ニュース・気象情報 2015.07.17


引き続き、台風情報をお伝えします。
岡山県に再上陸した、台風11号は現在、鳥取県付近を北上しています。
四国や紀伊半島では、非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超えていて、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重な警戒が必要です。
和歌山県新宮市では、熊野川が氾濫しました。
新宮市から中継です。
和歌山県新宮市の熊野川河口です。
しばらく小康状態だった雨と風が、また再び強くなってきました。
川を流れる濁流の波が時々大きくなっています。
ただ、その濁り具合は1時間ほど前に比べますと、いくぶん和らいできています。
周辺の警戒に当たっている消防団員が時々、バイクに乗ってパトロールに出ています。
消防団によりますと、現在、川の水位はこの辺りで5メートルほど高くなっています。
川が氾濫して、周辺に冠水などの被害が出ているのは、ここから30キロほど上流になります。
車で川の様子を見に来ていた50歳代の男性は、川を見て、今のところまだ大丈夫だと思うが、上流の様子が心配なので、上流周辺に住む友人たちと頻繁に連絡を取って、川の様子を確認していると話していました。
和歌山県新宮市の熊野川河口からお伝えしました。
けさ7時ごろ、熊野川が氾濫した和歌山県新宮市熊野川町の日足地区です。
会社員の男性が高い場所から撮影しました。
一面、水に覆われています。
熊野川の支流の赤木川に架かる橋の高さまで、水が達している様子が確認できます。
木も枝の部分まで水につかった状態です。
道路も全く見えません。
同じ地区を別の人も撮影していました。
山あいにある地区のほとんどの場所が、濁った水に覆われています。
熊野川は、昨夜11時50分ごろまでの2時間で、2メートル以上水位が上がり、氾濫危険水位に達し、その後も水位は上がり続け、和歌山県と気象庁は、午前2時ごろ、熊野川が氾濫したと発表しました。
世界遺産、熊野本宮大社の近くを通る国道168号線は、一部の区間で冠水し、和歌山県はおよそ22キロの範囲を、午前2時から通行止めにしました。
和歌山県田辺市は、本宮町本宮地区の224世帯468人に、避難指示を出したほか、新宮市新宮地区でも、2621世帯4884人に避難勧告が出ています。
田辺市の中学校に避難した人は。
では、台風の進路に当たる鳥取県、そして兵庫、大阪、三重から中継です。
鳥取県中部の倉吉市です。
小康状態が続いていた雨ですが、30分ほど前から少し強くなってきました。
風は3メートル前後と、それほど強くありません。
今も変わらず東寄りです。
そして車の交通量も、さらに多くなってきました。
水しぶきを上げて走る車が見られます。
人の姿も多く見られるようになりました。
中には、JR倉吉駅に向かう車や人の姿もあります。
あちらの奥に見える建物が、JR倉吉駅です。
しかし、依然、倉吉駅は運転を見合わせています。
駅員は復旧時間の問い合わせや、運休証明書の発行など、対応に追われています。
鳥取県倉吉市からお伝えしました。
川が茶色く濁っています。
その濁りが増してきています。
流木なども目立つようになりました。
兵庫県の日本海側に面した豊岡市です。
こちら、市内中心部を流れるまるやま川、平成16年の台風23号では、この川の水位が上昇し、堤防の一部が決壊するなど、大きな被害が出ました。
そして私のこちら、後ろにあります水色の水門、明け方はこの水門、完全に上がっていましたが、今こちら、下りてきています。
こちらの事務所によりますと、水位の上昇に備えて現在、水面近くにまで、この門を閉めているということです。
今後、さらに水位が上昇した場合は、完全に閉鎖することも検討しているということです。
国土交通省の観測では、明け方、30センチ前後だったこちらの水位ですが、現在、1メートルを超えるまでに上がってきました。
兵庫県豊岡市からお伝えしました。
大阪の淀川です。
茶色く濁った水が流れています。
画面の左側、大阪湾に向かって流れています。
水かさも増しています。
河川敷ぎりぎりの所まで水かさが増えています。
画面の右側、上流側には、淀川大堰というせきがあります。
そのせき、今閉じられていまして、上流からの水がここ、下流に流れて、あふれないようにしているということなんです。
下流の水がある程度、引いたところで、せきを開けて、上流からの水を大阪湾に逃そうという計画です。
淀川河川事務所によりますと、それによって、危険な水位になることはないだろうということでした。
今の大阪は、風はそれほどありませんが、雨は数分前からさらに強くなっています。
このあとも大阪では、急な強い雨、風のおそれがあります。
外出されるという方、身の安全を確保して行動されるようお願いいたします。
