ん?レモン?ん?サーキット?今日はこのレモンで車を動かす大実験に挑戦します。
でもどうやって?だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
ん?レモンだ。
これは…レモンにさすと…。
あれ?モーターが回った。
レモンでも電気を起こせるんだ。
ほっほ〜。
今度は?レモンジュースでやるのか。
どれどれ。
こっちのほうが速く回ってるね。
電気がさっきよりたくさん流れてるんだ。
そこで今日の実験。
レモンを使った手作り電池だけで車を動かす。
そのきょり200m。
電池を増やすのか…。
そりゃそうだ。
紙で巻いたマグネシウム板を銅板に入れ線でつないだ。
まずは10個。
手始めにおもちゃの車でためすんだね。
う〜ん…だめ?もう10個増やすんだ。
おっ回った!あ〜…止まった。
つなぎ方を変えると…。
ふ〜んさっきより長く回ったんだ。
うまく電池をつなげば本番の車が動くかな?これがその車。
軽くて強そうだね。
モーターも特別の省エネ型だ。
ええっ20個でやるの?うん?全然だめだね。
もっとたくさん必要だ。
おお〜山盛りの銅板とマグネシウム板。
「大科学実験」らしくなってきた!準備するのは1,400個。
モーターを動かすのに必要な電池の数を調べて割り出した。
車の重さは25kg。
1,400個で動くかどうかはやってみなくちゃわからない。
作った電池をのせると65kg。
重くなっちゃったよ。
だいじょうぶかな〜?次は?レモンが必要だよね。
ああレモンジュース工場に行ったのか。
なるほど。
飲めなくなったジュースを使うんだね。
レモンジュースも準備OK!実験当日天候は晴天絶好のレースコンディションだ!車体に電池部分をのせる。
手作り電池カー完成!かれは今回のミッションをになうレーサー。
体重25kg。
レーサーを乗せると重量は90kgになる。
さあサーキットに出発だ。
(はくしゅ)最後に30のレモンジュースを注ぐ。
さあすべての準備がととのった。
レモン電池で100kgをこえる車は動くのか?
(スタートシグナル)回った。
動いた!
(歓声とはくしゅ)進んでる。
回ってる。
動いてる。
すごいあわだ。
あわが出ると電気が流れるんだ。
まだまだ走る。
まだまだ進む。
いけるか100mをこえた!まだ回る。
まだいく?
(シャッター音)きた〜!まさか200m走りきるとは!
(歓声とはくしゅ)う〜んタイムは8分53秒!あれまだ進む?どこまでいくんだ。
すごいぞ!まだまだ進む!あ〜ゆるい坂道で止まったんだ。
走ったきょりは380m!今回の大実験でレモンジュースで作った電池だけで100kgをこえる車を走らせることができた。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
おつかれさまレモン!2015/07/11(土) 19:45〜19:55
NHKEテレ1大阪
大科学実験「手作り電池カー」[字]
レモンに銅の板とマグネシウムの板を刺し、2枚の板の間をつなぐと、電気がながれる。この原理を使って、100キログラムを超える車を走らせる。
詳細情報
番組内容
大きなスケールの実験で、自然の法則や科学の知識を検証する番組。今回は、金属板とレモンの果汁で「電池」を作り、車を動かすことに挑戦する。レモンに、銅の板とマグネシウムの板を刺し、2枚の板を導線でつなぐと、電気が流れる。そこで、小さな箱がたくさん集まった容器を用意し、その中に金属板を規則正しく配置。容器にレモン果汁を流し込むと、たくさんの電池ができる。この電池で、100kg以上ある車を動かせるか?
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
趣味/教育 – 中学生・高校生
趣味/教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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