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首相 産業革命遺産を地方創生の核に
7月14日 19時11分

安倍総理大臣は、新たに世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」がある8県11市の自治体の代表と面会し、「多くの人たちに訪れてもらうことで地方創生の1つの核にもしたい」と述べ、地域の活性化に期待を示しました。
「明治日本の産業革命遺産」は、福岡県の八幡製鐵所や長崎県の三菱長崎造船所など、合わせて23で構成されており、14日午後、地元の8県11市の知事や市長らが総理大臣官邸で安倍総理大臣と面会しました。
この中なかで、地元自治体でつくる協議会の会長を務める鹿児島県の伊藤知事は、「10年にわたるプロジェクトで世界遺産への登録決定をいただいた。一生懸命、管理計画を作って資産を守っていきたい。財源も必要だと思うので相談させてほしい」と述べました。
これに対し、安倍総理大臣は、「ものづくり国家日本の原点である産業革命遺産が世界遺産として認められた。日本は明治期に独立を守り、国家として発展していくうえでものづくりに人材を集中させ、多くの人たちの知恵や情熱や能力を傾注した。再びそのことを認識するうえですばらしかった」と述べました。
そのうえで、安倍総理大臣は、「すでに観光面では効果が出始めているが、多くの人たちに訪れてもらうことで、地方創生の1つの核にもしたい」と述べ、地域の活性化に期待を示しました。

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