あさイチ 2015.07.10


生字幕放送でお伝えしますおはようございます。
井ノ原⇒7月10日金曜日の「あさイチ」です。
きょうは国会中継のため8時55分までの放送です。
ヘヘ、よう〜。
「ドラゴンボール」の悟空。
元気だったか?メーテル!メーテル!「銀河鉄道999」の鉄郎。
そして、現在、NHKで放送中のキャラクターたち。
あらあらあら、どうしたの?元気ないモグわね。
何これ?本当においしい。
あっはっは。
これらの声を生み出してきたのは…私、大好きなの。
ちょっと食べてみて。
50年以上のキャリアを持つ野沢さんが演じたキャラクターはほかにも…「ゲゲゲの鬼太郎」の鬼太郎。
「あらいぐまラスカル」のラスカルも野沢さんって知ってました?さらに「いなかっぺ大将」の風大左衛門。
「ど根性ガエル」のひろしなどなんとその数1万以上!でも〜。
え〜、うっそ〜!いったい何でなの〜?そもそも、野沢さんは…すでに活躍していた高校生のころには。
当時は、俳優としてテレビドラマの生本番にも出演。
今では考えられないようなハプニングの連続だったとか?その後ある少年との出会いがきっかけで声優の道へ進むことに。
それから半世紀以上がたち今の夢は、なんとギネスブックに載りた〜い!どんな記録を目指していらっしゃるんですか?ゲストは声優の野沢雅子さんですよろしくお願いします。
野沢⇒よろしくお願いします。
ギネスブックの話が出ていましたけれど今、申請したら何かしら3つ、4つ載るんじゃないですか。
載りませんよ。
何でギネスブックに載りたいんですか?長年やっているということで。
声優さんをいちばん長くやった人ということですか?キャラクターだけでも1万以上ですから載るんじゃないですか?載りませんよ。
これからご紹介しますけれど皆さんからこの声で育ちました、とかどんな声が聞けるんでしょうかとたくさんいただいています。
きょうもファックス、メールこちらまでお寄せください。
野沢さんのキャラクターの思い出もありますし声優さんのお仕事についての質問などなんなりとお寄せいただければと思います。
そして後半には野沢さんともゆかりのあるこの方。
アニメソング界の巨匠ささきいさおさんが登場してくださいます。
ささき⇒おはようございます。
元気に歌います。
よろしくお願いします。
あの歌、この歌をご披露いただきます。
やばいですね。
すごいことになっていますよ今。
先ほど野沢さんのギネスブックの話がありましたが演じられたと主なキャラクターだけなんですけれどまとめてみました。
日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」は1953年から始まりまして50年以上にわたって数々の人気キャラクターを演じ続けていらっしゃいます。
とにかく野沢さんのキャリアイコール日本のアニメーションの歴史とも言えるんですけれどいろいろ懐かしいのもあります。
私、意外に風大左衛門が好きなんですよ。
そうですか。
風大左衛門の声で
風大左衛門だぞ!懐かしいようよみがえってきた。
イノッチは?やっぱり鬼太郎聞きたい。
鬼太郎の声で
お父さん、茶わん風呂が沸きましたよ。
いいですね。
ものすごくぜいたくな時間ですよ。
ずうずうしく。
「ど根性ガエル」のひろしもすごく好きだったんです。
ひろしの声で
おじさん俺、腹減ったすし食わせててくれよ。
ぱっと出てくるのはどうなんですか?どうだったっけなみたくならないんですか。
ならないですね。
なんでですか。
人によっては何もないとできませんという方もいらっしゃるんですけれど私はなんとかと言われると即人物になるというか。
何なんでしょうね。
キャラクターをしっかり作り込んでいたのが、よみがえるんですか。
すぐに私の中でやったキャラクターは生きているんだと思います。
だから言われたらすぐにそこにその人が出てくるんですね。
鬼太郎も、先ほど声を聞かせていただきましたけれど「ゲゲゲの鬼太郎」は1968年で当時は声優さんということばがなかったそうですね。
なかったんです。
いろいろ雑誌のインタビューがあるときに声優さんですねと言われるんですよ。
