よしもと新喜劇【「貴方は何をする人ぞ?」】 2015.07.18


(場内手拍子)
(太田)ああ〜やっと着いたな。
(早苗)ねえ。
(太田)うわっ早苗見て見て!
(早苗)うわ〜!
(太田)うわ〜海近いし景色きれいし最高のホテルやな。
(早苗)ほんまやね。
(太田)早速チェックインしよか。
(早苗)うん!
(藍)いらっしゃいませ。
(太田)おおっびっくりした!豚がしゃべった。
(藍)そうそうそう。
ぶぅぶぅぶぅぶぅぶぅ〜ぶぅぶぅぶぅ〜。
私人間ですねん!
(早苗)わあ〜!えっ?
(太田)ちょっと当たってますよ。
(藍)あっ失礼しました。
(太田)「失礼しました」じゃない。
なんですか?今の。
(藍)ノリつっこみです。
(太田)下手くそなノリつっこみですね。
私豚じゃないですよ。
私ここの従業員の酒井藍です。
(太田)あっそうやったんすか。
すみません。
予約していた太田ですけど。
(藍)お待ちしておりました。
どうぞ。
(太田)すみません。
楽しみやな。
(早苗)ねえ!いいホテルね。
(藍)すみませんご記帳お願いします。
(太田)分かりました。
それでは当ホテルの説明をさせていただきます。
テーブルソファー床でございます。
(太田)そのままやん!あの〜そんな説明いらないですよ。
(早苗)そうですよ。
あの〜それはそうと明日の朝食の時間って何時ですか?いやちょっと…そんな難しいこと聞かれても。
私入ったばっかりやし…。
そんなん知るかよぼけ!
(早苗)ぼけ!?ぼけって…あなた客に対して失礼でしょ!?何よこのデブ!
(藍)はあ?うるさいこのブサイク!
(早苗)何よこの豚!
(藍)なんやこのデコ!
(早苗)何よこのピンクの服着てゴリラみたいな顔してサングラスどこに掛けとんねん!いや俺やないかおい!早苗俺のこと言うてるよなこれ完全に。
(早苗)もう腹立ってつい…。
(太田)態度悪い従業員やな。
ほかに誰かおらんのか?誰か!誰か〜!・
(内場)は〜い!
(早苗)いるじゃないあなた。
はいはい。
あっどうも。
ようこそいらっしゃいました。
(太田)「ようこそいらっしゃいました」ちゃいます。
この従業員何なんですか?あっ何かございましたか?
(太田)客の僕らに対してぼけとかブサイクとか言うんですよ。
すみません。
申し訳ございません。
今日入ったばっかりなんで申し訳ないです。
いいかげんにしなさいよ君は。
何を考えてるんだ!お客様に失礼だろ?思ったことを口に出すんじゃないよ。
ねっ?思ったことを頭で考えてだいたい反対のことを言ったらうまくいくんだよ!男前ですね。
(太田)やかましいわ!いやもうさっきの会話丸聞こえでしたよ。
あっすみません。
なんや?「逆に言うたらいい」って。
注意しときます。
お願いしますねもう。
あっこれ書けたんで。
ご記帳いただきましたか。
あっご夫婦じゃないんですね。
カップルの方ですか?
(太田)あっそうなんですけども。
でも秋に結婚する予定なんです。
あっそうなんですか。
いや〜いよいよ秋から地獄の始まりですね。
つらいつらい地獄が。
(太田)いやいや違うんです。
「地獄の始まり」ってどういうことですか?これから楽しい楽しい結婚生活が待ってるんですよ。
最初だけです。
(太田)えっ?あと大変ですよ。
「何せぇこれせぇ」いうて家事もさせられて。
(太田)ああ〜でも大丈夫です。
僕亭主関白でいきますから。
あっそうなんですか?
(早苗)ちょっと何言ってんのよ。
あなたにも家事はやってもらうわよ。
何言うてんねん。
家事は女の仕事やろ?何よその言い方。
もういいわよ!あなたみたいな人とね結婚なんかできないわ。
ああ〜分かった分かった。
俺もなお前みたいな女と結婚せぇへんわ!何よその言い方!
(太田)手ぇ出すことないやろ。
(早苗)自分だって出したやんか!
(太田)お前が手ぇ出したからや。
(早苗)女に手ぇ出すって最低!やめて…やめてください。
ケンカはやめて。
ロビーですからちょっと。
やめてやめて…。
(烏川)おいおいどないしてん?あっ主任!お客様がケンカを…。
(烏川)お客様やめてください。
(早苗)あっ!もう!
(烏川)痛い痛い。
おい痛い…。
おいおい俺や。
俺や!
(藍)分かっとるわ!
(烏川)おい「分かっとるわ」ってなんやねん。
分かってて蹴るなあほ!唇腫れたやないか!腫れてへんわ!踏みつけたんやろ唇を!
(烏川)唇これもともとや。
いやそんなことはないです。
(烏川)いや誰が言うてんねん!俺が言うわそれ!もともとやこれはほんとに。
あの〜ケンカしないでください。
ケンカの原因はなんですか?
(太田)いやあんたやろ!なんで忘れてんねん?ほんま。
いやちょっと聞いてください。
僕らがね結婚する言うたら地獄の生活の始まりですよって言うんですよ。
だからもめたんですよ。
(烏川)いらんこと言うなって!あとできっちりと注意しておきますので勘弁してください。
(太田)お願いしますね。
(烏川)ではお部屋の方にご案内さしていただきます。
(太田)ああ〜僕らで行きますんでキーだけ下さい。
(烏川)あっそうですか。
(藍)お客様のお部屋はこちら突き当り奥の2階の203号室でございます。
「203」と覚えてください。
そのままですけど!そう覚えますけどね。
すんません。
はい。
あっちょっと邪魔なんでどいてもらっていいですか。
かばんがありますんですみません。
じゃあ早苗行こう。
ふん!早苗怒ってんのか?ああ〜分かった。
じゃあもう亭主関白とか言わずにちゃんと家事も手伝うから許してよ。
ほんとに?うん。
だから行こう。
じゃあ行きましょう。
じゃああなたには炊事洗濯トイレ掃除床掃除買い出しごみ出し食器洗いを担当してもらうわね。
(太田)分かった。
全部やがな!尻に敷かれますね。
(烏川)人のことはほっとけお前は。
あのな自分が1回結婚に失敗してるからってそうやって口に出すな。
(藍)えっ内場さんってバツイチ?いやちょっと大きい声で言わんといてや。
7年前になリストラに遭ってちょっと夫婦仲がぎくしゃくして。
でまあおまけに友達の借金の保証人になってもうてなで借金まで抱え込むようになってそれでもう決定的で離婚と。
(藍)それはつらかったでしょうね。
ううっ…。
そんだけ唇とんがってたら…。
(烏川)俺の話かお前!内場の話ちゃうんかいな。
まあ結婚っていろいろあるねん。
せん方がええと思うよ。
(安尾)おじゃましますか?
(烏川)聞くな!
