月の思いで…六角さんも是非今日のメソッドを使って挑戦して下さいね。
今日はありがとうございました。
また来月お目にかかりましょう。
(きてき)ソドーとうではたらくきかんしゃたちのおおくはじょうききかんしゃだ。
せきたんとみずをつかってはしっている。
かれらはせきたんホッパーでせきたんをつみ…そしてきゅうすいとうでみずをほきゅうしている。
でもちくでんちきかんしゃのスタフォードはちがった。
せきたんもみずもひつようない。
そのかわりでんちをじゅうでんしなくてはならなかった。
あるひスタフォードがざいもくをつんだかしゃをうけとりにいこうとするとトーマスがすぐとなりをはしってきた。
(スタフォード)やあトーマス。
(トーマス)やあスタフォード!ウェルズワースえきのはしのうえにはこどもたちがあつまっていた。
ほらきた!トーマスだ!
(こどもたち)こんにちはトーマス!
(きてき)みて!スタフォードもきたよ!
(こどもたち)こんにちはスタフォード!やあみんなこんにちは!
(わらいごえ)ん?トーマスは「シュッシュ」っておとがするのにスタフォードはぜんぜんおとをださないぞ。
へんなの。
スタフォードはこどもたちのはなしをきいてかなしいきもちになった。
ぼくはおとをだしてはしれないんだ。
だってでんちではしるからね。
あ〜あみんなみたいにじょうきをふきあげるおとがだせたらいいのにな。
スタフォードはそうしゃじょうについた。
ここでざいもくをつんだかしゃをうけとりみなとにはこぶのだ。
トーマスとパーシーがうらやましいな。
ぼくもあんなおとがだせたらどんなにいいだろう。
スタフォードがはこぶざいもくのじゅんびがととのった。
どうしたの?スタフォード。
げんきないね。
ぼくはじぶんがちくでんちきかんしゃだってわかってる。
だけどぼくもきみたちみたいにおとをだしてはしりたいんだ!
(パーシー)ぼくたちがちからになってあげるよ!ホントに?もちろんじゃないか!おとをだしてはしるほうほうをおしえるね!いっしょにはしればすぐにじょうききかんしゃみたいなおとがだせるよ!こうしてスタフォードはトーマスたちとはしりだした。
ぼくのだすおとをきいててね。
(じょうきがでるおと)さあやってみて!シュッシュシュッシュッポッポシュッシュッシュ。
そのちょうし!こんどはパーシーのおとをきいて。
(じょうきがでるおと)さあやってみて!スタフォード。
シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
うわ〜じょうずだね!スタフォード。
ほんもののじょうききかんしゃみたいだ。
ありがとうトーマス!それにパーシーも!そのままスタフォードはみなとへむかった。
トーマスとパーシーのふたりはかれがじょうずにおとをだしているとおもった。
シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
スタフォードのあたらしいおとをきいてみんなよろこんでいるようだった。
シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
(飼育係)やあスタフォード!まるでほんもののじょうききかんしゃみたいだ!スタフォードはとてもうれしくなった。
そうだよ。
ぼくはじょうききかんしゃになったんだ!スタフォードがみなとにとうちゃくするとさぎょういんがざいもくをおろしはじめた。
ヘンリーがやってきていきおいよくじょうきをふきあげた。
(じょうきがふきあがるおと)シュ〜!いまのもじょうききかんしゃのおとだ!ぼくもじょうずにおとをだしてみせるぞ!シュ〜!スタフォードはあたらしいおとをだしながらそうしゃじょうへもどった。
シュッシュッポッポシュッシュッポッポシュ〜!じょうききかんしゃのおとおりだ〜!とちゅうでスタフォードははしってきたゴードンにけいてきをならした。
(けいてき)ゴードンはきてきでこたえた。
(きてき)そうだ。
じょうききかんしゃにはきてきがあるんだ。
でもぼくはけいてきだけ。
よ〜しぼくもきてきのようなおとをだしてみようっと!ボ〜ボ〜!ボ〜ボ〜!シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
ボ〜ボ〜!こどもたちもあたらしいおとによろこんでいる。
(こどもたち)すご〜い!スタフォードはじょうききかんしゃだ!スタフォードはうれしくてたまらなかった。
でんちをじゅうでんするためそうしゃじょうにもどってくるとそこへトップハム・ハット卿がやってきた。
(トップハム・ハット卿)マッコールさんにしごとをたのまれたぞ。
スタフォード。
すぐにマッコールさんののうじょうにむかってくれ。
そのしごとができるのはきみだけだからな。
スタフォードはうれしかった。
どうぶつたちをはこぶためのかしゃをれんけつするとスタフォードはいきおいよくはしりだした。
シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
シュ〜!ボ〜ボ〜!シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
シュ〜!ボ〜ボ〜!シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
シュ〜!ボ〜ボ〜!シュッシュッポッポシュッシュッポッポ。
シュ〜!ボ〜ボ〜!スタフォードのじょうききかんしゃをまねしたおとがたくさんのひつじたちをおどろかせてしまった。
マッコールさんはものすごくおこっていた。
(マッコールさん)スタフォード!きみはおとをださないしずかなきかんしゃだろう!だからきみにしごとをたのんだんだ!なのにひつじがびっくりしてにげてしまったぞ!どうしよう…。
ご…ごめんなさいマッコールさん。
おわびにぼくになにかさせてください。
しかしマッコールさんはひつじたちをさがしにいってしまった。
スタフォードはすっかりおちこんだ。
そうか。
おとのしずかなちくでんちきかんしゃのほうがいいこともあるんだな。
スタフォードがしょんぼりしていると…。
(ひつじのなきごえ)あっ?とおくからなきごえがきこえてきた。
あれは…ひょっとして。
そうだよ!ひつじのこえだ!でもマッコールさんはちがうほうにいったぞ!こうしてスタフォードはマッコールさんをさがすためしずかにはしりだした。
ひつじたちのいるところがわかりましたよ!どうもありがとうスタフォード。
それじゃいっしょにいこう。
スタフォードはしずかにひつじたちのもとへむかった。
そのあいだずっとおとをださないようにはしった。
いたぞ!あそこだ。
マッコールさんはひつじたちがみつかりとてもよろこんだ。
ひつじたちはみんなスタフォードのかしゃにぶじのせられた。
スタフォードはひつじたちをあたらしいぼくそうちへとつれていく。
わたしのひつじたちはきみがだいすきなんだよスタフォード。
それはねきみはとってもしずかにはしってくれるからだよ。
こうしてゆうぐれになるころスタフォードはしあわせなきもちできかんこにもどってきた。
スタフォード。
じょうききかんしゃのおとはださないのかい?じょうきをふきあげるおとやきてきのおとは?もうそのおとをだすのはやめたんだ。
ぼくはじょうききかんしゃじゃなくておとのしずかなきかんしゃだからね。
ちくでんちきかんしゃスタフォードだ。
(こごえで)シュ〜。
エヘヘ。
ソドーとうはよくはれたあつい1にちをむかえていた。
トーマスはアニーとクララベルといっしょにナップフォードえきへむかっていた。
きょうはふつうれっしゃをひいてはしるようトップハム・ハット卿にたのまれたのだ。
まずタンクにみずをほきゅうしなくてはならない。
えきではきゅうこうれっしゃをひくはずのゴードンがきゃくしゃをはこんでくるパーシーをまっていた。
(ゴードン)きゃくしゃはいったいどこにある?おれさまをまたせるとはどういうことだ?ハハハハハハ。
じぶんのきゃくしゃはじぶんではこべばいいんじゃない?ヘッ!おれさまのようにいだいなきかんしゃはじぶんではこんだりしないんだ。
きゅうこうれっしゃをひくのがしごとだ。
きゅうこうれっしゃってのはなソドーとうでいちばんだいじなれっしゃだぞ!ふつうれっしゃだってだいじだもん。
ふつうれっしゃはのろのろおそすぎるんだよ。
いちいちぜんぶのえきにとまってるからな。
だけどきゅうこうれっしゃがとまるのはおおきくてりっぱなえきだけなんだよ!そこへパーシーがゴードンのきゃくしゃをはこんできた。
トーマスはみずをほきゅうするためきゅうすいとうのところへいどうした。
きゅうこうれっしゃのおとおりだ〜!パクストンはブルーマウンテンのさいせきじょうからいしをたくさんはこんでいるところだった。
かれははんたいからはしってくるゴードンにきづいていなかった。
しんごうにちかづいたときちょうどあかにかわった。
かれはおもわずきゅうブレーキをかけた。
きゅうこうれっしゃのおとおりだ〜!おおきないしがパクストンのかしゃからとびだしゴードンのボイラーにぶつかった。
(パクストン)すみませんゴードンさん。
だいじょうぶですか?なんだかものすごいおとがしましたけど。
ああパクストン。
だいじょうぶだよ。
おれさまみたいなおおきくてちからもちのきかんしゃにとってはなんてことないさ。
ちゃんとしらべてもらったほうがいいですって。
くだらない。
おれはいそいでるんだ。
きゅうこうれっしゃがおくれるわけにはいかないからな!そうしてボイラーをてんけんしないままゴードンはいそいではしりはじめた。
まもなくしてゴードンはボイラーのみずがへっていることにきづいた。
おかしいな。
みずはたっぷりあったはずなのに。
うんよくきゅうすいとうがすぐさきにあった。
またみずをほきゅうしたほうがよさそうだな。
だがのっていたじょうきゃくはふまんそうだった。
おくれそうでしんぱいだったのだ。
ゴードンはできるだけはやくさきをいそぐことにした。
ところがしばらくするとまたボイラーのみずがへってしまった。
う〜みずをほきゅうするためになんどもとまっていたらどんどんおくれてしまうぞ。
みずのことはわすれてなにかべつのことをかんがえよう。
ゴードンはえきのなまえをかんがえてきをそらすことにした。
よ〜しティドマスえきナップフォードえきクロスビーえきウェルズワースえきマロンえきクロンクえきみずうみの…あっ!みずうみのちかくへきたときゴードンはボイラーにみずがひつようなことをおもいだしてしまった。
ボイラーのことはわすれよう。
はしりつづけないと!おれがひいてるのはきゅうこうれっしゃなんだ!つぎにおがわのよこをとおりすぎるとさらさらとながれるみずのおとがしていた。
ゴードンはそのおとがきこえないようにきてきをおおきくならした。
(きてき)だがつぎのきゅうすいとうについたときにはもうていしゃするしかなかった。
じょうきゃくはぜんいんカンカンになっていた。
「これではきゅうこうれっしゃでなくふつうれっしゃだ」。
ぜんいんがそうおもっていた。
でもゴードンにはみずがひつようだ。
ここできゅうすいするしかなかった。
おすわりください!これからおおいそぎではしりますよ!ごしんぱいなく!ようやくゴードンはウェルズワースえきについた。
(ヘンリー)きょうはずいぶんとおくれてるねゴードン。
あ〜おくれなんてすぐとりもどすぞヘンリー。
ぜったいにな!
