「海賊戦隊ゴーカイジャー」第29話『アバレ七変化で新合体』レビュー
地球風邪をひいたワルズ・ギル。
ダマラスの『よもや殿下がお風邪を召されるとは』って台詞、内心馬鹿にしてないか?と思ったり。
地球風邪の特効薬が女の幸せエナジーというのも無茶苦茶な論理立てなんですけど、まぁその無茶さが戦隊的といえば戦隊的。
今回の行動隊長ダイヤールがガイアークに聴こえて仕方なかったです(苦笑
変身完了と同時に既に武器を構えているというのも良いですね。
腰のダイヤルで自力で巨大化可能。
だから名前がダイヤールか。
『ならこっちも、いきなり行くぜ!!』
って割とゴーカイジャーがしょっちゅう序盤でロボ戦やっているんですが…。
ミクロ化して豪獣神に侵入しコクピットを占拠して同士討ちに持っていくというのはギャグっぽいキャラ付けに関わらず結構やってる事はエグいと思うのです。
今度はゴーカイオーに侵入してきたダイヤールを迷うことなく派手に攻撃するゴーカイレッド、ブルー、イエローの3人がある意味揺るがない。
ゴーカイイエローのスーツの中にダイヤールが侵入した理由はイエロー演じてるのが蜂須賀祐一さんだからな気がするなぁ(笑
そしてダイヤールを害虫扱いで撃退するゴーカイピンクという絵面もなかなかに楽しい。
こういう奇抜な撃退方法は実に戦隊だなぁと思う訳ですよ。
そんな彼らを見ていたのは爆竜戦隊アバレンジャーのアバレブルーこと三条幸人!
アバレンジャーの大いなる力の使い道を自分もアバレンジャーなのに知らなかったと呟くえみポンに速効で『違うだろ』と突っ込む夫婦漫才振りは往時に無い今ならではの楽しさですな。
『私と結婚して下さい』
そりゃ急に言われたら誰でもビックリするわ。
アイム、恐ろしい子…!
七変化その1・花嫁。
大胆に『抱っこしてキスして、ダーリン(はぁと』とは、アイム、恐ろしい子…!
Aパート終わりのアイキャッチが「アバレンジャー」当時のBパート終わりを彷彿とさせて懐かしかったですね。
オリジナルでは爆竜が担当していた部分を今回は幸人とえみポンが担当してという違いはありますが、これを再現するとは思って無かったのでビックリしましたわ。
この時の攻撃で速効でダイヤールのダイヤルが破壊されるのは意外でした。
鎧に『これは命令です!』と休む事を指示するアイムが印象的。
こういった所で王女としての強さを見せるのがなるほどなと。
七変化その2・女子高生。
何で埼玉?と思ったらロケ地が埼玉だったんですね。
鎧がまさかの追っかけカメコ状態!(笑
七変化その3・ナース。
何というドMホイホイ(笑
っていうか、この時の口調が妙にSっぽい気が(笑
七変化その4・婦警さん。
ナイスアングルいただきました!(笑
このアングル、ちょっと前の技術でやってたら今頃ネット上は祭だったでしょうな(笑
つうか、この時は隠し撮りどころか思い切りカメラ目線で撮られてるんですよねぇ、アイム。
『いや、今のアバレっぷりはあっぱれだ』
って、幸人達も見てたんかい!
