしました。
三重県が熊野市に設置した雨量計で、午前2時までの1時間に55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
この雨の影響で、熊野市では、土砂災害の危険が特に高まっているとして、三重県と津地方気象台は、午前2時50分、熊野市に土砂災害警戒情報を出しました。
また大台町では、きのう午後3時の降り始めからの雨量が400ミリを超え、例年の7月1か月分の雨量を超える大雨となっています。
三重県では伊賀市の木津川や熊野市の板屋川、紀宝町の相野谷川、紀北町の銚子川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっています。
台風の動きが遅いため、このあとも大雨が続く見込みで、三重県では、多い所で1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあると予想されています。
NHKがまとめたところ、台風11号の影響で、東海北陸地方では、これまでに合わせて5人がけがをしました。
このうち浜田市の特別養護老人ホームでは、日よけ用のテントが倒れ、男性1人が首にけがをしました。
避難に関する情報です。
三重県紀宝町では、相野谷川の水位が上昇していることから、高岡地区、大里地区、鮒田地区、井内地区の合わせて685世帯1372人に対して、避難指示が出されています。
名古屋からお伝えしました。
中部地方の情報でした。
では、台風11号による大雨や暴風の詳しい見通しについて、気象情報担当の斉田さんに伝えてもらいます。
この時間も台風11号の雲、ゆっくりと北上している状態です。
台風の中心付近は、依然として雨雲が広い範囲で発達しています。
現在のレーダーの雨雲の様子、ご覧ください。
この時間は四国や紀伊半島、それに中国地方でも、雨足が強まり始めています。
特にこの時間は、紀伊半島の南東側で、雨雲が発達しています。
また静岡県中心も、山沿いを中心に、局地的に雨雲が発達しています。
この1時間に降った雨の量、見てみますと、三重県や岡山県、それに愛媛県でも30ミリ以上、激しい雨が降っている状態です。
広い範囲で雨の量が多くなって、地盤が緩んでいる所も多くなっています。
こちらはこれまでに降った雨が、地盤にしみ込んでいる雨の量を表しています。
特に四国や紀伊半島、紫色の範囲が広がっています。
このあと、雨が弱まっても、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
また、広い範囲で雨の量が多くなり、川は増水し、氾濫している所も出てきています。
雨が弱まっても、上流で降った雨が流れてきて、時間がたってから川が増水、氾濫するおそれがありますので、引き続き警戒してください。
このあとの雨の予想雨量です。
今夜遅くにかけての24時間、いずれも多い所で、近畿地方で500ミリ、四国や東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
では雨の予想です。
こちら、午前4時の予想ですが、紀伊半島の南東側、そして静岡県や愛知県、岐阜県にも、活発な雨雲が予想されています。
このあと動かして見ていきますと、朝にかけても同じような所で、断続的に雨足が強まる見込みです。
さらにこのあとです。
午後になると、台風が北上して、日本海側で雨足が強まってきますが、南から湿った空気の流れ込みが続きますので、太平洋側でも、断続的に雨足の強まる所がありそうです。
台風11号の情報です。
午前3時の推定位置です。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートルで、強い勢力を保っています。
この時間、四国の広い範囲や、中国地方、それに近畿地方も一部が暴風域に入っているものと見られます。
1時間に20キロと、速度は変わらずに北北西へと進んでいます。
このあとも速度はあまり上がらない見込みです。
中国地方を北上して、午後には日本海へと進む予想です。
ただ、日本海に進んだあとも、動きが遅く、台風の影響は長引きそうです。
予想される最大瞬間風速です。
四国で50メートル、近畿や中国地方で45メートルの予想です。
最大瞬間風速が40メートル以上になりますと、屋外での行動、極めて危険です。
看板などが落下するおそれもあります。
また50メートルぐらいになりますと、多くの木や電柱などが倒れるおそれがあります。
暴風域に入っている間は、外には出ないようにしてください。
では風の予想を詳しく見ていきましょう。
こちらは午前4時の予想です。
台風の中心の東側、四国や紀伊半島では、南風が強まることが予想されます。
また中国地方、日本海側では吹き返しの北風が強まることが予想されています。
動かして見てみましょう。
このあと、台風が北上するにつれて、日本海側の北風、強まる地域が増えてきそうです。
また、高潮による浸水にも警戒が必要です。
このあと昼前にかけて、四国や中国地方など、満潮時刻を迎える所が多くなります。
今は大潮の時期のため、水位の変動が大きいです。
満潮時刻に近づくと、急に水位が上昇して、海岸付近、浸水するおそれがありますので、引き続き警戒が必要です。
また、避難指示や避難勧告、出ている所があります。
ただ、避難所に行くことだけが避難ではありません。
建物の2階以上や、崖から離れた場所にいるなど、少しでも安全な場所に身を置くようにしてください。
