安保法制議論を掻き回した国賊議員は2人とも親北組織をバックに当選…一方、唯一の本格的な質疑をメディアは隠蔽した。安全保障上の深刻なリスクは私たちの身近に存在する。 護衛艦「いかづち」は、夕陽を浴びて黄金色に輝く。日本列島がGWの連休モードで微睡んでいる頃、海上自衛隊員は異国の海で、厳しい任務に就いていた。 その主砲は、伊オート・メラーラ社の76mm62口径単装速射砲。有効射程は16q、1分間に約100発を撃つ能力を持つ…と兵装を解説している場合ではない。問題は、砲の向こうに見える船舶だ。 ▽ソマリア沖の「いかづち」5月3日(海自FB) 船体には「PEACE BOAT」という文字が書き込まれている。設立当初から北朝鮮軍部との繋がりが指摘される極左洗脳組織「ピースボート」。「いかづち」は、その反日船を護衛していたのだった。 日付は、今年5月3日。海域は詳しく明かされていないが、ソマリア沖である。ピースボート側のクルーズ記録によると、浪速の万景峰号は4月12日に横浜港を発ち、5月13日にギリシャに到着している。 ▽「いかづち」の護衛受けるピースボート(海自FB) 「いかづち」が護衛任務を行ったのは、アデン湾に入った頃と見られる。説明するまでもなく、ピースボートは反日・反自衛隊を掲げ、反核を謳いながら北朝鮮の核拡散を後押しする老いぼれ左翼団体だ。 阪神大震災の時には、命懸けの救援活動を続ける自衛隊員に対し、中傷ビラを撒くという非道行為もあったと伝わる。そんな自ら否定する自衛隊に守られて商売する姿は、余りにも恥ずかしい。 ▽訓練を欠かさない乗組員5月3日(海自FB) もっと恥知らずなのは、ピースボート創設者の1人である民主党議員である。平成14年に秘書給与詐欺事件で逮捕された辻元清美。この前科持ち議員にとって国会は、自己満足の芝居小屋に過ぎないようだ。 【辻元は海自隊員に最敬礼せよ】 「戦争の一環ですよ、機雷作戦は」 最初から妄想爆発で、聞くに耐えない。5月28日の衆院平和安全法制特別委に、詐欺事件の主犯・辻元清美が登壇。質問をするわけでもなく、意味不明の“持論”を捲し立てた。 ▽衆院特別委で騒ぐ辻元5月28日(産経) 中谷防衛相を中傷する前に、辻元は海上自衛隊に対して感謝の言葉を述べる必要がある。それがピースボートの創設者として、また国民の1人として当然の態度、最低限の礼節だ。 ソマリア沖でピースボートの客船を守っていたのは、「いかづち」だけではなかった。公開された写真には、前方に護衛艦「むらさめ」が写り込んでいる。 ▽ピースボート護衛中の「むらさめ」5月3日(海自FB) なんと2隻の護衛艦が、浪速の万景峰号を守っていたのだ。北朝鮮軍部との繋がりが濃い団体のビジネス船であっても、乗員・乗客に含まれる日本人を守る為、海自の護衛艦は責務を果たす。 海自艦艇によるピースボート警護は、これが初めてではない。2009年5月にもソマリア沖で護衛活動を行い、話題になったことがあった。その際のピースボート側のコメントが、笑える。 「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一」 ▽護衛艦「さみだれ」による警護'09年5月(海自) 極左団体ピースボートは、親北朝鮮の立場から、海賊対策での海自派遣を猛批判、反対声明にも名を連ねていた。しかし、実際には安全を考慮して海自を頼ったのだ。 普段の妄想主張と直面した現実とのギャップが、そこに見て取れる。ちなみに海自による6年前の初警護は、実刑2年・執行猶予5年の判決を受けた辻元の猶予期間満了直後だった。 【北軍部と直結した工作議員】 民主党の兇状持ち議員・辻元清美は初出馬に合わせ、ピースボートの役職を全て降りたと公言している。しかし、選挙ボランティアを含め、濃密な関係は健在で、船内講師も辻元の反日同志が顔を揃える。 金正恩体制で一時ナンバー2に昇格した崔竜海(チェ・リョンヘ)。この朝鮮人民軍次帥と辻元の2ショット写真が撮影されたのは1996年8月、即ち初出馬の僅か2ヵ月前のことだった。 ▽平壌で後ろ盾の軍幹部と祝杯'96年8月(JNN) これ以降も、ピースボートは繰り返し、ツアーと称して北朝鮮を訪問。また以前は、本物の万景峰号をチャーターして、平壌を訪れたこともあった。その後ろ盾が軍幹部の崔竜海だったのである。 「自衛隊員のリスクが増えるのではないか」 辻元は5月28日の衆院特別委で、そう言い放った。