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ロシア閣僚 北方領土の色丹島を訪問
7月18日 20時26分

ロシア閣僚 北方領土の色丹島を訪問
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ロシア政府の閣僚が18日北方領土の色丹島を訪問して新しい病院を視察し、ロシア政府として地域のインフラ整備を重要視していることを印象づけるねらいがあるものとみられます。
北方領土を訪問したのはロシアのスクボルツォワ保健相で、ロシア極東のサハリン州政府などによりますと、18日午前サハリンから飛行機で北方領土に出発し、国後島でヘリコプターに乗り換えたあと、昼すぎに色丹島に到着しました。
そして、穴澗地区にある去年11月に完成した新しい病院などを視察し、地元の行政の担当者から現地の医療事情などについて説明を受けました。
ロシアの閣僚級の要人が北方領土を訪問するのは、去年9月プーチン大統領の側近であるイワノフ大統領府長官が択捉島を訪問して以来のことです。
視察を終えたスクボルツォワ保健相は、「新しい病院は、最新の医療機器を備えているほか、医師や看護師も充実している。これから住民たちは必要な医療サービスを受けることができる」と述べました。
ロシア政府は8年前から、国家計画に基づいて北方領土で空港や港湾施設などのインフラ整備を進めていますが、択捉島や国後島と比べて、色丹島は整備が遅れているとされています。
今回の訪問は、ロシア政府としてこの地域のインフラ整備を重要視していることを印象づけるねらいがあるものとみられます。

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