ちなみに幸人がゴーカイジャーと絡むのはこのシーンだけというのも意外。
オーバーラップ演出の時のSEが細かい。
鎧に『知らない人!』と言われてちゃんとえみポンでオチているのがナイス(笑
しかし、鎧が戦隊で知っているのは歴代戦隊そのものだけと戦った相手位だけなのかなぁと思いました。
『仲代壬琴が教えなかった事を教えてやる』
一応、幸人は壬琴がアバレンジャーの大いなる力を鎧に与えた事を知ってたのね。
なら、もう少しその事を鎧に対して突っ込んで欲しかったなぁと思ったり。
レンジャーキーを自作するとは流石えみポン。
この時、えみポンが『スーパー戦隊200番目のヒーロー』を自称するのはやはり「199ヒーロー大決戦」からきてるのかなと思ったり。
『コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・であります!!』
「魔太郎がくる!!」かよ(笑
当時を再現した変身バンクから当時を再現した名乗りの合わせ技も実に第3話のマジレンジャー以来。
まぁ、それはともかくとしてあのレンジャーキーで本当にアバレピンクに変身するとは驚いた(笑
つうか、アバレピンクの衣装一式がまだ残っていた事が意外。
『笑里さんの妄想ヒーロー、だったんですね…』
この鎧の台詞でアバレピンクが何たるかを「アバレンジャー」を知らない視聴者に説明しているんだなぁと今更ながらに思いました。
一応、アイム的にこれは恥ずかしいのか、まぁそうでしょうね(笑
「アバレンジャー」のOPがやっぱり燃えますな。
という事でアイム抜きで派手にいきました。
ゴーカイイエローとゴーカイグリーンの変身したアバレイエロー、アバレブラックがどちらかといえば当時を彷彿とさせる戦い方だったのに対してゴーカイブルーの変身したアバレブルーはトリケラバンカーの投擲とオリジナルではあまり無かった戦い方をしていたのが新鮮。
で、ゴーカイシルバーの変身したアバレキラーが『ときめくぜ』と言うのは流石鎧と言う他ない。
『アバレるぜ!!』
ゴーカイレッドの変身したアバレッドがティラノロッドだけでなくアバレモードでの攻撃をしたのは驚きました。
まさかアバレモードが出てくるとは思いませんでしたわ。
ファイナルウェーブがいつもと違う形だったのも印象的。
ラス立ちで参加できなかった分、ゴーカイピンクが単独で目立つようになっていたのは感心しました。
さりげなくインサーンにも地球風邪が移ってるのね。
豪獣神の腕がゴーカイオーに合体した豪獣ゴーカイオー。
アバレンジャーの大いなる力の他の使い方がドリルパーツや恐竜の頭部パーツとのマルチ合体というのもらしいといえばらしいかも。
で、ちゃんとそれで6人用のコクピットになっているのが個人的には良いなぁと。
ゴーカイ電撃ドリルスピン。
この技名がアバレンジャーの大いなる力だなぁと。
ただ、これでとどめで無かったのは意外でした。
本当のとどめのゴーカイレックスドリル。
こっちはドリルだけじゃなく恐竜の頭も使うのね。
幸人が「アバレンジャー」OPの歌詞にひっかけたエールを送るのが良かったです。
鎧、隠し撮りだったんかい!(笑
興味無さそうな感じでしっかりガン見しているジョーが(笑
そういえば七変化してないよなぁと思ったら、普段のアイム、ゴーカイピンク、アバレピンク併せて七変化!だったのは膝を叩きました。
そんな訳で戦隊強化月間第2弾は爆竜戦隊アバレンジャーと相成りました。
『アバレ アバレ アバレまくれ』というOPの歌詞通り、メンバーに多少の動きがあったり、Cパートがあったり、型破りというか歴代の中でも異色作としての印象が強い作品でもありましたね。
そんなアバレンジャーがまさかのレジェンド回2回目。
まぁ、前回が豪獣神お披露目という感が強く、レジェンド回としては食い足りないものがあったといえばそれも事実なので改めてレジェンド回をやった事は納得かなと(ジュウレンジャーやタイムレンジャーもあればいいけど、こいつらはなさそうだなぁ…)。
ただ、今回もレジェンド回としての色は薄かったと思います。そこも型破りなアバレンジャーらしいといえばらしいですが。
という事で今回は戦隊お馴染み(というほど毎年やってる訳では無いですが)のヒロイン七変化回と相成りました。
で、その七変化を行うのはアバレンジャーに自身の対応キーを持たないアイムにもってきてアイム回としてのは凄いなぁと。
アバレンジャーをメインにするとどうしてもアイムの印象が薄れがちになると思うんですけど、そこを逆手にとってアイムの活躍でドラマを牽引するとしたのは素直に上手いなと思いました。
また、今回は幸人自身がどちらかといえば傍観者的な立場でゴーカイジャーの面々と積極的に関わっていない分、アイムが幸人の存在感に喰われないというのは上手い按分だなと。
ですが、幸人とえみポンが結婚したというミラクルなネタを引っ提げて幸人自身のキャラもあって逆に幸人がアイムの存在感に喰われていないというのもバランス感覚としては良いなと感じますね。
そういう点では今回はレジェンド回でありながら非レジェンド回っぽいといいますかレジェンド回と非レジェンド回の美味しい所取りな回だったと観ていて思いましたね。
まぁ、ここら辺は壬琴が鎧の事を認めて既に大いなる力を託してるという部分もあればこそな気もしますが。
そして、次回は超獣戦隊ライブマン回!
イエローライオンこと大原丈に絡むのがかつてのライブマンと同じく友と戦う運命にある丈と同じ名前を持つジョーというのが素晴らしい。