ここは東京都内にある公園。
シニアの人たちが大勢集まっています。
皆さんが手にしているのは街歩きの地図。
実はこちら大田区で行われている街歩き旅のツアーなのです。
ここ大田区ではさまざまなコースを設け年間で60回のツアーが行われ人気です。
街歩きの地図は図書館など区の施設や商店街に置かれています。
人気の秘密は何でしょう?この日行われたのは昭和初期に小説家や画家が住んでいたゆかりの場所を巡る3時間半のコース。
ガイド付きで500円と格安。
参加者の多くが地元の人たちです。
訪れた墓地には詩人で小説家の室生犀星の句が彫られた石碑がありました。
地域を再発見できるのが街歩きの魅力のようです。
今気軽に参加できる街歩きは全国に広がっています。
新潟市で人気なのは江戸・明治の面影を残す港町巡り。
長崎市では専門家と炭鉱を巡ったり食べ歩きをしたりさまざまなツアーが催されています。
今回は街歩き旅の人気の秘密を探り実践するためのノウハウをお伝えします。
鎌倉では「手作りの街歩き」そのコツを紹介。
東京の中心部にある隠れたスポット。
そこは…さらに京都では脚を鍛えて健康を目指した街歩きがあります。
膝や腰が疲れない歩き方のコツや今の季節気をつけたい熱中症対策まで。
「街歩き旅」の魅力と楽しみ方をたっぷりとお伝えします。
「団塊スタイル」風吹ジュンです。
アナウンサーの高橋淳之です。
今回は国井さんがお休みのため私が代わりに司会を務めます。
どうぞ風吹さんよろしくお願いします。
今日は「街歩き旅」。
なさいますか?街歩き好きですよ。
楽しいですもの。
それで手軽にできて。
高橋さんは?私もね仕事で各地へ行った時は時間を見つけてとにかくよく歩きます。
でも今日はね私よりももっと旅好きの方をゲストにお迎えしています。
ヨネスケさんです。
はい。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
歩きというと何かヨネスケさん!というイメージですけども街歩きは?もう日本全国ロケで行ったけども大好きですね。
どんなところがね楽しいんでしょう?あのね人情に触れ合うというか。
その地方その地方の人情とかそれから家並みとかいろいろあるので全然違いますよね。
さてまずは団塊の世代に大人気のこの街歩きですけれどもカルチャー教室でも街歩き講座というのが開かれています。
その様子を取材しました。
東京・千代田区。
駅前にツアーの人たちが集まっています。
皆さんおはようございます。
企画したのは…参加者のほとんどは50代から60代の女性。
古くから学生街として知られているこの界隈の歴史的な建物や古書店街を歩いて巡ります。
街歩き旅のスタートです。
歩き始めてすぐに一行が訪れたのは…。
ビルの合間に建つ古い教会です。
造られたのは明治初期。
この聖堂は国の有形文化財に登録されています。
聖堂内のすべての窓を覆うステンドグラス。
ミサのない日は無料で見学ができるのです。
こうした隠れた建造物を訪ねるのが「津田さん流街歩き旅」のポイントです。
シニア世代の知的好奇心をくすぐる場所です。
次に向かったのは読書好きの人にはたまらない神田神保町。
昔ながらの古書店街には150軒余りの店が並んでいます。
皆さん本を前に心を躍らせていますね。
こちらの女性は小説を夢中で読んでいました。
あら?参加者のほとんどが古書店街を知っていたものの実際に訪れた事のある人は少ないようです。
街歩き旅が始まって1時間皆さんちょっとお疲れのようです。
休憩を兼ねて喫茶店に入る事になりました。
そっちこっちそっちとあります。
開店から60年になるというこの店昔ながらの雰囲気をそのまま残しています。
一息つく時にこうしたレトロな店を選ぶ事で旅の気分を演出できるのだと言います。
買い物に立ち寄ったのはかるたの専門店です。
地元に根づいた店に行くのが街歩きの楽しみ方の一つ。
女性はやはり買い物が好きですね。
今回のメインとなる場所に向かいました。
津田さんがお薦めする大都会の隠れた名所です。
昭和3年に建てられた学士会館。
大学の交友の場として使われている場所です。
廊下や階段には赤じゅうたんが敷き詰められています。
事前に予約をすると無料で館内を案内してもらえます。
お金をかけずに楽しむのも津田さん流です。
昭和初期の面影を残す格式高い装飾の施された宴会場。
年間50本近いドラマやコマーシャルの撮影がここで行われています。
「倍返しだ!」のセリフが流行したあのドラマのクライマックスもここで撮影されました。
そして同じ建物にあるレストランでランチタイム。
かつて新渡戸稲造や菊池寛が訪れたと言われる歴史のある店です。
フランス料理のフルコースメインは牛ヒレ肉のグリル。
ちょっとぜいたくするのもたまにはいいですね。
店選びにも津田さんのこだわりが…。
どなたかと来る時に…。
およそ4時間をかけ歩いたのはわずか1キロ圏内。
皆さん満足したようです。
いや〜楽しんでいらっしゃいましたよね皆さん。
行ってみたい!私もこのツアーは楽しそうです。
ここでもう一人専門家をお招きしています。
VTRにも登場されました旅行ジャーナリストの津田令子さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
街歩きというのをなぜ広げていこうと?まずとにかくシニア世代の方々が時間とお金があると。
以前は海外に行っていました。
ところが今は海外ではなくて国内だと。
でも国内でももっともっと行ってないのは意外に自分の近くだったと。
ご近所観光というんでしょうか。
あと身近な所ほど後回しにする。
そうですよね。
先ほどVTRにも「通ってたんだけど建物に気付かなかった」っておっしゃってましたよね。
そうなんですね。
最後でいい最後でいい。
いつでも行けるって思いがちですよね。
なので意外に行ってないのは自分の近くだったという。
意外に観光で連れてってもらうと定番の所ばっかりなんですよ。
こういう所ってまず例えば東京に来た人が東京見物するにでも定番じゃないじゃないですか。
違いますね。
これがいいね。
あとやはり例えば親の介護だったりとかでなかなか1泊する事ができないという方は街歩きだと気軽に半日ぐらいで十分楽しめますよね。
それもやっぱり今シニア世代に受けている理由じゃないでしょうか。
ちょうど4時間っていい時間じゃないですか。
これ以上長いと…。
ちょっと疲れちゃうかもしれない。
やっぱり気分転換でふら〜っと歩くにはちょうどいい時間じゃないですか。
…だと思います。
今朝思い立ってそれから天気が良かったらじゃ自分で行ってみようって事もできる訳です。
あれ全体でおいくらぐらいなんですか?費用は。
実費というのは喫茶店とか食事とかですか。
そうです。
ではここでNHKネットクラブで行ったアンケートでもこんな声がありましたのでご紹介しましょう。
それからもう一人。
…という事なんですが。
とにかく自分たちでテーマを1つでも持つという事ですね。
目的を持つ?目的を持つという事です。
(ヨネスケ)例えば?例えば今回は異文化に触れるんだとか1つ。
それから道端の雑草を見たいんだとかですね。
何でもいいんです。
自分が興味がある事自分がやってみたい事を1つだけでもいいから持つ事ですね。
見方を変える。
視点を変えるって事なんですね。
僕ら結構スタジオにいるじゃないですか。
僕は地方行くと里山や何かとかロケ地行くと本当に今ですと緑の青さ。
半端じゃないんですよ。
その緑を見にいく。
あと小川なんかも結構…。
そうですよね。
あるじゃんあの音!あの音聞くだけでもいいですよね。
癒やされます。
有名な観光地ほどね京都とかもう何か見てしまった感があって「今どこ行くのかな?」ってあんまり考えつかなかったりしますよね。
そうなんです。
でもそれも同じ事なんですね。
視点を変える。
オーソドックスなものではなくて1つやっぱり何か目的を持って。
今回はとにかく舞妓さんに出会いたいんだと。
舞妓さんが立ち寄ってそうなどこかに行ってみたいんだとかですね。
何か目的を今までとは変えてみる。
そうすると鎌倉も京都も奈良もまた変わったものになっちゃうんです。
そんな目的を持った旅津田さんのアドバイスをもとに「手作りの街歩き旅」にチャレンジした皆さんがいます。
ご覧下さい。
「手作りの街歩き旅」舞台は鎌倉です。
年間およそ2,200万人が訪れる有名な観光地で一味違う街歩き旅のポイントを紹介します。
今回チャレンジしてくれたのは番組のアンケートに投稿してくれた…今日も話してたんですけど…鎌倉の著名な観光地ばかりを訪れていたという2人。