本末転倒、支離滅裂の発言。自衛隊を仮想敵とみなす朝鮮人民軍側に立つのがピースボートであり、辻元だ。 ▽金正日接見情報に感激する辻元 平成13年末に発生した九州南西海域工作船事件。その際、北朝鮮人民軍は、海保巡視船「あまみ」に向けて対戦車ランチャーRPG-7を発射した。 領海警備・海上防衛のあり方を根本から問い直した事件である。海自艦艇に比べ、海保巡視船は圧倒的に装甲が薄く、ロケット砲による近距離攻撃は想定していなかった。 ▽押収されたRPG-7とPK機関銃(海保) ソマリア沖の海賊対処に海自護衛艦が派遣されている理由も、そこにある。アデン湾に出没するのはRPGなどで重武装した集団だ。国会議論では、こうした現実を踏まえた質疑が不可欠である。 「時間が来たのに延々と自説を述べ、私に答弁の機会を与えないので、早く質問しろと言った」 反日メディアを中心に沸騰した“ヤジ問題”について安倍首相は、そう説明する。謝罪する必要などない。辻元が妄想電波を垂れ流し、まともな質問をしなかったことは事実だ。 ▽首相答弁中も起立し喚く辻元5月28日(産経) 朝鮮人民軍系の議員が質問に立ち、我が国の安保法制議論を掻き回すという異常事態。国会で繰り広げられたのは、論戦ではなく、北朝鮮側との情報戦であった。 【中共が狙うグレーゾーン】 「重大犯罪とは言え、単なる密漁だから良かったが、いま南シナ海に出没している武装漁民のようなケースだったら、大変なことになっていた」 質問に立った長島昭久元防衛副大臣は、昨年の小笠原サンゴ密漁事件を例に挙げ、政府の対応を追及した。辻元と同じ民主党の質疑とは思えない本格的な安保議論だった。 議論の核心テーマは、有事に至らないグレーゾン事態への対処だ。政府は自衛隊による治安出動・海上警備行動の迅速化に向け、電話連絡での閣議決定を導入した。 しかし長島元副大臣は、それでも下令までの時間の隙間や権限・武器使用の隙間が生じると反論。警察・海保から自衛隊対応への切り替えをスムーズに行うことの重要性を訴えた。 「現行法の規定では、治安出動や防衛出動が下令される前は、自衛隊は武装し装備を持って駐屯地から出られない」 ▽質問する長島元防衛副大臣5月28日(産経) 民主党が昨年11月、国会に提出した「領域警備法案」。解散・総選挙で廃案になったが、それを取りまとめたのが長島元副大臣だ。今国会でも野党と共同で再提出する見通しだという。 この法案では、広大なEEZ内で海保が効果的に対応できないエリアを「領域警備区域」と指定。警察機関と自衛隊の隙間のない連携を法制度化するとしている。 ▽質疑に使われたパネル 中共による尖閣侵略では偽装漁船を使った海上民兵の上陸が危険視されている。グレーゾーン事態への対応は喫緊の重要テーマだ。しかし、安倍首相は慎重な姿勢を示した。 「予め自衛隊が海上保安庁に代わって警察権を持って併存する形では、ミリタリー対ミリタリーの衝突が直ちに起こる危険性がある」 反日陣営がレッテル貼りする“暴走する安倍政権”とは全く異なる姿だった。暴走しているのは、安保法制の議論すら否定する一部メディアである。 【本格論戦を抹殺した捏造紙】 5月28日の特別委質疑で、翌日の読売新聞が大きく取り上げた民主党議員は、辻元清美と後藤祐一の2人だった。白熱した長島質疑に関しては、やり取りを8行記載しただけである。 ▽民主党の「主なやり取り」と紹介(読売) 後藤祐一は、5月26日に公選法違反で逮捕された斎藤まさし(偽名)の支援を受けた人物だ。この斎藤が率いる「市民の会」も北朝鮮との関わりが深い組織であることが判明している。 ▽斎藤まさし容疑者と後藤祐一 メディアが好んで取り上げた民主の2議員が共に親北系だったことに驚く。朝日新聞は、2人の発狂質疑を大きく取り上げる一方、長島質疑は完全に隠蔽。一行も触れず、なきものにした… 参照:長島フォーラム21「メディア掲載情報」 1時間に及ぶ長島昭久元防衛副大臣の質疑を某動画投稿サイトで視聴したが、前述の通り、骨のある本格的な議論が交わされていた。これを伝えず、審議不足などと息巻くのが我が国の報道機関だ。 果たして捏造紙は何を隠したかったのか…そもそも、今回の安保法制を国防政策の大転換であるかのように報じていることが間違っている。法案の中身は、敢えて言えば、画期的なものではない。 