私、違います声優ではありません舞台女優ですと偉そうに言っていました。
劇団にいたものですから。
今でさえ最初から声優さんを目指している方がいますよね。
声優というのはいなかったんですか?声優ということばがなかったんです。
初めては洋画だったんです。
生本番です。
生本番はどんな感じなんですか?大変です。
私、若かったから二十歳ぐらいだったから怖いもの知らずでできるんですけれど舞台をやっていたから舞台をやっていても30代くらいになってくると間違えたら、そのままとちったら全国に流れてしまうじゃないですか。
だからプレッシャーだったと思うんですよね。
ゆっくり言うと、せりふをどんどん向こうは進んでいるじゃないですか。
私の少年が大人になってしまったとか。
ハプニングも相当あったんですか。
どんなことがありましたか?ハプニングといえばお手洗いに行ってしまって本番に戻ってこないんですよ。
誰がですか?そういう人がいたんですよ。
共演者の方ですか?どうしたんですか?そうするとどうすると思うでしょう。
その辺で年齢が上の人が班長さんみたいになって言われるじゃないですか。
指をさされたら班長さんだなと思ったら台本に目を落として指されないように違う人がやっていたんですね。
その方も本番中にトイレへ行くのもすごいですよね。
すごいですよね。
帰ってこないんですもの。
とちったどうするんですか。
そのまま流れるんです。
しょうがないんです。
言い直すんですか?言い直さない人もいますよね。
そのまま。
それでと言って続ける人もいますよね。
余裕が出てきたらアドリブもあったんですか。
アドリブはなかったような気がする。
生放送だから。
始まったばっかりでしょう?そういうものがなかったから。
ドラマだけだったでしょう。
洋画に声をあてるなんていうことはなかったから。
ドラマも経験されたんですよね。
そうです、最初はドラマですから。
生放送のドラマは姿も出てしまうじゃないですか。
どんな感じなんですか。
それは楽というと変ですけれど劇団だから慣れているんですよねわりとね。
生本番と同じじゃないですか、舞台というのは。
生でアフレコをするよりは余裕があったんですか?そうですね。
先ほど声優ではなくて舞台女優とおっしゃっていましたけれどでも「ゲゲゲの鬼太郎」とか大変なヒットですよね。
どんなふうに思われましたか?アニメーションですからねアニメーションでこんなにヒットして何なんだろうと訳が分からなかったです。
イベントがあるといわれてイベント?と思いました。
今ないじゃないですか劇団なんかではイベントなんていうのはね。
舞台だけしかありませんから。
出て行って鬼太郎のせりふを言うとか、みんなの前で最初のときに私忘れもしないのがデパートの屋上でイベントがあったんですよ。
初めてだったらしくて。
顔が大きいんですよ、鬼太郎の顔が。
これをやってくださいと言われて私がですか?と言ったら持ち上がりもしないんですよ。
やめてくださいこんなものをかぶったらせりふが言えません、立ち上がれませんよと言ったんです。
一生懸命探して、中に入る人を。
本番は自分で入ってやれ、と言われたんですか。
みたいだったんですよ。
できると思ったんでしょうかね。
初めてだから分からなかったんでしょうね。
びっくりしました。
今はすごく軽いらしいんですけれど。
何で作っているのかは分かりませんけれど、重かったですよ。
動かなかったんです。
こんなものをかぶったらひっくりかえっちゃいますよ。
動いてしゃべってなんてできませんよね。
とんでもないです。
誰か入れる人を決めて外でしゃべるみたいな感じですか。
袖で見ながらしゃべっていました。
子どもたちもそれぐらい好きだったということですよね。
ファンレターもたくさん来たということですよね。
お友達だと思ったんでしょうね。
最高ですよね。
人気といえば「銀河鉄道999」の鉄郎も。
右が映画版ですね。
左がテレビ版です。
映画版になると急にハンサムになってしまうんですよね。
声は変わるんですか。
年齢が変わっていますから自然と変えています。
声変わりしそうなぐらいな感じですよね。
やっていただいてもよろしいですか?
テレビ版の鉄郎の声で
ねえ、メーテルという感じです。
映画版の鉄郎の声で
ねえ、メーテル。
という感じです。
成長している男の子になってる。
「あらいぐまラスカル」も。
ラスカルってさ、せりふというか。
これは私オーディションを受けたんですよ。
私、実はディレクターが違う番組のピノキオの話があったんですけれどそのディレクターをやっていて私はピノキオをやっていて終わるとお茶を飲んでいろんな話をしていたんですよね。
コミュニケーションできょうはいけないんですよと言ったら、どうして?といったらオーディションがあるというんです。
何のオーディションかと聞いたら「あらいぐまラスカル」のオーディションだと言われたんです。
この動物はしゃべるのときからしゃべらないって言って鳴くだけだというんです。
私、受けさせてと言ったら断られたんです。
鳴くだけだから受けたいと言ってそれで受かったんですよ。
受かってみたらアライグマの鳴き方が分からなかったんです。
受かったら、分からないしなと思って動物園に通いました。
10日ぐらい通いました。
アライグマを見に行ったんですか。
この子は鳴かないんですよ。
全然鳴かないですよ。
なんて子だろうなと思いました。
全然鳴かなくて10日目ぐらいに鳴かなかったと思って動物の番組が大好きで「野生の王国」を見ていたらちょうど中ぐらいまできたときに画面に、ほら穴があって土が凸凹したものがあってなんの動物もいないのにと思って見ていたら左のほうからちょこちょこと、アライグマが出てきて。
中央のちょっと過ぎたあたりでちょっと鳴いたんですね。
これだ!と思ってインプットして。
それでラスカルをやりました。
ラスカルの台本に必ずスターリング君がいるんですけれどねえ、ラスカルどこかに行きたいというとミー、と書いてあるんですよ。
ミーのところに僕公園に行きたいとか。
自分でせりふを書いたんですか。
スターリングがラスカル、何が食べたいというとラスカル、ミーと書いてあるところに氷砂糖が食べたいとか書いておくんです。
そんな気持ちでいました。
ラスカルの鳴き声
その中には、自分の中では食べたいよという意味をつけていたということですね。
ラスカルの鳴き声
氷砂糖が食べたいという感じで。
公園に行きたいとか。
そのハードルの高さを求めてオーディションを受けたかったんですか?せりふだったら表現できるでしょことばで。
人間ですからね。
それはできるけど鳴き声だけでというのは大変じゃないですか。
それが表現できるというのはものすごく勉強になると思って。
しばりがあると大変だけれど、そこを目指したということなんですね。
きょうは「あさイチ」さらに、実際に生で声優を実演していただこうということで声優セットをご用意いたしました。
移動していただいてもよろしいですか。
声優セットといってもスタジオにマイクがあるだけなんですけれど。
よくマイクの前に立ちますよね。
どんなふうにとっていらっしゃるか分からないですよね。
大体こぶし2つ分ぐらいですね。
そこがちょうどいい感じなんですね。
昔は丸いのがなかったんですよね。
吹いちゃうから吹かないようにしていました。
吹かないように自分たちで加減していたんです。
今はそんなことをしなくてもいいけれど、昔は計算してやっていたんですね。
若い人は常に怒られていました。
吹いているぞ、と言われました。
これでやっていらっしゃったということなんですね。
「ドラゴンボール」?やっていただこうかと思っています。
「ドラゴンボール」は途中からどんどん増えていきましたよね。
子どもが生まれたりしてね。
最初は小さかったんですよ悟空も。
それがだんだん大人になって子どもまでできちゃって結婚してるなんてびっくりしました。
前の週まで結婚していないですからね。
突如、今週は結婚して子どもがいるの、という感じで。
こんなこと聞いていいか分かりませんが3人分お金をもらえるんですか?欲しいですよね。
ないですよね。
1人分ですよ。
それは大変ですよね。
きょうは悟空と長男の悟飯悟天君なんですけれど3役をやっていらっしゃるんですが、普通は悟空をとって次、悟飯をとってとやるんですけれど3役一緒にやるんですよね。
3人一緒のシーンのときもやるんですか。
後輩にやらないでくださいと言われているんですけれど迷惑だと言われていますけれど。
あと2人は1人でとるんです。
3回とるわけですよね。
悟空はみんなでとって悟飯が終わってから1人とってそのあとにまた悟天をとるという感じなんですけれど私は一気にとってしまいます。
映像をお借りしてきましたのでそうなんですか?3人を実際にやっていただけないかということで台本をご用意しました。
台本はその位置なんですね。
映像を流してもよろしいでしょうか。
はい、大丈夫です。
お願いします。
悟天⇒だめだ!やっぱり兄ちゃんには、かなわないや。
悟飯⇒そりゃ悟天より長い間修業しているもんな。
でも、悟天だってなかなかだよ。
悟天⇒お父さん本当に武道会に来るかな?悟飯⇒悟天、お父さんに会うの初めてだったな。
悟空⇒ヘヘ、よう!悟天⇒うん?お父さん?お父さ〜ん!悟空⇒元気そうだな。
オラに似て強そうだ。
はっはっは!悟天⇒わーい!あははは!
