京都市左京区の横断歩道で大学生をはね、重傷を負わせたとして、２６歳の男が逮捕されました。
男は、酒気帯びの状態でした。
酒気帯び運転などの疑いで逮捕されたのは、京都市北区に住むリサイクル店の店員・石崎冬馬容疑者です。
石崎容疑者は午前４時ごろ、酒を飲んで車を運転し、左京区下堤町の交差点で、横断歩道を歩いていた男子大学生をはねた疑いが持たれています。
男子学生は骨盤の骨を折るなど、重傷です。
警察によりますと石崎容疑者は、昨夜から事故直前まで酒を飲み、赤信号を無視して、交差点に進入したということです。
警察に対し「飲酒運転中に事故を起こし、けがをさせたことに間違いありません」と容疑を認めています。
大阪・ミナミで５月、飲酒運転の車にはねられて死亡した女性の遺族が、被告に「危険運転罪」を適用するよう求め、署名活動をしました。
河本恵果さんの遺族らは、事故のあった大阪・ミナミで通行人に署名を求めました。
５月１１日の未明、中央区西心斎橋で、飲酒運転の車が自転車２台をはね、河本さんが死亡。
別の２人が重軽傷を負いました。
警察は、車を運転していた白坂愛里被告を、罰則の重い危険運転致死傷の疑いで送検しましたが、大阪地検は適用を見送り、過失運転致死傷などの罪で起訴しました。
白坂被告の初公判は１６日の予定です。
2015/07/12(日) 23:10〜23:14
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