ぼくらはマンガで強くなった「力のすべてを“ペダル”にかけて」【スポーツ・ラボ】 2015.07.13


いよいよ始まる大奥編。
新「花燃ゆ」お見逃しなく。
フランスパリ。
この場所が年に一度熱狂の渦に包まれる。
自転車ロードレースの最高峰…こうした自転車競技の人気が今日本でも急上昇している。
ここ数年で新たな大会も次々と登場。
去年の観客数は過去最高を記録。
その裏に一つのマンガの存在がある。
マンガ「弱虫ペダル」。
高校生の自転車競技部を舞台に描いた本格的ロードレースマンガだ。
アニメ化舞台化もされ幅広いファンを獲得している。
自転車に乗った事がない人もひきつけるその魅力とは?最後まで頑張ってるところが好きです。
たかが自転車だけどそれにすごい一生懸命で青春がすごいいっぱいあってっていう…。
寝る前に絶対一回読んでます。
日本が誇るロードレーサー新城幸也。
もう涙出てきますもんね読んでて。
「分かるこれ!」っていう。
「そうなんだよ!」みたいな。
いっぱい感動しますね。
あそこのシーンは大号泣でした私は。
作者が語る「弱虫ペダル」。
制作の舞台裏とは…?
(渡辺)その瞬間の感動みたいなやつを描いてるんですよね出し惜しまずに。
想像力がバーッて上がるところの蓋をしたくないんで…。
自転車たくさん描くの大変なんですけどね。
ハハハ…。
自転車の世界を熱く盛り上げるマンガ「弱虫ペダル」の秘密に迫ります!マンガ「弱虫ペダル」に浸っているのは…。
わぁもう泣ける〜!やば〜いここいい!私は「弱虫ペダル」が大好きなんですけどその一生懸命頑張る姿みたいな。
自転車を楽しむ姿というのにひかれて「あっなんか面白い」と思って…。
ロードレースのイメージが「弱ペダ」の世界観しかないので「ああいう感じなんだろうな」みたいなそういう私の中ではまだフワッとした存在ですね。
ロードレースは競輪のようなトラックではなく屋外の道を走る自転車競技。
本場ヨーロッパでは絶大な人気を誇るメジャースポーツだ。
「フランス一周」を意味する「ツール・ド・フランス」は世界三大スポーツイベントの一つとして190か国以上に中継されている。
このツール・ド・フランスに5度の出場を誇る日本人選手がいる。
ユキヤアラシロ!現在フランスのロードレースチームに所属する人気選手だ。
ロンドンオリンピックにも出場した日本ロードレース界を引っ張るトップレーサーである。
新城の活躍を支えているもの。
それがマンガ「弱虫ペダル」だ。
なんて言うんですかもう自転車乗りの全ての思いが入ってるというか精神的な部分っていうんですか考え方とかこういう個人一人一人のストーリーだとかそういう抱えてるものとか…。
もう涙出てきますもんね読んでて。
「分かるこれ!」っていう。
「そうなんだよ!」みたいな。
「弱虫ペダル」の主人公小野田坂道は総北高校に入学したアニメが大好きなオタク少年。
小学校の頃から毎週千葉から秋葉原まで往復90kmの道のりを…。
大好きなアニメソングを歌いながらママチャリで通っていた。
ひょんな事から自転車ロードレース経験者今泉と対決する事になった坂道。
坂道は初めて人と競争する事で自転車の魅力に気付く。
今泉ら仲間との出会いを重ねた坂道は自転車競技部へ入部する事に。
初めてのレースにもママチャリで挑む。
全くの初心者だった坂道。
だが途中ロードレーサーに乗り換えると登り坂で驚くべき走りを見せ始める。
坂を登るクライマーとして開花した坂道は総北高校自転車競技部のレギュラーに選ばれる。
仲間たちと目指すのは自転車ロードレースインターハイ総合優勝!その前に立ちはだかるのは昨年の覇者箱根学園。
そして京都伏見高校といった強力なライバル校。
坂道はチームのためにただ一生懸命ペダルを回す。
「回れ回れ回れ〜」っていって。
いやほんとそうですよ。
回れ回れ回れ。
足いっぱいだから「回れ回れ回れ」っていうしかないですよ。
ほんとに僕らの最後「うんうんうん…」って「回れ!」って感じですもん。
先生すごいよね。
一流選手すら魅了する「弱虫ペダル」。
その誕生にはある秘密があった。
日本で行われたとある自転車レース。
そこでひときわ歓声を集める一人の選手。
(声援)実はこの男マンガ家である。
「弱虫ペダル」の生みの親渡辺航。
週刊連載のマンガを描きながら時には1日100km以上自転車に乗る。
見てるだけじゃ分かんないですよね走ってる感情は。
自分がやってみてそれを面白いと感じたらマンガにするみたいなそんな感じですね。
マンガ家として描く原稿は毎月なんと120ページ以上。
競技で体験したイメージを一コマ一コマに落とし込む。
シャープな線から生み出される疾走感あふれる描写が渡辺の持ち味だ。
こういう…こういう向こうに行く感じなんだよとか手前にこう来る感じなんだよとかっていうのをすごい線で表現してるっていう…。
通常のマンガ作品ではキャラクター以外の背景をアシスタントが担当する事が多い。
しかし渡辺は背景も徹底して自分で描いている。
すげぇ大変なんですよ。
集団でうわ〜っとか来られるとね「ほんとに何台描くんだよこれ自転車」っていって描いてるんですけど。
熱いキャラクターとメタリックな自転車の質感。
大好きなジャンルを題材にしたこの作品は渡辺最大のヒット作となった。
「弱虫ペダル」が描く自転車競技ロードレース。
個人で競うレースもあるがプロが戦うようなレースは主にチームで出場し選手の中の誰かを勝たせる団体戦。
チームはエースとアシストに分けられる。
「エースの勝利はチームの勝利」と考えられている。
自転車はスピードが出れば出るほど風の抵抗を強く受け選手は体力を削られる。
チームは集団をつくりアシスト役の選手は風からエースを守る「たて」として交代で先頭に立つ。
実際のレース映像を見てみよう。
ゴール直前前にいるのがアシスト後ろがエース。
勝負のポイントエースが前に飛び出した。
アシストの後ろで体力をためていたエースはその後独走。
このようにアシストは自らを犠牲にしてエースを勝たせるために戦うのだ。
また選手はそれぞれ得意なコースがある。
平坦な道でのスピード勝負が得意!登り坂がとにかく速い!単純に速さを競うだけではない。
チームの連携が鍵となるのがこの競技。
チーム戦の魅力をどうやったらマンガで面白く描けるか。
渡辺はある工夫をした。
それは主人公の設定。
やっぱどうしても「マンガの主人公にしますよ」っていったらどうしてもエースを主人公にしちゃうと思うんですよね。
だけど坂道君を主人公で描けるとアシスト側の目線でそのロードレースを描けるっていうのが僕の中ではすごい…すごいいいなって思って。
チーム総北高校のインターハイレギュラーメンバーは6人。
エースはチームの大黒柱キャプテンの金城真護。
坂道はアシスト役。
目標にいちず。
メンタルが強みのクライマーだ。
インターハイは3日間。
1チーム6人が一丸となって戦うレース。
その初日。
スプリンターの3年田所と1年鳴子が平坦区間で箱根学園を抑えトップに立つ。
いよいよ坂道が役割を果たす山岳区間。
ところがアクシデントに巻き込まれ最下位に…。
与えられた自分の役割を果たすため100人抜きを決意。
必死でチームを追いかける。
驚異の走りでチームに追いついた坂道は改めて役割を全う。
山岳区間でチームを引っ張る。
もう一人のクライマー3年巻島がライバル箱根学園とクライム勝負で激走。
そして残り4kmチームから飛び出したエース金城とエースアシスト今泉。
今泉はゴール間近まで箱根学園とギリギリの攻防。
そして…エース金城に最後の勝負を託す。
チームが力を合わせて戦う物語に特にひかれるという新城。
実際のレースでは新城自身も勝負どころまでエースを引っ張るアシスト役だ。
「あそこまでは僕の仕事」っていうのがあるんでそこまでは全開ですよね。
全身もうパンパンですよね。
エースのためにアシストの人たちはもうみんな散っていくんですよね。
この「散り」にね美しさかっこよさがすごい僕はあると思うんですよね。
それを坂道君を主役として入れて彼がみんなのために役割として頑張るというような形式がとれたんでそれはすごいロードレースのおいしいところがたくさん描けたなというのですごいうれしいですね。
分かる!分かります!脇役というかアシストする役が良ければその役がいいほどドラマとか映画とか作品ってすごく盛り上がるなという勝手なイメージがあるのでみんなの力を合わせて一人をゴールに運ぶっていうのは私たちもみんなの力を合わせて作品をゴールまで運んでるので通じるものはあるんだなというふうに思いましたね。