またこのあと、停電が発生するおそれもあります。
懐中電灯などで明かりを確保して、また最新の情報得るために、携帯電話などは充電しておくようにしてください。
では、今の外の様子をお伝えします。
愛媛県新居浜市から中継です。
愛媛県新居浜市の中心部です。
雨と風は少し弱まってきたように感じますが、まだ時折、横殴りの雨が吹きつけてきます。
気象台と愛媛県は、これまでの雨で、土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、午前0時15分に、新居浜市と四国中央市に、土砂災害警戒情報を出しました。
気象台と県は、崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に、注意するよう呼びかけています。
また新居浜市は、きのう設置した水防本部に、防災担当の職員らが終夜で待機し、特に沿岸部の警戒に当たっています。
以上、新居浜市からお伝えしました。
4時になりました。
台風の情報をお伝えします。
大型で強い台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、四国や近畿、中国地方を暴風域に巻き込みながら、北上しています。
四国や紀伊半島を中心に、非常に激しい雨が降り続いていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
それではこの時間に入っている最新の情報です。
和歌山県新宮市の熊野川の現在の様子です。
和歌山県と和歌山地方気象台では、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
一方、和歌山県と和歌山地方気象台によりますと、熊野川は、田辺市のほんぐう水位観測所で、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達しました。
一方、和歌山県によりますと、古座川町の七川ダムでは大雨の影響で満水となることが予測されるため、放流の量を3倍に増やすと発表しました。
県は、古座川のダムの下流の地区では、放流によって大規模な氾濫が発生するおそれがあるとして、川から離れ、厳重に警戒するよう、呼びかけています。
こちらは去年8月の台風で、広い範囲で浸水被害が出た、徳島県阿南市の中学校のグラウンドです。
阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが午前1時20分ごろ、撮影しました。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドは午前1時半の時点で、1メートル70センチほどの深さまで浸水したということです。
それでは愛媛県新居浜市から中継です。
愛媛県新居浜市の中心部です。
雨と風は少し弱まってきたように感じますが、まだ時折、横殴りの雨が吹きつけてきます。
気象台と愛媛県はこれまでの雨で、土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、午前0時15分に、新居浜市と四国中央市に、土砂災害警戒情報を出しました。
気象台と県は、崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に注意するよう、呼びかけています。
また新居浜市は、きのう設置した水防本部に、防災担当の職員らが終夜で待機し、特に沿岸部の警戒に当たっています。
以上、新居浜市からお伝えしました。
続いて、岡山県倉敷市から中継です。
岡山県倉敷市のJR倉敷駅前です。
私は駅前のビルの陰に止めた車の中にいます。
時間がたつにつれて、だんだんと雨、風ともに強まってきています。
雨が車の窓ガラスをたたく音が響いています。
道路脇には大きな水たまりが出来ていて、雨が勢いよく打ちつけています。
風も強くなってきていて、風で街路樹の枝が大きく揺れているのが見えます。
歩道には、風で飛ばされた傘がいくつも捨てられていました。
先ほど、風が強いため、傘を差すのを諦めて、ぬれたまま急いで歩いている人もいました。
2時間ほど前には、警察官たちが風で倒れた看板の撤去作業を行う様子も見られました。
岡山県南部は、風速25メートル以上の暴風域に入っていて、倉敷市でも午前0時54分に、20.5メートルの最大瞬間風速を観測しました。
消防などによりますと、倉敷市内の空き家で、瓦が数枚落ちたということですが、けが人はいないということです。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型で強い台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、午前4時には香川県観音寺市付近を、1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいると見られます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心の南東側130キロ以内と、北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国のほぼ全域と、近畿と中国地方の一部が、台風の暴風域に入っています。
