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【千葉】

憲法は血肉となったか あす市川で浅井さん講演

 市民団体「戦争はいやだ!市川市民の会」は18日午後1時半から、市川市文化会館で第3回の「集い」を開く。元外交官で広島市立大広島平和研究所所長を務めた浅井基文さん(74)を講師に招き、「『戦後70年』私たちの課題−憲法はどれだけ血肉となったか?」をテーマに参加者と共に考える。

 同会によると、「戦争を知らない子どもたち」が続々と70歳に向かう中、1世代若い安倍晋三首相が国是の「不戦」を消し去り「戦争国家」の仲間入りをしようとしている。戦後、国民に受け入れられた日本国憲法の精神が70年近くたっても、政治家や一般国民に定着していないとしたならば、それはなぜなのかを問う。

 浅井さんは憲法の根源に連合国のポツダム宣言がありながら、日本が受諾して敗戦となった意味を理解していない点などを指摘するという。資料代500円。参加者は当日会場へ。問い合わせは同会の菊池さん=電090(6948)8998=へ。 (野呂法夫)

 

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