11時になりました。
ニュースをお伝えします。
今の国会の最大の焦点で、集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法案は、衆議院の特別委員会で、現在、すべての党が出席して、締めくくりの総括質疑が行われています。
法案は質疑終了後、午後、採決が行われることになっています。
安全保障関連法案を審議している衆議院の特別委員会は、すべての党が出席する中、安倍総理大臣も出席して、締めくくりの総括質疑が行われています。
委員室には、多くの与野党の議員が詰めかけ、時折、質疑に対して声を上げるなど、騒然とする場面も見られます。
民主党長妻代表代行や、大串国会対策副委員長は、国民の理解がまだ得られていない中、強行採決は到底認められないなどと繰り返し、採決の撤回を求めました。
これに対し、安倍総理大臣は、まだ国民の理解が進んでいないのも事実だ。
だからこそ理解が進むように努力を重ねていきたい。
国民の声に耳を傾けながら、同時に、国民の命と幸せな生活を守り抜いていく責任からも、目をそらしてはならないと述べました。
また続いて行われた、民主党の辻元政策調査会長代理の質問では、政府側の答弁に納得できないなどとして、審議が中断する場面も見られました。
委員会では、質疑が終わったあと、午後、法案の採決が行われる予定で、自民、公明両党の賛成で、可決される見通しです。
与党側はあす、法案の衆議院通過を目指す方針です。
これに対して、民主党、維新の党、共産党は、政府案の採決には応じない方針で、安全保障関連法案の採決を巡って、与野党の緊迫した攻防が続いています。
ギリシャ政府は、ユーロ圏各国が、金融支援の協議を始める条件としている構造改革の法案を議会に提出し、期限内の法案可決を目指すことにしています。
ギリシャ政府は、ユーロ圏各国から、少なくとも820億ユーロ、日本円で11兆2000億円規模の新たな金融支援の協議を始める条件として、年金制度の見直しなどの構造改革の内容を、15日までに法制化することを求められています。
ギリシャのチプラス首相は14日、構造改革の関連法案を議会に提出したうえで、公共テレビのインタビューに応じました。
法案は15日に開かれる議会で審議される予定ですが、地元メディアによりますと、与党内には、一部の閣僚も含め、法制化に反対する議員が10人ほどいるということです。
野党の協力も得て、法案可決に必要な過半数を確保できる見通しですが、反対派の議員が法案の審議を妨げたり、ストライキをきっかけに混乱が広がったりすることも予想され、15日中に法制化できるか注目されます。
中国のことし4月から6月までのGDP・国内総生産の伸び率は、去年の同じ時期に比べて7%のプラスとなり、前の期から横ばいでした。
ちゅうごくでは輸入の減少で貿易黒字が膨らんだ一方、不動産向けの投資の伸び悩みが続いています。
では、全国の天気、雲の動きです。
本州付近は広く晴れていますが、台風11号の渦を巻く雲が南の海上を北上しています。
台風の影響で、太平洋側は広い範囲で波が高くなっています。
きょうの天気です。
2015/07/15(水) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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