大阪の淀川でした。
三重県の南部、尾鷲市の中心部です。
雨は降り続いていますが、雨の粒は細かくなってきています。
風も弱くなっていますが、時折強く吹いて、木々を揺らしています。
尾鷲市では午前4時過ぎまでの1時間に、34ミリの激しい雨が降りました。
降り始めからの雨の量は、450ミリを超えています。
また午前2時50分には、26.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また南に隣接する熊野市では、一部の地域に避難勧告が出されています。
このあとも昼ごろにかけて、大雨が続く見込みで、1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
三重県尾鷲市からお伝えしました。
気象庁の発表によりますと、台風11号は昨夜、高知県に上陸したあと、きょう午前6時過ぎに、岡山県倉敷市付近に再び上陸しました。
午前11時には、鳥取県米子市付近を1時間に15キロの速さで、北へ進んでいると見られます。
暴風域はありません。
台風は、このあとも比較的遅い速度で、北上を続ける見込みです。
台風周辺の雨雲や湿った空気の影響で、西日本や東日本の広い範囲で雨が降り、局地的に雨が強まっています。
国土交通省が神戸市北区に設置している雨量計では、午前10時までの1時間に33ミリの激しい雨を観測しました。
また、気象庁の観測では、午前10時半までの1時間に、兵庫県三木市で28.5ミリ、和歌山県日高川町で21ミリの強い雨が降りました。
四国や紀伊半島では、非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が、多い所で700ミリを超える大雨となっています。
徳島県と奈良県、和歌山県、岡山県、兵庫県、それに山梨県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また三重県と和歌山県、それに岡山県では、川が増水して、氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
今後の見通しです。
東海から中国、四国地方を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本では、きょうも沿岸を中心に非常に強い風が吹き、最大風速は、中国地方と四国、近畿で25メートル、九州北部で23メートルと予想されています。
さらに、九州から関東の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸では、所によって波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
四国や近畿、中国地方では、このあとしばらくは、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、暴風や高波、高潮のほか、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
では、各地の今の様子です。
神戸市垂水区から見た映像です。
雨風ともに強まっています。
強い風で木の枝が大きく揺れています。
海もうねりを伴った波が押し寄せています。
時々、白波も見えます。
そして今見えてきた明石海峡大橋も、少しかすんでいます。
神戸市北区では、国土交通省が設置した雨量計で、午前10時までの1時間に、33ミリの激しい雨を観測しました。
沿岸部では台風が過ぎ去ったあとも、しばらくの間、波の高い状態が続きます。
海に近づくのは控えてください。
こちらは和歌山県御坊市です。
手前の木が風で揺れています。
また雨が降っています。
見通しが悪くなっています。
隣の日高川町では、午後10時半までの1時間に21ミリの強い雨が降りました。
これまでの雨で、地盤が緩んでいる所があります。
土砂災害に厳重に警戒してください。
また低い土地の浸水や、河川の増水にも警戒をしてください。
かわって島根県の隠岐空港です。
風が強まっています。
灰色の雲が画面の右から左に流れているのがはっきりと分かります。
中国地方では、25メートルの最大風速が予想されています。
台風の接近に伴って、雨、風ともに強まるおそれがあります。
このあとも警戒をしてください。
NHKが各地の放送局を通じて、午前9時現在でまとめたところ、台風の備えをしていた兵庫県の男性2人が死亡しました。
また、16の府と県で、合わせて39人がけがをしました。
埼玉県桶川市では、きのう、台風に伴う大雨の影響で、増水していた用水路で人が流されるのが目撃されました。
現場付近を通っていたと見られる市内の女子高校生の行方が分からなくなっていることから、警察は、流されたのはこの女子高校生の可能性もあると見て、用水路での捜索を続けています。