今回はこれまでとは違った旅に挑戦します。
2人のために津田さんがメモを用意してくれました。
そこにはこんなアドバイスが書かれていました。
まずは3つのポイントを押さえましょう。
観光案内所へ行くのは大切なポイントです。
その土地ならではの情報やロケーションを教えてもらう事ができるからです。
おはようございます。
旬の情報は是非チェックして下さい。
駅を離れる前にもう一つポイントがあります。
タクシー会社の電話番号を携帯電話の写真に撮っておくと便利です。
交通の便が悪い場所や途中で疲れた時に使えます。
少し遠くまで足を延ばすなら公共の交通機関を上手に利用しましょう。
電車やバスなどの乗り放題チケットが便利です。
今回はまず電車を利用します。
(車内アナウンス)「次は由比ヶ浜由比ヶ浜でございます」。
2人の目的はここ鎌倉でもあまり知られていない神社を訪ねる事です。
地図を見て場所の見当はついていますが…。
迷ってしまいました。
路地の先に鳥居を見つけました。
ちらっとしか見えないけど。
境内には急な階段がありました。
ここは奈良時代から続く鎌倉でも古い神社の一つ。
観光地とは一味違った静寂な趣。
実は川端康成の小説の舞台になった場所なのです。
訪れて初めて分かる魅力。
住宅街の向こうに海が望めました。
次は観光案内所が薦めてくれた新緑。
緑の多いスポットを歩きます。
そうね木が多いから。
トンネルを抜けると見えてきたのが…。
加賀藩主・前田家の別邸だった鎌倉文学館です。
鎌倉にゆかりのある文学者が残した直筆の原稿や愛用品などが展示されています。
これから暑くなる季節。
こうした施設など冷房の効いた場所を選ぶのもポイント。
熱中症対策にもなります。
室内で一息つきながら水分補給するのも大切です。
電車を利用すれば短い時間の中でも気軽に足を延ばす事ができます。
あじさい。
まだね咲いてないけど。
そして旅の楽しみは土産を買う事。
「地元のパンがお薦め」という津田さんのアドバイス。
早速探してみる事に。
うっかり通り過ぎてしまいそうな広さ1畳ほどのパン屋さん。
手作りで無添加のパンが売っています。
最近は個性的なパン屋が増えているので旅先でチェックするといいですよ。
あとこちらがねマイタケが入ったピザなんです。
パンは軽いので街歩きの途中で買っても負担になりません。
初めて挑戦した穴場を巡る街歩き旅。
いかがでしたか?楽しかったです。
いや〜何かお二人さん達成感が随分出てますよね。
楽しんでらっしゃいましたよね。
入り口は分かりにくかったですけどあの古い神社もねなかなか良かったですね。
なかなか鎌倉に行って神社に行こうといってそこを選ぶ人は少ないと思います。
大体大仏さんのとこだよね。
観光というとそうなってしまいますよね。
津田さん今VTRにありましたポイントですね。
もう一度教えて頂けますか?はい。
まずですね観光案内所で情報を入手という事なんですがこれは鎌倉のように有名な観光地であってもその日の状況例えば今日あじさいがどのぐらいきれいだとか旬な情報はやっぱり行った日に入手するという事が大事ですね。
案内所って必ず目に留まりますよね。
どこでもありますけど入った事ないですよね。
ないですね。
特にそうかも。
そのためにあるんだもんね。
そうですね。
それからもう一つはですねタクシー会社の電話番号を控えるという事なんですがこれは疲れてない時は別に大してタクシーなんて高いし乗らないという方もいるんですがほんとにバスがなくなっちゃったとかですね。
何かで電車が止まってしまった。
あるいはちょっと足が疲れちゃったからもう車で帰りたいななんていう時にその時調べるってどうですか?これ分かりますよね。
街歩きだと何か頑張っちゃって知らないうちにとんでもない遠い所まで行っちゃうじゃないですか。
景色見てるんで。
そうです。
まず駅で写真を撮る。
駅で写真を撮るってのは…。
だって簡単じゃないですか。
じゃなきゃ書いとけばいいんだよねメモで。
そうです。
街歩きなのに乗り放題チケットを買うってありましたね?特にこれから少し蒸し暑くなって夏になるとですねこれ以上は歩くのつらいなとかってなった時にでもせっかく来たんだからもう少し歩きたいという時ですね。
ある部分は効率的に乗り物を使う。
バスだったり電車だったりですね。
鎌倉のような観光地でなくてもあるもんですか?都内でも都営バスだとか電車に乗る時にそういうものもありますのでちょっと調べて活用なさるといいと思います。
僕なんか駅弁が大好き人間なんですよ。
どっか地方行った時になかなか各駅停車みたいな電車乗らないじゃないですか。
たまたま時間があったらそれでもってどっか行って駅弁を買うという事だって楽しめますよね。
いいですね。
それからもう一つはですねお土産を買って帰ってくる。
特に今お薦めなのが地元のパン屋さんです。
今増えましたよね。
あちこちにパン屋さんがね。
またおいしいんですよねどこ行ってもパンが。
手作りでおいしくなってますよ。
天然酵母とかいろいろその土地そのお店の味がありますもんね。
あと荷物にならない。
軽い!重さが…という先ほど。
軽いというのはあるかもしれませんね。
女性は助かるかもしれないです。
それからねみそとかしょうゆ地元のお塩とか。
それもいいですね。
土地土地で味違いますものね。
これは小さいこのぐらいの…。
ありますね。
そんな大きくなくてもいいんですね。
はい。
このぐらいのおみそとか。
実は視聴者の皆さんも手作りの街歩き旅というのを楽しまれてる方がいらっしゃいます。
ヨネスケさんこれ何だか分かりますか?橋の模様じゃないの?実はこれマンホール。
え?これはねマンホール。
上から見たところ。
これは富士山のマンホール。
黒川さんマンホールウォッチングを楽しみながら街歩きをしてるんだそうです。
え〜面白い。
凝ったマンホールがあるんですよ。
あるんだ。
あんまり下向いてないからね。
でもこれは出会いたいですね。
こちらは渓流の近くで魚が描かれていたマンホールを見つけた。
かわいい。
郡上市だそうですね。
かわいいですね。
こちら。
ゾウさんですね。
マンモスじゃないですよ。
もっと前にいたナウマンゾウの化石が発見されたという町ではこんなマンホールを見つけたりとその土地土地の特色をマンホールから知る事ができるんだそうです。
はあ〜なるほどね。
だから1つさっきも言った目的を持てばいいんだ。
そうです。
何でもいいんだ?はい。
マンホールもOKだし。
楽しい。
続いてもう一方神奈川県川崎市にお住まいの北野紀代美さんの場合です。
街歩きのコースはまず目指す銭湯を決めてからコースを決めて道のりを楽しむんだそうです。
もうゴールが決まってるんですね。
でも銭湯今目立つようになりましたね。
周りの景観と違ってきれいに日本の屋根が瓦屋根が見えてきます。
もう一ついいのは煙突見りゃあ分かる。
(津田)確かにそうですね。
まさに。
街歩きに北野さんが必ず持っていくのがこちら。
ショルダーバッグありますよね。
それから靴が厚底の歩きやすそうなもの。
そしてサングラス!これは紫外線対策かと思いきやですねお風呂に入りますから風呂上がりに化粧をしたくないんでこれが絶対に必要なんだそうです。
女性はね。
計画を立てずにヨネスケさんがおっしゃったとおり煙突を目指して歩く。
こっちだ!こうやってテーマを持って楽しむのもいい楽しみ方というかいい事ですよね。
そうですね。
テーマはだから何でもいいという事ですまず。
これでなければいけないとかはないんで自分が行きたい所やりたい事。
何かそれをヒントにして決めて下さい。
そうすると印象に残るんです。
帰ってきてから。
いろんな楽しみ方があるという事ですけれども健康的に脚を鍛えるというのを目的に街歩きを行っているという自治体もあります。
ご覧下さい。
京都市西京区。
ここでは健康を意識した街歩きが行われています。
地図には全部で8種類のコースや見どころが紹介されています。
さらに歩行距離や所要時間男女別の消費カロリーまで掲載されているのです。
この日は区が主催する年に1度のウォーキングツアー。
今年で8回目を迎える人気のイベントです。
50代から70代を中心に100人近くが参加しています。
皆さん歩き方にもこだわりがあるようです。
街歩きのスタートです。
この日は宿場町の面影を残した町並みや神社などを巡る4.5キロのコースを歩きます。
持ち物はリュックやショルダーバッグに収め腕を元気よく振って歩いています。
向かったのは江戸時代に宿場町として栄えた旧山陰街道沿いの一角。
こちらは参勤交代の大名がかつて宿舎として使っていた本陣です。
これらは今でも住居として使われています。
参加者の多くは地元の人たち。
ここへ歩いて訪れた事はあまりなかったようです。
かつて大名たちが通った上り坂です。
健脚自慢の皆さん坂道を上る時は太ももだけでなく背中やすねの筋肉も鍛えられます。
他にも神社や史跡を巡りながら坂を上ったり下ったり…。
地元の隠れた名所を巡りながら脚を鍛える事ができるのです。
このグループは1時間45分でゴールに着きました。
4.5キロ歩かれましたので…。
ありがとうございます。
「よく歩いたで賞」!記念品は4.5キロ歩いた事を証明する賞状です。
ありがとうございました。
(取材者)疲れてないですか?今のとこ。
でもみんなとしゃべりながら歩くというのは楽しいですよね。
楽しいですよね。
何か「遠足」という響きを久しぶりに聞きました。
そうですね。
楽しいな。
遠足ですね。
こうした健脚を意識して歩く時のポイントというのをですねこちら。
ウォーキングに詳しい松本大学大学院教授の根本賢一さんに伺いました。
疲れない歩き方についてのポイントです。
まず手は握らず開いて肩の力を抜きます。
腕を大きく後ろに振る事で猫背になりにくくなります。
おなかに力を入れ上体がぶれないように意識して下さい。
膝への負担を減らすためになるべく膝を曲げないようにします。
歩幅を大きくすると運動量が増しますよ。
ヨネスケさん実践してらっしゃる事はありますか?これ一番下の「歩幅は大きく」というのは結構…。
あっ私も意識します。
「手は開く」というのはね。
そうなんですよ。
これ私忘れてました実は。
だけど「あ〜そうか」って思ったんですけど。
確かにこうやって歩いてました。
あと私やってないなと思ったのは後ろに振る事を意識する。
胸を前に出す事を考えると腕って自然に後ろに…。
でも後ろの人にぶつからないように。
そう!そして街歩きに持っていくと便利なものを津田さんにまとめてもらいました。
まずは健康保険証。
途中でけがをしたり具合が悪くなったりする事もあるので是非持参しましょう。
そして45リットルのゴミ袋。
これは穴を開けて頭からかぶると急な雨の時に雨具として使えます。
またレジャーシートの代わりにもなるので便利です。
熱中症対策のための帽子や日傘。
緑の多い場所に行く時は携帯用の虫刺され薬も持っていきましょう。
さらに飲み物は2本持っていくといいですよ。
1本は普通の冷たいお水でいいんです。
もう1本は凍らせておくんです。
これから夏場はいいですね。
(ヨネスケ)なるほど。
本当にもう大変になっちゃったら首を冷やすために。
それでタオルか何か…。
そうです。
あとリンパをすぐ冷やせますよね。
両脇と付け根ですね首と冷やせます。
よくある500ミリリットルぐらいのペットボトルを2本。
はい。
ヨネスケさんは何か歩く時に持っていらっしゃるものありますか?僕は必ず携帯電話。
これほら歩数計が出てるじゃないですか。
はい入ってますよね大体。
ついつい無理してすごい頑張っちゃう時があるんでこれでいうと7,000歩くらいだな。
このくらいの時間だな。
じゃあそろそろ帰ろうかとかね。
いいですね。
結構無理しちゃうんですよ。
すごく暑くなっちゃってもうこれは無理って思った時に旅行じゃないんで街歩きなので引き返す勇気。
つまりまた行けばいい訳です明日にでも。
なのでそのままずっと続けるのではなくてまず無理しなく引き返すという勇気を持つ事も重要です。
もうほんとに夜でもいい訳ですよね?もちろんそうです。
涼しいからいいんです。
これからねそうですよね。
夕方からの旅もあります。
街歩きも。
横浜なんか人も少なくなった頃に歩き始めると本当にいいです。
ビルの夜景とか各お宅の夕食時の…。
いいですね香りも。
香りとかそういう…。
やっぱり夕食時に行く訳ですね。
明かりとかそういうのもいいしね。
はい。
何かいいです。
生活感がかいま見られるというんでしょうか。
いろいろとヨネスケさんどうでした?目的ある旅が思いつきそうな…。
そうですよ。
だから1つを持てばいいんだというところがすごい勇気を与えてくれますよね。
よかったです。
じゃないと「え〜街歩きと言ったって何の目的持っていいのか分かんねえしな。
