こんにちは。
きょうは斉藤さんが体調不良のために、山中さんとお伝えします。
さて、延長国会の最大の焦点である安全保障関連法案は、与党側が、昼過ぎに特別委員会での採決に踏み切る方針です。
野党側は強行採決と反発を強めていますが、政府・与党はあす、衆議院本会議で可決、参議院に送りたい考えです。
採決を直前に控えた委員会室には、多くの議員が詰めかけ、時折、怒号が飛び交うなど、騒然とした雰囲気に包まれています。
与党側は、野党側の反対を押し切る形で、まもなく採決に踏み切ります。
午前９時から始まった特別委員会は、当初欠席する予定だった維新の党に加え、民主党も出席を決め、現在は全党が参加し、質疑が行われています。
こんな国民の理解がまだ得られていない中、強行採決というのは、これ、到底認められない。
わが国の国民の権利が根底から覆される明白な危険というのは、具体的にどういう危険なのか。
武力を用いた対処をしなければ、国民に対して、わが国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況であるということであります。
また安倍総理は、
現在、民主党の岡田代表ら幹部が集まって、きょうの対応について協議をしています。
多くの報道陣が集まっています。
朝から与野党の動きが慌ただしい国会内。
与党が協力を模索してきた維新の党は。
われわれも法案を出して、もっとこれは審議を続けるべきだということを、ずっと主張してきましたが、これは受け入れられずに、こういう強行採決の形になったことは大変残念だと思ってます。
一方、国会の外では。
強行採決、絶対反対！
強行採決、絶対反対！
強行採決、絶対反対！
きょうも日ざしが非常に強いんですが、国会の前には、採決に反対する人たちが続々と集まってきています。
午前８時５５分です。
今、安倍総理が委員会室へ入っていきました。
午前１１時前です。
今、民主党の辻元議員が質問をしていて、時折、こちらにも激しいやり取りや拍手が聞こえてきます。
ご覧いただいたように野党が強行採決だと反発を強める中で、与党はなぜ、きょうの採決を決断したんでしょうか。
国会記者会館から西垣記者の解説です。
与党がきょう、採決を踏み切るには、２つの理由があります。
まず１つ目がこちらです。
６０日ルールの適用。
これはですね、法案が参議院に送付された後、６０日たっても議決されない場合は、法案が否決されたと見なして、衆議院で３分の２以上の賛成で再議決、成立させることができるという規定です。
９月２７日の会期末の前には、連休があるため、政府・与党は余裕を持って再議決ができる余地を残すため、きょうの委員会採決、週内の衆議院通過が不可欠と判断したわけです。
そしてもう１つの理由が、２つ目がこちらになります。
維新の党への不信感です。
与党側は単独採決で、強引な国会運営との批判をかわすため、維新が提出した対案について、修正協議を行い、採決への協力をこれまで求めてきました。
しかし、維新の党の対応はあいまいで、採決に出席するのかどうか、最後まで見通せないままでした。
与党はこのまま維新に引きずられるのは、得策ではないと判断し、維新の対応にかかわらず、採決に踏み切るという方針を決めたわけです。
では次です。
連日、厳しい暑さとなっていますが、きょうも東北から九州のところどころで、３５度を超える猛暑日の予想となっています。
埼玉県では、９２歳の女性が熱中症と見られる症状で死亡しました。
きょうも各地で午前中から気温がぐんぐん上がり、午前１１時までの最高気温は、福島県伊達市で３４．１度、埼玉県越谷市で３４度と、すでに真夏の暑さとなっています。
ちょっと異常ですよね。
急に暑くなったから、やっぱりそれに耐えられない。
予想される最高気温は、埼玉県熊谷市で３６度、前橋市、福井市、京都市、大阪市などで３５度です。
消防によりますと、埼玉県坂戸市の９２歳の女性が、自宅から熱中症と見られる症状で病院に搬送され、死亡が確認されました。
この猛暑は、いったん、きょうまでの見込みですが、午後も水分をこまめに補給するなど、熱中症対策を心がけてください。
気象庁は先ほどから記者会見を開き、大型で非常に強い台風１１号が、強い勢力を維持したまま、四国、紀伊半島、九州に接近して、あさってには上陸するおそれがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。
台風１１号は、現在、日本列島の南の海上を北上していて、あすには、四国、紀伊半島、九州に接近し、あすの夜からあさってにかけて、上陸すると見られています。
あさって昼までの雨量は、多い所で、四国地方で６００ミリから８００ミリ、近畿や東海地方で４００ミリから６００ミリなどと予想されていて、台風が上陸すると見られるあさっての朝は、西日本から東日本にかけて、雨が強まる見通しです。
海岸や増水した河川、用水路など、危険な場所には絶対に近づかないなど、注意してください。
気象庁は、西日本を中心に、高波や強風、大雨に厳重な警戒を呼びかけています。
この台風１１号の接近に伴って、徳島県南部、美波町の漁港では、漁を取りやめて漁船をロープで固定して、台風に備える様子が見られました。
また、岡山市では土のう用の砂、およそ３０トンと、袋およそ２０００枚が用意されました。
大雨で１回、浸水したことがあるんですわ。
それで用心にと思って。
岡山市は台風１１号の進路に当たっていて、市民は警戒を強めています。
イランの核問題を巡り、欧米など６か国とイランは、１４日、外交的解決に向け、最終合意したと発表しました。
アメリカなどが歴史的な合意と評価する一方で、イスラエルは歴史的な間違いと反発しています。
最終合意では、イランの核開発活動を最大１５年間制限し、ＩＡＥＡ・国際原子力機関が厳しく監視するとしています。
その見返りとして欧米側は、イランへの経済制裁を段階的に解除します。
またイランのロウハニ大統領も合意を歓迎し、核開発は平和目的に限ると宣言しました。
今回の合意は、中東での核の拡散を阻止する歴史的な成果との評価がある一方、中東で唯一の核保有国とされるイスラエルは歴史的な間違いと強く反発しています。
イスラエルは、必要なら軍事作戦も検討するとしていて、アメリカは特使を派遣して説得に当たる方針ですが、中東情勢のさらなる緊張を懸念する声も上がっています。
同級生の耳に、画びょうで無理やり穴を開けたとして、名古屋市の専門学校に通うしょうねん５人が、逮捕・送検されました。
逮捕・送検されたのは、名古屋市熱田区の東海工業専門学校熱田校に通う１６歳の男子生徒ら５人です。
５人はことし５月、教室でピアスの穴開けてみようぜなどと言い、同級生の男子生徒を押さえつけ、左の耳たぶに画びょうを突き刺した疑いです。
５人は暴行の様子を撮影し、動画をツイッターに投稿していました。
調べに対し、１人は容疑を認め、４人は同意があったと一部否認しています。
被害に遭った男子生徒は不登校になっていて、ＦＮＮの取材に学校側もいじめを把握していたことを認めています。
原子力規制委員会は、愛媛県の四国電力伊方原発３号機について、再稼働に向けた事実上の合格証となる審査書を先ほど、正式に決定しました。
川内原発などに次いで、３例目となります。
伊方原発３号機は、新しい規制基準に適合しているとして、５月に審査書の案が了承されていました。
その後、１か月間の意見公募などが行われ、規制委員会は先ほど、事実上の合格証となる審査書を、正式に決定しました。
鹿児島県の川内原発、福井県の高浜原発に次いで、３例目となります。
再稼働に向けては設備の耐震性の審査などが残っていて、四国電力によりますと、
北海道の遠軽町できのう、犬の屋外飼育スペースで女性の遺体が見つかった事故で、犬の飼い主の男性が、自分の留守中に犬の世話を女性に頼んだなどと、警察に説明していることが分かりました。
この事故は、きのう午後、遠軽町の住宅に併設された犬の飼育スペースで、女性の遺体が見つかったものです。
女性の遺体は、頭や腕などに犬にかまれたような、複数の傷を負っていました。
遺体は、千葉県に住む５０代の女性と見られています。
これまでの調べで、飼育スペースには、オオカミと犬を掛け合わせた、オオカミ犬と呼ばれる大型犬が４頭飼われていました。
飼い主の男性は、道外に出かけるため、ブリーダーの女性に犬の世話を頼んだと、警察に説明しています。
警察は、女性が誤って犬にかまれ、死亡した可能性があると見て調べるとともに、女性の身元の特定を急いでいます。
中国経済回復の兆しとなるのでしょうか。
中国のことし４月から６月までの、ＧＤＰ・国内総生産が先ほど発表され、成長率は前の期と同じ７％増となりました。
中国国家統計局によりますと、ことし４月から６月までのＧＤＰ成長率は、前の期と同じ７％増で、景気の減速に一定の歯止めがかかった形となりました。
上半期ベースの成長率も７％となり、中国政府が掲げた、７％前後の年間目標の水準には達しています。
一方で不動産市場の低迷により、投資が伸び悩んでいるほか、上海の株式市場が一時急落し、不安定な相場となるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況で、中国政府は、今後もあの手、この手の対策を講じて景気を下支えしていくものと見られます。
２０１２年に、長崎県対馬市で盗まれ韓国に持ち込まれた仏像２体のうちの１体について、韓国の最高検は１５日、日本に返還することを決めたと発表しました。
韓国最高検の発表によりますと、返還されるのは、
大阪府枚方市でコンビニ強盗をしようとした疑いで１６歳の少女と３３歳の男が逮捕されました。
少女がＬＩＮＥで犯行を指示していたということです。
強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、兵庫県内の専門学校生の少女
（１６）と無職の片岡孝廣容疑者
（３３）です。
片岡容疑者は先月１６日、枚方市長尾谷町のコンビニで、男性オーナーにナイフを突き付けて金を要求しましたが、ブザーを鳴らされ逃走した疑いがもたれています。
片岡容疑者と出会い系アプリで知り合った少女が「金が欲しい。
コンビニ強盗が手っ取り早いんちゃう？」と犯行を持ち掛け、犯行直前にも車の中からＬＩＮＥで片岡容疑者に「いけそう。
ねばってみて」などと送っていました。
片岡容疑者は大東市の２つのコンビニで強盗した疑いでも逮捕されていて、警察は少女の関与を調べています。
奈良県香芝市で小学生の女の子が監禁された事件を受けて、奈良県は安全教育を強化するための研修会を開きました。
臨時研修会には、奈良県内の小中学校と高校の校長などおよそ２００人が参加しました。
奈良県では今月４日香芝市のリサイクルショップで小学６年生の女の子
（１１）が２６歳の男に連れ去られる事件がありました。
これを受け、きょうの研修会では、通学路の危険箇所を子どもに周知することや不審者情報を保護者と共有すること、などが話し合われました。
奈良県の公立学校は来週から夏休みに入るため終業式の日に「家庭で外出時のルールを決める」ことなどを徹底するよう呼びかける文書を配ることにしています。
徳島県三好市で、国の準絶滅危惧種・モートンイトトンボが、色鮮やかな姿を見せています。
湿原の植物に止まって羽を休めるモートンイトトンボ。
雄と雌で色合いが異なり、尾がオレンジ色なのが、オスです。
体長３センチ程のモートンイトトンボは国の準絶滅危惧種で、徳島県では、ここ三好市の黒沢湿原で、９月まで、見る事が出来ます。
一方、こちらは兵庫県豊岡市のとある田んぼ…緑だけでなく、黒や白の稲が植えられていますが…上から見てみると…なんと大きなコウノトリが羽を広げてはばたいています！これは、地元住民がまちをＰＲしようと観賞用の色のついた稲を使って手がけた「田んぼアート」です。
コウノトリは地元で野生に帰す試みが進められていて、大空をはばたく姿が訪れた人たちを楽しませています。
2015/07/15(水) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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