宝富士は大関戦初白星です。
しかも、左四つの攻防で敗れました。
上手を取らせないように相撲を取ったのがよかったのかなと思います。
立ち合いも、まだ全然甘いのでそこは改善していきたいなとは思うんですけど。
師匠が関取を呼んで、長いこと指導を受けていましたね目の前で。
どんな話をしてもらうんですか?立ち合いの当たり方ですね。
左だったら左を出しているだけで回していないって言われたんですよね。
自分は左で押さえているだけで右もあてがっているだけみたいで。
あてがって2つ取っているだけなのでぶつかり稽古と一緒だと言われて。
もっと左は回して右は自分から取りにいけってアドバイスもらいました。
実況⇒右を固めて当たっている妙義龍。
向こう側を差し手争い、おっと宝富士左を差した。
差し勝った。
宝富士の形になってきた押っつけて寄り切った宝富士の勝ち。
やっぱり左四つの型があるんで立ち合いからもっと早く攻めて左四つになって相手に相撲を取らせないような相撲を取っていきたいですね。
ここから先、まだ上があるわけでどのあたりを見据えていきますか。
まずは関脇に上がって大関目指して頑張りたいですね。
最後は力強いことばも聞かれました。
力をつけてしっかり上がってきたという印象です。
そうですね。
部屋にも横綱大関がいますしその中での稽古で前に師匠が言っていたとおりの相撲を取っていけば力も前からありましたから形もあったんですけれどもなかなかその形になれずに相撲を取っていましたからでも、そういう形も1つなれば怖い存在になってきますよね。
ずっと番付は平幕の上位にいました。
力を示している本人も目標を高く持っています。
さっきも言いましたけれども立ち合いで差せる立ち合いでいかに自分の左が差せるか今も言ってましたがまだちょっと高い部分があります。
上体の前傾姿勢の中で差せるような形で右の上手を取って一気に前に出るそういう形がいいですよね。
白星も挙げましたし今場所はどのぐらい活躍するんだろうと期待がありますか。
左が入れば形を持っていますので非常に楽しみです。
きょうは新三役紹介宝富士関のインタビューをお伝えしました。
きょうの幕内の取組です。
新入幕の青狼千代鳳から始まります。
隠岐の海、徳勝龍から後半の取組になります。
宝富士は栃煌山戦が組まれました。
楽しみな一番です。
新大関の照ノ富士きょう妙義龍と組まれました。
好取組です。
カド番の琴奨菊、連敗というスタートになりますがきょうは勢いです。
愛知県体育館満員御礼の垂れ幕も下がっています。
お伝えします。
維新の党が提出した安全保障関連法案への対案などを巡って、自民公明両党と維新の党の2回目の協議が行われましたが、折り合わず物別れに終わりました。
安全保障関連法案を巡って維新の党は、武力行使の要件を限定する対案を単独で、武力攻撃に至らないグレーゾーン事態に対処するための領域警備法案を民主党と共同でそれぞれ衆議院に提出しています。
きょうは自民党の高村副総裁と公明党の北側副代表ら与党の安全保障法案の担当者と与党の安全保障法制の担当者と維新の党の柿沢幹事長らが、対案などを巡って先週に続いて2回目の協議を行いました。
この中で維新の党は、対案への理解を重ねて求めましたが、自民公明両党は、スケジュール的にも政府案を修正して参議院に送ることは難しいなどと主張して折り合わず、物別れに終わりました。
ただ、法案が参議院に送られたあとも引き続き協議していくことを確認しました。
このあと安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会の理事会が開かれることになっていて、与党側はあす、締めくくりの総括質疑を行うことなどを提案する方針です。
原子力発電所から出る使用済みの核燃料を再処理してプルトニウムなどを取り出し、再び燃料として使う核燃料サイクル事業を巡って、経済産業省は、来年4月の電力自由化を前に事業を担う日本原燃に対する国の関与を強める必要があるとして本格的な議論を始めました。
実際に核燃料サイクル事業を担うのは、電力会社が共同で出資する日本原燃ですが、経済産業省は、撤退が自由な株式会社であることを踏まえ、来年4月の電力小売りの全面自由化を前に核燃料サイクル事業を続けるためには、国の関与を強める必要があるとしてきょうから有識者会議で本格的な議論を始めました。
会議では、経済産業省側が自由化で競争が激しくなれば電力各社による共同事業は継続できなくなる可能性があるため、法律上、撤退に歯止めをかけることができる認可法人にすることや国が責任を負う形で民間に業務を委託する案などを示しました。
委員からは電力会社も経営が破綻するリスクを抱えることになるので国が最終責任を負うべきという意見が出た一方、再処理などの費用は12兆円余りに達し、国民負担の観点からは、事業を進めるべきでないという意見が出されました。
経済産業省は今後、議論を重ね年内にも結論をまとめることにしています。
生字幕放送でお伝えしています再び愛知県体育館です。
名古屋場所の三日目です。
館内は中入りの休憩時間です。
今場所注目といえば新大関の照ノ富士です。
初日、二日と勝って2戦2勝としています。
この照ノ富士の初日二日目の相撲を続けてご覧いただきます。
実況⇒碧山足が流れた左を差し込んでいく照ノ富士上手投げ照ノ富士の勝ち。
左の前まわしをねらいました照ノ富士。
がっちり握った。
寄り切りました。
新大関2連勝。
大坂⇒という2日間だったんですが玉ノ井さんはいかがですか。
初日はやっぱりかたさというか緊張感があったんじゃないですか。
本人はないと言っているみたいですけれどどこかしらに緊張感はあったと思います。
二日目の相撲は思い切って自分の右四つの形がありましたし取った瞬間に先に攻めていますよね。
相手が何もできない状況にしました。
新大関の場所の気持ちというのは分かると思いますけれどやはりさまざまなプレッシャーがあるんでしょうか。
そうですね。
今までは向かっていく立場ですけれど今度は考えていかなくてはいけませんから勝たなくてはいけないという気持ちが強いと思います。
そのプレッシャーの中できのうの相撲ですが、がっちりまわしを引いてあとは出ていきました。
上手を取っている位置がいいですよね。
引きつけて相手がのけぞるぐらい何もできないような状況にしてしまいますから。
その中で迎える三日目は妙義龍です。
これも非常に難敵といえば難敵です。
ただここずっと何場所かあたっている相手ですからあまりそういった意識はないんじゃないですか?むしろ自分の形になって攻めようという、そういう気持ちだと思います。
新大関の照ノ富士、きょうは妙義龍戦が組まれています。
満員御礼の垂れ幕が下がる中愛知県体育館これより幕内の取組をご案内します。
新入幕の青狼と十両の千代鳳です。
新入幕、節目の場所になった青狼がきのううれしい初白星でした。
支度部屋でも本人はにこにこでした。
そうですよね。
初めて上がったところでうれしいですよね。
しかも懸賞を初めて受け取ったということなんです。
なおさらうれしいんじゃないですか?懸賞が2本つきました。
1本は親方に渡して1本はモンゴルの両親に贈るということでした。
そういった親孝行もしている青狼です。
制限時間いっぱい。
千代鳳は東の十両筆頭に番付を下げています。
左の膝に白いものが見えますがけがの影響です。
去年の夏場所は新三役を務めるなど本来は実力者です。
錦太夫が合わせます。
合いません。
幕内最初の一番から立ち合いのやり直しです。
寄り切り、千代鳳の勝ち。
向正面側でもかなり攻防があったようです。
向正面は不知火親方ですよろしくお願いします。
不知火⇒今のは青狼の前みつが速かったですね。
それから止まってしまいましたね。
そのまま千代鳳の右がねじ込まれましたんで。
ここまでは青狼の形に見えたんですがね。
ここで巻き替えられましたね。
そこで上体が浮いてしまいましたね。
千代鳳は体を丸くして相撲を取るタイプですからね。
いつもと違う角度のカメラでご覧いただきます。
ここで攻めていけばよかったんですね。
西のカメラでご紹介しました。
決まり手は寄り切り、千代鳳です。
あすは十両の蒼国来戦です。
実力者の千代鳳が膝をけがして今場所は十両に番付を下げました。
きょうは通算の出場が400回目の節目でした。
節目に白星を挙げました千代鳳です。
青狼のリポートです。
敗れた青狼、なぜ止まってしまったんだろうといい形になったのにな、と悔やんでいました。
勝った千代鳳のリポートです。
先場所、休場したので久しぶりの幕内の相撲で緊張したと言っていました。
やはり幕内は違うと言っていました。
土俵に貴ノ岩と鏡桜が上がっています。
貴ノ岩はこの2日間敗れています。
不知火⇒うちの部屋に出稽古に来てくれたんですが稽古場では非常に強かったんです。
上体もしっかりした感じでなかなかぶれないで力強い右四つの形がありますんで。
その右四つの形を出せるかどうか。
鏡桜も右四つ得意です。
秋治郎が合わせます。
突き落とし、鏡桜の勝ち。
鏡桜は3連勝です。
不知火さん、貴ノ岩きょうはどのように見ましたか?不知火⇒踏み込みもよかったと思うんですが相手に合わせすぎてるのかなと思いました。
いざ自分から攻められないで止まっているのかなと思いました。
確かに立ち合い、押っつけの形を作ってきました。
動きの中で鏡桜が3連勝しました。
玉ノ井さん、鏡桜はいかがですか。
玉ノ井⇒そうですね右四つにいきたいんですが貴ノ岩が下から下からときました。
押っつけたりしてきました。
最後、攻め込もうという形にいっているんですが鏡桜がうまくいなしましたね。
きょうはまわしが取れない中での攻防がありましたね。
鏡桜が3連勝、幕内6場所目です。
まだ幕内での勝ち越しがありません。
玉ノ井⇒うまい相撲を取るんですが、力に頼りすぎる相撲を取りましたね。
投げる相撲も多いですしどちらかと言うともっていく相撲もいいですね。
もっと速く攻めることを覚えれば勝ち越しはできると思います。
初日から幕内で3連勝は初めてという鏡桜です。
貴ノ岩は3連敗です。
もう1人の新入幕力士の英乃海です。
対戦相手は、里山です。
向こう正面は阿武松部屋で指導していらっしゃいます元小結若荒雄、不知火親方です。
ここまで英乃海はどううつってますか?稽古場でも場所前の相撲を見ても体が柔らかいですね。
力強く攻めるわけではないんですが相手の攻めを柔らかく柔らかく残して、相手を浮き上がらせたところを自分の形にして寄り切ったりとかそういうところが目立ちますね。
柔らかさとともに十両から上がってきた英乃海ですが。
そうですね。
力強くなってきましたね。
柔らかい体の人とはやりにくいんですね、吸収されてしまいますから、押しづらくなりますから。
1つ体にいいものを持っていますね。
それを生かしながら前に攻めるような流れを作ってほしいですね。
きょうは返り入幕、里山です。
8つ違いの先輩、里山です。
里山は潜ってくる相撲です。
英乃海は潜らせないようにどう取るか。
起こしました、押し出し。
英乃海の勝ちです。
新入幕2勝目。
前回、懸賞を受け取ってようやく力士らしい所作ができましたと話していた英乃海です。
きょうも懸賞がついています。
押し出しで英乃海が勝ちました。
潜らせませんでした。
そうですね。
これだけ低い相手に同じ位置くらいで腰の位置がですね相撲を取っていますね。
ですから里山は何もできませんでしたね。
入りたかったんでしょうが英乃海はうまく右を使いましたからね。
どんどん、どんどん出ていきましたしね。
まだ3日間なんですが期待できそうですね。
そうですね。
1つの形を持ってますしね。
柔軟性があります。
ただ、まだ三日目ですからね。
これから中盤、後半がありますからいろんな相手と胸を合わせていくと違った部分も出てくるかと思いますね。
こういう流れでいってはほしいですね。
きょうは中入りに時間に新三役宝富士をご紹介しましたがきょうの向正面の解説若荒雄さんの新三役のときの相撲をご覧いただきたいと思います。
対戦相手は白鵬です。
実況⇒引き落としで白鵬の勝ち。
大坂⇒不知火さん少し前の映像ですが、かなり悔しそうでしたね。
そうですね、悔しかったです。
新小結の場所は平成24年の初場所だったんですが序盤から横綱大関と対戦が続いて5勝10敗という成績でした。
どんな場所でした?不知火⇒初めてという三役で師匠のほうから平幕のときには挑戦する気持ちでいいんだけれども三役になったら横綱大関を倒さなくてはいけないと言われました。
そういう気合いが入って臨んだんですがこういう結果でした。
心持ちは変えることができましたか?全然勝てませんでしたのでね。
気持ちだけは負けないようにと思っていました。
こうすればよかった、という思いはありますか?まあ、出せたとは思いますね。
終盤は白星も重ねましたね。
結局5番勝ちました。
若荒雄の新三役の話でしたが新三役は気持ちの部分でも変わってくるということですね。
玉ノ井⇒そうですね。
平幕では向かっていく。
三役になると横綱大関に勝たなくてはいけない。
そういうプレッシャーの中で戦っていますよね。
なかなか新三役の中で勝ち越す力士というのは少ないですね。
きょうはそういった話をお伝えしていきます。
土俵上は三役が目標と言っている豊響です。
きょうは通算出場800回の節目です。
ほっ!
気合いの声
木村元基の軍配が返っています。
軍配は琴勇輝物言いです。
最後は琴勇輝が下から押し上げるようにして出ていきました。
土俵際で豊響も粘りました。
期待どおりの激しい相撲でした。
押し込んだのは琴勇輝ですね。
ここでちょっと琴勇輝のほうが早いでしょうか。
この時点で左手がついていますが。
豊響も体が飛んでいますね。
右足の甲が返っているかどうかということもあります。
豊響もあの体勢で弓なりになりながらも突き落としを見せました。
協議が終わりました。
ただいまの協議についてご説明いたします軍配は琴勇輝に上がりましたが琴勇輝の体が先に落ちており軍配差し違えで豊響の勝ちと決定しました。
やはりあの手が早かったということですね。
表情に悔しさがにじんでいます。
きょうの向正面は突き押しの相撲で三役を務めた若荒雄の不知火親方です。
激しい相撲でしたね。
お互いいい相撲だったと思います。
琴勇輝は突っ張り中心の突き押し相撲豊響は押し中心の突き押し相撲です。
豊響は下からくるんですね。
ですからここは琴勇輝は出ざるをえません。
琴勇輝はひるんだら逆転されてしまいますからあそこで出るしかありません。
左手が先についたということで軍配差し違えになりました。
確かにここまで追い詰めてここは勝負をかけるしかないところですね。
内容は琴勇輝の相撲内容ですよ。
ただ最後ですね。
右から突き落とし気味に豊響がいったときに両者の体の間隔が開いてしまいましたね。
琴勇輝のリポートです。
非常に険しい表情、それから大きな声を上げてすぐに風呂場に入っていきました。
豊響がこれで3戦3勝となりました。
あすは豊響と貴ノ岩琴勇輝あすは鏡桜戦です。
そして遠藤が上がると館内の雰囲気ががらっと変わりますね。
遠藤が初日から2戦2勝千代大龍は初日から連敗です。
過去、両者の対戦は遠藤、一度不戦勝があって3対3の五分です。
この2日間体勢が低い四つ身の相撲を取っている遠藤です。
正面が元大関栃東の玉ノ井親方です。
この2日間の遠藤どう映ってますか?自分の形になるのが早いですね左四つ。
また、今場所ちょっと立ち合いが少し相手を見て立っているように見えますね。
見てというと。
初日の旭天鵬あたっていくときもぐっと踏み込むのではなくて組みにいくような形でしたね。
きのうも立ち合い、ずっと相手を見て相手の動きに合わせていくような立ち合いでしたね。
それはどういう意図なんでしょうか。
自分がこの形になりたいということを前提に組み立てているのだと思います。
突き離されてしまうとどうしても組めないので下がってしまいますからそういうことのないように自分の立ち合いのペースそれをつかみながら立っているのかなと見ています。
確かに下がると痛めている左の膝を痛めることにもつながりますからね。
きょうの相手は突き押しですね。
こういうタイプの力士にきょう、どういうふうな立ち合いをするのか楽しみですね。
制限時間いっぱいです。
名古屋でも遠藤、人気です。
去年の九州場所以来の対戦です。
過去、千代大龍のほうが右を取られないようにもろ手突きで立ったこともありました。
前回の対戦では千代大龍が左肩からあたっていきました。
三役も経験している千代大龍と遠藤です。
この一番も木村元基千代大龍、圧倒しました。
ものすごい立ち合いのあたりでした。
遠藤、完敗。
勝って涼しい表情の千代大龍です。
向正面の不知火親方に聞きます。
ものすごいあたりだったですね。
完璧な相撲だったと思います。
やはり突き押しの力士にとって立ち合いの一発は重要ですね。
遠藤が右の前みつに手がかかっていれば動きが止まっていたでしょうね。
違う展開もあったと思います。
あたりがよかったのでまわしを取れませんでした。
この2日間とは違う千代大龍の相撲でしたね。
きょうは思い切り左からかち上げてのど輪が効いていましたね。
相手の上体を浮かせたという内容ですね。
ちょっと遠藤からすれば立ち合いがまともすぎたという感じですね。
まわしを取りにいって組み止める立ち合いでした。
それよりも、千代大龍のものすごいあたりでした。
もともと三役も経験している千代大龍、今場所返り入幕三日目で初白星です。
敗れた遠藤のリポートです。
顔を真っ赤にしていました。
立ち合いについて聞きましたが何も答えてもらえませんでした。
遠藤をきょうは完敗でした。
それでは続いて玉ノ井親方の新三役の場所について聞きたいと思います。
新三役の初日の相撲です。
実況
新三役の初日です。
栃東。
今場所も栃東、右から押っつけます。
左の下手栃東、右から押っつける絞る軍配は栃東に上がりました。
大坂⇒今から18年前の相撲です。
その新三役の場所9勝6敗で技能賞獲得でした。
どんなことを覚えてますか?名古屋ですね。
初めていろんな人たちとあたる勝ちたいという気持ちが強かったですね。
しかも初日は貴ノ浪のあの体勢からの逆転。
考えづらいぐらいの懐の深さでしたからね。
どういうふうに取ったらいいのかと常々考えていました。
先ほど不知火親方からは意識が変わった心の持ちようを変えて臨んだという話がありました。
親方はどうですか?自分の場合はいつでも相手に勝ちたいっていう気持ちでやっていました。
気持ちは一緒です。
心境だけではない変化というのはありましたか。
やはり三役になると見られているというものがかなり大きかったと思います。
それがプレッシャーになってくるのだと思います。
稽古場からいろんな人に声をかけられていい気合いも入っていました。
時間です。
寄り切り、時天空の勝ち。
右四つがっぷりの攻防でした。
やはり右四つになって足技を見せて出ていきました。
前回も右四つで1分近い相撲を取った両者です。
旭天鵬はこのあと上手の位置を変えます。
一枚まわしだったんですね。
下がりが引っかかっていたんですね。
それを嫌がったんですね。
自分のいちばん引きつけやすい上手の取り方ですね。
その上手を取ったあといったんつったんですね。
時天空も相四つですからしぶとさが出ていきます。
足技も出ますから。
もう一度引き付けていって寄り切りました。
三役経験者時天空、あすは遠藤戦です。
旭天鵬3連敗となりましたあすは千代大龍戦です。
三役になって見られ方が違ういろんな人から声をかけられたんでしょうか。
三役になるといろいろなことも言われます。
ここで勝てるのか勝てないのかなど、たくさんなことを言われます。
耳には入れたくないんですが自分でやってきたことを土俵の上でとことん出せるかどうか、緊張もありますからうまく動けるかどうかちゃんとできるのかどうか自分の中での考えがありましたね。
番付でかなりのプレッシャーというのは感じるんですね。
それは、やっている力士にしか分からない部分もあると思います。
その中でも勝っていかなければならないというのが勝負ですから。
土俵に北太樹と阿夢露が上がりました。
西の阿夢露がこの2日間攻めの相撲が出ています。
きょうは阿武松部屋で指導している不知火親方が向正面です。
阿夢露、この2日間いいんじゃないですか。
いいですね。
特にきのう辛抱して頭を上げないでずっと我慢してつるような相撲で勝ちました。
誉富士戦でした。
よくなっていると思います。
先場所、幕内で初めて勝ち越しました。
そういったことも要因になっているんですね。
自信もあると思います。
場所前にほかの部屋の関取衆と十分けがのあと関取衆どうしの申し合いもするようになりましたからその中で関取衆どうしの中で相撲の厳しさも覚えていましたから。
いつもの場所よりも手応えを感じて場所に入ったんですね。
そういった相撲内容が出ています。
これも心境の変化と言えるんでしょうか。
関取衆の重みというのを体でつかむとさらに勝っていく自信になります。
いろんな部分が分かってくると思うんですね。
制限時間いっぱいです。
両者、過去は1対1です。
ことしの春場所の対戦が直近です。
そのときは阿夢露が浅いもろ差しになりました。
北太樹がそれをきめていって阿夢露に引かせて押し出しで勝っています。
阿夢露は低い攻めが出るかどうか。
北太樹は勝負勘があります。
この一番、式守与太夫です。
拍手
寄り切り、阿夢露3連勝。
力の入る一番になりました。
攻防のある相撲が多いですね。
そうですね。
北太樹も自分の形になったんですけれども攻めきれなかったですね。
やはり首をかしげます北太樹。
阿夢露が勝ちました。
館内から大きな拍手をもらいます。
向正面の不知火さん、見事な粘りだったじゃないですか。
そうですね。
最初から北太樹関に先手を取られて受ける相撲になってしまって本来の相撲ではないんですけれども力がついているのかなという相撲でした。
どの辺りで?北太樹関の形が速かったんですけれども本来、頭をつける力士なので阿夢露が。
半身の形からすごい我慢をして押っつけました。
最後右の押っつけが効いて地力がついたのかなと思うんですけれどもけがをして苦労している力士ですから、もっと頭がつけられるように力がついたなと思うのではなくて頭をつけなくては、と思って反省してやってほしいです。
親方は指導される立場ですからそういった意見も出ます。
しかし、相手十分の形からよく我慢したなと。
押っつけというか絞ってるんです。
相手の左の腕を絞る。
最後、上手を取って出ているんです。
残りはしましたけれども、北太樹のほうが土俵際でしたからああいう形になります。
右からの絞り、非常にいいですね。
体を丸めています。
上体を上げませんでした。
そこがいい部分ですね。
現役時代の栃東のような。
頭をつけて絞る。
形はちょっと違うんですけれども関取衆と胸を合わせて稽古しますから、いろいろなことができたんだと思います。
阿夢露3連勝です。
誉富士と大砂嵐が土俵に上がりました。
誉富士は伊勢ヶ濱部屋の力士の1人です。
照ノ富士の新大関誕生というのも部屋にありました。
近畿大学の1つ下の後輩にあたる宝富士が新三役ということもありました。
刺激の多い場所だと思います。
誉富士についてのリポートです。
先場所、大阪の堺で合宿しまして名古屋に入っています。
部屋の雰囲気はこれまでと変わるものではありませんと言っています。
やはり新大関が誕生したこと自分自身ではどちらかというと新三役に大学の後輩が上がったこと、こちらが気になるようです。
負けたくない気持ちはありますけれどもその一方でずっと一緒に稽古をしてきた力士が三役に上がりましたので自分も上がれないことはないんじゃないかという気持ちになりました。
こつこつ一番一番集中して、その結果が結果につながればと思いますと話していました。
悔しさというのではなくて励みになっているという話です誉富士。
大砂嵐、左の肩きょうも広範囲にわたってテープが見られます。
寄り切り、大砂嵐の勝ちです。
きょうは左の上手を使いました。
なかなか立ち上がれません大砂嵐。
拍手
この左は今場所、上手ではなくて差しにいくという形が多かったんですけれどもきょう初めて上手を取りました大砂嵐です。
決まり手は寄り切りです。
こういった激しい相撲が大砂嵐の持ち味ですけれどもね。
そうですけれどもね。
痛みが出るのは分かっていることなんですが、内容はよかったです。
お互い突き放しというか突っ張り合って、上手がはやかったですね。
休まずに一気に出ました。
よかったです。
土俵際で誉富士も右から逆転の下手をねらっていきましたが。
下に落ちたときに大砂嵐が肩を打ったのかなというふうに見えました。
誉富士側から見ると手を出していきましたよね。
相手に上手を取られるのも速いですし、攻め込まれたことが敗因になったという感じです。
土俵下に落ちる前に誉富士の左足が土俵を割っていました。
けがのある中でどこまで白星を伸ばしていけるのか、大砂嵐。
あすは北太樹。
誉富士は敗れて1勝2敗あすは嘉風戦です。
阿夢露についてのリポートです。
3連勝ですが北太樹が先に上手を取りましたよね。
相手の形になったんですけれども中に入れさせなかったのがよかった。
3連勝で、よく体が動いているとにっこりと笑顔でした。
やはり右の絞りということですね。
新三役の話は前半の土俵でお伝えしました。
ここでここ10年ですが新三役での勝ち越した力士、ご紹介しようと思います。
今場所の宝富士までこの10年で37人誕生しています。
勝ち越しているのは8人しかいないと。
そうなんですか。
ご覧のように横綱大関活躍している力士もいます。
妙義龍、逸ノ城という力士もこの中にいます。
やはり相当難しいんですね。
緊張感の中で勝ち取らなくてはいけませんし勝ちたい気持ちはみんな一緒ですが気持ちと体がうまく合わない場合があるんですよね。
その中に出ていた力士の1人が照ノ富士名前が挙がっていました。
同じくきょうは名前が出ていた妙義龍戦が組まれています。
名古屋場所三日目です。
制限時間いっぱい、玉鷲と佐田の富士です。
現在この両者玉鷲が8連勝しています。
佐田の富士に聞くと苦手意識はないけれどもやりにくさがあるということです。
寄り切り。
今回も玉鷲です。
これでこの両者の対戦玉鷲の9連勝ということになりました。
向正面は突き押し相撲の若荒雄の不知火親方です。
佐田の富士も懸命に攻めていったんですが、どうだったでしょうか。
佐田の富士の突っ張りがちょっと現役のときから遅い印象がありました。
きょうもそうだと思います。
勝負際でやはりゆっくりしてしまっているので。
遅い分、中に入られてしまったということですかね。
そうですね。
最後、左から外されるようにして中に入られました。
回転されていないのでタイミングを見て外したりというのがしやすいんだと思います。
そういうことなんですね。
攻めていく姿勢は見えたんですが。
そうですね。
突き切れていないというか一回一回が遅いというのがあります。
小刻みに突っ張っていけば相手を見られて正面にいけるんですが一個一個の突きが大きいんです。
そうすると外されやすくなりますしまた動かれるということもあります。
一時期、佐田の富士も細かい突っ張りを覚えてきたこともありました。
不知火さんはかなり細かく突いていく力士でした。
それは稽古場で身につけるものなんでしょうか。
自分はてっぽう柱をずっと突っ張ったり、あとは若い衆とかに受けてもらって何回も突っ張ったりということをしていました。
日々そこのことを意識しながらやっていかないとということはあると思うんですが玉鷲は今回も勝って2勝1敗。
佐田の富士は、2勝1敗あすは阿夢露です。
新三役は勝ち越し8人しかいないと先ほどご紹介しましたがもともと地力をつけて上位でもまれながら上がる人もいれば上位と対戦のない圏内で戦って上がる力士もいます、一概には言えないと思いますが。
パターンがあると思います。
しかし新三役、難しいんだなと思います。
その中で宝富士はさらに上を目指してというのが今場所になります。
去年の夏場所、新三役だったのが嘉風。
臥牙丸の新三役は平成24年の春場所でした。
晃之助が合わせます。
立ち合いが合いません。
動きの嘉風、馬力の臥牙丸。
寄り切り、嘉風の勝ちです。
館内を沸かせました。
臥牙丸は悔しそうな表情が見えました。
決まり手は渡し込みです。
考えた内容だと思います。
スピーディーに相撲を取るのかなと思いましたけれども、相手を見ながら相撲を取っていましたね。
隙を見て中に入る入り方もどうですか。
嘉風は体勢を低くして中に入っていますよね。
入ってからが速いですね。
小手に振られてこらえながら右で渡し込んで渡りながら左に回り込むんですけれど押されはしますけれど相手の動きを見ながら対応していますね。
これも動きの速さというのがあるからこそ相手を見ながらすぱんすぱんと瞬発力を見せたという相撲でしたね。
館内を沸かせた嘉風です。
臥牙丸は初日から3連敗です。
名古屋場所三日目幕下上位からの結果です。
十両この一番新十両の御嶽海が3連勝を決めた一番です。
実況⇒先手は御嶽海一方的突き出しました、御嶽海の勝ち。
大坂⇒びっくりするぐらいいい内容でした。
前に出る馬力、圧力がありますね。
新十両がそろって3連勝です。
土俵は制限時間いっぱいです。
旭秀鵬と豊ノ島です。
寄り倒し、旭秀鵬の勝ちです。
豊ノ島がちょっと元気がありません。
立ち合いは左のまわしを取りにいったと思いますけれどもいかがですか。
一度手がかかって切られたんですね。
そこから前に出ていきました。
この体勢は旭秀鵬の体勢ですね。
そうですね。
豊ノ島は動きが悪いですね。
豊ノ島は前に出る相撲があるんですけれども動きが悪いですね。
ではニュースをお伝えします。
維新の党は、ことし秋に予定している党の代表選挙について、11月1日に党大会を開いて投票を行い、代表を選出することを決めました。
維新の党は、去年9月に結党した際に、1年後に代表選挙を行う方針を決めましたが、国会審議への影響を避けるため、10月以降に実施する方向で調整を進めてきました。
そして、きょうの執行役員会で、11月1日に党大会を開いて投票を行い、代表を選出することを決めました。
代表選挙では、首相公選制の導入を掲げている維新の党の姿勢として、議員と一般の党員の間に差は設けないとして、地方議員や一般の党員にも、国会議員と同じく1人1票を配分し、来月までに入党手続きを行った党員を対象とする方針も確認しました。
手や足、それに口などに発疹が出来る手足口病の患者が、この10年で2番目に多くなっています。
国立感染症研究所は、こまめに手を洗うなど、予防に努めてほしいと呼びかけています。
手足口病は、手や足、それに口の中に発疹が出来るウイルス性の感染症で、幼い子どもを中心に感染し、まれに脳炎などの重い症状を引き起こすことがあります。
国立感染症研究所によりますと、今月5日までの1週間に、全国およそ3000の小児科の医療機関から報告された患者の数は、1万7294人で、1医療機関当たり5.48人と、この10年で2番目に多くなっています。
都道府県別で見ますと、福井県で15人、京都府で13.01人、香川県で11.14人、山口県で10.43人、栃木県で10.29人などとなっていて、当初、西日本が中心だった流行が、全国的に広がってきているということです。
生字幕放送でお伝えしています愛知県体育館、名古屋場所の三日目です。
幕内後半の取組がこれから始まります。
隠岐の海と徳勝龍です。
徳勝龍がここまで2戦2勝としています。
初日が四つ相撲、きのうは押し相撲で徳勝龍は勝ちました。
両者の過去の対戦は3回顔が合っていずれも徳勝龍が勝っています。
ことしの初場所の対戦は徳勝龍があたって隠岐の海に差させずはたき込みで勝っています。
大学の同学年です。
大学時代同じ釜の飯を食べていたということです。
宝富士は今場所新三役置いていかれないようにしたいと徳勝龍は話していました。
四つでいえば左の相四つ。
徳勝龍はもともと突き押しが得意です。
庄太郎が合わせます。
寄り切り、隠岐の海の勝ちです。
がちがちの四つ相撲で隠岐の海が勝ちました。
解説は元大関栃東の玉ノ井親方です。
左四つという形になって右の前まわしですかね。
玉ノ井⇒左を差したのもそうなんですが隠岐の海はきょうは落ち着いて取っているような感じでしたね。
小手投げがきましたが右の下手を取りにいくようになりましたね。
ここでもう引き付けて前に出ましたね。
自分から左四つになるような形になりましたね。
この形になればという気で自分は取ったと思いますね。
外の様子です。
きょうも気温は33度まで上がりました名古屋地方です。
あす四日目の取組です。
十両です。
幕下の土佐豊と明瀬山から始まります。
御嶽海と高立は3連勝どうしです。
北はり磨、常幸龍ともに3連勝どうしです。
幕内の取組です。
里山と十両の大栄翔の相撲から始まります、大栄翔は初めて幕内で取ります。
照ノ富士は、あすは高安です。
結びは佐田の海が横綱白鵬に挑戦します。
隠岐の海のリポートです。
これまで一度も勝ったことがなくて、立ち合いの間合いが長くてどっちを差そうか迷ったそうです。
結果的に左からいったのがよかったという話をしていました。
敗れた徳勝龍です。
いつもと違う立ち方をしてきたのであたって押していきたかったと思ったんですが止まってしまいましたと言っていました。
隠岐の海は4回目の対戦で初めて徳勝龍に勝ちました。
土俵は安美錦に豪風。
制限時間いっぱいです。
現時点では、ともに36歳どうし。
部屋は新大関、新三役が誕生しましたが、この安美錦の存在が大きいといわれています。
庄太郎の軍配返りました。
突き落とし、安美錦の勝ち。
安美錦は三日目に白星です。
突き落としで安美錦が勝ちました。
張ったあとにすぐ右にかわっての突き落としです。
差しにいこうとしたんですが結局差さずにすぐに右に動いての安美錦の突き落としです。
新大関照ノ富士、三日目の対戦は妙義龍です。
過去4対2と照ノ富士がリードしています。
それぞれが勝った初場所と先場所の相撲続けてご覧いただきます。
前半の中入りの時間でも毎場所対戦があるとの玉ノ井さんのお話がありましたが新大関プレッシャーがかかる場所だと思うんですが。
玉ノ井⇒周りほど考えてないと思いますよ。
自分の形になって速く攻める張り差しをやって負けていますのでそういうことのないようにきちんとした立ち合いであたっていく。
攻めていこうという気持ちがあると思いますね。
妙義龍はどうでしょうか?新大関に対して。
やってやろうという思いはあるでしょうね。
ただ簡単に勝てる相手ではないですね。
土俵際も残りますし攻め返してもきますからうまく立ち合いの圧力がかかれば前に出るのかなと思いますね。
妙義龍はあまり差しにいくタイプじゃないですからね、下からいくタイプですね。
妙義龍はもろ差しになることもあるんですが、差してきたら抱えるという大きな相撲を取れますね。
そうですね、ここ何場所、土俵際まで来ても押し返す力がありますからね。
立ち合いの圧力が大関にどれぐらいかかるか、というところですね。
土俵は魁聖と逸ノ城が上がっています。
新三役をねらう西の前頭3枚目の魁聖。
周りからその話をされるんですよねと話をしていました。
期待の表れでもあります魁聖。
一方、関脇に戻った逸ノ城が今場所右四つになってもそのあとの攻めがなかなか出てきません。
新三役という意味でも、前半でもご紹介しましたが新三役で勝ち越した力士の1人です。
逸ノ城。
過去2回顔が合って2回とも右四つがっぷりの展開になりました。
逸ノ城、上手を取りました。
今場所もがっぷりです。
過去は2度とも逸ノ城が勝っています。
拍手
寄り切り、逸ノ城の勝ち。
最後は上手も切って出ていきました。
1分21秒の相撲でした。
逸ノ城、初白星で1勝2敗です。
向正面は若荒雄の不知火親方です。
右四つがっぷりの展開でしたね。
そうでしたね。
もっと早く攻めたりとかそういうのがない気がしましたね。
照ノ富士とかを見ますともっと力強かったりがっぷりにしていても振り回したりするんじゃないかなと思いましたね。
そういう期待がありましたがね。
この両力士は、いまいち止まってしまっているんですね。
強いんでしょうがね。
そういう感じはしますね。
玉ノ井さんはどうですか?右四つになってからの攻めはいいですね。
立ち合い張って右を差すんですが巻き替えにいくのか上手を取るのか、よく分からなかったですね。
どうしてああいう形にいこうとするのかなということが見えますね。
上手がほしくて右を差すわけですからね。
巻き替えにいくのが、ちょっとこういうところでなぜいくのかなという疑問がおきますし、逆に巻き替えて出ていこうかなという感じもしますしやっていることが中途半端ですね。
こういう考えがあって巻き替えにいきたいというのは分かりますがこれだけの体があるんですから上手を取って、今みたいな内容で取れればいいと思いますね。
新三役の宝富士が登場しました。
対戦相手は2戦全勝の栃煌山です。
栃煌山もいい内容で2戦2勝です。
青森県からは安美錦以来8年ぶりの新三役です。
宝富士関大好きというメッセージをご紹介します。
徳島県の20代の女性です。
毎場所応援しています。
今場所は待望の新三役の場所ということですごくうれしいです。
今場所、大いに沸かせてもらいたいですね。
ファイト。
というメッセージを寄せてもらいました。
新三役の初白星をきのう挙げましたが。
宝富士のリポートです。
自分は地味な力士なのでこういうメッセージはうれしいですとてれくさそうに笑っていました。
きのう、おとといとしっかりとした相撲が取れるようになったと手応えを感じているようです。
新三役の今場所は、これまでは空回りしているだけで終わっていたんですが今場所は集中して取れている。
今場所は2桁10番を目標にしている。
先場所は東の筆頭で9番ですから可能な数字だと思っています。
とにかく照ノ富士と充実した稽古をしているのでこういう結果が出ていると言っています。
玉ノ井⇒そうですね。
2桁勝てるような相撲内容だと思いますよ。
きょうの相手はもろ差しをねらってきますのでそう簡単には押せませんね。
立ち合いが見どころですね。
宝富士は左からの押っつけも強いです。
両者の攻防が見どころです。
新三役自分の相撲に手応えを感じている宝富士です。
しかも今場所は久しぶりに体調がいいと言っている相手は栃煌山です。
栃煌山がいい内容で3連勝。
宝富士、きょうは差し負けました。
正面側の攻防だったんですが。
決まり手は寄り切りです。
花道の奥で新大関の同じ部屋の照ノ富士とすれ違いました。
首をかしげて下がります宝富士。
きょうは栃煌山を褒めたほうがいいような内容だったんですが。
今場所、中に入って取るのがすごく早いですね。
ちょっと右がのぞきかけています。
ちょっと差してここからの攻めが速いんです。
巻き替えにいくのも許さずに出ています。
巻き替えるよりも先に押されていますね。
うまいですよね。
中に入っていますスピードのある内容です。
栃煌山こういった内容の相撲取るときも負けるるときの内容もあります。
負けるときの内容は上体が上がって差せないときが多いです。
稽古の中でもう1回に上体を丸めて取りにいくなりまわしをつかみにいくなりやっていけばそれはこれからの内容しだいで変わりますから。
自分より若い新大関が誕生しましたし本人には刺激になっていると。
もちろん刺激になっていると思います。
宝富士のリポートです。
自分の上体が高かったので差し負けてしまったと話しています。
立ち合いの高さという意味では玉ノ井さんが中入りのインタビューのときにも指摘したことです。
高くなったという差し負けて巻き替えもならなかった宝富士です。
栃煌山をいい内容で3連勝です。
ここから、大関登場です。
最初に登場するのは豪栄道はなんですが高安、宝富士に敗れてここまで2敗です。
きょうは比較的合い口のいい碧山戦。
豪栄道が左の肩を痛めて先場所勝ち越したあとに休場となりました。
今ちょうど新大関の照ノ富士も入ってきました。
現役時代の栃東も肩を同じように剥離骨折しました。
この2日間はどのように見ていますか?初日の相撲内容は何もできない状況でしたね。
きのうは攻めてはいたんですよ。
最後の詰めが甘かったのかなという感じです。
ただ左の脇を締めて相撲を取っていますので豪栄道からしたら右を差したい形に差したいので右を差してから左を取るのがいちばんいい形になると思います。
今場所は稽古があまりにも名古屋場所に来てからの稽古だと思うので稽古不足があると思います。
土俵の上でいろいろな相手とやって感覚を戻していくしかないですよね。
名古屋入りして2週目に入ってようやく関取衆と稽古を再開した豪栄道です。
その辺りの不安というのもあるかもしれません。
不安とも闘っている豪栄道。
館内から豪栄道頑張れ!という声援も受けています。
開き直っていくのがいいと思います。
とにかく前に出る、それだけを考えるといいです。
引き落とし、豪栄道の勝ち。
鼻血です。
鼻血を出しながらつかんだ今場所の初白星。
かなりの出血です。
体勢としても、もろ差しを許している体勢となりました。
きょうは取りにいきました。
左を取りにいきました。
碧山、結局突き放せずにこうなりました。
不知火さん碧山は左、この時点で入ってましたか。
入っていました。
右もすぐに取れました右の前まわしも。
すくって後ろへ動くんですがこの体勢も。
この体勢はいつも豪栄道がやる体勢ですから碧山はちょっと攻めきれないところがありますよね。
豪栄道が右もすぐ取っていたという話だったんですが苦しんだ末の白星となりました。
最後の場面です。
下手すくい投げですよね。
苦しんで相撲を取っているとだんだん感覚が戻ってきますから今はとにかく、自分もやったときは五日目までは苦しんで苦しんでも相撲を取るということを心がけてやってきました。
今は我慢です。
我慢すれば状態も少しずつ?そうですね。
あまり気にせずにいると思うんですがどこかしら肩に痛みがあると思うんですが出るからには自分の力を出しきれるように取ってほしいですね。
肩のけがというのは鶴竜もそうなんですがなかなか治らなくて。
治りづらいですね。
その中で懸命に相撲を取った豪栄道です。
決まり手は突き落としと発表されています。
今場所は上位で鶴竜も休場明けの場所日馬富士は休場しました。
大関琴奨菊がカド番。
豪栄道も休場明けの場所という中で優勝争いを考えたときにやはり、稀勢の里という名前が今場所どうなんだろうと名前が挙がるわけですが。
そうですねきのうの相撲内容みたいな相撲を取っていたら優勝はないですね。
左手1本ですから。
攻め手がないんです。
左をただ差しにいくような感じです。
左手1本で相撲を取っているように見えるんです。
左が入ったら力が出るのは誰しもが分かっていることなんですが、立ち合いの圧力もそれほど強いというふうに見えません。
左から、ただ差しにいく形にしか見えません。
昔みたいに突き放して左を差すという感じはありません、今ね。
きょうも安易に左を差しにいったら佐田の海にスパンと中に入れられます。
気をつけないといけません。
どちらかというと、稀勢の里最近は受けの立ち合いというのが非常に多くなっています。
制限時間いっぱいです。
中に入れば佐田の海、もちろん前に出てきます。
西の前頭筆頭新三役をねらう今場所の佐田の海。
過去は2回顔が合って2回とも稀勢の里が左を差し勝って、勝っています。
稀勢の里十分寄り切り稀勢の里の勝ち。
きょうは落ち着いて取りました稀勢の里、連敗はしませんでした。
決まり手は寄り切りです。
不知火親方、稀勢の里の左画面に出ていますがどうだったですか?佐田の海がすぐ取ったんですが右を取ったんですけれどもすぐに切られてしまいました。
こうなったら大関強いと思います。
正面側から玉ノ井さん右ですが抱え込みにいっている形でしたね。
いつもの形ですね。
稀勢の里こういう形ですから左を差せた部分上手が取れたという感じなんです。
このまま1敗で横綱についていってほしい稀勢の里。
きょうの注目の取組新大関の照ノ富士小結の妙義龍です。
新大関の今場所初日、二日目と照ノ富士らしい取り口も出ています。
きょうはスピード、速攻の妙義龍戦です。
過去は4対2です。
妙義龍が勝つときは左が入っています。
照ノ富士が勝つときは右四つか両側から抱えてきめて勝つという内容になっています。
照ノ富士戦、妙義龍は場所前から非常に新大関との対戦を楽しみにしていました。
妙義龍に話を聞いてもらいました。
妙義龍についてのリポートです。
大関はもろ差しにくる相手を抱え込んできめる力が本当に強いんです。
紹介もあったように自分もやられたこともあります。
栃煌山関、豊ノ島関のようにもろ差しで力が出る力士が相手でもねじ伏せる相撲をこれまで見てきました。
簡単に胸を合わせちゃいけないポイントはもちろん立ち合いですが、さらに横からの崩し崩して攻めるこれが大事だということです。
場所前、稽古していましたが仮に前まわしでも押しも入れば持っていけないことはないでしょうと横からの崩しが大事だと言っていました。
相手はたぐることもあります。
これも、警戒しながら厳しい相撲を取りますよと口ぶりからもかなり気迫を感じます。
玉ノ井さん、うなずいていましたね。
それができれば勝つんじゃないですか。
場所前の稽古で妙義龍は右手を出して左の前まわしを取るという動きもしていました。
それも頭に入れて横の崩しという話もありました。
館内がいったん静かになりました制限時間いっぱい。
きめ倒し、照ノ富士の勝ち。
照ノ富士3連勝。
この落ち着き。
玉ノ井さん、いかがでしたか?立ち合いはよかったですね。
流れも悪くはないと思います。
差しにいってしまいましたね。
照ノ富士が右張り差しでいきました。
差さないようにしていたんですが照ノ富士が抱え込みにいっている形ですね。
右も抱え込んでいるんですが、落ち着いてますね。
妙義龍は左を出しながら頭をつけています。
妙義龍のこの左の巻き替えがだめですね。
この巻き替えは効きませんね。
妙義龍もいろいろ考えて気合いを込めていったんですが新大関がそれをはね返しました。
ずっと表情も変わりません。
自信を持って取ってますね。
妙義龍のリポートです。
立ち合いからの流れを聞きました。
表情を変えずに何もことばが出てきませんでした。
玉ノ井さんの解説どおり花道の奥で映像を見て巻き替えにいったところそこを見て風呂に入っていきました。
そこから先は見ませんでした。
悔しい妙義龍でした。
はね返した照ノ富士ということになりました。
まだ気は早いんですが、当然大関というと優勝争いですが本人も自覚がありますが今場所も照ノ富士、新大関の場所ですがどうでしょうか。
いいですね。
今のところどこからこう崩れるそういう見方がありませんね。
きょうもこういう、いろいろな多彩な、抱え込んでいったり右を差したり多彩な攻めがありました。
自由自在に体が動いていますね。
横から崩させませんでしたね。
横から攻めていけばどうなるんでしょう。
もし現役時代の栃東が照ノ富士と対戦する場合いかがですか。
前に出ていって右からか左からかどちらからいくか中に入るかしますね。
そういう形でしか取れないですね。
これで照ノ富士が初日から3連勝。
照ノ富士のリポートです。
涼しい顔です。
きょうの相撲は普通です。
口癖ですが。
差されたりしてもとにかく前に出ようと思っていることがいいと話しています。
結局きょうも抱えて、小結妙義龍を問題にしませんでした。
向正面の不知火さん強い新大関の取組でした。
なんといっても差されても強いというのがすごいですね。
自分の押し相撲からしたら想像がつきません。
突き押しの力士としてはどう崩したい、そういうことはありますか。
突っ張りの手は止めたらだめだと思います。
ひたすら突っ張って、動きの中でということだと思います。
なかなか攻略も難しいと思います。
そうした力士になりました照ノ富士。
照ノ富士、あすは高安妙義龍、あすは逸ノ城戦です。
土俵に大関琴奨菊。
カド番ですが、初日から連敗のスタートです。
大関になって初めてです。
ちょっと苦しいですね。
上体で相撲を取って下半身で相撲を取っていないという言い方が適切だと思います。
本人も足が送れていないと話していました。
どうしても力が入りすぎて上半身ばかり動きを考えすぎているのかなと思います。
がぶり寄りもありますし、四つに組んだらなかなか持っていけるような大関ではないので。
過去勢とは3対3。
ことしの初場所は勢が右からいきなりかっぱじく動きがありました、琴奨菊は動じませんでした。
そのときは琴奨菊が勝っています。
館内の声援は、大関への期待の表れです。
左肩を痛めている勢。
思い切った相撲を取ってきます。
寄り倒し、琴奨菊の勝ちです。
3連敗はしませんでした。
一瞬、右からすくわれてぐらつきました。
懸命にこらえました。
鼻から出血の勢。
決まり手は浴びせ倒しです。
右差しをねらっていって押っつける形になりました。
きょうは足が出たように見えていますが。
かぶさっているように感じますね。
大きい相手ですからちょっと反ったような形で相撲を取ってますね。
それがすくい投げでぐらついた。
きょうは先に攻めていったというのがいいですね。
右から渡し込むようにいって最後浴びせ倒しました。
これでカド番の場所白星が出ました。
これで4大関全員が勝ちました。
あす栃煌山と対戦します。
ここから2人の横綱の登場です。
館内からの声援が大きくなりました。
子どもの声で白鵬、という声が多く聞かれます。
きょうは栃ノ心戦です。
第一人者の白鵬が、今場所は左の上手を取ってといういつもの相撲が取れていません。
玉ノ井親方からは、落ち着いて取っているという話がありました。
じっくり見ながら取っているという話がありました。
結局、時間はかかっているようですが星は落としていません。
きのうも攻め込まれた場面はありました。
ところどころ反応のよさはありますね。
優勝争いを考えるとやはり白鵬というのがいます。
いちばんの軸ですね。
そこまで心配をするという内容ではないのでしょうか。
さすがに横綱はまだ初日、二日目ですからいつもの動きができないときもあります。
きょうみたいな相四つの相手にどういうふうに取るのかな、という感じはあります。
初日は1分14秒、きのうは1分44秒かかっています。
きょうは右の相四つということで過去は18回顔が合ってすべて白鵬が勝っています。
栃ノ心はなんとかは上手を取って上手を取らせないようにしたいところ。
自分が先に上手を取って攻めたいという話をしていました。
制限時間いっぱい。
栃ノ心の勝機というとそういうことになりますか?立ち合い早くあたって、まわしを取ることですね。
栃ノ心にとっては19回目の挑戦です。
はたき込み、白鵬の勝ち。
問題にしませんでした。
白鵬、初日から3連勝。
あえていえばきょうも左の上手がすぐに取れませんでした。
しっかり左足で踏み込んでますね。
圧力をかけてますから、さほどいつもの場所と変わりはないと思います。
右を差しにいくようにして。
きちんと圧力をかけてから左からの引き落としですからね。
先場所、照ノ富士に連覇を止められたという思いを当然持っていると思います。
場所前も大関横綱と稽古してますからね。
きちんとした体調管理もして場所に臨んできているでしょうから、そう簡単には崩れないでしょう。
白鵬3連勝、あすは佐田の海。
栃ノ心、あすは鶴竜戦です。
番数も取り進みましたるところかたや高安、高安こなた鶴竜、鶴竜この相撲一番にて本日の打ち止め!40代式守伊之助の結びの触れでした。
鶴竜が西から登場しました。
対戦相手は高安です。
琴奨菊、初白星のリポートです。
1つ勝ってと言ったあと少しことばを選ぶようにしてあしたからも攻める気持ちで頑張ります、と気を引き締めていました。
きょうは自分から攻めていました琴奨菊。
そして鶴竜です。
左の肩を痛めて2場所休んで3場所ぶりの土俵です。
ここまで連勝です。
改めてその左肩のけがの影響についてはどうでしょうか。
ここ2日間、見るかぎりはあまり影響はないですね。
痛みがどうのこうのという感じはありませんね、とにかく動けていますね。
けん板というところを痛めてどこの動きがしにくくなるでしょうか。
下から絞り上げるのは痛みが出たりしますが動かしたりすると違和感があるんですね、そのときは。
治りづらいのをあえて休んでちゃんとした状態で出てきてますから心配はないと思います。
逸ノ城、佐田の海の挑戦を退けています。
横綱に挑む高安。
向正面の不知火さん。
この横綱をどう攻略したらいいでしょうか。
高安は突き押し、左四ついろいろありますがやはり気持ちと思い切りのよさで取るところがありますのでそこで取ってほしいですね。
気持ちですか。
やはり気持ちが全面に出てくる力士です。
制限時間いっぱいです。
過去は鶴竜の8勝高安の2勝。
鶴竜が6連勝中。
高安が最後に勝ったのは鶴竜の大関時代、この名古屋場所でした。
ことしの対戦では突っ張り合いになって突き落としで鶴竜が勝っています。
休場明け鶴竜の三日目。
押し出し、鶴竜の勝ち。
鶴竜も初日から3連勝。
この高安の動きにも対応しました。
巻き替えも見せました。
きょうの内容はどうでしょうか。
いいんじゃないですか。
いろいろ高安がしてきますが逆に返して巻き替えにいってますから体、動いてますね。
高安もいろいろ横綱に挑んでいきました。
鶴竜が押し出しで勝って3連勝としました。
そして同じく初日から3連勝の白鵬。
悠然と引き揚げていきます。
鶴竜、前まわしを取りにいったんでしょうか。
そういう見方もできますが差されても差し返しますね。
高安も左を差しますが巻き替えの応酬ですね。
攻めが速いですね。
どんどん攻めてますね。
鶴竜のリポートです。
鶴竜はこの休場明けなので引かないで前に出ているところがいいと話していました。
前に出る気持ちできょうもしっかりと取りました。
細かいところを見ても鶴竜らしい動きが出ていました。
この3日間は本当に鶴竜らしい相撲だと思います。
肩がどうのこうのということを気にせずに取っていると思います。
きょうは横綱大関は全員が勝ちました。
序盤を見ると照ノ富士の印象が強いですね。
ちょっと相撲の内容が違うと思います。
5日間をこのまま乗り切ればやはり今場所も優勝争いに絡んでくるでしょうね。
当然入ってくるでしょうね。
そうなりますとこの場所もおもしろくなります。
周りもいますから、最後の最後まで諦めずに頑張ってほしいですね。
その照ノ富士、あすは高安と対戦です。
「大相撲名古屋場所三日目」をお伝えしました2015/07/14(火) 15:55〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲名古屋場所▽新三役紹介 宝富士[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)不知火(元若荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)不知火(元若荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜愛知県体育館から中継〜 <中断>(4:00)−(4:03)[字]ニュース (5:00)−(5:03)[字]ニュース
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)玉ノ井(元栃東),向正面(幕内)不知火(元若荒雄),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技
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