NHKニュース おはよう日本 2015.07.17


おはようございます。
5時になりました。
7月17日金曜日、NHKニュースおはよう日本です。
大型の台風11号は、昨夜、高知県に上陸し、四国や近畿、中国地方を暴風域に巻き込みながら北上しています。
四国や紀伊半島では、降り始めからの雨量が多い所で500ミリを超えていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
では、この時間に入っている最新の情報です。
和歌山県新宮市の熊野川の現在の様子です。
和歌山県と和歌山地方気象台によりますと、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したということです。
住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
また熊野川は、新宮市の上流の田辺市でも、氾濫する危険性がある氾濫危険水位に達しています。
岡山県玉野市にある宇野港から中継です。
岡山県玉野市の宇野港の様子です。
東からの強い風がごーという音を立てて吹き続けています。
時折、パトロールの車が通り過ぎるんですが、スピードを落として通り過ぎていきます。
雨も強く、横殴りの雨が風に乗り、路面をたたき続けています。
潮位は満潮の時刻と重なったきょうの未明には、この1段低くなっている、斜めの部分を越えて、上の平らなアスファルトの部分まで打ち寄せていたんですが、この時間は少しずつ、低くなっています。
ただ、雨や風は強まっていて、県によりますと、宇野港近くの浮き桟橋の屋根が、風で飛ばされたということです。
台風はこのあと昼前にかけて、岡山県に最も接近する見込みで、引き続き警戒が必要です。
岡山でした。
三重県尾鷲市から中継です。
三重県南部、尾鷲市の中心部です。
昨夜から雨、風ともに強い状態が続いています。
時折、横殴りの風が吹いて、雨が路面にたたきつけられるように降っています。
尾鷲市ではきのう未明からの雨が330ミリに達しています。
また午前2時50分には、26.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
南に隣接する熊野市では、土砂災害警戒情報が発表されています。
このあとも昼ごろにかけて大雨が続く見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
三重県南部の尾鷲市からお伝えしました。
続いて愛媛県新居浜市から中継です。
愛媛県新居浜市の中心部です。
雨と風は少し弱まってきたように感じますが、まだ時折、横殴りの雨が吹きつけてきます。
気象台と愛媛県は、これまでの雨で、土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、午前0時15分に、新居浜市と四国中央市に土砂災害警戒情報を出しました。
気象台と県は、崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に注意するよう呼びかけています。
また新居浜市は、きのう設置した水防本部に、防災担当の職員らが、終夜で待機するとともに、地元の消防団が土砂災害の警戒パトロールを行っているということです。
以上、新居浜市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型の台風11号は昨夜、高知県に上陸し、午前5時には香川県丸亀市の西30キロを、1時間に20キロの速さで、北北西へ進んでいると見られます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の南東側130キロ以内と、北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国の広い範囲と近畿と中国地方の一部が、台風の暴風域に入っています。
紀伊半島などには台風周辺の発達した雨雲がかかっていて、国土交通省が設置した雨量計では、午前4時までの1時間に、三重県大台町で57ミリ、奈良県上北山村で56ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また台風の北上に伴って、中国地方などでも雨が強まり、午前4時までの1時間には、岡山県瀬戸内市で41.5ミリ、兵庫県淡路市で35.5ミリ、徳島県三好市池田で31.5ミリの激しい雨を観測しました。
また四国や近畿などでは、非常に強い風が吹いていて、午前3時40分ごろには、高知県の室戸岬で34.8メートル、岡山市で29.6メートル、和歌山市の友ヶ島灯台で29.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
四国や紀伊半島では昨夜から非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が多い所で500ミリを超える大雨となっています。
これまでに降った雨で、徳島県と高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、岡山県、山梨県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では、川が増水して、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、和歌山県を流れる熊野川では、新宮市熊野川町の日足地区で、氾濫が発生しました。
台風はこのあとも暴風域を伴って、比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
きょうは西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本ではきょうも広い範囲で、非常に強い風が吹き、中国地方や四国では、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、中国地方と四国で30メートル、近畿で25メートル、九州北部で23メートル、最大瞬間風速は35メートルから45メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸では所によって、波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また、今は1年で最も潮位が高い夏の大潮の時期で、四国や近畿、中国地方では、満潮の時間を迎えるきょう昼前にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
それでは各地の様子です。
こちらは広島県福山市の今の様子です。
雨が強く降っていて、そして風の音がマイクを通じて聞こえてきます。
福山の街なか、雨の量が多くなっています。
地面を見ますと、地面にうっすらと、もう水の膜のように、水が、降っていて、そして建物などが反射しているような様子が見えます。