(場内拍手)安尾「おじゃましますか?」って「か」はいらんねん。
「か」いらない。
皆さんお元気です。
そこは聞いて!「お元気ですか?」や。
お元気ですか?警察の方が来られてるんですか?知らん!来られてるんですよ。
どうぞ!
(場内笑い)
(オクレ)こんにちは〜…。
(烏川・内場)なんや?
(烏川)えっなんか…なんか聞き取られへんかったな。
声出してましたね?今。
生きてるんですか?あっ生きてるわ。
そうせな分かれへんのかい!
(烏川)確認せな分かりませんか。
大丈夫ですか?どうもはじめまして。
私警視庁の刑事でえっと…あっ岡田ですわ。
(烏川)覚えてないんですか!?自分の名前。
(オクレ)ふふふふっ。
(烏川)めっちゃ笑うてますやん名前言うて。
(諸見里)失礼しましゅ!私大阪府警の諸見里でしゅよろしくお願いしましゅ!
(烏川)何言うてるか分からん。
なんや?なんや?「私はソースはウスターソースです」って…。
(烏川)「私はソースは」…。
あの〜大阪府警の諸見里でしゅ。
よろしくお願いしましゅ!
(烏川)違うやん違うやん!「オイスターソースが大好きです」。
(諸見里)違う!違いましゅ。
「ウォシュレット」が…。
「ウォシュレット」の話してましぇんから。
(烏川)「ウォシュレットでうがいします」。
(諸見里)違いましゅ!しょんなことしゅるわけない!「大阪府警の諸見里です。
よろしくお願いしましゅ」って言ってるんでしゅ!
(烏川)後半はもう「しゅぽしゅぽしゅぽぽ」にしか聞こえへん。
(諸見里)言ってましぇん!よく聞いてくだしゃい。
私が言ってるのはしゅぽしゅぽしゅぽぽでしゅ!
(烏川)おい言うてるやん!言うてますよ。
いいえ。
(烏川)いや言うてるよ。
刑事でしゅ。
(烏川・内場)刑事?
(烏川)あっ刑事さんね。
で刑事さんがなんの用でしょうか?
(オクレ)今ね捜査中の事件がありましてお願いがあって来たんですよ。
責任者の方呼んでいただけます?
(烏川)ああ〜支配人を。
はいちょっとお待ちください。
(オクレ)あっすんません。
浅香支配人!支配人!・
(あき恵)は〜い!はいはいどうしたの?警察の方が来られております。
(あき恵)警察の方?あっどうもはじめまして。
支配人の浅香ですけど警察の方が何か?ええ〜実はですね最近この辺りのホテルであの…あっあれですわあの〜ええ〜あのねですから…まあそういうことなんで。
(烏川)分かりませんよ!あの〜肝心なとこ抜けてますけど。
(オクレ)おい説明しなさい。
(諸見里)はい。
実はですね私オイシュターショーシュで「ウォシュレット」してましゅ。
(烏川)えっ「オイスターソースでウォシュレットしてます」!?真っ黒けやん!
(烏川)してるん?あれ。
(烏川)違うの!?ほんならなんて言うてんの?
(安尾)「この辺りのホテルで拳銃の取り引きが行われるという情報が入ったので怪しい人物を見かけたら警察の方に連絡してください」って。
(烏川)そんな長いことしゃべったか!?お前。
(あき恵)あの…それで合うてるんですか?
(オクレ)はい間違いございません。
(烏川)ほんまかいな!
(オクレ)あの〜ですからこのことは秘密にしといてください。
(あき恵)ああ〜分かりました。
(オクレ)それでは私たちはこの辺りの捜査に当たりますんで失礼します。
あほ〜。
(烏川)なんでやねん!あほ…。
しゅぽ〜。
(烏川)言い直さんでええわ!
(あき恵)変わった刑事さんたちねぇ。
でもみんな聞いてのとおりだから十分注意してちょうだい。
あっ烏川君私ちょっと出かけてくるから留守番頼むわね。
何しとんねん。
何汚そうに持っとんねんほんまに。
ちゃんとぎゅっと握り締めんさい!無理無理無理無理。
何が「無理無理」よ。
変なことしなさんなまったく!
(烏川)あの〜お出かけですか?
(あき恵)そうなのよ。
本社から呼び出しくらったのよ。
ほらこの間テレビの取材を受けたでしょ?あのことでちょっと本社の方にクレームが入ってね。
(烏川)何か問題ありましたかね?あっあの〜支配人がテレビに映ったんですよ。
(あき恵)違うわ…。
(烏川)あれモザイクなかったもんな。
(あき恵)おかしいやろ。
どうして私がテレビに映ったからってクレーム入れられなくちゃいけないの?食事どきやったと思います…。
(あき恵)理由になってない!どうして食事どきだったらあかんの!?
(烏川)ちょっと食中毒の…。
(あき恵)何言うとんねん!しょうもないことぬかすなぼけ。
なめとったらあかんでほんま。
怒るでしかし!
(烏川)いやおっさんやん!おっさんじゃない。
今のはやっさんです。
(烏川)どっちもおっさんですよ。
(あき恵)そういうことじゃない。
まあ確かにテレビの取材を受けたことでお客様の予約は増えたわよ。
でも大物政治家の予約をお断りしてしまったのよ。
そのことがちょっと問題になってね。
まあ言ってもしかたないからこってりと絞られてくるわ。
あっ鼻の脂を。
(あき恵)違うわ。
ビュウ!ビュウ!
(あき恵)搾りたいの?しょうもないこと言いなさんな!とにかくはっきり言っとくわよ!今後一切テレビの取材は受けないでちょうだい。
分かった?私帰って来んの明日になるから。
頼むわよ。
(烏川)はい。
お気をつけて!支配人も大変やな。
ええ宣伝になったんですけどね。
(和子)ああ〜やっと仕事が終わったわぁ。
ごめんください。
どなたですか?掃除係の桑原和子です。
いや〜違うでしょあなたは八千草薫さんでしょ。
ありがとう。
(烏川・内場)なんや!?
(烏川)その挨拶やめてください。
(和子)ああ〜烏川さんあの〜客室の掃除が終わりました。
ちょっと一服さしてください。
というより汗かいてる。
汗拭かさしてください。
もう暑うございますもんねぇ。
すみません殿方の前で汗拭くのはなんですけど…。
わっわっどうしましょう言うてるうちにみぞおちに汗が流れてる!ああ〜はよ拭かないかん。
(烏川)おい。
(和子)みぞおちに汗が…。
ああ〜。
先っちょもちょんちょんちょんちょん。
見ないで!いや自分で出したんでしょ!
(和子)そう?いやこっち向かんといてもう。
ロビーでねメンテナンスすんのやめてくださいよほんまに。
うわ〜うれしい。
ハイカラな言葉うれしいわ。
(烏川)いつまで出してるんすか?しまってくださいよ。
あっもうええの?
(烏川)挟むんですか!?あの〜痛くないんですか?神経ないのよ。
(烏川)どんなおっぱいですか!?
