こんにちは。
きょうのラインナップです。
大きなヤマ場を迎えました。
安全保障関連法案を巡り衆議院の特別委員会では現在、安倍総理大臣が出席して、締めくくり総括質疑が行われています。
午後には与党が単独で採決を行い、賛成多数で可決される見通しです。
中継です。
菅原さん。
法案は集団的自衛権の行使を限定的に容認できるようにするなどの内容です。
野党側は、法案への国民の理解は進んでいないとして、採決の撤回を求めました。
自分の内閣の方が国民の理解が進んでいると言える自信はないとおっしゃっているような中で、きょう、審議を打ち切って採決はありえない。
残念ながら、まだ国民の理解は進んでいる状況ではないということは、申し上げているとおりでございます。
これから、さらに国民の理解が進むように、努力をしていきたいと。
一方で安倍総理は、信念と確信があれば、政策を前に進めていく必要があるだろうと述べ、採決の撤回には応じない姿勢を示しました。
採決は午後、与党単独で行われ、可決される見通しです。
民主、維新、共産の野党各党は、採決の前に退席、もしくは抗議行動を取る考えです。
これに先立ち、与党の幹事長らはけさ、あすの衆議院本会議で法案を採決することを確認しました。
菅原さん、法案について、国民の理解が深まっていないと指摘される中で、与党が単独での採決に踏み切るのはなぜなんでしょうか。
与党幹部の1人は、論点は出尽くして、同じ質問の繰り返しだ。
機は熟したと話しています。
安倍総理周辺からは、どうせ理解はされない、支持率も下がるだろうが、国民は時間がたてば忘れるだろうとの声も聞かれました。
一方で、自民党内からは、法案が難しすぎて理解してもらうのは不可能だなどと、理解が深まらないことへの諦めにも似た声が上がっています。
衆議院の委員会での審議時間はきょうまでで116時間、戦後5番目に長い審議時間となりましたが、政府・与党には国民の理解を得るためのさらなる努力が求められます。
以上、中継でした。
気象庁が先ほどから臨時の会見を開いています。
大型で非常に強い台風11号は、あすの夜からあさってにかけて、西日本に上陸するおそれがあり、気象庁は、大雨や暴風などに厳重な警戒が必要だとして、早めの備えを呼びかけました。
気象庁によりますと、台風11号は、日本の南の海上を北上していて、現在、中心付近の最大瞬間風速は60メートルと、非常に強い勢力となっています。
今後も強い勢力を維持したまま、あすの夜からあさってにかけて、暴風域を伴ったまま、紀伊半島から九州地方に上陸するおそれがあります。
台風11号について、気象庁は先ほど、臨時の記者会見を開きました。
台風は速度が遅いため、西日本を中心に長い時間にわたり、強い風を伴った1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降るおそれがあるということです。
その上で、厳重な警戒が必要だとして、早めの備えを呼びかけました。
強風域に入っている小笠原諸島では風が強まり、海上は大しけとなっています。
台風の接近に伴い、東日本から西日本の海上で、猛烈なしけが予想されています。
また高潮にも警戒が必要だということで、気象庁は今後の台風の情報に注意するよう呼びかけています。
一方、きょうも全国的に厳しい暑さが続きます。
埼玉県では92歳の女性が死亡し、消防は熱中症で死亡したと見ています。
きょうも全国的に厳しい暑さとなり、気象庁は、東北から九州にかけての広い範囲に高温注意情報を発表し、熱中症に注意を呼びかけています。
埼玉県熊谷市でも午前10時には30度を超え、4日連続の猛暑日となりそうです。
埼玉県坂戸市では、きょう午前8時ごろ、92歳の女性が、呼吸が荒くなり、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
消防は熱中症で死亡したと見ています。
女性は就寝中でしたが、窓は閉まっており、クーラーや扇風機は使用されていなかったということです。
愛媛県にある四国電力伊方原発3号機について、原子力規制委員会は、審査に合格したことを示す審査書を正式に決定しました。
原発の新基準の下では3例目の審査合格となります。
四国電力はおととし7月、伊方原発3号機の再稼働を目指して、原子力規制委員会に審査を申請していました。
規制委員会はきょうの会合で、3号機の安全対策などについて、新基準に適合しているとする審査書を正式に決定しました。
これで新たな基準に基づく審査の合格は、鹿児島県の川内原発、福井県の高浜原発に続き、3例目となります。
今後、再稼働には地元の同意が必要となりますが、伊方原発は細長い半島の付け根に位置していることなどから、一部の住民からは、避難に対する不安の声も出ています。
愛媛県の中村知事は、原発が立地する伊方町や、愛媛県議会での議論などを踏まえ、総合的に判断するとしています。
四国電力は、年明け以降の再稼働を目指していて、実現すれば全国で2番目の再稼働となる見通しです。
青森県平内町の杉林で、兄弟げんかから、70歳の兄の顔や首などを、なたで切りつけて死亡させたとして、66歳の弟が殺人の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、平内町狩場沢の無職、清川勇次郎容疑者66歳です。
警察の調べによりますと、清川容疑者はきのう午後5時過ぎ、自宅近くの杉林で、兄で青森市佃2丁目に住む清川勇治さん70歳の顔や首など、数か所を持っていたなたで切りつけ、殺害した疑いです。
近所の人によりますと、2人は事件の直前、杉林の伐採を巡り、口論となっていたということです。
捜査関係者によりますと、清川容疑者は、兄が近くにあったチェーンソーを持ち出したため、取り上げたところ、さらに棒のようなもので襲いかかってきたと供述しているということです。
警察が犯行の動機などを調べています。
2012年に長崎県対馬市で盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像1体について、韓国の検察はきょう、日本側に返還することを発表しました。
対馬市の神社にあった銅造如来立像は、韓国人窃盗グループが、2012年10月に盗み、韓国に持ち込んだもので、日本政府は速やかな返還を求めていました。
韓国の最高検察庁はきょう、韓国内に仏像の所有権を主張する寺や団体がないことなどを考慮し、日本の神社に返すことを決めました。
韓国に持ち込まれた仏像を巡っては、日韓の外交問題に発展していました。
ただ両国関係の改善を求める声が強まる中、韓国国内でも、日本側に返還すべきだとの主張が出ていました。
一方、観世音菩薩座像については、韓国の寺が、もともと自分たちのもので、日本に略奪されたと主張。
韓国の裁判所が、移転禁止を求める仮処分を決定していて、現段階では返還するかどうかを決定しないとしています。
経済情報です。
きょうの東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、午前の終値は、きのうの終値と比べて、2015/07/15(水) 11:30〜11:45
読売テレビ1
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