こちらは香川県小豆島の現在の様子です。
見えているのは、土庄港です。
こちらも雨、風、強まっています。
雨がこの地面に、覆っている所では風が吹き付けますと、その風の吹きつけた形に合わせて、水たまりが波打つようになります。
海岸では高波や高潮にも警戒をしてください。
高潮の危険性が高い場合は、頑丈な建物の上の階に避難をするようにしてください。
こちらは和歌山市の今の様子となっています。
カメラのレンズに雨粒が落ちています。
こちらも道路に、もううっすらと、雨が膜のようになっているように見えます。
信号機の明かり、街灯などが道路にもう映り込んでいるような状況です。
車の運転、風でハンドルを取られることがあります。
また雨で視界が悪くなっていますので、避難などで車に乗る際には、十分注意をしてください。
ご覧いただいているのは、和歌山市の現在の様子です。
各地の被害の状況です。
徳島県阿南市にある中学校の午前1時20分ごろの様子です。
グラウンドが一面水につかり、照明に照らされています。
阿南市の災害対策本部によりますと、この中学校は、周囲の住宅地よりも低い土地に建設されています。
このため浸水が続いていて、午前4時現在、3メートルほどの高さになっているということです。
近くを流れる川の上流にあるダムの放流量が増加したため、下流域では時間差で増水することも予想され、中学校の浸水はさらに高くなると見られます。
NHKが各地の放送局を通じて、午前4時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など、13の府と県で、合わせて29人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は男性が台風に備えて、水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て調べています。
大阪・西淀川区の路上では、きのう、88歳の女性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
川の水位が増水していて、濁流になっているのが分かります。
和歌山県と気象庁は、午前2時ごろ、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
和歌山県田辺市によりますと、世界遺産、熊野本宮大社の近くを通る国道168号線が、およそ50メートルにわたって冠水し、付近は通行止めになっているということです。
徳島県や三重県など5つの県では、合わせておよそ3万6000人に避難指示が出されています。
避難勧告も四国を中心に9つの県で、37万1000人余りに出ています。
このほか、14の府と県でおよそ90万世帯のおよそ206万人に避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では、住宅合わせて13棟が一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など9つの県では、少なくとも51棟が床上や床下浸水しました。
また徳島県や香川県など、11の府と県の2万3000世帯余りで停電しています。
続いて交通機関への影響です。
JR東日本によりますと、中央線は昨夜から、東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で運転の見合わせが続いています。
JR東日本によりますと、この区間の運転再開のメドは午前4時半現在、立っていないということです。
首都圏のこのほかのJR各線や私鉄各線は、午前4時半現在は平常どおり運行する予定だということです。
JR東海によりますと、東海道新幹線はけさの始発から平常どおり運行することにしています。
JR西日本は、山陽新幹線の運行について、今後の台風の進路などを見極めたうえで、検討していくことにしています。
また関西の鉄道は、けさの始発から運転を見合わせる区間があります。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で上下線で通行止めになっているほか、中央自動車道、圏央道、神奈川県の西湘バイパス、瀬戸中央自動車道で通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は四国各地を発着する便など合わせて217便が欠航しました。
きょうは航空各社によりますと、四国や関西各地を発着する朝の時間帯の便を中心に、これまでに126便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのは、スカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など26便などとなっています。
では続いて、中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では、岡山県と広島県が台風の暴風域に入っています。
まず岡山からお伝えします。
岡山県玉野市宇野港の今の様子です。
依然として風が強く吹き、強い雨が降っています。
波は白波が岸壁に打ち寄せています。
岡山県はほぼ全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市できょう午前3時44分に29.6メートル、玉野市で午前2時37分に27.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
玉野市消防本部などによりますと、きのう午後10時ごろ、玉野市の鉄工所にある建物の2階の屋根が強風で飛ばされたほか、きょう午前1時半ごろ、玉野市宇野の県が管理している、浮桟橋の屋根が、風で飛ばされたということです。
けが人はいないということです。
また雨も強まっていて、瀬戸内市では午前4時までの1時間に41.5ミリの激しい雨が降りました。
土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、岡山地方気象台と岡山県は、備前市、瀬戸内市、赤磐市、美作市、和気町に、土砂災害警戒情報を出して、土砂災害に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難に関する情報に注意するよう呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に、避難勧告や避難準備情報が出ています。
避難勧告が出されているのは、備前市全域の1万5901世帯、玉野市沿岸部の1万902世帯、瀬戸内市全域の1万5207世帯です。
また避難準備情報は、岡山市や倉敷市など7つの市と村で、合わせて6万6000世帯余りに出されています。
岡山でした。
広島県内はほぼ全域が台風の暴風域に入っていて、海上を中心に猛烈な風が吹く見込みです。
最大瞬間風速は、海上で45メートル、陸上で35メートルと予想されていて、尾道市の生口島では午前1時過ぎに25.3メートル、広島市では午前2時15分に22.9メートルの最大瞬間風速を観測しました。
台風の影響で広島県内では合わせて63万人余りを対象に避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ、午前4時現在で、呉市や東広島市など20の市や町で、合わせて374人が地区の集会所などに、自主的に避難をしているということです。
また県内では、広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市、それに三次市に、避難準備情報が出ています。
対象となるのは、広島市安佐南区は4718世帯1万877人、広島市安佐北区が2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域、およそ20万1700世帯およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三次市が市内の全域2万3681世帯5万4900人となっています。
広島から中国地方の状況でした。
続いて、近畿地方の状況について大阪からお伝えします。
こちらは台風の暴風域に入っている、兵庫県姫路市の現在の様子です。
画面の右から左、東から西方向に風が吹いて、横殴りの雨が降っています。
姫路城の姿もかすんで見えます。
続いて和歌山市内の現在の様子です。
和歌山市は暴風域からは外れましたが、雨と風の強い状態は続いています。
路面にたたきつけた雨が、道路を洗い流しています。
時折、車が通りますと、激しい水しぶきが上がっています。
昨夜から降り続いた雨水がたまっています。
車の運転などご注意ください。
近畿地方は南部を中心に、発達した雨雲がかかり続けています。
兵庫県南あわじ市では午前3時半ごろ、25.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
和歌山県が新宮市に設置した雨量計で、午前4時までの1時間に33ミリの激しい雨を観測しました。
和歌山県では各地で川の水位が上昇し、新宮市熊野川町の日足地区で熊野川が氾濫したほか、土砂災害の危険性が非常に高まっている地域があります。
また奈良県が上北山村に設置した雨量計では、午前4時までの1時間に56ミリの非常に激しい雨を観測しました。
上北山村では、降り始めからの雨量が640ミリに達し、平年の7月1か月分の雨量の1.5倍を超える大雨となるなど、奈良県では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
これから近畿の南部では、1時間に80ミリの猛烈な雨が、中部では1時間に70ミリ、北部では1時間に60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす午前0時までに降る雨の量はいずれも多い所で、南部で500ミリ、中部で300ミリ、北部で200ミリと予想されています。
和歌山県内では川が増水し、氾濫が発生しています。
国土交通省が熊野川の河口に近い和歌山県新宮市に設置したカメラの映像です。
熊野川の水面が見えています。
和歌山県と和歌山地方気象台はきょう午前2時に、新宮市熊野川町の日足地区で熊野川が氾濫したと発表しました。
新宮市によりますと、熊野川が氾濫した影響で、市内の熊野川町日足地区で、住宅など3棟が床上まで浸水しているということです。
また和歌山県によりますと、みなべ町を流れる南部川は谷口水位観測所で自治体が避難を呼びかける目安となる避難氾濫水位を超えました。
水位はさらに上昇するおそれがあり、県は午前3時50分に氾濫警戒情報を出して警戒を呼びかけています。
また和歌山県によりますと、那智勝浦町を流れる太田川は、南大居水位観測所で、自治体が避難を呼びかける目安となる、避難氾濫水位を超えました。
水位はさらに上昇するおそれがあり、県は午前4時35分に氾濫警戒情報を出して警戒を呼びかけています。
以上、近畿地方の情報でした。
ここで新しい交通の情報です。
東名高速道路は高波の影響で、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間の上下線で通行止めになっていましたが、先ほど午前5時に、上り線の通行止めが解除されました。
下り線は引き続き通行止めになっています。
東名高速道路は高波の影響で、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間の上下線で通行止めになっていましたが、先ほど午前5時に、上り線の通行止めが解除されました。
下り線は引き続き通行止めになっています。
では続いて、東海地方の状況について、名古屋からお伝えします。
お伝えします。
台風11号の影響で、東海、北陸地方は三重県を中心に、非常に激しい雨が降り続いています。
このあとも猛烈な雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、それに高波などに厳重に警戒するよう、呼びかけています。
それでは三重県尾鷲市から現在の状況をお伝えします。
三重県南部、尾鷲市の中心部です。
昨夜から雨は降り続いています。
風はこの時間、やや弱まっています。
ただ、時折、横殴りの風が吹いて、雨が路面にたたきつけられるように降っています。
尾鷲市では、きのう未明からの雨が330ミリに達しています。
また午前2時50分には、26.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
南に隣接する熊野市では、土砂災害警戒情報が発表されています。
このあとも昼ごろにかけて大雨が続く見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
三重県南部の尾鷲市からお伝えしました。
東海北陸地方は、三重県を中心に非常に激しい雨が降り続いています。
三重県が設置した雨量計では午前4時までの1時間に、三重県紀北町で、56ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また大台町では、降り始めからの雨量が500ミリを超えて、例年の7月1か月分の雨量を超える大雨となっています。
大台町と熊野市、松阪市西部では、土砂災害の危険が特に高まっているとして、土砂災害警戒情報が出されています。
三重県では熊野市の板屋川と産田川、紀宝町の相野谷川、紀北町のちょうし川が増水し、氾濫の危険性が非常に高くなっています。
台風の動きが遅いため、このあとも大雨が続く見込みで、いずれも多い所で、1時間に三重県で80ミリ、静岡県で70ミリ、岐阜県で50ミリ、愛知県で40ミリの雨が降ると予想されています。
また、きょう夜遅くまでの24時間に降る雨の量は、多い所で三重県と静岡県で400ミリ、岐阜県で250ミリ、愛知県で150ミリと予想されています。