メディアは「11本の法案」と連呼するが、その内で新法は「国際平和支援法案」の1本だけだ。これはUN決議に沿って軍事行動する他国軍への自衛隊支援を随時可能にする法案である。 ▽答弁する中谷防衛相6月1日(時事) 残る10本は全て改正法。「武力攻撃事態対処法」は、連携して警備活動中の米軍に攻撃が加えられた場合でも自衛隊による反撃を可能にする。平成15年施行の現行法の矛盾を解消するものでしかない。 「重要影響事態法」は、日本周辺地域に限定していた平成11年施行の周辺事態法を再改正し、地理的制約の撤廃をはかる。シーレーン防衛の重要性は海賊対処法の審議でも議論が尽くされている。 ▽特別委で答弁する安倍首相6月1日(時事) その他の「特定公共施設利用法」などは現行法が周辺事態法に関連している為、改正に伴って変更を加える必要がある。それらを「一挙10本」と表現することは、明らかなミスリードだ。 反日陣営も、今回の安保法制が「戦後の大転換」ではないことを充分に承知している。それ故に個別の説明を避け、いきなり“戦争法案”といったレッテル貼りをし、印象操作で押し切ろうとしている… ▽赤い旗はトリミング処理済み(朝日) 朝日新聞が長島質疑を封印した理由は、極めて明快だ。やり取りを詳しく報じた場合、これまで築き上げてきた「暴走する首相」という捏造イメージが根底から覆され、激しい矛盾が浮かび上がってしまう。 過激化する中共や北朝鮮の軍事行動にフィルターを掛け、なおかつ本格的な国防議論までも隠蔽する…それこそが、安全保障上の巨大なリスクだ。我が国の最も卑劣な敵は、すぐ近くに居る。 〆 最後まで読んで頂き有り難うございます クリック1つが敵に浴びせる銃弾1発となります ↓ 参照: □海自FB5月21日【第21次派遣海賊対処行動水上部隊】 □統幕監部HP『派遣海賊対処行動水上部隊(21次隊)活動開始!』 □民主党HP【衆院安保特委】グレーゾーン事態めぐり法の隙間を指摘 長島議員 参考記事: □産経新聞5月28日『民主、安保審議で得意の「バラバラ攻撃」 保守・リベラル両派が質問で“党内不一致”を露呈』 □産経新聞5月26日『民主「現実政策」強調も政府疑問視 グレーゾーン対応で与野党に“ねじれ”』 □読売新聞5月29日『辻元氏「ソーリに聞いてない」…繰り返し遮る』 □産経新聞5月30日【緯度経度】安保法制、日本の敵は日本か(古森さん) □産経新聞H21年5月14日『ピースボート護衛受ける ソマリア沖』(cash) |
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神社に油、日本国籍の52歳男に逮捕状、実名顔報道無し。
日本中の重要な神社仏閣に油を撒いていた(らしい)人物が特定され、逮捕状が出た模様です。アメリカ在住の”日本国籍”の52歳の男。ネット上で、「何故、”日本国籍”の男」と報じるのか?。と疑問と怒りが噴出でした。犬HKN7(ニュース7)とN9(ニュースウォッチ9)では、ネット民達の要望通り”日本人”の男の変わっていました。何か余計にむかつきますw。練れ衣を着せられた気分です。「アンネの日記破り」や「新大久保の落書き消し隊」と同じ気分。 ...続きを見る |
きらやまと・さらいにこ 2015/06/01 22:57 |
阿呆の祓魔師 〜寺社への油ブッかけ犯、帰化人であることが判明す
反日ハンター・神功正毅です。日本各地の寺社に「お清め」と称して油をブッかけていた祓魔師(エクソシスト)気取りの金山昌秀容疑者が千葉県警に逮捕状を取られたことは皆さんご ... ...続きを見る |
反日ハンター 2015/06/02 21:45 |
半島と支那のコラボは最悪
なんとも無惨な事件だが、半島と支那のコラボが日本国内で大手を振っている現状では、今後何度でも起こりうるであろう。 週刊ポストセブン 公開日時 6 月 2 日配信 記事↓ … … … … … … … … … … … … … … … … … … ドンキで中国人店員が客をボコボコに 打撲で全治 10 日の診断 ( http://www.news-postseven.com... ...続きを見る |
賭人がゆく 2015/06/04 04:33 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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我が国の問題点は辻本ごときを当選させるだけの勢力がはびこっていること。 |
