真夏の日ざしをものともせず元気に咲く花があります。
第1弾は「百日草」の和名で知られる「ジニア」です。
夏から秋にかけて長く花を咲かせる事から「百日草」と呼ばれていますが普通に育てるだけだと100日は咲かないんです。
う〜ん…う〜ん!それでもめざせ100日!今日はアイデアとテクニックを駆使してジニアをなが〜く楽しむ方法をご紹介します。
(テーマ音楽)夏を彩るジニア。
ラインナップはこちら!花の数も倍増。
ジニアを100日楽しむテクニックをお伝えします。
草丈花形色もさまざま。
ジニアの品種をご紹介します。
ジニアを100日楽しむ植栽編。
カラフルな真夏の花壇を作ります。
ミニコーナー「寄せ植えアプリ」はセキショウを和モダンに飾ります。
おはようございます!三上真史です。
真夏の強烈な日ざしも何のその。
ジニアを長く咲かせるテクニックを教えて下さるのはこちらの方です!「園芸の楽しさを伝えたい」。
その一心で全国を飛び回って講演を続けている金子さん。
今日はジニアをなが〜く楽しむコツを教えてもらいます。
(三上)こちらカラフルでかわいらしいですね。
(金子)そうですねいっぱいありますね。
ジニアって何だか懐かしい感じもして子供の頃よく庭先で見たなって記憶があるんですよ。
近年の日本の夏は暑すぎて熱帯の花木ですら花が咲かなくなってしまうという事があるんですが…。
今日も暑いですからね。
そうですよね。
ジニアは夏でもどんどんといっぱい花を咲かせてくれるんですよ。
でも何でそんな暑い夏に元気に育ってくれるんですか?ジニアは高温と直射日光が大好き。
そして西日にも強いんですよ。
以前は湿気に弱かったんですけれどもジニアそれで今は品種改良されてどんどんと花が咲くようになってるという事もプラスの原因かもしれません。
へえ〜すばらしい。
今回意外だったのが開花期間なんですよ。
和名が百日草という名だけあって100日…3か月以上咲いてくれるのかなと思ってたんですけど。
みんなね100日咲くと思ってるんですよ実は。
でも例えばこの花大体40日ぐらいで実は咲き終わってしまうんですよ。
そこで一手間加える事によって花の数も増えてくるし時によっては10月の末まで100日も花いっぱい楽しむ事ができるんですよね。
一手間加えれば100日咲かせる事もできるんですか?そうです。
正確に言えば花の咲いてない時期もあるんですけれどもトータル的には100日以上見られるよという事になります。
100日楽しめるテクニック是非教えて下さい。
はい。
お願いします!そのまま育てると40日ほどで咲き終えてしまうジニア。
でも…めざせ100日!ジニアを100日楽しむというのが今日のテーマ。
どんな事をしたらいいんでしょうか?まずはやるべき事が3つあります。
3つ。
何でしょう?まず1つ目は「日当たり」。
直射日光が大好きな植物ですからよく日の当たる場所に置いたり植えたりするという事です。
日ざしに強いんでしょうね。
はいそうです。
それからもう2つ目は「水はけ」。
水はけですか。
加湿に弱いので植える時に腐葉土を入れて植えつけをしたりとかあとは植える時に草花培養土特に水はけのいいものを使ってもらう。
でなければ鉢底石をようけ敷いたりするという事です。
そして3つ目は?「切り戻し」をするという事です。
切り戻しをする事によって花が長く咲いて枝も増えていっぱい咲くよという事になります。
花数が増えるわけですね。
切り戻しって摘心ってあるじゃないですかあれとは違うんですか?まあ内容的には同じですね。
切っておく事によっていっぱい枝も増えるし花も増えてくるよという事になります。
例えばこちらのような株ですね。
ちょうど今花が咲いています。
ただこのままだと40日で花終わってしまってという事なんですよ。
だからこれ花が終わったら切り戻しておく事によってもっともっといっぱい花も咲くし枝も増えるよという事なんですよ。