拍手
すごすぎますよ。
本当に全部違う。
今、感動しました。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
絵が出てくるとどうして?と言われても分からないんですよ、説明ができないんです。
計算はしていないんですか?していません。
絵を見たら自然に出てきます。
すごいですね。
キャラクター作りもそうです。
どうやるんですか?と言われても最初から。
いろいろあるんですよ役作りって。
大体がこういう性格だからこんなふうにいこうと決めてくるのが大体なんですけれど私はインスピレーションというんですか絵を見て、マイクの前に行く間に入っていってその出た声がきょうまでディレクターとかプロデューサーとかいろいろいますよね、原作者とか。
こういう感じでいってくださいと言われたことがないんです。
お任せなんですね。
たぶん合っているんだと思うんですよね。
それでいってくださいと。
結構「ドラゴンボール」だと動くシーンが多いじゃないですか。
そういうときは臨場感みたいなものは、どうやって出しているんですか。
動いたりすることもあるんですか。
動かないですよ。
動くとマイクから外れてしまいますから。
心の中で動いているんだと思います。
かめはめ波もそうですか?かめはめ波は台本を持っていて台本を持ってると打てないんですよ。
ちょっと引いて。
かめはめ波!という感じですね。
拍手
しびれますね。
声がどれだけ出るんですか?声量というか。
私ね、仲間の人には怪物だと言われているんですけれど人間なんですよ。
枯れたりしませんか?全然ありません。
1回だけ。
車を運転していてクーラー大嫌いで真夏だったんですよ。
窓を開けっ放しで、渋滞してしまって全然動かなかったんです。
歌を歌っていたんですよね。
声帯に排ガスが全部付いちゃったんです。
音がなくなっちゃったんですよ全く。
それで病院に行ってもうその先生いらっしゃらなくなっちゃったんですけれど先生がみてくださって声帯についちゃったから普通の人だったら普通に出るようになるのに1年かかると言われたんですよ。
君だったら1か月で出るかなと言われて。
1か月も大変だなと思っていたらどうしようかな仕事があるしと思っていたらその日治療して僕が言うようにやってねと言われて、上を向いて声を出してと言ってそうしたら声が出たんですよ。
こんなの見たことがないと言われて。
1年、もしくは1か月というものがね。
歴史の中で1回だけですか?1回だけです。
やっぱり怪物くんでしたね。
では、こちらのほうにお座りください。
野沢さんが劇団で舞台女優として活躍されていたころの写真です。
この舞台女優をやりながら声優さんになろうと思ったんですか。
なろうと思ったことはないんですよ。
日本の小さい劇団って収入源というのがマスコミに頼るんですよね。
ないんですよ、やっぱり。
なかなかね。
だから最初のころはテレビがないころは映画ですよね。
マネージャーがいてお仕事を取ってきて行きなさい、と言われて。
ある意味、収入のためにみたいなことなんですね。
そうなんです。
舞台の稽古は先輩がいるわけじゃないですか、そこにマスコミの仕事で行くときは肩身が狭いんです。
すいません、ちょっと行かせてもらいます、行ってきますと言って行っといで、なんて言われて。
劇団のためだったりするんですよね。
そうなんです。
劇団のために行っているんだけど肩身の狭い思いをして出かけました。
人生において大きな影響を受けた先輩がいるということです。
旗和子さんとおっしゃって劇団の大先輩なんですよ。
トップ女優さんでお芝居が、もうすばらしくて賞も取ったんですよね、テレビが始まったときに、テレビの中で賞が出たんです。
そのくらいすばらしい方であるときに舞台があって、私はそのとき21歳ぐらいだったんですよ。
それで舞台のキャスティングが発表になったときにすごいおばあさんがいたんですよ。
80歳ぐらいのばあさんで砂なんかかぶって目も見えないしひどいんです。
なんと言ったらいいのかな今でいう浮浪者というかそういう役だったんです。
それが私なんです。
それで主役が23歳の女性なんです。
自分の年齢じゃないですか。
私はそれがやりたいわけです。
だって難しいですもの気が狂っているおばあさんだから。
難しいですね、役としてはね。