風も非常に強く吹いて、東海地方の海上は大しけとなり、三重県の沿岸では波の高さが9メートルにも及ぶ猛烈なしけとなる見込みです。
気象台は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫、それに高波に厳重に警戒するとともに、高潮や落雷、竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
NHKがまとめたところ、台風11号の影響で、東海北陸地方ではこれまでに合わせて5人がけがをしました。
このうち浜松市の特別養護老人ホームでは、日よけ用のテントが倒れ、男性1人が首にけがをしました。
避難に関する情報です。
三重県紀宝町では、相野谷川の水位が上昇していることから、高岡地区、大里地区、鮒田地区、それに井内地区の合わせて685世帯1372人に対して避難指示が出されています。
また避難勧告が、三重県熊野市と大台町の合わせて1174世帯2120人に出されています。
名古屋からお伝えしました。
ここで中継です。
和歌山県新宮市では熊野川が氾濫して、住宅が床上まで浸水しているということです。
和歌山県新宮市から、現在の状況を中継でお伝えします。
和歌山県新宮市熊野川町の現場です。
車は国道168号線の上にいます。
画面左側が熊野川の支流に当たるきたやま川です。
川から流れ出した水が、道路を完全に覆っています。
これ以上先に進むことはできません。
この左側に見える川、きたやま川ですが、ものすごい勢いで川が流れています。
水の勢いがすごいです。
元の川幅が分かりません。
これまで車は、三重県側から和歌山県に向けて進んできましたが、途中、かなり多くの木々が落ちている状況でした。
以上、現場からお伝えしました。
続いて四国地方の状況について、松山からお伝えします。
松山です。
大型で強い台風11号は、昨夜、高知県に上陸したあと、北上を続けています。
四国は引き続き広い範囲が暴風域に入っていて、交通機関に影響が出ています。
愛媛県今治市から中継でお伝えします。
JR今治駅前です。
いったんやんでいた雨、5時を回って、また強く降り始めています。
再び風も吹き出しました。
JR今治駅の構内、改札の上にある電光掲示板は、1時間ほど前の4時半ごろ、表示が更新されました。
本日、台風の影響により、始発から運転見合わせとなっていますの、文字情報が流れていきます。
JR四国では現在、すべての路線で運転を見合わせています。
運転再開の見通しは立っていません。
台風通過後に線路の点検を行って、異常がないことを確認したあと、運転を再開するということです。
東京から出張で来たという40歳代の男性は、午前中に京都で仕事があるのでなんとしてでも到着しないといけません。
特急の運転再開を待っていられないので、まずはタクシーで山陽新幹線が止まる駅まで向かいますと話していました。
愛媛県今治市でした。
台風できょうも四国の交通機関に影響が出る見通しです。
JRは、四国のすべての路線で始発から運転を見合わせています。
JR四国では、線路の点検を行って、異常がなければ、順次、運行を再開したいとしています。
神戸淡路鳴門自動車道は、通行止めの区間が拡大し、徳島県の鳴門インターチェンジと兵庫県の東浦インターチェンジの間の上下線が通行止めになっています。
香川県と岡山県を結ぶ瀬戸中央自動車道は、香川県の坂出インターチェンジと岡山県の児島インターチェンジの間の上下線で通行止めになっています。
空の便では、始発便など松山空港を発着する16便の欠航が決まっています。
このほか高知空港は3便、高松空港は2便、徳島空港は10便の欠航が決まっています。
台風による被害が四国各地で出ています。
徳島県阿南市加茂谷地区に住む井沢秀一さんが近くの中学校を撮影した映像です。
この中学校は、去年8月の台風で2階まで浸水した加茂谷中学校で、グラウンドが午前0時ごろから浸水し始めているということです。
阿南市によりますと、浸水は続いていて、午前4時現在、3メートルほどの高さになっているということです。
香川県観音寺市できょう午前0時半ごろ、屋根瓦を直そうとしていた75歳の男性が、まぶたの上を切るけがをしたほか、高松市、香川のさぬき市、愛媛の今治市、徳島の鳴門市で、合わせて5人のけが人が出ています。
四国電力によりますと、台風の影響で四国ではきょう午前5時現在、4県で合わせて1万6000世帯余りで停電しています。
県別では、徳島県で1万3687世帯、香川県で1906世帯、高知県で867世帯、愛媛県で13世帯となっています。
松山からお伝えしました。
続いては、岡山県倉敷市から、今の様子、中継でお伝えします。
岡山県倉敷市の市街地の現在の様子です。
岡山県倉敷市の倉敷市役所の前です。
3時間ほど前から雨風とも強まってきています。
風が強く吹いていて、道路に立ち並んだ街路樹全体が、大きく揺れているのが見えます。
雨も路面全体に打ちつけています。
行き交う車も人もほとんどいません。
倉敷市ではきょう未明から暴風域に入ったと見られ、午前2時54分に、21.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また雨も降り続いていて、午前5時までの12時間の雨量は48.5ミリとなっています。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
続いて三重県尾鷲市から中継です。
三重県南部、尾鷲市の中心部です。
昨夜から雨は降り続いています。
先ほど、風は多少、弱まりましたが、また強くなったり、弱くなったりを繰り返しています。
尾鷲市では、きのう未明からの雨が330ミリに達しています。
また午前2時50分には、26.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
南に隣接する熊野市では、土砂災害警戒情報が発表されています。
このあとも昼ごろにかけて大雨が続く見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
三重県南部の尾鷲市からお伝えしました。
次は愛媛県新居浜市から中継です。
愛媛県新居浜市の中心部です。
空が明るくなり、車の交通量も増えてきました。
雨と風は徐々に弱まってきましたが、まだ時折、横殴りの雨が吹きつけてきます。
気象台と愛媛県はこれまでの雨で土砂災害が発生するおそれが高まっているとして、ここ新居浜市や隣の四国中央市などに、土砂災害警戒情報を出しています。
崖の近くなど、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人は、早めの避難を心がけるとともに、市から発表される避難勧告などの情報に注意するよう呼びかけています。
また新居浜市は、防災担当の職員らが、終夜で待機するとともに、地元の消防団が土砂災害の警戒パトロールを行っています。
以上、新居浜市からお伝えしました。
それでは詳しい気象解説です。
佐藤さんです。
おはようございます。