避難の動きです。
徳島県や三重県など4つの県で、合わせて2000人余りに避難指示が出されているほか、避難勧告も11の府と県で、20万人余りに出ています。
このほか14の府と県で、およそ41万世帯の96万人余りに、避難準備情報が出され、お年寄りなどに対し、早めの避難を呼びかけています。
滋賀県大津市では、午前6時前、国道で道路脇の樹木3本が、電線を巻き込んで倒れ、道路が一時、通行止めになりました。
風や土砂崩れによる住宅の被害も出ています。
昨夜、徳島県美波町では、集合住宅の屋根が強風で飛ばされました。
屋根の一部は、10メートル以上飛ばされ、車のガラスも割れました。
大阪府や徳島県など7つの府と県の住宅、合わせて18棟で、一部が壊れる被害が出ています。
栃木県や埼玉県、茨城県など、13の県では、少なくとも66棟が床上や床下浸水しました。
停電も徳島県や広島県など9つの県のおよそ9000世帯で起きています。
停電などの影響で、徳島県や高知県の一部では、携帯電話がつながらない、あるいはつながりにくい状況になっています。
ただ今の被害のまとめは、午前10時現在でした。
失礼しました。
交通機関への影響です。
JR中央線は大雨の影響で、昨夜から東京の高尾と山梨県の大月の間の上下線で運転を見合わせていましたが、午前8時半前に、運転を再開しました。
JR東日本によりますと、高尾と大月の間は、列車が1時間に1本程度の運転になっているため、ダイヤが大幅に乱れているということです。
また、新宿などと甲府や松本などを結ぶ特急は、きょう午後2時までに出発する列車の上下線32本の運休が決まっています。
さらに、関西の鉄道では、始発から運転を見合わせている区間があります。
新幹線です。
JR各社によりますと、各新幹線は、午前10時半現在、平常どおり運行しているということです。
高速道路です。
日本道路交通情報センターなどによりますと、東名高速道路は、静岡県の富士インターチェンジと清水ジャンクションの間の下りで、通行止めになっています。
また、兵庫県と徳島県を結ぶ、神戸淡路鳴門自動車道などでも、通行止めの区間があります。
国内の空の便です。
中国や四国、それに関西地方の各空港を発着する午前中の便を中心に、合わせて179便がすでに欠航したり、欠航が決まったりしています。
航空各社によりますと、台風の進路によっては、中国と四国地方の各空港を発着するこのほかの便でも、影響が出る可能性があるということで、ホームページなどで最新の情報を確認してほしいとしています。
では台風11号の進路と、大雨の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
この時間も九州から関東にかけて、広い範囲で雨が降り、またこの時間も、強く降っている所があります。
台風11号は動きが遅いために、大雨が長く続くおそれがあります。
それでは、この48時間に降った雨の量です。
すでに四国から東海にかけては赤い柱、500ミリを超えている所があります。
中でも奈良県内では、738ミリに達している所があります。
また三重県の大台町では、692ミリと、平年の1か月間の雨量の2倍を超える雨が、この48時間に降ったことになります。
土壌雨量指数です。
これまでの雨による、土の中の水分量を表しています。
太平洋側では各地で高くなっています。
そして特に、四国から紀伊半島、薄い紫や濃い紫色、こういった地域では、非常に土砂災害の危険性が高まっています。
それでは、雨の様子です。
この時間も台風の中心付近、特に東側に活発な雨雲が広がっています。
中国、近畿地方、こういったところで激しい雨が降るおそれがあります。
また台風から離れている関東地方も、南から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
このために局地的に雨雲が発達しています。
それでは雨の予想です。
このあと午後も紀伊半島、そして東海地方を中心に雷を伴って、1時間に50ミリ以上の、非常に激しい雨の降る所がありそうです。
そして夜にかけても、同じような地域で大雨が続く見込みです。
さらにあすにかけてです。
あすにかけても近畿、そして東海、そして北陸を中心に大雨となる見込みです。
あすにかけても1時間に50ミリ以上の、非常に激しい雨の降るおそれがあります。
それではあす昼までに予想される多い所の雨量です。
東海で300ミリ、北陸で200ミリ、近畿で150ミリとなっています。
そして、あすの昼以降も、まだ雨の続く可能性もあります。
このあとも長い時間、大雨が続きます。
それでは、昨夜からの雲の様子です。
昨夜遅く、高知県に台風11号が上陸し、午前6時過ぎに岡山県に台風が再上陸しています。
