スタジオパークからこんにちは 志村けん 2015.07.14


生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!ありがとうございます。
本日の司会は清水ミチコさんです。
清水⇒よろしくお願いします。
そして伊藤雄彦アナウンサーです。
よろしくお願いします。
きょうのゲスト。
うれしいですね。
どきどきしていますもの。
世代的に。
どんぴしゃですから。
本日のゲスト志村けんさんです。
拍手
よろしくお願いします。
お願いしたんじゃないですよ早速。
志村⇒ありがとう。
きょうに合わせて来てくれました。
志村さんの隣に立てるなんて思いもよりませんでした。
そういう方、多いでしょうね。
いやいやそんなことないですよ。
ただの普通のおっさんですもん。
志村後ろ後ろと言っていた隣に自分がいるというね。
心の中で時々呼び捨てしちゃいますもんね。
すみません、志村志村って。
志村さん「となりのシムラ」という番組にご出演です。
コント番組今度8月17日放送ですね。
第2弾なんですよね。
第1弾が非常に好評でした。
ありがとうございます。
「となりのシムラ」どうやって志村さんがコントを作っているのか秘密にぐぐっと迫ってまいります。
質問やメッセージどんどんお寄せください。
生で見られた。
お寄せください。
お待ちしています。
スタジオのお席のほうへお願いします。
拍手
本日のゲスト志村けんさんです。
よろしくお願いします。
志村⇒どうもよろしくお願いします。
実はスタジオパークご出演は2006年以来9年ぶりです。
9年ぶりですか。
そんな前ですか、もう。
9年前に出られたことは覚えているんですか。
来たことは覚えているんですけれども中身は覚えていません。
生のトーク番組で志村さんがご出演になるのはなかなかね。
あんまりないですね生でトーク番組は。
本当に貴重なスタジオパークでございます。
清水さんとは番組で。
この間大阪の番組でごいっしょしてツーショット写真をお願いして撮らせていただきました。
ファンじゃないですか。
そんな志村さんご出演のNHKの番組がございます。
「となりのシムラ」。
去年の12月に第1弾が放送されまして今度第2弾ということです。
志村さんの名前を冠したコント番組でNHKでは初めてです。
第1弾の反響というのはどうでしたか?結構ありましたね。
僕のブログなんかにも書き込みがあったりとか。
あと飲み屋のお姉さんたちもいろいろ。
そんな。
そんなって言っちゃいけないけれども。
そういうところにしか行かないもので。
今までと違う反応があったんですか。
哀愁というか。
なんかかわいそうと言われましたねこの男の人が。
いろいろなシーンに出てくるんだけれども。
哀愁が漂っている感じが。
単に笑うというだけではないんですよね。
今回、志村さんのコント番組出演のきっかけがあったんでしょうか。
僕の今までのはメークしたり変なおじさんとかやりますけれどもその人に、ふんしてやるんだけれども今回は65歳の普通の男性はどんな感じだろうかというのをやろうというのであまりメークもしないでこの頭でやったらどうだって。
自然体でやったらどうかっていうので。
それはやったことないのでどうかな、やってみてもいいかなという感じですね。
自然体で。
この頭でって。
どうしようかと思いました。
この頭でと言ったらなんですけれどもこの感じでメークや、かつらをかぶってということではなくそのままの志村さんで出られるんですよね。
そうですね。
今までそういうコントをやったこと、なかったんですね。
基本的には違う人物になりきっているとかメークとかかつらをつけていますね必ず。
今回はないですね。
確かに哀愁漂っている写真ですものね、これね。
まあ年ですからね。
いつもと違う志村さんのコントが見られるということです。
去年の12月に第1弾が放送になりました「となりのシムラ」です。
あれ?課長ひょっとしてもうお帰りですか?ああ、きょうは帰っとくわ。
え〜、じゃあ…マイちゃん、ほら。
何、どうした?いやいや、ちょっとまあまあ…。
ハッピーバースデートゥユー。
ハッピーバースデートゥユー。
ハッピーバースデーディア…モトキ君。
えっ、まじっすか?ハッピーバースデートゥユー。
まじっすか?おめでとう!すいませ〜ん、ブレンドください。
はい?ブレンド。
ブレンド?うん。