(和子)そんなことよりもたくさん忘れ物があったらしいんですよ。
忘れ物ですか。
ちょっと見てきましたけどねはいこれハンカチでしょ。
ああ〜よくありますねぇ。
それからこれ携帯電話でしょ。
(烏川)最近多いですわ。
はいはいそれから…はい骨つぼです。
骨つぼ!?そんなん忘れます?
(和子)ねえどう思います?いや〜ねえ罰当たりますよこれ。
(和子)そういうことなんですよね。
もう届けないけませんけどね。
そういうことで…。
あっそうそうもう一つあったんですよ。
これこれこれちっちゃいですけどねなんかマスコットですか?これ。
(烏川)人形かな?ああ〜ちょっと…あっこれ…これ僕のです。
(和子)えっ!?すみませ〜ん。
落ちてました?いや〜持ってたはずやのに。
(和子)内場さんのですか?ああ〜そうなんですよ。
まああなたかわいらしいもの持ってらっしゃるんですねぇ。
いやちょっと思い出の品なんで。
いやいやなんか女性に好かれそうなタイプ!あっそうだ私はちょっとおトイレの掃除してきます。
(烏川)じゃあこれはフロントで預かっときますんで。
すんません。
助かりました。
(和子)はいいってきます。
皆さんじゃあ…。
なんですか?「また」。
ダジャレかい!ダジャレですか。
いや〜でもよかった。
なくしたらえらいことやがなこれ。
(藍)もしかして彼女からのプレゼントですか?いやいやそんなんじゃないねん。
あの〜うちの娘。
小学校のときにお父さんの誕生日やいうて作ってくれてん。
手作りなんや。
(藍)へえ〜。
だから大事やねん。
(烏川)そういうたらお前娘さん1人おる言うてたな。
そうですねん。
ああ〜!!なんや?おい!
(安尾)忘れてました!びっくりしたわ今。
(安尾)ああ〜内場さんの娘さんから電話がありましてね伝言を預かってたんですよ。
安世から?はい。
なんでもね今日あの〜ここのホテルに行くからよろしくって。
えっ!ここのホテル来るって!?
(安尾)そうなんですよ。
内場さんの携帯に掛けてもつながらへんかったいうて直接掛けてきたんです。
そっか仕事中やから切ってましたんや。
どうしよう?どうしよう?どうしよう?うちの娘の安世がこのホテルに来るんですよ!
(烏川)落ち着けお前。
何をうろたえてんねや?いや実はね…。
そんなばかな!
(烏川)まだなんも言うてへん!聞いてから驚けよ。
次僕いっていいですか?
(烏川)なんの順番やねんそれ!いらんいらんそんなん。
ああ〜あの〜実は…私あの〜娘の安世にねここのホテルの支配人をやってるって言ってしまったんです。
なんでそんなうそつくねん。
いやまさかここへ来るとは思えへんし立派なお父さんやと思わしたかったんです。
つい見栄張ったんです。
ああ…。
どうしよう?ここ来たらバレるわ。
「お父さんうそつき」いうて軽蔑される。
どないしよう?もうなんかええ方法ないかな?
(安尾)ええ方法ねぇまあ…。
パン!ええ方法思いついたらよかったのに。
ないんかいおい!いやあってからこれやってや。
(安尾)いやいやいや思いつきましたよ!よう考えてくださいよ。
今支配人出かけてるんですから娘さんの前だけ支配人のふりしたらいいんですよ。
(藍)あっ私もそれ賛成です。
あっそうか明日まで帰って来ぇへんしね。
その隙にやったらええねや。
そうやそうやそうや!
(烏川)何あほなこと言うてんねんそのうそがうそやとバレたらこっちの方が娘さんにもっと軽蔑されるぞ!
(安尾)そんな冷たいこと言わずに協力してあげましょうよ。
そうですよ。
これやからデブ嫌いやねん。
(烏川)誰が言うてんねんお前!いちばんデブやないかお前が。
とにかく俺は反対や。
(安尾)そんなこと言うていいんですか?この間一緒に居酒屋行ったときに「独身や」いうてうそついてナンパしたこと奥さんに言いますよ。
(烏川)はぁ…。
ちっ分かったわ。
協力したらええねやろ。
ほんまですか!うわっよかった。
(藍)そうと決まれば早くスーツに着替えた方がいいですよ。
いや〜ありがとうございます!なんか切り抜けれそうですわ。
持つべきもんは仲間やわ。
ありがとうございます安尾さん!藍ちゃん!二人のおかげや!
(烏川)俺は!?なんやあいつほんまに!おい知らんからなもしバレても。
俺責任取らんぞ。
(安世)あっすみません。
(烏川・安尾)いらっしゃいませ。
(安世)どうも。
あの〜お忙しいところすみません私安世といいますが支配人の内場勝則はいてますでしょうか?
(烏川)ああ〜ええ。
失礼ですが支配人の娘さんでしょうか?
(安世)はいそうです。
(安尾)いや〜かわいい方ですね!いやそんなかわいいやなんてもう嫌やわ〜。
(烏川)あ痛ぁ!痛っ!何するんですか!?かわいいって言われたからうれしくてつい…。
うれしかったからって隣の人どついたらあきませんよ。
すみません。
(烏川)支配人呼びますね。
(安尾)内場支配人!内場支配人!・は〜い!はいはいはいはいはい!内場支配人だよ。
(烏川)自分で言わんでええねん。
なんだ「支配人!支配人!」って。
人が聞いたら支配人と思うだろ。
(烏川)支配人でええねや。
うんどうした?どうした?
(安尾)支配人のお嬢様が来られてます。
えっ支配人の私の娘が!?うんどこ?どこ?おお〜安世支配人のお父さんだよ。
(烏川)何回言うねんそれ。
いや〜しばらく見んうちにもうすっかり大人になってなぁ。
(安世)ふふふっ。
お父さんも元気そうでよかった。
いやまあ元気やけどな。
(安世)でもまさかこんな立派なホテルの支配人がお父さんだなんてうそみたい!もうバレてる!
(烏川)お〜い!
(安尾)まだまだ!
(烏川)「まだ」とかも言うな。
(安世)「まだ」?いや紹介しとこう私の部下だよ。
客室係の酒井藍。
そして安尾信乃助。
であの〜見習いのぺえぺえの烏川耕一。
誰が見習いや。
ええ〜あっそちらの方は?
(安世)あっあの〜私のフィアンセの高井俊彦さん。
安世お前結婚すんのか?