台風の目ははっきりとはしていませんが、この時間も活発な雨雲、台風の中心付近に広がっています。
台風の情報です。
風速25メートル以上の暴風域はありません。
しかし、風速15メートル以上の強風域に、西日本から北陸、そして東海の一部が入っています。
そしてこのあと、台風、午後になると日本海へ抜ける見込みです。
しかし、比較的動きが遅く、北東方向へ進む見込みです。
ですので台風の中心、日本海に離れても引き続き、南からは暖かく湿った空気が流れ込みます。
この影響で、大雨が長く続く見込みです。
あさっての朝までに、熱帯低気圧に変わる見込みです。
それでは風の予想です。
暴風が吹く所はありませんが、このあとも太平洋側、また西日本の日本海側を中心に、今夜にかけても、各地で風の強い状態が続く見込みです。
波の予想です。
このあとも広い範囲で高波に警戒が必要です。
太平洋沿岸は多くの所で4メートルから7メートルぐらい、また西日本の日本海側も、3メートルから5メートルと高い状態が続く見込みです。
さらに、あすにかけても広い範囲で波の高い状態が続き、あすにかけても高波に注意や警戒が必要です。
それでは特に警戒すべき点です。
土砂災害、低い土地の浸水、そして川の氾濫に、このあとも厳重な警戒が必要です。
このあともあすにかけても、大雨が長く続くおそれがあります。
そして大雨がやんでも、川の氾濫、起こる可能性がありますし、すでに700ミリを超えるような大雨となっている地域があります。
こういった地域では、大規模な土砂災害の発生するおそれもあります。
土砂災害にも厳重な警戒が必要です。
続いて中国地方の状況について、広島からお伝えします。
広島です。
台風11号は、鳥取県付近を北上しています。
まず鳥取からお伝えします。
鳥取県米子市です。
台風はこの時間、鳥取県内に最も接近していると見られます。
海岸の防波堤には、波が激しく打ちつけています。
温泉地として多くの旅館が立ち並ぶこの辺りはふだん、大勢の観光客が訪れますが、きょうは人の姿がほとんど見られません。
境港市ではきょう午前3時15分に、24.5メートルの非常に強い風を観測しました。
また、大山では午前11時までの24時間に、121ミリの雨が降っています。
気象台は引き続き、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
鳥取県では、あす正午までの24時間に、多い所で100ミリの雨が降ると予想され、所によって雷を伴って、1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれもあります。
中国電力によりますと、米子市では強風によって電線が切れたため、およそ120世帯が午前4時半から4時間にわたって停電しました。
また県内7つの市と町の合わせて33か所に避難所が開設され、6世帯の8人が自主避難しています。
鳥取県では、県内を走るJRの4つの路線と私鉄のすべてが運転を見合わせているほか、空の便にも欠航が相次いでいます。
鳥取でした。
続いて岡山からお伝えします。
台風11号は、午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に再び上陸したあと、中国地方を北上しています。
岡山県内では、岡山市できょう午前3時44分に、29.6メートル、玉野市で午前2時37分に27.8メートルの最大瞬間風速を観測しました。
また雨も降り続いていて、午前11時までの24時間の雨量は、瀬戸内市で160.5ミリ、岡山市で116ミリ、和気町で111.5ミリなどとなっています。
台風の影響で、溝にたまった倒木を取り除こうとしていた備前市の男性が、溝にはまって流され、病院に運ばれました。
男性は足を打撲したものの、けがの程度は軽いということです。
また、備前市西片上で、崩れた土砂が住宅1棟に流れ込む被害があったほか、備前市東片上の国道250号線では、斜面の土砂が崩れました。
一方、備前市と和気町を流れる、八塔寺川と和気町の金剛川、岡山市東区の砂川で、住民の避難の判断基準となる氾濫危険水位に達しています。
現在、備前市や瀬戸内市、玉野市など沿岸部の自治体を中心に、およそ4万4000世帯に対して、避難勧告が出されています。
岡山地方気象台と岡山県は、備前市と瀬戸内市に土砂災害警戒情報を出して、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
岡山でした。
中国地方の状況でした。
お伝えしていますように、台風の影響で、四国や紀伊半島では非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が700ミリを超えている所もあります。
では、熊野川が氾濫した和歌山県新宮市から中継です。
和歌山県新宮市の熊野川河口付近です。
