１時になりました。
ニュースをお伝えします。
ことし４月、広島空港で起きたアシアナ航空機の事故で、事故後も空港の敷地内に残されていた機体の撤去作業が、きょうから本格的に始まりました。
広島空港ではことし４月、韓国アシアナ航空の旅客機が、空港施設に衝突したあと、滑走路をそれて着陸し、乗客・乗員合わせて２５人がけがをしました。
事故を起こした機体は、４月下旬に空港敷地内の草地に移され、保全措置が取られていましたが、先月、解除されたことから、きょうから本格的な撤去作業が始まりました。
きょうは機体の周りに建設用の大型機械が運び込まれ、作業員が機体の様子を確認しながら、事故で壊れた左翼のエンジンから部品を取り外すなどしていました。
アシアナ航空では、少しずつ機体の部品を取り外したうえで、今月２４日までに、機体を空港の敷地内から完全に撤去したいとしています。
一方、運輸安全委員会によりますと、この事故では、フライトレコーダーの分析結果から、事故のおよそ１分前に、パイロットが操縦を自動から手動に切り替えたあと、飛行高度が通常の着陸コースを下回り始めたということで、運輸安全委員会が、当時の操縦の状況を調べています。
アメリカ政府のコンピューターシステムから、２０００万人を超す職員らの個人情報が盗まれた事件で、アメリカ議会の野党・共和党の有力議員からは、事件には中国が関与しているとして、非難する声が高まっています。
アメリカでは、政府の連邦人事管理局のコンピューターシステムが不正に侵入され、２０００万人を超える職員や元職員の、機密を含む情報が盗まれていたことが明らかになりました。
捜査に当たっているＦＢＩ・連邦捜査局は、何者による犯行なのか明らかにしていませんが、アメリカ議会の野党・共和党の有力議員からは、中国が関与しているとして、非難する声が高まっています。
このうち下院軍事委員会のソーンベリー委員長は１０日、声明を出し、中国はアメリカ政府のシステムに不法に侵入して、情報を盗み出した。
職員を危険にさらすものだとして、根拠は示さなかったものの、中国を名指しで非難しました。
また来年の大統領選挙に共和党から立候補している、ルビオ上院議員も声明で、中国のような国に行動を思いとどまらせるよう、アメリカはサイバー攻撃の能力を高める必要があるとしています。
サッカーの女子ワールドカップで優勝した、アメリカ代表の選手たちが、ニューヨークの中心部でパレードを行いました。
４大会ぶりのワールドカップ優勝を果たした、アメリカ代表のパレードが始まりました。
優勝パレードは、ニューヨーク市の主催で行われ、選手たちは中心部のブロードウエーを、およそ２キロにわたって凱旋しました。
沿道を埋め尽くしたファンは、今回の大会を最後のワールドカップにすることを明らかにしたワンバック選手などに、声援を送っていました。
市の庁舎前では、決勝の日本戦で３得点を決めて、大会の最優秀選手に選ばれたロイド選手などが、市長から記念品を受け取っていました。
ニューヨーク市のパレードは、１８８６年に、自由の女神像の除幕式を記念して行われて以来、２００回以上行われていますが、女子のスポーツチームのパレードは初めてだということです。
続いて気象情報です。
元治元年６月。
2015/07/11(土) 13:00〜13:05
ＮＨＫ総合１・神戸
ニュース[字]
ジャンル :
ニュース／報道 – 定時・総合
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