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チベット“焼身抗議”描いた映画公開7月18日 17時23分
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宗教や文化の自由を求め、みずからの命をなげうって中国政府に抗議するチベット族の姿を描いたドキュメンタリー映画が18日から東京で公開され、監督の池谷薫さんが「チベット族の姿を通じて、暴力とどう向き合うかを考えるきっかけにしてほしい」とあいさつしました。
映画「ルンタ」は、中国に住むチベット族が中国政府による宗教活動などへの締め付けに対し、みずからの体に火をつけて抗議する「焼身抗議」の背景に迫ったドキュメンタリー作品で、18日から東京・渋谷の映画館で公開が始まりました。
上映のあと監督の池谷薫さんが舞台あいさつを行い、「チベット族の根底には『非暴力』という考え方がある。彼らの思いを深く理解することで、私たちも身近にある暴力にどう向き合うか、考えるきっかけにしてほしい」と話しました。
また、映画に出演した現地でチベット族の支援活動を続ける日本人、中原一博さんは、「自由を求めるデモが弾圧されるなか、焼身抗議はチベット人にできる最後の抗議手段だ。追い込まれているチベット人の現状を知ってほしい」と話しました。
映画「ルンタ」は東京・渋谷の「シアターイメージフォーラム」で公開されています。
上映のあと監督の池谷薫さんが舞台あいさつを行い、「チベット族の根底には『非暴力』という考え方がある。彼らの思いを深く理解することで、私たちも身近にある暴力にどう向き合うか、考えるきっかけにしてほしい」と話しました。
また、映画に出演した現地でチベット族の支援活動を続ける日本人、中原一博さんは、「自由を求めるデモが弾圧されるなか、焼身抗議はチベット人にできる最後の抗議手段だ。追い込まれているチベット人の現状を知ってほしい」と話しました。
映画「ルンタ」は東京・渋谷の「シアターイメージフォーラム」で公開されています。