(安世)うん。
あの〜俊彦さんが近くで仕事してたからそれならお父さんに挨拶したいっていうことで連れてきたの。
いやどうもご丁寧に。
(高井)どうもはじめまして高井俊彦といいます。
あっそうですか。
私あの〜安世の父親で支配人の内場です。
(高井)あっ…。
あっどうも。
(高井)お父さん二人の結婚許していただけますか?許さん!ちょっと…なんでや!関係ないやろ。
いや〜私は賛成ですよ。
いや安世の選んだ人はねやっぱり間違いないと思います。
いやそのかわり安世のこと幸せにしてあげてください。
(高井)はい約束します。
ありがとうございます!こないだまでなオムツしてたと思うたらもう結婚か。
いや〜お父さん驚くわほんまに。
(安世)もっと驚くことがあるわよ。
おっなんや?それはあとでのお楽しみ!ええ〜なんや?サプライズいうやつか?ああ〜そうか楽しみやな。
(安世)あっあのねお父さん今日二人で泊まりたいねんけどいいかしら?おういいよいいよ。
じゃあ特別室を使いなさい。
ああ〜もちろんタダだよ。
(安世)えっ!?支配人だからタダだよ。
はははっ!おい烏川案内しなさい。
はい。
(安世)お父さんあの人なんか怒ってない?いやいやもともとああいう顔なんだよ。
ああ〜赤ちゃんのときからああいう顔なんだよ。
(安世)ええ〜!あっそうなんや。
うんうん。
(高井)気ぃ遣うし自分らで…。
(安世)そうやね。
自分らで行く。
じゃあ最上階の突き当たりだから。
(安世)分かった。
ありがとう。
(高井)お世話になります。
(安世)どうも。
(安世)きゃあ〜〜!
(高井)何してるんですか!なんにもしてへんやないか!うがいしなさいよ!
(烏川)なんでやねん!俺菌か?あほ。
おいなんや?誰が見習いや。
ええかげんにせぇよほんまに!もうええこんな芝居やめや。
(安尾)奥さんに言いますよ。
(烏川)見習いで結構です。
今日だけやからな!今日だけ。
もうすぐ終わります。
(烏川)ほんまにもう。
(森田)じゃまするで。
邪魔すんねやったら帰って。
はいよ〜。
なんでや?おい。
なんで帰らなあかんのじゃい。
客やぞこらぁお前。
ええかげんにせぇよこらぁ。
ガラ悪い人来ましたよ。
(安尾)ガラ悪いわ〜。
ガラ悪ぅ!
(烏川)うわっ柄が悪いわ。
ほんまや柄が悪いわ。
(烏川)柄が悪い。
柄に柄って…。
(安尾)ははっ…ガラクタですね。
誰がやあほお前!遊びに来たんちゃうねん。
客やぞ。
あっお客様で…。
すみません。
(森田)白々しいのうお前!こらぁ。
予約してた森田や。
(烏川・安尾)森田様。
(藍)森田様お伺いしております。
森田様のお部屋は303号室でございます。
ああ〜タバコ吸えんねんな?いやあの…303号室は禁煙室ですけど。
おかしいやろお前。
こっちちゃんと電話で予約しとんねん。
(烏川)ガラケー。
あっ!
(森田)ただ機種変してへんだけや。
変なとこ引っ掛かんなやお前らほんま。
おいおかしいやろ。
俺ちゃんと内場いうやつに電話してな予約しとんねん。
内場ってどいつや!?・
(安世)お父さん。
あっこの人です。
(烏川)おい待てお前!
(森田)お前か?さっきのは。
腹立つのうおらお前!
(烏川)痛っ!痛っ…。
(森田)もうええわほんま!イライラするわほんま。
なんとかして気持ち落ち着けな。
ガラガラガラ…あっガラガラや!
(安世)お父さんどうしたの?いやいや部下の烏川がねまた失敗してお客さんを怒らして帰らしたんだよ。
もう困るよできない部下を持つと。
(烏川)もう我慢の限界や。
あの〜ほんとはね…。
(安尾)「奥さん」。
僕が悪いんですよ。
なんでこんなにできないんだろ?僕って。
ははははっ。
(安世)お父さんも大変ね。
大変なんだよ〜。
(安世)ちょっと俊彦さん見て。
すてきなお庭!ねえお父さんちょっとお庭見てきても?行ってきなさい行ってきなさい。
気に入ったら持って帰りなさい。
(烏川)なんでやねん!じゃあ暑いんでね気をつけてね!はいはい。
いや申し訳ないっすねぇ。
お前謝る気ないやろそれ。
いやほんとに割と…さぁ〜せん。
なんや「さぁ〜せん」って。
さぁ〜せん!「さぁ〜せん」っておかしいやろお前。
「すみません」や。
さぁ〜させん!「さぁ〜させん」ってなんやねん!なんで俺がこんな目に遭わなあかんねんほんま!ええかげんにせぇよ。
今日だけ。
明日はちゃんと…。
(やすえ)あっすみません。
(4人)いらっしゃいませ。
(やすえ)あの…。
ご予約の…。
やすえ!あなた!
(烏川)えっ?知り合いか?いやあの…別れた前の嫁です。
(安尾・烏川)ええ〜!
(安尾)いやでもきれいな方ですねぇ。
(やすえ)いやもうそんなきれいなんて言われたら…。
うははははっ!パンパン!カッ!
(舌を鳴らす音)
(安尾)なんですか?今のは。
いや喜びの最上級です。
(やすえ)っていうかどうしてあなたがここにいてるのよ!どうしてってここは私の職場やから…。
(安世)あっお母さんもう着いてたの?
(やすえ)安世!一体どういうことなの?
(安世)お母さんびっくりしたでしょここのホテルの支配人がお父さんだなんて。
もう私たちもびっくりしたのよねぇ!
(やすえ)安世ごまかしなさんな!ほんとに。
あの人がいてるなんて聞いてなかったわよ。
(安世)だってそれ言ったらお母さんは来なかったでしょ?安世サプライズってこのことか?
(安世)うん。
結婚式には二人で来てほしいからその前に一度会っといてほしかったの。
ねえお母さん今日はここに泊まりましょ。
何を言ってんの。
私は帰ります!泊まりません!お父さんタダにしてくれんのに?泊まります!
(安世)何それ。
ころっと変わる…。
(やすえ)タダやからしゃあない。
(安世・烏川)「しゃあない」?
(やすえ)あの〜お世話になりますよろしくお願いします。
ではお部屋の方をご用意さしていただきます。
その前にあの…お手洗いどこにありますか?
(藍)こちら奥でございます。
(やすえ)ありがとうございます。
じゃあ荷物お願いするわね。
(安世)うんうん。
(やすえ)ほんとにもう…。
すみません。
こらこらこら!お母さんを連れてきたらあかんやないか!
(安世)いいやん別に。
何があかんの?気まずいんや。
(安世)あっ!俊彦さん今何時?やっべぇ!部屋でキスする時間や。
行こう!おいどんな時間やねんそれ!もう困った娘やろもう…。

(奈臣実)ちょっと待ちなさいよ!・
(やすえ)もう〜違うって言ってるでしょ!しつこいわね!
(奈臣実)逃げる気ですか?警察呼びますよ。
(やすえ)警察でもなんでも呼んで。
警察って…何があったんですか?
(奈臣実)あのね私このかばんをトイレの個室に忘れたんです。
で慌てて取りに戻って中確認したら財布がなくなってたんですよ!
(烏川)えっ?えっ?
(奈臣実)私のあとに入ったんはこの人なんでこの人が犯人です!
(やすえ)財布なんか盗ってません!あの〜お客様お言葉ですがね彼女はね人のものを盗むようなそういう女性じゃありません。
それは私が保証します。
(奈臣実)なんでかばうんですか?いやかばうとかじゃなくて…。
かばってるじゃないですか!痛っ!ちょっとやめて…。
突っ張りはやめてください。
ちょっと突っ張りって何よ!相撲取りみたいに。
ちょっとやめてって。
なんなのそれ!もうちょっと!大げさでしょあなた!
