(玄瑞)行くぞ!攘夷を掲げ幕府と対立した長州藩は京での戦いに敗れた。
寺島!参るぞ!
(寺島)おお!朝廷はすぐさま長州征討を命じる詔を幕府に下した。
同じ頃長州による異国船攻撃への報復としてイギリスをはじめとする四ヵ国連合艦隊が下関への攻撃を開始した。
(砲撃音)撃て〜!そして文は…。
(文)お願いしたい事がございます。
奥の老女園山様にお会いしてまいりました。
お城で働かせて下さいと。
毛利家の奥御殿にあがる事となる。
旦那様。
これまでの私はもうおりません。
文という無力な女の名は捨てます
(テーマ音楽)・「愚かなる吾れのことをも」・「友とめづ人はわがとも友と」・「吾れをも友とめづ人は」・「わがとも友とめでよ人々」・「吾れをも」・「友とめづ人は」・「わがとも友と」・「めでよ人々」・「燃ゆ」
旦那様
皆広間に集まれと。
参りましょう。
私がお勤めを許された奥とは200名余りの女たちが暮らす女の城です。
毛利家を内からお支えしています
御前様からお話が。
急いで支度をせねば。
行きましょう。
はい。
老女園山様。
総取締として奥御殿のすべてを仕切っておられます
このたびは園山様のお計らいにて奥勤めのお許しを頂きまことに…。
(園山)その前に。
今日は日が悪い。
はっ…。
(鞠)園山様広間に。
皆集まってございます。
今参る。
立て込んでおるのじゃ。
出直してまいれ。
ならば…ならばすぐにもお手伝いを!夫を失い子も離されもはやここより生きる場所はございませぬ。
何でも致しますゆえ何とぞ…。
こうして文は素性を隠して奥御殿へと入ったのであった。
これが皆奥勤めの…。
あっ…。
(日出)なぜここにおる。
えっ?
(志乃)何をしておる。
お前はこちらじゃ!ほれほれ。
ここに座れ。
文でございます。
よろしくお見知りおきを。
御半下頭の志乃じゃ。
あちらは表使の日出様。
辺りにおられるのは皆お目見えを許された若年寄中臈御側の方々じゃ。
厨房呉服所雑用などの御半下はこちら。
お前はそのまた下の見習いじゃ。
見習い?奥での名前を頂いてようやく御半下となれる。
御前様へのお目通りもかないますか?御半下がお目通りなど…。
お殿様のご正室都美姫様。
御前様と呼ばれ奥の女たちの頂点に立つお方です
お世継ぎ元徳様のご正室銀姫様です
(都美姫)面を上げよ。
集まってもらったのはほかでもない。
かねてより異国船に砲撃されていた下関だが先ほどかの者たちの手に落ちたと知らせが参った。
(どよめき)大砲291門兵力5,000名余り。
圧倒的な軍事力の前に長州藩はなすすべなく…。
撃て〜!
(砲声)下関の砲台はことごとく破壊され占拠されたのである。
どうなるのですか?これから。
夷狄がここまで攻めてくるのでございますか?
(どよめき)静まれ!夷狄の襲来ごときで臆して何とする!案ずるでない。
表の政は殿にお任せせよ。
奥は私が守る。
この先どのような事があろうと老女から御半下に至るまでただの一人も飢えさせず苦しませたりはせぬ!御前様…。
しばらくは不穏な日々となろうが万事怠りなく。
なお一層励み備えよ。
(一同)御前様!見習いは水くみからじゃ。
心して働くよう。
文でございます。
お願い致します。
奥のすべての防火桶を急ぎ満たせ。
はい。
おやまあ見かけによらず頼もしいこと。
(森木)参るぞ。
はい。
下関で漁ができぬとなれば魚の値が上がる。
構えて算段せよ。
夷狄との戦ごときで膳を減らしては御膳所の恥ぞ!
(弓月)御前様の持病のお薬が届かぬ。
大坂へ使いを出せ。
長崎の代わりに届けさせるのじゃ。
はい!あっ!うろうろするでない!えい邪魔じゃ!ご無礼致しました!
(森木)大丈夫か?すいません。
(銀姫)なんとまあ。
銀姫様!今どきなぎなたで何ができる。
相手は異人ぞ。
そこの。
お前。
はっ…。
お前がこの家の主なら奥の守りを何とする?姫様。
御半下の者にそのような…。
よい!答えてみよ。
鉄砲でございましょうか。
鉄砲か!異国にはおなごにも扱えるこまい短筒があると聞き及びます。
それで己の身を守るんだと。
なるほど!それはよい!じゃが…美しゅうないのが気に食わぬ。
女の戦は美しゅうなければ。
そうじゃ!打ち掛けじゃ!打ち掛け?あるだけの打ち掛けをすべて取り出し飾るのじゃ!美しいものや雅なものを並べ立てその美で敵の気勢をそぐ!姫様お待ち下さい。
姫様!あれが姫様…。
園山様がお呼びです。
はい。
いえ。
お文に。
私?そのころ表の政の場では…。
(周布)砲台も破壊されもはや戦いを続ける事はできませぬ。
一刻も早う異国と停戦の講和を結ぶべきでございます。
すでに奇兵隊を治めるため高杉晋作を獄から出し下関に送っております。
引き続き講和の交渉役として高杉を!
(敬親)そうせい。
交渉役には装束など調えさせ最上の格を与えよ。
毛利家の名に恥じぬように致せ。
はは〜っ!一方高杉が四ヵ国艦隊との講和に赴くといううわさは奇兵隊にも波紋を呼び起こしていた。
(品川)まさか高杉さんが…。
伊藤と共に世継ぎ元徳様からじきじきに命じられたらしい。
高杉さんはこれを喜んで受けたと。
(八兵衛)ひどい…。
ひどい裏切りじゃ!
(中原)異国に頭を下げるなんぞ高杉様にそねな事されたら攘夷を目指してきたわしらは一体何じゃったんじゃ!攘夷を貫かんにゃ京で死んでいった者らの無念は晴らせん!高杉さんを捜すんじゃ。
誰より先にわしらが見つけ思いとどまらせるんじゃ!講和なんぞさせちゃあならん!
(井上)嫌じゃ。
わしは講和の通詞などせん。
(利助)今講和をせんと下関だけじゃ済まん事になる。
頭の固い攘夷派なんぞ討たれてしまやぁええんじゃ!思い出すんじゃ英国を!日本を必ず列強に負けん国にする。
かの地であれほど誓い合うたやないか!高杉!黙っちょらんで何とか言え!お前はどうなんじゃ?
(晋作)何度も言うとる。
俺は行く。
あのたわけた藩のお歴々のためにか。
俺には秘策があるんじゃ。
これは好機じゃ。
好機?
(小忠太)五七の桐紋入り殿様より拝領の直垂じゃ。
高杉家が代々お預かりしてきた儀礼に欠かせぬ大切な装束じゃ。
これを下関の高杉晋作殿まで届けてほしいのです。
私がでございますか?こたびの異国との講和にはなくてはならぬものなのじゃ。
そのような大切なお衣装をなぜ私に…。
今下関は異国に屈する事を許さぬという者らで満ちておる。
男では危ないのです。
男では危ない…。
頼む。
御前様にお願いしここまで参ったんじゃ。
お家のために力を貸してはくれんか。
謹んでお受け致します。
お家のため命を懸けよとの仰せもとより望むところにございます。
必ずやこの品高杉様にお届け致します。
(園山)鞠じゃ。
武芸の心得があるゆえ心強い供となろう。
よいか。
くれぐれもその品誰にも奪われる事のないよう。
心得ております。
一つだけ…。
この使いを無事果たした暁には見習いから正式な奥勤めとしてお認め下さいますか?御前様にお目見えかなう身となりとうございます。
それはその時になったら考えよう。
あのおなご…やはりどこかで…。
文を?見た事があると?そうか。
たったか。
先ほど。
久坂玄瑞の妻が亡き夫に代わりお家のためにお役に立ちたいと。
それはそれは。
国を窮地に追いやった夫の罪滅ぼしであろうかの…。
(園山)鞠を供につけましたゆえ何か不穏な動きがあれば必ず。
相分かった。
私を見張れと言われて来ましたか?いいんです。
見た事はすべて園山様にお知らせ下さい。
隠すような事は何もありませんから。
高杉様や攘夷派の方たちとは通じてはいないと?通じています。
えっ?高杉さんたちとはず〜っと共に過ごしてきましたから。
たとえ顔を合わせなくとも…違う道を歩き始めたとしても…。
これからもずっと。
でも奥勤めを望んだんはその方々のためではありません。
ではなぜ?
(滝)ず〜っと考えちょりました。
あの子の事…。
城へあがると言いだしてからず〜っと。
(亀)母上?何でこの子はそねな事言いだしたんやろう。
考えて考えてそのうちふっと思ったんです。
ひょっとしてあの子は自分の足で歩きたがっとるんやないか。
久坂さんがのうなってやけになっとるんやない。
自分の目や耳で自分の生きとる場所を確かめとうなったんやないか。
久坂さんの代わりに久坂さんの分も。
(滝)じゃったら私は送り出すしかない。
寅にそうしたように。
(百合之助)そうじゃな。
ならば好きなだけ…。
好きなだけ歩けばいい。
この先に宿場があります。
今夜はそこで休みます。
そのころ京には死地を逃れ生き延びようとする者がいた。
(桂)会いたいんであろうの。
(辰路)しようおへんな。
ねえさんには今壬生や会津のごひいきさんがついてはりますよって。
ここは辛抱や。
お前さんじゃ。
久坂はひたすら己を貫き果てた。
会いたいじゃろうな。
この先は幾松を頼れ。
あれは気は強いが裏はない。
頼れ。
何ですの。
結局おのろけどすか?・何をしておる。
うっ!久坂の命を頼む。
着いた。
ここが…。
お頼み申します。
お頼み申します!これは…。
おんしは誰じゃ!お城より使いの者にございます。
使い?誰のじゃ?・
(靖)文さん。
文さんじゃありませんか!野村さん。
品川さんも。
あの…これは一体どういう…。
久坂さんの奥方じゃ。
三田尻で飯を作ってもろうたろう!高杉さんを捜しちょります。
消えてしもうたんです。
消えた?最初の話し合いを終えたあとイギリス艦からそのまま…。
わしらの邪魔を恐れて藩がせいたんじゃ。
講和の談判が始まっとるんですか?もう?回想この使いを無事果たした暁には見習いから正式な奥勤めとしてお認め下さいますか?もはやここには役人もおりません。
よしほかを捜そう。
高杉さんを捕まえ何としても講和をやめさせるんじゃ!
(一同)おお!待って!待ってつかぁさい!そういえばお文さんはなぜここに?私…私は…。
ごめん。
(中原)何をする!この方は御前様のご使者です!
(中原)御前様…。
では使いとはお城から高杉さんに?まさか…異国に渡す貢ぎ物などではないでしょうな?
(靖)見せて下さいお文さん。
見せろ!
(伊之助)何をしておる!?兄上…。
小田村様。
わしらは攘夷に命を懸けちょる。
久坂さんが生涯かけた志にじゃ。
やのにその妻が異国との講和に手を貸しちょる!講和は殿のご命令じゃ!つまらん言いがかりはやめろ!高杉や文を責めるんは筋違いじゃ。
殿のご命令じゃと?わしらは藩命で京へ赴きそうして…兄は…久坂さんは死んだ!高杉を許さん。
伊藤も井上も…。
(熊七)白石邸の近くで伊藤らしき男を見たっちゅう者が!大変じゃ!砲台が壊されとる!何じゃと!?異国の兵たちが次々と!小忠太殿からの直垂を届けに参ったんじゃな。
間に合わんかったんですね。
・小田村様!ここを整えよ。
講和のための支度場じゃ。
(3人)はっ。
さあそれを。
高杉には私から渡しておこう。
案ずるな。
高杉も伊藤も確かな場所にかくもうておる。
文。
高杉さんに会わせてつかぁさい。
これを身につけて頂くために山口から夜通し歩いてきたんです。
高杉さんはどこ?ご存じなんでしょう?教えて頂けるまで山口には帰りません!決して引かぬというのじゃな。
このお使いには私のこれからが懸かっておりますゆえ。
奥勤めを許されるためにか。
そうです。
奥勤めなどせずともよい。
兄上。
久坂がそねな事を喜ぶと思うのか?久坂の分も幸せになってやれ。
それがお前にできる唯一の供養ではないんか。
旦那様の無念を晴らしたいんです。
恨み言を言うとるんじゃありません。
旦那様が命を懸けて動かそうとしたものをその先に見たかった景色を同じように私も見たいと思うてはいけませんか?城の中からそれを?確かめたいんです。
働きます。
決めたんです。
どうか高杉さんにお取り次ぎを。
どうか!
