まいにちスクスク 子どものくすりの与え方(2)飲む薬 タイミングと保管方法編 2015.07.07


子どもの具合が悪い時に使うさまざまなくすり。
嫌がって飲んでくれない。
うまく使えないなんて事ありませんか?くすりを上手に与えるコツを小児看護の専門家から学びましょう。
教えて下さるのは…くすりにはきちんと指示どおりに飲む必要があるものと症状が和らいだらやめてもよいものがありそれぞれ飲むタイミングが違います。
くすりの種類を知ってきちんと与えましょう。
飲み薬には大きく分けて2つの種類があります。
一つは抗生物質など病気の原因である菌やウイルスをやっつける「治療薬」。
決められた分量を決められた間隔ですべて飲みきりましょう。
自己判断で量を減らしたり飲むのをやめたりしてしまうと殺しきれなかった菌がくすりに対して耐性を持つようになり病気が悪化する事もあるのでとても危険です。
もう一つのくすりは風邪薬整腸剤解熱剤など症状を和らげるために飲むもの。
実は「食前食後」というのはあくまでも目安。
体の中のくすりの濃度を一定に保つためなるべく8時間おき12時間おきなど決められた時間間隔で与えるようにしましょう。
病気の時は十分な休息が大切。
例えば寝る直前にくすりを飲ませるなどわざわざ夜中に起こさなくてもよいようにタイミングを工夫しましょう。
例えばお昼寝や就寝前に飲ませると熱が下がってぐっすり眠れるので起きた時に食欲が出るようになります。
子どもも看病する親も体力を回復できるよう生活リズムに合わせて使いましょう。
ここで解熱剤としてよく処方される座薬の使い方を教えてもらいましょう。
座薬は指定された量にあわせて清潔なナイフやハサミなどで切ります。
先端にワセリンを塗って入れやすくしお尻に入れたら外に出てこないように…体の中にくすりが吸収されているので大丈夫。
それでも心配な時は3〜4時間後に熱の具合を見てもう一回入れましょう。
眠っていたり吐いたりしている時でも使えます。
ただし…食事やおやつの前に手早く飲ませそのあとに好物のご飯やおやつで口直しさせるとよいでしょう。
シロップや座薬は変質しやすいので…特に座薬は残った分は保存せずそのつど新しいものを使いましょう。
くすりの種類や違いを知る事は上手にくすりを与える上でとても大切です。
何のために使うのかどんなタイミングで与えるのかお医者さんや薬剤師さんにしっかり尋ねる習慣をつけましょう。
2015/07/07(火) 10:55〜11:00
NHKEテレ1大阪
まいにちスクスク 子どものくすりの与え方(2)飲む薬 タイミングと保管方法編[字]

今回のテーマは「子どものくすりの与え方」。子どもが薬をいやがらないちょっとしたコツや、薬の保管方法などを小児看護の専門家に教えてもらいます。

詳細情報
番組内容
「飲む薬 タイミングと保管方法編」 【講師】神奈川県立こども医療センター看護師…萩原綾子,【語り】大山尚雄
出演者
【講師】神奈川県立こども医療センター看護師…萩原綾子,【語り】大山尚雄

ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – その他

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
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