炎上したり炎上では無いにせよ、ネガティブなことでバズったりするとよくつくコメントで「PVアップ&収入アップで良かったね」というものがあります。
でも、これって本当なのかな?と思うのですがいかがでしょうか?
いやそうかもしれないけど、僕の場合は間違いなくマイナスになるんですよね。
それとよく炎上を起こす人もいるけど、わざと行っているのは見え見えなのですが、単純なPVアップを目指している訳では無いと思っています。
炎上は儲かるか?ということと炎上をわざと起こす人は単純なPVアップを目指している訳では無いということを書いてみます。
炎上するとPVはアップするけど
先日、ネガティブなことを書いてバズりました。この時のPVは普段の3倍以上に。
では、アドセンスの収入はどれだけ増えたか?と言えば平均より1割無いくらいのアップに過ぎません。
1割増えてんじゃん!と思うかもしれませんが、たまに凄く高い単価のものがクリックされると平均値よりも5割くらい増える時もあるのでそれと比べると全然収入は増えてない感じです。
むしろネガティブなことを書くと自分でも消耗するのでその後響いて複数のサイトを管理をしている僕にしてみれば書けなくなってむしろマイナスに。
1つのブログだけなら炎上させてそこそこ稼げるのかもしれないけど。
なおネガティブなことを以前書いて普段の12倍以上のPVになった時もPV12倍なのにアドセンスは2倍になっただけでした。その時は3日くらいまともに他のサイトの更新が出来なかった・・・。
これはバズの仕方にもよりますが、はてなブックマークでバズると一番稼げないのが現実です。次にTwitter、一番効率が良いのがFacebookというのが僕の経験上の数値です。
Facebookの「いいね」でバズってくれると嬉しいのですが一番バズってくれないんですよね。
もっともFacebookでバズりそうなことを書いていないということが大きいのですが。
平穏な時が好調
平穏なバズりそうも無い記事を書いている方がPVは普段通りになりますが、逆にアドセンスは好調な傾向に。
たまに記事を更新しない方がアドセンス良いじゃねえか!というのも聞く話。
もっともそれは別のことが理由ですが。
でも平穏に普通に記事を書いてアップし続けるほうが精神的にも消耗しないしマネタイズメインなら効率が良いんですよね。
炎上マーケティングの真意
話は少し変わって炎上マーケティングについて。
本当はマーケティングとは違うけど便宜上、炎上マーケティングと書いてます。
とある有名なプロブロガーは炎上ブロガーとよく言われていますが、あれって単純にPVアップを目指しているだけでは無いと思っています。
最終的にはPVアップを目指していることに違いは無いのですが炎上でバズってPVがあがることだけを考えて行っている訳では無いということです。
過激なこと・反論が多そうなことを書くと多くの人は嫌います。でも一部の人は賛同します。その一部の人は更にコアなファンになってくれることがあります。
コアなファンが出来ればSNSでシェアしてくれたり自分のブログで言及してくれたりします。そうすることでナチュラルな被リンクが強くなりSEO的にもどんどん強くなっていきます。
そしてコアなファンにたまに絡むことでファンは喜び、また言及をよくしてくれます。
また炎上させることでコアなファンに仮想敵を作り上げることも出来るので一石二鳥です。
仮想敵を何をしなくても叩いてくれるようにもなります。
そして炎上させるたびにコアなファンは結束を高めていくのでより結束は強固になっていきます。そして今度はそういうファンをメインにオフ会を行い、オフ会の傾向を見てサロン等を行います。
つまりコアなファンを作るための戦略のために炎上させていると言えます。
もっともいきなり初心者が炎上マーケティングをやろうとするとただの焦げた人で終わることが多いので注意が必要です。気をつけてください。
つまり炎上マーケティングをまとめると
- 炎上させることでバズらせる(単純なPVアップ)
- 反対意見者が被リンクを作ってくれるのでSEO的にも強くなる
- コアなファンが生まれる
- コアなファンが拡散してくれたり被リンクを作ってくれる
- コアなファンが守ってくれる
- コアなファンがオフ会に来てくれる
- コアなファンがサロンに入会してくれる(もしくは貢いでくれる)
- プロブロガーとして安泰となる
- 失敗するとただの焦げた人になる=ピボットが必要
これを実践している人はおそらくすぐに1人は思いつくと思いますが、それ以外にも結構この方法を使っている方はいます。
人の言うことを気にしない(見ない)という胆力も必要ですけどね。
以上です。
ご観覧、ありがとうございましたm(__)m
炎上マーケティングでブログを運営している人っていうのは危険では無いと思います。むしろ炎上させずに感動系の話やキーワードばかりを用いて読んでいる人を思考停止させて後で情報商材を売り込んだりとかセミナーに誘いだす方法を取っているブログの方が怖いんですけどね。