秋篠宮ご夫妻と長男の悠仁さまは１８日、山形県遊佐（ゆざ）町を訪問された。私的な旅行で、お茶の水女子大付属小３年の悠仁さまの夏休みを利用し、山形県内で数日間過ごす。

　町内の神社では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「番楽（ばんがく）」と呼ばれる神楽「杉沢比山（ひやま）」を、地元の男児が披露。その後、秋篠宮さまがおはやしに使う太鼓をたたくと、悠仁さまが「そうじゃないよ」と言ってばちを受け取って太鼓をたたき、集まった住民が拍手を送った。

　また、清流にしか育たない水草「バイカモ」が自生する牛渡（うしわたり）川周辺を散策。悠仁さまはご夫妻と川の生物の説明に聴き入っていた。【高島博之】