申し訳ございませんブレンドというメニューはなくて。
ブレンドがない?はい。
コーヒー屋さんで?申し訳ございません。
うそ?はい。
は〜。
じゃあ、いいや。
いちばんポピュラーなアメリカンでいいや。
アメリカン?では、このカフェアメリカーノでよろしいでしょうか?これ、あの薄いやつ?はい、エスプレッソに熱いお湯をたっぷりと注いで…。
エスプレッソって苦いやつだろ?休憩入りま〜す。
かしこまりました。
休憩入ってんじゃねえよ、お前人が注文してんだろ、お前。
おい、俺コーヒーが飲みたいんだよ。
コーヒーがよ。
もう何か暑いわ、冷たいもんでいいや、冷たいもんで。
では、フラペラーテでよろしいでしょうか?何を!?清水⇒ありますね、こういうこと。
志村⇒実際にこういうこと何年か前にコーヒー屋さんであったことなんですよ。
伊藤⇒志村さんが?僕はあんまり行かないんだけれども新しいコーヒー屋さんに行って2階があるから2階に行って待ってたんですよね。
みんなコーヒー飲んでいるけれども誰も俺のところに聞きに来ないんですよ。
何やってるんだろうなって。
待ち合わせだったんですけれども友達が来て何やってんのコーヒー飲まないのって誰も来ないんだよって言ったら、ここは来ないよ、下で注文するんだよって。
初めてですよ。
ブレンド、えって言われて名前も違うじゃないですかコーヒーの名前も。
なんとかラテとかね。
体がついていかないですよね。
きても吸い口がある。
ふたのある。
吸い口、そうですね。
水面が見えるからすすれるけど見えないといつ飲んでいいかおどおどするじゃないですか。
そういうおじさんもいっぱいいるわけだからそういうのをやろうかなと。
よくやってくれたっていう方もいるでしょうね。
リアルの志村さんの経験が今回コントに。
そういうものもありますね。
誕生日の顔もよかったですね。
確かにちょっとかわいそうというかありがちかもしれないですね。
中途半端だね。
でも今まではこういうコントはなさってなくて。
そうですね。
またこれがオールロケなんですよ。
セットじゃなくて?セットは一切使わずにオールロケで。
これも店に行かれて?そうです。
お店をお借りして。
何でロケ何ですか。
スタジオもいいんですけれどもこのリアル感はなかなかでないじゃないですか。
あと天井を撮っちゃいけないとかねスタジオではありませんから。
いいところはかなりありますね。
1か所でも、この回のときに自殺できない男というタイトルのがあったんですね。
ホテルでやるんですよ。
でもそのホテルが最後、火事になるんですよね。
それで自殺するわ、火事になるわというホテルはありませんかと。
貸してもらうときになかなか苦労したみたいですよ。
貸してくれないですよね。
ロケとはいえね。
ばか野郎と言われそうですもんね。
ドラマの撮影みたいな感じで。
ロケという雰囲気で。
そんな感じですね。
逆に大変だった部分も多いんじゃないですか。
僕は同じことは何回もできないと言ったら監督がじゃあ2回だけやってくださいと。
2回同じことをやるんですよそれをカメラを変えてやるだけで基本的に僕は2回しかやってないです。
そして最新作、第2弾。
今度は8月17日に放送になります。
今、編集中です。
まさに今できたばかり一部です。
「となりのシムラ」の最新作第2弾です。
まだ見てないな。
すいません。
はーい。
何でしょう。
何でしょうって、あと1つめんたいこ青じそうどんが来てないんですけど。
あ、ご注文されました?注文しましたよ、ほら4人いて料理が3つっておかしいでしょう。
すいません、すぐお作りします。
あ、悪いけどね、あの…めんたいこ青じそうどんをキャンセルして、この中でいちばん早くできるの何かな。
めんたいこ青じそうどんです。
何を。
ちゅうせいしぼうはどのくらい?ちょっと待ちなさいよちゅうせいしぼうでしょ?ちゅうせいしぼう…うわあ。
助けてくれよ。
なんぼ?460もあるよ。
460?上限がたぶん百九十なんぼでしょ。
まだまだまだまだまだ。
3桁ならいいよ、私4桁。
1200いったことある。
あ〜、ちゅうせいしぼう。
伊藤⇒中性脂肪の言い方。
変わったイントネーションで。
これは西田敏行さんと。
27、8年ぶりに2人でやりましたね。
どうでしたか?西田さんとの共演は。
緊張しますよ。
志村さんがですか?同じことを2回は、やらない方なのでどこかしら変えてくる。
大体こんな話でいきましょうと言ってあとは大体思いつきみたいなので言っていますからね。
アドリブもたくさん入ったんですね。
ここだけではできませんからね。
同じのがありませんから2本とっても編集でつながらないとアドリブに対応していくというのは難しいでしょうね何するか分からない。
でもすごい楽しかったですね。
西田さんはどういうふうに思っていらっしゃるのかお話を聞いてまいりました。
そばに志村さんがいるとなんかいろんなことがどんな球を投げてもどういうふうに球を投げられてもなんか…それが最大の魅力というか僕にとってのいちばんの楽しみどころといいましょうかね。
いつもこう、時代の空気をちゃんと吸い込んで…年齢は僕のほうが上ですけどそういった意味での笑いを追求するという部分においてはある意味本当に敬意を持ってますね。
清水⇒すごい。
拍手
志村⇒ありがとうございます。
日本の宝どうしが。
伊藤⇒豪華な共演でしたけれども。
西田さんご自身もコントをやったのが28年ぶりということでした。
志村さんとやって以来、久しぶりだったということです。
そうなんだ。
うれしいですね、それは。
いろいろな俳優の方とコントをやられていますけれどもコメディアンの方と違う部分もあるんですか。
お笑い関係の方とやるときには大体この辺だなというのが分かるしなんとなく計算はつくんですけれどもすごい役者さんとかだと自分の中で描いているものよりもどうくるのかなどうするのかが僕の中では分からないですよ。
いつも会っている人だとこうくるだろうなと思っているけれどもそっちから来るのか、というのは非常に緊張するし、また楽しいですね。
柄本明さんとのツーショットというか。
芸者のコントですね。
すごいことになってますものね。
おもしろいです。
あの2人のやり取りも。
そんな西田さんとの共演も楽しんでいただきたいと思います。
「となりのシムラ」前回、第1弾の再放送もあります。
連続で見られますのでぜひご覧ください。
志村さんご出演の番組もう1つございます。
ビートたけしさん、所ジョージさんと日本の芸能史を志村さんが一緒に語ってくださいました。
こちらも再放送です。
16日と17日は志村デーです。
ぜひ番組をご覧いただきたいと思います。
続いては志村けんさんに清水さんにぐぐっと迫っていただきましょう。
知りたい方多いと思います。
志村けんさんは1950年3人兄弟の末っ子として東京都東村山市で誕生しました。
小学校の教頭先生を務めていた厳格なお父様の影響で笑いの少ないもの静かな家庭だったそうです。
そうだったんですか。
そうですね。
男の子が3人いて。
あとじいさんばあさんもいて10人ぐらいの家族なんですよ。
それでも食事をするときぐらい集まって、あとはそんなにああだこうだと笑ったりしないんですよね。
でもすごくおしゃれですね、3人の坊ちゃま。
一張羅ですね。
3人男の子だったら普通は騒がしいのかなという気がしますけれども。
けんかは絶えなかったですよ。
ただおやじが柔道5段なんですよ。
ちょっと兄弟げんかした日にはがつんときましたからね。
反動でお笑いに憧れがあったんですかね。
それもありましたかね。
学校では明るくふるまっていましたね。
家では厳しいからあまり笑いがという感じではなかったんですかね。
はい。
小学校のときからクラスメートを笑わせることが大好きで高校2年生のときには弟子入り志願のため喜劇俳優の由利徹さんのもとを訪れますが弟子が多くて断念します。
そして、卒業を間近に控えた高校3年生のときにはなんとかお笑いの世界に入りたいと今度はみずからお笑い修業のために付き人としてザ・ドリフターズのリーダーいかりや長介さんに入門を志願。
付き人として活動を始めます。
なんでお笑いに入りたいと思ったんですか。
中学高校からビートルズとか音楽が好きで遊びで音楽をやっていたんですよね。
ドリフターズは音楽を絡めたお笑いが多かったんで音楽とお笑いは密接な関係があるなと思ってドリフターズを選んだんですね。
当時はコント55号も人気でしたけれどもやっぱり音楽絡みで。
笑いの修業のために付き人として働く日々を過ごします。
当時の月給は5000円。
あるときの食事はメンバーの食べ残しで賄いまた、靴が買えずはだしで仕事をすることもあったそうです。
大変な修業時代だったんですね。
源泉徴収で引かれて4000円になるんですよね、5000円が。
当時の月給としては。
どうなんですかね。
サラリーマンよりは全然。
全然ですよね。
ドリフターズが5人いるとメンバーで出前を取るんですよね。
大体残りますよね。
全部は食わないですから。
それを1個に集めると大体1人前ぐらいになるんですよね。
それを付き人どうし2人で分けて食べるとか。
悲しい。
そんな過去があったんですね。
履く靴がないというのははだしで。
はだしでしばらくいましたね。
最初の2、3日は痛いんですけれども1週間もたつと慣れますね。
はだしで町中を?電車に乗ったりするんですよ。
でもお客さんのリアクションがおもしろいですよね。
座っている人がはだしだと。
それはそうでしょうね。
そのあと小道具さんに言ったらワラジをもらったんですよ。
しばらくワラジを履いていたんですよ。
コンクリートの道路だとワラジは1週間もたないですね滑っちゃって。
あとは雨に、もたない。
悲しい話なのにおもしろい。
貧乏は貧乏ででもこういう仕事をやりたいと思っているから楽しんでいましたね。
そんな付き人時代の志村さんですが、ここでクイズです。
付き人時代修業されていたんですが修業の一環であることをしました。
何を行ったでしょうか。
お考えください。
どれもありそうですね。
メールが届いています。
三重県の30代の方です。
志村けんさんはじめましてアイーン。
もう本当大好きです。
「となりのシムラ」放送を待ってました。
前回、大爆笑させてもらい涙も出ました
(笑)ソイを入れてくれるならソイは豆乳ですね。
ソイを入れてくれるなら愛も入れてほしいな、は、はまりました。
カフェでのシーンですね。
今回も楽しみにしています。
第1弾の放送をご覧になった方ですね。
ありがとうございます。
そして埼玉県の20代の方です。
幼稚園年少の息子を持つ母です。
息子のクラスでは今アイーンブームです。
長い。
長いな。
男女問わずクラスでアイーン、アイーンと飛び交っています。
番組などで志村さんを見るとひとみばあさんだ、アイーンのおじちゃんだと叫びます。
志村さんの影響力志村さんのお笑いのすばらしさが3、4歳にも伝わっていてすごく感動しています。
いただきました。
ありがたいですね。
修業時代には、とてもこんなずっと長くみんなから愛されるなんて予感はなかったんじゃないですか。
予感はないですね。
そんな余裕もないですしね。
そんな修業時代に志村さんがやったことは何なのか視聴者の皆さんの答えは。
圧倒的に多いのが赤の路上パフォーマンス。
4460。
その半分がお笑いコンビ結成で2036。
歌手になったが1458。
歌手にはならないですものね。
お答えは?お笑いコンビ結成です。
マックボンボン。
それがこれなんですね。
僕は基本的にドリフターズの付き人をやりながら3年だけやろうと決めたんです。
付き人を?付き人を3年。
そのあとは自由に自分たちで作ろうと。
グループでもコンビでも。
ドリフに入ろうとは思っていなかったんですか。
ドリフターズはドリフターズですから、そこで修業をして違うものを作ろうというつもりで入っていましたから3年目に作ったんですよね。
マックボンボン。
どういう意味なんですか。
どういう意味なんですかね、これ。
作った本人が。
この前に最初チャーミングコンビって付けたんですよ。
ふざけるなって言われてすぐに変えたんです。
それでマックボンボン。
こちらの方は今、何をなさっているんですかね。
さあ何をやってるんだろう。
でも彼は2代目なんですよね。
1代目のときにわりと活躍はしたんですよ。
その人とは淳と健という名前で。
でもコンビは解散。
荒井注さんがドリフターズをやめるというのでちょっとお前来いって言われたのがこの時期ですね。
うれしかったんじゃないですか。
プレッシャーですか。
うれしいというか、ドリフターズのメンバーに入ろうという気は毛頭ないですからね。
いつかというのはなかったんですね。
それはないですね。
でもよくしてもらっていたので。
厳しいことは、厳しいんですよドリフターズって。
仕事だけちゃんとやっていれば自由にやらせてもらえたのでそういう意味ではもしかしたらできるかなという気はしましたけれどもね。
いよいよドリフターズに入っていきます。
1974年24歳でザ・ドリフターズのメンバーとなり「8時だョ!全員集合」で次々と生み出すギャグやキャラクターは社会現象になるほどの注目を集めます。
すごかったですものね、このころ私ちょうど小学生でしたけれども本当に見ていましたもんね。
そうですか。
うちの弟は小児ぜんそくなんですけど志村さんの出ているのを見て笑いすぎて発作を起こして呼吸困難になってしまって人間はこんなに笑うんだというくらいで、それ以来、「全員集合」を見てはいけないことになってしまったんです。
そのぐらいすごかったんです。
毎週生放送ですもんね。
すごくどきどきすることですよね。
お客さんを入れてですもんね。
1週間に1回。
毎週ですもんね。
当時の反響はどうでしたか。
会場でみんな喜んでくれるので喜んでもらっていることは分かるんですけどでも終わったらすぐ皆ばらばらになって飲みに行くわ、食いに行くわですから。
また1週間後に次の舞台。
練習するから週4日5日会っていますからね。
さすがこだわっていましたね。
その後も志村けんさんは日本中を笑いの渦に巻き込んでいます。
志村さんの笑いの転機になったのが「8時だョ!全員集合」の中であの歌が実は志村さんの転機になったそうです。
♪「東村山庭先ゃ多摩湖」♪「狭山茶どころ情が厚い」♪「東村山四丁目」何だ、お前の歌は、それは!本当に初期のころの映像ですね。
初期のころですね。
ちょっと節が違いましたね。
毎週毎週やろうともともと考えていないんですよ、ドリフターズのネタって。
はやりもので。
毎週やるので1回やってみてあれちょっと受けたなもう1回やってみようかあれ、受けるな、もう1回やってみようかとそれで1年半とか2年になるんです。
ヒゲダンスは1回やったら来週いけない?といってもそれでネタを作ってそれの繰り返しで1年半とか2年半やるんです。
受けようと思って、続けようと思ってやったものは1個もないです。
それがお笑いの転機になったということですか。
その前は一生懸命やっているんだけれども肩に力が入っているのか自分の思っているものよりも受けないなと思いました。
これになってから喜んでもらえて少し肩の荷が下りたというか。
楽しみにしていた子どもたちも多かったですからね。
そうやって活躍されました。
どこの写真だろう?かつらじゃないですよね?どういう状態ですか?いかりやさんもかつらですから。
そうですよねやっぱりかつらですよね。
コントの中じゃないですか。
コントのシーン。
同窓会とかそういう感じの。
ワンシーンなんですね。
そうか、そうか。
お休みでどこかに行ったのかと思いました。
慰安旅行じゃない。
「全員集合」で、人気を博して今日に至る志村さん。
その中で志村さんがお笑いで大切にしていらっしゃるこだわりがあるということです。
一部ですが。
動き7、ことば3。
どういう意味なんでしょうか?今、人がしゃべっているなという感じで。
司会者が進行しているので。
僕はとりあえずお子様から年配の方まで分かりやすいという笑いが好きなので動いて、動きがメインでしゃべりがあれば動きのほうが笑いが取れるというか笑ってくれるじゃないですか。
そういう信念はあまり変わらないですね。
いまだに、だから、わりと動いてしゃべってという。
ずっと立ってしゃべってというのは得意ではありません。
共感してもらうには全国的にいちばん分かりやすいんでしょうね。
はい。
お子様たちは動いて笑うとそれをずっとやりますからね。
まねをしますからね。
もう1回やってくれみたいな感じですね、子どもたちは。
動きを翌週なんかに必ずまねをするんですよね。
アイーンとかヒゲダンスのポーズとかね。
いまだにダイレクトに入ってくるんでしょうね動きだと。
分かりやすいということでしょうね。
分かりやすいというのが大事なんですね。
お決まりのネタというのは僕が好きなんですが、新しいお客さんの前でネタをやるのはそんなこと、そんな新しい感覚のことをやるんだということになると、分かる人は分かるんですが分からない人は分からないんですよね。
マニアックになっちゃったりとか。
僕たちの子どものころに漫才の方が待っていました!これこれ。
毎回ネタが分かっているのにおもしろいんですよね。
毎回、同じところで笑うんですよ僕なんかは。
そういう名人という方がいたんですよね今でもいらっしゃるんでしょうけれども。
そういうのがすごいなと思うんですよやるのを分かっているんですよ。
おちも分かっているし分かっているのに笑ってしまうこれは何だろうというのはプロなんですよね。
だから僕はこうなってこうなるというのを名物、名作だろうとそういうものを常に作りたいんです。
ひとみばあさんが出てきたら笑われる、そしてこうなるでも笑ってしまうということがそれが大切なんです。
待っていましたというのが好きなんですね。
よく歌手の方でも大ヒット作はやらないで新曲を聴いてくださいとなるとがっかりするときありますよね。
本当に聴きたいのはあれなのにとか。
違うんだよ、というときありますよね。
1曲しかない人いますよね。
頭で歌ってまたアンコールで歌ってとか。
お決まりのネタで飽きるということは、ないんですか。
自分たちは飽きないですね。
お客さんを前にしてやっているときは微妙に違うけど絶対ここでは必ず受けるというところが必ずありますから。
なるほどね。
お決まりのネタといいますとキャラクターの1つでもあるバカ殿様。
待っていました、まさに待っていましたになりますね。
これはどうやって?まげとかね。
白塗りの化粧とか。
最初やろうとしたのは番組で毎月やっている番組、ゲストの紹介するのは僕の役目でした。
コントをやれと言われたんです。
若い子とやるのはお前だと言われてゲストの方アイドルとかいるじゃないですか3人来たときどうやって紹介しようかと。
3本コントをやるのは大変だしじゃあ腰元にしてしまえということで殿様で、いかりやさんが家老をやって腰元、年寄りいろいろ聞いていっぺんに3人でやると1回で済むのでゲスト由紀さおりさんが最後いてそのほうはいくつだって18といって、うそだろうというふうになって社会現象になったんです。
それが原型なんです。
こんなに長くやると思っていませんでした。
簡単に自分でメークをしていたんです。
それがきっかけでだんだんいけるのではないかというふうになって。
それが1人になってバカ殿様になりました。
そうやってキャラクターが生まれたんですね、どんどん作り込んでいくという感じですか。
お決まりのネタ、キャラクターは少しずつ変化して。
そうですね。
待ってましたという気持ちも高まるでしょうしやりがいもあるでしょうねこういうネタがほしいという若手が多いと思います。
そうですね、それぞれね。
キャラをいっぱい持ってていいなと言われますもん。
お決まりのキャラクター作りの楽しさはどんなところにありますか。
あとはそういう人を見ることですね。
人間観察です。
僕の好きな、ひとみばあさんは飲み屋のお母さんですからそういう人がいたので。
テレビ局の床山さん、かつらの方に、このように作ってくださいと言って、作ってもらってそれでやっていますから。
バカ殿様はそうやって、だんだんできていったということです。
実は、この白塗りでございますがNHKの番組でも、志村さんの違う白塗りの映像がございます。
中村勘九郎さんだった時代のものなんですがご指導のもと歌舞伎の女形花魁
(おいらん)を体験する志村さん。
バカ殿でもこんな白くないですからね。
ここまで白くないですよ。
開始から、およそ1時間。
最後の着付けをしてようやく完成します。
さあ、これでそろそろ出来上がったわけですね。
完成です。
重いなあ。
じゃあポーズとってくださいよ。
はい、チーズ!勘三郎さんとアイーンで。
勘三郎さんのほうが先にやっているじゃないですか。
こんなふうにやっていたんですね。
すごい前ですよ。
2003年ですね。
12年前。
12年前!貴重な白塗りの映像でした。
そして、白塗りといいますと舞台での白塗りも今、実はずっと志村さんがやっていらっしゃいます。
ライフワークになっている舞台ずっと「志村魂」というものをやっていらっしゃいますね。
ことしで10年目です。
バカ殿様だけではなくいろいろやってらっしゃいますね。
コントはバカ殿様をやったりひとみばあさんをやったりいろいろなコントをやってそのあと、お話なのでお芝居があるんですね。
松竹新喜劇のような藤山寛美さんの人情話というか。
それが1時間ちょっとありまして。
三味線も演奏される。
津軽三味線が2部の途中頭に、入ります。
たくさんいろいろやるんですね。
ほぼ3時間ちょっとですからね。
すごい。
大変じゃないですか。
今、稽古中です。
まさにこれから。
かっこいいですね。
舞台「志村魂」というのはやるというのは毎回、志村さんにとって、大事な舞台になっているんですか。
前から舞台はやらせてもらっていたんですが50からやろうということでやっていたんですが結局55から始めて「全員集合」もそうですがお客さんがいるとじかの反応が聞けてものすごくうれしいんですね。
本当に気持ちがいいんですよ。
かといってあまり受けないと、さみしいとか嫌な汗が流れるのでそうならないように一生懸命努力をして努力を見せないようにしてそれが報われて思いどおりに受けると気持ちがいい。
泣ける。
本当に気持ちがいいですね。
お客さんが、お子様から家族連れから年配の方までいるんですよ。
ちょっとおならなんかをやるとお子さんがいすから落っこちるんじゃないかというぐらい笑うんです。
その客席。
清水さん思わず目頭が熱くなっていらっしゃいますね。
一瞬、ちょっと。
うそ泣きです。
舞台に立つ志村さんにとって大切ですね。
緊張がいい方向に転がっていいものを見せられたときの夜の酒がうまいんですよ。
清水⇒また酒か。
ことし10年目の舞台稽古中ということですね、まもなくですか。
7月の23日から名古屋かな。
もうすぐですね、上島竜兵さんもいらっしゃいますね。
どういうシーンだろう。
ライフワークの「志村魂」について伺いました。
おしまいにお時間をいただきまして総合テレビこのあとの番組をラジオテレビ欄でご紹介します。
今夜夜8時ですNHK「歌謡コンサート」今夜は船村徹さんの名曲選ということです。
ご覧の皆さんで、作曲家船村徹さんの数々の曲を披露していただきます。
ドラマ10「美女と男子」のあと10時55分「めざせ!2020年のオリンピアン」東京オリンピックを目指す若きアスリートを応援する番組です。
今回は自転車を頑張っている14歳の選手に注目します。
ぜひご覧ください。
視聴者の皆さんからの質問とメッセージ、たくさん届いています。
愛知県の方からです、中学生の方。
どんな女性がタイプですか?ということです。
中学生が?もう私を大事にしてくれれば。
介護的な言い方、やめてくださいよ。
ちなみに休みの日は何をすることが多いですか?ということです。
休みの日は、そうですね映画を見ているのが多いですかね。
そして兵庫県の方からです、30代の方。
志村さんが先輩後輩にかかわらず一緒にコントをやってみたいこの人おもしろいなと思う方を教えてください。
先輩、後輩?今回の西田敏行さんもやってみたい方でしたね。
女性では誰だろう。
竹内結子さんとかやってみたいですね。
どんなことになりますかね。
今までされたことはないんですね。
見てみたいですね、化学反応。
北海道の方です。
キャー!志村さんを昼間に見られるなんてうれしすぎます。
いつまでも元気な志村さん何か健康法はありますか?朝、僕は必ずあまり食事をとらないんですけれどもきな粉豆乳は飲んでいます。
受けすぎですよ。
豆乳にきな粉を入れるだけです。
もっとガン!とくるかと思いましたけれども女子か!と思いました。
メッセージです。
私の名前は、しむらひとみです。
ひとみばあちゃん他人と思えず、とても親近感を持っています。
仕事や家庭で苦労はありますがそのとき、ひとみばあさんを思い出し、嫌なことを吹き飛ばしています。
これからも元気で頑張ってくださいね、といただきました。
しむらひとみさんです。
いい名前ですね。
でもからかわれますよね。
東京都の方です。
今回「となりのシムラ」を拝見して震えました。
抑えたトーンでメークやかつらなし。
しみじみじわじわとした笑い。
最高でした。
永久保存版にして子どもたち0歳と5歳にも見せたいです。
これからも見続けていきたいので私より絶対長生きしてくださいねということでした。
大大大ファンです。
お笑い好きな私にとって心の師匠です。
志村さんのファンなのでヒゲダンスをを余興でやりましたということです。
2015/07/14(火) 13:05〜13:52
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 志村けん[字][双]

「となりのシムラ」でコントの新境地に挑む!  ゲスト:志村けん 司会:伊藤雄彦アナ、清水ミチコ

詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】志村けん,【司会】清水ミチコ,伊藤雄彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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