小説や漫画、エッセーなどに描かれている料理に食欲をかきたてられることはありませんか?村上龍がつづる珠玉の一品。
グルメ漫画の金字塔から究極の味覚。
「こりゃ本当に死ぬ!美味
(おい)しくて!」。
「この中身はサバだわ!」。
「はい。
しめサバのサンドイッチです」。
有名作家が描く料理を完全再現する…きょうの「BSコンシェルジュ」は極上の料理をたっぷりとお届けします。
おなかが、すいているあなた必見ですよ。
「BSコンシェルジュ」「びぃコン」!もう本当に、いろいろおいしそうなものが。
うん、うんと言いながら…。
なんですか?あの溶き卵のとろーっていう映像。
あれ、イエローカードですよ!白いごはんが今すぐ欲しい!どんどん、どんどんおなか、すいてきますけれどもね本日のゲストをご紹介しましょう。
「本棚食堂」主演俳優の中村蒼さんです。
よろしくお願いします。
中村さん、本当に見るだけでおなかがすいてくるドラマっていうのがあるんですね。
僕も、すいてます。
出てくるお料理、お料理がすべて刺激されるオンパレードといいますかフルコース状態じゃないですか。
いろんな種類サンドイッチとかありますしパスタもありますし肉料理もあるしって本当、いろいろあるんで作ってても楽しかったです。
やっぱり料理のシーンの収録に臨まれるときっていうのは?やっぱり、別のシーンを撮影してても休憩時間とかにごはんを食べるシーンはいついつらしいよって話をして楽しみだねっていう話をしたりとかしてたんでみんな楽しみに待ってましたね。
この「本棚食堂」一体どんなドラマなんでしょうか。
こちら、ご覧ください。
主人公は2人組の少女漫画家。
中村蒼さん演じる真田錦と柄本時生さん演じる山田二郎です。
2人は、グルメ漫画家を目指していましたが少女漫画家としてデビュー。
ペンネームは姫川ロザンナ。
現在、超売れっ子ですが…。
いつも締め切りに追われる日々。
あー、やばい!マジでやばい!まずいですよ。
とにかく急がないと!とにかくマッハで描きましょう。
いや…やっぱ急いでももう無理だな。
素直に謝るしかねえよ。
だったら、頭丸めますか?そっちのほうが反省してる感じしますよね。
なるほど!これ、途中じゃねえか!さっさと描け!2人は、目の前の現実に耐えられなくなると…。
決まって逃げ込む場所があります。
ここは、秘密の書庫。
グルメ漫画家になるために集めた大量の本が眠っています。
神様…食と同化しようとする私をお許しください。
「えっ。
それじゃチャーハンに使うのは皮の部分ですか?」。
「はい。
普段は食べない部分を使います」。
スイカとチャーハンって合うんだ。
そして、料理に取りかかります。
(2人)できた!合う!これが殺し屋の味か…。
しかし、待っているのは現実。
やばいっすよ。
もう…急げ!このドラマ単なるグルメドラマではなくてまたおもしろいスタイルですよね。
小説とか漫画とかに実際あったものを作るんですけど実際、僕も漫画とか見てて皆さんあると思うんですけどこれ食べてみたいなとかどういう味なんだろうとか思うと思うんですけどそれを実際に具現化してみて実際、食べてみてさらに想像してたよりおいしかったっていうのがたくさんありますし。
料理をするシーンの中で自分が一番、意識したことってどんなことですか?僕は料理が全然できないんですけどだから、どうしても切ったり鍋を振ったりをするとことかは真剣な顔になって、顔が割とこわばっちゃうんですけどでも、役柄的にはすごく楽しんでもっと余裕のある感じなんでちゃんと、やるとこはやるけどある程度、適当にやっていいとこは、やるみたいなそういう本当、余裕な感じとかはすごい意識しましたね。
これって本当?みたいなちょっと突っ込みたくなるようなお料理も出てきますよね。
先ほどVTRにもありました西瓜チャーハンだったり…。
西瓜チャーハンとか本当、え?って感じですよね。
しめサバとかも。
僕が作った料理なんですけどそれを2人で持って机に並べるっていうとこがあって時生君とか、それを見ながらお前の作ったのなんか微妙じゃない?みたいな感じで見るんですけどそんなこと…絶対おいしいよって実際、食べるシーンで時生君が食べてすごいおいしいって言ってました。
実際に、おいしかったっておっしゃってるのには一つ、秘密もありましてこうした料理を再現するにあたってはスタッフの方特にフードコーディネーターといわれる方々が実際のお料理作られるわけですがその中には、料理の工程とかここで何グラムとかってことが全部書いてあるわけではない。
ですから、その行間を読みながら想像しながら実際に味を決めていく。
あと、私たち映像で見てうわ!おいしそうって思うその見た目ってのも、結構こだわりがあるんだそうですね。
そうですね。
盛りつけ方にも、もっとふわっと盛り上がってるような感じで盛りつけたりとかそういうのも、すごい先生とかもこだわってましたね。
盛りつけなんかは実際にシーンでおやりになるんですよね?のせて、できた!ってやって。
でも、できた!でカットってかかったあとにもう一度、撮りなおしますって先生が来て…。
もう一回か…ですよね…みたいな。
うまくできなかったなみたいなのはあります。
自分では、こん身の?割と、そこが緊張する。
そこは緊張するというか完成品がすごい大切なんで…。
でも、時々、これだったら自分たちもできるんじゃないかっていうのもあるんですよ。
でも、時生君も僕もここは、僕たちがやらせてくださいって。
僕たちにやらせてください。
できるんでっていうぐらいのなんていうかメンタルがなくて…。
だから、みんなが準備してるときにやるんですよ練習って感じで。
現場で監督の見えるところとかで何気なく切ってみたり。
だから、時生君と俺たちは、なんにもできないと思われてるぞみたいな。
少し練習したほうがいいなみたいになりましたね。
実際にお料理はされるようになりました?その後。
即答でしたか。
本音が、ぽろっぽろ出てますねきょうはね。
先ほどからね、時生君、時生君という表現で出てますけれどもこのドラマ、柄本時生さんとのダブル主演ということなんですがお話伺って、仲よさそうですね。
はい、そうですね。
なんか、年1ぐらいでご一緒する機会があるんでもう、すごく仲よくやらさせてもらってます。
その柄本さんにお話先日、私、伺ってきましたのでご覧いただきましょう。
中村さんのこともね語っていただいてますよ。
監督さんから何か、こうしてくださいっていうようなことってなんかあったんですか?笑顔って言われましたかね。
なんか、料理の本棚に入った瞬間に、これから料理できるぞっていうのでちょっと笑顔になるとかそういうところは結構、言われましたね、演出では。
笑顔、自信ありますか?そんなに、なんか…。
分かんない…。
笑顔って苦手です。
それでいうとねこの写真もそうですけど中村さん笑顔、キラキラしてますよね。
2人でその料理をしているシーンがとっても幸せそうだなって思ったんですけどどっちが料理うまいんですか?どっちだろう…。
いくつか、最近、本当に料理を始めてやってるんですけど…。
たぶん、僕のほうがうまいんじゃないかなとは思うんですよね。
自信あり?たぶん…。
味だったら僕のほうがまだいいんじゃないかなと思います。
味では僕だと勝利宣言、出ましたけど。
いや、そのとおりだと思います。
時生君のほうが器用だと思うんで。
自慢の肉じゃがは食べたことありますか?いえ、ないですね。
時生君が料理してるの最近、始めたって言ってたんで全然、食べたことないですね。
現場に差し入れみたいな…。
そういう時生さんもすてきだなと思いましたけれども。
そして、笑顔、腹立つわっていうお話もありましたがいかがですか?いかがですか?ですか…。
ちょっと難しい質問してしまいましたが。
ご自分では自分の笑顔に自信あります?ないですよ、ないですよ、全然。
普通にしてる…。
特に意識したことないんで…。
時生君の笑顔もすごい、すてきですよ。
見てて、こっちもおもしろくなる。
顔がおもしろいんで。
ぼそっとすごいこと言いましたね。
顔がおもしろいんだって言いましたよね、今。
もともと仲がいいというか知ってるっていうのもありますしあと、ちょっとしたコメディー要素というか笑えるシーンもいくつかあるのでそういうところで普通に素で楽しんでるところもありって感じですかね。
柄本さんって、どんな人ですか?おもしろい人ですね。
見た目も、おもしろいですし。
でも、すごい映画とかめちゃくちゃ見てて現場のこととかすごい見てるんですごい大人だなって感じるときもありみたいな感じです。
もう一つ、このドラマの見どころの一つが書庫に行って朗読をする、作品を読みながら妄想をするシーンですけれども柄本さんにも、この朗読の部分どんなふうにやってらっしゃるのか伺ってきましたのでご覧いただきましょう。
朗読で表現をしていくってなんか気をつけたとことかってあります?すごい考えます、本当に。
そういうのも全体的に考えましたね。
どの部分が、一番難しかったあるいは、どの部分一番、意識したってありますか?この文章の中だと。
「あっという間にチーズは液化し周囲に流れ出す」。
なんか、こういう抽象的なというかイメージが出やすいところは…。
「胃がキュッとなった」って言うよりも「胃が、キュッとなった」とかっていう言い方のほうが…。
柄本さんの朗読に対する取り組みというかこだわりというか。
感情が乗る部分っていうか見てる人がおいしそうと思う部分は少しはやっぱり、そこをなんか強弱をつけるじゃないですけどそういうふうにしないといけないんで時生君のアフレコとか僕も一緒にやったんで聞いてて、すごくイメージしやすかったですし上手だなと思いました。
中村さんが朗読するにあたって意識していたことって何かありますか?漫画とかは特に絵が描いてあるんで2人とか3人とか登場人物が出てきたりするんですけど。
一応、その役になってというかそれっぽく言ったほうがいいのかなと思ってなんとなく言ってみたりするんですけど割と監督はフラットだとかそんなに気にせず普通な感じで言ってもらって結構ですっていう感じでしたね。
実際に、その作品として出来上がったものをご覧になってどうでした?実際に見てる映像もありますし作ってる音とか絵とか流れてたんでこういうことかと思いました。
だから声は全然、普通でも伝わってくるしおいしそうとか、楽しみっていう気持ちも伝わってくるんでそういうことかというふうには思いました。
この朗読とともにさまざまなお料理が登場するわけですけれどもこの先にどんなものが登場するのかちょっとだけご紹介しちゃいましょう。
第2話はパスタ料理が登場します。
味の想像は全くつかないけど俺も海を食べてみたい!第3話は男飯がテーマ。
男の中の男といえば、これでしょ。
辛口のカレーにレアのステーキまさに男飯だ。
実は、この「本棚食堂」そのドラマの中で登場するお料理を皆さん、ご家庭で作っていただくこともできるんです。
どういうことか。
(観客)えー!すてきな反応ありがとうございます。
放送後にですね番組のホームページがありましてレシピが発表されるんですね。
先ほどのステーキカレーですけど材料、ちゃんと細かく2人分の材料が記されてますし調理の工程もきちっと書かれている。
これどおりに作れば中村さんの食べた、あの味が一緒に味わえるということなんですよね。
これ早速、私作ってみたんですよ。
ちょっと牛肉はねお財布的にだったのもあったんですけれども先日放送されたニラ豚の回を作ってみたんですが本当に冷蔵庫にある食材でちゃちゃちゃっとできますし実際に阿川佐和子さんのエッセーなんですけど阿川さんがこれを作って食べてらっしゃるんだなって。
自分の目の前に自分が作ったニラ豚さんがドーンっていると思うとなんだか、うれしい気持ちが込み上げてきますよね。
実際、出てきたときにはなんか、うれしいというかなんか、ちょっと別世界に入ったというかそういう不思議な感覚ですよね。
見て楽しい、食べておいしいっていう、ぜひ皆さんも2次元を3次元化していただきたいと思います。
作ってみたこと、あります?と、ここで毎度おなじみびぃコン通信。
BSで放送される注目の番組をピックアップします。
一応、2人いますよ。
ビートたけしさんが日本の芸能史を独自の視点でひもとくザ・プレミアム「たけしの“これがホントのニッポン芸能史”」。
今回のテーマはコントです。
特別ゲストは志村けんさん。
知られざるコントの舞台裏に迫ります。
稽古のうちに全部出しちゃうんですよ。
それを本番でやれとかって。
アドリブで全部出して、それをアドリブらしくやってるだけで。
さらに、おなじみのコントのテクニックを紹介。
そんな、自分でやったの?アジア最後の秘境といわれるミャンマー。
亜熱帯の密林の奥深くに一年中、雲に覆われた山があります。
ミャンマーの最高峰カカボラジです。
長い間、外国人の立ち入りが厳しく制限されてきました。
この山に3人の日本人登山家が挑みました。
しかし、想像を超える危険が待ち受けていました。
だめだ、こっち下りらんない。
ロック、ロック、ロック!2か月にわたる過酷な冒険を追った…どこを切っても味わいたっぷりの、このドラマ「本棚食堂」ですが最後に見どころを教えてください。
料理以外にも僕の家族が真田錦の家族が出てきたり時生君が演じた山田二郎さんの家族が出てきたりとかあとは、僕は少女漫画描くにあたって男性キャラしか描けないんですよ。
時生君は女性キャラしか描けなくてその理由が明かされたり料理以外にも人間もようが今回はたくさん描かれているのでそちらのほうもぜひ楽しんでくれればいいなと思います。
本日のゲスト俳優の中村蒼さんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
では、最後に「本棚食堂」に登場するおいしそうな料理を、もう一度!また来週!・「さあ翔け出そうよ、」2015/07/10(金) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
BSコンシェルジュ「2次元グルメドラマ“本棚食堂”〜中村蒼〜」[字]
7月7日からBSプレミアムで放送を開始した2次元グルメドラマ「本棚食堂」を紹介。ゲストに主演の中村蒼さんを招き、グルメドラマの魅力を伺っていく。
詳細情報
番組内容
2次元グルメドラマ「本棚食堂」(BSプレミアム・7月14日・火曜夜11時15分〜)を紹介する。ドラマでは、男二人組の人気少女漫画家「姫川ロザンナ」が、締め切りに追われて現実逃避する中で、小説・漫画・エッセイなどあらゆる書物に登場する料理を完全再現。ゲストに主演の中村蒼さんを招き、グルメとドラマが組み合わされる番組の魅力を語る。また、VTR出演で柄本時生さんが、収録秘話を紹介。
出演者
【ゲスト】中村蒼,柄本時生,【司会】秀島史香,真下貴,【語り】安井絵里
ジャンル :
情報/ワイドショー – 番組紹介・お知らせ
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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