(ふえのおと)ところがゴードンがえきをしゅっぱつするとすぐにまたボイラーのみずがすくなくなった。
とまるわけにはいかない。
ぜったいにとまるもんか。
はやくはしるんだ!スピードをあげないと!ゴードンはべつのきゅうすいとうをみつけた。
でもこんどはそこにとまらなかった。
(えきちょう)「つぎはきゅうこうです。
このえきにはとまりません。
れっしゃがつうかします。
ホームのなかほどまでおさがりください」。
きゅうこうれっしゃのおとおりだ〜!ゴードンはなんとかしてまえにすすもうとした。
いそげ!いそげ!きゅうこうれっしゃのおとおりだ〜!ゴードンはもうじょうきをふきあげることができなかった。
しゃりんもうごかせずまったくまえにすすめなくなってしまったのだ。
そのころアニーとクララベルをつれてげんきにはしっていたトーマスはせんろがぬれていることにきがついた。
どうしてせんろがぬれているんだ?あっ。
そのときゴードンがとまっているのがみえた。
どうしたんだいゴードン?なんでとまってるの?ここはえきじゃないよ。
みずをつかいはたしてしまったんだ。
あっそれじゃボイラーからみずがもれてるんだよ。
とちゅうのせんろがずっとぬれてたからね。
ボイラーからみずがもれてるだと?おれみたいなおおきくてちからもちのきかんしゃがみずをもらしてるっていうのか?やあトーマス。
やあゴードンさん。
そのときゴードンはおもいだした。
あのときのいしだ。
ゴードンのボディーにいしがぶつかったときボイラーにあながあいてしまったのだ。
ああ…まったくなんてこった!いうことをきいときゃよかったよパクストン。
あのいしがあたったときにおかしなところがないかしらべてもらうべきだったんだ。
たしかにそうですね。
しんぱいいらないよ。
ぼくがおきゃくさんをはこぶ。
きみみたいにはやくないけどボイラーはこわれてないからね。
それじゃあソドーせいびこうじょうまでおしてあげますよ。
ゴードンさんみたいにはやくないけどじつはとってもちからもちなんです。
トーマスはきゅうこうれっしゃのじょうきゃくをアニーとクララベルにのせた。
パクストンはからになったゴードンのきゃくしゃをそくせんにはこびそれからゴードンをおそうとした。
ところがかれはびくともしなかった。
ねえゴードンさん?ひょっとしてブレーキをかけてません?う〜んかもな。
じゃあはずしてくれませんか。
ブレーキがかかったままじゃおせませんよ。
プライドのたかいゴードンはだれかにおされるのはいやだった。
でもパクストンにおしてもらわないとこのままうごくことができない。
はあ〜。
ゴードンはしかたなくブレーキをはずしソドーせいびこうじょうまではこんでもらうことにした。
みんなはゴードンがおされていくのをみてとてもびっくりした。
いつものはやいゴードンではなかったからだ。
ああまったくなんてこった!ボイラーはすぐきれいにしゅうりされた。
でもみんなはゴードンがボイラーをこわしてはしれなくなったことをまだおもしろがっていた。
タンクのみずはまんたんになってる?ゴードン!じょうききかんしゃはみずがだいじだからね!
(ジェームス)それからとんでくるいしにはきをつけなよ!
(わらいごえ)ゴードンはおもしろくなかった。
でもそのおかげでこれからはもっともっとボイラーをだいじにしようとこころにきめていた。
2015/07/19(日) 07:00〜07:20
NHKEテレ1大阪
きかんしゃトーマス「しずかなスタフォード」「ゴードンのこわれたボイラー」[二][字]
「しずかなスタフォード」「ゴードンのこわれたボイラー」
詳細情報
番組内容
▽「しずかなスタフォード」蒸気機関車の出す音がうらやましいスタフォード。蒸気を噴き上げる音や汽笛の音をマネするが…。▽「ゴードンのこわれたボイラー」車体に大きな石がぶつかったゴードン。点検してもらうべきだという仲間たちの忠告を聞かずに出発し、ボイラーの水漏れで立往生してしまう。
出演者
【声】ジョン・カビラ,比嘉久美子,佐々木望,金丸淳一,三宅健太,江原正士,神代知衣,納谷六朗,河本邦弘,坂口候一,佐々木啓夫,酒巻光宏,根本圭子,坪井智浩,石野竜三,河杉貴志,中村大樹,金光宣明ほか
原作・脚本
【原作】ウィルバート・オードリー
ジャンル :
アニメ/特撮 – 海外アニメ
アニメ/特撮 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:15470(0x3C6E)