ただ歩いたら面白くないし」というか。
何でもいいんだよという。
はいそうです。
どんな事でもいいです。
小さな事でもいいし。
(ヨネスケ)その何でもいいってのは意外や意外どんどん広がってくるような感じしますよ。
広がりがいいんですね。
だんだんだんだん1つじゃなくて大きくなっていきます目的も。
距離も延びていきます。
面白いな。
おのずと延びます。
まずはお好きなものから探していくという事ですね。
ヨネスケさん津田さん本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
さて風吹さん今日のお茶は?懐かしいですねこれ。
静岡県東部で作られる煎茶の一種ぐり茶です。
旅にはね。
今日のテーマに合ったお茶を出しました。
どうぞ。
…といっていつもつぐんですけど今日は自分で。
何か横にお弁当が欲しいですよね。
最近見ませんねこれ。
これは見ませんね。
アツアツ…。
熱いので気をつけて下さい。
いや〜懐かしい。
いやすごく熱いです。
こんな色だったんですね。
うっすら…熱いですけども。
懐かしいですよね。
この持つところが針金だったんですね。
本当にねよってありますね。
懐かしい。
懐かしい。
かわいいですねこうやって見ると。
頂きます。
はい。
う〜ん懐かしい。
さて続いては視聴者の皆さんからお寄せ頂いたお便りをご紹介する「私の団塊スタイル」です。
「私は55歳で早期退職し中型バイクの免許を取り2年間ユーラシア大陸横断の1人旅に出かけました」。
あら〜すごい。
たくましいですね。
バイクですね本当に。
「泊まった安宿ではいつも最高齢でしたが世界中の若者と話ができ貴重な体験でした。
人も風景もそこにしかない良さがあります。
いったん帰国しましたがもっと世界を見てみたいと思い再び今年の6月からヨーロッパを旅しています」。
また旅に出たんですね。
「来年は南米を走る計画も練っており探求心は膨らむばかりです」。
楽しいでしょうね。
何かとってもいい体してらっしゃいますよね。
ありがとうございました。
「私の団塊スタイル」では皆様から写真とお便りを募集しております。
趣味や仕事に打ち込んで輝いているという姿をご紹介したいと思っています。
皆様からのご投稿お待ちしています。
風吹さん今日は街歩き。
街歩き。
私も本能的にたぶん子供の時から歩くのが大好きだったので街歩きは何となく自然に身につくというと変ですけど自分の目的でいろいろ歩く事ができるんですけど。
でもいつも歩いている所でも新たな発見をするのが楽しい。
目的を持つんだと。
目的を持つというのがね。
何かいろいろできそうでしたよね。
ありますよありますよ。
「こんなうちが建ったんだ」「この土地はどんなうちが建つんだろう」という見て歩くだけでも同じコースが楽しくなりますよね。
また若い時は見えなかったものがこの年になると歩いていて見えるようになってくるという事もねあるかもしれないなと思ってお話聞いていました。
おいしい。
もう1杯。
熱い熱い!2015/07/10(金) 11:00〜11:45
NHKEテレ1大阪
団塊スタイル「健脚!街歩き旅」[解][字][再]
今回は、歩いて楽しむ日帰りの“街歩き旅”の魅力をお伝えする。京都、鎌倉などの観光地での“街歩き”の楽しみ方やプランのたて方、必携品などを紹介。人気の理由を探る。
詳細情報
番組内容
旅好きの団塊の世代。最近では歩いて楽しむ日帰りの旅が人気だ。カルチャー教室の講座では、東京神田界わいの古書店街や古い建造物を訪れるツアーが行われ、60代の女性に人気だ。また、京都では“健脚”を意識して、地元の史跡などを巡る“街歩き”が行われ地域のシニアが大勢参加している。番組では、“街歩き”の魅力を伝えながら、プランのたて方や必携品などを紹介。他にも、鎌倉などのおススメ街歩きコースをお伝えする。
出演者
【ゲスト】ヨネスケ,【解説】旅行ジャーナリスト…津田令子,【司会】風吹ジュン,高橋淳之,【語り】バッキー木場
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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