東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 神奈川 > 7月17日の記事一覧 > 記事

ここから本文

【神奈川】

「若者が雰囲気変えて」 横浜市大で緊急シンポ 法案の問題点を議論

シンポジウムで講演する瀧元さん=横浜市金沢区で

写真

 横浜市大(横浜市金沢区)では十六日、「市大発 安保法制を問う!緊急シンポジウム」が開かれた。同大の山根徹也准教授らが呼び掛け、学生や市民ら約四十人が法案の問題点を話し合った。

 教授らのほか、大学生らのグループ「SEALDs」に参加する横浜市大四年瀧元深祈(みき)さん(22)も講演。「戦争になったら私たち若者が行かなくてはいけない。最近若者がデモをするようになったのは、知らないうちに生活や自分さえも政府に変えられてしまうという恐れから、声を上げたいと思い始めたからだと思う」と自身の経験を交えながら話した。「反対運動をすることで、若者を沈黙させてきた『政治の話はタブー』という雰囲気を変えられる」と訴えた。

 講演を聴いた高校生中原美苑(みその)さん(18)は「安保関連法案がどういうものかよく分かっていなかったが、次世代を担う私たちが責任を持って考え、話し合わなくてはいけない問題だと感じた」と話した。 (小沢慧一)

 

この記事を印刷する

PR情報