Facebookも日々進化している 知っておきたいFacebookを便利に使う設定まとめ
気が付くと、いつの間にかに細かな機能の追加や設定項目が増えていたりする。セキュリティ対策やニュースフィードの表示設定……などなど、けっこう増えている。
ここではFacebookの知っておきたい設定（新旧含めて）についてまとめておこう。
◎Facebookの不正ログイン防止「セキュリティ設定」
いまさらだが、まずおさえておきたいのは、Facebookの不正ログイン防止の設定だ。
Facebookの「その他」から「アカウント設定」→「セキュリティ設定」→「進行中のセッション」で、アクティブなセッション情報を見ることができる。
ここで、MessengerやFacebook連携アプリ、携帯、PCなど異なるデバイスからのアクセスを確認することができる。覚えのないデバイスや場所からFacebookにログインしているのであれば削除すればいい。同時に、ログインアラートをオンにすれば、新しい環境からアクセスされた場合に警告を受けることができる。
筆者も試してみたところ、本当にそんなに不正ログインされているか疑問ではあるが、実際、かなりの数の「覚えのないログイン」が表示された。
表示される「場所」は、IPアドレスからの推測（あるいは登録住所も合わせてなのか？）と思われる。そのため必ずしても正確であるとはいえない。しかし、ブラウザやOSの種類に関しては、そこそこ信頼はできそうだ。
たとえば、普段Macしか使わないのにOSとして「Windows」が表示されるのであれば、やはり怪しいといえるだろう。
ちなみに、「Facebook Integration Account」はFacebook連携を許可しているアプリになる。誤って進行中のセッションから削除しないようにしよう。
不正ログイン対策としては、さらにログイン認証をオンにしておくのがおすすめ。最初は煩雑だが、デバイスにひもづけることができるので、安心だ。
なおこの「セキュリティ設定」では、死後のアカウントの管理を依頼できる友達を指定することもできる。今後、必要になる項目かもしれない。
◎ニュースフィードをもっと自由にカスタマイズ
友達ではあるものの、ちょっとアクティブすぎてニュースフィードに登場しすぎるので、表示を抑えたいという人も中にはいる。SNSを利用する上でそれがストレスになってしまうのは避けたい。そんな場合に、フィードの表示を少なくしたり、一時的にフォローを外したりすることがある。
Facebookでは、さらにニュースフィードのカスタマイズを簡単に変更できる設定項目がある。
「その他」→「ニュースフィードの設定」だ。
設定の種類は、「優先的にトップに表示できる人の選択」、「フォローをやめる人の選択」、「フォローをやめた人を再度フォローする選択」。
これまでニュースフィードにはFacebookのアルゴリズムによって最適と思われる表示がされてきた。友達にはなったけれどつながりが薄い（たとえば、共通の友達が少ない、など）場合、全然フィードが流れてこないということも多々あった。そんな場合でも、「優先的にトップに表示する」よう設定しておけば、投稿を見逃すことはなくなる。
「フォローをやめる/再フォローする」は表示される友達のアイコンから選択できるので、これまでの設定よりも簡単になっている。ストレスは少ないほうがいい。そんな場合におすすめだ。
Webサービスは日々機能が進化している。
購入したら、次のバージョンにアップグレードするまでそのままという従来のパッケージアプリとは異なるので、時折、こうした追加された機能について確認してみるとよいだろう。
大内孝子