廃墟の休日 日本2大廃墟・廃墟の王様 2015.07.18


なぜ僕がここにいるのか。
そこから話をしないとこの話は始まらないと思います
ある日こんな写真を見ました。
誰からも振り返られず消えていく風景がある。
そんな世界をカメラでおさめている男ジョンとSNSで知り合いになった。
ある日彼からメールがきた
このジョンの言葉に誘われて友人を誘い廃墟をスケッチする旅に出ました
そう遠くない未来に失われていく廃墟を探し求めて
さてさてですねついに…。
ついに着きましたね。
ヤスケンさんは初めてですか?初めてです。
長崎…。
うちの親父の兄貴がずっとここに住んでて先々月か亡くなって…。
そうなんですか。
だから1回来たかった…。
このあとって何か?何もないですよ。
ノープランですか。
宿だけたしかあったと思います。
「WelcometoNagasaki」。
これ預かったけん。
渡したけんね。
ジョンさんから。
またっすか?うん…。
うわっはやっ!早いっすね…。
「5:30a.m.」。
はやっ!
神戸から長崎。
ジョンに導かれるまま僕たちは旅を続けた。
昨日見た廃墟がまだ頭の片隅に残っている。
なんだかフワフワとした気分だ
1929年に建設された摩耶観光ホテル。
別名軍艦ホテル。
1993年にその役目を終えた
すごいなぁ。
さて今度はどこに行くことになるのだろう
運転手さんやっぱり長崎って雨多いんですか?いやそんなことないんですよ。
あの歌のイメージが強烈ですからあれですけど九州は基本的に雨はそんな多くないです。
長崎で雨っていうのはある意味ラッキーかもしれないですね。
まぁそうかもしれないですね。
なんでしょうねぇ。
やっぱりって感じですか?やっぱり軍艦島ですね。
雨男とか…。
バレますよね。
野口さんは?曇天?曇天ですね。
寝れました?若干…。
あれですか?見えてきてます。
なんかシルエットがすげえかっこいい…。
いいなぁ。
(エンジンが停止する音)中ノ島に行くと?中ノ島無理…。
中ノ島はほらあの島。
今日中ノ島無理ばい。
あれじゃなかったと?いやいや勝手にあれだと思って…。
軍艦島。
軍艦島ならなんとか行けそうよ。
行けるかもしれん。
じゃあもうぜひはい。
行ってみる?はい行ってみたいです。
世界でも類を見ない廃墟の島軍艦島。
ここまで来たら一度は見てみたい。
これもジョンの何かのヒントなのかもしれない
降りていいんですか?うわぁ。
近寄るとやっぱり迫力がありますね。
そびえ立つから。
ちょっとでも不気味な感じも正直感じちゃいますけど。
やっぱり異様ですね。
生きてる気配がないです。
すごいですね。
どこにもねないですね。
なんかずっと見ていられる感じですね。
ほんとですね。
軍艦島は炭鉱の島というだけではなく大勢の人が住む島でもあった
人間が造っちゃったんだけど廃墟になって自分たちの想像を超えてるアートになっちゃったっていうか。
あの階段やばくないですか?下抜けてる感じが。
下抜けてる感が下抜けてる感が…。
空中階段みたいな。
そうですよね。
何言ってんだかわからないけど。
レンブラントっていうよりかはムンクって感じですよね。
ムンク寄りですね。
ムンク寄りですよね。
一応ここが。
ここまでだ。
ここまでですね。
切り取り放題ですか?だいぶ切り取り放題ですね。
なんかもう寂しげなうえに雨降っちゃってるから更に寂しいねっていう。
そうですね。
気分っていうのはやっぱり天気に左右されますね。
かなりされますね。
晴れた軍艦島を見てみたいですよね。
晴れましたね。
ねぇ本当天気もってほしいですよ本当。
すげえ。
いや〜。
一つひとつがかっこいいですね。
要塞ですね。
絵になるな。
すごいすごいですね。
ライフジャケットじゃあここで。
置いちゃっていいですか?おじさんありがとう。
ありがとうございます。
よいしょ。
うわぁすごい。
うわぁ〜うわぁはいはい。
これは迫力ありますね。
はぁ〜。
ちょっと言葉失いますね。
うん。