四国や紀伊半島には、台風本体の発達した雨雲がかかっていて、非常に激しい雨が降り続いています。
午前3時までの1時間には、三重県大台町で53.5ミリの非常に激しい雨を観測したほか、奈良県十津川村風屋で40ミリ、愛媛県の石鎚山で39.5ミリなどの激しい雨を観測しました。
また自治体が設置した雨量計では、午前3時までの1時間に、愛媛県西条市で66ミリ、新居浜市で54ミリ、和歌山県新宮市で53ミリ、奈良県五條市で52ミリの非常に激しい雨を観測しました。
四国や近畿では、非常に強い風が吹いていて、和歌山県日高川町では、午前1時11分に31.2メートル、徳島市では午前2時29分に30メートルの最大瞬間風速を観測しました。
徳島県では、きのうの降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超えています。
これまでに降った雨で、徳島県と香川県高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、山梨県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、和歌山県を流れる熊野川では、新宮市熊野川町の日足地区で氾濫が発生しました。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
今夜遅くまでに降る雨の量は、近畿で500ミリ、四国と東海で400ミリ、中国地方で300ミリ、関東甲信で250ミリと予想されています。
台風の動きが遅いため、そのあともさらに雨が降り続き、今夜遅くからあすの夜遅くまでの雨量は、東海の多い所で200ミリから300ミリと予想されています。
また西日本や東日本の太平洋側では、広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は四国で35メートル、中国地方と近畿で30メートル、九州北部で23メートル、東海で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから50メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、きょうは広い範囲で大しけが続き、四国や近畿、東海の沿岸では、波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また、現在は1年で最も潮位が高い夏の大潮の時期で、四国などでは、満潮の時間を迎える、きょう午前にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
それでは各地の様子です。
こちらは徳島市内を流れる吉野川の映像です。
路面がぬれているのが分かります。
風で水が右から左に動いています。
これから朝を迎えて、明るい時間帯になってきますが、むやみに外に出るのは危険です。
川など増水した川など、様子を見に行くのは控えてください。
続いて和歌山県田辺市の現在の様子です。
強い風の音がごーっと聞こえます。
雨が路面を打ちつけています。
雨が左から右へたなびくように降っているのが分かります。
四国や近畿、東海の沿岸では、波の高さが9メートルから10メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
海には近づかないようにしてください。
続いてこちらは、兵庫県姫路市の現在の様子です。
風でかたかたと音が聞こえます。
街路樹でしょうか、道路沿いの木が大きく揺れています。
朝の時間帯を迎えるにあたって、思わぬところに被害が出ているおそれもあります。
川の増水、土砂崩れなどに警戒し、周囲の状況をよく確認して、身の安全を確保してください。
また外では足元などに十分に注意してください。
外出はなるべく控えるようにしてください。
車の運転も危険です。
各地の様子を見てきました。
今入ってきた情報です。
台風11号の接近に伴い、熊野川が氾濫危険水位を超え、さらに上昇が見込まれるとして、和歌山県田辺市は、本宮地区の224世帯468人に避難指示を出しました。
台風11号の接近に伴い、熊野川が氾濫危険水位を超え、さらに上昇が見込まれるとして、和歌山県田辺市は、本宮町本宮地区の224世帯468人に避難指示を出しました。
周囲の状況に注意して早めに避難するか、避難が難しい場合は建物の2階などで身の安全を確保するようにしてください。
それでは各地の被害の状況です。
徳島県阿南市にある中学校の午前1時20分ごろの様子です。
グラウンドが一面水につかり、照明に照らされています。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドは、午前1時半の時点で、1メートル70センチほどの深さまで浸水しているということです。
NHKが各地の放送局を通じて、午前3時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など、13の府と県で、合わせて29人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は男性が台風に備えて、水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
大阪・西淀川区の路上ではきのう、88歳の女性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