一時、小康状態だった風と雨が、再び強まってきました。
雨が強くなると、一時的に辺り一面の見通しが急激に悪くなって、まっすぐになることもあります。
また川の濁流も一時期、濁りが薄くなっていたんですけれども、10分ほど前から再び濃い茶色に染まり始めました。
ただ、川の水位はここ3時間ほど、大きな変化はありません。
通常よりも5メートルほど高い状態が続いています。
すぐ近くにある市民会館は、避難所になっています。
朝には10人ほどいた避難者も、一時期、姿がほとんど見えなくなりましたが、昼前になって、食料や飲料水などが運び込まれ、再び避難者が集まり始めています。
和歌山県新宮市の熊野川河口からお伝えしました。
けさ7時ごろ、熊野川が氾濫した和歌山県新宮市熊野川町の日足地区です。
会社員の男性が高い場所から撮影しました。
一面、水に覆われています。
熊野川の支流の赤木川に架かる橋の高さまで水が達している様子が確認できます。
木も、枝の部分まで水につかった状態です。
道路も全く見えません。
同じ地区を、別の人も撮影していました。
山あいにある地区のほとんどの場所が、濁った水に覆われています。
熊野川は、昨夜11時50分ごろまでの2時間で、2メートル以上水位が上がり、氾濫危険水位に達し、その後も水位は上がり続け、和歌山県と気象庁は午前2時ごろ、熊野川が氾濫したと発表しました。
世界遺産、熊野本宮大社の近くを通る国道168号線は、一部の区間で冠水し、和歌山県はおよそ22キロの範囲を、午前2時から通行止めにしました。
和歌山県田辺市は、本宮町本宮地区の224世帯468人に避難指示を出したほか、新宮市新宮地区でも、2621世帯4884人に避難勧告が出ています。
田辺市の中学校に避難した人は。
気象庁の発表によりますと、台風11号は、昨夜高知県に上陸したあと、きょう午前6時過ぎに岡山県倉敷市付近に、再び上陸しました。
午前11時には、鳥取県米子市付近を、1時間に15キロの速さで、北へ進んでいると見られます。
暴風域はありません。
台風は、このあとも比較的遅い速度で北上を続ける見込みです。
こちらは和歌山県御坊市です。
隣の日高川町では、午前10時半までの1時間に、21ミリの強い雨が降りました。
また気象庁の観測では、午前10時半までの1時間に、兵庫県三木市で28.5ミリの強い雨が降りました。
四国や紀伊半島では、非常に激しい雨が降り続き、降り始めからの雨量が多い所で、700ミリを超える大雨となっています。
徳島県と奈良県、和歌山県、岡山県、兵庫県、それに山梨県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっているため、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
また三重県と和歌山県、それに岡山県では、川が増水して氾濫の危険性が非常に高くなっている所があります。
今後の見通しです。
東海から中国、四国地方を中心に、雷を伴って1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、東海で300ミリ、近畿で250ミリ、中国地方と四国、北陸で200ミリ、関東甲信で100ミリと予想されています。
西日本では、きょうも沿岸を中心に非常に強い風が吹き、最大風速は中国地方と四国、近畿で25メートル、九州北部で23メートルと予想されています。
さらに九州から関東の太平洋沿岸では、広い範囲で大しけが続き、近畿の沿岸では所によって、波の高さが9メートルの猛烈なしけが続く見込みです。
四国や近畿、中国地方では、このあとしばらくは、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒するとともに、暴風や高波、高潮のほか、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
では続いて全国の天気、雲の動きです。
台風11号の渦を巻く雲が、西日本付近を北上しています。
東日本付近も、南から暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に雨雲が発達しています。
きょうの天気です。
2015/07/17(金) 11:00〜11:35
NHK総合1・神戸
ニュース「台風11号」関連[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32080(0x7D50)
TransportStreamID:32080(0x7D50)
ServiceID:43008(0xA800)
EventID:12826(0x321A)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: