「ますだおかだ」の増田です。
『遠くへ行きたい』今回は北海道だよ。
ということで北の国へやって来ました
熱っ!
「ますだおかだ」の増田です
無理です!ちょっとストップしようかおいどこ行く?どこ行く?ちょっとストップしようか。
実は僕ずっと北海道に憧れてましていつか住みたいと思ってるんです
めちゃくちゃおいしいです。
今回はベストシーズン
初夏の下見旅行
もちろんうまいもんの調査は特に力を入れて
中に北海道が入ってる感じですね。
懐かしい炭鉱の町では…
何ですって?これこの民宿の言うたらマスコット?
(松野さん)はいそうです。
ちょっと不思議で温か〜いお宿を発見
観光地から一歩踏み込んだ北海道の魅力たっぷりお届けします
さぁ今回は札幌から出発です
来ましたねぇ。
この千歳から夕張方面が僕の住みたいエリアなんですよね。
この辺りに住んで東京と大阪と札幌で仕事できたら最高なんですけどね。
北海道にハマったきっかけはドラマ『北の国から』
大自然に囲まれた暮らしに憧れております
でもまぁ仕事のほうもありますんで札幌から近めのこの辺が理想です
ということでまずは追分駅で下車
札幌から1時間弱
ここはその昔石炭輸送の要所として知られ機関車の煙がもくもく上がるそれはそれは賑やかな町だったそうですが…
二重扉ですやっぱり寒いですから。
駅が二重扉です。
人があまりいないですね。
土曜日なんですけどねハハっ土曜日の昼前なんですよ。
店もあんまりありません
こういう所で暮らして行くんかな?
酒屋さんあっお肉屋さんある。
開いてますように開いてますように。
開いてます開いてますよかった。
こんにちは。
テレビの…そうですね何も撮るもんないですねこれ。
すっからかんですねお肉いいですか?入っても。
すんません。
(榊さん)何も撮るものないって。
お母さんのお店?あっでもありますやんほらこっちに。
ジンギスカン来ました。
「追分ジンギスカン」。
そんな歴史あるんですか?お母さんがやってるんですか?一人で?一人で?そうだよ。
商品はマトンロースのデラックスとラムショルダーの2種類
お母さん独自のタレが大人気でもうほとんどジンギスカンの専門のお店になってるそうです
あっお客さん来ましたジンギスカンですか?やっぱり。
2キロ。
こっち?何人で食べられるんですか?4人でお子さんと?娘と。
おいしいんですか?最高においしい。
どうも〜。
この町の名物なんですね
よしじゃあお母さんお母さん僕も買って行きます。
デラックスと普通のやつとお母さんどっちが好き?私どっちにしろ…。
アハハハ!ハハハハ。
さてすぐお隣の千歳市へ
寒いな北海道。
北海道といえばやっぱり緑の牧場です
しかもここにはちょっと珍しい動物がいるそうで…
ゴッツいなぁ
来ましたこれですね。
(勝俣さん)はい。
いや怖いわ。
めっちゃにらんでるやん。
これは一体?
これは地中海水牛なんですって
もう社長のことはちゃんと分かってます?う〜ん分かってると思うんですけどね。
いつも餌もらってますから。
アハハハ…。
性格はおとなしいらしいんですが…
ここ触っときますわ社長ここ触っときます。
ハハハ…。
アハハハ…。
この牧場では水牛のミルクを搾ってます
水牛乳ですか?
普通のホルスタインとちょっと格好違うじゃないですか。
その分…。
そうなんですかそれだけ貴重…。
(憲幸さん)そうです。
ミルクがあんまり出ないのに何でまた水牛を飼ってるんでしょうか?
とにかく…。
はぁ〜!
本場イタリアと同じチーズを作りたい
そのために水牛を日本に連れて来るところから始めたわけです
すごい熱意ですね
水牛のミルクは取れる量こそ少ないんですがその分濃厚
脂肪やタンパク質がたっぷりでイタリアではめっちゃ人気があるんだそうです
まずこれに乳酸菌や酵素などを加えます
すると固まってまいりました
ここまでは他のチーズ作りと一緒なんですがモッツァレラチーズはここからが独特です
固まったミルクを細かくして熱湯を注ぐんです
うわもう〜餅みたいになって来ましたね。
何ですって?パスタフィラータ。
「ますだおかだ」みたいですね。
そんなイントネーションですね。
え〜!
これを手で丸めて引きちぎります
キレイ!
イタリア語で「引きちぎる」を意味する「mozzare」がこのチーズの語源なんですって
はい行きます。
塊…熱っ!熱っ!これ持ち上げ…熱いですね!はい。
熱っ!
冷めると硬くなるんで熱々のうちにやらないといけないんです
塩水に30分つけて完成です
来たモッツァレラ。
まさに出来たて
いただきます。
実は僕チーズはそんなに得意じゃないんですが…
うまい。
チーズ!ってよりかはミルク!って感じします。
(憲幸さん)この味わいはもう1日2日たったらすぐ変わって来てしまうんですよですのでこの味っていうのはホント出来たてじゃないと食べれない。
召し上がれないものですね。
ほぉ〜。
これ牧場の中にあるレストランで出してはります
出来たての水牛のモッツァレラチーズ
近所に住んだらこれがいつでも食べれますな〜
もちろんお土産用もありますよ
こちらの北海道箱根牧場
体験型の観光牧場として人気がありますが昔は神奈川の箱根にあったんだそうです
社長の勝俣さんが一念発起し家族でこの地にやって来たのが46年前
北海道移住の大先輩です
でもそもそも北海道に来ようって思うたのはどういう理由があったんですか?とにかく私は箱根で牛を飼ってましたんで…。
ただただそういう思いで広い北海道に来たんですよ。
ここも全部?はい。
林やったんですか森やったんですか。
えっ!?
新天地でコツコツと土地を切り開き肥やしをまいて…
今では広大な敷地に完全無農薬の牧草が青々と茂っています
水牛は草しか食べないため牧草の良しあしがミルクの質にダイレクトに響くんだそうです
あのおいしいモッツァレラチーズの陰には勝俣さんの熱い思いがあったわけで…
(勝俣さん)ええあの…。
まるで『北の国から』なわけで…
さて耳寄りのうまいもん情報です
あれがそうですかね。
畑の真ん中に農家さんがやってるスープカレーの名店があると聞きまして
僕大好物なんです
取れたての野菜をどっさり
独自にブレンドしたスパイスを入れたら…
味の決め手はこのブイヨン
見てくださいこの野菜の量
これら野菜のほぼ全部を自分達で作ってるというから驚きです
スープスパイスと呼ばれるこのひと品
器の中に大地の味がギュっと詰まってます
いただきます。
うんおいしい!うん。
辛くないんですけどすごいスパイス効いてますね。
いろんなスパイスによって作り上げたスープっていう感じがしますよね。
腹ごしらえが済んだら次は夕張へ
以前家族でスキーをしに来て気に入ったんですがこの季節に来るのは初めてです
緑の濃い山あいの町ですが札幌から1時間半ぐらいで来れちゃうんですよ
十分移住の候補地です
ありがとうございました。
よし!
(女性)あら!あっこんにちはどうもお姉さん。
ワオ!出た!いや出たやないです。
びっくりしました
元気な鉄道ファンのおばちゃんです
一人旅ですか?
(女性)いや〜うれしい。
いやこちら…。
(女性)いや〜ハハハ…!撮りましょう。
こんなことがあるなんて!・アハハ!・あっそうですか。
楽しいと思いますよ。
あっそうですか。
今回メロン食べました?おいしかったです。
おいしかったへぇもう出るんちゃいます?どうも〜。
メロン屋の素敵なおじさんね
いい情報頂きました
ええお母さん。
ここですねお母さんが言うてた。
あっもうようさんお客さん来てますやん。
・いらっしゃいませ・こんにちは。
どうも入っていいですか?お邪魔します。
今が旬の夕張メロン
高級フルーツやっていうのは知ってるんですけれどもあんまり縁がないもんで選び方がよう分かりません
これ?ちょっと色が全然違いますね。
ちょっと並べていいですか?こう…こう置きますね。
こんなに変わるもんですか?
(野田さん)変わります。
(野田さん)今要するに生まれたてであれば…。
16〜17歳。
16〜17歳。
こちらが何歳?いやいや23〜24歳それは言うたらね…。
いや好みっていうよりも…。
ハハハ…!
お得な話を聞きました
熟した夕張メロンは日持ちせず配送できないために地元だけで格安で売られてるんですって
これちなみに2160円。
これが言うたらもうタイムセール。
最後の日やったらなんぼなるんですか?1000円ですか!そりゃあみんなこれ狙いで来ますよね。
来ます来ますただやっぱり…。
一番おいしいんですもんね。
おいしい…。
おいしくないから安いんじゃないんですよね。
違います。
憧れの夕張メロンが1個1000円です
さてそのお味は?
来ました!上のほうから食べてください。
これで夕張メロンがこれで500円。
そうです。
フフフ…!いただきます。
この辺ですかおいしいの?そうです。
バッチリです。
ハハハ…!これね500円で…。
その通りです。
黄色いこの色ね。
ちょっと黄色くなったこの色がポイントですね。
ポイントです。
これが食べ頃と。
会長さんの髪の毛もだいぶ黄色くなってますけど。
いやいやいやもう賞味期限切れてるでしょ。
いえいえ…。
できますし?ハハハ…!何をできんねやホントにもう。
格安の完熟夕張メロン
たまたま出合えたら絶対に買いですよ
それにしても夕張メロンって何でこんなにおいしいんですかね?
生産農家さんに行ってみましょう
駅前でね今夕張メロンいただいて来たんですよ。
そうですか。
めちゃくちゃおいしかったです。
ありがとうございます。
そこにあるやつはねこれ夕張メロンですか?そうですこれメロン。
…のまだ小っちゃいやつですか?そうです。
えっ?どういうことですか?はぁ〜。
じゃあほとんどがもう夕張メロンになれてないんですね。
そうですねはい。
ちょっとでも形が悪いとすぐ間引かれます
一方で将来有望なメロンにはシートを敷いて手厚く保護
こうやって選ばれたメロンに栄養を集中させるわけです
では間引いたメロンの行方は?
ご安心!ちゃ〜んと売られています
すぐりメロンと呼ばれまして地元では漬物や料理に使うそうです
さて夕張といえばかつて「黒いダイヤ」石炭で栄えた町ですが…
うわっ何かめっちゃいい!映画の町っすね。
炭鉱が閉じられてからは国際映画祭も開かれる映画の町に生まれ変わりました
あの映画のセットも保存されてます
こんにちは。
そのままですね。
ハハハそうですね。
ねぇ。
考えてみたら『北の国から』よりも前に『幸福の黄色いハンカチ』で北海道を好きになってたんかなぁ
(増田の声)子供の頃に見た大人の映画。
子供やのに何か大人の映画で感動したのを覚えてますね。
さぁそんな夕張の宿がここ
あっ!あそこにも。
幸福の黄色いハンカチが掛かってますよ。
あっこれ?うわっすごっ!何ですか?これ。
何か駅舎みたいな感じですね。
ここですかね。
こんにちは。
何か面白そうなにおいがしますね
あっどうもはじめまして。
おかえり…いやいや初めてなんですけど?ここは「おかえりなさい」って言うんです。
あ〜そうですか。
はい。
じゃあ入らしていただきますすんません。
ハハハ…。
えっ何ですって?これ。
炭鉱マン?うんこれバッテリー置いて…。
いわゆる…。
そうですね。
ハハハ…。
アハハ…いやいや。
いや〜でもいいじゃないですか。
これみんな夕張の…。
昔の夕張の写真とかも飾りながら。
これ…一番賑やかやった頃の写真ですか?これ。
この頃の子供達がもう今この町にいない感じなんですかね。
懐かしがって。
あっそうなんすか。
友達がいたりとか親戚がいたりとか。
ここにいますからねそれで…。
