これまで番組では様々な公務員に注目してきました
公務員だからこそ実現できる夢
今やドラマのモデルにまでなった男が…
こんな夢を持つ公務員だ
その男は人口約2万人の町に
年間8万人の観光客を呼び込み
地元の農作物を世界中のメディアに宣伝した
破天荒なアイデアとずば抜けた行動力
まさに…
彼のおかげで町は活気を取り戻した
そんなある日男は上司から呼ばれた
「お前を飛ばしてやる飛ばしてやるよ」
「ええッ!?」
突然の左遷理不尽極まる命令で未知の部署へ
逆境の中でも男は大胆な夢を打ち出す
これは実現できるものだと思ってるんですよ強烈に描けば描くほど実現できちゃうんです
そして誰も予想できなかった大逆転のドラマが
僕らはいつまで夢を見られるのだろう
IhaveadreamWehaveadream!
北陸新幹線の開通で盛り上がる…
その北に位置するのが今回の舞台羽咋市だ
地元の市役所に勤務する高野誠鮮
見た目は普通の公務員だが
スーパー公務員としてその名を知られる
いや全然思ってないです「スー」が抜けてるんですよパーな公務員ハハハ…
…と謙遜するが
スーパーだからこそ成し遂げられたことがあった
しかし同時にそこは棚田が織り成す美しい場所
寒暖差のある気候と
清らかな水が作り出す日本屈指の米があった
しかし知名度がなく売り上げはいまひとつ
スーパー公務員高野頭をひねった
無名な農作物を有名にするにはどうしたらいいかとても影響力の強い有名な人がいつも召し上がっていただければ消費者はあれはすごくいいものだと思っていただける
どんな有名人が米を食べれば影響力があるだろう?
そこで高野は神子原という特殊な地名にちなんで
芸能人やスポーツ選手とは次元の違う
とんでもない人物に狙いを定めた
それはなんと…
神の子っていうのはキリストを意味するんですよ世界で一番影響力の強い人は誰かって考えたときにローマ教皇しかいないんですね
しかしどうやってローマ法王にアプローチできるのか
その作戦は手紙
バチカン市国へ何度も書いては出し続けた
可能性が1%あればとにかくやってみる例えばローマ教皇に手紙出してみても来るとは誰も思ってないですよ思ってないんだけど1%可能性あればひょっとしたらお読みいただいて「これはいい絶対返事してやれ」ともし言われるかもしれないそこに賭けるんですよね手紙を書いてみようかなまでの人はいるんですけど本当に手紙書くバカはいないんですよ
数ヵ月後なんとバチカン市国の大使館から連絡が
高野は即当時の市長に報告した
「明日大使館行っていただくことになりましたけど」って説明しに行くわけですよね「どこの大使館?」「ローマ法王庁大使館」「何だそりゃ」「バチカンですよ」
こうしてバチカン市国の大使館に
神子原米は無事献上された
大使室まで入って「こんなホーリーネームは見たことない」「まだ日本にこういうホーリーネーム聖なる地名が残ってたんですね」言われたのが「教皇様にふさわしいお米ですよ」
羽咋市神子原地区の快挙は
すぐに様々なメディアに取り上げられた
高野が米を渡した大使
手に持っている写真には
法王に米を献上したときの様子が写っていた
こうして無名だった地元の米は
国内外に広く知れ渡ることに
これをきっかけに若者が集まるようになり
限界集落から脱することができた
高野の不可能を可能にする発想には
ある一貫した哲学が
人が集まってくる要素っていうのは「これだけここだけ今だけ」なんですよ
これを実践した破天荒なプロジェクトがある
約30年前観光客を呼び込むため何か使えるものはないかと
古い伝記を調べ尽くしていた高野
やがて古文書のある箇所にくぎづけになった
これは羽咋という地名名前を売ることができると確信した
高野が考えた「これだけここだけ今だけ」とは
なんとUFOで町おこしだ
一体どうやってUFOで町おこしをするのか
本物の宇宙船を展示した「ここだけ」の博物館を完成させた
さらにあの手紙作戦だ
お相手は当時のソ連ゴルバチョフ書記長
続いてアメリカのレーガン大統領そしてイギリスのサッチャー首相
VIP中のVIPに出すのにはある狙いが
