2NHKニュース おはよう日本 2015.07.12


おはようございます。
7月12日日曜日、朝7時になりました。
NHKニュースおはようニッポンです。
きょうも広い範囲で晴れて、厳しい暑さとなり、内陸ではところによって、35度以上の猛暑日になると予想され、熱中症に十分な注意が必要です。
一方、強い台風11号が今週の後半にかけて北上すると予想され、気象庁は、今後の情報に注意するよう呼びかけています。
こちらは東京・渋谷、現在の様子です。
この時間、気温はすでに25度を超えています。
日ざしもありそうです。
一方、こちらは大阪・中央区。
こちらもよく晴れています。
現在の気温は26度3分。
日中の最高気温は33度まで上がると予想されています。
きのうは関東北部や東海の一部で猛暑日となるなど、ほぼ全国的に気温が高くなり、熱中症の症状を訴えて病院に搬送される人も相次ぎました。
厳しい暑さはきょうも続き、日中の最高気温は、北海道帯広市や福島市、埼玉県熊谷市、甲府市、京都市で35度、名古屋市や大阪市で33度、東京の都心で32度などと予想されています。
気象庁は各地に高温注意情報を発表し、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
一方、九州や沖縄・奄美では、台風9号の影響で暖かく湿った空気が流れ込んで、大気の状態が不安定になり、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降っています。
日中にかけても激しい雷雨となるおそれがあります。
また強い台風11号は、今週の後半にかけて、発達しながら北上すると予想され、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけています。
では、気象予報士の南さんとお伝えします。
まず台風の影響、詳しくお願いします。
そうですね。
これはひまわり8号、新しいひまわりによる雲の画像ですけれども、台風11号の雲、かなりまとまってきました。
それから台風9号の雲は、ばらけてはいますけれども、まだまとまった雲が、この九州のほうにかかっていると、そういう状態になっています。
この台風9号なんですけれども、まず台風9号の影響がまだしばらく続きそうなんですね。
続く?
台風9号、現在は大陸の東岸にありまして、中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル強風域が広く、まだ大型の台風で、長崎県内、ここ、…島などがまだ強風域の中に入っています。
台風このあときた、または北東の方向へ進んでいきまして、朝鮮半島のほうに向かって進んでいきますけれども、台風に向かって暖かい湿った空気がどんどんと流れ込んできますので、そうすると九州などに、こういう湿った空気が流れ込むため、局地的にまだ激しい雨の降りやすい状態が続くということになりますので、まだ台風の影響がしばらく続くということになりそうです。
そういう雨もありますけれども、きのうは気温が上がりましたよね。
これも台風の影響なんですね。
関係してるんですか?
そうですね。
午前3時の天気図を見てみますと、台風が東シナ海にあって、そして日本付近は、高気圧に覆われています。
この高気圧があるというのも、台風の影響なんですね。
どういうことでしょうか?
台風がまだ南の海上にあったときには、関東などはずっとぐずついた天気が続きましたけれども、台風が北上してくると、高気圧がばーんとあって、場が変わった感じになりましたよね。
場が変わる?
台風が場を変えた?
そういうことになるんですね。
台風っていうのは上昇気流で出来ています。
台風のところには、強い上昇気流があるんですけれども、上昇気流があるということは、どこかに下降気流がないと釣り合いが取れません。
では下降気流がちょうど日本付近にやって来まして、下降気流というのは、上空から空気を押さえつける力ですので、そうすると、気圧が上がって、高気圧になるんですね。
高気圧がちょうど日本付近にやって来た。
上空には、少し暖かい空気がありまして、1500メートル付近が18度ぐらいなんです。
下降気流で空気がどんどん下がってきますと、100メートル下がるにつれて1度気温上がっていきます。
そうすると、地面付近は、15度上がりますから、33度ぐらいにはなると、そういう状態になってるんですね。
内陸部では、地形の影響もあって、35度になったりということで、台風がやって来たので、気温も上がっているということなんですね。
関係しているんですね。
そういうことなんですね。
台風もう一つ、11号の動きも気になりますよね。
台風11号、まだ南の海上、かなり離れた所にありますが。
今はまだ離れていますが。
中心の気圧はまだ950ヘクトパスカルなんですけれども、このあと発達して北上してくる見込みです。
15日ぐらいになりますと、中心の気圧は930から925ぐらいまで、気圧下がりますので、どんどんと発達しそうなんですね。
発達するというのも、この海域は海水温が高いからということなんですが、現在、台風はこの辺りに中心があって、海水温が大体大体29度から30度ぐらいの。
30ってありますね。
海域になります。
海水温が26度以上だと、台風はその勢力を維持したり、発達することができるというふうに言われているんですね。
で、この台風なんですけども、台風がやって来ると、海っていうのは結構、かき混ぜられるんですよ。
海水が?
ちょっと立体的に見てみますと、台風がやって来る、表面の水温は29度から30度、深い所は今、水深100メートルぐらいで、25度ぐらいなんです。
こうやってかき混ぜられて、下の冷たい海水が上がってはくるんですけども、25度ぐらいって結構ね、海水温高いんですよね。
そうすると、かき混ぜられても、そんなに海水の温度は下がりませんので、この台風は維持、またはどんどんと発達するということになるということなんですね。
要注意ですね。
そうですね。
で、この台風、今後、どのようになるかと言いますと、新しい予報では、17日ぐらいになると、ちょうどですね、西日本のほうに上陸するおそれもありますし、西のコースを通ると、奄美地方、東のコースを通ると、東海地方などにかなり接近して、上陸するおそれがあります。
台風の動き遅いですから、海上は波の高い状態がずっと続きますし、それから雨が降りだすと、同じような場所にずっと雨が降り続くということにもなりそうです。
長く続く?でもただでさえ西日本ってこれまでずいぶん、雨降ってますよね、梅雨前線の影響で。
さらに雨が、やっぱり降る、大雨になるおそれがあると、やっぱり土砂災害などの警戒が今度は必要になってきそうですので、この台風11号の動き、今後注意をしていただきたいと思います。
では外の様子、ご覧ください。
高知県の様子ですけれども、桂浜、かなり波が高くなってます。
これから台風11号が北上して、さらに波の高い状態も続く見込みですし、さらに波も高くなってきますので、今後の海の様子にも、注意が必要です。
では次です。
ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを決めるユーロ圏財務相会議は、開始から8時間半がたった現在も続いています。
失礼、つい先ほど終わりました。
ギリシャが支援を受けるために示した構造改革案が不十分だとする意見が出るなど、厳しい議論が行われたもようです。
11日、ベルギーのブリュッセルで始まったユーロ圏財務相会議。
会議を前に、ユーロ圏財務相会議のダイセルブルーム議長は。
ギリシャ政府は、ユーロ圏各国に対し、3年間で7兆円余りに上る新たな金融支援を求める代わりに、年金制度の改革や付加価値税の税率の引き上げなどの緊縮策を盛り込んだ構造改革案を示しています。
緊縮策について、ギリシャでは、国民投票で6割を超える国民が反対の意思を示したのに、なぜ緊縮策を含む改革案を示したのでしょうか。
背景には、市民生活に深刻な影響が出始めていることもあります。
現金を引き出そうという人の長い列。
ギリシャ政府は、先月29日から、預金の引き出し制限など資本規制を行っています。
アテネ市内に暮らす、マリノス・マラスさんと妻のマリアさん。
夫婦の唯一の収入は、マリノスさんの年金です。
年金受給者のうち、通帳しか持たない人は、銀行の窓口で引き出せる額が週に120ユーロ、日本円で1万6000円に制限されています。
ところが、電気代や税金の支払いなど、必要な生活費は、週平均で2万3000円余り。
引き出せる現金では足りなくなりました。
そこで2人は、食費を見直すことにしました。
買い物に行っても、商品を真剣に吟味しています。
さらにマリアさんは先月、胸の手術を受けたばかりで、月に3000円ほどの薬代もかさみます。
そして、ユーロ圏財務相会議は、開始から8時間半がたったつい先ほど、終わりました。
ドイツやフィンランドなど、一部の国からギリシャ政府が示した改革案を巡り、内容が不十分だとする意見や、実効性を疑問視する声が上がっていると見られ、厳しい議論が行われたもようです。
ユーロ圏19か国とEU・ヨーロッパ連合の28か国は、それぞれ12日にブリュッセルで首脳会議を開く予定で、それまでにギリシャの構造改革案について、各国がどのような評価を下すのか注目されます。
政府の国家安全保障局の谷内局長は、安倍総理大臣と中国の習近平国家主席による3回目の日中首脳会談を行う時期などについて、意見を交わすため、早ければ今週にも、中国を訪問する方向で調整に入りました。
政府は、ことし秋に予定される国連総会や、APEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などの国際会議に合わせて、安倍総理大臣と中国の習近平国家主席の3回目の日中首脳会談を実現したい考えです。
一方、中国は9月3日の抗日戦争勝利70年の記念行事に安倍総理大臣を招待したいとしており、4月の首脳会談の際に、習主席が安倍総理大臣に直接出席を要請したということです。
こうした中、政府の国家安全保障局の谷内局長は、早ければ今週にも北京を訪問し、中国の外交を統括する、楊潔チ国務委員と会談する方向で調整に入りました。
谷内氏は楊氏との会談で、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する談話の取りまとめに向けた政府内の準備状況などを説明するとともに、東シナ海での新たなガス田開発など、中国の海洋進出に対する日本側の懸念も伝えることにしています。
その上で、地域の安定のためには、首脳間の対話が必要だという考えを伝え、次の首脳会談を行う時期や、その際に話し合うテーマなどについて、意見を交わすことにしています。
岩手県矢巾町で、中学2年の男子生徒が、いじめをうかがわせる内容をノートに書き残し、自殺したと見られる問題で、生徒の父親はきょうにも警察を訪れて、これまでの経緯を説明したいとしています。
父親は、学校で何があったのか、真相を究明してほしいと話しています。
岩手県矢巾町の中学2年、村松亮さんは、担任の教諭とやり取りする生活記録ノートや、学校が行ったアンケートに、いじめられているなどと記し、今月5日、いじめを苦に自殺したと見られています。
村松さんの父親は、全国でいじめによる被害者を支援している団体とも相談しながら、今後の対応を検討しています。
父親によりますと、きょうにも地元の警察署を訪れ、これまでの経緯を説明するということです。
そして、日々の出来事をつづった生活記録ノートに、ずっと暴力、ずっと悪口と、いじめをうかがわせる内容が書かれていたことなどを伝えるということです。
父親は、息子がなぜ死に至ったのか、学校で何があったのか、教育委員会や学校だけでなく、警察にも真相を究明してほしいと話しています。
イタリアのミラノで開かれている食をテーマにした国際博覧会。
11日はジャパン・デーとして、日本の文化を紹介する催しが行われました。
会場には、ユネスコの無形文化遺産に登録された、和食をPRするコーナーも設けられていますが、ヨーロッパの市場に進出するには、課題もあります。
11日に開かれた、ジャパン・デー。
東日本大震災からの復興に力強く取り組んでいることを知ってもらおうと、東北6県の10のお祭りが披露されました。
さらに提供されたのは、和食の弁当や、日本酒。
日本の食文化をPRしました。
日本が誇る和食に欠かせないのが、かつお節です。
ところが、EU・ヨーロッパ連合は、日本からの輸入を認めていません。
EUの衛生管理の基準に適合する工場がないためです。
EUが求めるのは、ハサップと呼ばれる、食品の衛生管理の手法に基づく基準です。
水産加工品の場合、アメリカなどは、工場のみで基準を満たせばよいとしています。
これに対してEUは、工場だけでなく、船と港にも、それぞれ基準を満たすよう求めています。
こうした中、かつお節のヨーロッパへの輸出を目指す水産加工会社があります。
この会社は、設備の洗浄をはじめ、製造から製品の梱包まで、すべての工程で基準に合わせるため、新たな投資をしました。
さらに、港の設備も、段差をつけることで、外部からの異物が入り込むのを少しでも防げるようにしました。
こうして、今回は特例で、この会社のかつお節が会場の日本館にある和食の店で、使われることになりました。
国内では、ほかにも鹿児島県の水産加工業者の組合などが、フランスでかつお節工場の建設を計画しています。
今回の博覧会をきっかけに、世界の厳しい基準に合わせて市場に進出しようという動きが広がりを見せています。
被爆70年となることし8月、原水禁・原水爆禁止日本国民会議は、核も戦争もない平和な21世紀をテーマに、原水協・原水爆禁止日本協議会は、被爆70年を核兵器廃絶の転機にと訴え、それぞれ世界大会を開きます。
原水禁と原水協は、それぞれ毎年8月、広島と長崎で核兵器の廃絶を訴える世界大会を開いています。
このうち原水禁は、核も戦争もない平和な21世紀をテーマに、ことしも広島と長崎に加え、福島で大会を開き、脱原発についても意見を交わすことにしています。
また原水協は、被爆70年を核兵器廃絶の転機にと訴え、広島と長崎で大会を開き、今の時点で21の国から131人が参加する予定だということです。
原爆投下からことしで70年となり、被爆者の平均年齢は、ことし3月の時点で80.13歳と、初めて80歳を超えました。
一方で世界には、ことし1月の時点で、1万5850発の核弾頭があると推計されていて、この夏の世界大会では、核軍縮の取り組みとともに、被爆体験の継承も重要なテーマになる見通しです。
ここで新たな情報が入ってきました。
先ほどお伝えしたギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを決めるユーロ圏財務相会議で新たな情報です。
ギリシャが支援を受けるために示した構造改革案について、厳しい議論が行われたもようで、結論が出ないままいったん終了し、日本時間の今夜、再び協議することになりました。
では続いて、けさの特集です。
東日本大震災が起きたあの日。
高さ18メートルの大津波に襲われた、岩手県陸前高田市です。
町にあった唯一の高校も、壊滅的な被害を受けました。
あれから4年。
この春、一台のバスが走り始めました。
降りてきたのは高校生たち。
隣町の仮校舎に移っていた県立高田高校が、再びふるさとに戻ってきたのです。
こんにちは。
こんにちは。
それぞれにふるさとを思い、通い始めた高校生たち。
その1学期を見つめました。
東日本大震災から、きのうで4年と4か月がたちました。
奇跡の一本松で知られる、岩手県の陸前高田市。
海沿いの市街地は津波に襲われ、死者・行方不明者は1700人以上。
高田高校でも、22人の生徒と1人の教師が、亡くなったり、行方不明になったりしています。
そして、今も町では、3638人が仮設住宅で暮らしています。
こうした中、ふるさとに再び帰ってきた高田高校の生徒たち。
町に活気を取り戻したいと、新校舎で新たに歩み始めた1学期です。
復興に向け、大規模な工事が進む岩手県陸前高田市。
高田高校の新校舎は、かつての市街地を見下ろす高台に建設されました。
4月、始業式が行われたこの日、真新しい校舎には、生徒たちの姿がありました。
487人の生徒が、新たな一歩を踏み出しました。
生徒会長の磯谷茉佑さんです。
教室から見える景色に、震災からの4年を感じています。
通学中、車窓に映る町並みの変化を目にするたび、新たな思いが芽生えてきます。
高校生の姿を間近で目にするようになった地元の人たちにも、変化が表れています。
こんにちは!
しかし、津波が襲った市街地に、ほとんどの住民は今も戻ることができません。
1年前から本格的に始まったかさ上げ工事。
100ヘクタール以上の土地に、平均12メートルの高台を築きます。
10トントラックで、4000台分の土砂を、毎日近くの山から運び込み、3年後に完成する計画です。
ただ、本当に3年で工事は終わるのか。
元の姿に町を取り戻すことはできるのか。
住民の不安は尽きません。
新校舎に移転した高田高校も、まだ完全な状態に戻ったわけではありません。
震災前から使われてきた高校のグラウンドには、今も仮設住宅が立ち並び、120人ほどが暮らしています。
野球部や陸上部が練習してきたグラウンド。
行き先が決まらない中で、仮設に暮らす人々の思いは複雑です。
陸前高田では、昔から野球が盛んに行われてきました。
昭和63年には、甲子園に出場。
町は大いに沸きました。
ことし、4番打者を務める佐藤玲さんです。
野球で再び町を盛り上げたいと、意気込んでいます。
放課後、佐藤さんたち野球部は、片道40分かけ、バスで隣町にあるグラウンドに向かいます。
練習は2時間ほどしかできません。
それでも佐藤さんは、野球ができる喜びを日々、かみ締めています。
仮設の人たちとことばを交わすたび、練習に熱が入るといいます。
こんにちは!
こんにちは。
おはようございます。
おはようございます。
6月、新校舎に初めての教育実習生が訪れていました。
高田高校の卒業生、佐藤征平さん23歳。
佐藤さんは、高校時代から陸上部に所属し、砲丸投げに打ち込んできました。
4年前、卒業式を終え、東京の大学へ向かう準備を進めるさなか、震災は起こりました。
同級生など多くの仲間、そして市役所で働いていた父親も、津波で亡くしました。
それでも、佐藤さんは東京へ行くことを決めました。
佐藤さんは、大学で一心不乱に砲丸投げに打ち込み、全国トップレベルにまで成長しました。
苦しいときでも、ふるさとを思うと、頑張れたといいます。
ふるさとがくれた力を、いつかはふるさとに返したい。
佐藤さんは母校で教師になりたいと、強く願っています。
教育実習最終日。
佐藤さんは生徒に思いを伝えました。
はい、集合。
今月7日。
体育館では、高校野球県大会の壮行会が開かれました。
胸にはTAKATAの文字。
誰もが活躍を信じています。
復興を願う若者たちは、ふるさとにエールを送り続けます。
フレー!フレー!高田ー!
フレーフレー高田!フレーフレー高田ー!
高田高校野球部は、きょうが県大会の初戦だそうです。
生徒たちの一球一打が、ふるさとへのエール、そして今、ふるさとを離れて暮らす人たちへのエールにもなりそうですね。
そうですね。
自分のふるさとのことを皆さんよく考えていて、本当に大事に思っていましたよね。
10代半ばで震災を経験して、その現実をしっかり受け止めて前に進んでいくんだという覚悟と決意、頼もしく感じました。
震災から4年と4か月。
けさの特集でした。
スポーツ、向井アナウンサーとお伝えします。
おはようございます。
さあ、テニスのウィンブルドン選手権も終盤ですね。
ですね。
女子シングルス決勝では、世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ選手が6回目の優勝を果たし、記録も更新しました。
女王、ウィリアムズ。
勝てば2回目の四大大会4連勝。
21歳のムグルーサは初の決勝です。
ウィリアムズは、強烈なサーブ。
そして力強いショット。
本当ですね。
持ち味のパワフルなテニスで途中から4ゲームを連取し、第1セットを奪います。
力強い。
勢いに乗る女王でしたが、第2セット終盤、ムグルーサの強気なテニスに苦しめられます。
最後は振り切ったウィリアムズ。
33歳と289日で四大大会女子の最年長優勝記録を更新です。
いやー、貫禄のある強さでしたね。
我慢強さもあってね、強いですね。
さあ、きょうは男子です。
決勝はジョコビッチ対フェデラーです。
こちらも楽しみです。
注目ですね。
さあ、次はサッカー女子代表なでしこジャパンですか。
と言っても、代表の試合ではありません。
メンバーたちが戦うなでしこリーグがきょうから再開されます。
女子ワールドカップ準優勝を果たしたなでしこジャパン。
なでしこリーグの選手たちが、日替わりのヒロインとなって勝ち上がりました。
そうでしたね。
まずはキャプテンの宮間、岡山湯郷ベル。
サイドバックの鮫島は、アイナック神戸レオネッサ。
菅澤!押し込んだ。
菅澤はジェフ千葉。
有吉は日テレ・ベレーザ。
阪口も日テレ・ベレーザ。
鮮やかなミドルシュートでした。
そうですね。
思い出されますね。
盛り上がりました。
現在、リーグ首位のレオネッサの練習には、大勢のサポーター。
リーグ戦への注目も高まっています。
一方、澤選手は、左ひざの関節に炎症が見つかり、出場は状況を見ながらとなります。
ワールドカップのあの熱量そのままに、なでしこリーグも盛り上がってほしいですね。
そうですね。
そしてこちらがね、きょうの対戦です。
アイナック神戸レオネッサは宮間選手がいる岡山湯郷ベルとの対戦です。
さあ、次です。
次もサッカーの話題ですね?
ですね。
FIFA・国際サッカー連盟を巡る一連の汚職事件のあと、初めてのAFC・アジアサッカー連盟の理事会が開かれました。
FIFAの一連の汚職事件が発覚してから、アジアの理事たちは一堂に顔を合わせるのは初めてです。
会場では、情報交換をする姿が見られます。
理事会では冒頭で、AFCのサルマン会長が、FIFAのブラッター会長が辞任することになったが、AFCとして、今後のFIFAの方向性や、立候補者をしっかりと見極めて、みんなでまとまってサポートしていこうと、呼びかけたということです。
AFCはこれまでFIFAの会長選挙では、ブラッター会長の支持を明確にしたうえで投票に臨んできました。
FIFAの汚職事件や、会長選挙への対応は、今回の理事会の正式な議題とはなりませんでしたが、会合の前後には、出席者どうしが活発に意見を交わしていて、FIFAの次を見据えた動きは、アジアでも始まっています。
以上、ここまでスポーツでした。
次は気象情報です。
南さん、お願いします。
向こう1週間は、台風の影響が続く見込みです。
雲の様子を見てみますと、台風9号が九州の西、そして日本のはるか南の海上には、台風11号があります。
まずは台風9号ですが、台風9号は現在は大陸の東岸に中心があります。
中心の気圧は970ヘクトパスカル、そして強風域が広く、大型の台風です。
その強風域の中に長崎県内の一部が入っています。
このあと、北北東の方向に進んで、日本付近からは少し遠ざかっていきますが、南寄りの湿った空気が流れ込み、南西諸島や西日本は、太平洋側を中心に雨が続く見込みです。
その雨の予想です。
湿った空気が流れ込み、南西諸島は雨が降ったりやんだり、そして九州や四国、中国地方も南に開いた所などを中心に雨がまとまる見込みです。
局地的には、雷を伴いながら激しく降るような所も出てくる見込みです。
雨の量が多くなるおそれもありますので、土砂災害などに警戒をしてください。
そして南の海上には台風11号があります。
台風11号、現在の気圧は950ヘクトパスカルで、強い台風です。
このあと、北の方向に発達しながら進んでいく見込みです。
そして17日金曜日ごろになると、南西諸島から西日本に接近、または通過するおそれもあります。
台風の動きによっては、大雨になるおそれも十分にありますので、今後の台風情報、注意をしてください。
2015/07/12(日) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▼台風9号・11号今後の動き影響は。▼ミラノ万博ジャパンデー、かつおぶし世界の壁を乗り越えろ。▼陸前高田新校舎に戻ってきた高校生たちの1学期、復興へつなぐ思

詳細情報
番組内容
▼台風9号・11号今後の動き影響は。▼ミラノ万博ジャパンデー、かつおぶし世界の壁を乗り越えろ。▼東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田。大規模なかさ上げ工事で街は本当に再建できるのか住民の不安が募る中、新校舎が完成し高校生たちが戻ってきた。復興誓う生徒会長、甲子園出場で活気を取り戻そうと奮闘する球児、震災の年卒業した教育実習生。新たな一歩を踏み出す高校生と街の人々の思いから被災地の今を見つめる。
出演者
【キャスター】近田雄一,上條倫子,【スポーツキャスター】向井一弘,【気象キャスター】南利幸

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