生字幕放送でお伝えします
グランドスラム優勝21回という新たな歴史を刻むか。
それともニューヒロイン誕生か。
女子ファイナルです。
128人で始まった本戦ドローも残すは2人です。
第1シード、アメリカ。
セリーナ・ウィリアムズ。
第20シードスペインガルビニエ・ムグルーサ。
セリーナ、勝てばウィンブルドン6回目の優勝。
ムグルーサは初のグランドスラムタイトルを狙います。
17歳で初めて全米オープンを制したセリーナ・ウィリアムズ。
ここまでの四大大会のタイトルは20。
そしてなんといっても去年の全米オープンから四大大会は3連勝中。
グランドスラム、実に27連勝という強さを誇ります。
今大会は3回戦で地元のヘザー・ワトソンにフルセット、苦しみました。
準々決勝もアザレンカとフルセット。
しかし、ビーナス、アザレンカシャラポワといった四大大会のタイトルホルダーを破っての決勝進出です。
グランドスラムの決勝戦はきょうが25回目。
ここまで20勝4敗です。
決勝戦の解説は辻野隆三さんです。
よろしくお願いします。
ファイナルの独特な雰囲気の中両者が入ってきました。
表情、いかがでしょうか?
雰囲気ありますね。
そして、またムグルーサやはり、初めてですから少し緊張感があるかなと思いました。
スペイン期待の若手21歳のムグルーサです。
現在のランキングは20位。
この決勝進出で週明けには初のトップ10入り9位になることが決まっています。
ここまでのグランドスラムの最高成績はフレンチ全仏オープンのベスト8。
それを一気に更新して、今大会四大大会初の決勝の舞台に立っています。
攻撃的なテニスが持ち味。
そして1m82cmから繰り出すサーブも強力です。
今大会はシード選手を破っての決勝進出。
3回戦でドイツのケルバー4回戦ではランキング5位のウォズニアッキを破っての決勝戦進出です。
大会12日目。
ファイナル独特の緊張感に包まれているセンターコートです。
ヘッド・トゥー・ヘッド。
両者の直接対決です。
3回あって、セリーナ2勝ムグルーサ、1勝です。
すべて対戦は四大大会。
その中、去年の全仏でムグルーサが勝っています。
この1勝している意味合い辻野さん、いかがでしょうか?
ムグルーサからすれば当然、自信につながってると思います。
また、この敗戦でセリーナからすると少し自分のやってきていることはっと目が覚めたと。
またこれからもっと頑張んなきゃいけない。
そういう意味での気持ちの変化が出たっていうコメントもありました。
きょうのチェアアンパイアはイギリスのアリソン・ヒューズさん。
ウィンブルドンの女子の決勝は6回目のチェアアンパイア。
過去の5回のうち3回。
2004年のシャラポワ2006年のモレスモ、11年のクビトバと初の優勝を見届けたチェアアンパイアです。
まず立ち上がりですがこの初のグランドスラムファイナルの舞台。
この21歳がどう入るかでしょうか。
やはりムグルーサからすれば当然、セリーナとも対戦しないといけないんですけどもプラスセンターコートの雰囲気緊張感とも戦わないといけないのでその辺り、出だしがすごく大事だと思います。
一方のセリーナ・ウィリアムズ。
去年の全米オープンから四大大会は27連勝中。
生涯グランドスラムすべての四大大会を制覇しています。
加えて今は年間グランドスラム達成なるかというこの今大会、今シーズンの3大会目です。
このセリーナが今は強さ、際立ってますね。
今、女子の世界は一強という言い方でもいいと思うんですね。
ですから、セリーナに対して誰が勝つか。
また、ライバルになるか。
そういったところが注目だと思います。
準決勝のシャラポワ戦でも圧倒しました。
ムグルーサ8歳のときにセリーナと決勝で戦うことを夢みた21歳です。
四大大会初の決勝。
その夢みる舞台がナンバーワン、セリーナが相手の決勝になります。
どんな思いで迎えるんですかね。
夢の結果というかその試合の結果というのは分からなかったという話ですからその結果がきょう、はっきりとします。
夢の続きは勝利か。
それとも、準優勝か。
5分間のウォーミングアップが終わりました。
午前中の練習辻野さんと一緒に見ましたがまず、ムグルーサ動き、どう映りましたか?
動きは全く問題なかったと思いますけどやはり少し緊張感があったと思います。
ですので、出だし先ほどもいいましたけどムグルーサにとっては大事かなと思います。
一方のセリーナはいつもどおりの練習とみていいでしょうか。
そういう感じですね。
本当に、いつものルーチンをしっかり、こなしていました。
こちら、ムグルーサのコーチマンシンドールさんです。
ベネズエラ出身。
6歳のときにスペインに移り住みました。
スペイン女子としてはグランドスラム17年ぶりの優勝が懸かります。
このウィンブルドンでは21年ぶり。
あの94年ナブラチロワを破ったコンチータ・マルチネスさん以来となります。
きょうもいっぱいのセンターコートです。
女子ファイナル。
セリーナのサービスから始まります。
ダブルフォールトです。
立ち上がり重要という話がありましたがムグルーサはどんなことが必要ですか?
やはり、しっかり攻撃していくことでしょうね。
そしてセリーナをしっかりとサイドに振っていくことも重要だと思います。
コートを広く使った展開です。
セリーナはどんどん今のようにサーブのあと、短いポイントでポイントを狙いにきます。
ムグルーサとしてはなるべく長いラリーに持ち込むことも重要です。
強力なサーブです。
112マイルは180キロ。
ここまでトーナメントで68のエースを記録しています。
セリーナは、この早い展開ですね。
今のムグルーサのボール少し浅くなりました。
結果、セリーナが攻めてきたんですけどなるべく深く打つというのも一つ、重要なポイントです。
真ん中のラインサービスラインよりも深く打ちたい両者のストローク。
リターンから攻めたムグルーサです。
この形でしょうか?
セリーナのセカンドサーブになったときにムグルーサがどれだけポイントが取れるか攻めていけるかというのも大事ですね。
このゲーム2つ目のダブルフォールト。
セリーナのサーブがファーストサーブもよくありませんが。
やはりファーストゲームですから当然、セリーナでも緊張感あると思うんですよ。
ですのでこのファーストゲームをきっちり、切り抜けることがセリーナにとっては大事ですよね。
グランドスラム25回目の決勝戦です、セリーナ。
連続のダブルフォールト。
立ち上がり、初の決勝の舞台のムグルーサがブレークのチャンスを迎えます。
このゲーム7本中2本しかファーストサーブ入っていません。
ムグルーサの攻める姿勢いかがでしょうか。
いいと思いますね。
6本連続でファーストサーブがミスになっています。
得意のリターンで攻めたムグルーサ。
これファーストゲームですけどムグルーサからすれば大事なことというのは今、ポイント取りましたけどもセカンドサーブになってしっかりと攻めていくんだよというメッセージを送ることです。
ムグルーサは今大会、セカンドサーブのポイント獲得率61%と攻めています。
リターンからの展開。
立ち上がりは先手、先手のムグルーサ。
ムグルーサのボールに力がありますね。
先ほどは、こちらのサイドはファーストサーブが入りました。
攻める気持ちというのはセリーナにプレッシャーになるわけですか。
この試合がどんどん進むにつれてですけど大事なところ、本当に大きなポイントになったときにやはりセカンドサーブになったときにプレッシャーがかかります。
立ち上がりのゲームで6分経過。
ムグルーサとしては、立ち上がりセリーナのサーブが安定しませんから取ってしまいたいところですかね。
当然、そうですよね。
先手を取れると大きいですよね。
立ち上がりのゲームグランドスラム決勝初の舞台のムグルーサがいきなり世界ナンバーワンのセリーナのサーブを破りました。
7分以上に及ぶ長いゲーム。
長いデュースを取ったムグルーサ。
この取った心理的影響いかがでしょうか?
次、ムグルーサ自分のサービスゲームこれで、だいぶ余裕を持って入れると思います。
スタートとしては最高です。
コーチのマンシシドールさんこぶしを握ります。
ブレークした直後大事なゲームになります。
いいサーブです。
一番、好きなショットはサーブと語る21歳です。
強力な攻めです。
サーブを落としたセリーナの心境いかがでしょうか。
セリーナとしては今のファーストゲームを取られましたけどもまず、しっかり自分のプレー形に持っていくことというのは意識してると思います。
立ち上がりのサービスゲームムグルーサは、すべてファーストサーブを入れています。
まだセリーナはファーストゲームを落としただけですからそこまで追い込まれてはないと思うんですね。
ただ、ムグルーサとしてはどんどんリードしていくことでプレッシャーをかけることができます。
ブレークした直後のこの最初の大事なサービスゲーム。
ラリーの展開から先の仕掛けはセリーナです。
ムグルーサとしてはラリーになったときに先にセリーナを振ることが大事になってきますね。
攻撃的なストロークが持ち味のスペイン、ムグルーサ。
ムグルーサ、ブレーク直後の大事なサービスゲーム。
しっかりとキープです。
立ち上がり、ムグルーサが2ゲーム連取です。
ムグルーサより非常に理想的だと思います。
今、セリーナのほうにアンフォースドエラーが増えてますからその間にムグルーサとしては少し差をつけてしまいたい。
そういう形に持っていきたいですね。
第3ゲームです。
アンフォースドエラー簡単なミスの数ここまでセリーナ6本。
ムグルーサ、まだ0、ありません。
先に攻めたムグルーサ。
2本先行です。
すばらしいリターンでしたね。
スピードももちろんあったんですけども角度がしっかりついてました。
結果、セリーナが少しバランス崩しましたね。
そして、フォアハンド。
体の前でしっかりとハードヒットしています。
まだファーストサーブの確率が上がっていかない、セリーナ。
何か今、セリーナの声でしょうか。
みずからを鼓舞する声が聞かれます。
このゲームも3本中2本ファーストサーブ入っていません。
この辺りも、やはりセリーナの強さですね。
0−30から少し崩れそうになってるんですけどただ気持ちでしっかりと2ポイント取っています。
連続のファーストサーブ120マイル出ました。
193キロ。
第3ゲームセリーナ、0−30からキープ。
第1セット、立ち上がり。
2−1、ムグルーサ1ブレークアップです。
両者の対戦はここまで3回。
セリーナ2勝。
ムグルーサ1勝。
すべて四大大会の舞台での対戦でした。
去年のフレンチオープンではムグルーサが6−2、6−2で勝ちました。
このとき、セリーナは試合のあと目が覚めるような負け。
この負けは最近、一番勉強になった負けだと語っています。
そして、その後は全豪オープンでしっかりと勝利をしています。
この2人の対戦どう見てますか?
昨年の全仏オープンの敗戦から本当にセリーナはウィンブルドンでも初戦、負けましたけどもただ、そのあと全米とずっとグランドスラム勝ってますからね。
そういったところで少し何か気付くようなことがあったんでしょうね。
それだけセリーナとしても若い、このムグルーサのプレーに考えさせられる部分があったんでしょうか。
そう思いますね。
やはり、若手が出てきたと。
そして自分も努力しないとやはり、このまま今のポジションをキープできないそういった気持ちになったんだと思います。
コーチのパトリック・モラトグルーさんがファミリーボックスで立って、視線を送っていました。
2−1、第4ゲームです。
前のゲームからセリーナ、5ポイント連取。
徐々にエンジンかかってきましたか。
少し気持ちがですね。
やはり、みずから入れている感じですよね。
いい展開です。
サーブで相手を追い込みました。
初めてのサービスエースです。
どんどん中に入って攻めようというセリーナ。
セリーナのプレーからアンフォースドエラーが減ってるんですよね。
基本的にセリーナのボールというのは威力があります。
スピードもありますし深さもありますからそれがしっかり入ってくるとムグルーサとしても厳しいところがあります。
ワイドに逃げていくスライスサーブです。
ムグルーサもやはりこのサーブからの展開でしょうか。
今のようにサービスポイントをうまく絡めたいですね。
リターンから攻めたセリーナです。
立ち上がり多かったアンフォースドエラー第3ゲーム以降、ありません。
まだ6のまま。
ムグルーサとしては、やはり自分のほうが先に振られると苦しくなります。
先に仕掛けたムグルーサです。
ファーストサーブが入るとここまでポイント獲得率75%。
際どい判定です。
チャレンジを要求します。
フォールトのコールに対して入っているのではというムグルーサのチャレンジ。
フォールトです。
残る権利2回です。
強くは打たず深く、スピンをかけたショットのアプローチでしたムグルーサ。
キープです。
3−1、ムグルーサ、リード。
1ブレークアップです。
ムグルーサとしてはサービス、1つのブレークなんとか守っていきたいところですよね。
ただ、1つだとセリーナのサービス力もありますしリターン強いですからできればもう一つブレークという考えはあると思います。
第5ゲームです。
今大会もサービス好調のセリーナ・ウィリアムズ。
準決勝のシャラポワ戦でも13本のエースがありました。
あのリターンのうまいシャラポワでもなかなか、このサーブのコースを読めませんでした。
途中からは本当にファーストサーブは全く読めてませんでしたね。
セカンドサーブになるとムグルーサは攻めることができます。
セリーナのファーストサーブの確率ここまでまだ39%。
低い数字です。
60%ぐらいが女子の世界の境目です。
今、セリーナのサーブはどうでしょう。
女子の中でトップとみていいでしょうか。
スピードもありますしまた、プレースメントもあります入る確率も高いですよね。
セリーナ、第5ゲームはキープです。
ゲームカウント3−2。
ムグルーサ1ブレークアップです。
第1シードのセリーナ・ウィリアムズ。
今大会、決して楽な道のりではありませんでした。
3回戦の地元・イギリスのヘザー・ワトソンにはファイナルセット0−3、そのあと一つのブレークのポイントを握られるピンチがありましたがそこを乗り越えました。
本人もタフな試合を乗り越えると大きな力になると語っています。
そしてセミファイナルシャラポワに対しては6−2、6−4。
これでシャラポワに対戦成績17連勝としました。
ナブラチロワさんも見つめます。
このセリーナの強さ今大会、どう見てますか。
3回戦の対ワトソン戦はこのまま危ないんじゃないかって正直、思いましたよね。
昨年もセリーナは3回戦でコルネに敗れているんですけど。
また、ウィンブルドンここで負けてしまうのかっていう気持ちに本当にさせられました。
ただ、そこで本当に気持ちを出したんですよね。
そして、勝利をものにしました。
きょうはロイヤルボックスには過去の優勝経験者数々の方が招かれています。
第6ゲームです。
先に先行。
やはり、セリーナのすごさっていうのはもう今の一本だと思うんですね。
誰よりもこのツアーの中で速いボールが打てる。
そして、強いボール深いボールが打てるんですよ。
それがやはり連発して入ってきますからやはり、相手は苦しいですよね。
厳しいリターンをよくしのぎました。
1本、なんとか耐えればそして、セリーナのことを振ることができればチャンスは出てきます。
ファーストサーブのリターンから強打です。
こういう形でポイントをセリーナ、重ねていきますのでやはり、ラリーになったときには4本以内にポイントが終わる確率がすごい高いんですね。
ムグルーサがピンチを迎えます。
セリーナ・ウィリアムズブレークのポイント。
ムグルーサとしては長いラリーにしたいわけですね。
ですから、1本リターン、深いところに打たれてるんですけどそれをなんとかしのぎたいところです。
すばらしい。
ムグルーサの狙いはこの展開です。
先に先に攻めてセリーナを左右に振りました。
もう一本、ブレークのピンチムグルーサしのげるか。
大きな声が出ました。
ムグルーサ。
追い込まれてからのプレーどうでしょう。
高い打点でしっかり取っていますね。
ちゅうちょがありません。
すばらしいプレーです。
最初の2本以降はファーストサーブが入っていますこのゲーム、ムグルーサ。
連続して、いいサーブがきました。
ファーストサーブが入ったときのポイント獲得率ともに70%近い高い数字です。
ムグルーサ最初にブレークのピンチを迎えましたがしっかりとキープ。
4−2、1ブレークアップ。
このキープの持つ意味合いいかがでしょう?
今のゲーム15−40からよく集中しましたよね。
集中力上げました。
また、本当に気持ちで押されませんでしたね。
大きなゲームとなりました。
チャンスを生かせなかったセリーナの第7ゲームサービスゲームです。
3本目のエース。
今のが194キロです。
こういうふうに少し流れが傾きかけてるところでセリーナは簡単にポイントを重ねられるんですよね。
ですから、流れが動きません。
決勝の成績20勝4敗。
勝率は8割3分3厘と高い数字を誇るセリーナ・ウィリアムズ。
それだけ勝負どころを見据えて、そしてプレーのレベルを上げるわけですね。
それと、ここというところで1本で取る力があります。
グランドスラムタイトル20回は歴代3位の成績です。
セリーナ、両者を通じて初めてのラブゲームキープ。
ゲームカウント、4−3ムグルーサ1ブレークアップです。
今大会は20シードで挑んだムグルーサ。
初の決勝進出まで駆け上がりました。
3回戦では第10シードのケルバーにフルセットの末、勝ちました。
4回戦では第4シードのウォズニアッキ。
そして、第12シードのアニエシュカ・ラドバンスカにはセミファイナルで勝利をしています。
今、こちらはムグルーサのセカンドサーブの対セリーナの去年のフレンチオープンの方向性ですがボディが多いんですね。
これはボディーでかなりポイント取っているということですね。
それだけボディーサーブというのはセリーナに有効なんでしょうか。
やはり、セリーナ、基本的にリターンでもスイングしてきますけどボディーにボールがきたときにどうしても空間が目の前に体の前にできないですから振れないんですよね。
ですので、セリーナにとって非常に有効な手段だと思います。
そのセカンドサービスのムグルーサのプレースメントにも注目していきましょう。
第8ゲームです。
先ほどのゲームの終盤からファーストサーブの精度が上がってきました。
それとサービスで押せる形ができてきていますね。
今のが108マイル173キロのサーブです。
1本でも攻めが甘くなりますとセリーナの逆襲があります。
今のはムグルーサがフォア、1本、打ったあとにちょっとちゅうちょしたんですね。
セリーナにコースを読まれてましたからそこで下がってしまったんですけどこれまでのプレー見てるとあそこでネットにいっているんですよね。
ポイントにはつながっていませんがやはりセカンドサーブのボディーは効いていますか?