(利助)勘弁して下さいよ高杉さん。
仰せのとおり白石邸の辺りをこれ見よがしにうろうろしてきました。
命が縮むかと思いました。
ようやった。
わしらを狙う連中はそっちに向かうに違いない。
高杉さんとおると英国におるよりハラハラするんよな。
そのハラハラが癖にならんか?食い物を探してきます。
芋でももろうてきますよ。
あと美しいおなごも見たい。
むちゃ言わんでつかぁさい!隠れとる身ですよ。
分かっちょります?これやからお坊ちゃんは…。
(足音)何じゃ伊藤。
忘れ物か。
俺は美しいおなごが見たいと言うたんじゃが。
奥より命じられこれを届けに参りました。
これを着て講和に行けと?お父上が私のような者にまで頭を下げ必ず届けよと。
お確かめ下さいませ。
お前が奥に入ったと雅に聞いちょったがまことやったんじゃな。
面白い。
お前は昔から俺の気に入らん事ばかりする。
久坂にほれたんもその一つじゃ。
久坂のためにはならんと言われました。
奥に入るんも講和の助けをするんも。
人になんぞ勝手に言わしちょけ。
心の内はただその者だけが知ればええ。
俺も俺の心のままに生きる。
聞け。
俺はこたびの講和ただ負けを認めて頭を下げるつもりはないんじゃ。
俺は港を開きたい。
港?長州に異国への大きな窓を開けたい。
講和はそのための糸口にすぎん。
長州を開国する…?どうじゃ?面白い。
異国への窓やなんてそれは大層面白うございます。
じゃろ?
(笑い声)異国とのまことの戦はこれからじゃ。
講和の談判にはまた行く。
暴れちゃる。
お前も奥でなんぞやらかしてやれ。
取り澄ましたしきたりや建て前なんぞ気にすんな。
思う存分狂うてやれ。
高杉さん…。
それも供養じゃ。
もうたたれるんですか?伊予の宇和島へ行く。
伊達宗城様はご聡明で異国の事情にも通じとると聞く。
これからの長州に力を貸してもらえるよう頼みに行く。
高杉さんの事ようして頂いて…。
決心は変わらんのじゃな。
はい。
これからお前が生きる場所にはお前を守る者は誰もおりゃせん。
お前を慈しむ家族も共に笑う塾生たちも。
せめてこれを。
「みわ」…。
奥勤めのおなごには新しい名がいるんじゃろう。
3つの輪はお家のご紋じゃ。
それにあやかり寅次郎久坂兄の私がお前を見守る事にする。
兄上…。
これは守り刀じゃ。
お前に。
ありがとあんした。
8月14日高杉は再び講和に臨んだ。
(晋作)賠償金など支払うつもりは一切ない。
高杉は粘り強く交渉を進め賠償金の支払い彦島の借用などを退け実質的に下関を貿易港となす内容の協定を結んだのである。
後に英国人通訳アーネスト・サトウは記している。
「かの者は魔王のごとく傲然と構えていた」。
この交渉をきっかけに諸外国の日本に対する興味は幕府から雄藩と呼ばれる新勢力へ移っていく。
そのころ幕府による長州への攻撃準備は着々と進められていた。
広島から山口へ向かうルートをはじめとして5方面から山口へと進軍する計画が立てられた。
そして長州ではこの男が藩を攘夷以前の保守体制に大きく揺り戻そうとしていた。
(毛利伊勢)今こそ椋梨様のご登庁を!
(中川宇右衛門)この期に及んでもまだ幕府には謝罪はせずともよいなどと言いつのる者がおるとは!
(椋梨)あのお方に少々お手伝い願おうかの。
(園山)面を上げよ。
こたびの下関への使者格別の働きであったと聞いておる。
ようやった。
恐悦至極に存じます。
よって本日より正式に奥での勤めを許す。
名を…。
おそれながら美和と。
控えよ!みずから名を決めるなど僭越であろう!
(都美姫)美和か。
苦しゅうない。
それをもって下関の使いの褒美としよう。
ありがとう存じます。
夫の無念を晴らしたいと。
それはよき心がけじゃ。
精進せよ。
(園山)御前様からのお達しである。
今日よりは銀姫様の御次としてお仕えするよう。
下っ端の雑用係じゃがお目見えも許される。
このたび銀姫様の御次としてお勤め致す事になりました。
美和でございます。
どうぞよろしゅうお願い申し上げます。
私の兄は京で命を落としました。
父は下関の戦で討ち死にしました。
美和殿が毛利家を朝敵に追いやった久坂玄瑞様の妻と皆に知れてしまったのです。
一体誰がそのような事…。
(銀姫)お前か。
お家を朝敵に追いやった久坂の妻とは。
(手をたたく音)誰か賭けをせぬか?この者がいつ逃げ出すか泣きだすか。
勝った者には…このこまをとらそう!博多から取り寄せた元徳様のお気に入りじゃ!そんなにいいものを?おそれながら。
賭けにはならぬかと。
ほう。
私は決して逃げませぬ
生き抜いてみせます。
あなたの妻として
お付きの者を減らす。
それを計らえ。
皆が納得して城を移る手だてを探します。
許さぬ。
(椋梨)奥の方々に…。
幕府軍に打ち勝つだけの力を持つ事ができると思うか!どうかお力を!
ここは長州の中心に位置し交通の要衝として栄えました。
幕末長州藩は萩の海岸防備に難がある事から山口に藩庁を移しました。
当時の奥女中の日記には文が美和と名を変えて働き始めた事が記されています。
奥を取りしきっていたのは敬親の正室都美姫でした。
住み慣れた江戸から山口に来た都美姫。
財政の立て直しに努めた敬親を支え奥にも質素倹約を徹底させたといいます。
毛利家に伝わる都美姫の具足は女性であってもいざとなれば戦場に立つという意気込みを示したものともいわれています
信仰心のあつい人物だったという都美姫。
藩の行く末を案じながらも激動の時代を歩んでいくのです
2015/07/12(日) 20:00〜20:45
NHK総合1・神戸
花燃ゆ(28)「泣かない女」[解][字][デ]
長州藩の奥御殿に女中見習いとして入った文(井上真央)は、外国との停戦交渉に当たっている高杉晋作(高良健吾)に装束を届けることに。しかしその旅は危険と隣り合わせで
詳細情報
番組内容
長州藩の奥御殿に女中の見習いとして入った文(井上真央)。その頃、長州藩はイギリスをはじめとする四か国の連合艦隊に攻撃を受け、敗戦が逃れられない状況だった。そこで高杉晋作(高良健吾)が停戦講和の交渉役として抜擢される。文は、交渉の場で身につける正式な装束を下関にいる晋作に届けることに。しかしその旅は、文の動きを監視する一派や外国との講和に反対する勢力にねらわれて、危険と隣り合わせ。果たして文は…!
出演者
【出演】井上真央,大沢たかお,高良健吾,北大路欣也,原田泰造,久保田磨希,劇団ひとり,大野拓朗,音尾琢真,北見敏之,内藤剛志,檀ふみ,長塚京三,石丸幹二,東山紀之,堀井新太,石井正則,田中麗奈ほか
原作・脚本
【脚本】宮村優子
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇
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