花が終わったらという事なんですが花びらが変色してきたりその花が落ちたらって事なんですか?そのように一般的には見えるんですけども実はこれの花というのはこちらの中央に黄色くなってるもの。
ちっちゃいかわいいのいっぱいリング状になってますよね。
黄色いかわいい。
じゃあこちらを見るって事なんですか。
ですからもっともっと咲いてきて真ん中がちょっとだけくぼんできたらそろそろ切るよというサインになるという事なんですよ。
花の終わりのサインは中央部分のくぼみ。
花が咲き進むにつれこのくぼみがだんだんと小さくなります。
咲ききる前ですね。
そういう事です。
じゃあどの辺切ったらいいですかね?この場合にはもうこのようにわき芽が出てますから…。
これがわき芽なんですね。
出てますねこちら。
ですからこのわき芽の上で切っておくと。
じゃあここの部分で切ります。
このような状態で切っておくと。
わき芽のある節の上で切るとわき芽が育ち花が咲きます。
わき芽が出ていない株を切り戻す時は花とその下の節を一緒に切ります。
すると葉の付け根からわき芽が伸びてきます。
この株見て下さい。
これ切り戻しをして30日後の株。
これはわき芽があった状態だったんですか?わき芽のない状態。
それがこのように出てくるという事ですのでなくても心配しなくて大丈夫だよと。
ほらもうつぼみまで出てきています。
あっという間に咲いてくるわけですね。
ですからもうじき花が咲くよと。
まさに花数倍増。
でもでももっともっと花を増やしたいわけですから切り戻しまたしておけば今度はこっちのちっちゃい芽も伸びてくるから2回で終わらせない。
3回咲かせなきゃ。
そういう事ですか。
2度目の切り戻しは最初の切り戻しからおよそ60日後。
2回目に咲いた花が終わる頃です。
同じように花とその下にある節を一緒に切ります。
すると再び葉の付け根からわき芽が伸びて3回目の花を咲かせます。
お〜!たった2回の切り戻しでこんなにたくさん花が咲くんですねえ。
そうですね。
最初の切り戻しから2回目の切り戻しまで花が咲くまでは約90日間。
多少の地域の差はあるにしても7月中に切り戻しをして9月中にもう一回切り戻し2回目をしてという事をすると10月の末までには3回目約100日間長く花を楽しむ事ができるんです。
まさに百日草。
という事は「日当たり」「水はけ」「2回の切り戻し」これが100日楽しむポイントですね。
そうです。
あなたはどんなジニアがお好みですか?草丈のあるタイプからミニタイプまでジニアの品種を高さ別にご紹介します。
一重咲きジニアの代表的な品種…たくさんの小花を咲かせます。
直径3cmほどの小さな八重咲き…赤と黄色のグラデーションが色鮮やかです。
ひざ丈ほどに育つ丈夫な品種…豊富な花色が夏の花壇を彩ります。
「ザハラ・スターライトローズ」はピンク色のラインが印象的なジニア。
気温が高くなるとピンクの花弁が薄く変化します。
草丈70cmほど。
スラリとした姿の…植えつけ後はよく広がって咲く品種です。
スモーキーな花色が印象的な…秋には80cmほどの草丈に育ちます。
大きさや色形とさまざまなタイプがそろうジニア。
今から100日間途切れる事なく花が咲き続ける花壇を作りましょう!まずは土作り。
ジニアが好む水はけの良い土を作るため全体に腐葉土を混ぜます。
更に緩効性化成肥料をまいて耕します。
植えつけるジニアはこちら。
草丈の違う品種を3つ用意しました。
まずはレイアウトですね。
ポイントはありますか?これから大きく育ってくるのであまり詰めないようにして大体20〜30cm間隔になるように幅を持っていくという事です。
株間は20〜30cm空けるという事ですね。
そして後方に背が高くなる種類を置いて手前にだんだんと低くなるようにと。
これも間ですね。
間です。
レイアウトが決まったら植えつけます。
このぐらいだったら根鉢くずさないでいいです。