風来坊 2015/06/02 08:29 |
金山帰化の官報紙面きたぞ。昭和45年帰化とか言われてたけど54年じゃん |
コリア アカン 2015/06/02 21:10 |
神社油撒き事件バカな奴だ。やっぱり成りすましだ。 |
コリアは嫌いです! 2015/06/02 21:13 |
神社への油撒き事件は韓国系カルト宗教の仕業 |
反ミンス党 2015/06/02 21:19 |
年金管理システムのネットワーク構築はソフトバンクテレコム。 |
当時の与党だった民主党を徹底的に追及 2015/06/02 23:08 |
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町工場の親方 2015/06/03 20:09 |
家族は生殺しの苦しみを続けている。政府は北朝鮮が拉致したということを当初から掴んでいる。しかし何も手を打たなかった。国会での答弁まで十年かかったわけだが、その十年間に何か新しい事実が見つかったから、国会答弁ができたのか?。そうではない・・・ |
町工場の親方 2015/06/03 20:13 |
『朝日新聞を叩き潰す掲示板』ーーー平成15年7月・・・「築地、土井、辻元は一つ穴の狢」、より |
町工場の親方 2015/06/03 20:17 |
町工場の親方、(以下、町)・・世界のいろいろのところで起こっていると言うが、これは国内の反政府ゲリラ組織がやることで、国の最高指導者の指示により、外国から暴力で人を攫ってくるのとは、まるでわけが違だろう! |
町工場の親方 2015/06/03 20:20 |
「築地」、の大の贔屓、社民党の、拉致被害者家族に対する態度は酷いものでした。国会答弁において、北朝鮮による拉致、と判明して以来、拉致被害者家族は縋る思いで、北朝鮮とパイプのある、社民党の土井、辻元、福島等の国会議員に、何回もメールを送りましたが、まったくのナシのつぶての無回答、家族に会おうともしませんでした。 |
町工場の親方 2015/06/03 20:25 |
【正論】 |
町工場の親方 2015/06/03 20:29 |
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町工場の親方 2015/06/03 20:31 |
大志氏は平壌郊外の三石区域元新里の「日本革命村」に生まれ育った。「日本革命村」では、早い時期に粛清されたとみられるメンバー1人を除く8世帯が共同生活を送り、18人の子供らが生まれている。金正日総書記直属の朝鮮労働党連絡部56課の指導の下、「自主革命党」というダミー政党が作られ、メンバー全員が「一、我々(われわれ)日本革命家は偉大な首領金日成同志の革命思想で日本を金日成主義化するため青春も生命も捧(ささ)げて闘うことを誓います」で始まる「十の誓い」を毎朝宣誓していた。 |
町工場の親方 2015/06/03 20:37 |
八尾氏は、横須賀で防衛大学校学生らが出入りするスナックを経営、自衛隊工作を着々と進めていた。田宮は死ぬ直前、自分らが拉致した日本人は20人ぐらいだと語っており、自主革命党を通じた北朝鮮の対日工作の全貌は未(いま)だに不明だ。大志氏は自主革命党員であるはずだが、両親らによる拉致など対日工作について語ってはいない。特に、モンゴル旅行に行くとだまされて拉致された福留貴美子さんについて、情報を持っているはずなのに隠蔽(いんぺい)し続けている。 |
町工場の親方 2015/06/03 20:47 |
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30年前は朝日新聞読者でした 2015/06/03 21:21 |
とても勉強になりました。 |
読者 2015/06/03 21:42 |
★有事警報 |
★有事警報 2015/06/04 22:19 |
まったくの国賊 <恥>という言葉は知らんのだろう...<左脳妄想国壊議員>。 |
斬 2015/06/05 15:16 |
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