(烏川)やり過ぎですよちょっと…。
(奈臣実)触らんといてよもう!
(烏川)触るとかそんな…。
(奈臣実)何なんですかもう!
(安尾)のこったのこった〜のこったのこった〜のこった〜のこった〜。
ああっ…。
(安尾)白鵬〜。
違う!何さすんですかほんまに!
(安尾)大丈夫ですか?唇腫れてる!腫れてへんねん!もともとやこれ。
お客様あの〜もう一度確認お願いできませんかね?何回も見ましたよ!入れ忘れとか勘違いとかあるじゃないですか。
ないんですよほんまに!ほかに入れてるとか…ねっそういうのが…。
あっ。
ポケットに入ってました。
いやポケットちゃうやん。
それ肉と肉の間ですよ。
ええっ!?さっきお買い物したときにここに挟んだん忘れてました。
ええかげんにしてください。
あったじゃないですか。
ええっ?ロースとフィレの間に。
ちょっと!人を豚みたいに…やめてくださいよ。
豚じゃないですか。
はあ?豚!?あっすみません…。
そんなんひどい〜!豚なんか言われたことないのに!ううっ…ううっ…。
フゴッ!
(鼻を鳴らす音)いや豚やん!いや〜気分悪い思いさして悪かったね。
ううん。
あの…かばってくれたのね。
ありがとう。
うれしかったわ。
あっ私おトイレ行かないと。
お尻拭いてくるわ。
(安尾・藍・烏川)えっ?ははっ相変わらずやなぁ。
(烏川)初めてちゃうんかいこれ!ははっ。
(藍)でもなんかお二人いい雰囲気でしたね。
(烏川)おい内場今でもまだ好きなんちゃうか?あほなこと言わんといてください。
違います違います。
あらら〜?じゃあ僕デートに誘ってこようかな。
あかんあかんあかん!ほらほら慌ててるじゃないですか。
やっぱり好きなんでしょ?う〜んまあまあまあ…。
ほんまのこと言うたら別れてからなんであんなええ嫁さんと別れたんやろなと後悔してるんですわ。
はぁ…。
(烏川)それやったら「より戻そう」って言うたらええんちゃうんか。
いやそんなん言えませんやん。
どう言うてええか分かれへんし。
(烏川)元夫婦やろ?「今でもお前のことが好きや」言うて「ブチュ!」ってしたらすぐほろっといくんちゃう?分かりました!ちゃんと告白します。
(烏川)おうその意気や。
(安尾)そう当たって砕け散ろです。
いや砕け散ったらあかん。
(安尾)やすえさん来ましたよ。
やすえさ〜んやすえさ〜ん!・
(やすえ)は〜い。
(烏川)頑張れよ。
「ブチュ!」ですね。
んんっ!んんっんんっんんっ…。
思い切ってはっきり言うわ!お前が好きや!私もよ。
そうか!よし来い!
(和子)はい。
よっ!うっ!いや〜これから…。
うっ!ああ〜。
さあどうぞ。
(烏川)お〜い!まあそういうわけで前の嫁さんと和子さんを間違ったということなんですよ。
へえ〜そうだったんですか。
でも内場さんねっほんとにあなたが奥さんとよりを戻したい気持ちがおありならばまず最初に支配人やったんはあれはうそやったということを正直に打ち明けないけませんよ。
はぁ…。
そんなもんですかねぇ。
できます?いやその方がいいと思います。
分かりました。
うそ隠し事なしで和子さんが言うとおりやすえにはほんまのこと言います。
ああ〜よかった。
私も言うてよかった。
私ちょっと休憩してきますわ。
あんまりイライラなさらないでくださいよストレスたまりますからね。
もうちょっと遊び心を持ってちょうだい。
私でどう?はっ?鍵も掛けずに待ってるわ。
いや行かへん!ちょっと休憩行ってきます。
(烏川)行かんでええねや!お前誘われてへんしな。
やすえと安世にはちゃんと…。
(やすえ)あの〜私の部屋どこかしら?あっいやそれよりちょっと話があんねや。
話って?いや実は…。
ああ〜お父さんお父さん!ちょっと聞いて大変なの!俊彦さんを助けてあげて!ねえお願い!ほらほら。
(高井)あの…すみません僕テレビ局でディレクターをやってるんです。
で僕が担当してるドラマで問題が起きまして撮り直すことになったんです。
ホテルでロケをしないとだめなんですけど急でどこもだめだと断られまして。
ここで撮影さしてもらえませんか?ああ〜それならここ使いなさい。
(高井)ありがとうございます!
(烏川)何言うてんねん。
支配人がテレビあかん言うてたやろ。
あっそや!いや…その気持ちはやまやまなんですけどだめなんだよ撮影は。
(高井)なんとかお願いします。
いやそれだめなんです。
(高井)クビになってしまうんです。
お願いします!
(安世)お父さんお願い!私もね立場が…。
(やすえ)困ってるんやから助けてあげなさいよ。
いやそういうわけにいかんねや。
助けたれや!助けよう!
(烏川)なんでやねん!あほかお前。
怖いやん!いや知らんがな。
知らんけど。
知らんどほんまに支配人!怖いで。
(高井)ありがとうございます。
スタッフに連絡しますんで。
あっもしもし俺や。
今すぐにNGKホテル来てくれ。
(清水)来ました。
早っ!早っ!
(清水)近くでロケしてまして。
(高井)スタッフです。
あっスタッフですか。
(高井)自己紹介して。
(清水)カメラマンの清水です。
あっどうもはい。
(いちじま)音響のいちじまです。
(いちじまだいきのモノマネ)支配人…。
(高井)まねしなくていいです。
支配人の内場さん。
どうも。
よろしくお願いします。
(高井)役者の皆さんは?
(清水)あっもう来られてますよ。
(高井)呼んでくれ。
(清水)はい。
こっちですよ〜!
(安世)どんな人が来るんやろ?
(やすえ)ねえ〜。
(中田)ああ〜どうも。
(高井)お待ちしてました。
う〜わっ!すんごいよ。
ビッグスターや。
石原裕次郎ですよね?・これでおよしよ・ふふふふ〜んえっ歌知らんの!?歌知らない…。
いや裕次郎じゃないんですよ。
あっサングラス取ったら全然ちゃうわ。
なんにもないやん。
素うどんやんか。
誰が素うどんですか。
あっでも後ろの人有名な人や。
(安尾)ああ〜ああ〜。
(吉田)あっほんまですか。
はい。
何回か見てました。
マキバオーさん。
(吉田)誰がマキバオーや。
マキバオー。
馬のね。
いやそれ馬のアニメですよね?ええ。
マキバオーね。
僕マキバオーじゃないんです。
えっ何バオー?「何バオー」でもないねん!「バオー」残ってもうてますから。
あの〜吉田っていいます。
あっ吉田マキバオー。
(吉田)下の名前ちゃうねん。
下の名前裕。
おっ武豊?ジョッキーやないですか。
それ乗る方でしょ?乗られる方でしょ?
