07月16日 06時58分
5年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、千葉県は東京臨海部とのアクセス向上を図る必要があるとして、来年度の国の予算編成に向けて東京と千葉を結ぶJR京葉線の輸送力増強を重点的に要望していくことになりました。
東京オリンピック・パラリンピックでは、東京臨海部に競技会場が集中していて、千葉県内でも、千葉市の幕張メッセでオリンピックの3つの競技が開催されることが決まりました。
このため千葉県は、東京と千葉を結ぶJR京葉線を利用する観光客などの大幅な増加が見込まれるとして、来年度の国の予算編成に向け京葉線の輸送力増強を重点的に要望していくことになりました。
具体的には、東京臨海部とのアクセスを良くするため、現在は新木場駅で乗り換えが必要な東京臨海高速鉄道りんかい線との相互乗り入れを目指して鉄道各社の協議や技術開発を支援するとともに、一部区間の複々線化などに取り組み、運行本数の増強を促進するよう求めることにしています。
千葉県は「オリンピックまでには相互乗り入れをなんとか実現できるよう、国に対して要望活動を行っていきたい」と話しています。
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