台風11号の影響でお伝えしていますように、各地で大雨となっていますね。
そうなんですね。
今回の台風、動きが遅いために、大雨が長く続く見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水に、厳重な警戒が必要です。
この48時間に降った雨の量を見ますと、赤い色。
そうですね、棒の所が3か所あります。
500ミリを超えている所なんですね。
四国から東海にかけて500ミリを超えていて、600ミリを超えている所があります。
すでにかなり地盤が緩んでいる所があります。
それでは、この時間の雨の様子です。
近畿地方を中心に、黄色、そして赤の所がありますね。
現在は近畿、そして中国地方などに、活発な雨雲がかかり、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降っている所があります。
それでは雨の予想です。
黄色や赤のかかる所があります。
昼ごろにかけても、中国、近畿、東海地方を中心に、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降るおそれもあります。
そして午後も各地、大雨が続く見込みです。
近畿、そして東海、そして北陸などでも、非常に激しい雨の降るおそれがあります。
さらにあすにかけてです。
あすになっても、まだ、東海、北陸などで大雨の続く見込みです。
予想雨量です。
あす朝までの多い所、東海地方で300ミリ、近畿では250ミリ。
しかし、あすの日中以降も東海を中心に大雨が続く見込みです。
土砂災害には引き続き、厳重な警戒が必要です。
それでは台風11号の情報です。
大型の台風11号、四国や中国地方などが風速25メートル以上の暴風域に入っています。
このあと北上し、午後になると、日本海に抜ける見込みです。
しかし、台風の動きが遅いために、台風、中心が日本海に進んでも、南からは引き続き、暖かく湿った空気が流れ込んできます。
このためにあすにかけてもまだ各地で大雨が続く見込みです。
厳重な警戒が必要です。
全国のきょうの天気です。
九州から関東にかけて広く雨が続く見込みです。
予想最高気温です。
北陸から北の地方はきのうよりも高い予想です。
詳しい天気、沖縄から九州です。
沖縄は雨が降ったりやんだり、そして九州も雨の降りやすい状態が続く見込みです。
中国と四国です。
引き続き雨が続き、非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
近畿です。
こちらも雨が続き、大雨に警戒が必要です。
東海と北陸です。
雨が降ったりやんだりの所が多い見込みです。
非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。
関東甲信越です。
こちらも曇りや雨で、山沿いを中心に大雨となるおそれがあります。
東北です。
曇り空の所が多い見込みです。
北海道です。
こちらは青空の広がる所が多い見込みです。
あすからの天気です。
札幌から東京です。
あすにかけても雨が続く所がほとんどですね。
そうなんですね。
東北、そして北陸を中心に雨が続き、あすにかけても雨足の強まる所がありそうです。
日曜日、月曜日、雨の範囲は狭くなりますが、北日本を中心に雨の降る所がありそうです。
名古屋から那覇です。
こちら、日曜日から月曜日にかけては、晴れる所が多い見込みですね。
日曜日、月曜日晴れて、暑さが厳しくなりそうです。
あすまでは東海地方を中心に雨が続き、大雨の続くおそれがあります。
それでは世界の天気です。
北京やシカゴなどは雨の予想です。
アジア方面です。
北京やニューデリーは、雨の降りやすい状態が続く見込みです。
ソウルは晴れて、最高気温は25度以上の予想です。
南北アメリカです。
ロサンゼルスは土曜日にかけて晴れる見込みです。
日曜日は天気は崩れて、雨の予想です。
ホノルルはおおむね晴れの天気が続き、最高気温は27度から28度くらいの予想です。
ヨーロッパ方面です。
ロンドンは土曜日にかけてはおおむね晴れますが、日曜日は天気は崩れて、雨の予想です。
パリはおおむね晴れの天気が続きそうです。
以上、気象情報をお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、大型の台風11号は昨夜、高知県に上陸し、午前5時には香川県丸亀市の西30キロを1時間に20キロの速さで、北北西へ進んでいると見られます。
中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心の南東側130キロ以内と、北西側90キロ以内では、風速25メートル以上の暴風が吹いています。
この時間、四国の広い範囲と近畿と中国地方の一部が、台風の暴風域に入っています。
紀伊半島などには、台風周辺の発達した雨雲がかかっていて、午前5時までの1時間に、三重県が大台町に設置した雨量計で、50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また台風の北上に伴って、中国地方などでも雨が強まり、午前5時までの1時間には、国土交通省が岡山県備前市に設置した雨量計で、46ミリの激しい雨を観測したほか、兵庫県上郡町で34ミリの激しい雨が降りました。
四国や近畿などでは非常に強い風が吹いていて、午前3時40分ごろには、高知県の室戸岬で34.8メートル、岡山市で29.6メートル、和歌山市の友ヶ島灯台で29.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
四国や紀伊半島では昨夜から非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が多い所で500ミリを超える大雨となっています。
これまでに降った雨で、徳島県と高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、岡山県、山梨県、それに東京の多摩地方では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている所があり、和歌山県を流れる熊野川では、新宮市熊野川町の日足地区で氾濫が発生しました。
台風はこのあとも、比較的遅い速度で北上を続ける見込みで、西日本と東日本の太平洋側を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本では、きょうも広い範囲で非常に強い風が吹き、中国地方や四国では、猛烈な風が吹く所がある見込みです。
きょうの最大風速は、中国地方と四国で30メートル、近畿で25メートル、九州北部で23メートル、最大瞬間風速は35メートルから45メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸では、所によって波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また今は、1年で最も潮位が高い夏の大潮の時期で、四国や近畿、中国地方では満潮の時間を迎えるきょう昼前にかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