ワクワクするんですよ1週間2週間1ヵ月2ヵ月手紙を出して返事が来たらまた「返事来ましたよ」とこれがニュース性の価値報道バリューがあるんですよねこれ2回おいしいじゃないですか
そんな高野の努力が功を奏し
UFOの町としてマスコミから注目を浴びることに
UFOらーめん一体どんなラーメンなんでしょうねちょっと入ってみましょう
こちらは…
うーん…
しかし結果は大ヒット
今や町の人口の約4倍
8万人もの観光客を集める
こうして高野は地元のヒーローとなり
人々はスーパー公務員と呼ぶようになった
そんなある日上司に呼ばれた
「おう高野」
「お前を飛ばしてやる飛ばしてやるよ」
「ええッ!?」
「お前を飛ばしてやる飛ばしてやるよ」
「ええッ!?」
自分への妬みとはいえ何て理不尽な命令なんだ
ホントかいなっていう気持ちはちょっとありましたね人間には理解できない人間と理解しようと努力しない人間もいるんで理解はされないだろうという
異動先は問題が山積みの…
神子原米をローマ法王に食べてもらうという
成果を上げた高野だったが
その後日本の農業を揺るがしかねない難題と
向き合うことに
海外からの安い農作物が大量に輸入されるかもしれない
味方もなく知識もなかった高野しかし大胆な夢を打ち出す
地方から世界と戦える農業を
人間の努力によって行動によって変わっていくはずなんですよだからそれを考えたときやっぱり行動しないと「いい話聞いたね」で日常の生活や日常の行動が全く変わらなければ世の中は絶対変わらないですよね
何かを変えたかったら
行動を起こす以外に方法はないんだ
高野は地元・石川から1000キロも北の
青森は弘前に車を飛ばした
向かった先は農業革命の鍵を握る人物
どうもどうもお世話になりますこの頃よ髪薄くなってきて
従来ではありえなかった方法でのリンゴ作りに成功
その究極に安心・安全なリンゴは
1年たってもドロドロに腐ることはなく
不思議なことに形が残ったまま枯れ
甘いにおいを放つという
自然栽培でリンゴを作るなんて絶対に不可能という常識を
見事木村さんは覆してみせた
高野は信じたこの自然栽培を地元の米やトマトでも行えば
「ここだけ」の作物が生まれる
その夢のため偉大なる農家と全力で向き合った
「木村先生の講演を聞いて」
「私は先生と同じ奇跡を起こす農家を…」
何かさすごく燃えていたんですよ私もさ話をしながらよわかるんですよこの人は私と一緒に…
「高野さんあなたの地元で…」
高野ならではの行動力が奇跡の農家の心を動かした
しかし高野の前に再び高い壁が立ちはだかった
それは農協
自然栽培を広めるには地元農協の協力が不可欠
ところが彼らは農薬肥料除草剤などを
普及させてきた立場
まさに自然栽培とは水と油の関係だった
正直驚きましたね
再び高野は思い切った行動に出た
訪ねたのは地元農協トップの組合長だ
「何だって?」
負けじと高野は畳みかけた
例えば日本のお米がすべて自然栽培であったり日本の果樹野菜がすべて自然栽培であったら世界中から買い付けに来ますよここへ「TPPに勝てますよ」と言ったんですよ
高野の熱き思いに組合長は…
そのときにそういう…普通は嫌がりますし嫌がられる「そんなのできない」って門前払い食らうとこなんですが本当に農家のためのそして消費者のための農協に立ち戻るうれしかったですね
この夢は着実に実り始めている
先週の土曜日県内外から人々が
その目的は自然栽培の研修
ここでは農協と羽咋市が手を組み
トマトやジャガイモをはじめ
40種類もの作物が試験栽培されている
ご無沙汰
何ともうれしそうな高野
なんと出迎えたのは
かつて自然栽培はありえないと反対していた粟木さん
雑草も生えないようなところは植物できないんです下に微生物がいるんですよ微生物は農薬の代わりを全部してくれるんです農薬の代わり肥料の代わりいろんな役目があるんですよねそれを人間が知らないだけなんでついつい肥料をまいたりするんですよ
雑草は土壌をやわらかく保ち栄養分も豊かにする
そんな考えのもと作物と共存させるのが
自然栽培のメソッドだ
今日はこの技術を学ぶ日
農薬や肥料を使わない分病気にかかりやすかったり
収穫量が減るケースが多く
高度で細かい農法が要求される
だがその難しさにやりがいを感じ
最前線に立つのは若い世代の農家たち
その頼もしい姿が高野はたまらなくうれしかった
理解してやってくれたみんながいるから広まってきたそのきっかけを作ってくださった本当に感謝してますね
今や生徒は全国に300名
確実に広がりを見せている
アトピーとかアレルギーの子が多いっていうのもあってそういうお母さんたちが環境から変えていきたいねってお母さんの力でできることをしたいねっていうので始めた自然栽培を選んでそれで作った作物をみんなで食べていただけるという仕事に就けたことをすごい誇りに思いますしだからこそ苦しいんですけども頑張って何とか続けていきたいと思ってます
ここでは様々な分野の人々が
立場を超え一つになって突き進んでいる
それは5年前から高野が思い描いていた夢
何か感慨深いものがあるよね
高野に自然栽培という未来の光を与えた
リンゴ農家の木村さん
高野さんしばらく力を合わせて社会の世直ししましょうあらそうか〜何かよ突然言われるとよハハハ…もっとよ欧米に足運んで日本のすばらしさをよPRしてほしいなと彼だからできるんですよ
そして高野の情熱に共感し
自然栽培を後押しした元組合長
入院中にもかかわらず高野のためとメッセージを
これはやっぱ…こういう人がおらなんだら無理よやっぱ今の時代はああ…大きな期待を感じさせていただきましたねホントうれしい言葉ですねかけていただいてもし日本の国内が自然栽培でいきましょうよと変えたとたんに世界の見る目が違ってきますよだってこんな小さな町でもできるんですから日本中でやろうと思ったらいくらでもできますよできないというからやるんです
今日も高野の夢に共鳴した若者たちが
農業と真剣に向き合っている
乾杯!
皆の志は同じ
未来の子どもたちに残せる農業を
次回は新たなスーパー公務員が登場
彼が行った快挙それは…
自慢のひのきを使って住宅販売を始めたこと
できたね〜木がすごいきれいですね
公務員の枠にとどまらないスーパー公務員の挑戦を追った
ナレーターは彼にバトンタッチ
撮影秘話などをご紹介詳しくは番組ホームページまで
今夜は…
2015/07/19(日) 18:30〜19:00
MBS毎日放送
夢の扉+[字]【向井理▼“スーパー公務員”〜ドラマのモデルになった男!】
次なる挑戦は、あの『奇跡のリンゴ』農家と起こすニッポン改造!?
詳細情報
番組内容
TBSが、2015年夏に放送するドラマ『ナポレオンの村』。主人公は、類まれな行動力と奇抜なアイデアで、限界集落をよみがえらせた公務員。このストーリー、実は、2011年に「夢の扉+」で登場した実在する人物がモデルだ!石川県羽咋市役所の高野誠鮮。その手法は、破天荒そのもの!地元のコメ「神子原米」を、世界でも“超”がつく有名人、ローマ法王に食べてもらうことを実現させ、コメのブランド化に成功。
番組内容2
『人様の役に立ってこそ役人ー』 そんな“スーパー公務員”高野が今挑むのは、ニッポンの農業に革命を起こすこと。そのために、タッグを組んだ相手は、“絶対に不可能”と言われた無農薬リンゴの自然栽培に成功した、あの『奇跡のリンゴ』のカリスマ農家、木村秋則。高野はいったい、何を企んでいるのかー?
出演者
【ドリーム・メーカー】石川県羽咋市 職員 高野誠鮮(59歳)
【ナレーション】向井理
音楽
小田和正「やさしい雨」
関連URL
■番組HP
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/
■twitter@yumetobiplus
http://twitter.com/yumetobiplus
■facebook
http://www.facebook.com/yumetobiplus
制作
【制作協力】TBSビジョン
【製作著作】TBS
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – その他
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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