今日は水。
ホースに入れて持ち上げる。
高いぞ。
これはなんの実験？だれもが当たり前だと思っている自然の法則や科学の知識。
でもそれは本当なのでしょうか。
答えはやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
あ…。
飲まれちゃう。
あれ？ジュースが動いてる？チューブでジュースを吸ってグラスに入れるとジュースが勝手に出てきた。
今度はジュースが動かない。
何がちがうの？動いてるほうはジュースの量がちがう。
水面の高さに差があるんだ。
高さがちがうと高いほうから低いほうにジュースが流れるんだね。
ついたてを置いたんだね。
チューブを高くしても流れるのかな？流れた。
高くても流れるんだ。
１ｍ？乗りこえられるのかな？乗りこえたぞ。
お？水面の高さを上げるとさらに流れていく。
ということで今日は水がどこまで高さを乗りこえられるか。
水のハイジャンプにちょう戦だ。
準備したのはグラスの代わりに水そう。
送る側の水そうを高くして受ける側を低くした。
ジュースの代わりに水を使うよ。
準備したホース１２ｍ。
入れた水が抜けないように水そうに入れるまでせんをしておく。
作業車で上がるのか。
高いね。
水面から５ｍ。
送る側の水そうにホースを入れて…。
さあ水は流れるかな？出口のせんを抜く。
出た！水は５ｍを乗りこえた。
よし。
どんどん上げていこう！あれ？ホースがぺちゃんこだ。
水が流れづらそう。
かえなきゃ。
これは太い。
しかもじょうぶそうだ。
持ち上げる場所に金具をつける。
重いからクレーンで持ち上げる。
「大科学実験」らしくなってきたね。
送る側の水そうにホースを入れて準備完了！高さは…８ｍ。
出てるかな？色紙を入れて流れを確かめよう。
流れてるね。
８ｍクリアー。
そのまま上げていこう！９ｍ８０ｃｍ。
９ｍ９０ｃｍ。
１０ｍ。
あれ？１０ｍで止まった？ホースを下げてみよう。
流れ出した。
もう一度上げよう。
また止まった。
１０ｍで水は止まっている。
１０ｍが限界なのか。
ポンプだ。
水の出口にポンプをつけて水を引く。
どうだ？水が下がってきたぞ。
右のポンプで引いてるほうの水が下がってる。
でも左のほうは上がっていかない。
右だけポンプに引っ張られたのか？どうしたら１０ｍ以上上げられるかな？おす？どうやって？ふたをして…。
空気入れ。
そうか。
空気をおしこんで空気で水をおすんだ。
用意はい！上がってきたぞ。
上がった。
水をおす空気の力が水の上がる高さを決めていたんだ。
今回の大実験で水は水面の高さに差があれば勝手に移動することがわかった。
また水面をおす空気の力との関係でふつう水は１０ｍよりも上には上がらないことがわかった。
だからやってみなくちゃわからない「大科学実験」で。
2015/07/10(金) 15:30〜15:40
ＮＨＫＥテレ１大阪
大科学実験「水のハイジャンプ」[字]
サイホンの原理を使うと、ホースの中を水が自ら進むように見える。では、ホースの高さを上げていくとどうなるだろう。大規模な装置で、気圧との関係を学ぶ。
詳細情報
番組内容
スケールの大きな実験をスタイリッシュな映像で描く科学教育番組シリーズ。今回はサイホンの原理を使って、水がホースを進む実験。ホースの高さを上げていくと、１０メートルで水が上がらなくなることを観察し、気圧との関係を学ぶ。さらに、水を送り出す側の気圧を上げると、１０メートル以上、上がることを実験する。
出演者
【語り】細野晴臣
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 宇宙・科学・医学
趣味／教育 – 中学生・高校生
趣味／教育 – 幼児・小学生
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード（ステレオ）
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32721(0x7FD1)
TransportStreamID:32721(0x7FD1)
ServiceID:2056(0x0808)
EventID:7617(0x1DC1)