ニュース 2015.07.13


こんにちは。
正午のニュースです。
東北から中国四国地方の広い範囲で気温が上がり、日本海側を中心に午前中から気温が35度以上の猛暑日になっているところがあります。
気象庁は、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
金沢市の兼六園です。
観光客の手には日傘。
それに、かき氷を食べる人も多く見られました。
金沢市の午前11時半までの最高気温は36度3分と35度を超え、猛暑日になっています。
また新潟県でも胎内市の最高気温が37度4分など各地で猛暑日になっています。
気象庁によりますと東北から中国四国地方の広い範囲で気温が上がり、日本海側を中心に猛暑日になっています。
このあと気温はさらに上がる見込みで、日中の予想最高気温は金沢市で37度、山形市や前橋市、埼玉県熊谷市で36度、東京の都心などで35度と各地で厳しい暑さになる見込みです。
気象庁は各地に高温注意情報を発表し、こまめに水分をとり、適切に冷房を使うなどして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、台風9号から変わった低気圧や前線の影響で、西日本や北海道では大気の状態が不安定になっています。
局地的に雷を伴って、1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るおそれがあり気象庁は土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
また、大型で強い台風11号は沖ノ鳥島の近海にあって、今週の後半にかけて発達しながら北上すると予想され、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを話し合うユーロ圏首脳会議は、ギリシャ政府に求める協議開始の条件を巡って意見の調整が難航し、会議は、開始からおよそ13時間がたった今も続いています。
ユーロ圏19か国の首脳会議は、日本時間の昨夜遅く始まりました。
会議では、ギリシャが求める新たな金融支援について協議を始めるかどうか夜を徹して議論を続けています。
ギリシャが支援を受ける条件として提出した構造改革案を速やかに実行に移すため、今月15日までに年金制度の見直しや付加価値税の税率の引き上げなどの法制化を求める意見が相次いだということです。
一方、来月にかけて返済の期限を迎える多額の債務や資金難に苦しむギリシャ国内の銀行に対する当面の資金繰りについても話し合われたということですが、結論は出ていません。
また、首脳会議ではドイツが支援協議の開始で合意できない場合に備えギリシャを少なくとも5年間、ユーロ圏から離脱させ、その間に債務の再編を行うという案も検討するよう求め、これに反対の意見が上がったということで意見の調整は難航しています。
安全保障関連法案を審議する衆議院の特別委員会はきょう中央公聴会を開き、それぞれの公述人からは安全保障上の観点から法整備が必要だという意見が出された一方で、法案は憲法に違反しており廃案にすべきだといった意見が出されました。
次です。
中国各地で人権問題などに取り組む弁護士などが相次いで拘束されています。
当局の取り調べを受けた人はこれまでに100人を超え、今も20人程度が拘束されているとみられています。
アメリカ国務省はこれを非難したうえで、弁護士らを釈放するよう求めました。
中国では今月9日以降、北京の著名な女性弁護士、王宇氏をはじめ、各地で人権問題などに積極的に取り組む弁護士や弁護士事務所で働くスタッフなどが相次いで当局に拘束されたり連行されたりしています。
関係者によりますと当局の取り調べを受けた人は、これまでに100人を超え、多くは拘束を解かれたものの、今も20人程度が拘束されているということです。
摘発した理由について中国の公安省は、社会の秩序を乱した疑いのある重大犯罪グループで、政府への不満をあおったとしています。
これについてアメリカ国務省のカービー報道官は12日、声明を発表し、中国の公安当局は政府の政策に合法的に異議を唱え人々の権利を平和的に守ろうとしている人たちを組織的に拘束していると非難しました。
そのうえで中国政府に対し、すべての市民の権利を尊重するとともに、拘束している弁護士らを釈放するよう求めました。
岩手県矢巾町で中学2年の男子生徒がいじめをうかがわせる内容をノートに書き残し自殺したとみられる問題で、生徒の父親が中学校を訪れ、当時の学校の対応について説明を求めるとともに、徹底した調査を申し入れました。
岩手県矢巾町の中学2年、村松亮さんは、担任の教諭とやり取りする生活記録ノートや学校が行ったアンケートにいじめられていると記し、今月5日、自殺したとみられています。
村松さんの父親は、きょう午前、全国でいじめによる被害者を支援している団体の代表とともに村松さんが通っていた中学校を訪れ校長らと面談しました。
父親は生活記録ノートにいじめをうかがわせる内容が記され、最後のページには、市ぬ場所は決まっていると書かれていたのになぜ死を防げなかったのかなど当時の学校の対応について説明を求めたということです。
そのうえで、学校が行っている教職員や同級生への聞き取り調査を徹底し真相を究明するよう申し入れました。
町の教育委員会は来週中にも教職員や同級生への聞き取り結果などを取りまとめたいとしています。
京都に本社がある大手ゲーム機メーカー任天堂の岩田聡社長が胆管腫瘍のためおととい京都市内の病院で亡くなりました。
55歳でした。
岩田社長はゲームソフト会社の社長を経て、平成12年に任天堂に入社し、平成14年に42歳の若さで社長に抜てきされました。
ニンテンドーDSやWiiなど携帯型や家庭用の新たなゲーム機で次々にヒット商品を生み出し、国内だけでなく海外でも売り上げを伸ばしました。
しかしその後、スマートフォン向けのゲームに押されるなどして平成23年度から3年連続で営業赤字に陥り経営の立て直しに取り組んできました。
去年、胆管腫瘍が見つかり一時療養していましたが、ことしは体調が回復し3月にはスマホ向けのゲームの開発を進めるため、IT企業のディー・エヌ・エーとの資本提携を発表して業界の注目を集めました。
会社によりますと、岩田社長は先週、体調が急変し、京都市内の病院で、おととい亡くなったということです。
アジア各国の経済団体のトップが集まるアジア・ビジネス・サミットが東京で開かれ、TPP環太平洋パートナーシップ協定など現在交渉が行われている経済連携の枠組みが実現したあとにビジネス交流を一段と活発にするための方策について意見が交わされています。
アジア・ビジネス・サミットは民間レベルでアジアの経済問題について意見を交わす会議で、アジアの合わせて11の国と地域から、経済団体のトップが出席しています。
冒頭、経団連の榊原会長は現在アジアで進んでいるさまざまな経済連携の枠組みが実現すれば、より域内の投資が加速するだろう。
それをアジアの成長基盤の強化につなげるには、各国のビジネス界の相互協力も求められると英語であいさつしました。
そして、TPPや日本、中国、韓国の3か国によるFTA自由貿易協定など、現在交渉が行われている経済連携の枠組みが実現したあとにビジネス界の交流を一段と活発にするための方策などについて意見が交わされています。
会議は夕方まで開かれ、議論の成果を共同声明にまとめ、安倍総理大臣に渡すことになっています。
大相撲の横綱・日馬富士が、名古屋場所初日の相撲で右ひじを痛めたため2日目のきょうから休場することになりました。
日馬富士は5月の夏場所を終えたあと、長年痛めていた右ひじを手術し先月下旬から本格的に稽古を始めて、きのう名古屋場所の初日、妙義龍との一番に臨みました。
上手投げで勝ちましたが右ひじを土俵に強く打って痛めたため、きょう2日目から休場することになりました。
日馬富士の師匠の伊勢ヶ濱親方は強く打撲してじん帯を痛めたようだ。
本人はひじが動かないと言っていた。
触ると熱を持っているし腫れもひどいと話しました。
日馬富士の休場は去年の秋場所で途中休場して以来、5回目です。
2015/07/13(月) 12:00〜12:20
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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