(吉田)そういうことやないねん。
ほな僕こう来るんですかそしたら。
ええっ?ひっひ〜ん。
「はっは〜ん」でしょそれ!馬みたいに言わんとってください。
ドラマやったら漢字で「牧場男」で「マキバオー」って読ます…。
(吉田)「牧場男」は書きません…。
「牧場男」でしょ?
(吉田)「牧場男」じゃないんです。
「牧場男」と書いて「マキバオー」やん。
(吉田)いや「牧場男」ちゃうねん!えっ何男やねん?男ちゃうねん!
(一同)ええ〜!?
(吉田)そういう意味やないねん!そういうことやなくてね。
いやいやあの…。
確認すな。
(内場・安尾)おばちゃん?
(吉田)おばちゃんって…こんなおばちゃんおんのかい。
(内場・安尾)おるおるおる。
(吉田)知りませんよ!えっ柴田理恵?誰が柴田理恵やほんま。
(柴田理恵のモノマネ)おおぉ〜…。
この辺りだけでしょほんま。
男人間俳優の吉田裕!「男人間俳優の吉田裕」?そうですよ。
知らんわ〜。
もうええねんそれ!
(高井)落ち着いてください。
あれ?主役の女優さん来てないがな。
あっ主役女優さんやねんて!
(清水)来られました!
(島田)おじゃましますぅ〜。
(烏川)ええっ!?いや…ええっ!?どうも島田一の介です。
いや「女優」言うて「一の介」ってはっきりおっさんの名前言うてますやん!
(高井)女優さんです。
ハゲのおネエやないっすか!ははははっ。
笑うてるで。
(烏川)いやほんまツルツルやなおい。
誰がツルツルじゃこらぁ!われ何ぬかしとんねんこらぁお前いてもうたろか!
(高井)だめですよ。
島田さんはツルツルと言われたら人格変わるんです。
今すぐに謝ってください。
すみません。
分かればいいのよ。
(高井)絶対だめですから。
えっハゲはええわけ?
(高井)ハゲはオッケーです。
ツルツル。
誰がツルツルじゃこらぁ!
(高井)謝って謝って早く。
(安尾)すみません。
分かればいいのよ。
(高井)絶対だめですから。
でも知らん人ばっかりでドラマ撮るんですか?
(高井)テレビでは無名ですけど実力あるんです皆さん。
そうなんですか。
どんなドラマです?
(高井)刑事ドラマです。
あらサスペンス!いいですね。
タイトルが「家政婦の半沢」といいます。
いやつまみ食いし過ぎ!ええとこつまみ食いし過ぎ!
(高井)70%は取れると思います。
いや違う。
その二つの番組足したらね。
せやけど…。
(高井)ストーリー聞いてください。
島田さん扮するシマコというおネエの刑事がヤクザ組織を壊滅に追い込むというストーリーなんです。
ああ〜いやなかなか…。
(高井)撮り直すのがシーン35です。
シマコが中田さんと吉田さん扮する吉本組と花月組の二人に近づいていってピストルの取り引き現場を押さえて逮捕するクライマックスシーンでございます。
早く準備して!見学してもいいんですかね?
(高井)あっ大丈夫ですよ。
邪魔しないようにお願いします。
あっ見学していいって。
(やすえ)わあ〜うれしい〜!こんな目の前でね役者さん見られへんもん。
(高井)めっちゃ邪魔ですよここ!
(高井)めっちゃ邪魔!あの…おたくすんませんめっちゃ邪魔っす。
「おかまいなく」やないんですかまうんです!もう部活やったらキャプテンの位置やからこれ!
(安尾)一旦カメラ止めて。
(高井)なんで仕切ってんねんあんたが!仕切んのは僕でしょうが!カメラの後ろにお願いします。
(やすえ)後ろ。
(高井)映らないようにお願いします。
頑張ってくださいね!
(島田)ありがとう。
(高井)集中してくださいよ。
はいいきます!シーン35!321…。
カチン!
(カチンコの音)
(中田)これが約束の拳銃だ。
(吉田)これが約束の5000万だ。
(中田)確かに。
シマコこれでなんでも好きなもの買ってやるぜ。
(島田)うれしいわ。
さあ何を買ってもらおうかしらねぇ。
そこまでだ!
(中田)あっシマコ…お前は一体何者だ!?
(島田)ふふふふっ。
あるときはおネエのシマコ。
そしてまたあるときはおネエのシマコ。
(中田)一緒やないか!
(島田)ふふふっ。
しかしその実態は警視庁刑事半沢だ!お前たちを逮捕する!カチン!はいカット。
オッケー!完璧です。
(烏川)完璧でした?
(高井)はい。
あの人なんか…震えてましたけど。
いやいやいやいやでもよかったですよ〜。
あっおネエは役作りですか?いえいえ本当よ。
ええっ!?なんや。
そうなのよ。
あっそうなんですか。
(高井)お父さんすみません次庭で撮影してもいいですか?ああ〜どうぞどうぞ。
(高井)次はねシーン26です。
中田さんとシマコさんのキスシーン。
いきましょう!いやそんなんいらんやろお前!キスシーン!?もう!頑張るわぁ。
ふふふふっ。
いや「頑張る」…。
(烏川)頑張んのは相手の方やろ。
(やすえ)お母さん見に行こう!興味あるか?おい!
(烏川)怖いもの見たさちゃうか?大丈夫なん?ただいま。
(藍・安尾・烏川・内場)うわ〜!
(あき恵)なんなのよびっくりするじゃないの。
急に見たもんですから。
どういう意味や?理由になってないでしょ!?急に見たからなんだっていうのよ。
急に帰って来はったから。
(烏川)明日の予定じゃ…。
(あき恵)それが社長の都合で明日になったのよ。
だから今日はここで仕事するわ。
いやそれは困る!何がや?いや困ったことが起こったんです。
大変ですよ今連絡しようと思ったんですよ。
大分の実家の方から連絡あってお母さんが倒れて危篤らしいです。
うそやん!?ほんとに!?はい。
お母ちゃんが危篤やなんてどうしたらいいのかしら…。
ああぁ〜〜。
あああぁ〜〜!仲間呼んでるんですか?
(あき恵)違うわ!
(あき恵)泣いてんのよ!!いやあの〜一刻を争います。
泣いてる場合じゃないです!
(あき恵)頼むわよあんたも。
えらいこっちゃ。
お母ちゃ〜ん!!ああ〜なんとか切り抜けた。

(高井)支配人来てください!ああ〜はいはいはい!忙しい忙しいもう。
(安尾)ああ〜忙しい忙しい。
(藍)ああ〜忙しい忙しい。
お前ら呼ばれてへんやろおい!待ておい!
