午後のサスペンス「葬儀屋松子の事件簿」 2015.07.15


おい拓馬。
はい。
おはようございます松子さん。
おはようございます。
おはよう早いわね2人とも。
ずっと家にいると体なまっちゃって。
ここ2週間仕事ないから。
ネットでお葬式を予約する時代が来るなんて誰も思わなかったわよ。

(アラーム音)先生呼んで!はい!アンビュも用意して。
はい!
(アラーム音)いかがですか?今蘇生中です。
兄貴。
蘇生中だ。
親父!親父!親父!お父さん…。
午前4時32分ご臨終です。
ありがとうございました。
(すすり泣く声)松子さん電話!は〜い!たいへんお待たせいたしました桶谷葬儀社でございます。
それはそれは大変ご愁傷さまでございました。
はい…はい謹んでお引き受けさせていただきます。
富永様?
(くしゃみ)善さんおはようございます。
おぉおはよう。
久しぶりの仕事だからって忘れてんじゃねえだろうな?仏さん大物なんですって?おお天翆閣の社長だ。
あの結婚式場の!?ああ。
あいつどうした?国立大出の学士様。
あぁずっと電話してるんですけど出なくて。
若いやつほんと続かねえなぁ。
善さん手は足りてる十分やれるわよ。
最近社長また調子悪いみたいで。
知ってる…。
(千代子)善さん松子さん。
あっ病院へ行ってご遺体を。
あとはやるから。
(2人)はい。
終わりました。
あっそう。
肇様のご到着です。
肇様をお部屋にお移しいたします。
お手伝いをお願いいたします。
どうぞお足元お気をつけてお進みください。
松子さん。
今回はあなたやってみて。
えっ?私は見てる。
やってみて。
はい…。
ドライアイスを当てさせていただきます。
うんこれくらいでいいわ。
はい。
これが新仏のお茶碗です。
はいはい。
ねぇ松子さん。
はい。
前にあなたに枕飯と枕団子の話したわよね?はい聞きました何度も。
枕飯と枕団子には亡くなった人が善光寺参りをするためのお弁当だという説と霊魂を集めて死者を蘇らせるおまじないだという説が。
死者が蘇るんですか?あっ俗説ですから気になさらないでください。
そうですよね…。
あっお湯のみを少し。
すみません恐れ入ります。
すみません。
寝たきりになったお舅の面倒5年みてたそうですよ。
また善さんの地獄耳?5年も嫁に面倒かけるなんて。
松子さん…私はスッパリ逝きますからね心配しないでちょうだい。
お母さんつまらないこと言わないでください。
これからはあなたが他の誰かに伝えていくのよ。
ご親族がお見えになる前にお顔をきれいにさせていただきます。
〜このたびはご愁傷さまでございました。
早速ですがこれからのことを打ち合わせさせていただきたいんですがよろしいでしょうか?こちらこそ。
よろしくお願いいたします。
では葬儀は天翠閣の社葬として行われますか?社葬はまた日を改めて。
今回は私が喪主で富永家の葬儀という形で。
わかりましたお寺様は?うちの菩提寺の妙蓮寺で。
先ほど住職には電話いれておきました。
はい承知いたしました。
火葬許可書はうちのほうで役所にもらいに行くんでしたっけ?病院で出された死亡届と死亡診断書をお貸しいただければ私どものほうで。
ご遺族の皆様にはできるだけご遺体に付き添ってあげてくださったほうが。
よろしくお願いします。
(斎藤)失礼します。
常務死亡広告の件でご相談を…。
わかった兄貴後は任せる。
ではまず式場をお決めいただきたいと思いまして。
お世話になっております桶谷です。
明日の富永家のお通夜なんですけど若葉のセットを50名ではい。
(西谷)明日なんですがレディー3名お願いします上野のアデューさんで。
富永家富に永遠の永です。
弔電が5通弔辞は喪主の富永達彦様。
木川写真館さんですねはい富永さんのデータ届きました?そうですはいえぇカラーで。
会葬令状なんですがB1タイプで。
兄弟2人と親族一同で今からファックス送ります。
はいそうですはいじゃ詳細ファックスで送りますんで。
はいよろしくお願いします。
私は先に休ませてもらうよ。
あとよろしくね。
松子さん戸締まりと火の元だけは気をつけてね。
はい。
じゃあおやすみ。
おやすみなさい。
おやすみなさい。
お母さんいつも全部自分で確認しないと気がすまない人だったのに。
もう松子さんで大丈夫って思われてるんですよねぇ。
そうだといいけど。
善さんもう終わったの?もうちょっと。
駐車場の確保は?今やります。
はい。
あの世では食事をしたり水を飲んだりできませんので皆さんで最期の水をとらせてあげてくださいでは。
親父…。
ふだんとは逆に水にお湯を注いでぬるま湯を作ることを逆さ水と申します。
あの世はこの世と逆のやり方をするとか。
死を非日常にするなどといくつかの意味が込められております。
湯灌にはこの世の煩悩や痛みを洗い流す意味がございます。