各地の被害の状況です。
徳島県阿南市にある中学校の午前1時20分ごろの様子です。
グラウンドが一面水につかり、照明に照らされています。
阿南市の災害対策本部によりますと、この中学校は、周囲の住宅地よりも低い土地に建設されています。
このため浸水が続いていて、午前4時現在、3メートルほどの高さになっているということです。
近くを流れる川の上流にあるダムの放流量が増加したため、下流域では時間差で増水することも予想され、中学校の浸水はさらに高くなると見られます。
NHKが、各地の放送局を通じて、午前4時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など、13の府と県で合わせて29人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は現場の状況から、男性が台風に備え、窓の補強をしていた際、水路に転落したものと見て調べています。
また昨夜、兵庫県宍粟市で85歳の男性が、川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
警察は、男性が台風に備えて、水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかと見て、調べています。
大阪・西淀川区の路上では、きのう、88歳の女性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折と見られるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
川の水位が上昇して、濁流になっているのが分かります。
和歌山県と気象庁は午前2時ごろ、新宮市熊野川町の日足地区で、熊野川が氾濫したと発表しました。
和歌山県田辺市によりますと、世界遺産、熊野本宮大社の近くを通る国道168号線が、およそ50メートルにわたって冠水し、付近は通行止めになっているということです。
徳島県や三重県など5つの県では、合わせておよそ3万6000人に避難指示が出されています。
避難勧告も四国を中心に、9つの県で、37万1000人余りに出ています。
このほか14の府と県で、およそ90万世帯のおよそ206万人に避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
一方、大阪府と徳島県、それに高知県では、住宅合わせて13棟が一部が壊れる被害が出ているほか、栃木県や埼玉県、それに茨城県など9つの県では、少なくとも51棟が床上や床下浸水しました。
また徳島県や香川県など、11の府と県の2万3000世帯余りで停電しています。
それでは各地の様子です。
おはようございます。
6時になりました。
台風11号は昨夜、高知県に上陸し、四国や近畿、中国地方を暴風域に巻き込みながら北上しています。
四国や紀伊半島では降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超えていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
和歌山県新宮市熊野川町では熊野川が氾濫しました。
和歌山県新宮市の現場です。
画面左の川から流れ出す水が道路を完全に覆い尽くしています。
これ以上前に行くことはできません。
新宮市によりますと氾濫のため住宅など3棟が、床上まで浸水しているということです。
さらに熊野川は新宮市の上流の和歌山県田辺市でも氾濫危険水位を超え、田辺市は、本宮町本宮地区の224世帯468人に避難指示を出しました。
新宮市新宮地区でも熊野川が氾濫する危険が高まっているとして、2621世帯4884人に避難勧告が出ています。
各地の現在の様子を見ていきます。
まず、岡山県倉敷市から中継です。
岡山県倉敷市の倉敷市役所前です。
この時間になってさらに風や雨が強まってきました。
道路には雨が激しく打ちつけていて、時折、道路脇に植えられた街路樹も木全体が、大きく左右に揺れています。
いつもは交通量の多い市内の幹線道路も行き交う車も人も、ほとんど見られません。
倉敷市ではきょう未明から暴風域に入ったとみられ、午前2時54分に、21.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また雨も降り続いていて、午前5時までの12時間の雨量は、48.5ミリとなっています。
倉敷市では沿岸部の2万5000世帯余りに避難準備情報を出しています。
岡山県倉敷市からお伝えしました。
続いて三重県尾鷲市から中継です。
三重県南部、尾鷲市の中心部です。
昨夜から雨、風ともに強い状態が続いています。
時折、横殴りの風が吹いて雨が路面にたたきつけるように降っています。
尾鷲市では降り始めからの雨が360ミリに達しています。
また午前2時50分には26.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
南に隣接する熊野市では土砂災害警戒情報が発表されています。
このあとも昼ごろにかけて大雨が続く見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
三重県南部の尾鷲市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと台風11号は昨夜、高知県に上陸し午前6時には岡山県倉敷市付近を1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいるとみられます。
この時間、四国と近畿、それに中国地方の一部が台風の暴風域に入っています。
紀伊半島などには台風周辺の発達した雨雲がかかっていて、午前5時までの1時間に、三重県が大台町に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また台風の北上に伴って中国地方などでも雨が強まり、午前5時までの1時間には、国土交通省が岡山県備前市に設置した雨量計で46ミリの激しい雨を観測したほか、兵庫県上郡町で34ミリの激しい雨が降りました。
四国や近畿などでは非常に強い風が吹いていて、午前3時40分ごろには、高知県の室戸岬で34.8メートル、岡山市で29.6メートル、和歌山市の友ヶ島灯台で29.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
四国や紀伊半島では昨夜から非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超える大雨となっています。