朽ち果てた感はそんなになんか感じないですね。
そうですねこういう造形物を作ったような。
ほんとに住んでた…。
確かに。
あれなんなんですかねあの…。
何でしょうね?この上に道路かなんか…。
鳥居みたいに見えますね。
そうですね。
ちょっと薄暗いときに1人とかで来たら結構俺もう…。
うん。
ちょっと…緊張感ありますねやっぱり。
そうそう1人は無理ですわ。
1人は無理ですね。
1人無理ですね。
え〜!!さっきまで…。
ほんとだほんとですねすごい。
いきなり静かになっちゃった。
うわぁ。
すごいね鳥1羽でも超絵になるんですね。
うわぁかっこいい。
これ絶対宮崎駿さんのあの手の長いロボットが全然いますよ。
花とかこうやってやってそうだもん。
「ラピュタ」ですね。
うん完全「ラピュタ」ですこれ。
「ラピュタ」の世界ですね。
すごいこの静けさがいい。
びっくりしてます。
そうですね。
乗ってきたときの波の荒さと波の音があったのにまったく聞こえないっていう。
ほんとですね。
なんか美しく感じちゃうよね。
美しい。
どこ切り取っても絵になりそうな感じありますねほんと。
ここでかくれんぼしたらたいへんなことになりますよ。
それで見つかんなかったら良寛さんみたいに帰れなくなっちゃう。
人帰っちゃって。
なんかイタリアのフォロ・ロマーノって遺跡があるんですけどなんかちょっとそれを思い出しました。
だから廃墟と遺跡の差ってなんなのかなって?なんなんですか?なんなんでしょうねようするに…遺跡っていうのはもう滅びた文明であるってことじゃないですかね。
マヤ遺跡マヤの人たちは滅ぼされたわけでこれはだからっていうことですよね。
遺跡と呼んでまったくふさわしい感じがしますね。
人が住んで栄えてでいなくなって廃墟になってしまった寂しさがあって更に年数を重ねていくとその廃墟の寂しさというものが逆に神々しさになっていき美術になっていく。
いやでもこれだけでも普通ですもんねだって。
そのへんにありますもんこういうとこ。
そうですよね見たことありますよね本来。
ありますもん室蘭市絵鞆町って僕の生まれたとこにありましたもんこういうとこ。
人工のものでつくり上げてるはずなのにその構図?配置がレンガなんかも元々はああいう形じゃなかったはずなのにちょうどいいバランスで崩れてるんですよねきっと。
そういう一つひとつのフォルムが奇跡的にこうバランスよく出来上がってるんですよね。
あそこのヒビとかね。
うん。
やっぱ…。
見るところは細かいですねやっぱり。
いや…。
ジョンが廃墟好きなだけであって私はべつに…。
まだそんなにでもないですか?興味持ち始めてから。
はい。
一人で廃墟に行ったこととかってあるんですか?一人で廃墟は…。
僕高校のときに高校の校舎っていうのが築うん十年っていうすごい古い校舎だったんですよ。
で新校舎ってのが建ってそのうちその旧校舎ってのが建て壊しになるんですけどね。
僕は高校1年生のときは旧校舎で高校3年生のときは新校舎だったんですよ。
つまり誰も通ってない生徒の通っていないがらんどうの旧校舎にいくことはありましたね。
それがだからちょっと廃墟化してたんですか?廃墟化ってかもう完全な廃墟。
ああそうなんですね。
廃墟のいいところっていうのは僕思ったんですけど…。
好きです好きです。
そうですよね。
女子トイレあるじゃないですか。
女子トイレって廃墟じゃなかったら入っちゃいけないとこですよ。
はい。
僕らは。
まぁそうですね。
廃墟ってことは誰もいないわけだから女子トイレに入れるみたいなね。
だから初めて僕が自分の旧校舎で大手を振って女子トイレに入りましたね。
軍艦島でそんなエピソード聞きたくなかった。
ちょっと今なんか軍艦島の価値を今…。
僕の廃墟エピソードとしてはですよ。
そうですね。
一緒に中で探検してたジュンちゃんって子がたまたまそのこれはもうただのトイレだ。
ただのあれだからっていってそれで入ってじっと開けながらもう用のなくなった三角コーナーをずっと見つめてたんです。