また和歌山県と気象庁は、午前2時ごろ、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
和歌山県によりますと、川沿いにある国道168号線が冠水していて、日足地区のおよそ1キロの範囲を通行止めにしているということです。
徳島県や三重県など4つの県では、合わせて3万5000人余りに避難指示が出されています。
避難勧告も四国を中心に9つの県で42万1000人余りに出ています。
このほか14の府と県で、90万世帯余り、およそ207万人に避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では住宅合わせて13棟が一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など9つの県では、少なくとも51棟が床上や床下浸水しました。
また徳島県や香川県など、10の県のおよそ2万5000世帯で停電しています。
新しい情報が入りました。
和歌山県によりますと、広川町を流れる広川は、新広橋水位観測所で、洪水が起きる危険性がある氾濫危険水位に達しました。
今後、水位はさらに上昇する見込みで、和歌山県はきょう午前3時25分に氾濫危険情報を出して、厳重に警戒するよう呼びかけています。
続いて交通機関への影響です。
鉄道は、各地で運休が相次ぎ、JR松山駅でも足止めされた人が出ました。
影響は、関西や首都圏など広い範囲に及んでいます。
JR東日本によりますと、中央線は東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で、さくや9時半過ぎから運転を見合わせています。
この影響で、山梨県内で止まっていた2本の普通列車について、運転再開のメドが立たないことから、乗客合わせておよそ80人に、列車内で泊まってもらうことを決めました。
きょうの山陽新幹線の運行について、JR西日本は、今後の台風11号の進路などを見極めたうえで、検討していくことにしています。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で、上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、圏央道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は、四国各地を発着する便など合わせて217便が欠航しました。
きょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは、関西を発着する便など26便などとなっています。
続いて四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
大型で強い台風11号は昨夜、高知県に上陸し、四国では所によって激しい雨が降っています。
愛媛県今治市から中継でお伝えします。
愛媛県東部にある今治市、JR今治駅前です。
午前4時前ごろから雨が弱くなり、雨の粒もかなり細かくなっています。
絶えず強く吹いていた西寄りの風も、この時間は吹いたりやんだりを繰り返しています。
木の枝や葉も大きく揺れる回数は減っています。
4時を回ってJR今治駅の構内に明かりがつきました。
ふだんですと、このあと、始発は5時台に、特急と普通列車の運行がありますが、現時点で運行の見通しは立っていません。
JR四国では、台風通過後に線路の点検を行って、安全を確認してから、運転を再開する予定だということです。
愛媛県今治市からお伝えしました。
台風による被害が四国各地で出ています。
徳島県阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが、近くの中学校を撮影した映像です。
この中学校は、去年8月の台風で2階まで浸水した加茂谷中学校で、グラウンドが午前0時ごろから浸水し始めているということです。
阿南市によりますと、中学校のグラウンドは、午前1時半の時点で、1メートル70センチほど浸水しているということです。
香川県観音寺市で、きょう午前0時半ごろ、屋根瓦を直そうとしていた75歳の男性が、まぶたの上を切るけがをしたほか、高松市香川のさぬき市、愛媛の今治市、徳島の鳴門市で、合わせて5人のけが人が出ています。
四国電力によりますと、台風の影響で、四国ではきょう午前3時現在、4軒の合わせて2万1000世帯余りで停電しています。
県別では、徳島県で1万6746世帯、香川県で3584世帯、高知県で1328世帯、愛媛県で102世帯となっています。
台風で、きょうも四国の交通機関に影響が出る見通しです。
JRは四国のすべての路線で始発の運転を見合わせます。
JR四国では、線路の点検を行って、異常がなければ順次、運行を再開したいとしています。
神戸淡路鳴門自動車道は、徳島県の鳴門インターチェンジと、兵庫県の洲本インターチェンジの間が、通行止めになっています。
香川県と岡山県を結ぶ瀬戸中央自動車道が、香川県の坂出インターチェンジと岡山県の児島インターチェンジの間が通行止めとなっています。
空の便では、始発便など松山空港を発着する16便の欠航が決まっています。
このほか高知空港は3便、高松空港は2便、徳島空港は10便の欠航が決まっています。