そこまで伸びてないですね。
例えばこちらの場合は根がいっぱいになってると思います。
もう全然違いますね。
でもこれも極力くずさない。
ちょっとぐらいはいいけれどもまあくずさなくてそのまま植えつけても大丈夫です。
それはなぜなんですか?暑い時期なので根をくずしてしまうと植物弱ってしまいます。
なので基本的には…このぐらいだとよくくずせって言いますけれどもくずさなくても大丈夫です。
それとあとは深植えにならないように前の土の高さと同じ。
だからここが土の表面になるような形で植えつけをしていくという事です。
ちょっと見えるように。
ですのでこうやって掘って…。
深植えしないんですね。
深植えしすぎないという事です。
深植えしちゃうとどうなっちゃうんですか?加湿になって根が弱くなってしまう。
だからこのような状態でちょうどこういう感じで見え隠れする程度に植えていくと。
このままだとグラグラしてしまうので少ししっかりと株元を押さえといてやると。
最後押さえるんですね。
それがポイントになります。
はいこちらで植えつけ…。
はいOKです。
植えつけ完了です。
きれいに埋まりましたね。
夏をカラフルに彩るジニアの花壇。
草丈の低いタイプを手前に。
後ろには高いタイプを植えて奥行きのある仕上がりに。
この花壇を絶え間なく咲かせる「100日ジニア天国」に。
そのコツが「切り戻し」です。
こちらを100日間楽しむためにはやはりあの切り戻しですか。
そうです。
切り戻しを一斉にしてしまうとしばらく花を楽しむ事ができなくなってしまうわけです。
ですので植える時期をずらしてみたり切り戻しをする時期をちょっとまたずらす事によってその生育に差が出てくるので長く花を楽しむ事ができるという事になるんです。
では切ってみましょうか。
もうこの花ほらもう真ん中までいっぱいモリモリとしてきてますから終わりの花ですね。
ですので1枚葉っぱがある下のこちらここで切ります。
こんな感じ。
1節下で切ります。
ちょっとやってみて下さい。
僕もじゃあやっちゃいます。
1つ下ここですね。
出てますもんねこちらから。
ちょっと茎を残しておいて下さいね。
少し残して切ります。
これ全部切っていいわけじゃないですよね?全部切ってしまうといきなりなくなってしまうのはさみしいので傷んでるような花だけとりあえずは切っておくという事ですね。
一斉に切り戻さないという事ですね。
でなければ1個置きに切っていくとかという事で全部が一度でなくならないようにしてほしいという事になります。
切り戻すタイミングをずらしていくと。
そして植えるのもずらすといいって事でしたね。
そうですね。
まだこの隙間空いてますからいくつか植えておけばない間もそちらが花が咲いていてという事で追いかけ追いかけで長く花を楽しめます。
常にジニアはどれかは咲いているという事で。
そういう事です。
そうすれば100日楽しめるわけですね。
はい。
切り戻しは一斉に行わず10日前後の日にちを空けて少しずつ切り戻す。
これが秋まで100日ジニアを楽しむコツです。
金子さん強烈な日ざしにも負けないジニア。
これ夏のガーデニングには持って来いですね。
もちろん持って来いです!夏お薦めのジニアです。
長くみんな花を咲かせてもらいたいですね。
100日楽しみたいですね。
そうです!今日の主役は「セキショウ」。
細長くとがった葉が特徴。
高温多湿に強く日本の夏にピッタリの植物です。
今日はセキショウで和モダンな寄せ植えを作ってみましょう。
担当講師はこの方です。
今回は縦のラインを意識してスッキリとモダンな印象に仕上げましょう。
セキショウの葉っていろんな色があるのねえ。
どれがいいかなあ?今回は黄色みがかったこのセキショウを選びました。
太陽の明るい光のような黄色が夏にピッタリでしょう?上へとスッと伸びた黄色の葉が明るさを与えてくれます。
次は器を選びましょう。