この逆さ水でお体を拭わせていただきます。
肇様との思い出を偲び皆さんで旅支度を整えてあげてください。
ではどうぞ。
(すすり泣く声)叔父さん叔父さん。
どうぞ足の下で紐をクロスにしていただいて上のほうへお持ちください。
(すすり泣く声)立ち切りと申しましてこの世との縁を切る意味合いがございます。
〜胸元にお入れくださいませ。
故人様のご冥福をお祈りいたしまして合掌と礼拝お願いいたします。
それでは納棺させていただきますお力添えをお願いいたします。
お願いいたします。
この輪のところをお持ちくださいませ。
ゆっくりゆっくり御足のほうからお納めくださいませ。
足もとお気をつけてお進みください。
はい御足から。
どうぞゆっくり御足のほうからお願いいたします。
どうした?あなたお兄さん。
お父様の部屋からこんなものが…。
「会社は和彦に譲る」。
(吠え声)
(凜太郎)はいおとなしく待ってるんだぞいいな。
おはよう。
お疲れさまです。
もうちょっと詰めて奈緒子気をつけて。
はい。
すてきいい出来ですね社長。
天翠閣の社長にはいろいろお世話になったから。
せめてお返しのつもりだ。
そっか。
花屋さんは弔事にも慶事にも必要ですものね。
(奈緒子)そう聞くと花屋って儲かって仕方ないと思うでしょうけど。
貧乏暇なし忙しそうに見えるけど米びつ空っぽ。
本当かしら?本当ですよ松子さん。
娘の私が言うんだから間違いない。
(純)花屋のおじちゃん!おっ。
ケンタ来てる?車にいるよ。
やった〜!天翠閣のお坊ちゃんの犬お預かりしてるんだ。
捨て犬拾ってきたけど飼っちゃ駄目だって。
私ってカネになんないことばっかりしてるでしょう?ケンタ。
純ママ呼んでるぞ。
そんな犬なんかかまってないで。
〜えっ表にいらっしゃるんですか?えぇ丁重にお断りを。
わかりましたやってみます。
どういう方ですか?
(和彦)茶髪で…。
変に思わないでください。
亡くなった親父とちょっと縁のある女で。
(悠子)すみません。
弔問いいですか?富永家のご意向でお客様に弔問をご遠慮いただきたいというお話なんですが。
富永家って誰?誰が言ってんの?専務の兄貴?それとも常務の…。
通夜葬儀を取り仕切る立場の者といたしましても亡くなられた方に安らかに旅立っていただくために万全の配慮をしたいと。
わかったわ帰るわ。
葬儀屋さんこれをご縁に取り引きしませんか?花屋です。
値段は大手の半値でやるわ。
よろしくね。
ご導師様ご入場でございます。
皆様合掌をもってお迎えください。
ただいまより故富永肇様の通夜の式を日蓮宗妙蓮寺のご導師様の司式により開式いたします。
ご導師様お願いいたします。
(お経)故人のご冥福をお念じいただきまして喪主富永達彦様よりご親族の皆様ご焼香くださいませ。
(お経)ご愁傷様です。
〜本日はお忙しいところありがとうございます。
どうぞお時間の許す限りおくつろぎください。
皆様今日はお疲れさまでございました。
社長も皆様と温かいお別れができてさぞお喜びのことだろうと思います。
さてご親族の皆様にお残りいただいたのはわけあってのことでございます。
故人の遺品を整理しておりましたところ遺言状が見つかりまして。
遺言状!?「会社は和彦に譲る」。
〜その後ご兄弟でよく話し合われた結果故人の名義の天翠閣の株を弟の和彦様が相続そしてそれに見合う資産を長男の達彦様に分けて残りを均等に分配することが決まりました。
次男が社長ってことか?達彦それでいいのか?そんな紙切れ一枚署名も捺印もないんだぞ。
筆跡鑑定くらいしてもらったほうがいいんじゃないか。
(ざわめき)ご静粛に!故人様は静かに旅立ちの時を待っておられます。
葬儀屋が余計な口出すな!和彦やめなさい。
申し訳ありません。
静かに話します。
ご協力くださいませ。
これは間違いなく親父の字です。
私には家族も跡取りもないし最期まで親父の世話をしてくれたのは和彦夫妻なんですからこれは当然のことだと思いますよ。
頼むぞ和彦。
あぁ。
(和彦)今日は来るなって言ったろ。
だって〜。
だってじゃないだろう。
(悠子)だって〜心配だったんだもん。
驚きました。
ご静粛にって。
お母さんがあんな大きな声出すなんて。
私だって今でこそちんまり年寄りやってるけど若い頃はあんたがここへ嫁に来る前まではお父さんと2人でずいぶん体張ったもんだよ。
知ってますよ。
お母さんが強い人だってことは。
そのせいかしらね。
亭主も息子も早死にさせちまったよ。
そんなこと…。
あんたもいつまでもここに縛りつけて…。
いつも言ってるけどいい人見つけたらとっとと出てってくれていいんだよ。
竹哉さん以上の人いませんから。
(千代子)ごちそうさま。
しかしいつも思うけど生きてる人間ってのは醜いね。
悪人ばっかりだよ。
死人には悪人はいないのに…。
あそこだってほら兄貴はいいけど弟は駄目だろう。
その弟が社長だよ。
天翠閣ももうおしまいだね。
松子さん。
はい。
あんた昔三味線弾いてたよね。
たまには聴かせてよ。
もう弾けませんよ。
長いこと触ってないし。
私が取り上げたんだ。
三味線なんか弾いてないで仕事覚えろって。
あぁ…悪かったね。
すまなかったね。
お母さんがすまないだなんて。
それでは次期社長は和彦常務ということでよろしいですね。
ご異議ございませんね?よろしくお願いします。
〜本日はおめでとうございます。
ありがとうございます。
(鐘の音)
(鳥の鳴き声)どうぞ。
(ノック)社長話せるかな?このあと挨拶回りがあるが少しなら。
社長就任のお祝いだ。
おめでとう。
前から欲しがってたろ?なんだ兄貴のお古か。
親父のロンドン土産だ。
私ももらったときは小学生だったからちっとも嬉しくはなかったが使ってるうちにだんだん値打ちがわかってきてな。
で話って?通夜の時見たぞ。
メリー・ローズの女とはまだ切れてないのか?兄貴には関係ない。
あるさ。
天翠閣の専務として社長のスキャンダルの芽をいち早く摘む必要が…。
スキャンダルにはならんさ。
あいつとは切れた。
じゃあなぜ通夜に?出かける。
和彦!お呼び立てしたのに遅刻してすみません。
いいえ。
〜おかえり。
遅くなっちゃって…。
飯は?食べてきました。
友美。
言い訳しないのか?大学の時のおしゃべりの友達のせいだとか道が混んでたとか…。
すみません遅くなって…。
おやすみなさい。
あらいらっしゃい。
(吠え声)安くしとくからね。
いらっしゃい。
毎度。
また今日も?ありがとう。
おいで。
こっちこっちこっちはい。
はいはいはい。
はい。
よかったね〜。
よく運動したしね。
よしよし。
お父さん電話よ。
はいよ。
はい。
もしもしお電話代わりました。
これは常務。
いや社長になられたそうで。
おめでとうございます。
はい…。
えっ…取り引き打ち切り!?えぇ役員会で生花業者を変えることになったんですよ。
そんな…。
うちは長年天翠閣と二人三脚でやってきたんですよ。
お父さんの時代からずっと!知ってるでしょう?和彦さんだって。
急に打ち切られたらうちはアウトだ!長年のつきあいがあればこそ社長である私がじきじきにお話をしてるんですよ橘さん。
わかってください。
それじゃ。
(電話を切る音)もしもし!?もしもし!?もしもし!
(吠え声)どうぞ。
(ノック)
(ノック)どうぞ!
(ノック)誰だふざけてるのは!
(サイレン)〜こちらです。

(村田)すると出社されたときまず裏口の鍵が壊されていることに気づかれた。
はい。
駐車場に社長の車があったもんですから気になって社長室まで見にきたんです。
それで死体を発見した?驚いてすぐに110番しました。
(河本)ご苦労さん。
ご苦労さまです。
こちらです。
あっ第一発見者です。
あっどうも。
心臓にひと刺しか…。
死亡推定時間は午後10時から午前0時までの間だそうです。
物盗りの犯行みたいだな。
はい。
ご不用になりましたテレビパソコンCDラジカセミニコンポミシンなどの電化製品…。
(三味線)は〜い出ま〜す!承知いたしました。
すぐに伺います。
どこから?墨田署です。
至急監察医務院に来てくれと。
詳しいことはその時話すって。
松子さん。
はい。
今回の仕事あなたに全部任せるわ。
私は一切立ち会わない。
えっ…。
私ももう75よ。
そろそろ隠居させてもらいたいわ。
お母さん…。
富永さん?あぁ…。
20年近く禁煙してたんですが…。
どなたが…?弟の和彦です…。
〜《このカブレ…》《この前社長の顔にも…》お父さん死んじゃったの?おじいちゃんのとこに行っちゃったんだよ。
こうも不幸が続くとは奥様の胸中お察し申しあげます。
どうかお気を落とされませぬように。
わかりました。
妙蓮寺で身内だけで家族葬ですね?そう。
だから祭壇は白木の五段。
棺は布張りを用意して。
はい。
あと橘花壇に連絡をお願い。
ところで善さんお母さんどうしてる?あ…今奥で人形焼食べてます。
そう…でもちょっと気にかけといて。
はいじゃあ。
急にいっぺんに吸うと体に毒ですよ。
今回の事件でうちはもうボロボロです。
社長が殺された結婚式場で式挙げようなんて…。
よほどの変わり者しか…。
キャンセルが?連日。
半年先の式まで。
専務さんならきっと立て直せます。
うちの母あなたのことかってましたから。
お母さん?父の葬儀のときに我々を一喝した…。
母の人を見る目は確かなんです。
お通夜や葬儀で悪人ばかり見てきましたから。
ありがとう。
少し元気が出ました。
(クラクション)専務!専務犯人の心当たりは?兄弟仲が悪かったという話もありますが!式場にマイナスのイメージがつきましたが!キャンセルはどれくらいですか?専務何かありませんか?天翆閣は平常どおり営業しております。
事件と我が社とは何の関係もございません。
いい匂い。
うまいよ。
あとは任せたよ。
え?うちもよそのこと心配してる場合じゃないけど天翆閣さんこれからどうなるのかしら?評判イメージ最悪ですからね。
事件が早く解決すれば道は開けるような気が…。
妙なことを小耳にはさんだんですが社長室にかけてあった額が床に落っこちてガラスが粉々に割れてたそうですよ。
壁の?何かが当たって落ちたの?刑事の話によるとどうも殺された社長が犯人に投げつけたみたいで。
善さんまた盗み聞き?違うよ。
立ち聞きだ。
わざわざ壁にあった額をはずして投げた?変なの。
例えばこんなのどうです?三くだり半を突きつけるみたいに額もらった相手に叩き返した。
じゃあ犯人は社長に額をプレゼントした人?私もそこまでは…はい。
できないじゃないだろう!それが営業の仕事だろ!空っぽの式場を何か月も遊ばせておくわけにはいかないんだよ!なんとかしろよ!なんとか!お取り込み中のところ申し訳ありません。
専務さんまた少しお話伺えませんか?あ…もうちょっと下へ。
はい。
はいオーケー。
社長ご苦労さまです。
おぅ。
ちょっとどうしたのよ?顔色悪いじゃないの。
また二日酔い?飲まなきゃやってられませんよ!ちょっと。
え?橘花壇殺された和彦氏ともめてたそうですよ。
なんで?和彦氏に出入り禁止をくらったらしくて橘花壇大昔からのつきあいなのになんだ?ってなって。
そりゃそうよ。
警察も橘花壇に疑惑の目を…。
じゃ社長は殺人犯?まさか。
人は見かけにって昔から…。
これ富永和彦氏の殺害に使われたペーパーナイフです。
これはふだんあなたがお使いになってるものですね?いいえ。
違いますか。
社長就任祝いに弟にやりました。
ですからもう私のものではありません。
そうきますか?プレゼントしたとおっしゃるがその証拠は?証拠?プレゼントしたとき和彦氏以外に誰かいましたか?いいえ。
でしょ?しかし…。
もう一度いろいろお話聞かせてください。
アリバイとかいろいろと確認させてください。
いいですか?
(お経)すみませんちょっと。
弔問客を表で待たせるなんて失礼じゃない?また追い返すつもり?申し訳ございません。
今夜はご親族のみのお通夜となっております。
どうぞお引き取りください。
親族って…。
私は和彦さんとただの関係じゃないのよ。
奥さんに会わせてよ。
たっぷり慰謝料もらわないと。
本日はお通夜でございます。
どうぞご遺族のお気持にご配慮ください。
これは私と奥さんの問題よ。
人の不幸で稼いでる葬儀屋がガタガタ言ってんじゃないわよ!ご静粛に!故人は静かに旅立ちの時をお待ちです。
ご協力いただけますように。
私刑務所から出所後縁あって先代社長に拾われてこの仕事をしております。
人を3人も殺めた私が今あるのも…。
わかったわよ。
帰りゃいいんでしょ帰りゃ。
西谷さん。
あなた会社で横領の濡れ衣上司に着せられて…。
で入ったんでしょ?3人殺したら一生刑務所ですよ。
あの女何も知らないんですね。
(お経)この水晶手磨きですよね?輝きが全然違う。
私山梨へ行ったとき昇仙峡の工房を見学したことあるんですよ。
いらしたことあるんですか?昇仙峡。
大昔…20年以上も前。
じゃあうちの父にも会ってるかもしれませんね。
お父さん切り子職人だったんですか?はい。
7年前にガンで死にましたけど。
お母さん大丈夫?はい飴。
ありがとう純。
大丈夫よ。
純君。
お父さん天国に行っちゃったでしょう?これからは純君がお母さんのそばにいて守ってあげなきゃいけないの。
できる?うん!さすがは男の子。
もしかして純君の名前山梨のお父さんがお付けになったんですか?ほらあの…石言葉ってあるでしょう?水晶はたしか…。
純粋だったんじゃ…。
いえ水晶じゃなくて父が好きだったテッポウユリの花言葉純潔からとったんですよ。
テッポウユリ?お戻りでしたか?ずっと警察で取り調べを…。
和彦は私にとってかけがえのない弟だったんです。
警察は私を疑っています。
こうなったら…犯人を捕まえてやる。
ひとつお聞きしても?亡くなられた弟さん何かアレルギーはありませんでしたか?アレルギー?お父様も。
お二人とも何かアレルギーがあったんじゃないかな。
いえ…お二人のご遺体を拝見して頬のかすかな赤いカブレに気がついたものですから。
アレルギーが原因なんじゃないかなって…。
親父は知りませんが和彦は犬が駄目だって言ってました。
犬の毛やフケがつくとかゆくなるって。
それで純君が拾ってきた捨て犬を家では飼えないで橘花壇に預けたって…。
犬ですか…。
あぁ天気よくてよかったな。
おいそんなに急ぐな。
急ぐな…こらこら。
あれ?善さんは?さっきから見当たらないのよ。
お稽古じゃないですか?お稽古?
(宮内)もう1枚。
善さん松子さんお呼びですよ。
黙れ!高い給料払ってんだから働けって。
うるさい!気が散る。
引いてのばしてはねる。
松子さん。
社長室の額の出どころがわかりました。
えっ?それでは出棺させていただきます。
お棺をお持ちくださいませ。
ではご住職。
お位牌お写真とお進みください。
皆様お棺のあとお進みください。
それでは霊柩車の扉が閉まりましたら合掌ご一礼お願いいたします。
ご住職よろしいでしょうか。
あぁどうぞ。
今日はお疲れさまでした。
いやぁ天翠閣の皆さんもこれから大変ですなぁ。
早く平穏な生活に戻れるよう私も仏様にお願いしておきますよ。
ありがとうございます。
あの…ひとつお尋ねしたいことがあって…。
うちの升田から聞いたんですが…。
ご住職は最近頼まれて「和」という文字をお書きになったとか。
あぁ確かに書いた。
これも何かの因縁ですかなぁ。
今日野辺の送りをした天翠閣社長の就任祝いだと言って頼まれましてね。
どなたに?天翠閣総務部長の斎藤という人だ。
先代の葬儀のあと訪ねてきてね…。
忠義に篤い男だと思いました。
橘花壇を切ったそうだな。
切ったのは社長和彦氏です。
だったらすぐに元に戻そう。
和彦はもう死んだんだから。
無理です。
新規の業者と契約を結びましたから。
どこだ?メリー・ローズです。
なるほど。
佐伯悠子の会社か。
わかった。
私があの女と話して契約を破棄する。
落ち着いてください。
専務は今世間から疑惑の目で見られています。
表立って動けばますます天翠閣のイメージを損なうことになる。
しばらくおとなしくしていてください。
私に指図するのか。
私昨日社長の奥様からこの天翠閣を任されました。
友美さんから?これが社長名義の株に対する白紙委任状です。
ここに奥様の署名と捺印もあります。
斎藤!私が実権を握ればまず天翠閣の名前を変えるつもりです。
達彦さんには今後一株主として我々の仕事を見守っていただければ。
株の売却がお望みなら適当な価格で引き取らせてもらいますよ。
勝手な真似はさせんぞ。
斎藤ちゃんお腹空いちゃった。
何か食べ行こ。
やっとこれでもうろく親父とバカ息子をたたき落とした。
社長うちとの契約は必ず元通りにするから。
天翠閣はこれまで通り橘花壇と取り引きを。
達彦さんこんなしがない花屋に頭を下げる暇があったら式場のほうをなんとかしなさいよ。
新井お前いつまでかかってんだ。
もう9時過ぎだぞ。
西山さんの件はもういいから次の案件さっさとやってくれ。
また天翠閣の関係者だって?はい。
斎藤悠一郎50歳。
天翠閣の総務部長です。
背中からひと刺しか。
死亡推定時刻は?はい。
死後硬直の状態から昨夜の午後9時から11時くらいだそうです。
違う吸い殻。
誰か来たか?警部補2軒隣の住人が午後9時過ぎこの部屋から出て行く男を目撃しています。
捜しましたよ専務さん。
昨夜斎藤総務部長のマンションに行かれましたね。
午後9時頃斎藤氏の部屋から出て行く姿が住人に目撃されてる。
タバコお借りできますか。
斎藤部長の部屋に同じタバコの吸い殻が残されていました。
斎藤の部屋には行きましたがそれがどうしたんですか?今朝マンションの部屋で斎藤さんの遺体が発見されたんだよ。
え?富永達彦お前に斎藤悠一郎殺害容疑で逮捕状が出ている。
はい。
わかってます。
うちだって商売ですから。
お受けしたいのはやまやまですが。
はい。
承知してます。
ええ。
どうしたの?善さん。
斎藤の件で警察から。
お母さん一緒に桜餅食べませんか?いただくよ。
よいしょ。
今の電話は?仕事?警察から。
え?何があったんだい?天翠閣の。
またあそこ。
総務部長が亡くなられたそうで。
病気じゃないんだね。
自宅のマンションで殺されてたのが見つかったそうです。
あらやりきれないね。
私富永和彦さんを殺したのはその総務部長だと思ってたんです。
善さんの説によるとね和彦さんは額をくれた相手に突き返してそれで殺されたって。
あの額の「和」っていう字は妙蓮寺のご住職が斎藤部長に頼まれて揮毫したそうです。
だから…。
じゃああんたたちに疑われてた男も死んじまったわけか。
今善さんその斎藤って人の葬儀断ろうとしてたんですけど私電話代わって引き受けました。
善さんはあいつきっと悪いやつに違いないからって言うんですけど。
死人に悪人なし。
死者は分け隔てなく平等に扱わないと。
それでよし。
私は心底安心したよ。
松子さんあなたにこの桶谷葬儀社の身代任せられる。
私なんかまだまだ。
すると斎藤の部屋に行ったのは弟の妻が渡した白紙委任状を取り戻すためだったんだな。
そうです。
斎藤は天翠閣を乗っ取るつもりだったんです。
もしかしたら和彦を殺したのも斎藤かもしれない。
死人に口なし。
弟を殺したのも斎藤に押し付けるつもりか。
押し付ける?お前は会社を自分のものにしたくて弟を殺した。
次に弟の腹心だった斎藤が邪魔になったんじゃないのか。
勝手に話を作るな!座れ!ほらすぐカ〜ッとなる。
弟や斎藤にもそうやって。
西谷さんとん汁作り2代目に昇格?違いますよ。
ただ善さんがさぼってるだけで。
松子さん。
ちょっとこれ見てくれませんか?え?味噌が足んない。
連続殺人のヒントがないかって天翠閣の先代社長富永肇の葬儀の弔問客調べてたんですよ。
なんたってあの変な遺書がすべての始まりなわけですから。
そしたらこの字似てると思わない?同じ手ね。
特にこの悠っていう字そっくりだわ。
同一人物が書いた?佐伯悠子は斎藤悠一郎の愛人で斎藤の出世を願って富永和彦を殺したんじゃないかと。
でも佐伯悠子さんは富永和彦さんの愛人でもあったのよ。
ねぇ。
え?ほんとですか?三角関係のもつれから連続殺人に?へぇ〜駆け落ちか。
あっ私この佐伯悠子って女調べてみます。
善さんあんな女狐相手したらケツの毛まで抜かれますよ!あぁ奥までいい匂いがしてきたよ。
今お部屋にお持ちしようと。
病人扱いしないで。
私だってみんなと一緒にお相伴をしたい。
お母さん。
救急車西谷さん!はい!触らないでよデブ!えぇ!?それ何だお前ちょっとおい!おいおい。
どうだった?佐伯悠子。
アリバイありました。
主催したフラワーアレンジメントの講習会の打ち上げに出席。
裏も取れました。
そっか。
こっちはなかなか口割らんよ。
警部補。
なんか今変なタレコミ電話が。
タレコミ?どこからだ?
(犬の吠え声)いやぁきれいだね。
本当にたいしたことないんだよ。
みんなが騒いだだけで。
社長悪かったね。
こんなすてきなお花もらっちゃってさ。
そっちこそ気にすることないよ。
商売物見繕って持ってきただけだから。
なんだ売れ残りの整理か。
まあ。
図星だ。
社長。
ん?社長は昔から母のことをよくご存じだからお話しておきますけど本人が言うほどよくなくて。
わかる。
見てわかったよ。
今度発作が起きたら…ってお医者様から言われてます。
時間見つけてちょくちょく寄るから。
おっ待ってたか。
よいしょ。
待ってたかい。
降りようはい。
はいおいで。
よしよし。
いい子だいい子だ。
はいはい。
この辺りひと回りしてくるか?これ純君の犬なんでしょ?よしいい子だいい子だ。
和彦は犬の毛やフケが付くとかゆくなるって…。
橘花壇の社長和彦氏ともめてたそうです。
なんで?和彦氏に出入り禁止くらったらしくて松子さん純君も犬好きだけどお母さんのほうがもっと筋金入りでね。
友美さん?こいつは純君が拾ってきたことになってるけど本当は友美さんが拾って。
けど和彦さん犬アレルギーだから猛反対くってしかたなくうちへ。
だからそれからしょっちゅううちへ来てはエサをやったり散歩させたりしてかわいがってくれてる。
よし行こう。
(河本)すみません警察ですが。
11日の午後10時45分前後の録画データを見たいんですが。
わかりました。
11日の10時45分前後ですよね?そうです。
ちょっと止めて!これ斎藤ですね。
のようだな。
斎藤は10時43分にはまだ生きていた。
ということは9時過ぎに斎藤の部屋を出たという目撃証言は富永達彦をあげる材料にはならない。
とにかく振り出しだ。
桶谷葬儀社桶谷松子。
葬儀屋さんって遺品の整理までするんですか?お手数をおかけして申し訳ございません。
ご遺族の方から愛用品をお棺に入れたいと申し出がありまして。
あぁ。
警察から関係者以外入れるなと言われてますので。
あのこれつまらないものですが。
手短にね。
ほんと殺人事件なんて縁起でもないですよね。
あそこが現場です。
はぁ…ほんとに。
これじゃしばらく借り手もつかないわよね。
この水晶手磨きですよね?純…ケンタうちに引き取ろうか?ほんと?お父さんも死んじゃったしいつまでも花屋さんに預けておくのもね。
うん!ケンタうちに連れて行こう。
じゃあ1つだけ約束がある。
純はケンタを1人で世話すること。
え〜1人で?お母さんは?お母さんは手伝ってくれないの?純が1人で世話をするの。
できないの?できないならケンタは引き取れないよ。
お母さんどうしたの?純…1人でやってくの。
これからは…何でも1人でやらなきゃね。
社長!あ…純君。
ねぇお母さんどこ?知らない。
ここでお留守番してなさいって。
ねぇ社長確認させて。
ケンタは純君じゃなくてお母さんの友美さんが拾ってここに預けた犬なのよね?そうだよ。
もう1つ。
友美さんはよくここに現れてケンタの面倒をみてた?うん。
ついさっきまで純君と一緒だったよ。
え?でケンタとな町内ひと周りしてそのあとで…あっ中にあるテッポウユリを買って行ったよ。
なんだか友美さん元気なかったなぁ。
ひどく落ち込んでた。
友美さんテッポウユリ買ったのね。
そうだよ。
仏様に供えるんだって。
仏様…。
おかえりなさい。
どうしてここに?いや警察に匿名の電話があったらしくて嫌疑不十分で出されたんですが家にも会社にも戻る気がしなくて。
なんとなくこっちに足が向いて。
あぁ…。
あっ升田さんが豚汁をご馳走してくださいました。
絶品でした。
善さん升田は?あ西谷さんとあそこにあったワゴン車でお母さんのお見舞いに行くって。
じゃあ寝台車で行くか。
お仕事ですか?あの友美さんの実家のお墓知ってますよね?えぇ。
ここですか?えぇ。
ここです。
行きましょう。
え?〜《先代社長と息子の和彦さんの顔のカブレと犬アレルギー。
斎藤のマンションにあった友美さんの数珠。
3つの遺体すべてに友美さんが関わっていたんだとしたら…》友美さん死ぬつもりかも。
え?〜上ですね。
はい。
ここですね。
テッポウユリ…。
まだそんなに遠くへは行ってないわ。
昇仙狭…。
昇仙狭よ!〜危ない!死んだらすべてが解決するなんて思わないで。
死は遺された人に大きな悲しみを残すだけですよ。
友美さんあなたは和彦さんが亡くなったとき社長室の現場にいたんですね?あなたはもちろんご主人の犬アレルギーのことは知ってた。
だけどとっさのことで犬に触った手でご主人の頬に触れてしまった。
だからご主人の頬には赤いカブレがあった。
和彦のためにも話してくれないか?富永の父が亡くなった日です。
このままでは長男の達彦専務が会社を継ぐことになります。
それでもいいんですか?どういう意味ですか?5年もの長きに亘り社長の看護を続けてきたのは和彦さんと奥さんあなたでしょう。
当然その苦労は報われてしかるべきです。
亡くなられた社長だってそう考えておられたはずです。
それにもし達彦さんが結婚して子供でも出来たら今度は純君が一生肩身の狭い思いをするんですよ。
純が?それで…お役に立てないものかとこういうものこしらえてみました。
忠実に社長の筆跡を真似ました。
これが書斎から見つかったことにしませんか?そうすればご主人が次期社長に。
純君は確実に将来天翠閣を継げますそれであの時…。
どうした?あなたお兄さん。
お父様のお部屋からこんなものが…。
「会社は和彦に譲る」それで斎藤は主人が社長になると決まると自分を常務として経営陣に入れることを要求してきました。
(ノック)誰だ?ふざけてるのは!何だ友美か。
どうした?斎藤を常務に?えぇ。
どうかしら?友美お前今まで仕事のことに口を挟んだことなかったのに変だな。
お前まさか斎藤と!?違います。
だったら訳言ってみろよ。
言えよ!しかたなく遺言書の偽造の話をすると主人は達彦さんやお父さんに申し訳がないと激怒して…。
何てことをした!許してください。
黙れ!離婚する。
今すぐ出てけ!あなた…。
言い訳はいい!純を置いて今すぐ出ていけ!私はあなたと純のことを思ってやったんですよ。
言い訳はいい!あなた…あなた!あなた!あなた!あなた!!あなた!でもご主人はペーパーナイフで殺されてたんじゃ…。
その時は脳震盪を起こして気を失ってただけだったんです。
なのに何だかわけがわからなくなって斎藤に電話してしまったんです。
奥さんはすぐに家に帰ってください。
私がそこに行って強盗が入ったように細工を。
絶対に警察に知らせちゃ駄目ですよ。
純君に父親を殺したことを知られてしまう。
それでもいいんですか?では斎藤さんがご主人を?初めは否定してました。
でも絶対嘘だと思ってあの夜斎藤のマンションに行って問いただしたんです。
彼は認めたんですか?何てやつだ。
(友美)斎藤が強盗に見せかけようとしていたら主人が意識を取り戻して…。
斎藤。
社長!何やってんだ?友美に聞いたぞ。
よくも遺言状の偽造なんて。
私は常務に社長になってもらいたくて。
調子いいこと言うな!俺を利用して会社を好きにしたかっただけだろ。
違います!お前はクビだ!こんなもの!なにがクビだ…。
あんたのためにやってきたんだろ!〜なんてことしてくれたんですか!主人は生きてたんじゃないんですか?私と奥さんは一蓮托生だ。
純君のことを思うならこのまま黙っていたほうがいいと思いますけどね私は用意していたナイフを忍ばせてコンビニへ出かけた斎藤の帰りを待ちました。
(ドアが開く音)達彦に白紙委任状の話をしたら顔色を変えたよ。
さっきも取り返しに来たから追い返してやった主人の浮気は知っていました。
私にとってはいい夫ではなかったですけど純にとってはかけがえのない父親でした。
友美さん…なぜ遺書の偽造に加担したり白紙委任状まで渡したんだ。
斎藤の言いなりじゃないか。
脅迫されてたんですか?先代社長のお父様の死に関わることで。
父の死に関わること?お父様の死に化粧をしてさしあげた時先代社長の頬にもかすかな赤いカブレが…。
それはお亡くなりになる直前にご主人の時と同じようにあなたが犬を触った手でお父様の頬に触れたから。
ご主人と同じようにお父様も犬アレルギーを発症していた。
本当なのか?友美さん。
(友美)富永の父は私の顔を見るたびに言葉にはならない言葉で何かを訴えているようでした。
それが私にはこんな体で生きているのはつらいそう聞こえて…。
楽になってください〜看病疲れか何か知らないが勝手な思い込みで人の命を奪っていいはずは…。
これ…斎藤さんのマンションに忘れてあったの。
あなたの数珠よね?これはあなたの亡くなったお父さんがあなたのために磨いた水晶。
父は…私の父はガンで苦しんで苦しんで死にました。
死に顔は怒りと憎しみに醜く歪んで苦しいのはお前のせいだと言わんばかりで。
温厚でとても優しかった父があんな鬼の形相になるなんてショックで…。
富永のお父様に同じ死に顔をしてほしくなかった…。
そんなことは言い訳にも何もならない!そうです…。
言い訳にも何もなりません。
あんたが父を殺さなければ私は弟を会社を失うこともなかったんだ!達彦さん…警察にあなたの容疑を晴らそうと匿名の電話をかけたのはたぶん友美さんです。
友美さんあなたを救おうと一生懸命…。
じゃあ感謝しろって言うんですか?頭を下げてお礼を言えって言うんですか!バカだよ!大バカだよ!これお返しするわ。
昔から水晶には精霊が宿るって言われてるそうね。
これを持っていれば亡くなったお父様がずっとあなたを守ってくださるわ。
それからしばらくして母は退院した。
10日ほど小康状態を保っていたが突然台所に立っておにぎりを1個作りその後…倒れて死んだ
(三味線)
私は三味線を弾いて野辺の送りをした。
そして…
(三味線)
通夜葬儀をつつがなく済ませたあと私は母が最後に作ったおにぎりを食べた
おにぎりはとても…まずかった
はいよ。
母はいなくなったが新しい仲間が加わった
それと五寸の…。
丁寧にね。
それから燭台と…。
燭台これだ。
忘れ物ないわね?
(一同)はい!
今日もまた私たちは悪人だらけの生きている人間たちの中で眠る死者に安らかな永遠の眠りを届けにいく
2015/07/15(水) 13:00〜15:00
テレビ大阪1
午後のサスペンス「葬儀屋松子の事件簿」[字][解]

亡くなった結婚式場経営者の跡取り息子が、社長就任直後に殺害された。その葬儀を請け負った葬儀社の若女将・松子は、遺体に不自然な点があることに気づき…

詳細情報
番組内容
桶谷葬儀社の若女将・桶谷松子は、結婚式場を経営する天翆閣の社長・富永肇の葬儀を取り仕切ることになった。その通夜の最中、肇の遺言状が見つかり、会社は長男の達彦ではなく次男の和彦が継ぐことになる。ところが和彦は、社長に就任して間もなく、何者かに殺害されてしまう!和彦の葬儀も取り仕切ることになった松子は、その遺体に不審な点があることに気付くが…。
出演者
桶谷松子…名取裕子
桶谷千代子…冨士眞奈美
富永達彦…田中健
富永友美…藤田朋子
升田善蔵…でんでん
富永和彦…升毅
斎藤悠一郎…石丸謙二郎
橘凛太郎…仲本工事
河本太郎…阿南健治
宮内知念…江藤漢斉   ほか
原作脚本
【脚本】土屋保文、西岡琢也
監督・演出
【監督】黒澤直輔

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
解説放送あり
サンプリングレート : 48kHz

OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:41081(0xA079)

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: | 投稿者: