真相報道 バンキシャ! 2015.07.12


皆さん、こんばんは。
真相報道バンキシャ!です。
まずは、速報です。
NNNが週末に行いました世論調査で、安倍内閣の支持率が第2次政権発足以来、初めて支持しないが支持するを上回りました。
その安倍政権の命運が懸かった安全保障関連法案の審議がヤマ場を迎え、与野党の攻防が激しくなっています。
衆議院での採決が迫る中、気になるデータがあります。
NNNの世論調査で、安倍内閣が、この法案の内容について、国民に十分説明していると思いますか?と聞いたところ、先月はこちら78.7%の人が、説明が十分だと思わないと答えていますが、今月はこちらでした。
78.5%の人が思わない。
つまり、今月も依然、高い水準のままでした。
こうした声を意識したのか、最近になって、突然、始まったのが、安倍総理が生出演するインターネット番組です。
そのねらいとは。
月曜日、沖縄・那覇空港。
バンキシャは、停車するある観光バスを見つけた。
衆議院様と書いてあります。
すると現れたのは、胸にバッジをつけた国会議員たち。
乗り込んだバスは、走ること10分。
那覇市内のホテルに到着した。
この日、集団的自衛権の限定的な行使などを認める、安全保障関連法案の国会審議が、沖縄で開かれたのだ。
審議には、沖縄県内から5人の参考人が呼ばれた。
安保関連法案について、賛成の立場が2人、反対の立場が3人だ。
しかし、どちらの立場からも共通して出てきたのが、国民への説明不足という指摘だった。
本法案については、現状において、国民の理解が深まってるとは思いません。
法案の内容を国民に十分説明もせず。
17日までに、衆議院での採決もという状況の中、政府・与党は、どのように国民に説明していくのか。
来週半ばに審議を打ち切って、採決。
私はちょっとありえないんじゃないかと思うんです。
時期が来れば、採決をするということが、まさに民主主義の基本ではないかと。
おととい、東京都東村山市。
駅から出てきたのは、自民党の木原誠二議員。
国会で、安保関連法案を審議する特別委員会のメンバーで、自民党内で、審議日程を調整する役割を担っている。
この日も、法案の審議を終えてから地元入り。
支持者ら20人ほどを相手に、ミニ集会を開いていた。
きょうは平和安全法制ということで…。
今回の法案のねらいなどについて、スクリーンに資料を映して説明。
図を使って抑止力の効果などを示した。
話を聞いた参加者からは次々と質問が。
最大のメリットをお知らせください。
抑止力が高まるっていうことだと思います。
伝家の宝刀は抜いたら、伝家の宝刀じゃありませんから。
だから抜かないで持っておく。
だけど持っておくことが重要だと。
すべてが分かったわけじゃないけど、説明を受けてちょっとは、理解できたかなとは。
木原議員は、集会に手応えを感じていた。
こういう説明会、各地でやっているというふうに思いますけど、そういう努力はこれからも継続していく必要があるというふうに思いますね。
これは自民党が先月上旬、国会議員らに配布した資料。
安保関連法案への理解を広げるため、ミニ集会や街頭演説などを強化するよう、通達していた。
しかし、1か月がたった今も、国民からの説明不足という声は、依然8割近くに上る。
そんな状況の中、自民党が動いた。
こちらの一部屋、ひときわ明るいですね、明かりがついています。
あっ、安倍総理の姿があります。
安倍総理みずから、自民党のインターネット番組に生出演。
安保関連法案についての説明をするというのだ。
月曜日から始まった総理の生出演。
おととい、自民党本部。
ネット番組に生出演した安倍総理は、今回の安全保障関連法案が成立すれば、一部が限定的に行使可能となる集団的自衛権について、次のように説明した。
牧島さんは例えば、スポーツチャンバラの達人だというふうに。
はい、スポチャンやってます。
やってますか。
スポーツチャンバラの達人ですから、強いんだと思いますよね。
例えばですね、不良が、安倍は生意気だから、やっつけてやろうと言っているというときに、私が、1人で帰るのはちょっと不安だから、牧島さん、一緒に帰ろうよというふうになって、前を歩いてもらってたら、不良が2人、牧島さんに襲い掛かってきた。
襲いかかってきた。
殴りかかってきた。
つまり、牧島さんに対する攻撃が発生した。
まさにこれは私の危機ですから、2人がかりで、牧島さんが襲われたときに、私が対抗する。
これが今度の新しい解釈になったと。
実はこれ、3日前の番組でも出した例え話を少しだけ変えたもの。
例えば、私の友達の麻生さんという人がですね、俺はけんかが強いから、一緒に帰って、守ってやるよ。
例え話でできるかぎり分かりやすく伝えたいという安倍総理。
この番組を反対派はどう見たのか。
民主党の後藤祐一議員。
牧島さん、一緒に帰ろうよと言って、牧島さんと一緒に帰る。
結局、同じ例で出してますけども、分かりにくいんですよね。
どういう条件がそろったら、今のようなケースのときに、助けに行けるとか、安倍総理の家を襲うための、なんか凶器だとか、武器を準備しただとか、なんか、もう少しそういうところを説明しないと。
法案以上に説明不足なような気がするんですよね。
一方、こちらは、同じく民主党の大串博志議員。
地元を回ると、総理の発言について声をかけられた。
まともな話をしよったら、ああ、いいねぇ、話やねと聞くとですよ。
麻生さんが襲われたとか、なんを言うのか。
国と国との戦いば、すっとに、子どものけんかのような話をするなと、例え話。
あの例え話が、法案の議論にふさわしくないというのだ。
分かりやすい例を出して説明されようと思ったと思うんですけど、たぶん、そういうことを国民の皆さんは聞きたいのではなくて、それは理解されたうえで、その歯止めがどこにあるのか、明らかに知りたいと。
反対派にとっては、不十分だったという安倍総理の説明。
何を目的としたものだったのか。
政府関係者は。
とにかく、これで説明が足りないという追及にも、そんなことはないと言える材料はできたでしょう。
この関係者は、説明は丁寧にしているとしつつ、反対派よりも賛成派に向けた内容であることを認めている。
一方、安保関連法案を自民党と一緒に作った公明党ではどうなのか。
バンキシャが訪ねたのは、公明党の地方議員向けの研修会。
審議入りから1か月を過ぎた時期ながら、法案についての説明が行われていた。
日本が戦争できる国にならないんですかという声をですね、日常的にいわれている皆様だと思いますので。
法案への理解を広める役割の地方議員に、説明のポイントを改めて伝えようというねらいだ。
参加者からはこんな質問が。
3人の憲法学者が、今回の安保関連法案は、違憲であると。
ここが一番引っ掛かっているというお声をたくさん頂いております。
どんなふうに説明をすればいいのか。
法案を巡る疑問の声への対処法を聞いていた。
批判している方々と、われわれは、考えは一緒ですよと言ってもいいんです。
他国を守るためのですね、集団的自衛権は使えない仕組みになっているんですと。
法案への賛否を問わず指摘される説明不足。
それでも政府・与党は、17日までの衆議院通過を目指している。
では、ここでこよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは、前の岩手県知事で、元総務大臣の増田寛也さんです。
こんばんは。
こんばんは。
そしてこのコーナーは日本テレビの伊佐治政治部長を交えて、お伝えしてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
さあ、今回の世論調査によりますと、安倍内閣がこの法案について、国民に十分説明していると思いますかという質問について、先月と比較いたしますと、説明していると思わないと答えた人が、依然として、78%という結果になりました。
伊佐治さん、まだ国民は十分と思っていないようですね。
そうですね、安倍総理はこのように、ネット番組に出演したり、かなり努力はしてるんですね。
ただこの国会審議もすでに100時間以上行われて、この数字というのはやはり、安倍政権の説明にちょっと説得力が足りないということではないかと見られますね。
そして、集団的自衛権を行使できるようにすることで、よいと思いますかという質問。
この3か月、比較してまいりますと、依然として、6割近くが思わないと答えています。
伊佐治さん、これはどういかがでしょうか?
これはやはり憲法違反だという指摘が響いたと思いますね。
またさらには任務が地球規模で拡大するのに、この自衛隊員のリスクが、高まらないという議論がありました。
これも非常に、分かりにくい説明だったんですね。
この政府の説明というのは、戦争を防ぐ法案なんだから、国民も自衛隊員も、安全はむしろ高まるんだと、長い目で見れば、安全性が高まるという理屈だったんですけれども、ちょっと説得力に欠けましたね。
政府はですね、この審議の前から、リスクは増えないというのを閣僚の答弁ラインとして決めてしまってたものですから、国会審議がいくら進んでも、いくら議論が進んでも、なかなか、このやり取りが深まらないという問題もありましたね。
そして、集団的自衛権の行使をできるようにすることによって、日本の安全はどうなると思いますか?という質問では、1年前のこれ、閣議決定直前と比較いたしますと、安全が高まると答えた人が減っています。
逆に安全は低くなるという人が増えてるんですが、これはどう見ましょうか?
この集団的自衛権の行使は、戦争をするためじゃなくて、戦争を食い止めるための法案なんだということを安倍総理は口を酸っぱくして説明してきたんですけれども、まあ、この数字を見るかぎり、なかなかこの、安倍総理が思うようには理解が進まなかった現状がありますね。
そして冒頭でもお伝えしましたが、内閣を支持するは、39.7%、そして支持しないが41%、安倍総理が2度目の総理に就任して以来、初めて不支持が支持を逆転したという形になります。
伊佐治さん、これはどのようなことがいえますか?
これは安倍内閣、第2次安倍内閣が発足してから、初めてのことなんですね。
これまで閣僚人事、あるいは国会運営でですね、この非常に強気の姿勢を貫いてこられたのは、やはりこのバックに高い、しかも安定した支持率があったからなんですね。
ただこの政府・与党の幹部は、すでに昨年から、安保法制が成立する、この夏にはですね、支持率が10ポイントぐらい下がるかもしれないということは、覚悟していた面も実はあるんですね。
ただ、それもあってですね、昨年暮れの総選挙というのは、その前にやってしまおうという計算もあったんです。
今回、この法案の成立を非常に急いでいるのもですね、実は来年に参院選が控えてますから、そのころにはですね、この国民の抵抗感もまた薄れているんじゃないかと、そういう期待もあるんですね。
こうした世論環境の中で、国会の数の論理で、この安保法制を採決する。
果たして、よいことなんでしょうか?いかがでしょうか。
やはり、政府・与党は、この今週、この17日までにも、衆議院通過を図ろうとしていますが、やはり、ちょっと議論が足りない、急ぎすぎという感は拭えませんね。
政府の説明ではですね、この今回の法整備で、日本はこの戦争を未然に防ぐための抑止力を得ることになります。
ただ一方で、これまでのように日本を守るための日本周辺だけではない、海外での戦闘に、場合によっては踏み込む仕組みを持つことになります。
戦闘をやるかやらないか、これは時の政権の判断になりますから、政治家の信頼性というのが何よりも重要になりますよね。
そう考えたときにですね、この先月の報道圧力発言。
民主主義を否定するような動きが、政権与党内から出てくるようでは、やはり政治への信頼というのは、揺らいでしまいます。
これだけの重要法案を通すからには、政治の責任を果たしていく覚悟を国民に分かる形で示す必要があると思いますね。
増田さんはこうした審議の進め方は、どう思われますか?
やはりね、国政の課題ですから、国会議員がいろいろ説明するのは当然なんですが、私はやっぱり、例えば自民党の地方議員ももっともっと説明をするという姿勢を示さないと、どうしてもやっぱり、国民、説明不足というところは、拭えないんじゃないでしょうかね。
ここでニュースをお伝えします。
きょうも各地で厳しい暑さとなりました。
北海道帯広では、平年を10度以上上回る36.3度まで上がり、体温並みの暑さになりました。
また祇園祭が行われている京都でも34.8度と、ことし一番の暑さを記録。
各地で真夏の暑さとなりました。
あすも内陸を中心に、厳しい暑さが続きそうです。
こまめに水分を補給するなど、熱中症には十分な注意が必要です。
ギリシャへの新たな支援について話し合う、ユーロ圏の財務相会議が12日、再開されましたが、ギリシャ側が提案した財政再建案を巡り、一部の国が厳しい姿勢を崩しておらず、協議は難航が予想されます。
ギリシャは日本円にして7兆円を超える金融支援を、EU・ヨーロッパ連合側に求めています。
しかし、前の日の会議では、ドイツやフィンランドなどが支援の前提となるギリシャの財政再建案について、確実に実行されるかどうか疑問視していて、きょうの会議の前にも、厳しい見通しが示されました。
EUは先ほど、12日の首脳会議をキャンセルすると発表しました。
まずは、ユーロ圏の枠組みで時間をかけ、対応策を協議する方針ですが、協議は難航が予想されます。
いじめを訴えていた岩手県矢巾町の中学2年の男子生徒が自殺した問題で、きょう、父親が警察に被害届を出しました。
警察に被害を届け出たのは、いじめを訴え、今月5日、列車に飛び込み死亡した村松亮さんの父親で、NPO法人、全国いじめ被害者の会の代表ら2人が付き添いました。
父親はこの問題に関して警察に、亮さんに対する暴行容疑での捜査を依頼し、警察も捜査を始める方針です。
今回の人物特定、暴行の事実を認めてもらう。
警察にまずお願いしたいのはそこなんで。
亮さんの父親らはあす、学校教育の是正を訴えるために、岩手県の教育長を訪問したいと話しています。
女子サッカーワールドカップで見事、準優勝に輝いたなでしこジャパン。
帰国から5日、早くもきょうからなでしこリーグが再開。
世界最高峰のプレーを見ようと、多くの観客が会場に駆けつけました。
4年前のような、なでしこフィーバーが再びやって来るのでしょうか。
キャプテンの宮間選手は、一過性のブームに終わらせずに、文化にしたいと語っています。
果たして、それはどういう意味なのか、バンキシャは宮間選手に直接、尋ねました。
きょう昼過ぎ、岡山県美作市。
キックオフまでまだ3時間ほどあるんですが、長い行列が出来ています。
ワールドカップ準優勝から1週間もたたずに再開した、なでしこリーグ。
試合会場には、過去最高の観客が詰めかけていた。
選手が到着すると。
宮間さーん!
頑張ってね。
なでしこジャパンキャプテン、宮間あや選手ら、2人が所属する岡山湯郷ベルと、澤選手ら、代表メンバー7人を擁するINAC神戸の一戦。
この人が決めた!火曜日、成田空港。
今、到着ロビーに、なでしこジャパンの選手の姿が見えました。
2大会連続で決勝に進んだ、なでしこジャパン。
今大会は、準優勝という結果を残した。
決勝前にキャプテン、宮間選手が語った日本の女子サッカーへの思い。
この大会で結果を出すことが、ブームではなくて、文化になっていけるように。
女子サッカーを文化にしたい。
その真意は?きのう、宮間選手がバンキシャのインタビューに答えた。
4年前のワールドカップ決勝、アメリカ戦。
日本女子サッカーが初めて、ワールドカップを制した。
チームは国民栄誉賞を受賞。
突然、沸き上がったなでしこフィーバーだった。
こちらは4年前、ワールドカップ後の湯郷ベル対INAC神戸。
スタンドには、ほぼ満員の観客4958人。
しかし、去年の同じカードでは、悪天候の影響もあるが、4分の1に激減。
観客減少はこのカードに限ったことではない。
リーグ全体を見ても、ワールドカップで優勝した年、1試合平均、2796人だった観客数は、年々減少し、今回のワールドカップ前までで、1456人と、ピーク時の半分ほどに落ち込んだ。
この現実に、宮間選手は、帰国後、再び、なでしこリーグへの思いを語った。
結果を出し続けなければ、すぐに皆さん、離れていってしまうのではないかという不安を選手としては抱えながら、戦っています。
なので、そういった不安を感じなくなったら、きっと文化になったと言えるんじゃないかなと。
ワールドカップやオリンピックで結果を残してもなお、抱え続ける不安。
きのう、バンキシャの取材に宮間選手本人が答えた。
ブームになったときにブームだから、こういうことをするとか、人気がなくなったから、こういうことをするっていうことではなくて普通に、行くのにチケットを買おうっていうふうに、思っていただけるようにならなければいけないと思います。
さらに、宮間選手が語ったのは、女子サッカーの、もう一つの現実。
今の女子サッカーの環境上、全員はプロには常になっていないので、今の状態であっても、こう、自分がサッカーを続けたいと思うかぎりは、環境であったり、そういったもの、いろいろな努力をして、みんな続けているので、サッカーをなんかしらの理由で、環境がないから、辞めなければいけないというふうなことが、ないようになっていけたらいいなというふうに思っています。
おととい、バンキシャは、埼玉県の化粧品工場へ。
失礼します。
早速、選手の皆さんのポスターが貼ってありますね。
この工場で働いているのは、なでしこ1部リーグ・ASLフェンさいたまのキーパー、船田麻友選手。
メーンスポンサーの化粧品会社で仕事をしながらサッカーを続けている。
プロというものが、私たちにはないので、この仕事が基本的な、なんていうんですか、生活するうえでの必要なことになってくるので、仕事をしてないと生計が立てられないので。
仕事のあとは、グラウンドへ。
船田選手が働くちふれ化粧品では、ASエルフェン埼玉の選手8人をスポーツ枠特別社員として雇用。
練習や試合も、勤務時間として認められ、給料をもらっている。
自分のやりたいことなんで、だから苦じゃないというのが一番の思いです。
現在、なでしこリーグの選手およそ850人のうち、プロ選手は僅か20人ほど。
ほとんどの選手は、サッカーだけに専念できないのが現実だ。
そしてきょう、なでしこリーグが再開。
あの化粧品工場で働く船田選手のチーム、ASエルフェン埼玉の試合が行われた。
観客数は1503人と、過去最高。
船田選手は?ファインセーブを連発した。
結果は、なでしこジャパンのメンバー3人を擁する日テレ・ベレーザが1対0で勝利した。
一方、岡山では、宮間選手率いる岡山湯郷ベルと、INAC神戸の一戦が。
試合前には、宮間選手や澤選手など、両チームのなでしこジャパンの選手9人に、花束が贈られた。
スタンドには過去最高の、4998人の観客。
試合は前半44分、なでしこジャパンの大野選手、ドリブルで攻め上がると、ゴール前にパス、それを高瀬選手がシュート。
INAC神戸が先制点を挙げた。
その後、両チーム1点ずつを決めて、迎えた後半39分。
相手ゴール前で、宮間選手がボールをカットしてシュート!2対2の同点とした。
試合はそのまま終了。
ブームではなく文化にするため、なでしこの選手たちは全力を尽くして戦った。
湯郷ではいつもたくさんのサポーターの方に来ていただいてますけど、さらに、それ以上の方に来ていただいたので、これこそブームにならないように、ここからが一番、大切かなと思います。
徐々に文化に、皆さんにしていただいてると思ってるので、その輪を広げていけたらいいなと思います。
次のなでしこリーグ、試合開催日は、17日の金曜日です。
さあ、続いてはこちらです。
きょうはもう一方、スタジオにゲストをお招きしています。
フォトジャーナリストの林典子さんです。
世界的にも権威のある報道写真祭で、最高賞を受賞するなど、今、世界が注目する新進気鋭のジャーナリストです。
今回、林さんが取材したのは、過激派組織イスラム国に襲撃されたある少数派住民です。
カメラを向けたのは、イスラム国に連れ去られ、奴隷にされた少女たちでした。
取材を続ける中、林さんは、ある特別な瞬間を目の当たりにしました。
フォトジャーナリスト、林典子さんが目指したのは、イラク北西部、シリアとの国境近くにある村。
道路脇には、空爆され、破壊された建物が続く。
たどりついたのは、カナ・ソールという小さな村。
このカナ・ソール村に住んでた住人は今、誰も戻ってきてないと思います。
シャッターが閉まった通り。
人が暮らしている気配は感じられない。
かつて、この村に住んでいたのは、主にイラクで暮らす少数派住民、ヤジディ教徒。
去年8月、過激派組織イスラム国の攻撃を受け、村を追われた。
本部として使われていた家です。
5か月間、この村を支配していたイスラム国。
司令部として使っていたという民家に入ると。
窓はスプレーで塗られていた。
中の様子が分からないようにするためだという。
壁には、神は偉大なりの文字。
そしてベッドには、イスラム国の戦闘服。
かつらや、付けひげが残されていた。
戦闘員としての威厳を保つために使っていたのか。
シリア、イラクで台頭し、人々の命を脅かし続けているイスラム国。
中でも、ひどい迫害を受けているのが、主にイラク北部に住む少数派、ヤジディ教徒だ。
彼らが避難するキャンプへと向かうその道中で遭遇したのは。
戦いで命を落とした20歳の兵士の葬儀。
50万人ほどが信仰するヤジディ教。
キリスト教やゾロアスター教、イスラム教などが混ざり合い、信者は天使の存在を信じている。
イスラム国は彼らが悪魔を崇拝しているとして、処刑や奴隷にすると宣言しているのだ。
林さんは、虐げられ、自由と人権を奪われている彼らを取材。
奴隷にされた少女たちが語ったイスラム国の残酷さとは。
毎晩、イスラム国の戦闘員が女性を連れて行くんです。
そしてカメラは、ある瞬間を捉えた。
イラク北部のクルド人自治区ドホーク郊外にある難民キャンプ。
ヤジディ教徒およそ1万4000人が避難生活を送っている。
ある少女を訪ねた。
バディア19歳。
彼女が見せてくれたのは、去年5月に行われた兄の結婚式の映像。
踊りやパーティーが好きなんです。
そこには、メークをし、緑のドレスを着て踊るバディアの姿。
だがこの3か月後、生活は一変した。
去年8月、イスラム国はヤジディ教徒が住む地域を攻撃。
5000人以上を拘束した。
突然、襲われた彼らが逃げた山道。
そこには、襲撃されたと見られる車。
そして、衣服などが今も散乱したままだった。
バディアも拘束され、家族と引き離された後、ある場所に連れて行かれたという。
2階建てで、緑色の家でした。
63人です。
多くのヤジディ教徒の女性が詰め込まれた部屋。
そこは、奴隷市場だったという。
毎晩、イスラム国の戦闘員がレイプをするために、女性を連れていくんです。
1人の戦闘員が私の体に触ってきました。
怖くなって抵抗して泣きました。
バディアも、ある戦闘員に奴隷として買われた。
そして、2か月にわたり、10人ほどの男性から暴行を受け続けたという。
すごくつらくて、毎日、泣いていました。
その後、ある人たちの助けで、バディアは救出された。
捕らわれた人々をどう救い出すのか。
救出活動を行っているヤジディ教徒の弁護士は。
イスラム国の支配地域にいる協力者が家を見て回り、戦闘員がいないときに家に入って、電話で誰が捕まっているかを私に伝えます。
その後、拘束されている人と協力者が、落ち合う日時と場所を打ち合わせ、車で迎えに行く。
協力者には報酬を支払う。
資金のほとんどは、クルド人自治区の政府が援助しているという。
取材の最中にも、助けを求める女性からの電話が。
彼女たちは戦闘員がいない僅かな隙を見て、電話をかけているという。
捕まった女の子たちが捕らわれている家から、自力で外へ出なければいけないことが、一番難しいのです。
うまく逃げられなかった場合、どうなるのか。
15歳のラマ。
彼女も、イスラム国に捕まり、強制的に戦闘員と結婚させられた。
一度、逃走を図ったが、検問で見つかり、連れ戻され、さらに、ひどい仕打ちを受けたという。
1週間ほど、腕を縛られて、殴られて。
ごはんももらえませんでした。
地下室に入れられて、鉄の棒で何度もたたかれ、性的暴行も受けたというラマ。
戦闘員が外出しているときには。
ドアを石でふさがれていました。
鍵を壊したけれど、ドアは開けられませんでした。
5か月後、ようやく脱出に成功し、救出された。
だが、イスラム国での出来事は、15歳の心に深い傷を残していた。
捕らわれる前の楽しい記憶をなくしてしまったという。
イスラム国に捕らわれたショックで、読むことも書くことも忘れてしまいました。
今、一番の願いは、祖国イラクを捨て、戦いのない安全な場所で暮らすこと。
取材を始めて13日目のことだった。
林さんは、ある特別な瞬間を目の当たりにした。
一緒に車に乗る男性と少年。
少年はナイーフ7歳。
およそ10か月にわたり、イスラム国に拘束され、この日、ようやく救出されたのだ。
難民キャンプで待つ親族のもとへと向かう。
そして。
小さなプレハブ小屋の中では、再会を果たした親族たちが抱き合い、涙を流していた。
ナイーフと共に助けられたのは、母親、妹、そしていとこの4人。
3万5000ドル、日本円でおよそ427万円を支払ったという。
だが、まだ親族30人以上が拘束されたままだ。
シャッターを切る林さん。
そこに写されていたのは、喜びの一方、今も、イスラム国に多くのヤジディ教徒が捕らわれている現実。
では、改めてご紹介いたします。
イスラム国の襲撃を受け、残酷な仕打ちを受けている、イラクの少数派住民、ヤジディ教徒を取材された、フォトジャーナリストの林典子さんです。
どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずはなぜこの、ヤジディ教徒のことを取材しようと思われたんですか?
私はもともとイラク北部で暮らしている、クルド人の友人がいたんですが、ヤジディの存在は全く知りませんでした。
昨年の8月に、イスラム国がヤジディの村を攻撃してきたときに、現地で取材を続けていたクルド人の友人の記者から、現地の状況を教えてもらっていたんですが、国連の発表では5000人のヤジディの男性がこれまでに殺害されて、6000人の女性たちが拉致されて、いわゆる性奴隷とされてきたという報告もされています。
こういったことが今、この時代に起きているということに、とてもショックを受けて、なんでこういうことが起きたのか、被害に遭った女性たちの声を直接、聞きたいと思って、取材に向かいました。
実際に、その女性たちにお会いになって、取材して、どういう印象を持たれましたか?
ヤジディというのは、一部のイスラム教徒の中では、悪魔崇拝をしている人たちというふうに見なされて、これまでにも何度も虐殺の対象にされてきたそうなんですけれども、直接私が、現地のヤジディ教徒の家庭の中で生活をしていく中で、もちろん、ことばや生活環境は違うんですが、価値観の違いをそこまで感じたことはなくて、比較的、全く問題もなく、一緒に生活することができたんですけれども、そういった女性たちが拉致されて、暴力を受けて、なんとか生きて帰ってくることができても、まだ家族が拘束されていたり、行方不明になっている女性たちも多いので、すごく精神的に不安定な中、生活をしていたんですが、すごく驚いたのが、こういった女性たちが自分たちの経験を語るときに、すごく淡々と冷静に話をしていたということです。
その心に深い傷を負った女性たちの心を開くために、どのような取材を行われたんですか?
そうですね、まずは、現地で取材をするときに、ヤジディの通訳にお願いをして取材をしました。
あとは私は基本的にはこういった取材では、取材者と同じ家で暮らして、寝泊まりをしながら、取材をしていくんですが、取材を進めるよりは、写真を撮るということではなくて、まず話を聞いて、それから写真を撮るという、そういう取材方法をしています。
でも気をつけて取材を続けてくださいね。
フォトジャーナリストの林典子さんでした。
2015/07/12(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]

バンキシャ!は毎週、注目を集めている事件・出来事について、他にない切り口で検証を加える番組です。今週もスタッフは各地に飛び、ただいま取材中。ご期待ください。

詳細情報
番組内容
真相報道バンキシャ!は福澤朗と夏目三久がお伝えする〈新型〉報道番組。日曜の夜、その1週間の起きた出来事について視聴者の方に「なるほど、そういうことだったのか」と言っていただける番組づくりを目指しています。取り上げるのは、事件・事故・政治・経済からスポーツまで、硬軟とりまぜ幅広く。ニュースの新しい見方をご提供いたします。番組への情報、ご意見は番組HPまでお寄せください。
出演者
【MC】
福澤朗
夏目三久
【ゲスト】
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/bankisha/

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
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ニュース/報道 – 天気

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