旅は、人を幸せにするのか?
こんばんは、みなさん!
今日はようこそおいでくださいました。
高城剛でございます。
本当にみなさんありがとうございます。
すばらしい人達のみなさんと一緒に迎えられる6月1日に僕はこの日を永久に忘れないと思います。
みなさんと過ごしたとても素晴らしい時間です。
今日はそのテーマはですね、「旅は人を幸せにするのか?」ということをテーマにですね、僅かの間ですが、みなさんと一緒にお話したいと思います。
一番はじめに、ここ数ヶ月僕が旅してきた色々な世界の光景です。
この中の多くは「南の島」と言われているところが含まれています。
なぜ、南の島に興味を抱いたのか?
いったい、なぜ僕は南の島に興味を抱いたのか?
そして、皆さんを南の島に誘いたいと考えています。
なぜ「南の島に行きたい!」と人々は思うのでしょうか?
そこにはね、「幸せがある」と僕は思います。
今日はそんな話を、近況とともにお話したいと思いますが、一番はじめにまず、御礼を申し上げたいと思います。
今日、海外からいらっしゃった方も多くおります。
本当にありがとうございます!
そしてもう一つ、去年ですね、多くの初めて自分で出版する電子出版というのを出しました。
kindleでauthor of the yearをamazonから受賞しました。
こんなに栄誉、そして幸せなことはありません。
ものすごくおかげさまでダウンロードもよかったのですが、何しろよく考えたら、これメールマガジンのQ&Aで半分は皆さんが書いています。
こんな幸せな作家いないわけですね!
どれくらい本が売れていると思いますか?って聞いて自慢する人はいっぱいいると思います。
でも僕の本の半分は皆さんが書いています。
こんな幸せな作家は世界でもいないと思います。
で、考えたときに、これはどうにか皆さんにお礼をしたい!
どうやってお礼したらいいのだろうか?というときに、その皆さんとともに「なにか同じ経験ができないか」ということを考えてました。
ですから今日、会場にいらしてる多くの方は、この白本、黒本、青本、白本Ⅱ、黒本Ⅱのひょっとしたら半分を書いた誰かかもしれません。
その人達に改めてここで御礼を込めながら、このすばらしい時間を一緒に体験、経験したいというのが今日の思いです。
最後までごゆっくり、ご一緒していただきたいと思っております。
ブルックリンの人たちの生き方
さあ、まずは近況のお話したいと思います。
つい1ヶ月前までは、僕はブルックリンというところにいました。
ニューヨーク、マンハッタンとすぐのところにあるブルックリンですが、最近はマンハッタンよりブルックリンのほうが大変評価されているんですね。
いったいなぜブルックリンがそんなに評価されたか?
これは2008年のあることがきっかけでした。
そう、リーマンショックですね。
ブルックリンというのは、ちょうどマンハッタンのウォールストリートの反対側にあります。
昔は移民だとか、マイノリティだと言われている人たちが住んでて。
これはドローンじゃなくて飛行機から撮ったんですけど、この真ん中に見える高層ビルがマンハッタンですね、このマンハッタンのウォール街の反対側にあるところのがブルックリンです。
ブルックリンですが、みんな「マンハッタン的な生活が嫌になった」んですね、2008年をきっかけに。
僕は911のテロの時に、世界が大きく変わるじゃないかという感じがして、生活を大きく変えようと思いました。
多くのマンハッタンに住む人達は、リーマンショックを機になにか違うんじゃないか?と思って生活を変え始めました。
その時に目をつけたのが、ウォール街の前にあるブルックリンですね。
このブルックリン。
もともとは、倉庫ばかりですね。
古い町並みがまだまだ残っているということなんですけど、ここはマンハッタンから地下鉄でひと駅ですよ。
地下鉄でひと駅なんだけど、全然違うじゃないかということを考えました。
まず非常に大きいスペースがあります。
街の真ん中に野球ができたりするんですね。
この辺の倉庫街は、昔は危なくていきませんでした。
ところが「ジェントリフィケーション」
都市において比較的貧困な層が多く住む停滞した地域に、比較的豊かな人々が流入する人口移動現象。これにより、貧困地域の家賃の相場が上がり、それまで暮らしていた人々が暮らせなくなったり、それまでの地域特性が失われたりすることがある。via:wikipedia
と言われる言葉がありまして、多くの中流階級の人たちが倉庫を買い取って、自分たちで手を付けて手入れをすることで、どんどん良くなって、地価が上げるわけですね。
これがジェントリフィケーションというのですが、マンハッタンではまさにジェントリフィケーション起きています。
このマンハッタンブリッジの下が、どんどん広がっていて街中がいま、新しいまったく違う街になっています。
わずか、2008年でですから、この5,6年の街ですね。
5,6年で街というのはいっぱい作れるわけです。
街を変えようと思ったらどんな街でも変えられる
いままで我々の住んでいた、例えば東京。
東京なんて5年前までほとんど変わらないじゃないか?とお考えの人もいるかもしれません。
でも多くの人が新しい「なにか」に気がついて、その街を変えようと思ったらどんな街でも変えられます。
それがまさにニューヨークですね。
これはあのブルックリンの一面ですが、お気づきのように摩天楼がありません。
空が広いんですね。
これがブルックリンでなによりも気持ちいいと多くの人たちは言います。
マンハッタンの中で息苦しく「摩天楼の中で生きててもおもしろくない」と彼らは言うわけですね。
非常に多くスペースがあります。
「人間にとって場所というのはいかに重要か」ということを僕はもう一回実感しました。
人間にとってスペースというのは大変重要です。
「狭いところから広いところに行くと、これは不思議と心も広くなる」そしてアイデアも湧いてくるわけですね。
さあ、ブルックリンですが、みんな自転車で移動します。
ブルックリンというのはよくも悪くも地下鉄が不自由です。
南北に走る世界ではありません。
ですからみんな車を使わなくなった。
環境の問題ではなくて、彼らは自転車交通というものに大変注目して、街中自転車だらけです。
ですから、観光で行っても借りられる自転車がいっぱいあります。
ニューヨークのグラフィティ街おこし
面白いことにね、ニューヨークというのは「グラフィティ町おこし」をやってるんですね。
これは市のある特定のブロックが、グラフィティのアーティストにお金を払って、観光客も喜ぶようなグラフィティというのを施しています。
街全体がアートスペースになりつつあります。
これ、誰かが提案してるわけではないんですね。
渋谷駅や原宿駅を歩いてくると、企業の広告ばっかりです。
ブルックリンの人たちというのは、俺らの街なんだから、お金を払って誰かの広告を掲げるだけではなくて、俺らの主張を伝えようということ。
それから、ブルックリンの最大の特徴というのは実は「正しい食べ物を食べる」ということです。
ファッションとか音楽ではなくて、食べ物がブルックリンは面白いんですね。
その典型的な一つ。
これ簡単にいえばフードフィスティバル。毎週末やってます。
川沿いでだれでも出店できて、小さいテントみたいなものです。
そこから当たっていけばお店ができて、そこから当たっていけば世界に広がることが可能。
その初めての豆まき活動こそが食べ物のフリーマーケットなんです。
ここはもう、観光客が押し寄せてしまって本末転倒なことに今すごいことなってます。
地元の中でも名産品がありますね。
ジャムとかチョコレートとか。
地元と言ってもブルックリンですよ。
地下鉄で一駅行けば、マンハッタンです。
世界中で巻き起こるローカル意識
でもブルックリンというのはもともとニューヨークにありませんし、今から100年くらい前にもともとブルックリン市という別の市だったのがニューヨークに併合されたんですね。
それでニューヨークの一部になりましたが「ブルックリンはブルックリンである」というのがここ最近の主張です。
これも世界中で起きていて、多くの人たちがもう一回ローカルというものを今考えなおしています。
ブルックリンで有名なのはビールですね。
ローカルビールいっぱいあります。
結局ね「自分たちの目が届くとこで全てをやろう」ってことなんですね。
だれが作ったかわからない工業製品の食べ物を食べるんじゃない。
みなさんメジャーなナショナルブランドのビールをお飲みになっていると思います。
ひょっとしたら今日の帰りにお飲みになるかもしれない。
でもブルックリンの人たちというのは、ほとんど地元の自分たちのビールを飲んでいるわけです。
食べ物も面白いと言いました。
これはパスタですね。
非常にブルックリンの食べ物というのは日本の影響を受けています。
日本の会席料理の小さいサイズ。
ですからこのパスタ、考えられないかもしれませんが、20gしかないです。
会場(笑)
こういうものが次々出てくる。
イタリアン料理を日本の会席スタイルにしたというのがブルックリンの一つのおもしろさです。
これお肉。
日本の和牛というのは海外に輸出することができません。
ですからこのアメリカで種牛だけ持っていてあげて、それを育てて、アメリカに和牛を作るのがこのアメリカ和牛です。
やっぱり肉食にいくというのが僕はアメリカ人らしいと思うのですが、アメリカ和牛というのが大人気です。
肉屋を友達同士で始められる人たちもいるわけですね。
これはブルックリンの有名な立役者がいるのですが、彼らが友人たち同士で目の届くところで1頭飼いしていってそこからしっかり正しい肉を町の人達にということで、非常におもしろい。
今度はミートフックです。
簡単に言うと建物とキッチン用品、東急ハンズです。
東急ハンズ行くともちろんキッチン用品がありますが、ここはキッチン用品とあと料理教室とかそういうものしかありません。
結構大きいですよ。
バター、ミルクを食さない動き
僕はねブルックリンのもう一つの特徴というのは「バターをやめよう」というのがすごいんですね。
これもおもしろくて、日本だとバターが足りてないといいますけど、バターがどうやら体にわるいと、ミルクも良くないということで、バターとミルクを一切使ってないアイスクリームです。
ココナッツとか使っているようですけど、非常に美味しくて、ベジタリアンの方もこれなら食べられるということで食べてます。
メニューを手書きしてくれるところが結構あります。
なぜだか「働いている人によって、その日できるメニューが違う」んです。
当然、日本中どこのお店行っても毎日同じメニューが出ます。
ところがよく考えたら、それなりのスペシャリストが働いていれば、その日出てくるものが違って当たり前です。
これはカフェでも、パン屋でも、レストランでもシェフがいるところもありますが、いろいろなスペシャリストが集まってやってるので、その日のメニューが違ったら、毎日こうやって書いて説明しなきゃならない。
小さいお店に行っても、「今日は誰々がいないからあれはない」というところがブルックリンです。
町中がコワーキングスペース
ブルックリンのもう一つの特徴というのは大企業がありません。
みんな簡単にいえば大企業から逃げてきて、新しいまちづくりをしようとしてるわけですから、中小企業がなんと街の80%を超えてます。
フリーランス、中小企業がもうほとんどなんですね。
ということは町中がコワーキングスペース、シェアオフィスみたいになっています。
ですからカフェでこうやって、一人で黙々と仕事している人たちがものすごくいます。
インディペンデントな人たちがここで出会うということで非常にカフェも重要です。
街中で新しいなにかが続々と増えています。
新しい起点としてのカフェの立ち位置
コーヒーがおいしいということではなくて、新しいライフスタイルの起点としてカフェが行き着いているんですね。
その中で一つおもしろいのは、さっき僕ブルックリンで日本が大ブームと言いましたけど、これ、抹茶バーというですね、抹茶をベースにはちみつとか色々入れているんです。
それが美味しくて、アメリカンスタイルといえばアメリカンスタイルですが、エスプレッソはイタリアのものですよね。
しかし、「アメリカというフィルターを通す」ことで、海外のエスプレッソを再発見と同じように、抹茶を再発見して、今世の中を獲ろうとしています。
その抹茶、非常に美味しかったのは意外です。
大抵こういうものはおいしくない。
他にもですね、新しい試みをしてる人たちがいて、コーヒーと違って、カカオをコーヒーみたいに砕いたものをチョコレート会社がやってます。
チョコレート会社で「新しいスタイルの飲み物をつくろう」ということで、
実験的にカカオをばらして、コーヒーみたいにサーブすることをやっております。
これは正直、味に好き嫌いはあると思います。
僕にとっては難しいことでした。
隠れたスターバックス
さあ、カフェをご紹介したいと思いますが、一見サードウェーブコーヒーに見えますが、これね実は、最近非常にアメリカで問題になっているカフェがあって、それを「スティルススターバックス」と言います。
スターバックスは、みなさんご存知だと思います。
アメリカだとスターバックロだと言われていて、マクドナルドみたいな扱いを受けていて、なんと「スターバックスなのにスターバックスと掲げない」コーヒー屋がひっそりとあちこちに増えてきています。
それをスティルススターバックスといいます。
分かった店から小さく看板を出すのだそうです。
ここはバレた所で、なんでバレたかわからないですけど、これはね世界中に増えてるということです。
みなさんがご存知のインディペンデントのコーヒー屋もひょっとしたらチェーン店の可能性もある。
ブルックリンに5つあると言われるんですけど、バレたら小さいスターバックスの看板が出るそうです。
会場(笑)
全米で流行っている卓球
ちなみに流行っていることは卓球です。
これ全米中が流行っていて、不思議なことにいろんな企業に行ってもなぜか卓球が流行っているです。
これおもしろくて、ずいぶんあちこちでやりましたが。
世界中で観光客が増え続けている
さあ、次のところに行きたいと思います。
これは土地が変わって2週間ちょっと前ですね。
バリ島に僕はいました。
今度はマンハッタンからバリ島に行ったんですね。久しぶりです。
久しぶりって言っても5年ぶりくらいかな。
バリ島は基本ヒンドゥー教です。
インドネシアっていうのは複合民族の国ですから、イスラム教、キリスト教色々あります。
バリ島というのはバリヒンドゥーというのが存在し、ヒンドゥーとはちょっと違うものがあり非常におもしろい国です。
あまり普段バリに行くことがなかったのでちょっと久しぶりにバリの街を見てみたいと思っていきました。
お祭りがあったのですが、みんな白い服を着てお祭りに行くんですね。
みんな踊っていたり非常におもしろいシーンが見られる。
当然、僕以外にも観光客いっぱい来るわけですね。
もちろんお祭りだから、街中に人が来ます。
ということでもう大渋滞ですね。
白い服を着た謎の暴走集団みたいのがバリ中を走るんですけど、同じように観光客も行くから街中渋滞なんですね。
バリ島行かれた方はご存知かもしれませんが、交差点には悪魔が降りると言われている。
三方向から街中の人たちを集まってくるので、大渋滞して動けなくなっちゃう。
これが困ったことで今までだったら30分くらいで行けた場所に5時間位かかったわけですね。
なんでこんなことが起きたのか?
やっぱり観光客の倍増、倍増、倍増してるんです。
バリ島だけでなくて、マンハッタン、ブルックリンも観光客でいっぱいです。
さっき、食べ物のフリーマーケットの話しました。
観光客8割です。
ニューヨークきっての名所です。
世界中が観光客だらけなんですね。
大移動時代への突入
僕はこの前イタリアに行きました。
とてもイタリアだと思えないですよ。
フィレンツェに行くとね、中国人の方だけじゃなくて、世界中の人々がいるんですよ。
世界中の人が夏の真っ只中にフィレンツェにいるんですね。
街中大渋滞です。
普通にイタリアっぽい写真を撮ろうと思ったのですが、無理ですよ、もうどこだかわかりません。
当然、日本にも多く観光客います。
もうね、世界はすごいことになってるんです。
誰がなんといおうと、僕らはもう「大移動の時代」に入っていることは間違いありません。
世界中の人たちがものすごい勢いで移動してます。
あちこちに行ってます。
これはね、いい意味であります。もちろん悪い意味もあります。
でも世界はそっちに向かっているのは間違いありません。
僕らは好き嫌いはともかく、もう大移動なんです。
歴史的に見れば、かつてこれほど人々は移動しますという時代はなかったという時代に幸いにも僕らは生きています。
これから約15年で過去50年以上の数を超える移動人口
この大移動ですね、グラフで見るとすごくわかるんですけども。
今、2015年ですけど、これから15年くらいで、いきなり過去50年以上の数値の倍くらいですね。
これから始まるんです。
いま、東京で街歩くと観光客が増えてると思うけど、他の街ももっと増えてるんですよ。
ものすごい数です。
当然、僕もみなさんも含まれるわけですよね。
2011年と2013年で見ても台湾から日本便、この2年間だけでも倍になってるわけです。
街中で中国籍の方が多いと思っていらっしゃるかもしれませんが、実は台湾人だったり香港人だったりいわゆる中国人じゃない方もいっぱいいます。
2年で倍なんですよ。
これもっともっと増えるわけです。
恐ろしい数の人たちがこれから移動します。
モニターを飛びたす体験
僕は今から10年くらい前に自分の本で、これから10年がデジタルだけで完結する最後の10年だといっています。
いわゆるインターネットだけで全てが終わるような、例えば音楽をダウンロードしたり映画を見たり、アプリケーション使ったりいろいろあります。
これが最後の10年。
もう最後の10年になって、いよいよ「デジタルというモニターを飛び出したこと」が最近のデジタルで起きています。
例えば”ドローン”です。
空飛ぶコンピュータ。
あれ簡単に中にlinux入っているですが、コンピュータが画面を飛び出す。
すなわち「デジタルだけでは完結しない時代」なんです。
片道1万円程度でアジア〜ヨーロッパが行き来できる時代へ
旅行業界もそう。
サンエクスプレスというのはこの年末に始まるんですけれども、ドイツからアジア、タイまで片道99ユーロで行けるわけです。
長距離ローコストキャリアがいよいよ始まるんですね。
99ドルですよ。今1万2千円くらいですか。
ですから我々は片道1万円ちょっとで、アジアとヨーロッパに行ける時代が来るわけです。
これから最後の大旅行時代の10年が始まります。
みなさん、もし旅行に行ってのんびりしたいと思ったら、できるだけ早く行かないとそこら中、人がいっぱいになってしまうというのがあえて言えば悪い点です。
いい場所には人が殺到しますから、人より早く行った方がいいですよね。
ということでどこに行くべきかとよく聞かれます。
ほんとにそこ行って幸せの空気があるのかと。
壮大なる前置きが終わりました。
会場(笑)
やっと本題です。
南の島に行って、人は幸せになれるのか?
南の島に行って、人は幸せになれるのか?というのを今日みなさんと一緒にお話したいと思います。
いったいあなたの言う南の島ってどこよ?って。
僕、微笑みの国タイで過ごしたことありますけど、みなさんも旅行で喧嘩したりしたことありませんか?
気まずそうなカップルがいるんですよ(笑)本当に幸せですか?というのは時にはあります。
お金で幸せは買えるのか?
ハッピーマネーという本があります。
幸福を研究する第一人者です。
彼女は明快にあらゆるデータを使って、お金で幸せを買えるか?を調べています。
例えば、年収250万の人がいたとする。
そこから500万になったからといって幸せは倍にならない。
幸せはなんと9%しか上がらないそうです。
あらゆる調査方法を使って、彼女はこの本で説いています。
年収750万を超えると、ほぼ幸せはそれ以上上がらないということです。
ということは、そんなにお金を稼いでもしょうがないということです。
じゃあ幸せってどうやってもたらされるか?というと、彼女はですね、なによりも「経験」だと。
旅行に代表されるような「経験」こそが人々を幸せにすると彼女はあらゆる側面から説いています。
確かにそうだと思います。
僕は今日みなさんと一緒にこうやって、分かち合いたいという時にみなさんの口座にちょっとずつお金を振り込んでも、多分僕もみなさんもあまり幸せと思いません。
ただ、こうやって同じ空間に集まっていただいて、共有できたことは少なくとも僕にとってはなによりもの幸せです。
ですからみなさん今日、僕の講演でのプロジェクションの話を聞きながら少しでもなにか幸せになればと思ってお持ち帰りいただければ作者冥利につきます。
「体験価値」というお金ではない幸福感
さて、旅行に代表される経験。
これは人を幸せにするのは間違いないのです。
いい島には、いい音楽やいい夕日がある。
世界中にね、こうやってすばらしい島はいっぱいあります。
面白いデータがあってね、2010年に全米の家電協会がクリスマスプレゼントに何が欲しいか?アンケートとったら、さすがアメリカ人「幸福と平和」だって言うんですよ。
クリスマスに欲しいもの第一位!
アメリカってクリスチャンの国なんですね。
これに全米家電協会は困り果てて、次の年もう一回アンケートをとったら、クリスマスに欲しいもの第一位は何かというと、これ僅差でiPadが第一位ですね。
会場(笑)
僕もあらゆる角度から研究したんですけど、確かにこのデータは正しく。
幸福と最先端のデバイスどっちが欲しいかといったら、これ揺れます。
僕はね、これはお金に変えられないプライスレスかiPadが欲しいということではなく、僕はやっぱり両方だったんです、正直。
この時代に生きていて、物を完全になくすことはやっぱりできません。
デバイスに辿り着いて、こうやって写真を送れたり、みなさんにお話ができるわけですね。
だから、考えないといけないですけど僕の理屈は非常に簡単でね、「持っていけるものなら全部買っちゃう」ってこと。
持っていけないもの買いすぎるから、これやっぱり余剰になるわけですね。
どんどん持っていける物は買って行きませんか?
代表的なものはテレビです。
持っていかないでしょ?
日本の家電協会が苦しんでるテレビ。
なんでかというと「持っていけないものを高額で売ってるから」です。
高機能になったって、これ持っていけませんよ。
持っていけるものだったらある程度、買ってもいいと思うんです。
ある程度デバイスは必需品。
どっかいってデバイスを活用したり、本を読んだりいっぱいあります。
これがね「21世紀に生きる我々の新しい体験」だったんですね。
僕たちは大移動時代を生きております。
我々は手の中にある新しいデバイスを使って、ヒントを集める。
そして幸せを探しに南の島に出かける時代になってます。
なぜ南の島なのか?
どこに行けばすばらしい島があるんだよということで、僕がとっておきの南の島をご紹介したいと思います。
どこに行けばいいのだということでちょっとラッシュで紹介します。
なんで南かというと、もう13回くらい言ってますが、「温暖化」なんですよね。
五月でも夏日ですよ。こんなこと考えられなかった。
夏が暑くなっているのは間違いありません。
これ日本中、世界中そうです。
ものすごく暑くなってるんですね。
だから「南の島ってひょっとしたら未来なんじゃないか?」と考えました。
よく2つの車に例えています。
「新車」と「30年くらいの乗ってる」の車です。
どっちかというと30年くらい前の車が未来ですね。
ですから、「もし未来を少しでも知りたいと思ったら南に行けばいい」のです。
南には未来があります。
暑い中で、人々どう生きてるか?わかります。
ですから、南に行けばひょっとしたらみなさんは未来を実感できるかもしれません。
もう一つ、ブルックリンって-15度とかになるんです。
冬に逃げていく場所が必要だと。
ドイツから99ドルでタイに行けるから、これからドイツの人たちは年末に南の国に行くんです。
ですから、冬こそ実は南の島に行くことが実はこれからもっともっと増えるんじゃないか?
なぜなら冬があまりにも寒くなるからです。
ですから南の島を提唱します。
さあ、もうひとつあります。
現代版の奥の細道のように、南の島を回りながら、新しいなにかを追求するかもしれません。
とにかく僕は世界中の南の島を回る。
世界中の南の島に詳しい人というのはね、ほとんどいないから世界で一番南の島に詳しい人になろうと決めました。
時間の許す限り、あらゆるところに行ってます、探しだして。
フィリピン、インドネシア、10日間行きました。
25年ぶりに行ったんですけど、相変わらず素晴らしかったですねー。
真ん中通っているのが赤道ですね、必ずしも暑いとは思いません。
ですから上が北回帰線、下は南回帰線。
トロピカルと言われるところなんですけど。
ご存知の方いらっしゃるかもしれませんが、非常に馴染みのあるものの産地です。
それはコーヒーの産地ですね。
コーヒーといえば赤道を中心に北回帰線と南回帰線の間にコーヒーの産地全部かたまってます。
ですからコーヒーが好きな人たちはまさに南の島に行くと産地直送のコーヒーが飲めるわけです。
世界中の南の島を回った時にコーヒーを飲み始めました。
この図これはいわゆるそのトロピカル、亜熱帯といいますけど、亜熱帯というのは実は気候区分ではなくて、最近夏どれくらい暑いか?で判断してる。
亜熱帯はもともと冬は温度下がらないと言われていますが、夏暑いところを亜熱帯と定義しないといけなくなると、日本半分くらい亜熱帯になる。
確かにそうですよね、5月でも本当に暑いし、地中海沿岸あのへんは砂漠化が進んでますから。
主だったところを全部回ってやろうと思って。
なんで回るの?と聞かれても困りますけれども笑
南の島コンプリート。
昔スターオォーズのフィギアをコンプリートしてた癖でしょうか。
世界中の南の島、全部回ろうと思っています。
そのひとつ、人生を変える島に出会える。
いい島だけみなさんにお伝えして、本にまとめてます。
まずヨーロッパ編を出そうと思って、7月前半に出る予定ですが、まだ書いています。
出版社の方すみません笑
なんで7月にしたかというとロンドンパリ、ヨーロッパ主要都市から、ほとんど片道1万円で行けるとこばっかです。
片道1万円で行けますよー、いま大移動の時代ですから。
1万円で行けるような島ばっかりを集めています。
ですからもしご計画があって、そしてこの冬にヨーロッパまで行くんだったら、もう一歩出て頂いて、ぜひ島々を回っていただきたいと思ってます。
数え切れない島があって、どこからおすすめしようと思ってますけど、まずはですね、これスペインです。
僕はイビサっていう島が大好きでね、他にもいい島がいっぱいあって、ホテルの代わりにクルーザーに泊まる人は実はいっぱいいます。
ですからホテルじゃなくてクルーザーに泊まりたいと思ったら、aiebnbでもクルーザー予約できます。
もうワンアクセス行って、次の島に行く。
パーティースポットですから、ごきげんの人もいっぱいいます。
世界最大のクラブと言っていい。
僕もたまにDJするんですけど、あそこDjブースね、プールの上にDJディスクある。
基本的にコンピュータでやってます。
だいたい多いと1万人以上います。
パーティーの島じゃなくて、周りの海もすばらしいんですよ。
ですからパーティーよりもぜひ海に行っていただきたいと思います。
特別な島ではなくてヨーロッパ最大の観光地ですから、まわりにいい島いっぱいありますので、ぜひ回っていただきたいと思っています。
ここ、レストランですが、名前がなくて電話もなくて、インターネットで予約もできず、行って予約するしかない、変わったお店いっぱいいます。
だいたいロンドンから2時間、1万円で行けます。
さあ、これはクロアチア。
いま観光のホットスポットで、クバル島というところです。
ヨーロッパ最古の街で世界遺産になってるんですね。
海がすごくすごく綺麗です。
ここの青の洞窟すばらしい。
クロアチアワインって日本ではまだまだマイナーなんですけど、本当においしい。
おそらく近年、フランスワインを凌駕するんじゃないかと思います。
続いてイタリアです。
ファビニアナ島をおすすめしててシチリアのちょっと先にあります。
天然のプールと言われてますけど、島の移動は基本的には自転車です。
会場(笑)
せっかく行っても目的のビーチに辿り着かなくてgoogleマップがまったく役に立ちません。
自分でみて行くしかない。
いい島はサイズが重要
ここは非常にきれいで、ファビニアナ島をおすすめしたいですけど、いい島ってどういうのかというと僕にとっては「サイズが重要」なんです。
やっぱりね、のんびりできる島って小さいサイズ、バイクでグルっと回れるようなサイズ。
それと食べ物のおいしいところも重要ですね。
やっぱりイタリアだったら、イタリア料理。
こういうものを提供してくれるのはすばらしい島だと思っています。
続いてマルタ島です。
マルタは国ですけど、非常に変わった国で最近だと英語の留学で有名な国です。
アジアでいうとフィリピンに留学しますよね。
でもヨーロッパの人たちはマルタに留学する。
マルタ島の英語留学は最近注目を集めてるんですが実は、オンラインカジノが一番の産業で、この国では税制優遇をうけていて、世界中のオンラインゲーム産業がここに集中してます。
第1がオンラインゲーム、第2が観光業、第3が英会話教育。
海がきれいなんですけれども、独特の天然岩があって、映画でもよく使われてる美しい島です。
古い街もあって、世界遺産になっていてやっぱりヨーロッパの街というのは歴史があるんですよ。
マルタはバルセロナから1時間50分くらいで片道130ユーロくらいですぐ行けます。
ロンドンからいろんなところから直行便で行けます。
安価で、美味しくて、海はめちゃめちゃきれい。
マルタ料理はイタリア料理と地中海料理を混ぜたような料理です。
さて、続いてはギリシャです。
宮崎駿さんの映画でまさにこの風景があって、見た方がいるかもしれません。
難破船を観光名所にしたところですけど、普通、難破船は片付けたりするですが、これを観光名所にしたところがまた面白い。
難破船目当てに世界中から集まり子供たちも喜びます。
さあ、今度アジアにも行きたいと思います。
これはタイです。いっぱいいい島があります。
特にイベ島です。
ここ、まだ知られてなくて、去年、やっとセブンイレブンとatmができました。
一昨年までコンビニはないわ、atmはないわ、行ったらお金を引き落とすことができません。
それくらいの島だったのですけど、ちょっとずつ開発してますが、今だったらまだ行けます。
非常に穴場です。
さあ、続いてインドネシアです。
インドネシアもいい島いっぱいありますが、僕がおすすめしたいのはジリサン島という島です。
僕も最近まで知らなかったんですけど、バリとボンゴルにある小さい島で、
3つの島があります。
公共交通機関、いわゆる、バイク、車全部だめで、自転車か、ラマ馬車こ
の2つしかないわけです。
みなさん港についたら、徒歩か自転車かこのラマに乗って、動く。
この3つの選択肢しかない。
平和ですよ、夕日も美しいので、今だったらおすすめしたいですが、実は近くの島にカジノが出来るという話がある。
インドネシアというのはさっき言ったように宗教がいろいろあります。
バリはヒンドゥー教です。
となりの島というのはこれはイスラム教なんですね。
ですから、イスラムでカジノはご法度なので、よりバリに近い島、且つ船で行ける島で、カジノの建設の噂はあるので、行くなら早いほうがいいと思います。
島の運営をお金持ちのディレクターに委託
続いて、南米ブラジルですが、一番の景勝地と言われている小さい島、フィルナンドデドローニャという島です。
一日にやってくる人を限定してます。450人。
どこ行ってもガラガラ。
その代わり一人あたりの入場料をとります。
大自然を守る、人数を限定する代わりに一人あたりの売上を上げていく。
世界の観光のトレンドになっています。
で、実際にこの島のディレクターたちに話を聞くと、いままで役所がやっていたことを、あるお金持ちに島の運営を任せました。
今までは数を集める方針が多かったのですが、それによって自然が壊される。
だから、お金持ちの彼が思ったことは、「世界で一番お金持ちが集まる島にしよう」というもので、ものすごく人を限定します。
ここには民宿しかありません。
お金持ちが望んでいることというのは「人がいないこと」で、のんびりできる時間がほしいんですね。
非常にゆっくりとした幸せな時間が流れています。
ビーチも予約が必要で、細かく細かく入島料が取られますがハワイに比べたら圧倒的に安い。
10年経つと世界中の人が南の島を目指すようになる
10年前、スマートフォンを使っている人はだれもいませんでした。
今は世界中の人が使っています。
同じように10年経ったら、世界中の人たちがきっと南の島を目指すのです。
ですから「誰よりも早く、自分の南の島をぜひ見つけていただきたい」と思っている次第です。
このボーイング社が出した、これからの世界のどこらへんの人が移動するか、サウスアジア、南アジアとかチベット、中国とか東南アジアとかアフリカとかtop5のうちのtop4がアジアですよ。
これからアジア人の大移動が始まるわけです。
世界中の大移動ももちろんありますよ。
「アジアの人たちがこれから大移動の時代に突入する」わけですね。
ところが、絶対みなさん考えるわけです。
「でも私には会社もあって、お金をどうするのか?その島行くのはいいけど、いったいどうするんだ、日本から行ったらいくらするんだ?」と。
会場(笑)
やっぱりこれ悩むわけですよね。
南の島に生きたい気持ちと現実のお金関係
南の島行きたいけど、お金のことも考えてる。
僕、南の島をずっと研究して、ある一つのことに辿りつきました。
おもしろいことに僕らの脳に島(トウ)と言われているところがあります。
この「島」というところがお金高いんじゃないかな?会社やすめないんじゃないかな?と考えると、この「島」が反応するのです。
実際、僕らが行きたいと思っている南の島と脳の島との攻めぎあいでどっちが勝つか。
「この島(トウ)を超えて、この本当の南の島に向かっていただきたい」と僕は思っています。
「お金よりも、やっぱり経験が素晴らしい」からです。
経験に勝ることはありません。
我々は人生を歩んでますけど、経験の連続です。
ここにいらっしゃるみなさん、我々はひとつの空間で同じ思いを持っている経験をしているわけです。
今日幸せについていろいろ話しているですが、結局ね、我々の脳の中でどういうことが起きているかというと、そのセロトニンとドーパミンっていうこの2つがいわゆる幸せというか、我々の経験を司っているんですね。
脳の中に細かい管があって、1/1000の隙間をぬって、このセロトニンが脳に出ると、みなさん興奮したり幸せな気分になります。
ドーパミンがバーって出ると、それって興奮したり、嬉しいからですけど、「幸せではない」ですよね。
もう一つこのセロトニン、これがハッピーホルモンと言われる幸せのことです。
ですから、なんか幸せだなーと思うのは、みなさんの頭のなかにセロトニンが充満してるわけです。
南の島の写真を見て、もし行ってみたいなと思ったらセロトニンが出てくるわけです。
写真見るだけでですよ。
お金の写真みてもセロトニンは出ません。
ですから、このセロトニンをどうやって増やしていって、自分の頭のなかにある島(トウ)を塞いで、本当に南の島に行くのが課題です。
「体を温めるだけで幸せが増す」人体構造
これは人間が肝心のときに身体でどういう反応をするかをグラフにしたものです。
怒ったりとかですね、楽しんだり色々あります。
さて、幸せの状態はね、身体が温まるんですよ。
「身体を温めるだけで幸せが増す」んです。
だから南に行きたいと人間は本能的に思うのです。
人間は寒いと生きていけない、必死。
でも南に行って身体が温まると幸せになれます。
幸せになるとさらに身体は温まるというのは最近の研究で明らかになってきました。
南に行こうと心のなかで強く思うことですね。
それだけでセロトニンができて、どんどん身体が温まってくる。
もうひとつ、セロトニンを増やす方法。
実はモラトリンはお腹にいっぱい出来て作られている。
で、太ももの筋肉を動かすと、セロトニンって増えるんですよ、これはなんと不思議なことに。
だから移動するとセロトニンって増えるんです。
ランナーズハイってよく言いますが、走って移動して、動けば動くほど、太陽にあたりながらですよ、我々は幸せになれるんです。これは本当に正しい進化だと、僕は思う。
何度も言いますが、やっぱり人間はもっと移動した方がいい。
僕らは幸せの地に行く大移動の時代へ突入してます。
これから10年かけて、もっと大移動の時代になります。
その中で、「誰よりも移動した人が実は幸せになる」んです。
で、僕の理屈というのは、いつかロボットを連れて旅行に行く時代がくるかもしれない。
でも家の中でコンピュータを使うんじゃなくて、機械を連れて移動する。
人も身体を動かすことによって幸せという。
南の島には人を幸せにする行動がある。
これが現在の脳科学から機械的にわかっていて、南に行って、あったかくて、食べ物食べてゆっくりすれば、これは幸せになるって話ですね。
南の島へ行く計画をするだけで幸せはスタートする
よしっ!行ってみようと考える。
「計画するだけでもう幸せというのは始まっている」んです。
先ほど本を紹介してそれにも書かれていますが、我々っていうのは旅行に行く経験もすごくハッピーになれますけど、計画を立てることでずいぶんハッピーになるんです。
思うだけでいいですよ、計画立てるだけで。
実際行くかどうか気にしない。
僕は誰よりも計画を立てて、南の島に行ってます。
ですから、考え方によっては僕は世界で最も幸せではないかとどこかで思っている次第です。
計画を立てる。
是非皆さん今日帰り道に計画立てて、実際に旅行に行って頂いて、帰ってきたら誰かに言うんです。
これも幸せが深まる。大事です。
もちろんこうやって、2000人以上のお客さんを前にして、こんなにすばらしいところに僕はいます。
これはものすごく幸せ感が高まる。
セロトニンが出るんです。
ひょっとしたらみなさん旅行で失敗した経験もあるかもしれない。
でも、今考えればあの経験はよかったな、と思う事いっぱいある。
さあ、これが幸福。
ハピネス、どうやったら幸せになれるか?
誰かのために何かをする、誰かのために伝えるということなので、幸せになることは難しいことじゃないですよ。
自分でどうやってできる考える。
失敗してもいい。
でもそのことも含めて何方かに伝えていくことが大事なんです。
だれか一緒に旅行行けませんか?って誘ってみてもいいかもしれません。
これだけで幸せというのは何十倍高まるんです。
これ、忘れないでいただきたいと思っております。
高城氏からのプレゼント
今日、読者感謝祭でみなさんにお礼をしないといけないと思っていて、いくつかあるんですけど、僕写真撮り始めてもう5年6年くらいですね。
自分で写真を撮ってみようと思って、カメラを買って、自分で撮ってみて。
今日はみなさんにプレゼントしようと思って、1台用意してきました。
ソニーの実際に僕が愛用してるものなんですけど、このカメラ、スマートフォンと一緒でアプリケーションをダウンロードできます。
こういうふうに撮りたいとかね、アプリケーションダウンロードしちゃえばそういうふうに撮ってくれるんですね。
ミラーレス、簡単にいうとコンピュータにレンズが付いたものなんですけど、このカメラを今日は1名の方にぜひプレゼントしたいと思っています。
もらった方はぜひいい写真を撮って僕に見せていただきたいというのがお願いです。
あちこちに南の島に行って、カメラとドローンを持って行ってね。
5年前までこうなるとは思わなかった。
人間が見えなかった風景を見せてくれる。
ヨドバシカメラで買える。
僕らは新しい時代に生きています。
テクノロジーもそうです。
ですから、誰もが知っている風景をちょっとした視点を変えること、それはひとつのテクノロジーです。
もう一つは、みなさんが楽しいと思うとやっぱり違うものが見えるんです。
ですから、テクノロジーとみなさんの楽しい気持ちを忘れずに南の島を回っていただきたいと思います。
最後にこの写真です。
渋谷のスクランブル交差点ですよ。
これからどうなるのか、数10年したらみなさんの知っている風景って一変してしまうわけです。
変わっていくんです。
テクノロジーもみなさんも。
素敵な未来を探していただきたいと思います
その突破口としての南の島と思っております。
いつか必ずどこかの南の島でお会いしたいと思います。
ぜひドローンを持ってお会いしましょう。
今日はどうもありがとうございました。
僕がTHINK FUTUREを運営するにあたり、大変影響をうけている高城剛さん。
彼のトークから、また多くのインプットをいただきました。
また運営スタッフの皆様、お忙しい中、記事掲載の許可をいただきありがとうございました!
佐藤 駿 Facebook Twitter
【デザインファーム】THE APP BASE株式会社 代表取締役/コワーキングスペース【DEN】 管理人/未来の選択肢を共有するWEBマガジン【THINK FUTURE】編集長
1984年9月27日生まれ。中央工学校建築設計科卒。二人娘のパパ。
建築業界(現場監督、設計事務所、インデザイン)→東日本大震災で価値感が大きく変わり、場所にとらわれない働き方ができるIT業界へ。
起業と同時に東京から長野へUターン。長野でコワーキングスペースDENを始め、地方発の起業家を増やし小さな経済圏を構築、挑戦する人を増やす。
未来の選択肢を共有するWEBマガジン THINK FUTUREで新しいライフスタイルを提供する。