ニュース 2015.07.16


こんにちは、正午のニュースです。
大型で強い台風11号は、高知県の南の海上を北上しています。
今夜、四国を中心とする西日本の太平洋側にかなり接近し、その後上陸する見込みです。
大雨や暴風、高波それに高潮に厳重な警戒が必要です。
高知県室戸市の現在の様子です。
高い波が岩場に打ちつけ波しぶきが風で流されています。
室戸岬では午前11時20分ごろに34.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
昼過ぎから夕方にかけて、四国の一部が暴風域に入る見込みです。
台風が近づくと急に風が強まり、雨が激しく降りだします。
状況が悪化する前に早め早めの警戒や準備が必要です。
かわって和歌山県南部の潮岬です。
強い風の音が聞こえます。
近畿や四国、東海の沿岸では猛烈なしけが予想されています。
また西日本や東日本の太平洋側を中心に、あすにかけて、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。
土砂災害や川の増水、低い土地の浸水にも厳重に警戒してください。
大型で強い台風11号は、正午には、高知県室戸岬の南の海上を1時間に20キロの速さで北北西へ進んでいるとみられます。
このあとも、強い勢力を維持したまま比較的遅い速度で北上を続け、昼過ぎから夕方にかけて四国の一部が暴風域に入る見込みです。
今夜には四国を中心とする西日本の太平洋側にかなり接近し、その後上陸する見込みです。
西日本から東北の広い範囲に発達した雨雲がかかり、午前11時半までの1時間には、福島県川内村で74ミリの非常に激しい雨が降ったほか、東京八王子市で35.5ミリ、福島県白河市で32.5ミリの激しい雨が降りました。
また福島県がいわき市に設置している雨量計では、午前11時までの1時間に85ミリの猛烈な雨を観測しました。
東京の多摩地方と神奈川県、埼玉県、栃木県、それに山梨県では土砂災害の危険性が非常に高くなっているとして土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
西日本や東日本の太平洋側では、きょうは広い範囲で非常に強い風が吹き、特に西日本では、夕方からあすにかけて猛烈な風が吹くところがある見込みです。
あすにかけての最大風速は、四国と中国地方、それに近畿で、30メートルから35メートル九州で23メートルから25メートル、東海で20メートルと予想されています。
また、あすにかけて四国や近畿、東海の太平洋沿岸では、9メートルから10メートルと猛烈なしけが予想されています。
今後の雨の見通しです。
あすにかけて、西日本や東日本の太平洋側を中心に、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、局地的には1時間に80ミリ以上の猛烈な雨のおそれがあります。
あす昼までに降る雨の量は、いずれも多いところで、四国で800ミリ、近畿と東海で600ミリ、関東甲信で300ミリなどと予想されています。
台風の動きが遅いため、その後も大雨が続く見込みです。
また四国を中心に台風の接近と満潮の時刻が重なる今夜からあすにかけて、高潮による浸水のおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、暴風、高波それに高潮に厳重に警戒し、自治体から出される情報などを参考にして明るいうちに避難するなど早めの対策を呼びかけています。
山梨県上野原市では、住宅の下ののり面が崩れました。
現場から中継でお伝えします。
高さおよそ10メートルのところから約10メートルにわたって大きく土砂が崩れています。
崩れた所では、茶色い土がむき出しとなり木が根こそぎ倒れています。
崩れた場所の上には住宅が建っていますが、こちらの土台の近くからえぐれるように削れています。
住宅の一部がむき出しとなっています。
こちらに住んでいる住人は、土砂が、崩れる危険性があるため自主的に避難しているということです。
現場の下には道路があります。
こちらは全面通行止めとなっています。
先ほどまでこちらでは強い雨が降り続いていて、ブルーシートがかかっています。
さらに崩れてこないように応急的な措置を取っています。
上野原市の現場からお伝えしました。
一部音声が乱れました。
失礼しました。
こちらは中継と同じ場所、午前9時過ぎです。
取材中に再び土砂が崩れてきました。
神奈川県小田原市では、道路脇ののり面が高さ3メートル、横5メートルにわたって崩れているのを近くの人が見つけました。
埼玉県桶川市では、けさ8時20分過ぎ、中学校脇の用水路で人が流されたという通報がありました。
市の教育委員会によりますと、近隣の小中学校で、行方が分からなくなっている児童や生徒はいないということです。
警察や消防などが用水路の付近を捜索しています。
こちらは、午前10時半ごろに撮影された群馬県太田市の写真です。
道路脇の田んぼから水があふれて一面が冠水しています。
群馬県千代田町では、住宅の屋根の修理をしていた65歳の男性が屋根から落下してけがをしましたが、消防によりますと、意識はあるということです。
台風の接近に伴い避難勧告が出ています。
高知県大豊町は町内全域の、2431世帯、4264人に、安芸市では穴内地区の6世帯13人に、避難勧告が出ています。
また、山梨県上野原市は秋山地区の45世帯114人に対して避難勧告を出しました。
高速道路にも通行止めの区間が出ています。
中日本高速道路によりますと東名高速道路は、静岡県の清水ジャンクションと富士インターチェンジの間が、上り下りともに、高波の影響で通行止めになっています。
中央自動車道は山梨県の勝沼インターチェンジと東京の八王子インターチェンジの間、山梨県の都留インターチェンジと大月ジャンクションの間のいずれも上り、それに八王子インターチェンジと山梨県の大月インターチェンジの間の下りが通行止めになっています。
国内の空の便は四国各地の空港を発着する便など合わせて138便が欠航したり、欠航が決まったりしています。
台風で、飛ぶか飛ばないか様子を見るしかしかたないかと思っています。
鉄道への影響です。
JR中央線は、山梨県の甲府や長野県の松本を結ぶ特急列車、合わせて25本の運休が決まっています。
JR東海道線は、熱海と三島の間の上下線で運転を見合わせています。
それでは、台風11号の進路と警戒すべき点について気象情報担当の佐藤さんです。
台風11号は夏台風らしく動きが遅いために、大雨や荒れた天気が長く続く見込みです。
大型で強い台風11号はこのあとも強い勢力を保ちながら北上し、今夜遅くからあすの明け方にかけては四国を中心とした西日本の太平洋側に上陸する見込みです。
あすの朝の段階でも、中国地方、このために動きが遅い見込みです。
それではこの24時間に降った雨の量です。
台風から離れている地域でも大雨とすでになっています。
近畿から関東にかけては、200ミリを超えているところがあります。
雨の予想です。
台風から離れている関東や東北の太平洋側でも1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
また台風の本体のかかる四国から近畿を中心に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨の降る所もありそうです。
あすにかけて見ていきますと、四国、近畿、東海を中心に大雨が続く見込みです。
予想される雨量です。
あす昼までの多いところで四国では800ミリ、近畿東海では600ミリです。
さらにあさっての昼にかけては100ミリから300ミリです。
総雨量は1000ミリ近くに達するおそれがあります。
風の予想です。
広い範囲で風が強く、特に四国、近畿、中国地方では猛烈な風が吹く見込みです。
予想される最大瞬間風速は四国中国近畿45メートルから50メートルです。
そして、今回は大雨が長く続く見込みです。
低い土地の浸水、川の増水、そして大規模な土砂災害の起こる危険性もあります。
厳重な警戒が必要です。
次のニュースです。
今の国会の最大の焦点となっている安全保障関連法案は、午後開かれる衆議院本会議で採決が行われ、自民公明両党などの賛成で可決されて参議院に送られる見通しです。
一方、民主党など野党5党は、強行採決した法案の採決は断じて容認できないとして採決には加わらない方針です。
安全保障関連法案の審議をしてきた衆議院の特別委員会は、きのう、締めくくりの総括質疑を行ったあと法案を採決し、野党議員が抗議する中、自民公明両党の賛成で可決されました。
これを受けてきょう午前、衆議院議院運営委員会の理事会が開かれ、午後1時から衆議院本会議を開いて政府案と維新の党が提出した対案の採決を行うことが確認されました。
