なぜ僕がここにいるのか。
そこから話をしないとこの話は始まらないと思います
ある日こんな写真を見ました。
誰からも振り返られず消えていく風景がある。
そんな世界をカメラでおさめている男ジョンとSNSで知り合いになった。
ある日彼からメールがきた
このジョンの言葉に誘われて友人を誘い廃墟をスケッチする旅に出ました
そう遠くない未来に失われていく廃墟を探し求めて
行けないってことですか?来られない?どうしていいかわからないですよこれから…。
何しに来たんだか…。
はい。
ちは…。
なんっすか?Motomachi…。
Motomachi。
あります神戸に。
GoldenTime…。
GoldenTimeはよくわからないですけどね。
元町ですもんねぇ…。
元町通りだからここ曲がったところだと思うんですよ。
元町で調べたらやっぱり金時くらいしか…。
GoldenTimeだから…。
金時だと思うんですよね。
かなり安直な感じですけどね。
これですわ金時ね。
金時って書いてある…。
はいはい。
あっでも準備中になってますね。
(通知音)ジョンからメールきてます。
すみません…まだ準備中ですか?どうぞ。
あっいいですか?会ったこととかないんですか?ないですないです。
顔も全然わからないです。
もともとね僕すごいいたずらメールめっちゃ多いんですよ。
はいはい…。
1日100件以上きてて…。
それを夜とかひとりでお酒のおつまみみたいな感じで…プチプチとかあるじゃないですか?はいはい…梱包するやつ…。
あれと同じ感覚なんですけど。
なんか1件1件読んで…。
つぶしていくんですか?開かずに削除していくんです。
消してくなかに…いつも消してたんですけどジョンっていうのがいつも来るんですよ。
はい。
どこどこに行ってきたとか宇宙はどうだとかとんちんかんなことばっかり書いてあるんですよ。
なんか時空がどうだとか。
(通知音)またジョン…。
何て書いてありました?「Ilove…」。
え?すみません。
だし巻きいいですか?だし巻き。
コンセプトとしてはジョンがここに行けっていうその指示に従って行った場所で映像を撮るってことでいいんですか?はいそうです。
あこれが…。
だし巻きです。
ああだし巻きだって思う…。
そうですよね。
ジョンの場合はこのだし巻きに対してすごい反応するわけじゃないですか。
ここのだし巻きがうまかったぞっていう。
ジョンが食べたのか聞いたのかわからないけどそれぜひ食べてみてよって一つひとつに感動するわけじゃないですか。
お前なんでこういう小さいことにいちいち感動を覚えられるんだよ。
俺うらやましいよってメール送ったことあるんですね。
メールっていうかメッセージを送ったことあるんですね。
そんなときにジョンから…。
ジョンから…。
廃墟に。
「IloveDashimaki」って言ってるジョンが廃墟行ってこいって言うからちょっとのっかってみようかなと思って。
監督と…映画に参加させていただいて『たとえ世界が終わっても』っていう。
廃墟を撮ってもらいたいって思ったときにいちばん最初に浮かんだのが野口照夫さんで…。
なるほど。
野口さん廃墟…。
廃墟といえば。
っていう僕の勝手な。
全然話違うんですけど…。
メンチカツでいいんですか?メンチカツ…。
メンチカツはメンチカツですよね。
メンチカツって言いますね。
メンチカツですよね。
はい。
「ミンチカツ」って書いてあるんですよ。
え?どこですか?あっ本当だ「ミンチカツ」になってる。
そっかだってメンチカツって言われて…。
あ〜そうっすよね。
えっミンチ…こっちのほうが正しいんじゃないのかなミンチカツのほうが。
メンチってわけわかんないですもんね。
メンチカツってすごい挑戦的じゃないですか。
確かにだし巻きうまかったですね。
どうぞ。
来ましたね。
ちょっと楽しみになって…。
銀行の中のカフェ?銀行の中の喫茶店。
銀行の中って喫茶店あります?ないですね。
やっぱり。
そうですか。
銀行っぽいですね昔の。
ここ自体が廃墟みたいなことなんですかね?これがね。
これが。
バンクって書いてます。
あっほんとだ。
これがそうだってこと?でもなんか入れそうっすね。
うわぁ。
これめっちゃ昔の銀行じゃん。
なんかすごいな。
何これ。
天井めちゃくちゃ高いっすね。
めっちゃおしゃれじゃないっすか。
ここ行かれるんですよね?どこですか?これ。
これマヤカンっていう場所なんです。
何ですか?マヤカンって。
昔摩耶観光ホテルっていうのがあってそれを略してマヤカンっていう…。
ホテル…。
もう廃墟になって20年くらい経つ建物なんですけども。
戦争でいったん休止になってそのあとまた昭和30年代に復活したんですけどまた今度水害で閉鎖になって。
このホテルはこれはどうなって…。
そうですね建物としてはすごいいい建物でほんと重要文化財…。
重要文化財なんですか?まだそうじゃないんですけども建物としてはすごいそれくらいの昭和初期のコンクリートの建物で価値はあるんですけど。
直すにしてもこの建物でダムみたいに山を支えてるんです。
これ撤去すると莫大なお金がかかるんでなかなかこれを活用してっていうのは難しいと思いますね。
お金かかっちゃうんだ。
かなりかかると思いますよ。
行ってみたいですね。
そうですね。
そんな話聞くと。
めっちゃ後ろ見たいんですけど。
そうですね。
めっちゃ見たいですね。
俺ここまで後ろ向きに歩いてきたことないな。
(笑い声)なんか戦車とか戦争当時に使われたもの…。
あっそうなんですか。
これは…。
誰も来てないね全然手入れができてないからね。
あぁここか?ここか?えっこれか?これか?ああこれだ。
いい。
うん?もっとおっきいかと思ってた。
そうっすね。
へ〜。
おお!なんでこんなおびえてるんだ。
ここ入っていいのかな?うわ〜やべえ。
すごい。
なんでここにイス置いてあるの?なんか…。
意味深ですねこのイス。
ねぇ。
ここですよね。
柱が…。
柱も…ここがこれですよ。
結構奥ありますね。
ホテルでこういうステージがあるってわりと一般的ですか?相当高級なホテルじゃないと…。
そうですね。
たぶん映画も上映してたんじゃないですか?あれ映写機。
あっほんとだ。
映写室ですよこれたぶん。
完全にそうですね。
モダンっすね。
やっぱり丸が多いね。
そうですね。
光がさし込んだらすごいきれいそうですね。
あっなんかいいですね。
いいですか?ええ。
こんなところで…。
うお〜!なんか先頭を歩くって嫌ですね。
これですね。
あ〜。
はいはい。
もう完全再現です。
すごい足の向きまでもうインプットしたんですねさっき。
すごい。
なんかさ会えた気になりますね。
僕相当なりました今。
やっぱりその…美的センスってどんどん移り変わっていくもんだね。
批判ですか?さりげなく批判ですか?今。
いや違いますよ。
よくよく見るとおもしろいなっていうだけです。
下りましょう。
正直入りたくないですよね。
いやいよいよ…3階へ。
3階ですか?たぶんそうだと思うんですよね。
これ入り口だったの?何なんだろう?そうですよね。
そうなのかな?広い。
これ何ですかね?部屋ですわ。
これ部屋ですね。
トイレそうですね。
結構なスイート違います?だからこれ…。
いや相当高級ですよ。
うわっかっこいいここ。
ここでお茶してたんだろうな。
これめちゃくちゃかっこよくないですか?すごくかっこいいっす。
そうかじゃあなんかちっちゃい部屋がいくつもあるっていうよりは…。
大きい。
そうですよね。
1部屋1部屋大きかったのかな。
そういう感じだったんだ。
いい具合にちょっと寂れてますもんね。
こんなんダメだ…。
ずっと見続ける。
ボロボロだ。
ボロボロですねここは。
このまま放っとくのはもったいないって思っちゃうな。
すごいな力入れて造ったんだな。
お〜広い。
相当広い。
食堂?これは切ねえな。
華やかだったものがこうして朽ちてってるものを見たときの…。
なんかこれはきつい。
これは残酷だな。
そうっすね。
これはきついですね。
こんな写真見なきゃよかった。
これ見てなかったらもう全然違うと思う。
いろんな思いにさせられるんですね廃墟って。
確実に思いを馳せてはいますね。
そうですね。
ここか。
あこれエントランスなんだ。
ほんとだ。
これが摩耶ホテルの入り口だ。
ここですか?たぶん僕らいるとこここですよ。
ちょうどここですわ。
また見つけた。
ほんとですね。
いわゆるフロント的なものっていうのが特に見てないですよね。
そうですね。
そんなものはなかったのかな?迎え入れてたんでしょうねここで。
こういうことですよね…。
そんな感じじゃないですか?やっぱおばあさんになっても若い頃この人きれいだったんだろうなっていう人いますもんね。
そういうことですね。
いますよね。
若い頃きれいだったんだろうなっていう。
若い頃きれいだった…。
(笑い声)バカにしてますよね?してないしてないです。
この人のこと。
してないですって。
これが摩耶ホテルのポスターだった可能性ありますからね。
ここ危ないです…。
はいありがとうございます。
いいですね。
ほら!何が「ほら」かわかんない。
「ほら」ですね。
「ほら」ですよ…。
これはいいですわ。
廃墟から眺める大自然。
上がろうとしてた。
待ってますもんきっと。
そう。
たぶん嬉しいんじゃないですか?廃墟になったけど…。
こうして踏み入れてくれることはね。
女性ですかねこれやっぱり。
そうですねこの流線型たぶんそうですね。
女性ですよね。
女性ですね。
触ってほしかったわ。
このぬくもり恋しかったんやわ。
来てくれはってありがとう。
山と海が…。
すごい。
すごい風。
20年経ってますっけ?震災から。
震災から20年経ってます。
ちょうど20年ですね1995年だったんで。
復興しましたよね。
20年ってね。
よくぞですね。
人間すごいっすよね。
戦争と震災を経てなお建ってる。
全部神戸を見つめてきたマヤカンですね。
すごいな。
ちょっと今日一日ホテル見てみてこんなに美しく重厚なホテルにもかかわらずこうして廃墟になってるっていう。
まだホテルとしてお客さんを待ってるかのような。
今のこのホテルの気持をなんかヤスケンさんに表現してもらえたらなと。
〜ありがとうございましたほんとに。
いえこちらこそ。
あがりが楽しみですね。
ほんとですね廃墟深いっすねなんか。
おもしろいなぁ。
いやいやまたこれ…絶景だな。
港町なんですねやっぱね。
えっここですか?ここです。
え〜。
いつ?ほんとだ。
よかったらもうちょっと一緒に行きたいくらいになってきました。
いいっすか?もちろんもちろん…。
2015/07/11(土) 00:52〜01:23
テレビ大阪1
[新]廃墟の休日 日本2大廃墟・軍艦ホテル[字]
国内外の美しい廃墟を舞台に、俳優とクリエイターが旅をする。実力派俳優のエチュードと、廃墟を巡るドキュメンタリーという二つの側面から、廃墟の魅力を映し出す。
詳細情報
番組内容
ある日、世界中の廃墟を知り尽くしている謎の男ジョン・Tから「廃墟を撮りに来ないか?」と誘われた安田顕は、友人で映画監督の野口照夫と旅に出る。しかし待ち合わせ場所にジョンは現れない。行き先もわからず戸惑っていると、見知らぬ人からメッセージカードを渡される。2人は、ジョンが差し向けたであろう人々から渡されるカードや、彼から送られてくるメールに導かれ、やがて美しく壮大な廃墟・摩耶観光ホテルにたどり着く。
出演者
安田顕、野口照夫 ほか
音楽
【エンディングテーマ】
コレサワ「シュシュ」(RECO RECORDS)
関連情報
【番組公式ホームページ】
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドキュメンタリー/教養 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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