これまでに降った雨で徳島県と高知県、愛媛県、奈良県和歌山県、三重県、岡山県、山梨県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあり和歌山県を流れる熊野川では、新宮市熊野川町の日足地区で、氾濫が発生しました。
台風は、このあとも比較的遅い速度で北上を続ける見込みで、西日本と東日本の太平洋側を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで、東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本では、きょうも広い範囲で非常に強い風が吹き、中国地方や四国では猛烈な風が吹くところがある見込みです。
きょうの最大風速は、中国地方と四国で30メートル、近畿で25メートル、九州北部で23メートル、最大瞬間風速は35メートルから45メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸ではところによって波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また、今は1年で最も潮位が高い、夏の大潮の時期で、四国や近畿、中国地方では満潮の時間を迎えるきょう昼前にかけて高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫低い土地の浸水それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
各地の被害の状況です。
徳島県阿南市にある中学校の午前1時20分ごろの様子です。
グラウンドが一面水につかり、照明に照らされています。
浸水は続いていて、午前4時現在、3メートルほどの高さになっているということです。
近くを流れる川の上流にあるダムの放水量が増加したため、下流域では時間差で増水することも予想され、中学校の浸水はさらに高くなるとみられます。
NHKが各地の放送局を通じて午前5時現在でまとめたところ、台風11号の影響で、山口県や大阪府など13の府と県で合わせて31人がけがをしました。
きのう昼過ぎ、兵庫県南あわじ市で71歳の男性が水路で倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は現場の状況から男性が台風に備え窓の補強をしていた際、水路に転落したものとみて調べています。
また、昨夜、兵庫県宍粟市で、85歳の男性が川沿いの崖の斜面で倒れているのが見つかり死亡が確認されました。
警察は男性が台風に備えて水路を確認しに行った際に、誤って滑り落ちたのではないかとみて調べています。
大阪西淀川区の路上ではきのう88歳の女性が強風にあおられて転倒し、左足の骨折とみられるけがをするなど、大阪市内で合わせて5人がけがをしたということです。
和歌山県と気象庁は、午前2時ごろ新宮市熊野川町の日足地区で熊野川が氾濫したと発表しました。
和歌山県田辺市によりますと世界遺産、熊野本宮大社の近くを通る国道168号線が、およそ50メートルにわたって冠水し、付近は通行止めになっているということです。
徳島県や三重県など5つの県では、合わせておよそ3万6000人に避難指示が出されています。
避難勧告も四国を中心に9つの県でおよそ36万人に出ています。
このほか14の府と県で85万世帯余りのおよそ195万人に避難準備情報が出され、避難に時間のかかるお年寄りなどに対し早めの避難を呼びかけています。
一方、奈良県では裏山が崩れ平屋建ての店舗1棟が半壊する被害があったほか、大阪府と徳島県それに高知県では住宅合わせて13棟で一部が壊れる被害が出ています。
また、栃木県や埼玉県、それに茨城県など9つの県では少なくとも51棟が床上や床下浸水しました。
では大阪駅から中継です。
JR大阪駅です。
人の数はまだそれほど多くはありません。
いつもと変わらないと駅員の方は話しています。
こちらの奥に見えます電光掲示板にはまだ遅れが出ていることを示す表示はありませんが近畿地方では一部の区間で運転を見合わせているところもあります。
特に滋賀県内などでは台風による強風の影響で一部運転を見合わせている区間があります。
JR西日本では今後、大阪駅でもそうした影響が出てくる可能性があるとしています。
JR西日本では列車の運行状況をホームページなどを利用して最新のものを確認して、なるべく早めに余裕を持って移動してほしいということを呼びかけています。
JR大阪駅からお伝えしました。
続いて交通機関への影響です。
JR中央線は大雨の影響で昨夜から東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で運転の見合わせが続いています。
けさになって、この区間に設置されている雨量計の値が規制値を下回ったため、現在、線路の点検作業を進めていて、安全が確認されれば運転を再開する見込みです。
JR各社によりますと、午前5時半現在、各新幹線は、いずれも始発からほぼ平常どおり運行する見込みだということです。
首都圏のこのほかのJR各線や私鉄各線は、午前5時半現在、平常どおり運行しています。
関西の鉄道は、けさの始発から運転を見合わせる区間があります。
高速道路への影響です。
日本道路交通情報センターによりますと、東名高速道路が静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間で下り線で通行止めになっているほか、中央自動車道、圏央道など通行止めになっている区間があります。
空の便への影響です。
きのうの国内の空の便は四国各地を発着する便など、合わせて217便が欠航しました。
きょうは、航空各社によりますと四国や関西各地を発着する朝の時間帯の便を中心にこれまでに128便の欠航が決まっています。
欠航が決まっているのはスカイマークが羽田や九州各地と神戸を結ぶ便など33便、日本航空が羽田と松山や出雲を結ぶ便など29便、ピーチ・アビエーションは関西を発着する便など26便などとなっています。
続いて中国地方の状況について広島からお伝えします。
広島です。
中国地方では岡山県と広島県、鳥取県が台風の暴風域に入っています。
まず岡山からお伝えします。
岡山県玉野市の宇野港の今の様子です。
宇野港では依然として、強い風が吹いて雨も強く降っています。
岡山県はほぼ全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていて、岡山市で、きょう午前3時44分に29.6メートル、玉野市で午前2時37分に27.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
玉野市消防本部などによりますときょう午前1時半ごろ、玉野市宇野の県が管理している浮桟橋の屋根が風で飛ばされたということです。
けが人はいないということです。
また雨も強くなっていて、瀬戸内市では午前4時までの1時間に41.5ミリの激しい雨が降りました。