今回は四角い鉢を選びました。
四角だと縦のラインが強調されるのでシャープなモダンな印象に仕上がります。
色は爽やかな白。
紙をクシャッとしたような表面の凸凹模様が特徴です。
続いて主役を引き立てる脇役選び。
脇役には主役とは高さの違うものや姿の違うものを選びます。
すると寄せ植えに変化が生まれますよ。
竹のようにまっすぐに伸びたトクサ。
縦のラインを強調してくれます。
平らな葉のミツバ。
寄せ植えを引き締めるため濃い色を選びました。
材料がそろいました。
植えつけましょう。
レイアウトをしましょう。
今回は左右非対称に配置していきます。
まず中心になるものから決めましょう。
次に背丈のあるものを後ろに置きます。
そして最後にミツバを後ろと前に配置します。
左右非対称にするとどんな効果があるの?左右非対称に配置すると余白が生まれます。
余白があると景色の広がりが感じられるようになります。
草花用培養土には元肥として緩効性化成肥料を混ぜておきましょう。
器に少し土を入れたら…。
草丈の高いトクサからレイアウトどおりに植えつけていきます。
次にセキショウを植えつけます。
セキショウを植えつける時にはセキショウの向きに気を付けましょう。
横広がりのままにセットするとトクサにぶつかって窮屈な感じがします。
多少方向を変えると前後に広がりが出て奥行きが出てきます。
なるほど〜。
向き一つで印象が変わるのね。
残りの植物も植えつけます。
最後に炭で出来た園芸培土を敷き詰めて見た目を良くします。
セキショウで作った和モダンな寄せ植え完成です。
配置をくずした事でより自然な雰囲気になったね。
まるで小さな和風庭園みたい。
一年中緑が楽しめる寄せ植えです。
是非皆さんも作ってみて下さいね。
次回はアンゲロニアでシックな寄せ植えを作ります。
「花信〜こころ咲かせる〜」。
今日は母の言葉を伝えてくれた百日草の思い出です。
「『毎日たくさんの花が咲くんだよ。
百日も咲いているから百日草っていうの』。
母はそう言って育てた百日草の苗を私に手渡してくれました。
闘病中だったため遠出ができなかった母は毎日花を眺めながら手紙や文章を書くのが日課でした。
しかし2人でたくさんの花苗を購入し春の訪れを楽しみに語ったその翌日母は77歳で突然この世を去りました。
自宅の庭ではあの日母からもらった百日草が『元気を出して!』って私を励ますように色鮮やかな花をたくさん咲かせていました。
ほんのひととき母に会えたような気がして『大丈夫だよお母さん』と心の中でつぶやきました」。
2015/07/10(金) 21:00〜21:25
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「ジニアを100日楽しもう!」[字]
7月特集“暑さに強い花”第一弾。和名は百日草。長く咲かせるポイント。花壇で100日楽しむアイデアを提案。<コーナー>寄せ植えアプリ・セキショウ×和モダン/花信
詳細情報
番組内容
7月特集“夏の主役!暑さに強い花”第一弾。ジニアの和名は百日草。長く咲かせるポイントは3つ。「日当たり重視」「水はけを良く」「切り戻し」。7月と9月、短く切り戻すことで分岐を促し、花数が増す。花壇で100日楽しむアイデアも提案。草丈が異なる品種を組み合わせ、切り戻しのタイミングをずらせば花が途切れない。ナビゲーター:三上真史(D−BOYS)<コーナー>寄せ植えアプリ・セキショウ×和モダン/花信
出演者
【講師】園芸研究家…金子明人,山口まり,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,恒松あゆみ
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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