松山からお伝えしました。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県と広島県が台風の暴風域に入っています。
まず岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
依然として風が強く吹いています。
また横殴りの雨も降り続いています。
潮位は現在も高く、波が時折、岸壁の上に押し寄せます。
岡山県はほぼ全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市で午前3時44分に29.6メートル、玉野市で午前2時37分に27.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が、強風で飛ばされたほか、きょう午前1時半ごろ、玉野市宇野にある旧国道フェリーの社屋の屋根が飛ばされたということです。
いずれもけが人はいないということです。
また雨も強まっていて、瀬戸内市では午前4時までの1時間に、41.5ミリの激しい雨が降っています。
土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、岡山地方気象台と岡山県は午前4時13分、備前市と瀬戸内市に土砂災害警戒情報を出して、土砂災害に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難に関する情報に注意するよう呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市沿岸部の2301世帯です。
また避難準備情報は、岡山市や倉敷市など8つの市と村で、合わせておよそ8万世帯に出されています。
岡山でした。
台風11号による影響で、中国地方では山口県と広島県で3人が骨折する大けがをするなど、合わせて6人がけがをしました。
きのう午後2時ごろ、山口県宇部市の高校のグラウンドで、2年生のサッカー部の男子生徒が強風で倒れてきた鉄製のゴールポストに足を挟まれ、右足の骨を折る大けがをしました。
山口県では、きのう午後6時過ぎにも、周防大島町で歩いていた88歳の女性が強風にあおられて路上で転倒し、手首の骨を折る大けがをしたほか、顔にも軽いけがをしたということです。
また下関市では、80代の男女2人が強風にあおられ転倒し、頭や指に軽いけがをしました。
一方、広島県では、きのう午後6時ごろ、広島市南区で、歩いていた75歳の女性が強風にあおられて転倒し、左手の手首の骨を折る大けがをしたほか、頭を打つなどのけがをしました。
またきのう午後2時過ぎには、東広島市の中古車販売店で、タイヤを積んでいた棚が倒れ、通りかかった19歳の女性に当たり、軽いけがをするなど、台風11号による影響で、中国地方では山口県と広島県で合わせて6人がけがをしました。
広島からお伝えしました。
では続いて、愛媛県新居浜市から中継です。
愛媛県の新居浜市の中継の映像をご覧いただいています。
雨が降り続いているようです。
視界が悪くなっています。
照明がぼんやりと見えています。
愛媛県の新居浜市、台風11号の暴風域に入っています。
路面に雨粒が落ちているのが分かります。
引き続き、土砂災害や川の増水などに十分に警戒してください。
愛媛県新居浜市の中継映像です。
それでは各地の様子です。
こちらは徳島市内を流れる吉野川の映像です。
風の音が聞こえます。
道路が見えています。
車が通行しています。
強風の中では、横風にあおられるような状態になります。
車の運転はなるべく控えるようにしてください。
身の安全を確保するようにしてください。
暴風域に入っている徳島県の吉野川の映像です。
続いてこちらは、和歌山県田辺市の現在の様子です。
熊野川が流れる田辺市です。
台風11号の接近に伴い、熊野川が氾濫危険水位を超え、さらに上昇が見込まれるとして、和歌山県田辺市は、本宮町本宮地区の224世帯468人に、先ほど、避難指示を出しました。
現在も雨が強い状態、雨風が強い状態が続いています。
引き続き警戒してください。
こちらは兵庫県姫路市の現在の様子です。
道路が見えています。
道路の上に、街路樹が立っています。
大きな木が左右に揺れています。
風の音が聞こえています。
木が大きく揺れているのが分かります。
これから朝を迎えて、明るい時間帯に入ってきます。
むやみに外に出るのは危険です。
増水した川などの様子を見に行くのは控えてください。
思わぬところに被害が出ているおそれもあります。
周囲の状況をよく確認して、身の安全を確保してください。
また道路が冠水しているおそれもあります。
冠水した道では、マンホールや側溝などに足を取られることもあります。
足元など、十分に注意してください。
外出はなるべく控えてください。
車の運転も危険です。
また避難の情報が出ている地域では、周囲の状況に注意して早めに避難するか、避難が難しい場合は、建物の2階で斜面から離れた場所で身の安全を確保してください。
兵庫県姫路市の現在の様子です。
2015/07/16(木) 23:00〜04:30
NHK総合1・神戸
ニュース「台風11号」関連[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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