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 安保法案の衆院特別委での強行採決から一夜明けた16日、弁護士でつくる自由法曹団福岡支部は福岡・天神の街頭で、法案への反対を訴えた。マイクを手にした弁護士は「憲法による平和秩序が破壊された」などと訴えた。

 福岡市早良区の主婦中村史恵さん(49)は、インターネットでこの日の街頭行動を知って初めて参加し、法案に関するリーフレットを通行人に配った。「本来は憲法を改正しなければできない法案。なし崩し的にやっていいのか。いま市民が声を上げなければ、世界から軽蔑される」と話す。

 東京の国会近くでも朝から、法案反対を訴える抗議行動があった。参加した市民らは「強行採決を止めよう」と書かれたプラカードなどを掲げた。