少しセリーナのほうにはデータというのは入っているようです。
ですのでうまく対応できてるんです。
ポイント先行はセリーナ。
これまでには、あまりなかったフォアハンドのミスです。
セリーナ、前のゲームに続いてブレークのチャンスです。
少しムグルーサとしてはストローク、プラスアルファのところでネットプレー、そういったことも混ぜていきたい状況です。
まだこの試合はネットに3回しか出ていません。
ムグルーサ。
エースです。
2本目。
大事なところできょうはファーストサーブの精度が高い。
もう一本、セリーナのブレークのチャンス。
このショットがミスになりました。
セリーナ、ブレークバック成功。
第1セットの第8ゲーム。
押された展開ではありましたがこの表情です。
今のは、完璧にムグルーサのパターンだったんですけどもセリーナがなんとかとにかく、ボールを返す、その気持ちそのパターンですよね。
形ですよね。
それで、しっかりとポイントに結びつきました。
追いついたセリーナのサービスゲーム、第9ゲームです。
相手の動きを止めました。
気迫、みなぎってきましたセリーナ・ウィリアムズ。
セリーナは今、これでこのゲームをしっかりと簡単に取ることで流れを一気に自分のほうに引き寄せることができますからこのゲーム、セリーナにとっては大事ですね。
キープすれば次のムグルーサのサーブにプレッシャーを与えます。
ダブルフォールトきょう4本目。
さすがのセリーナも力が入っているんでしょうか。
そう思いますね。
今のは力みが見られました。
少しムグルーサのほうが無理をしてますからアンフォースドエラーが増えています。
長いラリーになんとかもっていきたいところです。
セカンドサーブでラリーの展開に持ち込みたいムグルーサ。
大事にたたきつけました。
今、ムグルーサのペースになりかけましたが。
ただ、一本、セリーナがバックのダウン・ザ・ラインを打ってるんですけれどもそのショットがすばらしかったですね。
結果、自分の形に力でしました。
ラリーに持ち込むとムグルーサもポイントを奪えます。
セリーナも当然その辺りは今、頭の中にあるでしょうからなるべく今のように少し無理してでも早い展開にもっていきました。
このゲームファーストサーブ2本しか入っていません。
最後にすばらしいサーブを入れました。
セリーナ・ウィリアムズキープ。
これで3ゲーム連取になりました。
ゲームカウント、5−4。
ともに1ブレークずつです。
このセリーナ・ウィリアムズ。
ファーストセットを取りますとこのウィンブルドンこれまでの通算成績69勝2敗。
ファーストセットを取ると2敗しかしていません。
一方のムグルーサはグランドスラム全体で19勝2敗。
辻野さんファーストセットの重要性高いんですね。
お互いにいえることですよね。
ですから、セリーナウィンブルドンですけどもファーストセットを落としたときは9勝8敗という形になっていますのでだいぶ競るわけですよ。
ムグルーサとしてはファーストセットを取ることがとても重要になります。
先にブレークをしたムグルーサがずっとリードしてきましたがここで追いつかれ逆に先行されました。
ムグルーサはプレッシャーのかかる第10ゲームになっていきますが。
少しサービスゲームでセリーナ、リターンが合ってきてますからスピードの部分ですよね。
速いサーブと少し緩急をつけてキックさせたりいろんな変化をさせることが少し大事になってくるかなと思います。
青空のもと、女子ファイナル。
第1セットの勝負どころです。
第10ゲーム。
先行、セリーナ。
サーブのプレースメントなどを変えていく必要がありますか?ムグルーサは。
ボディーサーブセカンドサーブが効いているというデータがありましたけどファーストサーブで使ってもいいのかなと思います。
ネットをとる動きになりました。
セリーナはこのゲームは、もう力でどんどん押し込んでくると思うんですね。
ですから、ムグルーサにとっては深いボールを打つことも大事なんですけどあまり、バウンドをさせない高くさせないことも大事だと思うんですね。
深くてもバウンドが高いと打ち込まれますからね。
もともと、クレーコートの実績の多かったムグルーサ。
今大会は芝でも結果を残しています。
芝の特性を生かしたようなそういったフラット系のショットですね。
30オールです。
今のようなボールですよね。
バウンドしてから滑っていくようなフラット系のボールが打てるとなかなかセリーナとしても攻撃はできないと思います。
大きな声が出た21歳。
エースの数、セリーナに並びました。
ファーストサーブから今セリーナの体に目がけて打ちました。
セリーナ、うまく対応しています。
リターンのときの反応が早いんですね。
きょう、最初のダブルフォールトは痛い場面になりました。
セリーナ・ウィリアムズのセットポイントです。
しのげるか初のファイナルの舞台。
セリーナ・ウィリアムズ第1セット、逆転で取りました。
それではお伝えします。
ギリシャへの新たな金融支援の協議を始めるかどうかを決めるユーロ圏財務相会議が、先ほどから始まり、ギリシャが支援を受けるために提出した、構造改革案の実効性などについて、話し合われています。
ユーロ圏財務相会議は、ベルギーのブリュッセルで、日本時間の今夜10時半から始まりました。
会議では、ギリシャが3年間で7兆1000億円余りに上る、新たな金融支援を受けるために提出した、構造改革案の実効性などについて話し合われています。
ギリシャが提出した改革案には、年金制度の改革や、付加価値税の税率の引き上げなどの緊縮策が盛り込まれており、ギリシャは改革案で歩み寄りを見せた代わりに、債務の削減などを求めると見られています。
会議を前に、ユーロ圏財務相会議のダイセルブルーム議長は、記者団に対し、次のように述べました。
中国で、この数日、各地で人権問題などに取り組む弁護士などが、相次いで当局に拘束されたり、連行されたりしていることが分かりました。
当局に連行されたと見られている北京の著名な弁護士、王宇氏です。
少数民族ウイグル族の問題に積極的に関わるなどしていましたが、おとといの早朝、誰かが自宅のドアをこじあけようとしていると、知人に知らせたあと、連絡が途絶えているということです。
中国の関係者らによりますと、中国では、おととい以降、人権問題などに積極的に取り組む弁護士や、弁護士事務所で働くスタッフなどが、当局に拘束されたり、一時的に連行されたりしていて、その数は王氏を含め、50人を超えるとしています。
中国国内の知識人からは、理性的な活動をしていた弁護士の拘束は不当だとか、司法の公平を保てないといった声が相次いでいて、反発や懸念が広がっています。
たんの吸引など、日常生活を送るうえで、医療的なケアが欠かせない子どもたちを支援するための協議会が発足し、新しい法律の制定に向けて、政府に支援策を提言していくことになりました。
協議会は、障害がある子どもを保育するNPO法人などが発足させ、きょう、東京・千代田区で、シンポジウムが開かれました。
たんの吸引や、鼻からチューブで栄養をとるなど、医療的なケアが必要な子どもは、新生児医療の発達などで増えていますが、在宅で介護しているケースなどは、国も実態を把握しておらず、支援が十分ではないということです。
シンポジウムで、在宅で子どもを介護している母親たちは、現状の制度では、支援の対象から外れていて、周囲にも理解してもらえず、親たちは精神的にも肉体的にも、疲労しているなどと訴えました。
協議会は今後、当事者の声を集めて、実態を明らかにし、新しい法律の制定に向けて、政府に支援策を提言していくことにしています。
では全国のあすの天気です。
生字幕放送でお伝えしています
第2セット立ち上がりのゲームセリーナ・ウィリアムズがキープをしました。
第2ゲーム、ムグルーサ2本先行です。
前のゲームからセリーナが5ゲーム連取中。
解説・辻野隆三さんです。
ムグルーサはこのゲーム、大切ですね。
一度、止める必要があります。
セリーナのリズムをサーブ4本で止めました。
ラブゲームキープセカンドセットの第2ゲームムグルーサ1オールです。
最後ボディーへのサーブを打ちましたけども少し効いてきましたね。
それからファーストセットの途中からですけれどもネットプレーが見れてませんからムグルーサとしてはその辺りもしっかりと絡めていきたいところです。
今も逆の反応になりました。
予測は必要になってきますがどうなんでしょうか?
ここまでエースサービスポイントが増えてくると必要になってきます。
今、6本です。
ダブルフォールト。
今、6本のサービスエースセリーナ。
第1セットは3本。
セカンドセットはすでに3本という状況です。
エースのペースが上がってきていますセカンドセット。
本人もなぜだという声を出しました。
これは崩れてるというよりもムグルーサがセカンドサーブをたたいていますから。
多少、その辺の意識も働いてると思います。
セカンドサーブになると攻め続けているムグルーサ。
ネットインしましたが少し、今の方向性がずれていますよね。
ネットしたので入った形になりました。
お母さんのオラシーンさん。
第2セットの立ち上がり。
大事なポイントになってきましたか。
ムグルーサはやはり、セリーナが欲しがっているポイントですよね。
そこで、なんとか長いラリーにもっていけるかどうかがポイントだと思うんですね。
リターンの単発になりました。
深いボールをよく深く返した、ムグルーサ。
こういうポイントをムグルーサは増やしたいですね。
逆にセリーナにならないうちに自分のほうから仕掛けていくそういった展開に持ち込みたいところです。
7本目のエース。
一歩も動けません。
お姉さんのビーナスも見つめています。
今大会は直接対決がありました。
デュースまで持ち込まれましたがセリーナ、最後は連続のサーブ。
第3ゲーム、キープ、セリーナ。
第2セット、2−1。
互いにキープが続いています。
第2セットになってセリーナのサーブが何か、威力、そして、精度高まってるように見えますが。
今のゲームなんか特にそう見えますね。
大事なところデュースからサービスで2ポイント取りましたけれどもこういうところで取れる、なるべく相手からすれば取らせたくないんですけどセリーナはスピードそしてプレースメントでしっかりポイントを取っていきます。
こちらナンバーワンコートの前にありますアオランギテラス通称・マレーマウントです。
連日3〜4万の人々が訪れます。
ここまで11日間で42万6000人の方々がこのテニスの観戦に訪れています。
きょうも快晴です。
奥に見えているのがNo.1コート。
右の奥のほうがロンドンの中心部です。
128人で始まった女子シングルスのドローも残すは2人だけです。
この過去の優勝者と並ぶように…。
ローズウォーターディッシュを掲げることができるでしょうか。
第4ゲームです。
セカンドセットになってムグルーサのサーブはどう見ますか?
ムグルーサのサーブが悪いというわけではないんですね。
逆に、セリーナのリターンがすばらしいんですよね。
少しセリーナがリターン合ってきているという話があります。
いいサーブが入っているんですがリターンからセリーナのペースです。
ワイドへ、少し抜いたスピードを抑えたサーブだったんですけどもこれもセリーナが、うまく対応しました。
ああいうところでポイントを取れないとムグルーサは苦しいですね。
セリーナに第2セット最初のブレークのチャンスです。
ムグルーサ踏ん張りどころですね。
少し力が入っていますのでフォアハンドの振り抜きがスイングスピードが少し落ちてるんですね。
結果、ネットに今のミスにつながりました。
セリーナセカンドセット最初のチャンスでブレークに成功。
第4ゲームセリーナ取ってゲームカウント、3−11ブレークアップです。
フォアハンドのほうが打点が少しぶれがちですからどうしてもミスになりがちなんですけどそれでもムグルーサとしたらフォアハンドをなんとかミスをしないでラリーに持ち込みたいですよね。
ムグルーサとしては失った直後のリターンのゲームです。
194キロのエース。
集中した表情です。
セリーナ、6連続ポイント。
なんとかしなければいけません。
あそこのセンターのサービスが非常にいいです。
センターというのは一番スピードが出るところなんですけどプレースメントもいいですからムグルーサも苦労してますね。
188キロ。
いつものように200キロを超えるというスピードはありませんがライン上にいっています。
セリーナ、8連続ポイント。
ラブゲームキープです。
第2セット、4−1。
セリーナ1ブレークアップです。
セリーナ・ウィリアムズの勢いが止まらなくなってきました。
スペイン、21歳のムグルーサ。
ムグルーサは今、どんなことが必要でしょうか?
今、見てますとフォアのミスが少し目立ってるんですけれども特にクロス方向のミスが増えています。
ですので、そこの辺りで無理してクロス狙うんではなくてまずしっかりセンターに返す。
もしくは逆クロス系ですね。
そういう形でフィーリングを戻すということがまず一番最初にやらなきゃいけないことかなと思いいます。
そしてムグルーサ、実は今大会3回戦以降、すごくネットプレーが増えているのでですので、その辺りはきちっと増やしてなんとかそういう形にもっていきたいというところじゃないでしょうか。
スペイン人女子としては19年ぶりの決勝進出、ウィンブルドン。
1994年コンチータ・マルチネスさんがナブラチロワを破って以来のスペイン人女子の優勝を目指します。
男子のナダル、フェレールフェリシアーノ・ロペスから激励のメッセージが送られたという21歳です。
セリーナ、8ポイント連続で奪っています。
これで9連続ポイント。
すばらしいバックハンドです。
これは、バックのクロスコートもスピードありますからこのショットですよね。
そしてダウン・ザ・ラインですので相手はなかなか読めないですね。
10ポイント奪えていません。
ここまでネットのポイントは5分の4。
5回しかまだ出られていません。
11ポイント、連続で奪っています。
準決勝は、ネットに実は24回、出てたんですよね。
そう考えても少ないですしまた3回戦のケルバー戦では56回もネットを取ってる選手ですからなんとか、そういう形にもっていってもらいたいです。
3本のブレークのチャンス。
ブレーク成功。
第1セットのような気迫みなぎるようなプレーではありません。
静かな闘志を出してのブレーク。
5−1。
過去のグランドスラム優勝数。
トップはマーガレット・コートさんの24回。
続いてシュテフィ・グラフさん22回。
それに続く21回目の優勝があと1ゲームまで迫りました。
サービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ。
セリーナ・ウィリアムズです。
しかもニューボールです。
ようやくポイントを止めました。
このプレーですね。
このプレーを続けていくしかないです。
全仏オープンの決勝で対戦したチェコのサファロバは第2セット追い込まれたところから開き直ってセカンドセットを取ってセリーナを苦しめました。
ブレークバックのチャンス3本あります。
少しムグルーサのプレーに変化ありますか。
やはり、先ほど出た開き直りですよね。
きょうも1万4979人センターコートはいっぱいです。
3本ブレークのチャンスがあります。
1つ、ブレークを返したガルビニエ・ムグルーサ。
ゲームカウント、5−2。
初のグランドスラムファイナルの21歳に大きな拍手が送られます。
ムグルーサ陣営です。
左の方はメディアのマネージメントの方。
きょうは、両親はムグルーサファミリーボックスには呼びませんでした。
この1ゲームどう考えますか。
ムグルーサとしては先手をまず取ってまず、サービスキープ。
そこに集中することです。
去年の全米オープンではセットを落とさず、優勝。
完全優勝を果たしました。
全豪オープンも優勝。
そして、全仏オープンも優勝。
現在、四大大会3連勝中のセリーナ・ウィリアムズ。
女子のテニスで年間グランドスラムを達成したのは過去に3人だけ。
1953年の選手。
1970年のマーガレット・コートさん。
そしてグラフさん。
それに続く4人目の年間グランドスラム達成になるか。
セリーナ・ウィリアムズ。
グラフさんはオリンピックでも金メダル取っていますね。
第8ゲーム、ムグルーサのサーブです。
ムグルーサとしてはブレークのあとのゲーム大事ですね。
後がありませんから今、ファーストポイント取りましたけどもなるべくリードをしてまずキープすることですね。
これで今度はムグルーサが前のゲームから6ポイント連取です。
そしてムグルーサとしては自分の形をとにかく作りたいですね。
ポイントを取っているんですけどセリーナのミスで取ってるポイントなのでなんとか形を作りたいところです。
セリーナの動きはどうでしょうか。
特に変わってないと思いますね。
きたボールに対してしっかりハードヒットしていく。
そういったプレーだと思います。
少しずつセリーナのアンフォースドエラーが増えています。
大会に入る前年間グランドスラム達成の話はしないとメディアに宣言をしたセリーナ・ウィリアムズ。
サーブを打った瞬間にリターンされているそんなイメージでしょうか。
少し、甘くなってますのでフォアでスイングされてるんですね。
ここ、2本セカンドサーブになっていますムグルーサ。
少しムグルーサの当たりがよくありません。
ここをムグルーサがキープできれば次のサーブをセリーナ、多少は意識するようなことも出てきますからなんとかしのぎたいところです。
40−15から追いつかれました。
3本連続ファーストサーブ。
フォールトのあとはしっかりと、このサーブです。
取ってプレッシャーをかけたいムグルーサ。
ファーストサーブに苦しみながらムグルーサ、キープ。
ゲームカウント、5−3。
まだセリーナの1ブレークアップです。
再びセリーナのサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップです。
先ほどセリーナ落としました。
意識、どうでしょうか。
ここは両者ともですけど1ポイントずつ本当にじっくり時間をかけてゆっくり入っていいと思うんですね。
とにかく、ムグルーサとしてはショートポイントを避けたい。
そのポイントが大事です。
先ほどのサーブゲームはラブゲームで落としたセリーナです。
これまで20回のグランドスラムの優勝があります。
ウィンブルドンも5度の制覇があります。
それでも、意識する部分はあるんですね。
2本先行。
ムグルーサ。
下がらず、攻めてますか?
すばらしいパッシングショットでしたね。
ブレークに成功すれば追いつきます、ムグルーサ。
ここからがセリーナのファーストサーブが精度があります。
本来ですと、上がります。
リターンエース!ブレークバック追いつくチャンスを迎えました。
第1セットのときのような気迫が戻ってきましたセリーナ。
まだ2本、ピンチがあります。
僅かです。
3本あったブレークのチャンスはラスト。
どう考えてくるか。
すばらしいサーブ。
ここぞというところでサービスエースです。
この力ですね。
すごい集中力ですね。
技術的にも本当にすばらしいです。
バウンドしてから少し逃げていくようなそういったサーブでした。
動けないすばらしいサーブできました。
グランドスラムタイトル21回目を王手をかけたチャンピオンシップポイント。
しのぎました。
21歳、ムグルーサ。
よくフォアハンド振り抜きました。
すばらしいですね。
あそこのフォアハンドミスが目立っていたんですけど思い切りました。
またリターンもしっかり返しましたね。
いいリターンです。
この思い切りのよさでムグルーサ、この決勝まで進んできてますからね。
すばらしいリターンです。
ブレークのチャンス。
アウトのコール。
チャレンジを要求します。
ちょっとでも押されましたね。
シュートスポットを外してしまいましたね。
際どい…。
まだ場内、ざわめきが収まりません。
3回目のデュース。
セリーナのミス。
お互いにぎりぎりのショットが続いたラリーでした。
すばらしいラリーです。
これも、よく取りましたよね。
よく動いています。
ラリー中には声を出さないようにというチェアアンパイアのヒューズさんの声がありました。
再びブレークポイント5回目。
フォアハンド振り抜きました!ムグルーサ。
ブレークバック成功。
これで追いつきました。
第2セット、5−4。
互いに2ブレークずつ。
1万5000、およそ入りますセンターコート。
ファンの皆さん、総立ちです。
10分に及ぶゲーム。
マッチポイントもありました。
解説・辻野隆三さんです。
力が入ったゲームでしたね。
もう2人ともすばらしいプレーでした。
最後、ムグルーサがようやくフォアハンドのウィナーでポイントを取りましたね。
これで少しムグルーサも乗っていけますか?
このポイントで一気に自分の流れのほうに流れをもってきたいところではあるんですけどもただ、セリーナが再三、そういうところでまたいいプレー出してくるんですね。
ですから次のサービスゲーム。
ムグルーサとしてはファーストポイントを取って少し余裕を作ることが大事だと思います。
ブレークの数では追いつきましたがまだ、ゲームを取ると即セリーナ優勝という状況には変わりありません。
第2セット、5−4。
互いに2ブレークずつ。
第10ゲーム、ムグルーサのサービスゲームです。
きょう2本目のダブルフォールトです。
攻めてますからしょうがないですよね。
ノットアップです。
ネットにかけたセリーナが謝ります。
1−5ダウンから開き直って3ゲーム連取を見せたムグルーサ。
2本先行、セリーナです。
0−40で迎えますセリーナ・ウィリアムズ。
2回目のチャンピオンシップポイント。
今度は3本あります。
2002年二十歳のときに達成したセリーナスラムから。
サイドを割ったか。
アウトの判定。
その瞬間セリーナ・ウィリアムズ。
勝利!第1セット、6−4。
第2セットも6−4。
セリーナ・ウィリアムズウィンブルドン3回目6回目の優勝。
通算、四大大会21回目の制覇!最後は苦しみながら若い21歳のムグルーサにプレッシャーを与え続けました。
去年の全米オープンからグランドスラム4連勝。
28連勝という記録になりました。
解説・辻野隆三さんです。
最後は粘るムグルーサを振り切りました。
いかがでしたか?
本当に今セリーナは技術的にも肉体的にも、そして精神的にも本当に充実しています。
ようやくセリーナもこの好例の優勝したあとの喜びのジャンプを見せました。
今大会はこのお姉さんのビーナスとの対戦もありました。
4回戦でした。
そこを勝ち上がったセリーナ。
ムグルーサ、今、敗れましたが少し目に涙が見えます。
しかし、追い込まれたところからよく踏ん張りましたよね。
すばらしいプレーを見せてくれたと思います。
出だしは本当に緊張感あったと思うんですよね。
それを見せないで本当にナイスプレーから入ってくれましたし最後まで5−1とセカンドセット離されましたけど諦めずにいいプレーを見せてくれました。
すばらしい内容でした。
初めてのグランドスラムの決勝の舞台。
ウィンブルドンの決勝でのセンターコート。
過去にはシュテフィ・グラフさんも初めての決勝では優勝できませんでした。
そのあとにまた、ムグルーサも力をつけることができるかどうか。
2回目ですね。
次が大事です。
また今、2015。
セリーナ・ウィリアムズの名が刻まれました。
立ち上がりはムグルーサがペースをつかんでいましたがそこを一気にひっくり返して…。
やはり強さ、光りましたか?
出だしは少しセリーナの気持ちの弱いところちょっとミスもありましたしそういったところが出てたんですけども途中、何か違う自分がですねすごく弱い自分を叱っているようなそういうそぶりで本当にもってったと思うんですね。
ここが優勝の瞬間の表情です。
最後は少し微妙なラインの判定で一瞬、間ができました。
これから女子ファイナルのセレモニーが行われます。
オールイングランドクラブの総裁でありますケント公がボールパーソンに声をかけながら入場されます。
期間中250人のボールパーソンが試合を支えました。
ねぎらいの声をかけられました。
決勝のチェアアンパイアを務めましたアリソン・ヒューズさんが呼ばれます。
6回目の決勝戦のチェアアンパイア。
まず準優勝。
初のグランドスラムの決勝まできましたムグルーサです。
大きな拍手が送られます。
敗れはしましたが初のウィンブルドン、そしてグランドスラム決勝の舞台。
週明けには初のトップ10。
ランキング9位まで上がることが決まっています。
先ほどあった涙はもう笑顔に変わっています。
しかし、ここでまたセリーナも拍手を送っています。
鳴りやみません。
これからの女子テニスを引っ張る一人です。
6度目の優勝、ウィンブルドン。
女王・セリーナ・ウィリアムズ。
ローズウォーターディッシュを6回目、手にしました。
去年の全米オープンからこれでグランドスラム4連覇。
年間グランドスラムに向けても全米オープンに王手という勝利になりました。
ガルビニエも感じているでしょうか。
あなたのきょうのセンターコートのプレーがどれだけすばらしかったか。
そして、みんながどれだけあなたのプレーに感謝しているかということを。
センターコートの時間は楽しかったでしょうか?
とても楽しかったです。
もう話ができません。
今の気持ちをなかなかことばでは表現できませんが非常に自分のプレーを誇りに思います。
皆さん、本当に応援、ありがとうございました。
すばらしいお客さんでした。
先ほど準優勝者が評されたとき拍手が鳴り止みませんでした。
そして、言っていましたよね。
芝の準備はどうしていいか分からないと。
どうですか?
芝が好きになりました。
芝はあまり、慣れていませんがこれから帰ってきたいと思います。
そして証明してくれましたよね。
大舞台に強いということを。
そして、きょうはプレー非常に最初はよかったですよね。
そうですね私は大きいコートでプレーするの大好きです。
グランドスラムの決勝夢でした。
夢がかないました。
そして、セリーナにおめでとうと伝えたいです。
世界ナンバーワンのプレーヤーであるということを証明してくれました。
でも、あなたも証明しましたよね。
これからも多くの決勝に出てくるということを。
そして優勝をたくさん果たすでしょう。
すばらしいトーナメントでした。
ムグルーサ選手でした。
8歳に見た夢は準優勝で終わりました。
しかし、まだ若い21歳です。
そしてセリーナ・ウィリアムズです。
どんな気分ですか?また、トロフィーを手に持って。
とってもいい気分です。
しばらくぶりですから本当にまた手にすることができてよかったです。
神様に感謝したいです。
ガルビニエはきょう本当にすばらしいプレーでした。
最後、終わったということを感じなかったくらいです。
彼女があまりに頑張っていたので。
本当におめでとうございます。
悲しまないでください。
あなたは近い将来このトロフィーを手に持つことになると思います。
とても、興奮しています。
最後の瞬間ちょっと残念でしたよね?
でも、とってもうれしいです。
すばらしい試合ができましたから私のチームに感謝します。
母、姉妹、そして友達、いつもありがとうございます。
愛しています。
皆さんがいなければこれを達成することはできませんでした。
ありがとうございます。
そして言っていいでしょうか。
セリーナスラムですよね。
実現しましたね。
信じられません!ここに立っていることを。
またセリーナスラムができたことを驚いています。
みんなの応援のおかげです。
アイラブユー。
愛しているということを。
聞こえてました。
私、あなたたちをもっと愛しています。
本当にすばらしいお客さんです。
すばらしい応援を毎年、ありがとうございます。
セリーナスラムを達成することはモチベーションだったと思いますがプレッシャーでもありましたよねきっと。
そうですね。
最後はプレッシャーに感じました。
彼女のプレーが非常によくなりましたからね。
すばらしいショットが返ってきましたから本当に大変でしたけども。
とにかくベストを果たすしかないと思いました。
そして年間グランドスラムの話も出てきますがその話をするのはやめましょうね。
そして年齢の話になりますが今、いつよりも楽しんでるように見えますが。
そうですね。
まだこんなに長くプレーして楽しくプレーできるとは思っていませんでした。
ですから毎日が楽しいんです。
また優勝できたことなんて信じられません。
どうぞ、お祝いしてください。
セリーナ・ウィリアムズでした。
セリーナが2002年の全仏オープンから2003年の全豪オープンにかけて四大大会連続優勝。
4回続けて優勝セリーナスラムと呼ばれました。
それ以来の四大大会4大会連続の優勝。
今は33歳。
そのセリーナスラムを達成したときは二十歳から21歳にかけてでした。
解説・辻野隆三さんです。
二十歳のころのセリーナと今、33歳のセリーナ。
強さいかがでしょうか?
個人的には今のほうが強いんじゃないかと思いますね。
特に精神的な部分ですよね。
その充実がすごくあると思うんですね。
以前は少し追い込まれたような状況になると崩れるようなこともあったんですが今大会、見ていても全く、それがないですよね。
前のフレンチオープンでは7試合のうち5試合がフルセットでした。
今大会も2つのフルセットを勝っての優勝です。
どうでしょう。
これで女子は誰がこのセリーナ・ウィリアムズを止めることができるかという形になってくるでしょうか。
もう今、すでになってるんじゃないですか。
ですから、きょう本当にいい試合を見せてくれたいいパフォーマンスを見せてくれたムグルーサ本当に期待したいと思いますしこの次の対戦ですよね。
前回、この前は、ことしの全豪オープンでも対戦ありますけどそのときもフルセットですばらしい試合でしたからまた、次の対戦が楽しみです。
先ほど、敗れたあとベンチで涙を流しました。
準優勝のインタビューのときは場内の拍手が鳴りやみませんでした。
こういった経験をまた若い一人として力にしてほしいですね。
見ていてですねちょっと、うるっとくるような本当にちょっと胸を打たれました。
本当にすばらしかったと思います。
これからもこの打倒セリーナに向けて若い世代また新たなテニスのスタイルで臨んでくると思いますが、今後のこの女子テニス界、辻野さんはどう予想されますか?
このセリーナを止めるにはパワーだけだと苦しいと思うんですね。
ですから、技術もそうですしまた、戦略ですよね。
そういったところも兼ね備えたそういった選手がやはり、彼女を止めまた、ライバルになっていくんじゃないかなと思います。
セリーナ・ウィリアムズこれでグランドスラム優勝は21回。
マーガレット・コートさんの24回。
シュテフィ・グラフさんに続いて歴代3位。
これからグランドスラムの制覇形になっていきますよね。
次は、先ほどちょっと話はしませんけどっていうことで止めましたけども次は年間グランドスラムですよね。
モーリン・コノリーさんマーガレット・コートさんシュテフィ・グラフさんしかなしえていない年間グランドスラムに王手をかけたセリーナ・ウィリアムズです。
やはりセリーナも年間グランドスラムの会話は今大会のメディアにはあまりしないようにと言いましたが本人としてもプレッシャーなんですかね。
やはり、考えないようにしているんだけども聞かれてしまうと、やはり考えてしまうからっていうのが理由ですけれどもね。
勝って当然のようなプレッシャーは本当に欲しくはないですからね。
グランドスラム通算21回目の優勝。
一方の敗れたムグルーサもこの経験をまたこれからさまざまなコートで力を発揮してもらいたいですね。
いい経験になったと思うんですね。
また全仏オープン昨年勝ったときも全仏のセンターコートにあたるコートで勝ってますしそういったところでは大きな舞台で彼女は強いですからこのあとも、とても楽しみです。
これでセリーナ・ウィリアムズはグランドスラムの決勝戦21勝4敗。
非常に強さを誇ります。
ではこの決勝戦のもようをハイライトで振り返ります。
立ち上がりのゲーム。
グランドスラム決勝初の舞台のムグルーサがいきなり世界ナンバーワンのセリーナのサーブを破りました。
エースです、2本目。
大事なところできょうはファーストサーブの精度が高い。
もう1本。
セリーナのブレークのチャンス。
このショットがミスになりました。
セリーナ、ブレークバック成功。
第1セットの第8ゲーム。
しのげるか初のファイナルの舞台。
セリーナ・ウィリアムズ。
第1セット、逆転で取りました。
ファーストセット、6−4。
セリーナ、1セットアップです。
ブレーク成功。
第1セットのような気迫みなぎるプレーではありません。
静かな闘志を出してのブレーク。
3本、ブレークのチャンスがあります。
一つ、ブレークを返した、ガルビニエ・ムグルーサ。
2回目のチャンピオンシップポイント。
今度は3本あります。
2002年、二十歳のときに達成したセリーナスラムから。
サイドを割ったか。
アウトの判定。
その瞬間セリーナ・ウィリアムズ勝利。
第1セット、6−4。
第2セットも6−4。
セリーナ・ウィリアムズウィンブルドン6回目の優勝。
通算四大大会21回目の制覇。
ムグルーサ去年の全仏オープンのNo.1コートでのプレーのようには勝てませんでしたがセンターコート見事なプレーでした。
セリーナ、優勝です。
女子のベスト4です。
辻野さん、女子はベスト8が去年と全く入れ代わるという形でした。
セリーナの力は際立っていますがそれ以外は混戦とみていいでしょうか。
また、新しい力が出始めていますよね。
今大会も20歳のキーズなどがベスト8に勝ち上がりました。
そして、大会は最終日を迎えます。
男子シングルスの決勝戦を迎えます。
決勝はジョコビッチ対フェデラーという対戦です。
去年と同じ対戦になります。
では準決勝のフェデラー対マレーをハイライトで振り返っていきましょう。
返した、あのバックハンド。
フェデラーがこの辺りバックに来ること読んでいますよね。
第1セット、フェデラー。
一瞬の隙、逃しませんでした。
うまく沈めましたよね。
すばらしい。
ちょっと信じられないようなこのショット。
フェデラーが決めた!ロジャー・フェデラー。
2年連続の決勝進出。
前人未到8回目の優勝まであと1勝。
盤石の強さを見せましたロジャー・フェデラー。
マレーも非常にいいプレーを見せましたが、辻野さんフェデラーが圧倒しましたね。
そうですね特に3セットで勝ったのは大きいですね。
そして、決勝戦はジョコビッチとフェデラーという去年と同じ顔合わせです。
対戦成績はジョコビッチ、19勝。
フェデラー20勝。
まず去年のファイナルから振り返っていきますがフルセットでした。
最後はただ、少し体力的にフェデラーのほうはぎりぎりだったかなと思います。
タイブレークが2セットありました。
そのほかのセットも7−56−4という大接戦のゲーム。
3時間56分でジョコビッチが制覇をしています。
今シーズン、見ていますとフェデラーがジョコビッチに1勝しています。
それが、ドバイのコートでの勝利ですよね。
ここはどう見ますか。
ドバイのコートはハードコートなんですけど少し球足が速いんですね。
ですからそういったところでフェデラーはサービスからの展開がとてもよかったんですよ。
ですので、同じ形を作れればフェデラーはまたチャンスが出てくるかなと思うんですね。
ただほかの試合ではフルセットでジョコビッチが勝ってますのでその辺り、非常に楽しみですね。
今シーズン、ジョコビッチは好調で、ほとんど負けがなくて
隙がないですよね。
崩れそうになるんですけどなんとか踏みとどまって最終的には勝利をものにする。
そういった強さだと思います。
ウィンブルドン2015はあすが、いよいよ最終日です。
芝の頂上決戦。
ジョコビッチとフェデラーのゲームがあります。
期待を込めて、ひと言お願いします。
あすは、少し天気があやしいんですよね。
ですから、その辺りもすごく影響してくるそういった2人の関係ですからその部分もしっかり見届けたいなと思っていますけど。
女子のファイナルはセリーナ・ウィリアムズが優勝を果たしました。
♪〜「ウィンブルドン2015」をお伝えしました2015/07/11(土) 22:05〜00:00
NHK総合1・神戸
ウィンブルドン2015 女子シングルス・決勝[二][字]
「セリーナ・ウィリアムズ」(アメリカ)対「ガルビニエ・ムグルーサ」(スペイン) 【解説】辻野隆三,【アナウンサー】酒井博司 〜イギリス・ウィンブルドンから中継〜
詳細情報
番組内容
女子シングルス・決勝「セリーナ・ウィリアムズ×ガルビニエ・ムグルーサ」 ▽芝の女王をかけた決戦セリーナ今季3冠か?スペイン21歳が新しい時代を切り開くのか? ▽テニスの聖地センターコートから生中継! <中断>(10:50)−(10:55) [字]ニュース・気象情報 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【解説】辻野隆三,【アナウンサー】酒井博司
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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