それを見てジュンちゃんが怖い顔してびっくりして逃げていったっていう…。
相当だってね趣味ですよねそれ。
北海道って結構廃墟有名なとことかあるんですか?そこ以外。
どうでしょうね。
廃墟というかやっぱり過疎化も進んでいるのである意味宝庫ではあると思いますよ。
そっかだからそういう意味では日本ってこれから廃墟がめちゃくちゃ増えてくるってことですよね。
そうですねなるほどな。
はたから見たら芸術的な町になっていくってことですよね。
こんなのつくり上げられる…うわ〜。
だってこれなんて…。
なんだろうもし中に入れるんだったら中に入って太陽の位置がこのへんだったらたぶん光が差し込むじゃないですか。
これって沖縄にある…なんか崖があるんですよね。
それこそ自然の作った。
あそこに太陽がグッと差し込んで…。
同じ感じっていうか…。
美しい瞬間神々しい瞬間に…。
瞬間に訪れるんですよね。
それにも似た…あっ。
ここから見るっておもしろいですねやっぱり。
そうですね。
これってもう…額ですもんね。
ほんとですねほんとだな。
額だよこれ。
え?何ですか何ですか?見えました?コンセプトが見えてないんで探っていいのかなって思って。
そっちに振るのもありかなって思って。
俺今結構マジでビビりました。
ビビったっしょ?ほんとに。
もうなんかよけいわかんなくなりますよ今ので。
勝手に視線みたいの感じちゃいません?やっぱ。
そこがあるのがやっぱり廃墟たるゆえんじゃないですか。
遺跡までいくとそれ感じないから。
廃墟はまだ感じる遺跡はもう感じない。
そこあるかもしれないですよ。
僕ですか?嫌いじゃないですもんね。
今この場所に来てヤスケンさん感じたのってどういう感覚ですか?結構穏やかです穏やかさを感じてますね。
移動していいですか?はい。
なんかまだ暮らしが想像できるなって思ってたのとあとは…。
これもいいですよね。
ほんとすごい見る角度で全然違う!同じものなのに。
ほんとだ全然こっち側とこっちが全然違うんだもん。
やばい動物園のゴリラ並みに好きかも。
見ていて飽きない。
全然違うほんとに。
長さが違う。
宇宙戦艦ヤマトの正面と横みたいな。
やべえトンビがコンドルに見えてくるな。
かっこいい。
中ノ島は軍艦島のすぐそばにある。
船で5分の距離。
天気に恵まれたこの日ジョンが僕たちに見せたがっていた中ノ島へと船は向かい始めた。
長い間忘れられていた島だ
2015/07/18(土) 00:52〜01:23
テレビ大阪1
廃墟の休日 日本2大廃墟・廃墟の王様[字]

国内外の美しい廃墟を舞台に、俳優とクリエイターが旅をする。実力派俳優のエチュードと、廃墟を巡るドキュメンタリーという二つの側面から、廃墟の魅力を映し出す。

詳細情報
番組内容
世界中の廃墟を熟知している謎の男ジョン・Tのメッセージに導かれ、野口照夫監督と長崎にやってきた安田顕。翌朝、指定された港から乗り込んだ船は軍艦島行きと思っていたが、船頭によると目的地は隣の島だという。が、悪天候でその島に船がつけられず、急きょ軍艦島に接岸。かつて炭鉱の島として栄えた島で、日本最古の鉄筋コンクリートの集合住宅などを眼前にした安田と野口。2人は「廃墟とは何か」について思いを馳せる…。
出演者
安田顕、野口照夫 ほか
音楽
【エンディングテーマ】
 コレサワ「シュシュ」(RECO RECORDS)
関連情報
【番組公式ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/haikyo/

【番組公式Twitter】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドキュメンタリー/教養 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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