(中條)ここや。
まだ誰も来てへんみたいやな。
おい今回の取り引きの段取り分かっとるな。
(今別府)はい。
ここに拳銃が入ってる。
そしてこのロビーに黄色のスーツを来た吉田という男が現金5000万持ってやってくる。
そして取り引きや。
ちゃっちゃと済ますぞ。
はい。
黄色のスーツって取り引きには目立ちますねぇ。
黄色はちょっと目立つなぁ。
っていうかその緑のスーツめっちゃ目立ちますけど。
はあ!?前から気になってたんですけどその緑の靴どこで買うてるんですか?おお〜ええとこ目ぇつけたな。
この靴はどこ行っても売ってないで。
この靴はオーダーメードでコーディネートしてあるから。
(今別府)靴下まで!
(中條)ああ!?見えないとこをおしゃれすんのがファッションの基本やないかい。
そんな格好して恥ずかしないんですか?はっ。
お前のその顔に言われたない。
なんですか?ほんとに。
なめとんのか?われ。
ぴゅっ!えっ?なんや?それ。
いや僕は乳首を触られたらぴゅっ!って反応してしまう性質なんです。
ほんま?ほんとです。
ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっぴゅるぴゅっぴゅぴゅっぴゅるぴゅっぴゅ…ドン!パンパンパンパン!
(場内手拍子)
(中條)なんやねんそれ!満足です。
やかましいわ!何が満足じゃ!僕は満足なんです。
(中條)もうええから取り引き…。
暑かったなぁもう。
(今別府)あいつちゃいますか?
(中條)ああ〜どうもどうも。
(吉田)はい。
(中條)あなたあの〜吉田さんでいらっしゃる?ええそうですけど。
この中には現金が入ってる?はい入ってます。
(中條)じゃあお渡しして。
じゃあ取り引き成立ということで。
ほら行くぞ。
(吉田)取り引き?いやちょっと待ってくださいよちょっと!何を言ってるんですか!?はあ?なんや?あの二人。
このかばん何が入ってんねや。
ええっ?うわっ!ピストルめっちゃ入ってるやん!失礼します。
あっお前拳銃密輸犯やな?
(吉田)はあ?
(オクレ)おい逮捕しろ。
(吉田)ちょ…ちょっと!違う。
違うんです!あ痛たたたっ…。
誤解ですよ!
(オクレ)いやいや拳銃密輸犯を逮捕したんや。
はあ?
(吉田)誤解ですよ!違います違います。
この方ね役者の人ですよ。
ここでドラマ撮ってるんです!
(オクレ)えっドラマ?これもね本物違います偽物ですよ。
テレビ用ですから。
(藍)そうですよ。
見てくださいよ。
バン!・
(和子)きゃあ〜〜!
(内場・安尾)ええ〜!?
(烏川)うそ〜?誰か当たったん!?
(オクレ)どういうこっちゃ?
(烏川)和子さん!?えっうそ〜!
(烏川)ええ〜!?ちょっと…。
あっ苦しんでる。
(和子)あぁ…あぁ…。
和子さん大丈夫!?別に。
なんや?そうでしょ?これ偽物やもん。
(和子)確かに当たったんですよ。
当たった!?
(和子)当たった間違いない。
ちょっとお待ちくださいよ。
ちょっと見てみますから。
あっひょっとしたら…。
ああ〜携帯に当たってる。
あっ!ピストルの弾止まってる。
(オクレ)えっ本物やないか!ちょっと危ないとこですやんか!
(オクレ)おい逮捕する。
(吉田)ちょっと待ってくださいよ。
緑の服を着た男とデブの男がこのかばんと小道具のかばんを換えて置いていったんですよ!!うそをつくな!吉田さんなめたまねしてくれたな。
これ偽札やないかいおい。
(吉田)刑事さんこの男です!
(オクレ)なんやと?おいお前ら拳銃密輸で逮捕や!
(中條)近寄るなおい!
(やすえ)きゃあ〜!
(中條)おいこらぁお前ら近寄ってみぃ。
この女ぶち殺すぞ。
(安尾)待たんかいこらぁ!
(中條)なんじゃい!?あとで掛け直す!おい!お前よう取れるねこの状況で。
ブルブルブルってなって。
(中條)知るかぁそんなもん!おいこらぁその拳銃こっちよこせ!刑事さんなんとかお願いします!
(オクレ)ここは私に任してください。
こらぁ〜…。
おとなしく自首しなさいぃ〜…。
ああぁ〜…。
ああ〜大丈夫ですか!?おいあんた殺人未遂やぞ。
(中條)なんでやねんおい!さあ拳銃よこせ!くそ!あっシマコさん出番です!お願いします。
(島田)私?おいこれを見ろ!
(中條)はあ?どう思う!?
(中條)どう思うって…ハゲやないかい!いや…だろうけれども…。
(中條)はあ?ほかの表現も!
(中條)表現?はい。
自由な発想。
これ。
(安尾)ほかにあるやん。
(中條)ピカピカやないかい。
うん。
だろうけれども…。
(中條)なんやねん!ほかの…。
(中條)えっ!?
(安尾)ほかほか。
ほら!ああ〜ツルツルや。
誰がツルツルじゃこら!われなめとんのかこらお前!ぶち殺すぞこら!
(中條)どうもすんまへん。
分かればいいのよ。
なんやおい!もう帰って来たらあかんやん!いけてたやん。
(島田)そうだったの?ごめんなごめんなご〜めんな。
何!?それ。
(安世)もう〜。
(中條)なんでもええそんなもん。
早く拳銃こっちよこせ!
(安世)お父さんなんとかして!その人はな俺の命より大事な人や放してくれ。
(中條)知るかそんなもん。
傷つけるのやめてくれ!
(中條)やかましいわ近寄んなよ。
俺が人質になるから放して…。
近寄るな言うてるやろ!
(やすえ)あなた!
(中條)次は撃つぞこらぁ!お前何さらしとんじゃこらぁあほ!わしの大事な元亭主に手ぇ上げよって…。
放せお前もこらぁ!訳の分からんやつらやのう。
いっぺん頭スコ〜ンと割って脳みそストローでチュ〜チュ〜したろかこらぁ。
いてもうたろかぼけカス!怖かった。
(中條)うわ〜。
今や!
(今別府)あっ…あっあっ…。
(烏川)こらほんまにお前は。
(今別府)ぴゅっ!ぴゅっ!ぴゅっ!いやもう一回せぇよ!痛い痛い…。
はい。
そこまでですよ。
(烏川)あんた何が楽しいんや?
(オクレ)おい逮捕や。
(諸見里)きしゃまらピシュトル…今日…逮捕しゅる!
(烏川)何言うてるか分からんわ。
いやなんで俺たたくねん!
(諸見里)立て!
(オクレ)皆さんご協力ありがとうございました。
おい行くぞ!
(中條)ついてこい。
(諸見里・オクレ)はい…。
(烏川)反対や!
(和子)捕まってよかったね。
もう怖かったわ。
もう12時はどうなる…いや一時はどうなる…。
(烏川)いや間違わへん。
時間じゃないねん時間じゃ。
ちょっと内場君!なんで帰って来たんですか!?早く行かないと!
