明日もきっと、おいしいご飯 〜銀のスプーン〜 #35 2015.07.17


(律)どうして真也さんと一柳先生が?
(真也)ねえ?路加の顔見てく?
(隆)いいのか?
(律)
僕には目の前で起きていることが理解できなかった
ただ何となく分かったことは一柳先生は路加の…
(律)《父親?》
(真也)路加。
また部屋の電気つけたまま寝て。
(隆)押し入れで寝かせてるのか?
(真也)あの子がそこがいいって言ったのよ。
(隆)あっ。
すまない。
別に責めてるわけじゃないんだ。
(隆)路加。
大きくなったな。
もうすぐ1年生だもんな。
平和な顔して。
おい。
どんな夢見てんだ?おい。
おいおい。
おい。
(隆)真也?
(真也)少しだけ。
少しだけこうさせて。

(真也)今日は呼び出してごめんなさい。
せっかく日曜日だったのにね。
真也。
これからもいつでも呼び出してくれ。
俺にできることは何でもするから。
お母さんのことあまり考え過ぎないようにな。
(真也)うん。
(隆)じゃあ。

(ドアの開閉音)・
(ドアの閉まる音)
(恭子)おかえり。
真也さん。
帰ってきた?
(律)うん。
(恭子)名古屋の知り合いってお友達か何かかしら?
(律)聞いてないんだ。
(恭子)そう。
ねえ?律。
ご飯は?
(律)もう遅いし大丈夫。
今日は寝るね。
(恭子)そう。
(律)じゃあおやすみ。

(一同)いただきます。
(奏)律兄ぃ。
昨日の夜遅かったね。
(調)路加の母ちゃん名古屋行ってたんだよな?お土産とかないの?
(恭子)調。
(奏)ねえ?路加ママ。
クッキーおいしいって言ってくれた?
(律)喜んでくれてたよ。
(奏)よかった。
路加も手伝ってくれてたもんね。
うん。
また作って持ってくよ。
(恭子)律。
今夜ご飯は?今日は一柳さんの方よね?うん。
そんな遅くならないと思う。
うちで食べるよ。
(調)母ちゃん。
俺今日部活で遅くなるから。
(奏)私も。
のりちゃんたちと夏休みの相談するから。
(恭子)ご飯には間に合うのよね?
(奏・調)うん。
(恭子)律。
大丈夫?どうして?気のせいかもしれないけどゆうべから元気ないみたいだから。
そんなことないよ。
昨日は疲れてただけだから。
じゃあいってくるね。
いってらっしゃい。

(ドアの閉まる音)こっちは気にしないでゆっくり休みなさい。
じゃあ。
(志穂)大丈夫かしら?早川君。
風邪だなんて。
(隆)熱っぽいだけだって言ってたから心配ないだろう。
あなた。
お帰りは?
(隆)今日は遅くならないから晩飯頼むよ。
(志穂)分かったわ。
いってらっしゃい。

(ドアの開閉音)《どうかした?》《いや。
何でも》《何かいいことでもあった?》《いや。
やりたかった案件ができるようになってね》やっぱり。

(若月)へえ。
パスタ好きなんだ?
(女性)うん。
好き好き。
(若月)だったらお薦めはこれかな。
肉系ならこれとこれ。
(女性)いいねすごくおいしそう。
(若月)おう。
律。
何してんの?優。
(若月)何って。
お客さんにメニューの説明をさ。
俺って接客の才能あるかも。
・フッ。
接客の才能だと?
(斎木)片腹痛いわ。
お前の接客とは若い女性と見ればナンパすることか?斎木?どうしたの?その格好。
(斎木)これから神宮寺建設でバイトだからな。
一張羅を用意してみた。
(若月)どうせいつものあの格好じゃ来るなとか言われたんだろ?とてもじゃないけどまともな社会人に見えないからな。
(斎木)うるさい。
俺の昭和趣味を理解できんとは。
大手は型にはまっていてつまらん。
(若月)律の方はどうよ?個人事務所だしわりかし自由なんじゃねえの?
(斎木)その代わり色々やらされるんだろう?そうだね。

(絹江)優。
ほら。
そっちはいいから洗い物手伝って。
(若月)はーい。
水仕事は手が荒れるから嫌なんだよな。
(絹江)はい。
どうぞ。
律。
今日はあっちだったんじゃないのかい?先生が急用で休みになっちゃったんです。
(絹江)ふーん。
ならさここ手伝ってよ。
えっ?
(絹江)どうせ暇なんだろ。
(絹江)それにあの子じゃ使い物になんないから。
分かりました。
(真也)あっ。
もしもし。
雑誌で社員募集を見たんですが。
資格はいえ。
そうですか。
ありがとうございました。
(環)ああー。
今日もよく働いた。
環ちゃんはこれからレッスン?
(環)そうなの。
じゃあお先に。
お疲れさま。
(春奈)じゃあ私もお先失礼します。
お疲れさまでした。
(春奈)お疲れさまです。
(バイブレーターの音)お母さん?
(絹江)悪かったね。
急に呼び出したりして。
ううん。
お母さんから電話なんてちょっと驚いたけど。
それで話って何?うん。
今日昼間ね律が来たんだよ。
えっ?でもあの子今日は。
もう一つのバイトだろ?でも先方の都合で休みになったっていうけどどうもねホントかどうか眉唾だよ。
律の父親なんだってね?その雇い主。
お母さん。
どうして?花山肉店のせがれが心配して来たんだよ。
そう。
大輔君が。
私の勘なんだけどね律は父親のこと気付いてんじゃないかい?あんたもそう思ってんだね?私のせいね。
一柳さん。
あっ。
律のホントのお父さんが私に会いに来たの。
親だってことは秘密にする。
このまま律が働くのを許してほしいって。
私迷ったけど律も望んでるみたいだしお願いしますって言ってしまったの。
律にちゃんと伝えて気持ちを確認するべきだった。
私また間違えちゃった。
恭子。
あんたのしたことは間違っちゃいないよ。
えっ?あんたは信じたんだろ?律のこともその一柳さんって人のことも。
小さいころからあんたはすぐに人を信じてしまう。
でもそこが恭子のいいところなんだ。
誰のことでも色眼鏡で見ないでその人の本質をしっかり見てあげようとする力があるんだよ。
そういうあんたが信じたんだからその選択はきっと間違っちゃいないよ。
お母さん。
それに律にはちゃんと乗り越えられるよ。
だってあんたが育てたんだもの。
だからあんたはとことん信じてあげればいいんだよ。
律のこともそして自分自身のこともさ。
そうよね。
ありがとう。
お母さん。
うん。
今日一日あの光景が頭から離れなかった
もしかしてあの人は路加の…
だとしたら僕にとっても…
・ただいま。
おかえり。
律。
早かったのね。
先生に用ができて今日はもう帰っていいって。
律。
今日は久しぶりに2人でご飯作らない?いいよ。
今日の献立は何?ギョーザ。
ギョーザ。
お母さんが僕たちの好みに合わせて3種類作ってたの知らなかったよ。
焼くとどれだか分かんなくなっちゃうけどね。
でもあなたたち不思議と自分の好みのギョーザを食べてたのよ。
へえ。
よし。
調のは…。
完成。
完成。
次はカナのね。
うん。
でもギョーザってただでさえ手間かかるのに大変じゃなかった?あなたたちが喜ぶ顔見てたらあっという間よ。
それにギョーザは冷凍できるから実は手抜きだったりして。
ありがとう。
僕たちのこといつも一人一人ちゃんと見てくれて。
親だもの。
当たり前でしょ。
親か。
そうだね。
律。
あなた今日一柳さんのところのアルバイト休んだんですってね?おばあちゃんから聞いたの。
何があったの?バイト先で何かがあったわけじゃないんだ。
ただ昨日路加のところで先生と真也さんが同じタクシーで帰ってきた。
それで真也さんが聞いたんだ。
「路加の顔見ていくか?」って。
先生。
もしかしたら…。
ごめんなさい。
律。
お母さん知ってたの。
一柳さんのこと。
えっ?おととい一柳さんがみえたの。
全部話してくれたわ。
面接で律と会って驚いたことや雇っていいか悩んだこと。
それに真也さんとのことも。
じゃあやっぱり…。
あの人があなたと路加君の本当のお父さんよ。
律。
一柳さんのことすごく尊敬してるって言ってたし一柳さんも父親だと名乗るつもりはないって。
ただあなたの夢を知って応援したいって。
それが今の僕にできる精いっぱいだからって。
事実を話して変な感じになるよりは黙ってた方がいいんだって思ったの。
でも結局あなたを苦しめることになってしまって。
ホントにごめんなさい。
お母さんは悪くないよ。
それでこれからのことどうする?アルバイト辞めるのならお母さんから一柳さんにお伝えするわ。
分からないんだ。
自分の気持ちが。
えっ?建築家としては尊敬してるしつくるものは純粋にすごいと思う。
仕事に対する姿勢も。
それは昨日のことがあった今でも変わってない。
ただあの人が路加の父親だと分かって路加のことや真也さんのことを放っておいていることは許せない。
許せないのにどこかで信じたい自分がいるんだ。
僕と路加の父親がホントはいい人なんだって。
この前路加。
寝言で言ったんだ。
パパって。
えっ?路加。
笑ってた。
きっと路加の前ではあの人も優しかったんだろうなって。
だったらどうして捨てたのか?今どう思ってるのか?奥さんがいるのに何で真也さんとそんなことになったのか?考えれば考えるほど分からなくなっちゃって。
律。
でも分からないままじゃ駄目なんだ。
えっ?真也さんのことも最初は理解ができなかった。
何であんなカワイイ路加を放っておくんだって。
憎いとさえ思った。
でも…。
その後真也さんと向き合ったおかげで真也さんが路加のことを大事にしてるのが分かった。
このままバイトを辞めることもできる。
でもその前にあの人がホントはどんな人なのか知りたい。
路加や真也さんのことをどう思ってるのか?この先あの人を憎むことになってもちゃんと向き合っていきたい。
僕一柳先生のところにもう一度行くよ。
それでいいのね?うん。
じゃあ律が向き合ってホントにどうしようもない人だったら真也さんと路加君の代わりに思い切り張り倒しちゃいましょ。
うん。
(一同)いただきます。
(調)うまっ。
うちのギョーザって肉がっつりで最高。
(奏)肉と野菜のバランスが絶妙だよね。
それは子供のころから繰り返されるいつもの会話だった
一柳先生が父親だとかこれからどう付き合っていくのかとかそんなのあってもなくてもお母さんのギョーザはおいしくてやっぱり家族ってすごいなって僕は思ったんだ
(調)この生地の分厚さもいいよ。
もしもし。
早川です。
あのう。
今日はすみませんでした。
いや。
気にしないでくれ。
(隆)ちょうど今日はこっちも外回りだったから。
それでどうなんだ?調子は。
もう大丈夫です。
あしたは伺えると思います。
よかった。
ご心配おかけしました。
あした待ってるよ。
おやすみ。
失礼します。
(志穂)電話早川君?
(隆)ああ。
風邪が治ったそうだ。
(志穂)そう。
よかったわね。
あしたからまたびしびししごかないとな。
お父さん。
行ってくるね。