土砂災害の危険性が非常に高くなっているため岡山地方気象台と岡山県は、備前市と瀬戸内市、赤磐市、美作市、和気町に土砂災害警戒情報を出して、土砂災害に厳重に警戒するとともに、自治体からの避難に関する情報に注意するよう呼びかけています。
沿岸部の自治体を中心に避難勧告が出されています。
備前市では全域の1万5901世帯、瀬戸内市も全域の1万5207世帯、玉野市では沿岸部の1万902世帯、美作市でも22世帯で避難勧告が出されています。
以上、岡山でした。
63万人余りを対象に避難準備情報が出ています。
NHKが県内の市と町に取材したところ午前5時現在で、呉市や東広島市など20の市や町で、合わせて377人が地区の集会所などに自主的に避難をしているということです。
また、去年8月の土砂災害で大きな被害が出た広島市安佐南区と安佐北区の一部、福山市、庄原市、それに三次市に避難準備情報が出ています。
対象となるのは広島市安佐南区が4718世帯1万877人、広島市安佐北区は2万4801世帯5万6834人、福山市が市内の全域およそ20万1700世帯およそ47万1800人、庄原市が市内の全域1万5913世帯3万7838人、三好市や市内の全域、2万3681世帯5万4900人となっています。
広島から中国地方の状況でした。
画面でもお伝えしていますが、気象庁は先ほど台風11号が、午前6時過ぎ岡山県倉敷市付近に再び上陸したと発表しました。
気象庁は先ほど台風11号が午前6時過ぎ岡山県倉敷市付近に再び上陸したと発表しました。
ご覧いただいているのは、気象庁が台風11号が再び上陸したと発表した岡山県倉敷市の今の様子です。
雨粒が落ちています。
車のワイパーがその雨粒を拭き取っています。
路面がぬれています。
岡山県倉敷市の今の様子です。
台風11号は先ほど午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再び上陸しました。
四国や紀伊半島では降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超えていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重な警戒が必要です。
気象庁の発表によりますと、台風11号は昨夜高知県に上陸し、その後も北上を続けて、先ほど午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再び上陸しました。
この時間は、四国と近畿、それに中国地方の一部が台風の暴風域に入っています。
紀伊半島などには台風周辺の発達した雨雲がかかっていて、午前5時までの1時間には、三重県が大台町に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また台風の北上に伴って中国地方などでも雨が強まり、午前5時までの1時間には、国土交通省が岡山県備前市に設置した雨量計で46ミリの激しい雨を観測したほか、兵庫県上郡町で34ミリの激しい雨が降りました。
四国や近畿などでは、非常に強い風が吹いていて、午前3時40分ごろには高知県の室戸岬で34.8メートル、岡山市で29.6メートル、和歌山市の友ヶ島灯台で29.4メートルの最大瞬間風速を観測しました。
四国や紀伊半島では昨夜から非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が多いところで500ミリを超える大雨となっています。
これまでに降った雨で徳島県と高知県、愛媛県、奈良県、和歌山県、三重県、岡山県、山梨県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
徳島県と三重県、それに和歌山県では川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっているところがあり、和歌山県を流れる熊野川では新宮市熊野川町の日足地区で氾濫が発生しました。
台風は、このあとも比較的遅い速度で北上を続ける見込みで、西日本と東日本の太平洋側を中心に雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本では、きょうも広い範囲で非常に強い風が吹き、中国地方や四国では猛烈な風が吹くところがある見込みです。
きょうの最大風速は、中国地方と四国で30メートル、近畿で25メートル、九州北部で23メートル、最大瞬間風速は35メートルから45メートルに達すると予想されています。
九州から関東の太平洋沿岸では広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸では、ところによって波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
また今は1年で最も潮位が高い夏の大潮の時期で四国や近畿、中国地方では満潮の時間を迎えるきょうの昼前にかけて高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水、それに暴風や高波に厳重に警戒するとともに、高潮に警戒し、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
繰り返しお伝えします。
気象庁は先ほど台風11号が午前6時過ぎ岡山県倉敷市付近に再び上陸したと発表しました。
続いて気象情報、渡辺さんです。
お伝えしていますように台風11号は中国地方、岡山県付近を北上しているものとみられます。
時速20キロと遅いスピードはこのあとも変わりません。
今後の予想を見ましてもゆっくりと中国地方を北上しましてきょうの午後には日本海へ抜ける見込みです。
ただ抜けたあとも長く大雨が続きます。
こちらをご覧ください。
現在、特に中心の東側、近畿地方を中心に四国や東海地方、静岡県などで雨足が強まっていて局地的に激しく降っています。
このあと午後にかけても同じような所で断続的に大雨となり、かなりの雨の量になるおそれがあります。
土砂災害や低いところの浸水、厳重に警戒をしてください。
では予報です。
2015/07/17(金) 05:00〜06:30
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

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詳細情報
番組内容
※番組内容は変更になる場合があります ▼番組HP http://www.nhk.or.jp/ohayou/
出演者
【キャスター】合原明子,堀越将伸,【スポーツキャスター】森花子,【気象キャスター】平井信行,渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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スポーツ – スポーツニュース

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