10時になりました。
ニュースをお伝えします。
年金情報を流出問題を受けて、厚生労働大臣の諮問機関である、社会保障審議会の部会は、日本年金機構に対する監視体制を強化するため、国民から直接、機構に関する意見や通報を受け付ける新たな窓口を、今月29日から設置することにしています。
年金情報の流出問題を受けて、社会保障審議会の年金事業管理部会は、日本年金機構に対する監視体制の強化を進めており、これまでにサイバーセキュリティーの専門家など、7人を新たに委員に加えたほか、機構や厚生労働省の職員からの内部通報は、すべて部会にも報告する仕組みなどを整備しました。
これに加え、国民から直接、機構に関する意見や通報を受け付ける窓口を、今月29日から設置することにしています。
窓口では、各地の年金事務所などの対応についての指摘や、法令違反の疑いがある事案の通報などを、メールや郵便で受け付けることにしており、年金事業管理部会は、寄せられた国民の声も踏まえ、機構への指導を強化していきたいとしています。
ギリシャ政府は、先月29日から休業となっている国内の銀行について、20日に営業を再開させるとともに、預金の引き出し制限などの資本規制を一部緩めると発表しました。
20日からの窓口業務の再開に合わせて、1日60ユーロに制限されていた預金の引き出し額は、週に一度まとめて420ユーロまで引き出せるようになるということです。
ギリシャ政府が銀行再開に踏み切る背景には、ヨーロッパ中央銀行がギリシャの銀行への資金供給の拡大を決めたことで、資金繰りへの不安がひとまず和らいだことがあると見られます。
一方、20日には、ギリシャが求められている構造改革の一環として、一部の食料品などの付加価値税の税率の引き上げも実施されることになります。
アテネ市内で最大のショッピングセンターでは18日、多くの買い物客が食料品や衛生用品を大量に買い込んでいました。
中東のサウジアラビア政府は、テロに関わったり、計画したりした疑いで、過激派組織IS・イスラミックステートにつながりがある組織のメンバー431人を逮捕したと発表しました。
逮捕されたメンバーらは、ほとんどがサウジアラビア人だということですが、イエメンやシリア、それにナイジェリアなど、中東とアフリカの7か国の出身者も含まれているということです。
メンバーらはことし5月、サウジアラビア東部の2つのシーア派のモスクで起きた自爆テロに関わった疑いが持たれているほか、17日に終わったイスラム教の断食月の間に、首都リヤドや東部のモスクで、テロ攻撃を計画していた疑いがあるということです。
サウジアラビア政府は、国内で多数派を占めるイスラム教スンニ派と、少数派のシーア派の宗派対立をあおろうと、ISがシーア派を狙ったテロを計画していると見て、警戒を強めていました。
では、全国の天気、まず雲の様子です。
前線による雲が北日本に広がり、湿った空気や熱帯低気圧による雲が南西諸島や西日本の太平洋側に広がっています。
2015/07/19(日) 10:00〜10:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 天気
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