(ドアの開く音)おはようございます。
風邪はもういいのか?はい。
昨日はすみませんでした。
いや。
とにかくこじらせなくてよかったよ。
いいのか?もう。
ありがとうございました。
さすがにまだ全部に目を通せてないだろ。
先生。
うん?一つだけお聞きしたいことがあるんです。
(真也)子供がいますので…。
(真也)分かりました。

(チャイム)・突然お邪魔してすみません。
一柳の妻です。
2015/07/17(金) 13:25〜13:55
関西テレビ1
明日もきっと、おいしいご飯 〜銀のスプーン〜 #35[字][デ]

律(高杉真宙)は絹江(藤田弓子)が娘・恭子(富田靖子)を捨てた後も彼女に手紙を書き続けていたと知る。手紙に涙した恭子は入院中の絹江のもとへ。ところが、絹江は…。

詳細情報
番組内容
 恭子(富田靖子)は律(高杉真宙)が隆(和田聰宏)のところでバイトすることを認める。喜ぶ隆。不安はあるもののこれが律のためだと思う恭子だったが、そんな中、律が真也(河井青葉)のマンションで、酔った真也を送り届けに来た隆の姿を目撃してしまい…。
 恭子は律に元気がなくなっているのが気がかりに。心配する恭子に律は、何でもないと言ってバイト先の隆の事務所に向かう。
番組内容2
だが、隆とどう接してよいか分からず、結局風邪を引いたことにして休んでしまう。
 律の様子がおかしいことに気づいた絹江(藤田弓子)は、恭子を店に呼び出す。「律はバイトの雇い主が自分の父親だと気付いてるんじゃないのかい?」絹江の言葉に、それを確信した恭子。ある決意を胸に、律を晩御飯の餃子作りに誘う。
出演者
早川 律:高杉真宙 
早川恭子:富田靖子 
花山大輔:山田純大 
雨宮真也:河井青葉 
鈴井 環:岩田さゆり 
茂木和彦:木本武宏 
  ・  
早川 調:前田旺志郎 
早川 奏:田附未衣愛 
雨宮路加:山口祐輝 
  ・
一柳 隆:和田聰宏 
鈴井みつ子:芳本美代子 
小川絹江:藤田弓子 ほか
スタッフ
【原作】
『銀のスプーン』小沢真理(講談社「Kiss」連載中)
【脚本】
森山あけみ 
【演出】
金子与志一 
【プロデュース】
松本圭右(東海テレビ) 
西 麻美(松竹) 
原 克子(松竹) 
竹内絵唱(松竹) 
【音楽】
市川 淳
【主題歌】
高橋 優「おかえり」(ワーナーミュージック・ジャパン)
【制作著作】
松竹株式会社
【制作】
東海テレビ
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【公式サイトURL】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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