目も見えないし砂をかぶってしまっておばあさんだから。
役作りも大変ですね。
その方のところに行ってすみません生意気なことを言わせてもらっていいですか?いいよなんだい、マコと言われました。
私がいただいた役はこのおばあさん役はすごく難しい役だから年齢的には旗さんがやっていらっしゃる主役の女性が私の年齢に近いから私はそっちをやりたい。
旗さんだったら、すばらしいおばあさんを演じられると思うと言ったら、そうだよねとマコがやったほうがもちろん、いいに決まっているよ年齢的にも。
私にはできないのよそのおばあさんは。
私はこの女性しかできない。
マコはできるんだよと言われたんですよ。
そのことばがうれしくてそれでよし、挑戦してみようと思って私はそれをやったんですよ。
やってもちろん劇団内なんです。
原作の先生と劇団のトップの社長さんとで賞を出してくださって賞をいただいたんですね。
それがきっかけで私はどんどん上に上がっていったんです。
自信がついていったということですかね。
その方のおかげなんです。
今の私があるのはその方のおかげなんです。
そういう出会いがテーマということなんですね。
皆さんからもとにかくいろいろな質問とファックスでリクエストもいただいています。
後ほど紹介します。
続いてはこの方です。
♪〜
拍手と歓声
中谷⇒ありがとうございます。
どうぞこちらへ。
お座りください、ありがとうございました。
朝からすごい歌声を。
中谷⇒きょうは豪華ですね。
子どものときに聴いた声そのままですよ。
ささき⇒そんなことないです。
40年以上たっていますから。
ことしデビュー55周年。
実は5月に55周年のライブを行いました。
そのオープニングナレーションを野沢さんが務められたんですね。
野沢⇒そうなんです、させていただきました。
2人で。
メーテルと鉄郎。
そのやり取りのすばらしいところから、メーテルの池田さんもいらっしゃいました。
どんな感じでしたか。
野沢⇒私たちねえメーテルというところから始めました。
盛り上がっていました、55周年ということで1960年にデビューしたんですね。
当時の写真です。
10代後半ですね。
そうですね。
18ぐらいかな?和製プレスリーというふうに言われてロック歌手でデビューしました。
その後、14年後に「宇宙戦艦ヤマト」が大ヒットしました。
どんどん歌を歌っていくわけです。
アニメソングの大王というふうに言われていますからね。
そんなことないですよ。
「巨人の星」エンディングが大好きでした。
懐かしいな。
55周年ライブはチケットが即売り切れ親族もなかなか手に入らないということでした。
その人気の秘密はどんなところだと思いますか?やっぱり野沢さんたちがやってくださるすばらしい作品があってそれでアニメのイメージが残っているのと歌が一緒になって、だから何十年たってもなんか古い歌にならないというか古くさくならないというかそれは野沢さんたちのおかげです。
いえいえ、とんでもないですよ。
歌を聴いたらアニメが浮かぶし声を聞いたら、また歌が浮かぶみたいな感じなんですかね。
これだけアニメというのが印象が強く残るものだと、そのときは思わなかったんですよね。
なんか一時はやったら消えてしまうものだなと思っていたら40年たってもいまだに「999」や「宇宙戦艦ヤマト」が残っている。
すばらしいですね。
歌があって声があってということで総合的な写真で。
アニメです。
NHKにアニメソングといったら藤崎というアナウンサーがいます。
子どものころライブで覚えていたとおりに歌ってくれるのがたまらないと話していました。
意識しているものはありますか。
歌謡曲は崩してしまうようなことがありますけれどもなるべく昔のまま正確に歌おうと見ていた当時の思い出が自分の中にあります。
それを大事にしたいなと思います。
自分勝手に変えたりはしません。
いよいよタイムスリップをわれわれもしようということで1978年「銀河鉄道999」に戻りたいと思います。
準備をお願いします。
小学校5年生でしょ。
有働⇒もう、泣きましたよ。
野沢⇒小学校?別れのシーンとか。
私たちも録音しながら泣いていたんです。
つらかった、やっぱり。
別れは。
中谷⇒視聴率も20%を超えていました。
曲紹介はやはり鉄郎にしていただこうと思います。
鉄郎の声で
