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“東アジアのポンペイ” 韓国で「百済の史跡探訪」のイベント

FOCUS-ASIA.COM 7月18日(土)17時12分配信

韓国・忠清南道と全羅北道の文化体育観光局が今月13、14の両日、「百済の史跡探訪」のイベントを開催した。関係者は「百済の史跡は地中に埋まっている部分が多く、原形をよくとどめている」として、史跡群を「東アジアのポンペイ」と称した。韓国・中央日報の16日付の報道として、中国・環球時報が同日伝えた。

忠清南道には「世界初の都市部に建てられた寺の跡」とされる定林寺址があり、世界遺産「百済歴史遺跡地区」の構成資産の一つとなっている。

また、全羅北道の王宮里遺跡と弥勒寺址の保護活動を11年前から行ってきたペ・ビョンソン国立扶余文化財研究所長は、20年にわたって復元工事が施されてきた弥勒寺址の西塔が来年までに公開され、1400年前の様子が再現されると明かした。

忠清南道の観光マーケティングチームのトップは、「8月末まで百済の史跡を無料開放し、地域を越えて韓国人全体が楽しめる大型のイベントを行っていく」と話した。

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:7月18日(土)17時12分

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