時々「来たぞ〜」って。
あっそうなんですか。
そういうことなんですね。
ご主人は17歳で北海道へ渡り裸一貫からそば屋のチェーンを立ち上げた方
数年前に引退しこの民宿を始められました
店をひいきにしてくれた夕張の人達への恩返しだそうです
お客さんをもてなすのは夕張でしか食べられない心尽くしの料理
この日はあのすぐりメロンが登場です
スライスして塩麹みりんなどを加えよくもんで漬物に
衣を付けて天ぷらにも
夕張メロン料理こんなん初めてです
夕張メロンになり損ねたすぐりメロンもいろいろ工夫して食べてはるんです
これはワラビとの炊き合わせ
そしてメロンの天ぷらと近くの川で捕れたアメマスの唐揚げ
いただきます。
では漬物を
漬物ですね。
おいしいです。
ゴリゴリいうとる…。
ちょっと予想外です。
ありがとうございます。
予想外のおいしさです。
さすがは本場
メロンを知り尽くしてはります
来られました?あっどうもあ〜すいません。
はい。
この町のことがもっと知りたいので地元の方に集まっていただきました
あっ!「ますだおかだ」の増田です。
すいません。
(女性)あらあら!いや〜どっかで見たこと…。
いやいや…素敵な人ですすんません。
でもやっぱりその炭鉱が閉鎖になってちょっと町が寂しい状態になっても夕張から離れなかったっていうのはやっぱりこの土地が好きっていうのもあるわけですか?なかなかよそへ行けない。
僕も学生時代から北海道に住むのが夢で。
大阪の人間なんですけど。
いつか住みたいなって思ってるんですよ。
(笑い)空き家ね。
安そうですね。
安いよ。
タダでいい?ハハハ…!あげますよ。
な〜んか盛り上がって来まして夕張の懐かしい歌も飛び出しました
昭和40年代まだ炭鉱が栄えていた頃の歌なんだそうです
♪〜♪〜それそれ♪〜♪〜はぁ〜どんと掘れどんと掘れ!♪〜アハハハ…!いよ〜。
(拍手)まぁここで踊りが出るとは。
いやすごいじゃないですか!今でも年に1回とか歌ったりするんですか?
(女性)もうね…。
アハハハ…!えっそんな子供の時代ですか?その頃みんなで踊って?40年前にまだはな垂らしてた。
アハハハ…!もうちょっと上ちゃいます?いや〜そうですね。
炭鉱時代の名残ズリ山に登ってみました
このもう足がこれだからこれ足場がこれ全部石炭でしょうねこれ黒いのは。
黒ダイヤですよ。
北海道がますます好きになってしまいました
でもどの町もええから迷いますわ
また下見に来よ
夕張メロンに見える。
もう1個食べたい。
2015/07/12(日) 07:00〜07:30
読売テレビ1
遠くへ行きたい ますだおかだ増田「食べたい住みたい北海道」北海道 札幌〜夕張[解][字]
ますだおかだ増田が「移住したいほど好き」という北海道を旅する。千歳市の「北海道箱根牧場」で極上モッツァレラと出会い、夕張では夕張メロンの美味の秘密を探る。
詳細情報
出演者
【旅人】
ますだおかだ増田
番組内容
ますだおかだ増田が「移住したいほど好き」という北海道を旅する。追分駅で名物の「追分ジンギスカン」を購入し、千歳市の「北海道箱根牧場」で極上モッツァレラと出会う。由仁町で広大な農園で育てた野菜で作った自慢のスープカレーを食し、夕張ではメロン農家を訪ね「すぐりメロン」と呼ばれる地元ならではの品をゲット。夕張にある1日1組限定の民宿で、手作りの温かいもてなしを受ける。
番組ホームページ
http://www.to−ku.com
取材地
北海道
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
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