こんばんは中井貴一です。
うわ〜何だかおいしそうなお弁当!…って見て下さいこの量。
今日はお弁当屋さんのサラメシ?いやいや違うんです。
この弁当を一人で作っちゃったのがこちら青木ひろみさん。
買うね〜。
肉また肉だ!黙々と食べる男たち。
これ月に数回気まぐれでやって来るサラメシの風景なんだそうです。
青木さんが勤めるのは名古屋市内にある創業17年の運送会社。
働くのは20代から70代まで38人。
その中で唯一の女性スタッフが青木さん。
コールセンターや住宅展示場での仕事を経て12年前からこちらで事務を担当しています。
ドライバーたちは早朝に出発したら夕方まで戻らない事がほとんど。
だから青木さんランチは大抵一人。
あっ寄っちゃった。
これが青木さん本日のサラメシ。
昨日の残り物と朝簡単に作ったというポークおにぎり弁当。
頂きます。
何でも自分の分のほかにも昼に戻ってくる人がいるかもしれないといつも多めに作ってくるんだとか。
お疲れさまで〜す。
お疲れさまでした!いつも2〜3個多めに持ってくる弁当。
ところが明日は…10人分!?みんなの分も作る日なんだとか。
聞けばみんなのお弁当の日が始まったのはおよそ1年前。
パンやカップ麺ばかり食べている若手ドライバーの事が心配になり1人分も10人分も作るのは一緒だと始めたそうです。
でも毎日は大変だから月に数回気まぐれで。
材料費は会社持ち。
はい出た。
肉肉肉!彩りは関係ないんでしたよね?園児のお弁当ってどうなのよ?それ。
でも確かにね男ってそういうとこありますよね。
出迎えてくれたのは愛犬チャッキー。
お邪魔しま〜す!副菜作りとメインの仕込みは前日に。
みんなが喜ぶマヨネーズを使った料理は必ず一品入れるのが青木さん流。
こちらはじゃことピーマンをごま油と酒しょうゆで炒めた青木さんの定番じゃこピー。
ピリ辛の味付けで野菜嫌いな人にも人気なんだとか。
はい出ました!豚肉1.5キロ。
こま切れスライスをおだんごに?ヒレやロースは高いけどこれなら安く豚カツが!…にしてもこの量やっぱり大変ですよねえ!働き盛り食べ盛りの若者にしっかり食べさせたい。
4時間かけて仕込み完了。
翌朝。
事務所ではドライバーたちの点呼から一日が始まります。
聞けばこの1年で7人もの若手が入社したんだとか。
何でも社長がプライベートで作ったソフトボールチームがあるそうでチームに加入した元気な若者を社長自ら会社にヘッドハンティング。
気が付けば選手の半分が今やこちらの社員だそう。
はあ〜そういうリクルートの方法もあるんですね!行ってきま〜す。
はい行ってらっしゃい。
点呼が終わり各自出発。
トラックを誘導するのは去年ソフトボールチームからスカウトされたという椙村さん。
青木さんの弁当を毎回楽しみにしている一人です。
おはようございま〜す。
椙村さんの担当は家電。
大小さまざまな商品を街の電気店に届けます。
冷蔵庫テレビから乾電池まで。
時間内に正確に…。
体力勝負の仕事。
ありがとうございました。
お願いします。
ただ届けるだけじゃない。
信頼を築くのが仕事だと椙村さんは言います。
だからちょっとした会話も大切に。
この日回ったのは30軒。
既におなかペコペコ。
一方サザエさん…いやいやいや青木さんは弁当の仕上げ。
実はこの日は土曜日で青木さんはお休み。
なのにお弁当の日にしたのは土曜日の方が昼過ぎに戻る人が多くみんなに食べてもらえるからなんですって。
豚カツのほかにも鮭のみそ漬けにカレー風味のしょうが焼きと品数豊富!男子の弁当に細かい事は関係ない!な〜んて言いつつもお弁当に工夫を施す気遣いも。
いやなかなか趣味じゃできませんよこんなに!最後に凍らせたゼリーを保冷剤代わりに。
この日10人分といいつつ結果14人分出来ちゃいました!重いです。
ずっしり。
さあサラメシの時間。
腹ペコたちも戻ってきてる頃です。
お疲れさまで〜す。
(一同)お疲れさまで〜す。
おっ椙村さんも帰ってきましたよ!頂きま〜す。
(一同)頂きま〜す。
こちらが運送会社月に何度かのサラメシ。
ボリュームたっぷり…彩りは必要ないって言ってましたけどそんな事ないじゃないですか!あっカニさん気付いてくれますかね?ちらっと振り向きニコッ。
