ひるブラ シリーズ 知床(1)まるごと体感!世界遺産“知床”〜北海道・斜里町 2015.07.13


生字幕放送でお伝えします
ご覧ください。
北海道の、この雄大な風景。
ここは世界自然遺産・知床です。
山と海が近くさまざまな自然の営みが一つの半島にぎゅっと詰まっています。
きょうからの3日間この世界自然遺産・知床の魅力をたっぷりとお伝えしていきます。
1日目のテーマは行ってみたくなる知床です。
ご覧いただいているのは標高1661m日本百名山の一つ羅臼岳です。
きょうは雨が降ったりやんだりしているんですがこの山きれいに見えています。
この羅臼岳から連なる知床連山。
知床半島の背骨ともいわれています。
そのすぐ近くにあるのがウトロ地区。
知床の玄関口にあたる漁業が盛んな港町です。
そして、私たちが今いるのはここです!茶色い建物ですよ。
私たちが来ている場所6年前にオープンしました知床世界遺産センターです。
知床の最新の情報が手に入る場所。
それから、ここの一つの場所でさまざまな知床の魅力が一度の味わえるという場所なんですね。
知床を知るための、いわば入り口のような施設なんです。
早速、きょうここからご案内します。
実は今週7月17日の金曜日に知床が世界自然遺産に登録されて10年目を迎えるんです。
おめでとうございます。
その記念の年にお伝えしています。
見てください、たくさん木が使われていて温かい雰囲気。
これ、北海道でとれる代表的な木材カラマツをふんだんに使っております。
スタジオの有野さん、さすが北海道。
早速、北海道の自然、感じておりますか?
いいですね。
木のぬくもりあって。
カラマツ、北海道が全国のカラマツ生産量の80%を占めるという良質な木材なんです。
中、ご案内していきます。
カラマツの話がありましたが今度はトドマツです。
知床で一番多く生えている木なんですね。
これ、本物のように見えますがちょっと触ってみると…。
作り物なんです。
ウソマツですね。
こういうものを使って建物中にいるんですけどもできるだけリアルな自然を感じてもらおうというふうにいろんなところに工夫があります。
知床といいますと、やっぱりこの生き物ですね。
ヒグマ、見てください!有野さん、写真ほぼ実物大の大きさみたいです。
ちょっと私、自称154cm。
どうですか、この大きさ。
いいですね。
地べたの足型は…。
いろんな動物の足跡がありますけどもこれ、たぶん、クマの親子の足跡でちょうど、ここにやってきたみたいな感じになってるんですよ。
実際に知床に生息していますから写真といえど、ちょっとドキドキしちゃいますね。
本物で、この距離だとちょっと、びっくりしますけど写真なら大丈夫かと思います。
こういったほかにもこの施設ではあるものを借りるとよりリアルに自然が体感できるということなんです。
大沢純平さんです。
大沢さんが手にしているタブレット端末です。
これ、どういうふうに使うか私がやってみたいと思います。
このようにタブレットを持ちまして…。
先ほど、足跡のお話をしましたでしょう。
でもね、中には人間の足跡もあるんです。
人間の足跡に立つとどうなるか…。
タブレットで見てみます。
かわいいですよ!冬のキタキツネですね。
これはリアルに自然が体感できる去年から始まった体験型展示ネイチャービューアといってこの施設に来てタブレット貸してくださいと言えばどなたでもこれが体験できるというものです。
冬はこういった巣穴で暮らしているんですね。
現場にキツネはいない?
いないんですけどいるように感じます。
近づいて、来た!来たましたよ!あ!逃げちゃいました!いなくなっちゃいました。
すごく動物と身近にいるような感じがしますが。
これ、昨年できたばかりなんですよね。
昨年できたものになりましていろんな動物が出てくるものになりますのでふだん、なかなか出会えない野生動物というのにですね気軽に会って、楽しんでいただけるというものになっております。
実際に、なかなか自然の中では出会えないかもしれないですもんね。
そうですね。
また、いろんな解説が出るんですけど動物の解説だったりいろんな世界遺産での活動だったりとかそういうものもご覧いただけますのでぜひそういったものも見ていただきたいと。
ほかにもいろいろ動物隠れていますので探していただければと思いますけど。
では、そちらのほうへ。
堀さんが行方不明になりましたが一人で行きたいと思います。
足跡、発見しました。
有野さん、クマ!実際に、この距離に近づけないですからね。
リアリティーありますよ。
親子です。
ガオー!
一番、クマっぽい人が出てきましたよ。
堀さんじゃないですか。
失礼しました。
堀さん、ビジュアルがおもしろいことになっていますけど。
お笑い番組じゃないですよ。
紹介のためにこういう格好をしているんです。
実は、こういう、かぶり物もこの施設に置いてありまして誰でもこうやってクマを体験できる気持ちになれるというものなんです。
でも、きょう紹介したいのはこれもそうなんですが実は持っている、これは直接、触れることができて体験できるハンズオングッズというものなんですがこれ、生まれて3か月ほどのコグマのぬいぐるみなんですが。
実は本物のコグマと同じサイズ、同じ重さにほぼ作られているものなんです。
そうすると、どういうことが起きるかというとこの重さ、4kgあります。
結構、重いんです。
ですから、あ、かわいいぬいぐるみっていって持とうとすると結構、重くてびっくりしている観光客の方結構、いらっしゃいますね。
有野さん!こっちも見てください。
こちら、本物のエゾシカの角なんですよ。
本物?
そうです。
知床に1万頭以上が生息しているといわれているエゾシカなんですけれどもヒグマとともに代表する動物ですよね。
このようにまるでシカになった気分になりますね。
実際、角って毎年、春に生え変わるので近くの山にいると角が、たくさん落ちているそうなんですよ。
それはとげとげしてないの?触って。
ゴツゴツしております。
この辺は鋭いですね。
ちょっとシカの気持ちになってみたんですけどこうやったときに角の先端が全く見えないんですね。
だから、シカさんも木にぶつからないように走るのも結構、難易度がいるんじゃないかなって思います。
しかも見てください。
実は、2本で4kgもあります。
よくむち打ちにならないですね。
シカは、本当に。
私はシカ、務まりません。
首に疲れがきています。
しかたないですね。
今度は別の足跡のところに移動してみましょうね。
知床の代表する海の生き物。
分かりますか?
サケ?
大正解、サケです。
近づいてみます。
海の底から見ている感覚になりますね。
有野さん、サケはお好きですか?
サケ、好き。
うち、子どもイクラ丼とかも好きですよ。
有野ファミリーが大好きなんですね。
サケは知床では自然を支える重要な生き物になっているんです。
海を回遊し産卵のために戻ってくるサケ。
夏から秋にかけて2000万匹がふるさと・知床へ帰ってきます。
こちらは、サケの仲間カラフトマス。
一足早く、8月ごろに産卵の時期を迎えます。
小さな川に大群となって押し寄せる姿は観光シーズンに知床を訪れた人たちの目を楽しませてくれます。
サケを目当てに川を訪れるのは観光客だけではありません。
ヒグマにとって海の栄養を蓄えたサケは大切な食料です。
そして、この食べ残しも知床の木を育てる栄養となります。
海や山生き物たちがつながって支え合いながら豊かな自然を育んでいるのがここ知床なんです。
とにかく自然あふれる知床。
その恩恵を受けるのは動物だけではないんですよ。
実は私たち人間も知床の恵みをたくさん楽しめます!というわけでやってきたのは知床世界遺産センターの隣道の駅うとろ・シリエトクでございます。
先ほど世界自然遺産登録10年の話をしましたけどやはり、中にもこのようにお祝いの垂れ幕がちゃんとありますね。
たくさんの観光客の方が…。
ちょうどお昼どきということもあってたくさんの方がいらっしゃいますね。
お話、伺ってみましょうか。
「ひるブラ」でございます。
きょうは、どちらからいらっしゃったんですか?
福島県のいわき市です。
何をしに?
観光です。
ずばり、中でもなんですか?
自然ですね。
圧倒されました。
知床半島には。
何が一番印象に残りました?
滝ですかね、一番最後の。
なんていう滝だかは忘れましたけど。
いろんな滝がたくさんあるんですがそれをご覧になって印象になってる?
遊覧船から見る…。
知床おデート。
楽しんでください。
この道の駅ですけれども先ほどは、自然の情報をお伝えしましたけど。
ここは、やはり観光情報ですよね。
観光といいますと、知床の自然を味わう、それからお土産みたいな記念品が欲しいなとなってくると思うんです。
そこで、われわれはこれぞ知床と思われるものを二手に分かれて探してみたいと思います。
私は山に、ちなんだもの。
山のものを探したいと思います。
私は海のものを探したいと思います。
ぜひ見てください!
それでは私、山のものをご紹介したいんですけども入ると、すぐ目につくところに山のものがありました。
先ほどもご紹介したシカの角。
エゾシカの角で作られたいろんな工芸品があります。
見てみますとネックレスですね。
こういうふうにシカの角がそのまま使われています。
それから、キーホルダー。
靴べらもあるんだ。
靴べらも、ありますよ。
ここにフクロウの模様をかたどったものを作ったりしてこういうものも置いてありますね。
シカの角っていうのは加工がしやすいんですけど丈夫で長もちするということで。
地元の作家さんは、山に入ると生え変わるという話をしましたよね。
っていうことは、山に入ると生え変わったシカの角が300本ぐらい落ちているそうでそれを集めて使っているということで知床ならではの資源利用ということなんです。
どんどん、極めていくとこういう作品になっていきますよ。
クマの置物。
これ、全部エゾシカの角です。
そして、フクロウ。
さらに、シカでシカを作るという。
まさにお土産、これしかないといったものがありますけど。
うまいこといいますね。
知床らしいもので言うともう一つこういうものもございます。
なんでしょうか?
爪ですか?
クマの爪なんです。
本物です。
それも拾えるんですか?
これは拾えるわけじゃないんですけど知床のクマというのは本来、守るものですけどどうしても、人里に下りてきてどうしても人間とのトラブル衝突の危険があるときにどうしても、やむなくクマを撃ってしまうことがあります。