(あき恵)どうして行かなくちゃいけないのよ!私のお母ちゃんは10年前に亡くなってるわよ!電車乗る前にフッて気が付いたわ。
お…お父様です。
(あき恵)お父ちゃんももっと前に死んでます!隣のおっさんです。
なんで隣のおっさんに行かなあかんねやほんま!なんなの?どうしてこんなしょうもないうそをつくのよ!それにさっきから気になってたんだけどどうしてスーツ姿なの?あっ…ああ〜いや…。
なんなの?このスーツは。
いやあの〜これはいろいろ…。
(安尾)うまいことごまかして。
おい!
(藍)ちょっと安尾さんそんなこと言ったら内場さんがやすえさんと安世さんにうそついてホテルの支配人やって言ってることバレてしまいますよ!
(やすえ)なんですって?うちの人がこのホテルの支配人やないってどういうことなんですか!?
(2人)どうしてそれを!いやあんたらが言うたやん!
(2人)しもうた。
やめとけよ!いつ練習したんや!?合わすなほんまに。
(あき恵)支配人は私です。
(やすえ)えっ…。
お父さん今の話ほんま?すまん!いや…お前になええお父さんやと思わしたいなと思ってついな…。
いやまさかここのホテル来るとは思えへんからついあの…見栄張って支配人やって言ってしまったんや。
(安世)そんな…。
私たちのことだますなんてひどいわよ!だまそうとは思ってないねんけど…。
(烏川)あの〜安世さんやすえさんどうか内場のこと許してやってもらえませんか?確かに支配人なんてうそをついたのは悪かったです。
でも今でも二人のこと大切に思ってるからこそついたうそなんです。
その気持ちを分かってどうか許してやってもらえませんか?
(藍)私からもお願いします。
人って誰しも見栄張っちゃうときってあると思うんです。
私もほんまは体重100キロあるけど何キロですか?って聞かれたときに99キロですって言っちゃうんです。
その1キロぐらい痩せたらええがなって言われるんですけど私おなかすいたら全然寝れへんくて…。
どうやったら痩せれるんでしょうか?
(烏川)なんの話や!途中からお前のダイエットの話なっとるやないか。
(和子)どうか許してあげてください。
私からもお願い申し上げます。
(烏川)お願いします。
(藍・安尾)お願いします。
気持ちは分かります。
でも…やっぱりうそつくなんて許せないです!安世ちゃんそう言わんとよう考えてみ。
今回のお父さんのうそにここの職場の皆さんが協力してくださった。
それはお父さんがそれほど愛されてるってことやろ?そのことは誇りに思ってええことと違うかな?俊彦さん…。
(やすえ)安世…俊彦さんのおっしゃるとおりよ。
確かに…相変わらず頼んなくてあほやけど。
(やすえ)今回のことは許してあげましょう。
分かった。
お父さん私たち離れてても家族なんやからもうそんなうそつくのやめてね。
ほな許してくれんのか?ありがとう。
(安尾)いや〜内場さんよかったですか?
(烏川)聞くな言うてんねん!「よかった」や。
(安尾)よかった。
よかったんです。
(烏川)何をしてんねんなもう。
今やろ?お前気持ち伝えんの。
いやいやそういうタイミングじゃないです今は。
(藍)何言ってるんですか!今やすえさんとより戻したいって言わんといつ言うんですか!
(安尾)そうです。
今でも愛してるって言わんとどうするんですか!?
(和子)ちょっとやめなさい!そんな大きな声で。
向こうに聞こえたらどうするんですか!聞こえました?
(高井)丸聞こえです。
おばあさん言いに来てますやん!
(和子)あっほんまや失敗や。
(高井)今の会話すべて聞こえましたよね?お母さん。
(やすえ)うん…。
ねえ…ほんとに?えっ…あっ…ああ。
いやでもあかんわな。
それは…。
(安世)もうお母さん何をためらってるのよ!お母さんだってさっきお父さんがやられたときぶちギレてたでしょ?ほんとはお母さんもまだお父さんのこと好きなんでしょ?うん!ほんまか!?今まで悪かったな。
やすえこれからはきっと幸せにする!せやからより戻して。
(やすえ)あなた。
やすえ。
(やすえ)あなた。
やすえ。
(和子)よかった〜。
(あき恵)内場君。
はい。
(あき恵)まあ〜何はともあれ丸く収まったみたいでよかったじゃない。
すみません。
元嫁なんです。
(あき恵)いろいろあったのね。
はいすみません。
(あき恵)でもあなたたち二人の幸せそうな姿を見てたら私もなんだか元の旦那とよりを戻したくなってきたわ。
支配人結婚されてたんですか?
(あき恵)そうなのよ!やっぱりねちょっと離れた方がちょっと冷静になって相手のよさが分かりますよ。
(あき恵)そういうもんかしらね?はい。
(あき恵)分かったわ。
私も勇気を奮って言ってみよう。
あなたもしよかったら私ともう一度よりを戻してくれませんか?どう!?そうだなあき恵。
ええ〜!!えっ夫婦やったん!?
(島田)そうよ。
おっさん同士!?
(島田)いえいえいえいえ。
(すっちー)
(一同)イエ〜イ!ハイウエストが過ぎました。
新喜劇座員の一芸披露のコーナーでございます。
今日は誰いこうかな?
(ゆり蚊)はいはいはいは〜い。
いがわちゃんいこう!綾瀬はるかさんのシャンプーのCMをモノマネしながらちょっとだけ私テイストを入れようと思いますので分かった方は手を挙げていただいたらと思います。
はい。
(綾瀬はるかのモノマネ)傷まない髪に育てる。
使う度毛先元気になる。
あっまた変わった。
あっまた変わった。
毛先まで栄養が…ギュッと詰まってる!毛先が元気〜!いやいやいや!8月27日から29日までなんばグランド花月でスーパー戦隊とよしもと新喜劇のコラボイベントを行います。
戦隊ヒーローと一緒になって悪いやつらと戦うよ。
夏休みの思い出にぜひ見に来てください。
カァーー!
(効果音)2015/07/18(土) 12:54〜13:54
MBS毎日放送
よしもと新喜劇[字]【「貴方は何をする人ぞ?」】

ホテル従業員の内場。そこに元嫁と娘がやってくる。自分は支配人とウソをついてフリをする。しかし外出中の支配人が帰って来てしまう!!果たして内場はやりすごせるのか!?

詳細情報
番組内容
【貴方は何をする人ぞ?】
ホテル従業員の内場
そこに元嫁と娘がやってくる
自分は支配人とウソをついている内場は支配人のフリをする
しかし外出中の支配人が帰って来てしまう!!
果たして内場は正体を明かす事無くやりすごせるのか!?
出演者
内場勝則/烏川耕一/安尾信乃助/酒井藍/浅香あき恵/井上安世/未知やすえ/高井俊彦/いちじまだいき/清水啓之/中田はじめ/吉田裕/島田一の介/Mr.オクレ/諸見里大介/中條健一/今別府直之/太田芳伸/金原早苗/山本奈臣実/森田展義/桑原和男
ほか

ジャンル :
劇場/公演 – 現代劇・新劇
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32722(0x7FD2)
TransportStreamID:32722(0x7FD2)
ServiceID:2064(0x0810)
EventID:5871(0x16EF)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: