受験生におすすめのお寺はココ!
弘法大師 誓願成就の地で、あなたも願掛けしてみては?
- 学業成就にご利益があるとされる「求聞持院」
73番札所の出釈迦寺。
弘法大師が7才のとき、衆生救世の誓願をたて、背後の山から身を投げたところ、雲天で釈迦如来に救われ、誓願成就を告げられたとされる場所です。
- 弘法大師が出家後、八十八霊場を開く際には、この地で、全ての教法が暗記できる「求聞持法(ぐもんじほう)」の修行を行ったことから、特に学業成就のご利益があると言われています。
記憶力がアップする!? 『求聞持法(ぐもんじほう)』とは・・・
記憶力を増進させるための修行法で、天才的な記憶力を得ることができると言われてます。
その修行法とは、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)のご真言を100万回唱えることにより、仏教の教えを全て暗記することができるとされています。
100万回唱えるか、正攻法で覚えるかはあなた次第!
婚活におすすめのお寺はココ!
弘法大師を案内した古狸 恋愛の道案内もおまかせ!?
- 太三郎狸親子の像が仲良く並ぶ
弘法大師が道に迷った時に道案内したとの伝説もある屋島の太三郎狸は、日本三名狸の一つに数えられており、宮崎駿監督の「平成ぽんぽこ狸」のモデルにもなりました。
- 一夫一婦の契りが固い太三郎狸は、家庭円満・縁結び・子宝などにご利益があるとされ、84番札所屋島寺の境内には、太三郎狸夫婦と子供の石像が仲良く並んでいます。
夫婦仲のよい「太三郎狸」に願掛け
- 目が出るとっても「目出たい」お守り
太三郎狸は数多くの善行を積んだと言われており、土地の地主の神として本堂の横に大切に祀られています。
ここ屋島寺で販売しているのがちょっとユニークなもの。狸のマスコットから目が飛び出るなんとも「お目出たい」お守りです。
これを手にすればあなたにも「目出たい」良縁が・・・!?
- 逆打ちの打ち始めとなる88番札所「大窪寺」
逆打ちのヒミツ大解剖
お遍路は、1番札所霊山寺(徳島県)から順に巡るのが一般的とされています。しかし、88番札所大窪寺から1番へと逆に巡ることを「逆打ち(ぎゃくうち)」と呼び、功徳(くどく)が倍になるとも3倍になるとも言われています。なかでも、4年に一度のうるう年に「逆打ち」を行うと、さらにご利益が上がるとされており、2012年はお遍路を始める最適の年です。
- 弘法大師の前に跪く
衛門三郎像(77番札所道隆寺)
衛門三郎(えもんさぶろう)伝説
弘法大師が伊予の国(現在の愛媛県)のとある村を訪れた際、その土地の長者であった衛門三郎の門前で托鉢を行っていると、手にしていた椀を叩き割られ追い返されてしまいました。
その翌日以降、8人の子供たちが次々と亡くなってしまいます。非礼を悔いた衛門三郎は、罪を許していただくことを誓い、弘法大師を探す旅に出ます。
この時たどった道のりが、今のお遍路のはじまりとも言われています。
ご利益が上がる逆打ち
衛門三郎は、四国内を順に二十数回巡りましたがそれでも出会えず、逆に巡りはじめますが、12番札所焼山寺の麓でとうとう倒れてしまいました。
そこに弘法大師が現れ、ようやく罪を許してもらうことができたそうです。
この言い伝えより、逆打ちすると「順打ち」よりもご利益が上がるとされています。