でも、そのときのクマの命をやっぱり大切にしていきたいということでこういうキーホルダーにして皆さんの思い出に残してもらおうということになっているんですね。
爪、硬いんですか?
これ、すごく硬いです。
これで、襲われると確かに危ないなっていう気はしますね。
これが思い出の品に生まれ変わっているということです。
有野さんちょいとお待ちを!ヒグマの爪もすてきですけど。
知床の海も魅力いっぱいでございます。
こちらは、地元・ウトロ漁協の直売所でございます。
知床の海の幸がずらーっと並んでるんです。
サーモンでございます。
すごく豪快な勢いを感じますけど。
大きく見えるんですけどもこれ、カラフトマスといいましてサケの仲間になるんですね。
こんだけ、大きいんですけどサケの仲間では小さいほうで秋にとれるのはもっと大きいみたいです。
ほかにも、いっぱいありますよ。
こちら、お土産に持って帰るのにベストなものがこのように、おいしそうなものが真空パックになって置かれているんですが知床は、さすが一匹丸ごと真空パックです。
なかなか、見ないですよね。
サクラマスで1340円でございます。
やっぱり知床の海勢いならではといったところですかね。
そして、これはぜひ紹介したいというのが違い分かりますか?
でかいんじゃない?それ。
でかいだけじゃないんです。
有野さん、こちら1万匹の中から1〜2匹しかとれないといわれている鮭児
(けいじ)。
お値段なんと4万5000円でございます。
なぜ、こんなに高いのか鮭児の高さの秘密を聞いてみたいと思います。
なぜ、こんな高いんでしょうか?
先ほども言ったように1万本に1匹しかとれないので大変、希少価値がございます。
味もやっぱり、違うんですか。
全身、大トロです。
とろっとろですね。
大体、産卵に戻ってくるほかのサケと違って早く網に入ってしまったため若いんですねこの鮭児というのは。
おなかのイクラや白子がまだ入っていないのでその分、体に脂がたっぷりのっているんですね。
鮭児クラスになりますと証明書までご用意されています。
やっぱり、証明をしないと値段もお高いですので。
これ売れるものなんですか?
まだ残ってますけど売れます。
有野さん!どうですか夏のボーナスで鮭児1匹。
いいですね。
あきえちゃん、ちょっと買っておいて!
私ちょっとポケットマネー持ってないので来てください。
リボ払いで買っておいて!
堀です!ここまでご紹介したんだったら食べさせてよという声が聞こえてきそうです。
ご用意しました。
用意していただいたのはこちらの道の駅の今井篤さんです。
用意していただいたのがトキシラズというサケのお膳なんですがトキシラズって本州の方が聞くとなんのお魚ですか?って聞かれませんか?
本来、秋にとれるサケが6月から7月に時を忘れてとれることをトキシラズといいます。
脂が乗ってて、すごいおいしい。
脂が乗っていておいしいということなんですけど。
こちらがお刺身ですね。
そして、焼き物もあります。
そして、きょうご紹介したい一番のものがこの、めふんと呼ばれるものなんです。
今井さん、これは地元ではよく食べられるものですね。
サケの腎臓のしょうゆ漬けになります。
っていう貴重なものをご紹介している間に鈴木さんがこちらにご到着と。
あまりのタイミングのよさにびっくりしてしまいますがせっかくですから食べていきましょう。
食べるために戻ってきた感じですけど。
トキシラズではなく時を知っている感じでしたね。
トキシラズいただきます。
有野さん、見えます?ちょっとおしょうゆにつけただけでトキシラズの脂が浮いていますよ。
いただきます。
甘い!甘いですね、脂が!
最後にせっかくなんでめふんもいただいて…。
いただきます!うん!ぎゅっと…。
お酒に合いそうですよ。
大人の味がします。
塩辛を、もっと凝縮したような感覚ですね。
おいしい!
そのほかにもサケの中落ちを使ったフランクフルト。
それから、隣エゾシカ肉のハンバーガーなど知床に来ればこういった知床の自然を見るだけじゃなくて、たっぷりと味わうこともできます。
(大悟)ブログ?
(希)悪口書かれてるんです2015/07/13(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ シリーズ 知床(1)まるごと体感!世界遺産“知床”〜北海道・斜里町[字]

知床が世界遺産に登録されて10周年。今週は知床の魅力をシリーズでお伝えします!斜里町の世界自然遺産センターでは知床の自然をバーチャル体験。知床グルメも登場です!

詳細情報
番組内容
「まるごと体感!世界遺産“知床”〜北海道・斜里町〜」 【ゲスト】鈴木あきえ,【コメンテーター】有野晋哉,【司会】堀伸浩 〜北海道・斜里町から中継〜
出演者
【ゲスト】鈴木あきえ,【コメンテーター】有野晋哉,【司会】堀伸浩

ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行

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