本会議の採決では政府案は、自民公明両党と次世代の党などの賛成で可決されて参議院に送られる見通しです。
これに対し、民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党5党は、強行採決した法案の採決は断じて容認できないとしてきょうの本会議での政府案の採決には加わらない方針です。
ただ民主党などは、強い抗議の意思を示すため、本会議の討論には出席し岡田代表ら党首が相次いで登壇して安全保障関連法案に、反対することなどを表明したうえで退席することにしています。
戦後日本の安全保障政策の大きな転換となる法案は、衆議院通過を巡る攻防の最終局面を迎えようとしています。
ギリシャ議会は16日、ユーロ圏各国が金融支援の協議を始める条件としている構造改革の法制化のため、関連法案を賛成多数で可決しました。
ただ、国民の反発は根強く、議会の前では、抗議集会の一部の参加者が火炎瓶を投げるなど一時騒然としました。
ギリシャの警官隊とデモ隊が衝突し始めました。
ここまでも催涙弾の煙が、届いているのが分かります。
ギリシャでは15日、議会での採決を前にさらなる緊縮策に抗議する集会が開かれました。
一部の参加者が火炎瓶を投げるなど暴徒化し、これに対し警察が催涙弾を撃つなどして一時騒然としました。
こうした中、開かれた議会ではユーロ圏各国から新たな金融支援の協議を始める条件とされた年金制度の見直しや増税などの緊縮策を盛り込んだ構造改革の法制化に向けて審議が行われました。
審議では、閣僚を含む一部の与党議員が緊縮策は受け入れられないと反対しましたが、EUヨーロッパ連合寄りの主要な野党が賛成に回り、16日未明に行われた採決で、賛成229票、反対64票、棄権6票の賛成多数で法案は可決されました。
これによってギリシャは新たな金融支援に向けて一歩前進しました。
アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、沖縄県の翁長知事が設置した第三者委員会は、仲井真前知事が行った名護市辺野古沖の埋め立て承認について、法律が求める承認の要件を満たさず、かしがあるという報告をまとめました。
これを受けて翁長知事は、承認の取り消しを含め、対応を慎重に検討する考えを示しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡って、翁長知事が設置した第三者委員会は、仲井真前知事が行った移設先の埋め立て承認にかしがないか半年間かけて検証を進め、きょう、翁長知事に報告書を提出しました。
それによりますと、普天間基地の移設のために名護市辺野古の沿岸の埋め立てが必要だとした国の申請には合理的な疑いがあるうえ、埋め立てによる利益と不利益を比較して総合的に判断すると国土利用上適正かつ合理的であることという要件を満たさないなどとしています。
そして報告書は、仲井真前知事の埋め立て承認は必要な要件を満たさずかしがあるとしています。
新しい国立競技場の建設費が、2520億円に膨らみ、政府内で設計自体の見直しなどを模索する動きが出る中、最初のデザインを決めた審査委員会の委員長で建築家の安藤忠雄氏が初めて記者会見を開き、デザインの選定までが仕事で、コストの徹底議論はしなかったと説明しました。
安藤氏は、新しい国立競技場の建設費が、2520億円に膨らんだ改築計画を了承した今月7日の有識者会議を欠席しましたが、きょう一連の経緯について、初めて説明しました。
そのうえで安藤氏は、政府内で設計自体の見直しなどを模索する動きが出ていることについて、選定されたイラク人女性建築家、ザハ・ハディド氏のデザインは外すわけにはいかないと思うが、2520億円は高すぎ、もっと下がらないかなと思うので、徹底的に議論して調整してほしいと話しました。
先ほどの台風のニュースの中で、字幕で西表島と表示していた映像は正しくは、鹿児島県の西之表市の映像でした。
失礼しました。
2015/07/16(木) 12:00〜12:25
NHK総合1・神戸
ニュース「台風11号」関連[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合

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