ここで日本の自転車の歴史をちょっと振り返ってみましょう。
初めて国産自転車が誕生したのは明治時代。
戦後自転車は一家に一台持つのがやっとで給料数か月分という貴重なものでした。
子供たちはフレームの下に脚を入れる「三角乗り」という乗り方で大人用自転車を乗りこなしていました。
嫁入り道具の一つとしても重宝されます。
その後より乗りやすいミニサイクルへと進化。
日本には世界でも珍しい「ママチャリ」文化が広がりました。
競技としての自転車が注目を浴びる出来事がありました。
東京オリンピックの前年昭和38年。
プレオリンピックとして開催された東京国際スポーツ大会で日本の大宮政志が海外の強豪選手を退け優勝したのです!前年度に世界戦で2位になったバジールというフランスの選手がいたんですよ。
その選手に私は勝っちゃったんです。
そのぐらいになったらもう負けるという事考えなかったです。
外国にも互角に戦えるというそういう気持ちになりましたね。
迎えた東京オリンピック。
大宮選手は途中で落車に巻き込まれメダルは逃しましたが最後はトップ集団の一人としてゴール。
大健闘でした。
その後競技で使われるような変速機付きの自転車が一般にも普及していきます。
「サイクリング」という言葉も広まっていきました。
子供たちの間では大型の後部ライトフラッシャーの付いた自転車が大流行。
このころ自転車マンガの先駆けとも言われるマンガが誕生します。
自転車で日本を一周しながらさまざまな経験を重ねる主人公の姿に当時の少年たちは憧れました。
1992年ロードレースにかける少年たちの姿を描いた「シャカリキ!」の連載がスタート。
自転車競技にも関心が集まりました。
そのちょうど同じ年に…。
餃子の街宇都宮で現在も続く世界的ロードレース大会が誕生。
世界のトップレーサーも出場するアジア最大の国際大会です。
2014年に新城幸也も出場しました。
観客数の推移を見てみましょう。
「シャカリキ!」の連載が始まった1992年にスタート。
1996年はワールドカップ最終戦に設定され10万人を突破。
一時期は減少しましたがその後徐々に増え続けた観客数は「弱虫ペダル」連載開始の2年後2010年に再び10万人を突破。
昨年は12万人を超える観客が押し寄せました。
10代20代の観戦客が非常に増えてきてまして昨年なんかは特に女性とかお子様の姿が非常に多かったので…マンガが日本のロードレース界を盛り上げています。
一回生では見てみたいと思いますね。
「どれぐらいのスピードなんだろう」みたいな。
「ヒョッ」みたいなぐらいなんだろうなって。
あと最後のゴール間際の選手同士の戦いみたいなものを間近で見て感動してみたいな。
絶対感動するんだろうなと思うと見てみたいなっていうふうに思いました。
来週はトークショーをやりますんで調べてみて下さい。
「弱虫ペダル」のヒットで人気マンガ家になった渡辺航。
20代の頃はアルバイトとアシスタントの日々。
なかなか連載のチャンスをつかむ事ができないでいた。
初連載は30歳の時。
だが人気が出ずコミックスにもならなかった。
厳しいスタートなんですけど後から振り返って考えればほんとにあの時コミックスが出てなくてよかったなとかほんとにあの時ヒットしなくてよかったなとすごい思いますね。
ほんと日々勉強なんで…。
描き続けたのは女の子がメインの作品。
読んでくれた人の評価は高いがヒットには結び付かなかった。
実は渡辺はその当時からレースに出場するほど自転車に熱中していた。
「渡辺の熱意は作品に生かせる」と考えた編集者がある時こう言った。
「そこまで好きなら自転車マンガを描くべきだ」。
断りましたね最初は。
僕はあくまで趣味で乗ってたんですよ。
趣味の域だからそんなに知識もものすごく豊富じゃないし「それはちょっと無理ですよ」と言って一回断らしてもらって…。
一度は断った渡辺。
だが編集者の強い勧めを受けついに大好きな自転車をマンガにしようと決意。
得意の女の子ではなく男の子を描く。
そこで思い出した作品があった。
2006年に渡辺が手がけたこのマンガ。
「オタクの少年がインターネット掲示板の仲間の応援を受け初恋をかなえる」という大ヒット小説を原作にしたもの。
ここで描いたのが内気で素直な少年だった。
熱血スポーツとは正反対のこのキャラクターをベースに主人公を設定する事にした。
それはまあ「弱虫ペダル」自転車もので描けるんだったらちょっとやってみようかなというふうにはすごい思いましたね。
あっ!だからオタクか…。
え〜っすご〜い!いや納得ですね。
「これはスポーツマンガです」っていう感じの入りじゃなくてどちらかというと私たちに近い存在の主人公がロードレースというのを知っていくという流れだからすごく入りやすい。
だからこそ女の子も好きなんだと思います。
読者をひきつけるのは坂道だけでなく個性豊かな多くの登場人物たち。
特に自転車を乗りこなす場面では大胆な構図を使ってキャラクターを魅力的に描き分けた。
例えば坂道の先輩クライマーの巻島裕介。
長い手足でありえないくらい左右に自転車を揺らすダンシングが特徴。
ライバル箱根学園のスプリンター新開隼人。
天性の肉体と勝負勘瞬発力を備えるその速さは圧倒的!箱根学園クライマー真波山岳。
自然を味方につけた追い風にのった登りはまさに「羽根」が生えたような軽やかさ。
そして京都伏見の御堂筋翔。
底知れぬポテンシャルを秘める何をしでかすか分からない怪物レーサー。
今や登場人物一人一人に熱烈なファンがついている。
好きなキャラクターやっぱり…感情移入できるとこがありますやっぱり。
あんなダンシングはできないんですけど結構ぐいぐい登ってる姿はかっこいいなと思います。
この体形なんで…渡辺先生は分かってますね自転車選手を。
こういうやつしかいないんですよ自転車界って。
ブライアン・コカールは完全に鳴子ですよね。
(新城)目立ちたがり屋だしちっちゃいしスプリンターだし。
巻島先輩はピエール。
ピエール・ローラン。
うちのクライマーですね。
御堂筋君はトマか。
舌出してるから。
体形は違うけどベロ出して走る人がいるんですよ。
うちのキャプテンが…。
うわ!うわ!御堂筋似てる…。
何なの?すごい写真…この写真似すぎじゃないですか?一人に決めるのが難しいぐらいいいキャラクターがたくさんいるってイメージですね。
映像的視点から「弱虫ペダル」に描かれる構図に注目している人物がいる。
月600kmを走破する自転車愛好家。
マンガ「弱虫ペダル」が愛読書。
渡辺さんがやっぱり自転車乗ってるんで…これこれこれ。
(田中)「いくぞ!」って瞬間の…例えばダンシングにいく直前のグワーッていってこっからもう…この絵をここから撮るみたいな感じの決め絵とかは自転車乗ってる人じゃないと考えられない絵なんじゃないですか。
そこはやっぱりゾクッときますよね。
更に映像表現として田中が注目するのはレース中のキャラクターの描き方。
レースしてる真っ最中なのに次のカットでもうヘルメットかぶってないんですよ。
だけどまたかぶってるんですね。
実際の選手はヘルメットとサングラスといういでたち。
このままリアルにマンガにすると表情が分かりにくいので「弱虫ペダル」のキャラクターはほとんどサングラスをかけていない。
その上でヘルメットがシーンによって出たり消えたりする。
「ここはヘルメットない方が絶対かっこいいな」と思ったらそれはフレキシブルに外したりとかしてます。
あれはだからパッと取ってしゃべってるわけじゃないという。
それがマンガならではのやり方だと思うんですけどこういうのがパーッとできるのが羨ましいですよね。
映画的な表現で田中をうならせたシーンがある。
ライバル箱根学園のキャプテン福富がチームの勝利を確信する心情を細かく描いた次のページを開くと…。
「箱根学園は王者だ」って言ってる時にいるわけですよ。
マンガの基本右から左へ視線を移すと現われるのはずんずんと登ってくる小野田坂道の不気味な影。
(田中)観客の方が福富より先に気が付くから「あ〜っいるいる」っていう。
(田中)このセリフを言ってる時にもうここに見えてるっていうしかもそれが不気味な怖い坂道っていう…。
この絵いいっすよね。
怖いっすもんこれ坂道。
自転車を走らせる動作は基本的にはペダルを回す事。
動きが限られているので野球や格闘マンガのような必殺技を作りにくい。
だが坂道には一つの必殺技がある。
そのキーワードが…。
「ケイデンス」とは1分間にペダルを回す回数の事で選手はこのケイデンスを一定にし脚力に合わせてギアを選択する。
重いギアはペダルを踏み込む力が必要だが1回でタイヤは5回転以上回る。
一方軽いギアでは1回転半。
軽いギアで速く走るにはケイデンスを上げる事が必要になる。
重いギアでぐいぐい登るのが強くてかっこいいと考えていた作者渡辺。
軽いギアで登る乗り方を自虐的に「弱虫ペダル」と呼んでいた事が実はタイトルの由来でもある。
「ケイデンス」という専門用語の導入が作品に深みを加えた。
主人公に新しいものを装置として取り付けるみたいな感じで「ケイデンス」を彼のイメージにしたという。
実際やってみると分かるんですけどね…坂道に与えた必殺技。
普通では考えられない120回転。
このハイケイデンスを維持して登り続けるのは至難の業。
坂道のような走り方は実際できるのだろうか?全国高等学校選抜自転車競技大会。
このレースを制した高校生チャンピオン石上優大。
登りがきつくてもいいかなと思いますけど。
坂道と同じように高いケイデンスが特徴のロードレース界期待の星だ。
今回番組では石上選手と坂道選手に登り坂対決をしてもらう事に。
場所は神奈川県ヤビツ峠。
10kmの山岳コースだ。
坂道選手が登りを120回転で走る事を想定して時速をおよそ22キロと算出。
このコースを坂道選手が走ると27分30秒。
石上選手はこのタイムを切る事ができるのか?まあ登りが速いって事で一つの目標としてそれを超えられればなと思います。
(実況)さあいよいよ前代未聞のヒルクライムバトルがスタートしようとしています。
ヤビツ峠を舞台に小野田坂道VSジュニアの日本代表。
世界選手権でも好成績を収めました石上優大選手です。
ここからは解説栗村修さん実況永田実でお届けしてまいります。
さあ石上選手いよいよスタートです。
非常に期待を集めてる選手なんですね。
(解説)そうですね。
今トッププロで活躍している新城選手そして別府選手に続く逸材と言われてますから注目ですね。
(実況)はい。
さあ坂道君そして石上選手一斉にスタートを切りました。
石上選手のこの序盤の走りはいかがですか?
(解説)スタート直後は比較的勾配きついんですけども軽やかなダンシングで一気に駆け上がっていったという印象ですね。
(実況)一定ペースの坂道君からここは序盤リードを奪う事に成功しました石上選手です。
快調です。
この辺りは時速30キロを超えています。
さあスタートから5分を経過したところで石上選手1分30秒のリードを奪いました。
(解説)そうですね。
前半部分がやはり緩い勾配ですのでここでリードを奪いました。
(実況)さあここからは勾配のきつい区間がいくつかやって来るんですが一定ペースの坂道君がここからは追い上げてきそう。
(解説)坂道君のケイデンス足の回転数120というのは登りでは驚異的なんですがこの石上選手も100回転近いですので2015/07/13(月) 02:15〜03:04
NHK総合1・神戸
ぼくらはマンガで強くなった「力のすべてを“ペダル”にかけて」【スポーツ・ラボ】[字]

高校生の自転車競技部を舞台に描いたマンガ「弱虫ペダル」のヒットで、いま自転車ロードレースが大人気!▽スポーツマンガの魅力とスポーツ界に与えた影響を徹底的に追跡!

詳細情報
番組内容
▽人気マンガ「弱虫ペダル」を大特集!▽アニメ大好きなオタク少年が才能を開花させロードレーサーへ!▽主人公・小野田坂道誕生の秘密!▽マンガ家・渡辺航が語る創作舞台裏!▽世界で活躍するプロロードーレーサー・新城幸也も作品に夢中!▽現役高校生チャンピオンが坂道くんとタイムトライアル?▽女優・足立梨花「弱ペダ」愛語る!▽人気声優のナレーション!
出演者
【出演】足立梨花,新城幸也,渡辺航,田中誠,大宮政志,石上優大,【解説】栗村修,【実況】永田実,【語り】山下大輝,安元洋貴

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – スポーツ
スポーツ – その他
アニメ/特撮 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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