ねえ、メーテル。
なんか、ささきさんが「銀河鉄道999」を、歌ってくれるらしいよ。
よかったね、楽しみだね。
♪〜
拍手
野沢⇒ぜいたく。
すごいなあ。
すばらしい、ぜいたくだうれしい。
本当。
野沢さんがいたからあがっちゃったよ。
そんなそんな。
すごいコラボレーションでした。
改めてお二人に育てられたんだなと思いました。
そんな、やだやだ。
ありがとうございました。
皆さんからもメッセージです40代の方です。
メーテル!映画から35年がたちました。
私の心の中ではこの声が今でも聞こえます大好きです。
ささきさんの歌も好きです頑張ってください。
野沢さんのトークを初めて聞きました人を引き込むお話し方で人柄がにじみ出ています。
こんなにすてきな女性だとは存じませんでしたということです。
野沢さんのラスカルの声にうちのセキセイインコと飼い猫が反応していますといただきました。
声優として日頃気をつけていることもありますか?ということです。
野沢⇒全然のどは気にしたことがありません。
気にしていることは健康だけです。
ささき⇒僕は全然、お酒を飲んで騒ぐのが好きで。
ささきさんも、のどが強そうですよね。
あまり甘やかすとかえって出なくなるからね。
びしばしいったほうがいいですね。
あまりやりすぎても出ないけれどもね。
いつまでも若々しい野沢さん美の秘けつは何でしょうかということです。
のんきなのがいいんじゃないでしょうかね。
くよくよとかそういうのはしたことがないです。
どうにかなるわ、命さえあれば、という感じなんですよ私は。
強くなりたいなそれぐらい。
ささきさんは?僕は時々、どうしようかなというふうに。
長年苦労してきましたからね、この世界で。
だからやっぱりどこかにトラウマがありますからこのままいくわけないよなみたいなものが。
ええ?よたよたしながら見ながら進んでいったのかもしれない。
何をおっしゃいますか。
有働⇒ささきさんの歌に、時々口ずさんで励まされますけれども、この曲はというものはありますか。
僕自身は、大きい声で人前で歌っていますけれども、皆さんが喜んでくださったときにああ、生きていてよかった生きがいはこれだ、と皆さんに生かされているような感じです。
歌い続けていかないといけませんね。
そうですね。
私、和製プレスリーの日劇を見に行きました。
日劇でやってね。
懐かしい話ですね。
リクエストです。
「ドラゴンボール」の悟空が好きなので嫌なことがあったとき悟空に励ましてもらうという妄想をします。
例えば、まあいいじゃねえかとかそういうとき周りを頑張れとかそういうせりふを生で聞かせていただいたらこれを支えに生きていけそうですという30代の方です。
野沢⇒
悟空の声で
まあいいじゃねえか。
そういうときもあっぞ。
頑張れよな!
拍手
スペシャル録画版です。
みんなが子どもに戻れますね。
そして30代の方からです。
私の初恋は小学校1年生のとき悟空の自由さ強さに恋をしてしまいました。
ぜひオラと結婚すっかと言ってくださいこれまた妄想です。
どうなっているんだよ。
悟空の声で
オッス、おめえオラと結婚するか。
どんどんリクエストがきますね。
あれもこれもと。
なりきっちゃうんですね。
それから悟空世代のど真ん中という方でドラえもんもされていたんですか、初めて知りました。
モノクロのころだったんです。
私のとき。
かなり前だったんですけれどもちょっと出すのが早すぎたんでしょうね。
斬新すぎたんでしょうね。
2015/07/10(金) 08:15〜08:55
NHK総合1・神戸
あさイチ「プレミアムトーク 野沢雅子」[字]

プレミアムトーク 野沢雅子▽特選!エンタ 音楽「ささきいさおさん」【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子

詳細情報
番組内容
プレミアムトーク 野沢雅子▽特選!エンタ 音楽「ささきいさおさん」【キャスター】井ノ原快彦、有働由美子
出演者
【ゲスト】野沢雅子,ささきいさお,【キャスター】井ノ原快彦,有働由美子,中谷文彦

ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事

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