早速マヨネーズ!?一口目はそのまま食べてほしいんだそうですが…。
こういう事ね。
今日はみんなで囲むランチみんなでガツガツ!ちょっと間があったけどまあギリギリセーフか!?でも皆さんそれぞれに好きなおかずがあるそうで…。
うわっやっちゃった!でもほらもうお代わりしてるし。
あれ椙村さん人気メニューのじゃこピーが残ってますね。
さてはピーマンが苦手!?テレビの力じゃない!青木さんの力!ほら全員完食!ごちそうさまでした。
(一同)ごちそうさまでした。
食べたい人がいて食べさせたい人がいる。
心地よいお昼ごちそうさまでした。
続いては皆さんから頂いたランチの物語をご紹介!まずは愛知県の伊藤詠梨さんから。
何何?「結婚以来夫に作っている弁当。
月曜日はちょっと豪華にしています!」。
あら本当牛肉が5枚も。
確かに豪華!きっかけは夫のひと言「月曜がしんどい」。
何でも40歳の現場監督。
週末は幼稚園に通う息子と遊んでヘトヘト。
週明けの仕事は山積み。
見かねて「月曜日ぐらい豪華なお弁当でエンジンかけてあげたい」と思ったんだそうです。
偉い!ちなみに火曜から金曜は健康を考えてほら野菜中心のお弁当。
その分月曜はカロリーも予算も度外視!おかげで夫もご機嫌で出かけるようになったとか。
確かに休み明けって気が重いんですよね。
詠梨さんお見事です!こちらも週明けの弁当は特別という千枝子さん。
「月曜のお弁当は共働きの夫が作ってくれるので楽しみです」だって。
わおこちらもお肉ド〜ン!男の弁当って感じ!こちら千枝子さんが自分で作る時はサバにたまご焼きにホウレンソウとカロリー控えめヘルシー弁当。
一方月曜の夫の弁当は例えば肉一色!自分では思いつかないおかずや盛りつけが千枝子さんにとっては楽しいんですって!でも一番楽しいのは日曜日の夕方。
夫が弁当を作ってくれてる姿をリビングからビール片手にゆ〜っくり眺めるひとときなんですって。
皆さんからの投稿もお待ちしてます!日本に生まれた幸せを頬張ろう。
僕らにはおいしいおにぎりがある。
おにぎりの数だけ働く元気。
今年の七夕皆さんはどんなお願い事をしましたか?祭りを彩る豪華な七夕飾り。
その裏にこんなおにぎり見つけました。
相模湾を望む…この街のメインストリートで大正8年から店を構える老舗の衣料品店。
手ごろな値段の肌着やふだん着を求める人々で日々にぎわいます。
こちら勤続48年店の最年長…肩書は事務長。
売り上げのチェックやパート従業員のシフト管理が毎日の業務。
実は片野さん定年を過ぎても嘱託として勤めているのにはある訳があるんです。
10時半には事務仕事を終え一人こちらの倉庫へ。
飾りといってもほらご覧のサイズ。
何でもこの大きな木枠にさまざまな仕掛けや装飾を作り込んでいくんですって。
実は片野さんには七夕担当というもう一つの肩書が。
祭りに出す店の竹飾りを毎年ほとんど一人で手作りしているんです。
平塚の七夕祭りが始まったのは戦後間もない昭和26年。
復興したばかりの商店街を盛り上げようと店同士が競って華やかな竹飾りを作るようになりました。
その伝統は今も続いています。
だから竹飾りコンクールで賞を取る事は店にとってのステータス。
片野さんが作る飾りはストーリー性があって電飾などの技術も高く毎年のように特選を獲得してきました。
飾りを業者に委託する店も増える中あくまで手作りにこだわってきた片野さん。
今年の飾りのテーマは「シンデレラ」。
手先の器用さを見込まれ先代の社長から七夕担当を頼まれたのは32歳の時。
以来39年祭りまでのひとつき半は作業場に籠もって飾り作り。
設計図はありません。
長年積み上げてきた経験を基に自らのイメージを形にするため大工仕事から縫い物まで全部一人でコツコツと。
一人だからこそ細部まで思いどおりに。
でも一人だからこそ感じる責任も。
それでは「おにぎり百景」。
七夕飾りの作業場でこんなおにぎり見つけました。
ふだんはおかずたっぷり愛妻弁当派の片野さん。
飾り作りの間だけおにぎりを握ってもらうんですって。
具の定番は自家製の梅干し。
道代さん小田原特産の十郎梅を毎年60キロも仕込むんだそう。
焼酎を加える事で塩を控えやわらかな仕上がりに。
梅の恵みは存分に生かす。
お米を炊く時梅干しからしみ出たエキスを大さじ1杯。
こうするとごはんに艶が出て香りもふくよかになるんですって。
一日中根を詰めての一人作業。
だから食べやすく胃にもたれないよういつも小さめに握って。
付け合わせも毎日決まってこれ。
ぬか漬けをたっぷりと。
片野さんの母から譲り受けたぬか床で漬けるなじみの味。
野菜サラダとゆでたまごを添えて。
七夕までの日々を支えるいつもの昼ごはんさあ頂きましょう!片野さんお昼は毎日作業場で。
お昼くらいはどこか別の場所で…って思いますよね?でもおにぎりを頬張りながら飾りを眺めているとああしようこうしようってアイデアが湧いてくるんですって。
だから同じ場所で食べる同じおにぎりが片野さんの大事な相棒。
七夕飾りとともに39年…。
毎年今年で終わり今年で終わりと言ってね…。
でも多分やめてその季節が来ると何となくやってない自分だと寂しい気持ちがするのじゃないかなって思うのは多少あるわね。
でもそれはしょうがないよ。
みんな誰しもが味わう事だから。
祭りの前日夜9時。
飾りつけの時を迎えました。
もうちょいもうちょい。
もうちょい…。
OK!よし!
(一同)お〜!
(拍手)この飾りが出来るまでに片野さんが作業場で食べたおにぎり75個。
淡々と一日一日を積み重ね今年も片野さんの七夕飾りが出来ました。
華やかな祭りの裏にシンプルで変わらぬおにぎりがありました。
あなたにも仕事を支えてくれるおにぎりありませんか?是非教えて下さい。
平安神宮に程近いその店の前に黒塗りのハイヤーが止まればおいしいミステリーの始まり。
のれんをくぐったのは個性的な登場人物と身近なトリックで人々を魅了した推理作家山村美紗。
テレビドラマ化された作品は数知れず。
京都に暮らし京都を舞台にした数々のミステリーで読者をとりこにした。
ある時は編集者やテレビプロデューサーと。
またある時は家族と。
彼女のお気に入りは特製の手おけを舞台に色とりどりの京料理が供宴する季節の味。
初夏主人が毎年用意したのは…瀬戸内産の鱧は白焼きに。
自家製のタレを丁寧にたっぷりと。
皮目は香ばしく身はふっくらと。
焼き上げた鱧はぜいたくに刻みごはんと共に炊き上げる。
鱧の歯応えを引き立てるのは実山椒の爽やかな香り。
殺人や渦巻く憎悪。
推理小説で描かれるのが人の業であるならばそれを華やかに彩りたい。
だから彼女は京都を季節の彩りを愛した。
そして自らをも華やかに演出した。
きちっとされておられました。
訪れる編集者たちを華やかに迎えたい。
そんな思いつきで自宅に特注のらせん階段を作り華麗に登場して見せた事もあったという。
しかし執筆をする彼女の姿は誰も知らない。
書斎には暗証番号。
内鍵を掛け家族すら入れず。
長い時では日に20時間書き続けた。
そしてまた華やかな姿で皆を迎える。
作家もミステリーの一部であるかのように…。
これが山村美紗が愛した昼ごはん。
ごちそうさまでした。
今日もお相手は中井貴一でした。
2015/07/13(月) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
サラメシ[字]
運送会社の女性が若手ドライバーたちに作る“男子の胃袋をつかむ”弁当▽平塚七夕まつりで竹飾りを作る男性の愛妻おにぎり▽作家・山村美紗が愛した季節の京料理ランチ。
詳細情報
番組内容
運送会社に勤める事務職の女性、ときどきお弁当を10個も作ってきます。若手ドライバーたちに贈る“男子の胃袋をつかむ”弁当を拝見!▽平塚七夕まつりでおよそ40年間、毎年巨大な竹飾りを作ってきた男性。その創作を支えていたのは、愛妻が作る自家製梅干のおにぎりでした。▽推理作家・山村美紗が愛した季節の京料理ランチ。
出演者
【語り】中井貴一
ジャンル :
バラエティ – 料理バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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